JP2016188444A - クリーニング装置、ドラフト装置及び紡績機 - Google Patents
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Abstract
【課題】メンテナンス性の向上を図ることができるクリーニング装置、並びに、そのようなクリーニング装置を備えるドラフト装置及び紡績機を提供する。【解決手段】クリーニング装置60は、ドラフト装置に用いられる。クリーニング装置60は、クリーナベルト68と、クリーナベルト68を送る複数のベルト送りローラ66,67と、クリーナベルト68及びベルト送りローラ66,67を、第1位置、及び第1位置と異なる第2位置のそれぞれに移動可能に支持する支持機構61と、を備える。【選択図】図4
Description
本発明は、クリーニング装置、ドラフト装置及び紡績機に関する。
ドラフト装置には、複数のトップローラに接触するクリーナベルトと、クリーナベルトを送る複数のベルト送りローラと、を備えるクリーニング装置が取り付けられる場合がある(例えば、特許文献1参照)。このようなクリーニング装置によれば、トップローラに付着した繊維片(いわゆる風綿。ただし、綿、その他の天然繊維又は合成繊維等の繊維片を含む。以下、同じ。)を除去することができる。
上述したようなクリーニング装置がドラフト装置に取り付けられていると、トップローラ周辺部の視認性が低下する。そのため、トップローラ周辺部の確認等、ドラフト装置のメンテナンスを実施する際には、ドラフト装置の運転を停止させ、場合によってはドラフト装置からクリーニング装置を取り外す必要があった。クリーナベルトの交換等、クリーニング装置のメンテナンスを実施する際にも同様に、ドラフト装置の運転を停止させ、場合によってはドラフト装置からクリーニング装置を取り外す必要があった。
そこで、本発明は、メンテナンス性の向上を図ることができるクリーニング装置、並びに、そのようなクリーニング装置を備えるドラフト装置及び紡績機を提供することを目的とする。
本発明のクリーニング装置は、ドラフト装置に用いられるクリーニング装置であって、クリーナベルトと、クリーナベルトを送る複数のベルト送りローラと、クリーナベルト及びベルト送りローラを、第1位置、及び第1位置と異なる第2位置のそれぞれに移動可能に支持する第1支持部と、を備える。
このクリーニング装置では、第1位置でクリーナベルトがトップローラに接触し、第2位置でクリーナベルトがトップローラから離間するように、第1支持部をドラフト装置に取り付けることができる。これにより、クリーナベルト及びベルト送りローラを第2位置に移動させることで、ドラフト装置の運転を継続させつつ、ドラフト装置及び/又はクリーニング装置のメンテナンスを実施することができる。よって、このクリーニング装置によれば、メンテナンス性の向上を図ることができる。
本発明のクリーニング装置では、クリーナベルト及びベルト送りローラは、クリーニングモジュールを構成しており、第1支持部は、クリーニングモジュールの端部を、10°以上150°以下の角度、回動可能に支持する第1回動軸を有してもよい。これにより、ドラフト装置及び/又はクリーニング装置のメンテナンスを実施する観点から、クリーナベルト及びベルト送りローラをトップローラから十分に離間させることができる。
本発明のクリーニング装置では、第1支持部は、第2位置においてクリーニングモジュールを保持する保持部を更に有してもよい。これにより、安定した状態で、ドラフト装置及び/又はクリーニング装置のメンテナンスを実施することができる。
本発明のクリーニング装置では、保持部は、第2位置において、クリーニングモジュールが有する第1受け部に係合するレバー部材と、レバー部材を回動可能に支持する第2回動軸と、を有してもよい。これにより、治工具等を用いずに、第2位置においてクリーニングモジュールを保持することができる。
本発明のクリーニング装置では、第1回動軸と第2回動軸とは、クリーナベルトの送り方向おいて間隔を隔てて設けられていてもよい。これにより、クリーニング装置における各部品のレイアウトの好適化を図ることができる。
本発明のクリーニング装置では、第1支持部は、レバー部材が係合する第2受け部を有してもよい。これにより、クリーニングモジュールが第1位置に配置されている際に、レバー部材を安定した状態で待機させておくことができる。
本発明のドラフト装置は、上記クリーニング装置と、ボトムローラ及びトップローラをそれぞれが有する複数のローラ対と、複数のトップローラを支持する第2支持部と、を備え、第1支持部は、第2支持部に取り付けられており、第1位置では、クリーナベルトが複数のトップローラの少なくとも1つに接触し、第2位置では、クリーナベルトが複数のトップローラの少なくとも1つから離間する。
このドラフト装置では、上記クリーニング装置によって、メンテナンス性の向上が図られる。
本発明のドラフト装置は、上記クリーニング装置と、ボトムローラ及びトップローラをそれぞれが有する複数のローラ対と、複数のトップローラを支持する第2支持部と、複数のボトムローラのそれぞれに複数のトップローラのそれぞれが接触する接触位置と、複数のボトムローラのそれぞれから複数のトップローラのそれぞれが離間する離間位置との間で、第2支持部を回動可能に支持する第3回動軸と、を備え、第1支持部は、第2支持部に取り付けられており、第1位置では、クリーナベルトが複数のトップローラの少なくとも1つに接触し、第2位置では、クリーナベルトが複数のトップローラの少なくとも1つから離間し、第1回動軸は、第2回動軸よりも、ドラフト方向において第3回動軸に近い位置に設けられている。
このドラフト装置では、クリーニングモジュールが第1回動軸を中心に開かれる側と、トップローラを支持する第2支持部が第3回動軸を中心に開かれる側とが同じであるため、同じ側から、ドラフト装置及び/又はクリーニング装置のメンテナンスを実施することができる。
本発明のドラフト装置は、クリーナベルト及びベルト送りローラが第2位置に配置された状態で、複数のローラ対によって繊維束のドラフトが行われてもよい。これにより、ドラフト装置の運転を継続させつつ、クリーニング装置のメンテナンスを実施することができる。トップローラのクリーニングが不要である場合には、クリーナベルト及びベルト送りローラを第2位置に配置し、その状態で、ドラフト装置を運転することができる。
本発明の紡績機は、上記ドラフト装置と、ドラフト装置でドラフトされた繊維束に撚りを与えて糸を生成する空気紡績装置と、空気紡績装置で生成された糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取装置と、を備える。
この紡績機では、上記クリーニング装置によって、メンテナンス性の向上が図られる。
本発明の紡績機では、クリーナベルト及びベルト送りローラが第2位置に配置された状態で、ドラフト装置が繊維束のドラフトを行い、空気紡績装置が糸の生成を行い、巻取装置が糸の巻き取りを行ってもよい。これにより、紡績機の運転を継続させつつ、クリーニング装置のメンテナンスを実施することができる。トップローラのクリーニングが不要である場合には、クリーナベルト及びベルト送りローラを第2位置に配置し、その状態で、紡績機を運転することができる。
本発明によれば、メンテナンス性の向上を図ることができるクリーニング装置、並びに、そのようなクリーニング装置を備えるドラフト装置及び紡績機を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示されるように、紡績機1は、複数の紡績ユニット2と、糸継台車3と、玉揚台車(図示省略)と、第1エンドフレーム4と、第2エンドフレーム5と、を備えている。複数の紡績ユニット2は、一列に配列されている。各紡績ユニット2は、糸Yを生成してパッケージPに巻き取る。糸継台車3は、ある紡績ユニット2で糸Yが切断されたり、何らかの理由で糸Yが切れたりした場合、当該紡績ユニット2で糸継動作を行う。玉揚台車は、ある紡績ユニット2でパッケージPが満巻になった場合、パッケージPを玉揚げし、新しいボビンBを当該紡績ユニット2に供給する。
第1エンドフレーム4には、紡績ユニット2で発生した繊維屑及び糸屑等を回収する回収装置等が収容されている。第2エンドフレーム5には、紡績機1に供給される圧縮空気(空気)の空気圧を調整して紡績機1の各部に空気を供給する空気供給部、及び紡績ユニット2の各部に動力を供給するための駆動モータ等が収容されている。第2エンドフレーム5には、機台制御装置41と、表示画面42と、入力キー43と、が設けられている。機台制御装置41は、紡績機1の各部を集中的に管理及び制御する。表示画面42は、紡績ユニット2の設定内容及び/又は状態に関する情報等を表示することができる。オペレータが入力キー43を用いて適宜の操作を行うことにより、紡績ユニット2の設定作業を行うことができる。
図1及び図2に示されるように、各紡績ユニット2は、糸Yの走行方向において上流側から順に、ドラフト装置6と、空気紡績装置7と、糸監視装置8と、テンションセンサ9と、糸貯留装置11と、ワキシング装置12と、巻取装置13と、を備えている。ユニットコントローラ10は、所定数の紡績ユニット2ごとに設けられており、紡績ユニット2の動作を制御する。
ドラフト装置6は、スライバ(繊維束)Sをドラフトする。ドラフト装置6は、スライバSの走行方向において上流側から順に、バックローラ対14と、サードローラ対15と、ミドルローラ対16と、フロントローラ対17と、を有している。各ローラ対14,15,16及び17は、ボトムローラと、トップローラと、を有している。ボトムローラは、第2エンドフレーム5に設けられた駆動モータ又は各紡績ユニット2に設けられた駆動モータにより回転駆動される。ミドルローラ対16のボトムローラに対しては、エプロンベルト18aが設けられている。ミドルローラ対16のトップローラに対しては、エプロンベルト18bが設けられている。
空気紡績装置7は、ドラフト装置6でドラフトされた繊維束Fに旋回空気流によって撚りを与えて糸Yを生成する。より詳細には(ただし、図示省略)、空気紡績装置7は、紡績室と、繊維案内部と、旋回空気流発生ノズルと、中空ガイド軸体と、を有している。繊維案内部は、上流側のドラフト装置6から供給された繊維束Fを紡績室内に案内する。旋回空気流発生ノズルは、繊維束Fが走行する経路の周囲に配置されており、紡績室内に旋回空気流を発生させる。この旋回空気流によって、繊維束Fを構成する複数の繊維の各繊維端が反転されて旋回させられる。中空ガイド軸体は、糸Yを紡績室内から空気紡績装置7の外部に案内する。
糸監視装置8は、空気紡績装置7と糸貯留装置11との間において、走行する糸Yの情報を監視して、監視した情報に基づいて糸欠陥の有無を検出する。糸監視装置8は、糸欠陥を検出した場合、糸欠陥検出信号をユニットコントローラ10に送信する。糸監視装置8は、糸欠陥として、例えば、糸Yの太さ異常及び/又は糸Yに含有されている異物を検出する。糸監視装置8は、糸切れ等も検出する。テンションセンサ9は、空気紡績装置7と糸貯留装置11との間において、走行する糸Yのテンションを測定し、テンション測定信号をユニットコントローラ10に送信する。糸監視装置8及び/又はテンションセンサ9の検出結果に基づきユニットコントローラ10が異常有りと判断した場合、紡績ユニット2において、糸Yが切断される。具体的には、空気紡績装置7への空気の供給が停止されて、糸Yの生成が中断されることにより、糸Yが切断される。或いは、別途設けられたカッタにより糸Yが切断されるようにしてもよい。
ワキシング装置12は、糸貯留装置11と巻取装置13との間において、糸Yにワックスを付与する。
糸貯留装置11は、空気紡績装置7と巻取装置13との間において、糸Yの弛みを取る。糸貯留装置11は、空気紡績装置7から糸Yを安定して引き出す機能、糸継台車3による糸継動作時等に空気紡績装置7から送り出される糸Yを滞留させて糸Yが弛むのを防止する機能、及び糸貯留装置11よりも下流側の糸Yのテンションの変動が空気紡績装置7に伝わるのを防止する機能を有している。
巻取装置13は、糸YをボビンBに巻き取ってパッケージPを形成する。巻取装置13は、クレードルアーム21と、巻取ドラム22と、トラバースガイド23と、を有している。クレードルアーム21は、ボビンBを回転可能に支持する。クレードルアーム21は、支軸24によって揺動可能に支持されており、ボビンBの表面又はパッケージPの表面を巻取ドラム22の表面に適切な圧力で接触させる。第2エンドフレーム5に設けられた駆動モータ(図示省略)が、複数の紡績ユニット2の巻取ドラム22を一斉に駆動する。これにより、各紡績ユニット2において、ボビンB又はパッケージPが巻取方向に回転させられる。各紡績ユニット2のトラバースガイド23は、複数の紡績ユニット2で共有されるシャフト25に設けられている。第2エンドフレーム5の駆動モータがシャフト25を巻取ドラム22の回転軸方向に往復駆動することによって、回転するボビンB又はパッケージPに対してトラバースガイド23が糸Yを所定幅でトラバースする。
糸継台車3は、ある紡績ユニット2において糸Yが切断されたり、何らかの理由で糸Yが切れたりした場合、当該紡績ユニット2まで走行して、糸継動作を行う。糸継台車3は、糸継装置26と、サクションパイプ27と、サクションマウス28と、を有している。サクションパイプ27は、支軸31によって回動可能に支持されており、空気紡績装置7からの糸Yを捕捉して糸継装置26に案内する。サクションマウス28は、支軸32によって回動可能に支持されており、巻取装置13からの糸Yを捕捉して糸継装置26に案内する。糸継装置26は、案内された糸Y同士の糸継ぎを行う。糸継装置26は、圧縮空気を用いるスプライサ、種糸を用いるピーサー、又は糸Yを機械的に継ぐノッター等である。
糸継台車3が糸継ぎ動作を行うとき、パッケージPを反巻取方向に回転(逆回転)させる。このときには、パッケージPが巻取ドラム22から離間するようにクレードルアーム21がエアーシリンダ(図示省略)によって移動させられ、糸継台車3に設けられた逆回転用ローラ(図示省略)によってパッケージPが逆回転させられる。
上述したドラフト装置6について、より詳細に説明する。図3に示されるように、バックローラ対14は、スライバSの走行経路を挟んで互いに対向するバックボトムローラ14a及びバックトップローラ14bを有している。サードローラ対15は、スライバSの走行経路を挟んで互いに対向するサードボトムローラ15a及びサードトップローラ15bを有している。ミドルローラ対16は、スライバSの走行経路を挟んで互いに対向するミドルボトムローラ16a及びミドルトップローラ16bを有している。ミドルボトムローラ16aには、エプロンベルト18aが架けられている。ミドルトップローラ16bには、エプロンベルト18bが架けられている。フロントローラ対17は、スライバSの走行経路を挟んで互いに対向するフロントボトムローラ17a及びフロントトップローラ17bを有している。
複数のローラ対14,15,16及び17は、ケンス(図示省略)から供給されたスライバSをドラフトしつつ上流側から下流側に走行させ、繊維束Fを空気紡績装置7に供給する。以下、スライバSの走行経路に沿った方向を「ドラフト方向」という。ドラフト方向における上流側を単に「上流側」といい、ドラフト方向における下流側を単に「下流側」という。
各ボトムローラ14a,15a,16a及び17aは、ベース51に回転可能に支持されている。各ボトムローラ14a,15a,16a及び17aは、下流側ほど速くなるように互いに異なる回転速度で駆動回転させられる。各トップローラ14b,15b,16b及び17bは、クレードル(第2支持部)52に回転可能に支持されている。各トップローラ14b,15b,16b及び17bは、各ボトムローラ14a,15a,16a及び17aに所定圧力で接触させられることで従動回転させられる。なお、クレードル52は、隣り合う一対の紡績ユニット2のそれぞれが備えるドラフト装置6の各トップローラ14b,15b,16b及び17bを回転可能に支持している。
ベース51において、バックボトムローラ14a及びサードボトムローラ15aの位置は、ドラフト方向に沿って調整可能である。クレードル52において、バックトップローラ14b及びサードトップローラ15bの位置は、ドラフト方向に沿って調整可能である。これにより、ドラフトする繊維束Fの繊維長に応じて、隣り合うローラ対14,15間の距離、及び隣り合うローラ対15,16間の距離を調整することができる。
クレードル52の上流側の端部には、第3回動軸53が設けられている。第3回動軸53は、各ボトムローラ14a,15a,16a及び17aに各トップローラ14b,15b,16b及び17bが接触する接触位置と、各ボトムローラ14a,15a,16a及び17aから各トップローラ14b,15b,16b及び17bが離間する離間位置との間で、クレードル52を回動可能に支持している。クレードル52の下流側の端部には、オペレータがクレードル52の回動操作を行う際に用いられるハンドル54が設けられている。クレードル52が接触位置に回動させられると、ハンドル54の下端部に設けられたフック55が、ベース51の下流側の端部に設けられた固定ローラ56に係合し、各トップローラ14b,15b,16b及び17bが各ボトムローラ14a,15a,16a及び17aに所定圧力で接触する状態が保持される。
ドラフト装置6には、クリーニング装置60が設けられている。本実施形態では、1つのドラフト装置6に対して、1つのクリーニング装置60が設けられている。1つの紡績機1において、1つのクリーニング装置60は、他のクリーニング装置60とは独立して設けられている。図4、図5及び図6に示されるように、クリーニング装置60は、支持機構(第1支持部)61と、クリーニングモジュール64と、を備えている。支持機構61は、クレードル52に取り付けられている。クリーニングモジュール64は、支持機構61によって回動可能に支持されている。
支持機構61は、取付ブラケット84と、第1回動軸62と、を有している。取付ブラケット84は、底壁84aと、一対の側壁84b,84cと、を有している。一対の側壁84b,84cは、互いに対向するように、底壁84aに立設されている(ここでは、底壁84aに対して直角に設けられている)。底壁84a及び側壁84b,84cは、一体的に形成されている。底壁84aは、クレードル52の取付面52aにボルト85によって固定されている。一対の側壁84b,84cは、上流側の端部において第1回動軸62を回動可能に支持している。
クリーニングモジュール64は、フレーム体65と、第1ベルト送りローラ66と、第2ベルト送りローラ67と、テンションローラ71と、クリーナベルト68と、を有している。フレーム体65は、互いに対向する一対のサイドフレーム65a,65bと、サイドフレーム65a,65b間に架け渡された接続フレーム65cと、を有している。サイドフレーム65bの上流側の端部には、第1回動軸62が固定されている。取付ブラケット84の側壁84bとフレーム体65のサイドフレーム65bとの間において第1回動軸62の周りには、コイルばね63が設けられている。コイルばね63は、クリーニングモジュール64をトップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bに近づく方向に付勢するように配置されている。
第1ベルト送りローラ66は、フレーム体65の下流側の端部においてサイドフレーム65a,65b間に架け渡されている。第2ベルト送りローラ67は、フレーム体65の上流側の端部においてサイドフレーム65a,65b間に架け渡されている。各ベルト送りローラ66,67は、サイドフレーム65a,65bによって回転可能に支持されている。テンションローラ71は、一対のアーム部材69によって回転可能に支持されている。一対のアーム部材69は、サイドフレーム65a,65b間において回動可能に支持されている。一対のアーム部材69は、コイルばね72によって、トップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bから離れる方向に付勢されている。
クリーナベルト68は、第1ベルト送りローラ66、第2ベルト送りローラ67及びテンションローラ71に架けられている。クリーナベルト68は、テンションローラ71によってテンションが付与された状態で、第1ベルト送りローラ66と第2ベルト送りローラ67との間をドラフト方向に送られる。
ミドルトップローラ16bの回転軸には、駆動部材57が固定されている。第1ベルト送りローラ66の回転軸には、駆動部材57と係合する従動部材73が固定されている。駆動部材57がミドルトップローラ16bと共に1回転すると、従動部材73が所定角度回転させられる。これにより、第1ベルト送りローラ66が所定角度回転し、クリーナベルト68が所定量送られる。このとき、クリーニングモジュール64が第1回動軸62を中心として動作し、クリーナベルト68がトップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bから一旦離間して(図5参照)再びトップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bに接触する(図4参照)。このように、クリーナベルト68は、所定量送られるたびにトップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bに間欠的に接触する。これにより、トップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bから繊維片が除去され、当該繊維片がクリーナベルト68に付着する。
フレーム体65のサイドフレーム65bには、吸引装置75が取付ブラケット76を介して取り付けられている。吸引装置75は、配管77を介して第1エンドフレーム4の回収装置に接続されている。吸引装置75は、隙間を介してクリーナベルト68に対向しており、クリーナベルト68に付着した繊維片を吸引空気流と共に回収する。
以上のように構成されたクリーニングモジュール64は、支持機構61によって、第1位置、及び第1位置と異なる第2位置のそれぞれに移動可能に支持されている。より具体的には、クリーニングモジュール64は、第1回動軸62によって、第1位置と第2位置との間で回動可能に支持されている。
第1位置は、図4及び図5に示されるように、クリーニング装置60がクレードル52に取り付けられた際には、クリーナベルト68がトップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bに接触する清掃位置である。第2位置は、図7及び図8に示されるように、クリーニング装置60がクレードル52に取り付けられた際には、クリーナベルト68がトップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bから離間する待機位置である。第1回動軸62は、クリーニングモジュール64の上流側の端部を、10°以上150°以下の角度、回動可能に支持していることが好ましく、10°以上90°以下の角度、回動可能に支持していることがより好ましい。
図7及び図8に示されるように、支持機構61は、待機位置である第2位置においてクリーニングモジュール64を保持する保持部78を更に有している。保持部78は、レバー部材79と、第2回動軸81と、を有している。第2回動軸81は、クリーナベルト68の送り方向おいて第1回動軸62と間隔を隔てて設けられている。第2回動軸81は、取付ブラケット84の側壁84bに固定されており、レバー部材79の基端部79aを回動自在に支持している。なお、第1回動軸62は、第2回動軸81よりも、ドラフト方向において第3回動軸53に近い位置に設けられている。
レバー部材79の先端部79bは、待機位置である第2位置にクリーニングモジュール64が配置された際に、クリーニングモジュール64が有する第1受け部82に係合する。第1受け部82は、フレーム体65のサイドフレーム65bに一体的に形成されている。なお、第1受け部82は、クリーニング装置60がクレードル52から取り外された際に、取付ブラケット84の側壁84bに接触することで、クリーニングモジュール64がコイルばね63によって必要以上に回転させられるのを防止する。
支持機構61は、レバー部材79が係合する第2受け部86を更に有している。第2受け部86は、取付ブラケット84の側壁84bに固定されたピン87と、ピン87に取り付けられたOリング88と、を有している。清掃位置である第1位置にクリーニングモジュール64が配置された際、或いは、クリーニング装置60がクレードル52から取り外された際に、レバー部材79の先端部79bに形成された切欠き79cがピン87に係合する。このとき、Oリング88は、レバー部材79の先端部79bを側壁84bとの間に挟むことで、レバー部材79のがたつきを防止する。
なお、各トップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bのクリーニングが不要である場合には、待機位置である第2位置にクリーニングモジュール64を配置し、その状態で、紡績ユニット2の運転を継続させることが可能である。つまり、紡績機1の各紡績ユニット2では、待機位置である第2位置にクリーニングモジュール64が配置された状態で、ドラフト装置6がスライバSのドラフトを行い、空気紡績装置7が糸Yの生成を行い、巻取装置13が糸Yの巻き取りを行うことが可能である。
以上、説明したように、クリーニング装置60では、第1位置でクリーナベルト68がトップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bに接触し、第2位置でクリーナベルト68がトップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bから離間するように、支持機構61をドラフト装置6に取り付けることができる。これにより、クリーニングモジュール64を第2位置に移動させることで、ドラフト装置6の運転を継続させつつ、ドラフト装置6及び/又はクリーニング装置60のメンテナンスを実施することができる。よって、クリーニング装置60によれば、メンテナンス性の向上を図ることができる。クリーニングモジュール64を第2位置に移動させることで、トップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bの視認性を向上させることもできる。
なお、クリーニング装置60のメンテナンスの一例として、クリーナベルト68及び/又はベルト送りローラ66,67の交換がある。クリーナベルト68及び/又はベルト送りローラ66,67の交換を行う場合には、クリーニングモジュール64を第2位置に移動させ、第2位置においてクリーニングモジュール64を保持部78に保持させる。その状態で、一対のアーム部材69をフレーム体65の接続フレーム65cに近づく方向に回動させて、クリーナベルト68に付与されていたテンションを解除し、クリーナベルト68及び/又はベルト送りローラ66,67の交換を行う。
クリーニング装置60では、支持機構61が、クリーニングモジュール64の端部を、10°以上150°以下の角度、回動可能に支持する第1回動軸62を有している。これにより、ドラフト装置6及び/又はクリーニング装置60のメンテナンスを実施する観点から、クリーニングモジュール64をトップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bから十分に離間させることができる。
クリーニング装置60では、支持機構61が、第2位置においてクリーニングモジュール64を保持する保持部78を有している。これにより、安定した状態で、ドラフト装置6及び/又はクリーニング装置60のメンテナンスを実施することができる。
クリーニング装置60では、保持部78が、第2位置において、クリーニングモジュール64が有する第1受け部82に係合するレバー部材79と、レバー部材79を回動可能に支持する第2回動軸81と、を有している。これにより、治工具等を用いずに、第2位置においてクリーニングモジュール64を保持することができる。
クリーニング装置60では、第1回動軸62と第2回動軸81とが、クリーナベルト68の送り方向おいて間隔を隔てて設けられている。これにより、クリーニング装置60における各部品のレイアウトの好適化を図ることができる。
クリーニング装置60では、支持機構61が、レバー部材79が係合する第2受け部86を有している。これにより、クリーニングモジュール64が第1位置に配置されている際に、レバー部材79を安定した状態で待機させておくことができる。
ドラフト装置6では、第1回動軸62が、第2回動軸81よりも、ドラフト方向において第3回動軸53に近い位置に設けられている。これにより、クリーニングモジュール64が第1回動軸62を中心に開かれる側と、クレードル52が第3回動軸53を中心に開かれる側とが同じになる。したがって、同じ側から(同じ作業通路側から)、ドラフト装置6及び/又はクリーニング装置60のメンテナンスを実施することができる。
紡績機1の各紡績ユニット2では、クリーニングモジュール64が第2位置に配置された状態で、ドラフト装置6がスライバSのドラフトを行い、空気紡績装置7が糸Yの生成を行い、巻取装置13が糸Yの巻き取りを行うことが可能である。これにより、紡績機1の運転を継続させつつ、クリーニング装置60のメンテナンスを実施することができる。トップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bのクリーニングが不要である場合には、クリーニングモジュール64を第2位置に配置し、その状態で、紡績機1を運転することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
クリーニング装置60は、1つの紡績機1において、全てのドラフト装置6に対して設けられていてもよいし、或いは、一部のドラフト装置6のみに対して設けられていてもよい。上記実施形態では、クリーニング装置60のクリーニング対象が、トップローラ14b,15b及びエプロンベルト18bであったが、クリーニング装置60は、複数のトップローラの少なくとも1つ(エプロンベルトを含む)をクリーニング対象とすることができる。その場合、クリーニング装置60は、第1位置においてクリーナベルト68がトップローラの少なくとも1つに接触し且つ第2位置においてクリーナベルト68がトップローラの少なくとも1つから離間するように、構成される。
上記実施形態では、クリーニングモジュール64が、支持機構61によって、第1位置と第2位置との間で回動可能に支持されていたが、クリーニングモジュール64は、第1位置と第2位置との間で移動可能であれば、支持機構61によって、回動以外の動作が可能となるように支持されていてもよい。
上記実施形態では、クリーニングモジュール64が、第2位置において、保持部78によって保持されたが、クリーニングモジュール64は、第2位置において、ピン等の治工具によって保持されてもよい。
上記実施形態では、第1受け部82が、クリーニング装置60がクレードル52から取り外された際に、クリーニングモジュール64がコイルばね63によって必要以上に回転させられるのを防止する機能を有していたが、第1受け部82は、当該機能を有する回り止め部とは別に設けられていてもよい。
上記実施形態では、クリーナベルト68に付着した繊維片が、吸引装置75によって、吸引空気流と共に回収されたが、クリーナベルト68に付着した繊維片は、ブラシ等によって除去されてもよい。
空気紡績装置7は、繊維束Fの撚りが空気紡績装置7の上流側に伝わるのを防止するために、繊維案内部に保持されて紡績室内に突出するように配置されたニードルを更に備えていてもよい。また、空気紡績装置7は、そのようなニードルに代えて、繊維案内部の下流側端部によって、繊維束Fの撚りが空気紡績装置7の上流側に伝わるのを防止するものであってもよい。更に、空気紡績装置7は、上記の構成に代えて、互いに反対方向に繊維束Fに撚りを掛ける一対のエアージェットノズルを備えていてもよい。
紡績ユニット2では、糸貯留装置11が空気紡績装置7から糸Yを引き出す機能を有していたが、デリベリローラとニップローラとで空気紡績装置7から糸Yが引き出されてもよい。デリベリローラとニップローラとで空気紡績装置7から糸Yを引き出す場合、糸貯留装置11の代わりに、吸引空気流で糸Yの弛みを吸収するスラックチューブ又は機械的なコンペンセータ等を設けてもよい。
紡績ユニット2では、機台高さ方向において、上側で供給された糸Yが下側で巻き取られるように各装置が配置されていたが、各装置は、下側で供給された糸Yが上側で巻き取られるように配置されていてもよい。
ドラフト装置6では、第3回動軸53がバックローラ対14側(すなわち、上流側)に配置されていたが、第3回動軸53は、フロントローラ対17側(すなわち、下流側)に配置されていてもよい。
紡績機1では、ドラフト装置6のボトムローラの少なくとも1つ及びトラバースガイド23が、第2エンドフレーム5からの動力によって(すなわち、複数の紡績ユニット2共通で)駆動されていたが、紡績ユニット2の各装置(例えば、ドラフト装置6、空気紡績装置7、巻取装置13等)は、紡績ユニット2ごとに独立して駆動されてもよい。
糸Yの走行方向において、テンションセンサ9が糸監視装置8の上流側に配置されてもよい。ユニットコントローラ10は、紡績ユニット2ごとに設けられてもよい。紡績ユニット2において、ワキシング装置12、テンションセンサ9及び糸監視装置8は、省略されてもよい。
図1では、紡績機1は、チーズ形状のパッケージPを巻き取るように図示されているが、コーン形状のパッケージPを巻き取ることも可能である。コーン形状のパッケージPの場合、糸Yのトラバースにより糸Yの弛みが発生するが、当該弛みは、糸貯留装置11で吸収することができる。各構成の材料及び形状には、上述した材料及び形状に限らず、様々な材料及び形状を採用することができる。
1…紡績機、6…ドラフト装置、7…空気紡績装置、13…巻取装置、14…バックローラ対、14a…バックボトムローラ、14b…バックトップローラ、15…サードローラ対、15a…サードボトムローラ、15b…サードトップローラ、16…ミドルローラ対、16a…ミドルボトムローラ、16b…ミドルトップローラ、17…フロントローラ対、17a…フロントボトムローラ、17b…フロントトップローラ、52…クレードル(第2支持部)、53…第3回動軸、60…クリーニング装置、61…支持機構(第1支持部)、62…第1回動軸、64…クリーニングモジュール、66…第1ベルト送りローラ、67…第2ベルト送りローラ、68…クリーナベルト、78…保持部、79…レバー部材、81…第2回動軸、82…第1受け部、86…第2受け部、S…スライバ(繊維束)、F…繊維束、Y…糸、P…パッケージ。
Claims (11)
- ドラフト装置に用いられるクリーニング装置であって、
クリーナベルトと、
前記クリーナベルトを送る複数のベルト送りローラと、
前記クリーナベルト及び前記ベルト送りローラを、第1位置、及び前記第1位置と異なる第2位置のそれぞれに移動可能に支持する第1支持部と、を備える、クリーニング装置。 - 前記クリーナベルト及び前記ベルト送りローラは、クリーニングモジュールを構成しており、
前記第1支持部は、前記クリーニングモジュールの端部を、10°以上150°以下の角度、回動可能に支持する第1回動軸を有する、請求項1記載のクリーニング装置。 - 前記第1支持部は、前記第2位置において前記クリーニングモジュールを保持する保持部を更に有する、請求項2記載のクリーニング装置。
- 前記保持部は、
前記第2位置において、前記クリーニングモジュールが有する第1受け部に係合するレバー部材と、
前記レバー部材を回動可能に支持する第2回動軸と、を有する請求項3記載のクリーニング装置。 - 前記第1回動軸と前記第2回動軸とは、前記クリーナベルトの送り方向おいて間隔を隔てて設けられている、請求項4記載のクリーニング装置。
- 前記第1支持部は、前記レバー部材が係合する第2受け部を有する、請求項4又は5記載のクリーニング装置。
- 請求項1〜6のいずれか一項記載のクリーニング装置と、
ボトムローラ及びトップローラをそれぞれが有する複数のローラ対と、
複数の前記トップローラを支持する第2支持部と、を備え、
前記第1支持部は、前記第2支持部に取り付けられており、
前記第1位置では、前記クリーナベルトが複数の前記トップローラの少なくとも1つに接触し、
前記第2位置では、前記クリーナベルトが複数の前記トップローラの少なくとも1つから離間する、ドラフト装置。 - 請求項4〜6のいずれか一項記載のクリーニング装置と、
ボトムローラ及びトップローラをそれぞれが有する複数のローラ対と、
複数の前記トップローラを支持する第2支持部と、
複数の前記ボトムローラのそれぞれに複数の前記トップローラのそれぞれが接触する接触位置と、複数の前記ボトムローラのそれぞれから複数の前記トップローラのそれぞれが離間する離間位置との間で、前記第2支持部を回動可能に支持する第3回動軸と、を備え、
前記第1支持部は、前記第2支持部に取り付けられており、
前記第1位置では、前記クリーナベルトが複数の前記トップローラの少なくとも1つに接触し、
前記第2位置では、前記クリーナベルトが複数の前記トップローラの少なくとも1つから離間し、
前記第1回動軸は、前記第2回動軸よりも、ドラフト方向において前記第3回動軸に近い位置に設けられている、ドラフト装置。 - 前記クリーナベルト及び前記ベルト送りローラが前記第2位置に配置された状態で、複数の前記ローラ対によって繊維束のドラフトが行われる、請求項7又は8記載のドラフト装置。
- 請求項7〜9のいずれか一項記載のドラフト装置と、
前記ドラフト装置でドラフトされた繊維束に撚りを与えて糸を生成する空気紡績装置と、
前記空気紡績装置で生成された前記糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取装置と、を備える、紡績機。 - 前記クリーナベルト及び前記ベルト送りローラが前記第2位置に配置された状態で、前記ドラフト装置が繊維束のドラフトを行い、前記空気紡績装置が糸の生成を行い、前記巻取装置が糸の巻き取りを行う、請求項10記載の紡績機。
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