JP2016172569A - 包装機 - Google Patents
包装機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016172569A JP2016172569A JP2015052821A JP2015052821A JP2016172569A JP 2016172569 A JP2016172569 A JP 2016172569A JP 2015052821 A JP2015052821 A JP 2015052821A JP 2015052821 A JP2015052821 A JP 2015052821A JP 2016172569 A JP2016172569 A JP 2016172569A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- packaging
- predetermined position
- container
- path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 title claims abstract description 277
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims abstract description 74
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 45
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 35
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 35
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims description 6
- 241001122767 Theaceae Species 0.000 claims description 3
- 235000013334 alcoholic beverage Nutrition 0.000 claims description 3
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 claims description 3
- 235000014214 soft drink Nutrition 0.000 claims description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 235000013616 tea Nutrition 0.000 claims description 2
- 239000000047 product Substances 0.000 description 50
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 49
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 7
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 4
- 238000012858 packaging process Methods 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000012265 solid product Substances 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 235000013527 bean curd Nutrition 0.000 description 1
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 1
- 235000014510 cooky Nutrition 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 235000013312 flour Nutrition 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 235000015110 jellies Nutrition 0.000 description 1
- 239000008274 jelly Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
Abstract
Description
前記ケースを、第2ケース搬入路に沿って第2所定位置まで搬入する第2ケース搬入手段と、
前記第1所定位置に配された前記ケースから前記容器を取り出し、前記第1所定位置近傍で前記容器を包装袋で個別に包装して個別包装品を形成する第1包装手段と、
前記第2所定位置に配された前記ケースから前記容器を取り出し、前記第2所定位置近傍で前記容器を包装袋で個別に包装して個別包装品を形成する第2包装手段と、
前記第1所定位置で前記ケースから前記容器が取り出された後の空ケースを、前記第1所定位置から第1ケース移送路に沿ってケース搬出路へ移送する第1ケース移送手段と、
前記第2所定位置で前記ケースから前記容器が取り出された後の空ケースを、前記第2所定位置から第2ケース移送路に沿ってケース搬出路へ移送する第2ケース移送手段と、
前記第1ケース移送路及び前記第2ケース移送路を介して移送された前記空ケースを、前記ケース搬出路に沿って搬出するケース搬出手段を有する包装機であって
前記ケース搬出路の一方の側に、前記第1ケース搬入路、前記第1包装手段、前記第1ケース移送路を配し、
前記ケース搬出路の他方の側に、前記第2ケース搬入路、前記第2包装手段、前記第2ケース移送路を配するようにしたことを特徴とする。
当該包装制御手段は、
前記ケースが前記第1所定位置又は前記第2所定位置に配置されたとき、
前記挿入手段が、
前記第1所定位置又は前記第2所定位置に配された前記ケース内から複数個の前記容器を取り出し、当該容器の底面が少なくとも前記ケースの上縁部よりも高くなる所定の高さまで前記容器を上昇させる上昇工程と、
前記容器をそれぞれ移送して、前記第1所定位置近傍又は前記第2所定位置近傍に配した複数枚の前記包装袋上へそれぞれ配する移送工程と、
前記容器をそれぞれ下降させて、予め開口した前記包装袋内へ前記容器を挿入する下降工程を連続して行うように制御することを特徴とする。
また、本発明に係る包装機によれば、第1包装手段若しくは第2包装手段がそれぞれ有する挿入手段が、容器を持ち上げる上昇工程、包装袋の上に移送させる移送工程、包装袋へ容器を挿入させる下降工程を連続して行うようにした。これにより、ケースから容器を取り出して包装袋へ個別に挿入する一連の動作を合理化かつ簡素化することができる。
さらに、本発明に係る包装機によれば、ケースの取り扱いをスムーズにして作業効率を上げると共に、包装手段に上昇、移動、下降を連続して行う、いわゆるゲートモーションを取り入れて包装作業を合理化した。これによって、個別包装品の生産性、及び当該個別包装品に係る包装作業の作業性を向上させることができる。
また、本実施例に係る容器は、四合瓶又は一升瓶であることが好ましいが、その他の瓶或いはペットボトル又はこれらに類する縦長容器であっても良い。さらには、縦長容器であればパウチ状の包装容器であっても良いし、これら縦長容器以外の容器に適用することも可能である。
そして、本実施例に係る包装袋は、四合瓶又は一升瓶を収納可能な縦長の包装袋であることが好ましく、さらに言えば当該縦長の包装袋は、不織布又は紙類からなる化粧袋であることが好ましい。さらには、縦長の包装袋に限定されず、容器に合わせて又は飾り付け等の目的に応じて最適な包装袋を選択することも可能である。
したがって、本実施例に係る包装機は、図1に示すように、酒類が充填された四合瓶又は一升瓶をケースから取り出して、当該四合瓶又は一升瓶を化粧袋へ個別に収納して個別包装品を形成するように構成されている。
また、第1ケース搬入路20は、第1所定位置22の手前に第1待機位置23を有している。第1待機位置23は、当該第1待機位置23上に配置されたケースを係止するストッパー(図示略)及びケースを固定するクランプ(図示略)、並びに配置された当該ケースを検知可能なセンサ(図示略)を有している。当該センサは、重量センサ、近接センサ、赤外線センサといった第1待機位置23にかかる荷重を検知したり、第1待機位置23にケースが接近したことを検知したりするセンサからなる。当該センサが第1待機位置23に一のケースが配されたことを検知したとき、ストッパーは、一のケースを一度停止させる。その後、第1ケース搬入手段11は、ケースを第1所定位置22へ搬入する。そして、次にセンサが第1待機位置23に他のケースが配されたことを検知したとき、当該他のケースは、第1待機位置23においてストッパーに係止させられた後クランプで固定される。これによって、第1所定位置22へは、常に一つのケースが搬入される。
なお、本実施例に係るケースは、3列×5行で15本の一升瓶若しくは四合瓶を収納可能なケースであるが、これに限定されず、用途に合わせて任意の数の容器が収納可能なケースを選択することができる。
第2ケース搬入手段12は、第1ケース搬入手段11と同様に、コンベアからなる第2ケース搬入路24を有し、第2ケース供給口25から供給されたケースを、第2ケース搬入路24に沿って、第2待機位置27を経てから第2所定位置26へ搬入するように形成されている。
第1所定位置22でケースから容器が取り出された後の空ケースは、第1ケース移送手段13で移送され、第2所定位置26でケースから容器が取り出された後の空ケースは、第2ケース移送手段14で移送される。
第2ケース移送手段14は、第1ケース移送手段13と同様に、コンベアからなる第2ケース移送路31と空ケースを押し出すプッシャー(図示略)を有し、当該第2ケース移送路31に沿って第2ケース搬送路24の末端からケース搬出路40へ空ケースを移送するように形成されている。
そして、当該第1所定位置22で容器が取り出された空ケースは、第1ケース移送路30からケース搬出路40へプッシャーで押し出され、当該ケース搬出路40に沿って搬出されて、空ケース回収口41から回収される。また第2所定位置26で容器が取り出された空ケースは、第2ケース移送路31からケース搬出路40へプッシャーで押し出され、当該ケース搬出路40に沿って搬出されて、空ケース回収口41から回収される。
なお、本実施例では、図1に示すように、第1ケース搬入路20及び第2ケース搬入路24、第1ケース移送路30及び第2ケース移送路31、及びケース搬出路40のレイアウトを、逆山の字を描くような左右対称形で構成したがこれに限定されるものではなく、たとえば、工場のスペース又は作業員の配置状況に応じて、第2ケース搬入路24とケース搬出路40を延伸して、ケース搬出路40の途中に第1ケース移送路30を接続し、第1所定位置22と第2所定位置26の位置が相対しないようなレイアウトを形成しても良い。このような場合であっても、第1ケース供給口21及び第2ケース供給口25、並びに空ケース搬出口41を同一の側にそろえることによって、ケースの取り扱いを容易にして作業効率を上げるという効果を得ることができる。
第2包装手段17は、同様に、挿入手段56、第2袋供給手段57、及び第2包装品搬出手段58を有している。これらの各手段は、第1包装手段16と同様に包装制御手段54によって制御されている。
第1包装手段16と第2包装手段17は、同一の構成を有していることから、以降は第1包装手段16について説明する。
グリッパ60は、鉛直方向及び水平方向へ移動自在に形成されたアーム62の先端に取り付けられている。当該アーム62はスライド機構(図示略)を介してサーボモータ(図示略)によって駆動されるように形成されている。すなわち、サーボモータの正逆方向の回動を制御することによって、グリッパ60を立体的に動作させることができる。本実施例では挿入手段51は、図1に示すように、3個のグリッパを有し、一回の包装工程で3個の容器を同時に個別包装することができる。また、グリッパ60は、容器を把持したか否かを検知するセンサ(図示略)を有している。これによって、容器を掴み損なったり、移送中に容器が落下したりすることを防止することができる。
グリッパ60の移動は包装制御手段54によって制御される。包装制御手段54は、グリッパ60が第1所定位置22に係止されたケースから容器を把持して上昇する上昇工程63と、第1所定位置から包装袋上へ容器を移送させる移送工程64と、容器を下降させて包装袋内へ挿入する下降工程65を連続して行うように制御するように形成されている。
ガイド61は底部が放射状に拡開可能な漏斗状に形成されている。ガイド61の下端を包装袋の袋口に挿入し、ガイド61上面側から容器を挿入すると、ガイド61の底面は容器に押下されて拡開し、包装袋の袋口を開口する。このようにグリッパ60とガイド61によって、容器をスムーズに包装袋内部へ誘導することができる。
受渡爪76は、第1包装位置50で包装袋を開口爪78へ受け渡すように形成され、回動可能なブラケット80の先端に脱着自在に取り付けられている。受渡爪76がめくり板75上の包装袋の口部近傍を掴持したとき、ブラケット80が略90度回動する。これによって包装袋は、めくり板75上から引き起こされてブラケット80に吊り下げられる。
移送爪77は、包装袋を吊り下げた受渡爪76を掴持するように形成され、レール81に沿って左右方向に往復可能なスライダ82に所定の間隔で取り付けられている。移送爪77が包装袋を第1包装位置50まで移送したとき、当該移送爪77は受渡爪76を解放するように形成されている。受渡爪76が開口爪78へ包装袋を受け渡した後、移送爪77は、再度受渡爪76を掴持して、包装袋の引き起こし位置まで戻るように形成されている。これにより、引き起こし位置へ戻った受渡爪76はブラケット80先端に装着されて、再度包装袋を引き起こすことができる。
開口爪78は、受渡爪76と略交差するように配されており、レール81に沿って左右方向に移動する受渡爪76に対して、包装袋の開口部近傍の所定位置を前後方向に引っ張って、包装袋の口部を開放するように形成されている。また、開口補助爪79は、受渡爪76と同方向、すなわち開口爪78と略交差するように配されており、開口爪78が包装袋の開口部を開放するとき、開口補助爪79は、包装袋が開口爪78で前後方向に引っ張られて平たくならないように包装袋を支持するように形成されている。これによって、包装袋の開口部近傍は開放され、ガイド61を容易に挿入することができる。
第1包装品搬出路85は、コンベアからなり、一方が第1包装位置50をなし、他方が第1包装品ストッカー86に連接している。第1包装品搬出路85は、当該第1包装品搬出路85上の所定の位置を通過する個別包装品を検知可能なセンサ(図示略)を有している。当該センサは、重量センサ、近接センサ、赤外線センサといった第1包装品搬出路85の所定位置にかかる荷重を検知したり、当該所定位置を個別包装品が通過したことを検知したりするセンサからなる。当該センサが個別包装品の通過を検知したとき、第1包装品搬出路85は停止するように形成されている。この停止している間に、第1包装位置50においてグリッパ60が容器を包装袋へ挿入するように形成されている。これによって、グリッパ60が容器を包装袋へ挿入して個別包装品を形成している間、第1包装品搬出路85は停止し、包装終了後に、当該第1包装品搬出路85が作動して個別包装品は第1包装位置50から第1包装品ストッカー86へ搬出される。
第1所定位置22にケースが係止されたとき、包装制御手段54は、挿入手段51を動作させて容器をケースから取り出す準備をすると共に、第1袋供給手段52を動作させて第1包装位置50に3枚の包装袋を配するように形成されている。
そして、包装制御手段54が挿入手段51を動作させてケースから容器を取り出したとき、包装制御手段54は、第1袋供給手段52を動作させて包装袋の開口部を開放し、当該開口部にガイド61を差し込むように挿入手段51を動作させ、第1包装品搬出手段53で第1包装品搬出路85を停止させて、挿入手段51が容器を包装袋へ挿入するように形成されている。包装制御手段54は、上記のような挿入手段51、第1袋供給手段52、第1包装品搬出手段53の各動作を連続して行うように制御することによって、容器の個別包装を合理化することができる。
(1)ケース搬入工程
(2)ケース位置決め工程
(3)容器取出/挿入工程
(4)袋供給工程
(5)個別包装品搬出工程
(6)空ケース搬出工程
ケース搬入工程は、パレットに複数個積み上げられたケースを第1ケース搬入手段11又は第2ケース搬入手段12で搬入する工程である。作業員は、パレットから取り出したケースを、第1ケース供給口21又は第2ケース供給口25から第1ケース搬入路20又は第2ケース搬入路24へ供給する。
第1ケース搬入路20へ最初に供給された一のケースは、第1待機位置23においてストッパーに係止させられてから、第1所定位置22まで搬入される。次に供給された他のケースは、第1待機位置23においてストッパーで止められた後、クランプで固定される。これによって搬入された2ケース目以降を、第1ケース搬入路20上で待機させておき、第1所定位置22には常に一つのケースのみを配置することができる。第2ケース搬入路24側についても同様である。
ケース位置決め工程は搬入したケースを第1所定位置50又は第2所定位置55で固定する工程である。搬入されたケースは、第1所定位置50又は第2所定位置55でストッパーに係止させられ、クランプで固定される。これによって、第1包装手段16又は第2包装手段17が容器を取り出す際にケースが動かないようにすることができる。
容器取出/挿入工程は、第1所定位置50又は第2所定位置55に固定されたケースから、挿入手段51,56のグリッパ60が複数個の容器を同時に取り出す取出工程と取り出した容器を包装袋へ個別に挿入する挿入工程からなる。本実施例においては一升瓶又は四合瓶が3本ずつ取り出され、それぞれ個別に包装袋へ挿入収納される。第1包装手段16と第2包装手段17で行われる容器取出/挿入工程は同一の工程であるから、以下第1包装手段16について説明する。
グリッパ60は、上昇工程63、移送工程64、下降工程65を連続で繰り返すように制御されている。
上昇工程63は、グリッパ60が容器の上端縁部を把持したとき、すなわち本実施例の場合では、一升瓶又は四合瓶の口部近傍を把持したとき、センサによって容器を把持したことを確認した後、グリッパ60を上昇させて容器を持ち上げる工程である。
グリッパ60を上昇させるサーボモータは、持ち上げる際にかかる負荷の変化に伴うピッチの変化を検出して、容器の種類を判別し、持ち上げる高さを決定する。これによって本実施例においては一升瓶若しくは四合瓶のいずれか一方であることが判別され、少なくとも瓶の底面がケースの上縁部を超える高さまで当該瓶を持ち上げることができる。
移送工程64は、グリッパ60が持ち上げた容器を第1所定位置22から第1包装位置50まで移送する工程である。移送工程64中、袋開口ユニット72で第1包装位置50に並べられた包装袋の間隔にしたがって、3つのグリッパ60の間隔もまた拡げられる。これによって、第1所定位置22から第1包装位置50まで容器を移送したとき、容器は包装袋の直上に配される。
下降工程65は、グリッパ60が下降して容器を包装袋へ挿入する工程である。本実施例においては一升瓶又は四合瓶が縦長の化粧袋へ挿入される。サーボモータはグリッパ60を下降させるとき、持ち上げた高さ分容器を下す。これによって、包装袋で個別包装された容器は、第1包装位置50を成す第1包装品搬出路85上で自立し、このときグリッパ60は容器を解放する。また、当該下降工程65では、グリッパ60の下降と連動して、当該グリッパ60の下降に先立ってガイド61が下降し、漏斗状のガイド61下端部が包装袋の開口部へ挿入される。これによって、容器を包装袋へスムーズに誘導することができる。
下降工程65を終えたグリッパは上昇し、第1所定位置22まで移動して次の容器を取り出す。上記の工程はケースが空になるまで繰り返される。ケースが空になったとき、空ケースは(6)空ケース搬出工程で搬出される。
第1包装手段16又は第2包装手段17において挿入手段51,56が動作しているとき、当該挿入手段51,56と連動して第1袋供給手段52又は第2袋供給手段57が動作する。第1袋供給手段52と第2袋供給手段57で行われる袋供給工程は同一の工程であるから、以下第1袋供給手段52について説明する。
袋供給工程は、袋ストッカー70にセットされたマガジン73に収容された包装袋を、第1包装位置50まで供給する工程である。
複数枚の包装袋からなる包装袋束が所定の方向に開口部を向けて、マガジン73に収容される。当該マガジン73は袋ストッカー70のマガジン支持ユニット74上にセットされる。昇降可能に形成されたマガジン支持ユニット74は、袋取出しユニット71で包装袋が取り出される度に残りの包装袋を押し上げる。これによって袋取出しユニット71は、常に同一の高さから包装袋を取り出すことができる。袋取出しユニット71の袋吸着機構75aで吸着された包装袋は、めくり板75上で二つ折りが展開されて載置され、抑え板で押さえられる。これによって、折り皺が伸ばされ、また折り癖によって包装袋が浮き上がることを防止することができる。めくり板75上の包装袋は口部近傍が受渡爪76によって掴持され、ブラケット80の回動によって引き起こされる。包装袋が引き起こされたとき、受渡爪76は移送爪77によって掴持される。移送爪77を備えたスライダ82は、包装袋を引き起こし位置から第1包装位置50まで、レール81に沿って包装袋を横方向に移送する。スライダ82の移動に伴って第1包装位置50には3枚の包装袋が所定の間隔で吊り下げられる。各包装袋が第1包装位置50内の所定の位置に配されたとき、受渡爪76と交差するように設けられた開口爪78が包装袋の口部近傍を掴持する。そして、受渡爪76は包装袋を解放し、受渡爪76と入れ替わりに開口補助爪79が包装袋を掴持する。開口補助爪79が包装袋を横方向に沿って固定し、開口爪78が前後方向にそれぞれ移動して包装袋の口部を開口する。この開口された隙間に漏斗状のガイド61の下端が挿入され、上記した容器挿入工程が行われる。そして、容器挿入工程の終了に連動して開口爪78及び開口補助爪79は包装袋を解放する。これによって容器の個別包装が終了し、個別包装品が形成される。形成された個別包装品は、個別包装品搬出工程によって搬出される。
個別包装品搬出工程は、容器を包装袋で個別に包装した個別包装品を第1包装位置50から包装品ストッカー86へ搬出する工程である。
第1包装位置50は、第1包装品搬出手段53の第1包装品搬出路85の一端に形成されている。当該第1包装品搬出路85の他端には第1包装品ストッカー86が連接されている。同様に、第2包装品搬出手段58は第2包装位置55を一端に有する第2包装品搬出路89を有し、当該第2包装品搬出路89の他端には第2包装品ストッカー90が連接されている。以下、第1包装品搬出手段53側について説明する。
第1包装品搬出路85は、第1包装位置50において挿入手段51が包装袋へ容器を挿入する容器取出/挿入工程を行っている間はコンベアを停止している。これによって、容器を安定させたまま包装袋へ挿入することができる。包装袋へ容器が挿入され、開口爪78及び開口補助爪79が包装袋を解放したとき、第1包装品搬出路85のコンベアが動作して個別包装品を搬出する。第1包装品搬出路85上に設けたセンサで個別包装品の通過を検知し、第1包装位置50から個別包装品が搬出されたことが確認されたとき、コンベアは停止して、次の容器取出/挿入工程が行われる。こうして次々と包装された個別包装品は、第1包装品搬出路85を移動して第1包装品ストッカー86へ送られる。第1包装品ストッカー86はテーブル87を有するターンコンベア88からなり、当該ターンコンベア88は第1包装品搬出路85のコンベアと同期して回転する。これによって、第1包装品搬出路85からテーブル87へ個別包装品が受け渡される。テーブル87上に保管された個別包装品は、作業員によって取り出され、袋口を結束したり、能書掛けをしたりする出荷作業が行われる。
空ケース搬出工程は、容器取出/挿入工程で容器がケースからすべて取り出された後、空ケースをケース搬出手段15で搬出する工程である。
第1所定位置22で容器がすべて取り出された空ケースは、第1ケース移送手段13によって第1所定位置22から第1ケース移送路30を介してケース搬出路40へ移送される。第2所定位置26から第2ケース移送路31を介してケース搬出路40へ空ケースを搬出する第2ケース移送手段14についても同様である。以下第1所定位置22から空ケースを搬出する工程について説明する。
第1所定位置22のストッパーに係止され、クランプで固定されていたケースは、容器がすべて取り出された後、第1ケース移送手段13のプッシャーで第1ケース移送路30へ押し出される。空ケースは第1ケース移送路30上をケース搬出路40に向かって移送される。空ケースがケース搬出路40へ移送されたとき、ケース搬出路40は空ケースを空ケース回収口41に向かって搬出する。第1ケース移送路30又は第2ケース移送路31から移送された空ケースがケース搬出路40上で所定の個数となったとき、これをセンサが検知して音声又は光で報知する。これによって、作業員は空ケース回収口41から空ケースを回収して、空ケース用のパレットに空ケースを積み上げる。このようにケース搬出路40上に所定個数の空ケースを留置することができるので、その間に作業員は、ケース供給口21,25からケースを第1ケース搬入路20又は第2ケース搬入路24へ供給することができる。
また、第1包装手段16に係る個別包装品の生産ライン又は第2包装手段17に係る個別包装品の生産ラインは同時に運転しても良く、また両生産ラインのいずれか一方を運転しても良い。これによって旬に伴うシーズンに合わせて生産調整を容易に行うことができる。
11…第1ケース搬入手段、12…第2ケース搬入手段、13…第1ケース移送手段、14…第2ケース移送手段、15…ケース搬出手段、16…第1包装手段、17…第2包装手段、
20…第1ケース搬入路、21…第1ケース供給口、22…第1所定位置、23…第1待機位置、
24…第2ケース搬入路、25…第2ケース供給口、26…第2所定位置、27…第2待機位置、
30…第1ケース移送路、
31…第2ケース移送路、
40…ケース搬出路、41…空ケース回収口、
50…第1包装位置、51,56…挿入手段、52…第1袋供給手段、53…第1包装品搬出手段、
55…第2包装位置、57…第2袋供給手段、58…第2包装品搬出手段、
60…グリッパ、61…ガイド、62…アーム、63…上昇工程、64…移送工程、65…下降工程、
70…袋ストッカー、71…袋取出しユニット、72…袋開口ユニット、73…マガジン、74…マガジン支持ユニット、75…めくり板、76…受渡爪、77…移送爪、78…開口爪、79…開口補助爪、80…ブラケット、81…レール、82…スライダ、
85…第1包装品搬出路、86…第1包装品ストッカー、87…テーブル、88…ターンコンベア、
89…第2包装品搬出路、90…第2包装品ストッカー。
Claims (7)
- 被包装物を充填した容器が複数個収納されたケースを、第1ケース搬入路に沿って第1所定位置まで搬入する第1ケース搬入手段と、
前記ケースを、第2ケース搬入路に沿って第2所定位置まで搬入する第2ケース搬入手段と、
前記第1所定位置に配された前記ケースから前記容器を取り出し、前記第1所定位置近傍で前記容器を包装袋で個別に包装して個別包装品を形成する第1包装手段と、
前記第2所定位置に配された前記ケースから前記容器を取り出し、前記第2所定位置近傍で前記容器を包装袋で個別に包装して個別包装品を形成する第2包装手段と、
前記第1所定位置で前記ケースから前記容器が取り出された後の空ケースを、前記第1所定位置から第1ケース移送路に沿ってケース搬出路へ移送する第1ケース移送手段と、
前記第2所定位置で前記ケースから前記容器が取り出された後の空ケースを、前記第2所定位置から第2ケース移送路に沿ってケース搬出路へ移送する第2ケース移送手段と、
前記第1ケース移送路及び前記第2ケース移送路を介して移送された前記空ケースを、前記ケース搬出路に沿って搬出するケース搬出手段を有する包装機であって
前記ケース搬出路の一方の側に、前記第1ケース搬入路、前記第1包装手段、前記第1ケース移送路を配し、
前記ケース搬出路の他方の側に、前記第2ケース搬入路、前記第2包装手段、前記第2ケース移送路を配するようにしたことを特徴とする包装機。 - 前記第1包装手段及び第2包装手段に、それぞれ前記包装袋を供給する第1袋供給手段と第2袋供給手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の包装機。
- 前記第1包装手段及び第2包装手段に、それぞれ前記個別包装品が搬出される第1包装品搬出手段と第2包装品搬出手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の包装機。
- 前記第1包装手段及び前記第2包装手段は、前記容器を前記包装袋へ挿入する挿入手段と、当該挿入手段の動作を制御する包装制御手段をそれぞれ有し、
当該包装制御手段は、
前記ケースが前記第1所定位置又は前記第2所定位置に配置されたとき、
前記挿入手段が、
前記第1所定位置又は前記第2所定位置に配された前記ケース内から複数個の前記容器を取り出し、当該容器の底面が少なくとも前記ケースの上縁部よりも高くなる所定の高さまで前記容器を上昇させる上昇工程と、
前記容器をそれぞれ移送して、前記第1所定位置近傍又は前記第2所定位置近傍に配した複数枚の前記包装袋上へそれぞれ配する移送工程と、
前記容器をそれぞれ下降させて、予め開口した前記包装袋内へ前記容器を挿入する下降工程を連続して行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の包装機。 - 前記容器が、瓶或いはペットボトル又はこれらに類する縦長容器であることを特徴とする請求項1若しくは請求項4に記載の包装機。
- 前記包装袋が、前記縦長容器を収納可能な縦長包装袋であることを特徴とする請求項5に記載の包装機。
- 前記被包装物が水、お茶、酒類或いは清涼飲料水又はこれらに類する飲料であることを特徴とする請求項1に記載の包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015052821A JP6739720B2 (ja) | 2015-03-17 | 2015-03-17 | 包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015052821A JP6739720B2 (ja) | 2015-03-17 | 2015-03-17 | 包装機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016172569A true JP2016172569A (ja) | 2016-09-29 |
JP6739720B2 JP6739720B2 (ja) | 2020-08-12 |
Family
ID=57008700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015052821A Active JP6739720B2 (ja) | 2015-03-17 | 2015-03-17 | 包装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6739720B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0163607U (ja) * | 1987-10-17 | 1989-04-24 | ||
JPH06135405A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-17 | Toppan Printing Co Ltd | バッグインボックスのバッグ自動収納装置 |
JPH08258804A (ja) * | 1995-03-27 | 1996-10-08 | Toshiba Emi Ltd | Cdシングルトレイの箱詰方法及び箱詰装置 |
JPH09104410A (ja) * | 1995-08-04 | 1997-04-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 容器類箱詰方法及び装置 |
JP2013237476A (ja) * | 2012-05-17 | 2013-11-28 | General Packer Co Ltd | 包装機における包装方法および包装機 |
-
2015
- 2015-03-17 JP JP2015052821A patent/JP6739720B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0163607U (ja) * | 1987-10-17 | 1989-04-24 | ||
JPH06135405A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-17 | Toppan Printing Co Ltd | バッグインボックスのバッグ自動収納装置 |
JPH08258804A (ja) * | 1995-03-27 | 1996-10-08 | Toshiba Emi Ltd | Cdシングルトレイの箱詰方法及び箱詰装置 |
JPH09104410A (ja) * | 1995-08-04 | 1997-04-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 容器類箱詰方法及び装置 |
JP2013237476A (ja) * | 2012-05-17 | 2013-11-28 | General Packer Co Ltd | 包装機における包装方法および包装機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6739720B2 (ja) | 2020-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2995561B1 (en) | Apparatus for boxing rectangular articles | |
EP1939090B1 (en) | Machine for packaging articles into box-like containers | |
RU2731500C2 (ru) | Усовершенствованная упаковочная машина | |
CN109715502B (zh) | 用于抓取和折叠插入板的头部、插入装置、填充站以及用于抓取、折叠和装载插入板的方法 | |
KR101939565B1 (ko) | 오토 트레이 패킹 시스템 | |
EP2687448B1 (en) | Method and machine for cartoning horizontally-arranged bottles | |
EP1410995B1 (en) | A machine for packing cartons containing bottles separated by separators | |
KR101820454B1 (ko) | 패널 자동 포장 장치 | |
US20080119341A1 (en) | Station for feeding flat folded tubular blanks to a boxing machine | |
KR101271456B1 (ko) | 랩 어라운드 포장기의 자동 급지 장치 | |
KR102171989B1 (ko) | 공병 포장 시스템 | |
JP6739720B2 (ja) | 包装機 | |
CN110654587B (zh) | 用于堆叠物品和/或成件货物的方法和堆垛装置 | |
EP3235739B1 (en) | Method and assembly for feeding mixed batches of primary products | |
US5782066A (en) | Apparatus for filling a bag with an article loaded in a tray | |
US20100031612A1 (en) | Apparatus for and method of packaging stackable 0bjects, in particular printed products | |
IT201900012600A1 (it) | Apparato e metodo per la formazione di unità di carico combinate | |
JP5927424B2 (ja) | 包装機における包装方法および包装機 | |
WO2019044878A1 (ja) | 卵パックの箱詰めシステム | |
KR100879640B1 (ko) | 카톤 자동 공급 장치 | |
US6385948B1 (en) | Method of packaging plastic bags, particularly bags for automated machines, in transport containers | |
ITVI990011A1 (it) | Procedimento di pallettizzazione per l'industria grafica di libri,riviste, fogli, pacchi e prodotti simili semplicemente impilati. | |
US20040007805A1 (en) | Bag placer magazine | |
KR100833107B1 (ko) | 진공포장시스템 및 그 제어방법 | |
JP3827212B2 (ja) | 瓶ケース用ピッキング装置及びそれを用いた瓶ケース・段ボール箱両用積替機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180112 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181120 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190603 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200601 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200610 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6739720 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |