JP2016173667A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】データ出力先に応じた出力方法を可能とする。【解決手段】所定の文書データを取得し、取得した文書データに対応する物品の受け取りが可能な1又は複数の受け取り先を表示する表示制御手段と、前記表示制御手段により表示された1又は複数の受け取り先のうち、ユーザにより選択された受け取り先に対して前記文書データを出力する出力方法又は出力データ形式を取得する取得手段と、前記取得手段により得られた出力方法又は出力データ形式に対応させて、前記文書データを変換する変換手段と、前記変換手段により変換された文書データを、前記ユーザにより選択された受け取り先に伝送する伝送手段とを有することにより上記課題を解決する。【選択図】図1
Description
本願は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
近年では、分業による作業の効率化が進んでおり、例えば所定の文書を発行する発行者と、その文書に記載された物品(対象物)を提供する提供者とが異なる場合がある。例えば、医療分野では、医師が患者を診察した後、患者に処方する医薬について病院内で処方箋等の文書を発行し、発行された処方箋に基づいて薬局等にて院外処方を行う機会が増加している。この場合、病院が発行者の一例となり、薬局が提供者の一例となる。
院外処方の場合には、患者が病院で発行された紙媒体の処方箋を薬局まで持っていき、薬局で処方箋を提示することで薬を受け取ることができる。その際、患者は、薬局の薬剤師が処方箋にしたがって調剤している間待っていなければならない。そこで、予め患者が薬を受け取る薬局を指定し、処方箋の情報を指定した薬局にネットワークを介して送信しておく方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述した特許文献1の手法では、単にネットワークを介して接続された薬局に処方箋の情報を送信するだけである。つまり、従来では、薬局等の物品の提供者(物品の受け取り先)ごとに処方箋等のデータの受付方法(発行元からのデータの出力方法や出力データ形式)等が異なるため、希望する受け取り先を指定できなかったり、指定した受け取り先でデータを受け取れなかったりする等の問題があった。
1つの側面では、本発明は、データの受け取り先に応じた出力方法を可能にすることを目的とする。
一態様の情報処理装置であって、所定の文書データを取得し、取得した文書データに対応する物品の受け取りが可能な1又は複数の受け取り先を表示する表示制御手段と、前記表示制御手段により表示された1又は複数の受け取り先のうち、ユーザにより選択された受け取り先に対して前記文書データを出力する出力方法又は出力データ形式を取得する取得手段と、前記取得手段により得られた出力方法又は出力データ形式に対応させて、前記文書データを変換する変換手段と、前記変換手段により変換された文書データを、前記ユーザにより選択された受け取り先に伝送する伝送手段とを有する。
データの受け取り先に応じた出力方法を可能とする。
以下、実施の形態について詳細に説明する。本実施形態では、発行された所定の文書に対応する物品の受け取りが可能な受け取り先を表示し、ユーザにより選択された受け取り先で文書を受け付ける受付方法(発行元からのデータの出力方法や出力データ形式)を取得する。また、本実施形態では、上述したデータの出力方法や出力データ形式に対応させて、上記文書のデータを変換し、ユーザにより選択された受け取り先に変換した文書のデータを伝送する。
上述した実施形態を実現する情報処理システムの一例として、患者への医薬品の提供を目的とした処方箋出力システムを用いて具体的に説明するが、適用範囲についてはこれに限定されるものではない。
<処方箋出力システム:概略構成>
図1は、本実施形態における処方箋出力システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す処方箋出力システム1は、例えば病院内に設置されたクライアント端末10と、管理サーバ20と、MFP(Multi−Function Peripheral)30と、院外の処方箋出力先(出力装置)の一例として薬局Aに設置されたFAX40Aと、薬局Bに設置されたメール端末40Bと、薬局Cに設置された電子処方箋システム40Cとを有している。
図1は、本実施形態における処方箋出力システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す処方箋出力システム1は、例えば病院内に設置されたクライアント端末10と、管理サーバ20と、MFP(Multi−Function Peripheral)30と、院外の処方箋出力先(出力装置)の一例として薬局Aに設置されたFAX40Aと、薬局Bに設置されたメール端末40Bと、薬局Cに設置された電子処方箋システム40Cとを有している。
図1に示すクライアント端末10と、管理サーバ20と、MFP30とは、それぞれ相互にデータ通信可能な状態で接続されている。また、クライアント端末10は、インターネット等のネットワークN(有線又は無線の別は問わない)を介して薬局AのFAX40Aと、薬局Bのメール端末40Bと、薬局Cの電子処方箋システム40Cと接続されている。なお、図1に示す薬局の数や、各装置の数、種類等は、これには限定されない。また、各薬局に設置される処方箋出力先は、1種類に限定されるものではなく、複数種類でも良い。
クライアント端末10は、所定の処理を実行するコンピュータである。図1に示すクライアント端末10は、例えば病院内で医師等が使用する端末であっても良く、病院の受付等で使用される端末であっても良い。クライアント端末10は、例えば仮想ドライバ、画像変換ドライバ、PDF変換ドライバ、プリンタドライバ等を有し、管理サーバ20に管理されている処方箋等の文書を所定のデータ形式に変換する。
クライアント端末10は、例えば医師により処方された処方箋データを取得すると、例えば処方箋による薬の調剤が可能な薬局一覧等を表示する。クライアント端末10は、患者(ユーザ)により薬(医薬品)を受け取りに行く薬局(薬の受け取り先)が選択されると、その薬局への処方箋出力方法(FAX、メール、電子処方箋システム等)に対応させて、中間形式(中間データ)等に変換していた処方箋データを各出力データ形式に変換する。クライアント端末10は、変換した処方箋データを患者により選択された薬局等に伝送する。
管理サーバ20は、例えば薬局一覧や薬局情報、医師により患者ごとに処方された処方箋の情報等を保持する。なお、管理サーバ20は、1以上の情報処理装置により構成されるクラウドコンピュータの形態により実現しても良く、1台の情報処理装置に統合して実現しても良く、複数の情報処理装置に分散して実現することも可能である。
MFP30は、スキャン機能、コピー機能、プリンタ機能、FAX機能等を有する複合機等の画像形成装置であるがこれには限定されず、例えばコピー機、プリンタ、レーザプリンタ等の画像形成に係る処理を行う装置であれば良い。
図1に示す処方箋出力システム1において、クライアント端末10は、プリンタドライバによりMFP30で出力可能なデータ形式(例えば、RAWデータ)に中間形式の処方箋データを変換し、MFP30により処方箋の印刷出力を行う。MFP30により印刷出力される紙媒体の処方箋は、例えば患者により院外の薬局が選択されなかった場合に用いられるが、院外の薬局で薬を受け取る際の原本としても用いられる。
上述した構成により、患者により選択された薬局に対応する処方箋の出力を可能とし、ユーザが薬局に到着する前に処方箋データを薬局に出力しておくため、患者が薬を受け取るまでの待ち時間を短くすることが可能となる。
<ハードウェア構成>
上述したクライアント端末10や管理サーバ20は、例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。図2は、コンピュータシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。
上述したクライアント端末10や管理サーバ20は、例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。図2は、コンピュータシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すコンピュータシステム2は、入力装置51と、表示装置52と、RAM(Random Access Memory)53と、ROM(Read Only Memory)54と、HDD(Hard Disk Drive)55と、CPU(Central Processing Unit)56と、通信I/F57と、外部I/F58とを有し、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置51は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置52は、ディスプレイ等を含み、コンピュータシステム2による処理結果を表示する。
RAM53は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM54は、電源を切ってもプログラムやデータを保持可能な不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM54には、コンピュータシステム2の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS(Operation System)設定、及びネットワーク設定等のプログラムやデータを格納する。
HDD55は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、例えばコンピュータシステム2全体を制御する基本ソフトウェアであるOSや、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア等がある。
HDD55は、格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(データベース)により管理する。なお、コンピュータシステム2は、HDD55の代わりにSSD(Solid State Drive)が設けられても良い。
CPU56は、ROM54やHDD55等の記憶装置からプログラムやデータをRAM53上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータシステム2全体の制御や機能を実現する演算装置である。
通信I/F57は、コンピュータシステム2をネットワークNに接続するインターフェースである。これにより、コンピュータシステム2は、通信I/F57を介してデータ通信を行う。
外部I/F58は、外部装置とのインターフェースである。外部装置には、記録媒体58A等がある。これにより、コンピュータシステム2は、外部I/F58を介して記録媒体58Aの読み取り及び/又は書き込みを行うことが可能である。
記録媒体58Aには、フレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
クライアント端末10や管理サーバ20は、コンピュータシステム2のハードウェア構成により、後述する各種処理を実現することが可能となる。
次に、上述したクライアント端末10や管理サーバ20の機能構成について図を用いて説明する。
<クライアント端末10の機能構成>
図3は、本実施形態におけるクライアント端末の機能構成の一例を示す図である。図3に示すクライアント端末10は、表示制御部11と、フロー保管部12と、中間データ変換部13と、薬局一覧取得部14と、薬局情報取得部15と、出力方法制御部16と、出力データ変換部17と、出力部18とを有する。
図3は、本実施形態におけるクライアント端末の機能構成の一例を示す図である。図3に示すクライアント端末10は、表示制御部11と、フロー保管部12と、中間データ変換部13と、薬局一覧取得部14と、薬局情報取得部15と、出力方法制御部16と、出力データ変換部17と、出力部18とを有する。
表示制御部11は、所定の文書データ(例えば、処方箋データ)を取得し、取得した文書データに対応する物品の受け取りが可能な1又は複数の受け取り先を表示するように制御する。例えば、表示制御部11は、患者に関する患者(ユーザ)情報(診察券の患者の氏名や番号等)が入力され、例えば処方箋の印刷出力の指示を受け付けると、管理サーバ20から処方箋データを取得する。また、表示制御部11は、患者が処方箋の薬を受け取る薬局を選択させるための選択画面を表示するように制御する。表示制御部11は、クライアント端末10に接続された患者により閲覧可能な専用端末に選択画面を表示するように制御しても良い。
ここで、表示制御部11は、選択画面で患者により選択された選択肢(ボタン)に応じて、例えば病院から所定範囲内にある薬局を表示したり、患者の住所から所定範囲にある薬局を表示したり、病院から患者の住所の地点までの経路上やその経路に近接する薬局を表示したりする。また、表示制御部11は、患者が過去に選択した薬局を表示しても良い。表示制御部11は、管理サーバ20に保管されている各種情報を用いて、上述した表示する薬局を制御する。
また、表示制御部11は、例えば紙媒体の処方箋を使用して薬局を自由に選びたい患者に対しては、薬局を選択しない等の選択肢を選択画面に表示しても良い。また、表示制御部11は、現在日時と薬局情報に基づき定休日となっている薬局を表示しないよう制御しても良い。また、表示制御部11は、処方箋の情報や薬局情報等に基づき処方箋で調剤できない薬がある薬局を表示しないように制御しても良い。また、表示制御部11は、薬局への調剤されていない処方箋の数等の問い合わせ結果に応じて、例えば薬局ごとに付加情報(混雑状況等)を付加して表示するように制御しても良い。
フロー保管部12は、印刷出力等の指示を受け付けた文書(例えば、処方箋や入院同意書等)のデータから得られるキーワード(条件)と対応させてアクション内容(動作内容)が定義されたルール(処理フロー等)を保管する。ルールに定義された処理フローの一例としては、例えば印刷出力の指示を受け付けた文書(処方箋)に「処方箋」等のキーワードが検知された場合に、アクションとして「薬局一覧を表示して振り分け印刷を行う」等の処理フローが実行される。なお、処理フローの内容については、これに限定されるものではない。
中間データ変換部13は、表示制御部11により管理サーバ20の処方箋保管部23から印刷出力の指示を受け付けた処方箋のデータを取得すると、各出力データ形式(例えばRAWデータ、画像データ(BMP、TIFF等)、PDFデータ等)に共通する中間形式のデータに変換する。なお、中間データ変換部13は、例えば上述した処理を実行可能な仮想ドライバとして構成されても良い。
薬局一覧取得部14は、管理サーバ20から薬局一覧を取得する。薬局情報取得部15は、管理サーバ20から各薬局に関する薬局情報や、各薬局で対応可能な処方箋の受付方法に関する情報等を取得する。
出力方法制御部16は、表示制御部11により表示された薬局一覧から患者の操作により薬局が選択されると、薬局情報取得部15により得られる各薬局で対応可能な処方箋データの受付方法に関する情報等を参照する。出力方法制御部16は、患者により選択された薬局で対応する受付方法(薬局への処方箋データの出力方法)や、出力データ形式(例えばRAWデータ、画像データ(BMT、TIFF等)、PDFデータ等)を取得する。
また、出力方法制御部16は、上述した薬局での処方箋データの受付方法がプリンタか、FAXか、メールか、電子処方箋システムか等に応じて、薬局先への処方箋データの伝送方法(出力方法)を制御する。
出力データ変換部17は、例えば実ドライバ(画像変換ドライバ、PDF変換ドライバ、プリンタドライバ等)に対応する。出力データ変換部17は、中間データ変換部13により変換された中間形式のデータを、出力方法制御部16により取得された患者が選択した薬局で対応する出力データ形式に変換する。
出力部18は、出力方法制御部16により取得された出力方法で、出力データ変換部17により出力データ形式に変換されたデータを、患者により選択された薬局等に伝送する。このとき、出力部18は、ユーザにより薬の受取時間に対する指定がある場合には、薬の受取指定時間の情報を合わせて送信すると良い。
また、出力部18は、患者により薬の受取時間に対する指定がない場合には、現在時刻と薬局までの移動時間等から得られた患者が薬局に到着する最短到着予想時刻の情報を送信すると良い。これにより、薬局側に患者が薬を取りに来るおおよその時間を通知し、薬局側に余裕をもって準備させることが可能となる。
<管理サーバ20の機能構成>
図4は、本実施形態における管理サーバの機能構成の一例を示す図である。図4に示す管理サーバ20は、薬局一覧保管部21と、薬局情報保管部22とを有する。また、管理サーバ20は、処方箋保管部23を有する。
図4は、本実施形態における管理サーバの機能構成の一例を示す図である。図4に示す管理サーバ20は、薬局一覧保管部21と、薬局情報保管部22とを有する。また、管理サーバ20は、処方箋保管部23を有する。
薬局一覧保管部21は、予め登録された薬局の一覧情報を保管する。薬局一覧保管部21のデータは、所定期間ごと又は管理者等の指示等により、新規に開店した薬局を一覧に追加したり、閉店した薬局を一覧から削除したりする等の更新処理が行われる。
薬局情報保管部22は、薬局情報として、例えば各薬局の名前や住所、各薬局で対応可能な処方箋の受付方法に関する情報(薬局への処方箋データの出力方法や出力データ形式)等を保管する。なお、薬局情報保管部22が保管する情報は、これに限定されるものではなく、例えば各薬局で処方可能な薬剤の種類、薬剤の在庫数、薬剤師の数、現在の混雑状況等の情報でも良い。なお、混雑状況は、例えば薬局に送信して調剤されていない処方箋の数等の問い合わせ結果に基づき、現時点での混雑状況を取得することが可能であるが、混雑状況の取得例は、これに限定されるものではない。
処方箋保管部23は、医師により処方された処方箋の情報を保管する。処方箋の情報は、患者情報や、処方した医師の情報、処方箋を作成した日時情報等とともに作成される。患者情報としては、例えば診察券の患者の氏名、番号、保険証番号、住所、年齢、病名、処方箋の履歴情報、患者が過去に薬を受け取りに行った薬局の履歴情報、患者が指定した薬の受け取り指定時間、指定した薬局への患者の到着予想時間等としても良いがこれに限定されるものではない。また、処方箋の履歴情報には、過去に処方された薬の情報等があるが、これに限定されるものではない。
なお、上述した管理サーバ20に含まれる上述した各保管部は、異なる装置で構成されても良い。また、管理サーバ20は、上述した各保管部に記憶された各種情報を読み出したり、書き込んだり、追加、削除等の更新処理を行うデータベースサーバ等でも良い。
<処方箋出力シーケンス>
図5は、本実施形態における処方箋出力シーケンスの一例を示す図である。図5に示すシーケンスは、クライアント端末10と、管理サーバ20と、薬局AのFAX40Aと、薬局Bのメール端末40Bと、薬局Cの電子処方箋システム40Cとにより実行される。
図5は、本実施形態における処方箋出力シーケンスの一例を示す図である。図5に示すシーケンスは、クライアント端末10と、管理サーバ20と、薬局AのFAX40Aと、薬局Bのメール端末40Bと、薬局Cの電子処方箋システム40Cとにより実行される。
図5に示すように、クライアント端末10は、医師により管理サーバ20の処方箋保管部23に処方箋の情報が登録された後、患者に処方箋を発行するため、表示制御部11を介して処方箋の印刷出力の要求を受け付ける(S10)。
ここで、クライアント端末10は、表示制御部11により印刷出力の要求を受け付けた処方箋データを処方箋保管部23から取得すると、フロー保管部12に保管されているルールを参照する。クライアント端末10は、処方箋保管部23から取得したデータに対して予め設定された所定の領域に、例えば「処方箋」等の所定のキーワードが含まれていると判断すると、処方箋が記載された文書データであると判断し、そのキーワードに対応するアクション内容を実行する。
クライアント端末10は、アクション内容の一例として、例えば薬局一覧取得部14により薬局一覧保管部21から薬局一覧を取得すると(S11)、表示制御部11により画面に薬局一覧を表示するよう制御する。薬局一覧の表示の仕方は、これに限定されるものではない。クライアント端末10は、中間データ変換部13により印刷出力の対象である処方箋データを中間形式のデータに変換する(S12)。
クライアント端末10は、表示制御部11を介して画面に表示された薬局一覧等から、患者により薬局が選択されると(S13)、薬局情報取得部15により管理サーバ20の薬局情報保管部22から選択された薬局の薬局情報等を取得する(S14)。クライアント端末10は、出力方法制御部16により、患者に選択された薬局で対応可能な処方箋データの受付方法等を取得する。
クライアント端末10は、例えば患者により薬局Aが選択された場合には、薬局Aの出力方法(例えば、FAX)、出力データ形式(例えば、画像データ)を取得し、中間形式の処方箋データを画像データに変換する(S15)。また、クライアント端末10は、S15の処理で画像データに変換した処方箋データを、薬局AのFAX40Aに対して送信する(S16)。
クライアント端末10は、例えば患者により薬局Bが選択された場合には、薬局Bの出力方法(例えば、メール)、出力データ形式(例えば、PDF)を取得し、中間形式の処方箋データをPDF形式に変換する(S17)。また、クライアント端末10は、S17の処理でPDF形式に変換した処方箋データを、薬局Bのメール端末40Bに対して送信する(S18)。
クライアント端末10は、例えば患者により薬局Cが選択された場合には、薬局Cの出力方法(例えば、電子処方箋システム)、出力データ形式(例えば、PDF)を取得し、中間形式の処方箋データをPDF形式に変換する(S19)。また、クライアント端末10は、S19の処理でPDF形式に変換した処方箋データを、薬局Cの電子処方箋システム40Cに対して送信する(S20)。
クライアント端末10は、例えば患者により薬局が選択されず、紙媒体(処方箋が印刷された文書)が選択された場合等には、中間形式の処方箋データをRAWデータに変換する(S21)。また、クライアント端末10は、S21の処理でRAWデータに変換した処方箋データを、病院内のMFP30に送信して印刷出力する(S22)。
<テーブル例>
図6は、本実施形態で用いられるテーブルの一例を示す図である。図6(A)は、薬局一覧保管部21により保管される薬局一覧の一例である。図6(B)は、薬局情報保管部22により保管される薬局情報の一例である。図6(C)は、フロー保管部12により保管されるルールの一例である。
図6は、本実施形態で用いられるテーブルの一例を示す図である。図6(A)は、薬局一覧保管部21により保管される薬局一覧の一例である。図6(B)は、薬局情報保管部22により保管される薬局情報の一例である。図6(C)は、フロー保管部12により保管されるルールの一例である。
図6(A)に示すテーブルは、例えば「ID」、「名前」等の項目により構成される。「ID」は、薬局を識別する識別情報である。「名前」は、薬局の名前を表している。
図6(B)に示すテーブルは、例えば「ID」、「住所」、「出力方式」、「データ形式」等の項目により構成される。「ID」は、図6(A)に示すIDに対応している。「住所」は、薬局の住所を表している。「出力方式」、「出力データ形式」は、薬局で対応可能な処方箋の受付方法に関する情報を表している。「出力方法」は、薬局に対する処方箋データの出力方法(出力方式)を表している。「出力データ形式」は、薬局の「出力方法」に対応して処方箋データを出力するためのデータ形式を表している。
図6(C)に示すテーブルは、例えば「条件・キーワード」、「アクション」等の項目により構成される。「条件・キーワード」は、印刷出力等の指示を受け付けた文書データから検知するキーワード等を表している。「アクション」は、「条件・キーワード」に対応するキーワード等が検知された場合に実行されるアクション内容を表している。
例えば、キーワードが「処方箋」の場合には、上述した表示制御部11、中間データ変換部13、薬局一覧取得部14、薬局情報取得部15、出力方法制御部16、出力データ変換部17、出力部18に対応する処理フロー(例えば、薬局一覧表示→振り分け印刷等)のアクション等を行う。また、キーワードが「入院同意書」の場合には、例えば2Fのプリンタに印刷するアクション等を行っても良い。また、「アクション」の項目に「2Fのプリンタ」等のキーワードがある場合には、予めキーワードに割り当てられた所定のプリンタ(例えば、プリンタA)に出力させても良い。
上述した実施形態によれば、データの受け取り先に応じた出力方法を可能とし、受け取り先に到着する前に受け取り先にデータを出力しておくため、物品等の受け取りまでの待ち時間を短くすることが可能となる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 処方箋出力システム(情報処理システムの一例)
2 コンピュータシステム
10 クライアント端末(情報処理装置の一例)
11 表示制御部(表示制御手段の一例)
12 フロー保管部
13 中間データ変換部
14 薬局一覧取得部
15 薬局情報取得部
16 出力方法制御部(取得手段の一例)
17 出力データ変換部(変換手段の一例)
18 出力部(伝送手段の一例)
20 管理サーバ
21 薬局一覧保管部
22 薬局情報保管部
23 処方箋保管部
30 MFP
51 入力装置
52 表示装置
53 RAM
54 ROM
55 HDD
56 CPU
57 通信I/F
58 外部I/F
58A 記録媒体
2 コンピュータシステム
10 クライアント端末(情報処理装置の一例)
11 表示制御部(表示制御手段の一例)
12 フロー保管部
13 中間データ変換部
14 薬局一覧取得部
15 薬局情報取得部
16 出力方法制御部(取得手段の一例)
17 出力データ変換部(変換手段の一例)
18 出力部(伝送手段の一例)
20 管理サーバ
21 薬局一覧保管部
22 薬局情報保管部
23 処方箋保管部
30 MFP
51 入力装置
52 表示装置
53 RAM
54 ROM
55 HDD
56 CPU
57 通信I/F
58 外部I/F
58A 記録媒体
Claims (10)
- 所定の文書データを取得し、取得した文書データに対応する物品の受け取りが可能な1又は複数の受け取り先を表示する表示制御手段と、
前記表示制御手段により表示された1又は複数の受け取り先のうち、ユーザにより選択された受け取り先に対して前記文書データを出力する出力方法又は出力データ形式を取得する取得手段と、
前記取得手段により得られた出力方法又は出力データ形式に対応させて、前記文書データを変換する変換手段と、
前記変換手段により変換された文書データを、前記ユーザにより選択された受け取り先に伝送する伝送手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、
前記文書データの発行元、前記ユーザに関するユーザ情報、前記ユーザにより選択された受け取り先の履歴情報のうち少なくとも1つに基づき、前記受け取り先を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、
前記受け取り先を選択しない選択肢を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、
前記受け取り先から得られる混雑状況に応じて、前記受け取り先を付加情報とともに表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記表示制御手段は
前記文書データから得られる予め設定されたキーワード又は条件に基づいて、前記1又は複数の受け取り先を表示する処理フローを実行することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記伝送手段は、
前記ユーザにより選択された受け取り先に、前記ユーザの到着予想時間又は前記文書データに対応した物品の受取指定時間の情報を、前記変換された文書データと合わせて送信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 患者に対する処方箋データを取得し、取得した処方箋データに対応する医薬品の受け取りが可能な1又は複数の薬局を表示する表示制御手段と、
前記表示制御手段により表示された1又は複数の薬局のうち、前記患者により選択された薬局に対して前記処方箋データを出力する出力方法又は出力データ形式を取得する取得手段と、
前記取得手段により得られた出力方法又は出力データ形式に対応させて、前記処方箋データを変換する変換手段と、
前記変換手段により変換された処方箋データを、前記患者により選択された受け取り先に伝送する伝送手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続された出力装置とを有する情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
所定の文書データを取得し、取得した文書データに対応する物品の受け取りが可能な1又は複数の受け取り先を表示する表示制御手段と、
前記表示制御手段により表示された1又は複数の受け取り先のうち、ユーザにより選択された受け取り先の前記出力装置に対して前記文書データを出力する出力方法又は出力データ形式を取得する取得手段と、
前記取得手段により得られた出力方法又は出力データ形式に対応させて、前記文書データを変換する変換手段と、
前記変換手段により変換された文書データを、前記ユーザにより選択された受け取り先の前記出力装置に伝送する伝送手段とを有することを特徴とする情報処理システム。 - 情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続された出力装置とを有する情報処理システムにおける情報処理方法であって、
所定の文書データを取得し、取得した文書データに対応する物品の受け取りが可能な1又は複数の受け取り先としてを表示する表示制御手順と、
前記表示制御手順により表示された1又は複数の受け取り先のうち、ユーザにより選択された受け取り先の前記出力装置に対して前記文書データを出力する出力方法又は出力データ形式を取得する取得手順と、
前記取得手順により得られた出力方法又は出力データ形式に対応させて、前記文書データを変換する変換手順と、
前記変換手順により変換された文書データを、前記ユーザにより選択された受け取り先の前記出力装置に伝送する伝送手順とを有することを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置が有する各手段として機能させる情報処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015052485A JP2016173667A (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015052485A JP2016173667A (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016173667A true JP2016173667A (ja) | 2016-09-29 |
Family
ID=57009147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015052485A Pending JP2016173667A (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016173667A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020087225A (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | 株式会社kusurine | 薬代確認支援サーバ、方法およびプログラム |
JP6727382B1 (ja) * | 2019-07-17 | 2020-07-22 | 株式会社WindyLab | 調剤薬局における患者の待ち時間短縮システム及び方法 |
-
2015
- 2015-03-16 JP JP2015052485A patent/JP2016173667A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020087225A (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | 株式会社kusurine | 薬代確認支援サーバ、方法およびプログラム |
JP6727382B1 (ja) * | 2019-07-17 | 2020-07-22 | 株式会社WindyLab | 調剤薬局における患者の待ち時間短縮システム及び方法 |
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