Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2016175486A - ステアリング装置 - Google Patents

ステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016175486A
JP2016175486A JP2015056160A JP2015056160A JP2016175486A JP 2016175486 A JP2016175486 A JP 2016175486A JP 2015056160 A JP2015056160 A JP 2015056160A JP 2015056160 A JP2015056160 A JP 2015056160A JP 2016175486 A JP2016175486 A JP 2016175486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner pipe
energy absorbing
guide member
impact energy
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015056160A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6518099B2 (ja
Inventor
良亮 高橋
Yoshiaki Takahashi
良亮 高橋
辻 勝利
Katsutoshi Tsuji
勝利 辻
典彦 横田
Norihiko Yokota
典彦 横田
亨 伊東
Toru Ito
亨 伊東
矩行 渡邊
Noriyuki Watanabe
矩行 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamada Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamada Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamada Seisakusho KK filed Critical Yamada Seisakusho KK
Priority to JP2015056160A priority Critical patent/JP6518099B2/ja
Priority to US15/070,190 priority patent/US9540034B2/en
Priority to DE102016104951.4A priority patent/DE102016104951A1/de
Priority to CN201610153898.5A priority patent/CN105984484B/zh
Publication of JP2016175486A publication Critical patent/JP2016175486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6518099B2 publication Critical patent/JP6518099B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/19Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
    • B62D1/192Yieldable or collapsible columns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/19Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
    • B62D1/195Yieldable supports for the steering column
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/184Mechanisms for locking columns at selected positions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

【課題】衝撃エネルギの吸収特性が安定しているステアリング装置を提供すること。【解決手段】ステアリング装置(20)は、ブラケット(21)に支持されたアウタコラム(23)と、このアウタコラム(23)によって車両前後方向へ移動可能に保持されたインナパイプ(24)と、を有している。インナパイプ(24)には、このインナパイプ(24)の軸線(C2)に沿った断面視において略U字状を呈する金属製の衝撃エネルギ吸収部材(26)が設けられている。衝撃エネルギ吸収部材(26)は、基部(61)の後端から曲げられ締結機構(27)に当接可能な当接可能部(62)と、この当接可能部(62)の端部から前方に向かって折り返され変形しながら衝撃エネルギを吸収するエネルギ吸収部(63)と、を有している。【選択図】図3

Description

本発明は、テレスコ調整機構と二次衝突時における衝撃吸収機構を備え、且つ、これらの機構を同一部材で共有することができるステアリング装置に関する。
運転者が操舵するステアリングホイールの位置を前後に調節可能なステアリング装置が一般に知られている。このようなステアリング装置の1つとして、ブラケットによってアウタコラムが支持されると共に、このアウタコラムによって円筒状のインナパイプが前後方向に移動可能に保持されるものがある。このようなステアリング装置に関する従来技術として、特許文献1に開示される技術がある。特許文献1に開示された技術について、図8に基づいて説明する。
図8には、特許文献1によるステアリング装置100が示されている。なお、符号は振り直した。図8(a)を参照する。ステアリング装置100は、ブラケット101に支持されると共にボルト102が挿通されたアウタコラム103と、このアウタコラム103によって車両前後方向(図面左右方向)に移動可能に保持されたインナパイプ104と、このインナパイプ104の上面に取り付けられステアリングホイールから衝撃が入力された際に衝撃エネルギを吸収する衝撃エネルギ吸収部材110と、を有している。
衝撃エネルギ吸収部材110は、金属板が折り曲げられて形成されている。衝撃エネルギ吸収部材110は、インナパイプ104の上面に固定された基部111と、この基部111の後端から立ち上げられた立ち上げ部112と、この立ち上げ部112の上端から後方に延びる上板部113と、この上板部113の後端から立ち下げられボルト102に当接可能な当接可能部114と、この当接可能部114の下端から前方に延びインナパイプ104に衝撃が加わった際にボルト102に当接して変形しながら衝撃エネルギを吸収するエネルギ吸収部115と、このエネルギ吸収部115の前端から立ち上げられインナパイプ104の後退を規制する前部ストッパ116と、からなる。
図8(b)を併せて参照する。ブラケット101、ボルト102、及び、アウタコラム103は、固定されており、移動不能である。インナパイプ104、及び、衝撃エネルギ吸収部材110は、前後方向に移動可能である。インナパイプ104を前後にスライドさせることにより、運転者は、任意の位置にステアリングホイールを調節することができる。ボルト102の締結力を高めると、アウタコラム103によるインナパイプ104の保持力が高まる。これにより、インナパイプ104の前後方向への移動を規制することができる。
通常時において、当接可能部114は、インナパイプ104の前進を規制する後部ストッパということができる。図8(b)のステアリング装置100は、インナパイプ104、及び、衝撃エネルギ吸収部材110が前進限まで移動された状態によって示されている。
図8(a)に示された状態のステアリング装置100に後方から衝撃荷重が入力されたとする。衝撃荷重が大きいと、ボルト102の締結力に抗して、インナパイプ104が前進する。前進することにより、図8(b)に示されるように、当接可能部114がボルト102に当接する。この状態から、さらに、衝撃荷重が入力されると、図8(c)に示されるように、インナパイプ104はさらに前進する。このとき、エネルギ吸収部115は、ボルト102に当接して変形しながら衝撃エネルギを吸収する。
このような、衝撃エネルギの吸収性能を備えたステアリング装置100において、製品毎のエネルギの吸収特性は、近似していることが望ましい。
この点、インナパイプ104へのエネルギ吸収部115の当接の仕方は、製品毎にばらつきがある。ここで、エネルギ吸収部115は、インナパイプ104の上面に接触しながら変位する。このため、エネルギ吸収部115における衝撃エネルギの吸収特性には、インナパイプ104とエネルギ吸収部115との間の摩擦が影響するものと考えられる。当接の状態にばらつきがあることにより、製品毎に衝撃エネルギの吸収特性に差異が生じる。
特開2012−40949号公報
本発明は、製品毎における衝撃エネルギの吸収特性が安定しているステアリング装置の提供を課題とする。
請求項1による発明によれば、ブラケットに支持されたアウタコラムと、このアウタコラムによって車両前後方向へ移動可能に保持されたインナパイプと、を有し、
前記アウタコラムは、前記インナパイプの外周を保持するパイプ保持部と、該パイプ保持部の両端部から延びる一対の脚部と、を有し、
前記脚部は、締結機構によって互いに締結されており、
前記インナパイプは、前記締結機構の締結力によって、車両前後方向への移動が規制されるステアリング装置において、
前記インナパイプには、このインナパイプの軸線に沿った断面視において略U字状を呈する金属製の衝撃エネルギ吸収部材が設けられ、
前記衝撃エネルギ吸収部材は、前記インナパイプに取り付けられた基部と、この基部の後端から曲げられ前記締結機構に当接可能な当接可能部と、この当接可能部の端部から前方に向かって折り返され前記インナパイプに衝撃が加わった際に前記締結機構に当接して変形しながら衝撃エネルギを吸収するエネルギ吸収部と、を有していることを特徴とするステアリング装置が提供される。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記締結機構は、前記一対の脚部に挿通されるボルトと、このボルトに締結されるナットと、前記ボルトの軸部に取り付けられ前記一対の脚部の間に位置するガイド部材と、を有し、
前記ガイド部材は、前記エネルギ吸収部の側部まで延びるガイド部材脚部と、該両ガイド部材脚部の端部を結ぶようにエネルギ吸収部に沿って延びるガイド部材底部と、を有している。
請求項3に記載のごとく、好ましくは、前記衝撃エネルギ吸収部材は、前記基部の一対の側部から前記ガイド部材の側部に沿って形成された鍔部を有し、
前記鍔部の後端から、前記当接可能部よりも後方まで、延長部が延びている。
請求項1に係る発明では、断面視略U字状の衝撃エネルギ吸収部材は、インナパイプに取り付けられた基部と、この基部の後端から曲げられ締結機構に当接可能な当接可能部と、この当接可能部の端部から前方に向かって折り返されたエネルギ吸収部と、を有している。エネルギ吸収部は、インナパイプに接触しない。これにより、エネルギ吸収部が変形する際に、他の部品に接触しうる部位の面積を小さくすることができる。摩擦の影響を低下させ、製品毎における衝撃エネルギの吸収特性を安定させることができる。
加えて、インナパイプとの摩擦を考慮せずに、ステアリング装置の設計を行うことができる。設計が容易になり、望ましい。
請求項2に係る発明では、ボルトに設けられたガイド部材は、エネルギ吸収部の側部まで延びるガイド部材脚部と、この両ガイド部材脚部の端部を結ぶようにエネルギ吸収部下面に沿って延びるガイド部材底部を有している。エネルギ吸収部の変形時に、エネルギ吸収部がボルト軸に直行する方向に変位すると、ガイド部材底部に接触する。これにより、エネルギ吸収部のボルトの軸に直行する方向への変位を規制し、エネルギ吸収部において確実に衝撃エネルギを吸収することができる。
請求項3に係る発明では、基部の一対の側部から、ガイド部材の側部に沿って、鍔部が延びている。さらに、鍔部の後端から、当接可能部よりも後方まで、延長部が延びている。エネルギ吸収部の変形時に、エネルギ吸収部がボルトの軸方向に変位すると、延長部に接触する。これにより、エネルギ吸収部のボルトの軸方向への変位を規制し、エネルギ吸収部において確実に衝撃エネルギを吸収することができる。
本発明の実施例によるステアリング装置の側面図である。 図1の2−2線断面図である。 図2の3−3線断面図である。 図2に示されたインナパイプ、衝撃エネルギ吸収部材、及び、ガイド部材の分解斜視図である。 図2に示されたステアリング装置の操作方法について説明する図である。 図3に示されたステアリング装置の通常時における作用について説明する図である。 図3に示されたステアリング装置の衝撃を受けた際における作用について説明する図である。 従来の技術について説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。また、図中Frは前、Rrは後、Leは乗員から見て左、Riは乗員から見て右、Upは上、Dnは下を示している。
<実施例>
図1を参照する。ステアリング装置20は、車体11に固定されたブラケット21と、このブラケット21に支持されたアウタコラム23と、このアウタコラム23によって車両前後方向へ移動可能に保持されているインナパイプ24と、このインナパイプ24の内部に配置され後端にステアリングホイールが取り付け可能なステアリングシャフト25と、このステアリングシャフト25の後端側から荷重が入力された際にこのエネルギを吸収するためにインナパイプ24の下部に取り付けられた衝撃エネルギ吸収部材26と、インナパイプ24の前後方向への移動を規制する締結機構27と、を有している。
図2を参照する。図2には、インナパイプ24が移動不能状態にあるステアリング装置20が示されている。ブラケット21は、車体11(図1参照)に固定されている車体取付部31と、この車体取付部31の左右の下部に一体的に形成されアウタコラム23を狭持している左右のアウタコラム支持部32,32と、頂部35と、からなる。車体取付部31,31は、頂部35によって一体構造となるように連結形成される。
車体取付部31,31には、それぞれ、ばね35が通される挿通孔33a,33aが形成されている。車体取付部31,31は、ばね35の座とされている。
アウタコラム支持部32,32には、それぞれ、チルト調整用の長孔34a,34aが形成されている。図に示される状態において、アウタコラム支持部32,32は、互いに略平行に対向している。
アウタコラム23は、車幅方向に沿った断面視において下方に開口したパイプ保持部41と、このパイプ保持部41の下端部のそれぞれから下方に延びる一対の脚部42,42と、を有している。パイプ保持部41は、インナパイプ24の外周に沿って配置されている。
脚部42,42には、それぞれ、略水平にボルト挿通孔42a,42aが形成されている。図2に示される状態において、脚部42,42の側面は、それぞれアウタコラム支持部32,32の内側面に接触していると共に、これらのアウタコラム支持部32,32によって互いに近接するように押されている。
締結機構27は、長孔34a,34a、及び、ボルト挿通孔42a,42aに挿通されたボルト51に、操作レバー52、カム部53、ガイド部材54、及び、ナット56が取り付けられてなる。
操作レバー52は、ボルト51を回転させるために、ボルト51の軸部51aに固定されている。
カム部53は、ボルト51を回転させた際に、ボルト51、及び、操作レバー52をボルト51の軸線C1方向に変位させるための部材である。カム部53は、ボルト51の軸部51aに固定されてボルト51と共に回転可能な可動カム53aと、左側のアウタコラム23の外側面部に固定され回転不能な固定カム53bと、からなる。
ガイド部材54は、一対の脚部42,42間に配置された樹脂製の部材である。ガイド部材54については、詳細を後述する。
図3を参照する。ステアリングシャフト25は、インナパイプ24に軸受28を介して支持されているアッパシャフト25aと、このアッパシャフト25aの内部にスプライン嵌合させたロアシャフト25bと、からなる。
図4を参照する。衝撃エネルギ吸収部材26は、1枚の金属製の板材によって構成されている。衝撃エネルギ吸収部材26は、インナパイプ24の下面部に取り付けられた基部61と、この基部61の後端から下方に曲げられガイド部材54に当接可能な当接可能部62と、この当接可能部62の端部から前方に向かって折り返され変形しながら衝撃エネルギを吸収可能なエネルギ吸収部63と、基部61の一対の側部から下方へ延びる鍔部64,64と、これらの鍔部64,64の後端から当接可能部62よりも後方まで延びている延長部65,65と、基部61の前端から下方に折り曲げられた前部ストッパ部67と、からなる。
なお、前部ストッパ部67には、ガイド部材54への接触時に発生し得る音を更に小さくするために、ゴム製の緩衝部材66を装着しても良い。
図3を参照する。当接可能部62は、側面視において、前方に向かって開口する略U字状を呈する。この当接可能部62に対して、基部61、及び、エネルギ吸収部63は、略平行に直線状に延びている。衝撃エネルギ吸収部材26は、インナパイプ24の軸線C2に沿った断面視において略U字状を呈するということができる。
図2及び図4を参照する。ガイド部材54は、側面視において略D字状を呈する上部ガイド部71と、この上部ガイド部71の下部に一体的に形成された直方体状の下部ガイド部72と、からなる。
上部ガイド部71には、ボルト51の軸部51aの直径と略同じ径の孔71aが形成されている。上部ガイド部71の後側の先端部71bは、側面視において略半円状に形成されている。上部ガイド部71の先端部71bの曲率半径は、当接可能部62の曲率半径と略同じである。
下部ガイド部72は、エネルギ吸収部63の上面に沿って車幅方向に延びる上辺部72aと、この上辺部72aの両側部からエネルギ吸収部の側部に沿って延びるガイド部材脚部72b,72bと、これらのガイド部材脚部72b,72bの端部を結ぶようにエネルギ吸収部63の下面(一面)に沿って延びるガイド部材底部72cと、からなる。
ガイド部材72cには、ばね35が当接し、ガイド部材54を上方側に弾性付勢するように構成されている。即ち、ばね35によってガイド部材54を衝撃エネルギ吸収部材26に押しつけている。これにより、衝撃エネルギ吸収部材26を介してインナパイプ24を上方に押し上げることができ、テレスコ調整時において、締結機構27の締め付け解除を行った際、インナパイプ24が適宜位置に保持され、ステアリングホイールを前後方向により一層安定した状態で移動させることができる。
また、ばね35がガイド部材54及びインナパイプ24を上方に押圧することで、アウタコラム23の脚部42,42に挿通されたボルト51に対して、ガイド部材54の孔71aの下端面部分が押しつけられる。これにより、ボルト51及びガイド部材54のガタつきを防止することができる。
インナパイプ24の軸線C2に垂直な断面(図2)を基準として、基部61及び上部ガイド部材71の上面は、インナパイプ24の外周面に沿って円弧状に形成されている。次に、ステアリング装置20の操作方法について説明する。
図5を参照する。ステアリングホイールの位置を調節する際には、まず、操作レバー52を回転させる。すると、矢印(1)によって示されるように、ボルト51が回転する。ボルト51が回転すると、可動カム53aは、矢印(2)によって示されるように、ガイド面部53c上を移動する。これと同時に、ボルト51は、矢印(3)によって示されるように、締結力が弱まる方向に移動する。締結力が弱まることにより、アウタコラム支持部32,32及び脚部42,42は、外方に向かって広がる(矢印(4)及び矢印(5)参照)。これにより、インナパイプ24の保持力が弱まり、インナパイプ24は、前後方向(図面表裏方向)へ移動可能となる。
図6を参照する。図6には、インナパイプ24が前後方向に移動可能とされたステアリング装置20が示されている。矢印(10)及び矢印(11)によって示されるように、インナパイプ24を前後方向に移動させることができる。
インナパイプ24が前後方向に移動する際には、軸受28及びアッパシャフト25aも前後方向に移動する。これにより、アッパシャフト25aの後端部に取り付けられるステアリングホイールの位置を調節することができる。ブラケット21、アウタコラム23、ロアシャフト25b、及び、締結機構27は、移動しない。
当接可能部62が上部ガイド部71の先端部71bに接触することにより、インナパイプ24の前進は規制される。即ち、インナパイプ24の移動可能時において、上部ガイド部71の先端部71bは、インナパイプ24の前進限を規定するストッパであるということができる。
一方、インナパイプ24を後退させた際には、前部ストッパ部67が上部ガイド部71の後端に接触することにより、インナパイプ24の後退は規制される。前部ストッパ部67が上部ガイド部71の後端に接触している状態において、エネルギ吸収部63の前端は、下部ガイド部72の上方に位置している。即ち、インナパイプ24を後退限まで後退させた際に、前後方向を基準として、エネルギ吸収部63の一部がガイド部材54にラップするような長さに、エネルギ吸収部63の長さが設定されている。
運転者は、ステアリングホイールの位置を調節したら、再び操作レバー52(図1参照)を回転させて、インナパイプ24を移動不能状態に戻す。次に、荷重が入力された際のステアリング装置20の作用について説明する。
図7(a)には、移動不能状態にあるステアリング装置20が示されている。例えば、車両が衝突した際に、運転者の上半身が前方に向かって変位することがある。変位した上半身がステアリングホイールに接触すると、アッパシャフト25a(図3参照)を介して、インナパイプ24には、白抜き矢印で示されるような前向きの荷重が入力される。
この荷重が大きいと、インナパイプ24は、アウタコラム23(図3参照)による保持力に抗して、前方に変位する。インナパイプ24が変位することにより、衝撃エネルギ吸収部材26も前方に変位する。このとき、締結機構27は、変位しない。
インナパイプ24が前方に変位することにより、図7(b)に示されるように、当接可能部62が上部ガイド部71の先端部71bに接触する。さらに、荷重が入力されてインナパイプ24が前進すると、図7(c)に示されるように、エネルギ吸収部63が塑性変形しながら、衝撃エネルギ吸収部材26も前方に変位する。このとき、エネルギ吸収部63が後方へ倒れるように塑性変形し、アッパシャフト25aを介して入力された衝撃荷重のエネルギを吸収する。
以上のような本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
図7を参照する。断面視略U字状の衝撃エネルギ吸収部材26は、インナパイプ24に取り付けられた基部61と、この基部61の後端から曲げられ締結機構27の一部であるガイド部材54に当接可能な当接可能部62と、この当接可能部62の端部から前方に向かって折り返されたエネルギ吸収部63と、を有している。
エネルギ吸収部63は、インナパイプ24に接触しない。これにより、エネルギ吸収部63が変形する際に、他の部品に接触しうる部位の面積を小さくすることができる。摩擦の影響を低下させ、製品毎における衝撃エネルギの吸収特性を安定させることができる。
加えて、インナパイプ24との摩擦を考慮せずに、衝撃エネルギ吸収部材26の板厚、板幅や、当接可能部62及び先端部71bの曲率半径を変更するだけで、様々なエネルギ吸収荷重の設定が可能である。
さらに、ガイド部材54において当接可能部62が当接する部位である上部ガイド部71の先端部71b、及び、当接可能部62は、インナパイプ24の軸線に沿った断面視において、共に、円弧形状を呈する。加えて、先端部71bの曲率半径は、当接可能部62の曲率半径と略同じである。インナパイプ24の軸線に沿った断面視において、当接可能部62を、確実にガイド部材54に接触させることができる。これにより、特に、確実に衝撃エネルギを吸収させることができる。
図2を参照する。ボルト51が挿通するガイド部材54は、エネルギ吸収部63の側部まで延びるガイド部材脚部72b,72bを有している。エネルギ吸収部63の変形時に、ガイド部材脚部72b,72bがガイドとなり、エネルギ吸収部63がボルト51の軸方向へ変位することを規制し、エネルギ吸収部63において確実に衝撃エネルギを吸収することができる。
さらに、ガイド部材54は、ガイド部材脚部72b,72bの端部を結ぶようにエネルギ吸収部63の下面(一面)に沿って延びるガイド部材底部72cを有している。エネルギ吸収部63の変形時に、エネルギ吸収部63がボルト51の軸に直交する方向(図面上下方向)に変位しようとすると、ガイド部材底部72cに接触する。これにより、エネルギ吸収部63がボルトの軸に直交する方向へ変位することを規制し、エネルギ吸収部63において確実に衝撃エネルギを吸収することができる。
本発明のガイド部材54は、一部材で衝撃エネルギ吸収部材26を変形させる機能、衝撃エネルギ吸収部材26が下方に変位することを防止する機能、テレスコ調整時の緩衝材としての機能を有し、部品点数削減やコスト削減につながる。
さらに、基部61の一対の側部から、ガイド部材54の側部に沿って、ボルト51の軸方向への移動を規制するための鍔部64,64が延びている。
図3を参照する。鍔部64の後端から、当接可能部62よりも後方まで、延長部65が延びている。エネルギ吸収部63の変形時に、延長部65がガイドとなり、エネルギ吸収部63のボルト51の軸方向への変位を規制し、エネルギ吸収部63は、インナパイプ24の軸方向に沿って変形することができ、確実に衝撃エネルギを吸収することができる。
図6を参照する。インナパイプ24を後退限まで後退させた際に、前後方向を基準として、エネルギ吸収部63の一部がガイド部材54にラップするような長さに、エネルギ吸収部63の長さが設定されている。これにより、エネルギ吸収部63がガイド部材54から外れることなく、エネルギ吸収部63の前端近傍まで、インナパイプ24の軸方向に沿って変形することができる。
尚、本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は、実施例に限定されるものではない。
本発明のステアリング装置は、乗用車のステアリング装置に好適である。
20…ステアリング装置
23…アウタコラム
24…インナパイプ
26…衝撃エネルギ吸収部材
27…締結機構
41…パイプ保持部
42…脚部
51…ボルト
54…ガイド部材
56…ナット
61…基部
62…当接可能部
63…エネルギ吸収部
64…鍔部
65…延長部
72b…ガイド部材脚部
C2…(インナパイプの)軸線

Claims (3)

  1. ブラケットに支持されたアウタコラムと、このアウタコラムによって車両前後方向へ移動可能に保持されたインナパイプと、を有し、
    前記アウタコラムは、前記インナパイプの外周を保持するパイプ保持部と、該パイプ保持部の両端部から延びる一対の脚部と、を有し、
    前記脚部は、締結機構によって互いに締結されており、
    前記インナパイプは、前記締結機構の締結力によって、車両前後方向への移動が規制されるステアリング装置において、
    前記インナパイプには、このインナパイプの軸線に沿った断面視において略U字状を呈する金属製の衝撃エネルギ吸収部材が設けられ、
    前記衝撃エネルギ吸収部材は、前記インナパイプに取り付けられた基部と、この基部の後端から曲げられ前記締結機構に当接可能な当接可能部と、この当接可能部の端部から前方に向かって折り返され前記インナパイプに衝撃が加わった際に前記締結機構に当接して変形しながら衝撃エネルギを吸収するエネルギ吸収部と、を有していることを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記締結機構は、前記一対の脚部に挿通されるボルトと、このボルトに締結されるナットと、前記ボルトの軸部に取り付けられ前記一対の脚部の間に位置するガイド部材と、を有し、
    前記ガイド部材は、前記エネルギ吸収部の側部まで延びるガイド部材脚部と、該両ガイド部材脚部の端部を結ぶようにエネルギ吸収部に沿って延びるガイド部材底部と、を有していることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記衝撃エネルギ吸収部材は、前記基部の一対の側部から前記ガイド部材の側部に沿って形成された鍔部を有し、
    前記鍔部の後端から、前記当接可能部よりも後方まで、延長部が延びていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
JP2015056160A 2015-03-19 2015-03-19 ステアリング装置 Active JP6518099B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015056160A JP6518099B2 (ja) 2015-03-19 2015-03-19 ステアリング装置
US15/070,190 US9540034B2 (en) 2015-03-19 2016-03-15 Steering apparatus
DE102016104951.4A DE102016104951A1 (de) 2015-03-19 2016-03-17 Lenkvorrichtung
CN201610153898.5A CN105984484B (zh) 2015-03-19 2016-03-17 转向装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015056160A JP6518099B2 (ja) 2015-03-19 2015-03-19 ステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016175486A true JP2016175486A (ja) 2016-10-06
JP6518099B2 JP6518099B2 (ja) 2019-05-22

Family

ID=56853272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015056160A Active JP6518099B2 (ja) 2015-03-19 2015-03-19 ステアリング装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9540034B2 (ja)
JP (1) JP6518099B2 (ja)
CN (1) CN105984484B (ja)
DE (1) DE102016104951A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018165108A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 株式会社山田製作所 ステアリング装置
KR20190123457A (ko) * 2018-04-24 2019-11-01 주식회사 만도 자동차 조향컬럼
JP2021041760A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 株式会社ジェイテクト 操舵装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105189253B (zh) * 2014-04-11 2016-11-02 日本精工株式会社 转向装置
US9637161B2 (en) * 2014-09-02 2017-05-02 Nsk Ltd. Steering device
US9669862B1 (en) * 2016-02-18 2017-06-06 Steering Solutions Ip Holding Corporation Steering column having an energy absorption assembly
US11040737B2 (en) * 2016-02-19 2021-06-22 Nsk Americas, Inc. Guidance and limiting unit subassembly for a steering column assembly
US9828019B2 (en) * 2016-03-09 2017-11-28 Steering Solutions Ip Holding Corporation Steering column assembly
GB201617337D0 (en) 2016-10-12 2016-11-23 Trw Limited And Trw Automotive Gmbh A reach adjustable steering column assembly
DE102017201708A1 (de) 2017-02-02 2018-08-02 Thyssenkrupp Ag Lenksäule für ein Kraftfahrzeug
JP6923390B2 (ja) * 2017-08-09 2021-08-18 株式会社山田製作所 ステアリング装置
DE102019219008A1 (de) * 2019-12-05 2021-06-10 Robert Bosch Gmbh Verstellbare Lenksäule für ein Kraftfahrzeug
DE102020209038A1 (de) * 2020-07-20 2022-01-20 Zf Automotive Germany Gmbh Energie-Absorptions-Vorrichtung zum Anordnen zwischen einer Befestigungseinrichtung und einer Halterung, Lenkvorrichtung mit einer solchen Energie-AbsorptionsVorrichtung sowie Verfahren zum Herstellen einer solchen Energie-AbsorptionsVorrichtung und/oder Lenkvorrichtung

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050052014A1 (en) * 2003-09-06 2005-03-10 Hyundai Mobis, Co., Ltd. Shock absorbing steering column of low tilt type
WO2012017854A1 (ja) * 2010-08-06 2012-02-09 日本精工株式会社 衝撃吸収式ステアリング装置
JP2012040949A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Nsk Ltd 衝撃吸収式ステアリング装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0645415Y2 (ja) * 1987-08-04 1994-11-24 本田技研工業株式会社 自動車のステアリング装置における衝撃エネルギ吸収機構
JPH0712215Y2 (ja) * 1988-06-17 1995-03-22 日本精工株式会社 衝撃吸収ステアリング装置
JPH082026Y2 (ja) * 1990-04-23 1996-01-24 日本精工株式会社 衝撃吸収式ステアリングコラム装置
JPH0687142U (ja) * 1993-05-28 1994-12-20 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置付衝撃吸収式ステアリングコラム装置
JPH07257400A (ja) * 1994-03-25 1995-10-09 Nippon Seiko Kk 衝撃吸収式ステアリングコラム装置用エネルギ吸収部材
US6170873B1 (en) * 1999-03-29 2001-01-09 Daimlerchrysler Corporation Steering column mounting bracket with pull loops
US6814373B2 (en) * 2002-11-26 2004-11-09 Daimlerchrysler Corporation System and method for energy management in a steering column of a motor vehicle
DE602004023339D1 (de) * 2003-05-14 2009-11-05 Toyota Motor Co Ltd Stoßdämpfende Lenkvorrichtung
US7118131B2 (en) * 2004-03-02 2006-10-10 Delphi Technologies, Inc. Adaptive energy absorber
JP4529796B2 (ja) * 2005-05-26 2010-08-25 アイシン精機株式会社 衝撃吸収式ステアリング装置
CN101570213B (zh) * 2009-06-16 2012-09-05 奇瑞汽车股份有限公司 一种吸能式汽车转向管柱
JP2013001242A (ja) * 2011-06-16 2013-01-07 Jtekt Corp ステアリング装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050052014A1 (en) * 2003-09-06 2005-03-10 Hyundai Mobis, Co., Ltd. Shock absorbing steering column of low tilt type
WO2012017854A1 (ja) * 2010-08-06 2012-02-09 日本精工株式会社 衝撃吸収式ステアリング装置
JP2012040949A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Nsk Ltd 衝撃吸収式ステアリング装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018165108A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 株式会社山田製作所 ステアリング装置
KR20190123457A (ko) * 2018-04-24 2019-11-01 주식회사 만도 자동차 조향컬럼
KR102541566B1 (ko) * 2018-04-24 2023-06-09 에이치엘만도 주식회사 자동차 조향컬럼
JP2021041760A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 株式会社ジェイテクト 操舵装置
JP7306175B2 (ja) 2019-09-09 2023-07-11 株式会社ジェイテクト 操舵装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN105984484B (zh) 2019-10-11
CN105984484A (zh) 2016-10-05
JP6518099B2 (ja) 2019-05-22
US20160272235A1 (en) 2016-09-22
DE102016104951A1 (de) 2016-09-22
US9540034B2 (en) 2017-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6518099B2 (ja) ステアリング装置
US9187116B2 (en) Steering apparatus
JP5158475B2 (ja) ステアリングコラム装置
US20070151392A1 (en) Energy absorbing steering column
CN107792162B (zh) 转向装置
KR101602182B1 (ko) 자동차의 조향 컬럼
JP2009045992A (ja) ステアリングホィールの位置調整装置
CN107521550B (zh) 操舵装置
EP1544075A1 (en) Vehicle impact absorption type steering column device
KR20180022289A (ko) 자동차 스티어링 컬럼의 텔레스코픽 래치 장치
JP2022189046A (ja) ステアリング装置
KR101795442B1 (ko) 자동차의 스티어링 컬럼
JP4390343B2 (ja) 自動車用操向コラムの調節装置
JP2010012980A (ja) 衝撃吸収式ステアリングコラム装置
JP5378393B2 (ja) 自動車用ステアリングコラム装置
JP2008222014A (ja) 衝撃吸収式ステアリングコラム装置
JP2008018820A (ja) 衝撃吸収式ステアリングコラム装置
JP2022189047A (ja) ステアリング装置
US11518428B2 (en) Steering column breakaway and energy absorption apparatus
JP6661447B2 (ja) ステアリング装置
KR101421335B1 (ko) 자동차의 조향 컬럼
JP2018030539A (ja) ステアリング装置
JP2018030540A (ja) ステアリング装置
JP2008260358A (ja) 衝撃吸収式ステアリングコラム装置
JP7249836B2 (ja) ステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181011

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190419

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6518099

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250