JP2016161165A - 室内環境制御システム - Google Patents
室内環境制御システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016161165A JP2016161165A JP2015037963A JP2015037963A JP2016161165A JP 2016161165 A JP2016161165 A JP 2016161165A JP 2015037963 A JP2015037963 A JP 2015037963A JP 2015037963 A JP2015037963 A JP 2015037963A JP 2016161165 A JP2016161165 A JP 2016161165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- room
- air
- air conditioning
- stimulus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
【解決手段】室内環境制御システム1は、室内の冷房又は暖房を行う空気調和装置2と、室内に外気を導入する外気導入装置3と、制御部40とを備える。制御部40は、空調モードよりも室内への外気の導入量を増やす刺激付与モードを行った後、空調モードに戻すように空気調和装置2及び外気導入装置3を制御する。刺激付与モードにおいて、外気を利用して室内環境を室外環境に素早く近づけることができるので、通常の空調モードにおける快適環境から刺激付与モードにおける温熱環境又は冷熱環境に迅速に変化させることができる。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の実施形態に係る室内環境制御システム1を示す概略の構成図である。本実施形態の室内環境制御システム1は、室内Sの環境変化を迅速に行うことにより、室内Sの人に対して温熱又は冷熱の刺激(ストレス)を効果的に与えることができる。このような刺激を受ける機会が増えることにより、その人の自律神経の活性化につながると推測される。
空気調和装置2は、室内Sの冷房又は暖房を行うためのものである。空気調和装置2は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行う冷媒回路2Cを備えている。空気調和装置2は、室外ユニット21と、室内ユニット22とを備えている。室外ユニット21と室内ユニット22は、液側連絡配管及びガス側連絡配管を介して互いに接続されている。
外気導入装置3は、室内Sに外気を導入するためのものである。外気導入装置3は、室内Sに外気を案内する給気経路と、給気経路を通じて外気を室内Sに送るファン31とを備えている。
コントローラ4は、通常の空調モードと、刺激付与モードとが行われるように空気調和装置2と、外気導入装置3とを制御する。空調モードは、冷房運転モードと暖房運転モードとを含む。コントローラ4は、CPU、メモリなどを有する。コントローラ4は、空気調和装置2に設けられていてもよく、外気導入装置3に設けられていてもよく、これらとは別の場所に設けられていてもよい。コントローラ4は、図略の通信線を介して、空気調和装置2、外気導入装置3、温度センサ11などに接続されており、これらと情報の送受信を行うことができる。なお、情報の送受信は通信線ではなく無線で行われるものであってもよい。
通常の空調モードにおいて、コントローラ4の制御部40は、ユーザーによって設定された設定温度に室内Sの温度が近づくように、圧縮機23、膨張機構26、室外ファン28、室内ファン29などを制御することにより、冷房運転又は暖房運転を行う。具体的に、制御部40は、膨張機構26の開度変更により冷媒回路2Cを流れる冷媒流量を調整したり、圧縮機23の回転数を変更して圧縮機23の運転容量を増減させたり、室外ファン28による風量、室内ファン29による風量を調節したりすることにより、空調能力を調節する。
図2(A),(B)は、実施形態に係る室内環境制御システム1の制御例1を示すタイムチャートである。図2(A),(B)は、時間の経過とともに空調モードと刺激付与モードとが行われるタイミングを示しており、実線は室内Sの気温の変化を示している。図2(A)は、冷房時期における制御例を示しており、図2(B)は、暖房時期における制御例を示している。図2(A),(B)に示すように、室内環境制御システム1では、通常の空調モードが行われ、その後、刺激付与モードが行われ、刺激付与モードが終了すると、再び空調モードに戻される。
(A)刺激付与モードにおいて空気調和装置2による空調運転を停止する。
(B)刺激付与モードにおいて圧縮機23の運転容量が最低値に設定される(この場合には、室内Sの気温を設定温度T1に近づける制御が外されるのが好ましい)。
(C)刺激付与モードにおいて、冷房時期の場合には空調用の設定温度が設定温度T1よりも大きな値に設定され、暖房時期の場合には空調用の設定温度が設定温度T1よりも小さな値に設定される。
(D)部屋に複数の室内ユニット22が配置されている場合には、刺激付与モードにおいて運転される室内ユニット22の台数を、空調モードにおいて運転される室内ユニット22の台数よりも少なくする。
(E)刺激付与モードにおいて室内ユニット22から吹き出される風量を、空調モードにおいて室内ユニット22から吹き出される風量よりも下げる。
図6(A),(B)は、実施形態に係る室内環境制御システム1の制御例2を示すタイムチャートである。図6(A)は、冷房時期における制御例を示しており、図6(B)は、暖房時期における制御例を示している。図7は、室内環境制御システム1において、室内Sが復帰モードによって温熱環境又は冷熱環境から快適環境に戻されているときの状態を示す概略図である。
(F)復帰モードにおいて圧縮機23の運転容量が最高値に設定される。
(G)復帰モードにおいて、冷房時期の場合には空調用の設定温度が設定温度T1よりも小さな値に設定され、暖房時期の場合には空調用の設定温度が設定温度T1よりも大きな値に設定される。
(H)部屋に複数の室内ユニット22が配置されている場合には、復帰モードにおいて運転される室内ユニット22の台数を、空調モードにおいて運転される室内ユニット22の台数よりも多くする。
(I)復帰モードにおいて室内ユニット22から吹き出される風量を、空調モードにおいて室内ユニット22から吹き出される風量よりも上げる。
本実施形態では、刺激付与モードにおいて、通常の空調モードよりも室内への外気の導入量を増やすので、冷房時には、室外の暖かい空気を利用して室内を迅速に温熱環境に変化させることができ、暖房時には、室外の冷たい空気を利用して室内を迅速に冷熱環境に変化させることができる。したがって、刺激付与モードにおいて外気を利用して室内環境を室外環境に素早く近づけることができるので、通常の空調モードにおける快適環境から刺激付与モードにおける温熱環境又は冷熱環境に迅速に変化させることができる。そして、刺激付与モードが行われた後には、再び通常の空調モードに戻される。このような刺激付与モードと通常の空調モードの切り換えが行われることにより、室内の人に対して温熱又は冷熱の刺激(ストレス)を与えることができる。このような刺激を受ける機会が増えることにより、その人の自律神経の活性が高められると推測され、これにより、生理機能の健全性が取り戻されると考えられる。また、刺激付与モードへの環境変化が迅速に行われるので、環境変化に時間がかかることに起因する集中力の低下を抑制することもできる。
2 空気調和装置
3 外気導入装置
4 コントローラ
40 制御部
41 設定受付部
42 時間計測部
Claims (8)
- 室内の冷房又は暖房を行う空気調和装置(2)と、
前記室内に外気を導入する外気導入装置(3)と、
制御部(40)と、を備え、
前記制御部(40)は、空調モードよりも前記室内への外気の導入量を増やす刺激付与モードを行った後、前記空調モードに戻すように前記空気調和装置(2)及び前記外気導入装置(3)を制御する室内環境制御システム。 - 前記制御部(40)は、前記刺激付与モードにおいて、前記空調モードよりも前記空気調和装置(2)による空調能力を低くするように前記空気調和装置(2)を制御する請求項1に記載の室内環境制御システム。
- 前記制御部(40)は、前記刺激付与モードと前記空調モードとの間に、前記空調モードよりも前記空気調和装置(2)による空調能力を高くして前記刺激付与モードから前記空調モードに復帰させる復帰モードを行うように前記空気調和装置(2)を制御する請求項1又は2に記載の室内環境制御システム。
- 前記制御部(40)は、前記復帰モードにおいて、前記刺激付与モードよりも前記室内への外気の導入量を減らすように前記外気導入装置(3)を制御する請求項3に記載の室内環境制御システム。
- 前記制御部(40)は、前記刺激付与モードにおいて、前記室内の温度が予め設定された制限温度に到達すると、前記室内への外気の導入量を減らすように前記外気導入装置(3)を制御する請求項1〜4の何れか1項に記載の室内環境制御システム。
- 前記制御部(40)は、前記刺激付与モードにおいて予め設定された時間が経過すると、前記刺激付与モードを終了して次のモードに移行するように前記空気調和装置(2)及び前記外気導入装置(3)を制御する請求項1〜5の何れか1項に記載の室内環境制御システム。
- 前記刺激付与モードを行う時間帯に関するデータが受け付けられる設定受付部(41)を備え、
前記制御部(40)は、前記設定受付部(41)によって受け付けられた前記時間帯に前記刺激付与モードを行うように前記外気導入装置(3)を制御する請求項1〜6の何れか1項に記載の室内環境制御システム。 - 前記時間帯は、学習塾又は学校の授業の時間帯に応じた時間帯である請求項7に記載の室内環境制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015037963A JP6578672B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | 室内環境制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015037963A JP6578672B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | 室内環境制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016161165A true JP2016161165A (ja) | 2016-09-05 |
JP6578672B2 JP6578672B2 (ja) | 2019-09-25 |
Family
ID=56844804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015037963A Active JP6578672B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | 室内環境制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6578672B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106594959A (zh) * | 2016-10-20 | 2017-04-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调的温度控制方法、装置及空调 |
KR102041431B1 (ko) * | 2019-04-05 | 2019-11-06 | 신유준 | 학교 또는 학원용 대형 공기청정기 |
CN113574323A (zh) * | 2019-04-22 | 2021-10-29 | 大金工业株式会社 | 空调系统 |
CN113665450A (zh) * | 2020-05-13 | 2021-11-19 | 李尔公司 | 座椅组件 |
WO2022222463A1 (zh) * | 2021-04-20 | 2022-10-27 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种空调恒温控制方法, 控制装置及空调器 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5762351A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-15 | Yamatake Honeywell Co Ltd | Air-conditioning method |
JPH07103542A (ja) * | 1993-10-06 | 1995-04-18 | Daikin Plant Kk | 温度脈動形空気調和装置 |
JP2005075198A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Calsonic Kansei Corp | 車両用空調装置 |
JP2005186657A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Denso Corp | 居眠り運転予防装置 |
JP2011017525A (ja) * | 2009-06-12 | 2011-01-27 | Daikin Industries Ltd | 生理機能活性化装置 |
JP2013001301A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | Nissan Motor Co Ltd | 運転支援装置および運転支援方法 |
-
2015
- 2015-02-27 JP JP2015037963A patent/JP6578672B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5762351A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-15 | Yamatake Honeywell Co Ltd | Air-conditioning method |
JPH07103542A (ja) * | 1993-10-06 | 1995-04-18 | Daikin Plant Kk | 温度脈動形空気調和装置 |
JP2005075198A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Calsonic Kansei Corp | 車両用空調装置 |
JP2005186657A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Denso Corp | 居眠り運転予防装置 |
JP2011017525A (ja) * | 2009-06-12 | 2011-01-27 | Daikin Industries Ltd | 生理機能活性化装置 |
JP2013001301A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | Nissan Motor Co Ltd | 運転支援装置および運転支援方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106594959A (zh) * | 2016-10-20 | 2017-04-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调的温度控制方法、装置及空调 |
KR102041431B1 (ko) * | 2019-04-05 | 2019-11-06 | 신유준 | 학교 또는 학원용 대형 공기청정기 |
CN113574323A (zh) * | 2019-04-22 | 2021-10-29 | 大金工业株式会社 | 空调系统 |
EP3929497A4 (en) * | 2019-04-22 | 2022-11-30 | Daikin Industries, Ltd. | AIR CONDITIONING SYSTEM |
CN113574323B (zh) * | 2019-04-22 | 2023-05-16 | 大金工业株式会社 | 空调系统 |
CN113665450A (zh) * | 2020-05-13 | 2021-11-19 | 李尔公司 | 座椅组件 |
WO2022222463A1 (zh) * | 2021-04-20 | 2022-10-27 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种空调恒温控制方法, 控制装置及空调器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6578672B2 (ja) | 2019-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8770492B2 (en) | Air conditioner and controlling method thereof | |
JP6578672B2 (ja) | 室内環境制御システム | |
KR101502096B1 (ko) | 공기 조화기의 제어 방법 | |
ES2770317T3 (es) | Sistema de acondicionamiento de aire | |
WO2020217799A1 (ja) | 空調システム | |
JP2006317142A (ja) | 天井型エアコンのベーン制御方法 | |
CN106152374B (zh) | 空调室内机的控制方法及空调室内机 | |
EP2607805A1 (en) | Outdoor-air treating air conditioner and multi-air conditioning system using same | |
JP2012189300A (ja) | 空気調和機 | |
KR20190019737A (ko) | 공기조화기의 제어방법 | |
WO2016092635A1 (ja) | 空気制御システム | |
AU2003254916B2 (en) | Air conditioner and method of controlling air conditioner | |
JP6822389B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2015152192A (ja) | 空気調和システム | |
JP6221241B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP3549401B2 (ja) | 空気調和機の運転方法 | |
EP2368073B1 (en) | Method for controlling air conditioner | |
JP6563120B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2012132610A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2016023838A (ja) | 空気調和機 | |
KR20130097457A (ko) | 중앙 냉난방 시스템에서의 온도 조절 장치 | |
KR20120135617A (ko) | 공기조화시스템 | |
JP2001059639A (ja) | 空気調和装置 | |
JP4133100B2 (ja) | 空気調和機および空気調和機の制御方法 | |
JP7268407B2 (ja) | 送風システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190311 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190730 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190812 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6578672 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |