JP2016199000A - ラベル作成装置およびラベル作成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】テープ長方向に文字列を所定の間隔をもって繰り返し配置したケーブルラベルを作成するラベル作成装置であって、テープ長方向の最後尾の文字列が途中で切れてしまうのを防止することができるラベル作成装置およびラベル作成方法を提供する。【解決手段】入力情報に基づいてケーブルラベルLのテープ長を設定するテープ長設定部と、設定されたテープ長に達するまで、テープ長方向に、文字列を所定の間隔をもって繰り返し配置したとき、最後尾に配置した文字列が、設定されたテープ長をはみ出すか否かを判定するテープ長判定部と、を備え、テープ長設定部は、テープ長判定部により、最後尾に配置した文字列が、設定されたテープ長をはみ出すと判定された場合、最後尾に配置した文字列がはみ出さないように、テープ長を延長する。【選択図】図6
Description
本発明は、ケーブルに貼り付けるラベルを作成するラベル作成装置およびラベル作成方法に関するものである。
従来、この種のラベル作成装置として、ケーブルラベルの外周面に巻き付けて貼り付けるケーブルラベルを作成するものが知られている(特許文献1参照)。このラベル作成装置では、印刷テープに対し、印刷処理および切断処理を行って、印刷テープからケーブルラベルを作成する。また、このラベル作成装置は、ケーブルラベルとして、印刷テープのテープ幅方向に単一の文字列が印刷され、且つ当該テープ幅方向を巻付け方向として貼り付けるものを作成する。
ところで、上記従来のラベル作成装置では、テープ幅方向を巻付け方向とする構成であるため、印刷テープを変更しない限り、巻付け方向の長さを変更することができないという問題がある。また、上記従来のラベル作成装置では、巻付け方向の一の位置にしか文字列を印刷しないため、ケーブルの周方向の特定の位置にしか文字列が表示されず、見る方向によってはユーザーから文字列が確認できないという問題もある。よって、テープ長方向を巻付け方向とし、巻付け方向であるテープ長方向全域に、文字列を繰り返し配置したケーブルラベルを作成することが求められている。例えば、作成するケーブルラベルのテープ長を設定し、設定されたテープ長に達するまで、テープ長方向に文字列を所定の間隔をもって繰り返し印刷して、ケーブルラベルを作成する構成が考えられる。
しかしながら、このような構成では、図6(a)に示すように、最後尾の文字列が、設定されたテープ長をはみ出して印刷しきれず、最後尾の文字列が途中で切れてしまうという問題があった。これでは、見栄えが著しく悪くなる上、印刷した文字列が別の文字列であると誤認してしまう虞が生じる。
しかしながら、このような構成では、図6(a)に示すように、最後尾の文字列が、設定されたテープ長をはみ出して印刷しきれず、最後尾の文字列が途中で切れてしまうという問題があった。これでは、見栄えが著しく悪くなる上、印刷した文字列が別の文字列であると誤認してしまう虞が生じる。
本発明は、テープ長方向に文字列を所定の間隔をもって繰り返し配置したラベルを作成するラベル作成装置であって、テープ長方向の最後尾の文字列が途中で切れてしまうのを防止することができるラベル作成装置およびラベル作成方法を提供することを課題としている。
本発明のラベル作成装置は、ケーブルに貼り付けるラベルを作成するラベル作成装置であって、入力情報に基づいてラベルのテープ長を設定するテープ長設定部と、設定されたテープ長に達するまで、テープ長方向に、文字列を所定の間隔をもって繰り返し配置したとき、最後尾に配置した文字列が、設定されたテープ長をはみ出すか否かを判定する第1判定部と、を備え、テープ長設定部は、第1判定部により、最後尾に配置した文字列が、設定されたテープ長をはみ出すと判定された場合、最後尾に配置した文字列がはみ出さないように、テープ長を延長することを特徴とする。
この場合、文字列は、文字の並び方向がテープ幅方向となるように配置されることが好ましい。
本発明のラベル作成方法は、ケーブルの外周面に貼り付けるケーブルラベルを作成するラベル作成方法であって、入力情報に基づいてケーブルラベルのテープ長を設定するテープ長設定ステップと、テープ長設定ステップにより設定されたテープ長に達するまで、テープ長方向に、文字列を所定の間隔をもって繰り返し配置したとき、最後尾に配置した文字列が、設定されたテープ長をはみ出すか否かを判定する判定ステップと、判定ステップにより、最後尾に配置した文字列が、設定されたテープ長をはみ出すと判定された場合、最後尾に配置した文字列がテープ長をはみ出さないように、テープ長を延長するテープ長延長ステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、図6(b)に示すように、テープ長方向の最後尾の文字列イメージが、テープ長をはみ出さないように、テープ長が延長されるため、文字列が途中で切れてしまうのを防止することができる。よって、見栄えが良く且つ文字列の誤認が生じないラベル(ケーブルラベル)を作成することができる。
上記のラベル作成装置において、第1判定部により、最後尾に配置した文字列が、設定されたテープ長をはみ出すと判定された場合、最後尾に配置した文字列の半部以上が、設定されたテープ長をはみ出すか否かを判定する第2判定部と、テープ長設定部は、第2判定部により、最後尾に配置した文字列の半部以上が、設定されたテープ長をはみ出すと判定された場合、最後尾に配置した文字列全体がはみ出し且つ最後尾の1つ前の文字列がはみ出さないテープ長まで、テープ長を減縮し、第1判定部により、最後尾に配置した文字列が、設定されたテープ長をはみ出すと判定し、且つ第2判定部により、最後尾に配置した文字列の半部以上が、設定されたテープ長をはみ出さないと判定された場合、最後尾に配置した文字列がはみ出さないように、テープ長を延長することが好ましい。
この構成によれば、最後尾の文字列のはみ出し量によって、テープ長の延長しまたは減縮する構成であるため、適切なテープ長でラベルを作成することができる。
上記のラベル作成装置において、文字列は、複数行から成る文字列を含むことが好ましい。
この構成によれば、複数行の文字列も1の文字列と見做すため、行単位で文字列が途中で切れてしまうのを防止することができる。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るラベル作成装置およびラベル作成方法について説明する。実施形態では、本発明を適用したラベル作成装置を例示する。このラベル作成装置は、長尺状の印刷テープに対し、印刷処理および切断処理を施して、ラベルを作成するテープ印刷装置である。特に、本ラベル作成装置は、ケーブル(通信ケーブル等)の外周面に対し巻き付けるように貼り付けるケーブルラベル(ラベル)を作成する。
図1および図2に示すように、ラベル作成装置1は、装置ケース11により外装が形成され、装置ケース11の前部上面には、各種入力キーを備えたキーボード12が配設されている。また、装置ケース11の後部右上面には、キーボード12からの入力結果等を表示するディスプレイ13が配設されている。さらに、装置ケース11の後部左上面には、開閉蓋14が設けられている。
開閉蓋14の内側には、テープカートリッジ10を装着するためのカートリッジ装着部15が窪入形成されており、テープカートリッジ10は、開閉蓋14を開放した状態でカートリッジ装着部15に着脱可能に装着される。また、開閉蓋14には、これを閉じた状態でテープカートリッジ10の装着/非装着を視認するための覗き窓14aが形成されている。
装置ケース11の左側部には、カートリッジ装着部15と外部とを連通するテープ排出口16が形成されている。そして、このテープ排出口16には、送り出した印刷テープTを切断するためのテープカッター17が臨んでいる。
一方、図2に示すように、カートリッジ装着部15は、ヘッドカバー21に覆われたサーマルタイプの印刷ヘッド22と、印刷ヘッド22に対峙するプラテン駆動軸23と、後述のリボン巻取りリール33と嵌合する巻取り駆動軸24と、後述のテープリール31の位置決め突起25と、を有している。また、カートリッジ装着部15の下側には、プラテン駆動軸23および巻取り駆動軸24を駆動するテープ送りモーター41(図3参照)が内蔵されている。さらに、装置ケース11の内部には、後述の制御部43(図3参照)を構成する回路基板が組み込まれている。
テープカートリッジ10は、印刷テープTを巻回したテープリール31と、インクリボンRを巻回したリボンリール32と、インクリボンRを巻き取るリボン巻取りリール33と、印刷ヘッド22に対峙するプラテンローラー34と、これらを収容したカートリッジケース35と、を有している。また、カートリッジケース35には、印刷ヘッド22を内蔵したヘッドカバー21が挿通されるヘッド開口36が、上下に貫通形成されている。また、印刷テープTは、裏面に粘着剤層が形成された記録テープTaと、この粘着剤層により記録テープTaに貼り付けられた剥離テープTbとから構成されている。
テープカートリッジ10がカートリッジ装着部15に装着されると、ヘッドカバー21がヘッド開口36に差し込まれ、位置決め突起25がテープリール31の中心孔に差し込まれる。これと同時に、プラテン駆動軸23がプラテンローラー34に嵌合され、巻取り駆動軸24がリボン巻取りリール33に嵌合される。印刷テープTは、テープリール31から繰り出され、印刷ヘッド22とプラテンローラー34との対峙位置を通った後、テープ排出口16に向かって送られ、テープ排出口16から装置外部に送り出される(テープ送り経路)。一方、インクリボンRは、リボンリール32から繰り出され、印刷ヘッド22とプラテンローラー34との対峙位置を通った後、ヘッド開口36の周壁を周回して、リボン巻取りリール33に巻き取られる。このように、印刷テープTとインクリボンRとは、印刷ヘッド22とプラテンローラー34との対峙位置で重なった状態となっている。
テープカートリッジ10がカートリッジ装着部15に装着された状態で、プラテン駆動軸23および巻取り駆動軸24を回転駆動すると、プラテンローラー34およびリボン巻取りリール33が回転し、これによって、印刷テープTが上記テープ送り経路に沿って送られ、インクリボンRが上記リボン送り経路に沿って送られていく。この送り動作に同期して、印刷ヘッド22の各発熱素子を選択的に発熱駆動することで、送られていく印刷テープTに対しインクリボンR上のインクを転写して、所望の印刷を行う。また、印刷テープTの送りを一旦停止し、テープカッター17を駆動することで、印刷テープTを切断する。これら印刷処理および切断処理によって、ラベルが作成される。
次に図3を参照して、ラベル作成装置1の制御構成について説明する。図3に示すように、ラベル作成装置1は、ディスプレイ13と、キーボード12と、印刷ヘッド22と、テープ送りモーター41と、カッターモーター42と、テープカッター17と、これらを制御する制御部43と、を備えている。
ディスプレイ13は、各種入力画面や各種選択画面を表示するための表示部として機能する。キーボード12は、ディスプレイ13に表示された各種入力画面にてユーザーが各種情報を入力するための入力部として機能すると共に、ディスプレイ13に表示された各種選択画面にてユーザーが選択肢を選択するための選択部として機能する。
印刷ヘッド22およびテープ送りモーター41は、印刷テープTを送りながら当該印刷テープT上に印刷を行う印刷部として機能する。また、カッターモーター42は、テープカッター17と接続され、印刷テープTを切断する切断部として機能する。
制御部43は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)等を有し、ラベル作成装置1全体を統括制御する。そして、制御部43は、各種プログラムによって、ケーブル情報入力部51、テープ長設定部52、配置設定選択部53、文字列入力部54、印刷データ生成部56および印刷実行部57として機能する。
ケーブル情報入力部51は、貼付け対象となるケーブルCの情報を入力するための各入力画面D2、D3を表示して、ユーザーによる当該情報の入力を受け付ける。具体的には、ケーブル情報入力部51は、まず、入力情報選択画面D1(図4(a)参照)をディスプレイ13に表示して、入力情報を、ケーブルCの直径(「Dia」)と周長(「Length」)とから選択させる。その後、入力情報選択画面D1において、ケーブルCの直径が選択された場合には、直径入力画面D2(図4(b)参照)をディスプレイ13に表示して、ケーブルCの直径を入力させる。そして、その入力を受け付ける。一方、入力情報選択画面D1において、ケーブルCの周長が選択された場合には、周長入力画面D3(図4(c)参照)をディスプレイ13に表示して、ケーブルCの周長を入力させる。そして、その入力を受け付ける。
テープ長設定部52は、設定部52aと、補正部52bと、を備えている。設定部52aは、ケーブル情報入力部51の入力情報(ケーブルCの直径または周長)に基づいて、作成するケーブルラベルLのテープ長を設定する。具体的には、設定部52aは、入力情報がケーブルCの直径である場合には、ケーブルCの直径からケーブルCの周長を算出し、この周長をテープ長として設定する。一方、入力情報がケーブルCの周長である場合には、この周長をそのまま、テープ長として設定する。補正部52bは、設定部52aにより設定されたテープ長を補正するものである。補正部52bについては、後述する。
配置設定選択部53は、ケーブルラベルL上に配置する文字列の配置設定を選択するための各選択画面D4、D5を表示して、ユーザーによる、当該配置設定の選択を受け付ける。具体的には、配置設定選択部53は、反復設定選択画面D4(図4(d)参照)をディスプレイ13に表示して、文字列をテープ長方向に繰り返し配置するか(「On」)、文字列を1つのみ配置するか(「Off」)、を選択させる。そして、その選択を受け付ける。なお、文字列をテープ長方向に繰り返し配置したケーブルラベルLの作成例を図5(a)に示し、文字列を1つのみ配置したケーブルラベルLの作成例を図5(b)に示す。なお、図5(a)および(b)に示すように、文字列は、文字の並び方向が印刷テープTのテープ幅方向となるように配置される。
また、配置設定選択部53は、余白設定選択画面D5(図4(e)参照)をディスプレイ13に表示して、余白設定を、「Min」、「Short」、「Middle」、「Long」、「Tape/3」、「Tape」、「Auto」の中から選択させる。そして、その選択を受け付ける。なお、「Min」、「Short」、「Middle」、「Long」、「Tape/3」、「Tape」は、それぞれ余白の大きさを示しているのに対し、「Auto」は、テープ長設定部52の補正部52bによるテープ長の補正を行う旨を示している。
文字列入力部54は、ケーブルラベルL上に配置する文字列を入力するための文字列入力画面D6(図4(f)参照)を表示して、ユーザーによる、当該文字列の入力を受け付ける。具体的には、文字列入力部54は、文字列入力画面D6をディスプレイ13に表示して、ユーザーに当該文字列を入力させる。そして、その入力を受け付ける。なお、文字列入力画面D6では、複数行の文字列が入力可能に構成されている。すなわち、作成するケーブルラベルLには、複数行から成る文字列を配置可能であり、ケーブルラベルLに、1または繰り返し配置する文字列は、複数行から成る文字列を含んでいる。なお、複数行から成る文字列を配置したケーブルラベルLの作成例を、図5(c)および(d)に示す。
印刷データ生成部56は、設定されたテープ長と、選択された上記配置設定と、入力された文字列と、に基づいて、印刷データを生成する。例えば、反復設定選択画面D4で「On」が選択された場合には、テープ長に達するまで文字列を繰り返し配置した印刷データを生成し、反復設定選択画面D4で「Off」が選択された場合には、文字列を1つのみ配置した印刷データを生成する。また、余白設定選択画面D5で「Auto」が選択された場合には、テープ長設定部52の補正部52bにより補正されたテープ長で、印刷データを生成する。
印刷実行部57は、印刷データ生成部56により生成された印刷データに基づいて、印刷ヘッド22、テープ送りモーター41およびカッターモーター42を制御して、印刷テープTに対し印刷処理および切断処理を行う。これによって、図5に示したようなケーブルラベルLを作成する。
ここで、テープ長設定部52の補正部52bについて説明する。補正部52bは、上記反復設定選択画面D4で「On」が選択され、上記余白設定選択画面D5で「Auto」が選択された場合に、テープ長方向に繰り返し配置した文字列がテープ長をはみ出さないように、テープ長を補正するものである。すなわち、設定部52aにより設定されたテープ長をそのまま利用すると、図6(a)に示すように、最後尾の文字列がテープ長をはみ出し、当該文字列が途中で切れてしまう場合がある。これに対し、図6(b)に示すように、テープ長を補正して、最後尾の文字列がテープ長からはみ出さないようにする。具体的には、補正部52bは、テープ長判定部61(第1判定部)と、テープ長延長部62と、を有している。
テープ長判定部61は、設定されたテープ長に達するまでテープ長方向に繰り返し配置した文字列が、設定部52aにより設定されたテープ長をはみ出すか否かを判定する。具体的には、テープ長判定部61は、設定されたテープ長に達するまで、文字列入力部54により入力された文字列を、テープ長方向に所定の間隔をもって繰り返し配置したとき、最後尾に配置した文字列が、設定されたテープ長をはみ出すか否かを判定する。なお、「所定の間隔」とは、テープ長方向に繰り返し配置した複数の文字列を、1連の文字列ではないと認識できる最小の間隔である。
一方、テープ長延長部62は、テープ長判定部61により、最後尾の文字列が、テープ長をはみ出すと判定された場合、最後尾の文字列がはみ出さないように、テープ長を延長する。すなわち、テープ長を延長して、最後尾の文字列全体が印刷されるようにする。なお、図6(b)に示すように、ケーブルラベルLの尾端の余白M1が、ケーブルラベルLの前端の余白M2と同一となるように、テープ長を延長することが好ましい。
ここで図7および図8を参照して、ラベル作成装置1によるケーブルラベルLのラベル作成動作について説明する。図7に示すように、ラベル作成装置1は、まず、ケーブル情報入力部51により、入力情報選択画面D1を表示する(S1)(図8(a)参照)。これに対し、ユーザーは、キーボード12により、入力情報を選択し、ラベル作成装置1は、ケーブル情報入力部51により、この入力情報の選択を受け付ける。
入力情報の選択を受け付けたら、選択された入力情報が、ケーブルCの直径であるか、ケーブルCの周長であるかを判定する(S2)。選択された入力情報が、ケーブルCの直径であると判定された場合(S2:A)には、ケーブル情報入力部51により、直径入力画面D2を表示する(S3)(図8(b)参照)。これに対し、ユーザーは、キーボード12により、ケーブルCの直径を入力し、ラベル作成装置1は、ケーブル情報入力部51により、この直径の入力を受け付ける。
一方、選択された入力情報が、ケーブルCの周長であると判定された場合(S2:B)には、ケーブル情報入力部51により、周長入力画面D3を表示する(S4)(図8(c)参照)。これに対し、ユーザーは、キーボード12により、ケーブルCの周長を入力し、ラベル作成装置1は、ケーブル情報入力部51により、この周長の入力を受け付ける。
ケーブルCの直径または周長の入力を受け付けたら、テープ長設定部52の設定部52aにより、入力情報に基づいて、テープ長を設定する(S5)(テープ長設定ステップ)。上記したように、ケーブルCの直径が入力された場合には、ケーブルCの直径からケーブルCの周長を算出し、算出したケーブルCの周長をテープ長として設定する。また、ケーブルCの周長が入力された場合には、入力された周長をテープ長として設定する。
テープ長を設定したら、配置設定選択部53により、反復設定選択画面D4を表示する(S6)(図8(d)参照)。これに対し、ユーザーは、文字列をテープ長方向に繰り返し配置するか(「On」)、文字列を1つのみ配置するか(「Off」)、を選択し、ラベル作成装置1は、配置設定選択部53により、この反復設定の選択を受け付ける。なお、図8の例では、反復設定選択画面D4において、「On」が選択されたものとする。
反復設定の選択を受け付けたら、配置設定選択部53により、余白設定選択画面D5を表示する(S7)(図8(e)参照)。これに対し、ユーザーは、余白設定を、「Min」、「Short」、「Middle」、「Long」、「Tape/3」、「Tape」、「Auto」の中から選択し、ラベル作成装置1は、配置設定選択部53により、この余白設定の選択を受け付ける。なお、図8の例では、余白設定選択画面D5において、「Auto」が選択されたものとする。
余白設定の選択を受け付けたら、文字列入力部54により、文字列入力画面D6を表示する(S8)(図8(f)参照)。これに対し、ユーザーは、ケーブルラベルL上に配置する文字列を入力し、ラベル作成装置1は、文字列入力部54により、この文字列の入力を受け付ける。
文字列の入力を受け付けたら、反復設定選択画面D4にて「On」が選択され且つ余白設定選択画面D5にて「Auto」が選択されたか否かを判定する(S9)。そして、反復設定選択画面D4にて「On」が選択され且つ余白設定選択画面D5にて「Auto」が選択されたと判定された場合(S9:Yes)には、テープ長設定部52の補正部52bによるテープ長の補正処理(S10、S11)を行い、一方、それ以外の場合(S9:No)には、テープ長の補正処理(S10、S11)を行わずに、次の工程に移行する。
テープ長の補正処理では、まず、テープ長判定部61により、設定されたテープ長に達するまで、入力された文字列をテープ長方向に所定の間隔をもって繰り返し配置したとき、最後尾に配置した文字列が、設定されたテープ長をはみ出すか否かを判定する(S10)。そして、最後尾の文字列が、テープ長をはみ出すと判定された場合(S10:Yes)、テープ長延長部62により、最後尾の文字列がはみ出さないように、テープ長を延長する(S11)。なお、最後尾の文字列が、テープ長をはみ出さないと判定された場合(S10:No)、テープ長を延長せずに、次の工程に移行する。
テープ長の補正処理が終了したら、印刷データ生成部56により、設定されたテープ長と、選択された上記配置設定と、入力された文字列と、に基づいて、印刷データを生成する(S12)。なお、上記したように、補正部52bによりテープ長を補正された場合には、補正されたテープ長と、選択された上記配置設定と、入力された文字列と、に基づいて印刷データを生成する。
印刷データを生成したら、印刷実行部57により、印刷ヘッド22、テープ送りモーター41およびカッターモーター42を制御して、印刷テープTに対し印刷処理および切断処理を行う(S13)。これによって、印刷テープTからケーブルラベルLが作成される(図8(g)参照)。これにより、本ラベル作成動作を終了する。ここで作成されたケーブルラベルLは、図8(h)および(≡)に示すように、テープ長方向を巻付け方向とし、記録テープTa部分をケーブルCの外周面に巻き付けるように貼り付けて利用される。
以上のような構成によれば、補正部52bによって、最後尾の文字列イメージがテープ長をはみ出さないように、テープ長が延長されるため、文字列が途中で切れてしまうのを防止することができる。よって、見栄えが良く且つ文字列の誤認が生じないラベルを作成することができる。
また、複数行の文字列も1の文字列と見做す構成であるため、行単位で文字列が途中で切れてしまうのを防止することができる。
なお、上記実施形態においては、テープ長に対する文字列のはみだし量に係わらず、テープ長を延長(拡張)する構成であったが、テープ長に対する文字列のはみだし量によって、テープ長の延長と減縮(縮小)とを選択的に行う構成であっても良い。具体的には、図9に示すように、補正部52bが、第2テープ長判定部71(第2判定部)と、テープ長減縮部72と、を更に有する。そして、第2テープ長判定部71は、テープ長判定部61により、最後尾に配置した文字列が、設定されたテープ長をはみ出すと判定された場合、最後尾に配置した文字列の半部以上(半分以上)が、設定されたテープ長をはみ出すか否かを判定する。また、テープ長減縮部72は、第2テープ長判定部71により、最後尾に配置した文字列の半部以上が、設定されたテープ長をはみ出すと判定された場合、最後尾に配置した文字列全体がはみ出し且つ最後尾の1つ前の文字列がはみ出さないテープ長まで、テープ長を減縮する。さらに、テープ長延長部62は、テープ長判定部61により、最後尾に配置した文字列が、設定されたテープ長をはみ出すと判定し、且つ第2テープ長判定部71により、最後尾に配置した文字列の半部以上が、設定されたテープ長をはみ出さないと判定された場合、最後尾に配置した文字列がはみ出さないように、テープ長を延長する。かかる構成によれば、最後尾の文字列のはみ出し量によって、テープ長の延長しまたは減縮する構成であるため、適切なテープ長でケーブルラベルLを作成することができる。
また、上記実施形態においては、ラベル作成装置1に、本発明を適用したが、ホストコンピューターとラベル作成装置1とを接続して成るラベル作成システムに、本発明を適用しても良い。かかる場合、ホストコンピューターが、ケーブル情報入力部51、テープ長設定部52、配置設定選択部53、文字列入力部54および印刷データ生成部56を有し、ホストコンピューター側で、テープ長の補正処理を行う構成とする。
1:ラベル作成装置、 52:テープ長設定部、 61:テープ長判定部、 71:第2テープ長判定部、 C:ケーブル、 L:ケーブルラベル。
Claims (5)
- ケーブルに貼り付けるラベルを作成するラベル作成装置であって、
入力情報に基づいて前記ラベルのテープ長を設定するテープ長設定部と、
設定された前記テープ長に達するまで、テープ長方向に、文字列を所定の間隔をもって繰り返し配置したとき、最後尾に配置した前記文字列が、設定された前記テープ長をはみ出すか否かを判定する第1判定部と、を備え、
前記テープ長設定部は、
前記第1判定部により、最後尾に配置した前記文字列が、設定された前記テープ長をはみ出すと判定された場合、最後尾に配置した前記文字列がはみ出さないように、前記テープ長を延長することを特徴とするラベル作成装置。 - 前記第1判定部により、最後尾に配置した前記文字列が、設定された前記テープ長をはみ出すと判定された場合、最後尾に配置した前記文字列の半部以上が、設定された前記テープ長をはみ出すか否かを判定する第2判定部と、
前記テープ長設定部は、
前記第2判定部により、最後尾に配置した前記文字列の半部以上が、設定された前記テープ長をはみ出すと判定された場合、最後尾に配置した前記文字列全体がはみ出し且つ最後尾の1つ前の前記文字列がはみ出さないテープ長まで、前記テープ長を減縮し、
前記第1判定部により、最後尾に配置した前記文字列が、設定された前記テープ長をはみ出すと判定し、且つ前記第2判定部により、最後尾に配置した前記文字列の半部以上が、設定された前記テープ長をはみ出さないと判定された場合、最後尾に配置した前記文字列がはみ出さないように、前記テープ長を延長することを特徴とする請求項1に記載のラベル作成装置。 - 前記文字列は、文字の並び方向がテープ幅方向となるように配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のラベル作成装置。
- 前記文字列は、複数行から成る文字列を含むことを特徴とする請求項3に記載のラベル作成装置。
- ケーブルの外周面に貼り付けるケーブルラベルを作成するラベル作成方法であって、
入力情報に基づいて前記ケーブルラベルのテープ長を設定するテープ長設定ステップと、
前記テープ長設定ステップにより設定された前記テープ長に達するまで、テープ長方向に、文字列を所定の間隔をもって繰り返し配置したとき、最後尾に配置した前記文字列が、設定された前記テープ長をはみ出すか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより、最後尾に配置した前記文字列が、設定された前記テープ長をはみ出すと判定された場合、最後尾に配置した前記文字列が前記テープ長をはみ出さないように、前記テープ長を延長するテープ長延長ステップと、を実行することを特徴とするラベル作成方法。
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JP2019001049A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | カシオ計算機株式会社 | 印刷装置、印刷方法及び印刷装置に用いられるプログラム |
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US11550517B2 (en) | 2019-06-26 | 2023-01-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Storage medium storing control program and information processing apparatus |
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2015
- 2015-04-14 JP JP2015082289A patent/JP2016199000A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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