JP2016155569A - Bottle cap - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ボトルキャップの技術に関し、より詳細には、ウォーターサーバー用液体容器の筒状口部に装着されて用いられ、中央部にウォーターサーバーの給水軸が挿入される筒状の軸受部が形成される本体部材と、軸受部の液体容器側の開口端に嵌脱可能に保持される有底筒状のインナー部材とを有してなるボトルキャップに関する。 The present invention relates to a bottle cap technology, and more specifically, a cylindrical bearing portion that is used by being attached to a cylindrical mouth portion of a water container for a water server and into which a water supply shaft of a water server is inserted at a central portion. The present invention relates to a bottle cap having a formed main body member and a bottomed cylindrical inner member that is detachably held at an opening end of a bearing portion on the liquid container side.
近年、飲料水等の液体が充填された液体容器を連結し、注ぎ口から液体容器内の飲料水を取り出して提供するウォーターサーバーが提案されている。通常、この種のウォーターサーバーに連結される液体容器は、筒状口部にボトルキャップが装着された状態で使用され、ウォーターサーバーに液体容器が連結される際には、ウォーターサーバーの給水軸がボトルキャップを介して液体容器内に挿入され、液体容器内の飲料水が機外に漏出することなく給水軸を介して注ぎ口へと供給される。 In recent years, a water server has been proposed in which a liquid container filled with a liquid such as drinking water is connected, and drinking water in the liquid container is taken out from a spout and provided. Normally, a liquid container connected to this type of water server is used with a bottle cap attached to the cylindrical mouth, and when the liquid container is connected to the water server, the water supply shaft of the water server is It is inserted into the liquid container through the bottle cap, and the drinking water in the liquid container is supplied to the spout through the water supply shaft without leaking out of the machine.
従来のボトルキャップとしては、例えば、特許文献1又は特許文献2に開示されるように、中央部にウォーターサーバーの給水軸が挿入される筒状の軸受部が形成される本体部材と、軸受部の液体容器側の開口端に嵌脱可能に保持される有底筒状のインナー部材等で構成され、軸受部が筒状口部内に突出された状態で、本体部材の外縁が筒状口部の形状に合わせて弾性変形して筒状口部の外周側に固定される。そして、ウォーターサーバーに液体容器が連結される際には、まず給水軸の先端部がインナー部材に嵌挿され、次いで軸受部を介して給水軸が液体容器内に挿入される。一方、ウォーターサーバーより液体容器が取り外される際には、再び軸受部の液体容器側の開口端にインナー部材が嵌合されて元の状態に戻される。
As a conventional bottle cap, for example, as disclosed in
ところで、上述した従来のボトルキャップでは、軸受部の構成として、ウォーターサーバーに液体容器が連結される際に給水軸と確実に圧接されるように、例えば、液体容器側の開口端の内周面に止水リブが形成される等して、液体容器側の開口端の内径が給水軸の外径よりも小さくなるように形成され、軸受部に挿入された給水軸にて液体容器側の開口端が拡径方向に弾性変形して圧接されるように形成されている。このように、従来のボトルキャップの軸受部は、軸受部の液体容器側の開口端がインナー部材を止水保持するとともに、同一構造にて給水軸を止水保持するように形成されていた。 By the way, in the conventional bottle cap described above, the inner peripheral surface of the opening end on the liquid container side, for example, is configured so as to be surely pressed against the water supply shaft when the liquid container is connected to the water server. The inner diameter of the opening end on the liquid container side is smaller than the outer diameter of the water supply shaft, such as by forming a water stop rib on the liquid container side, and the liquid container side opening at the water supply shaft inserted into the bearing portion The ends are formed so as to be elastically deformed and pressed in the diameter increasing direction. As described above, the bearing portion of the conventional bottle cap is formed so that the opening end of the bearing portion on the liquid container side holds the inner member with water, and the water supply shaft with the same structure.
そのため、例えば、ウォーターサーバーから液体容器を取り外した後、軸受部の液体容器側の開口端が拡径方向に弾性変形したまま元の形状(内径)に戻らない場合には、インナー部材の嵌合状態が不十分となって、インナー部材が自重にて液体容器内に落下したり、液体容器内の飲料水が機外に漏出したりしてしまう場合があり、また、再びウォーターサーバーに液体容器を連結させる際に、給水軸の先端部にてインナー部材が押し出されて嵌挿させることができない場合がある等、軸受部によるインナー部材の保持性及び止水性に劣るという問題があった。 Therefore, for example, after removing the liquid container from the water server, if the opening end on the liquid container side of the bearing part does not return to its original shape (inner diameter) while elastically deforming in the diameter expansion direction, the inner member is fitted. If the condition becomes insufficient, the inner member may fall into the liquid container under its own weight, or the drinking water in the liquid container may leak out of the machine. When connecting the two, there is a problem that the inner member is pushed out at the tip end portion of the water supply shaft and cannot be inserted into the inner shaft.
そこで、本発明では、ボトルキャップに関し、前記従来の課題を解決するもので、軸受部によるインナー部材の保持性及び止水性を向上させたボトルキャップを提供することを目的とする。 Therefore, the present invention relates to a bottle cap that solves the above-described conventional problems, and an object of the present invention is to provide a bottle cap that improves the retainability and water stoppage of the inner member by the bearing portion.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
すなわち、請求項1においては、ウォーターサーバー用液体容器の筒状口部に装着されて用いられ、中央部にウォーターサーバーの給水軸が挿入される筒状の軸受部が形成される本体部材と、前記軸受部の液体容器側の開口端に嵌脱可能に保持される有底筒状のインナー部材とを有してなるボトルキャップにおいて、前記本体部材は、前記軸受部の軸孔内に、液体容器側の開口端に形成され、前記インナー部材と圧接される第一の圧接部と、前記第一の圧接部よりも給水軸挿入側でかつ径方向内側に形成され、給水軸と圧接される第二の圧接部と、を有してなるものである。
That is, in
請求項2においては、前記軸受部は、内周面に前記第一の圧接部が形成される外筒部と、前記外筒部の径方向内側位置に配設され内周面に前記第二の圧接部が形成される内筒部とが設けられるものである。 According to a second aspect of the present invention, the bearing portion includes an outer cylinder portion in which the first press-contact portion is formed on an inner peripheral surface, and a second inner portion disposed on a radially inner position of the outer cylinder portion. And an inner tube portion on which the pressure contact portion is formed.
請求項3においては、前記第一の圧接部は、前記インナー部材の外周面に円周方向に沿って延出される止水リブと圧接されるものである。 According to a third aspect of the present invention, the first pressure contact portion is pressed against a water stop rib extending along the circumferential direction on the outer peripheral surface of the inner member.
請求項4においては、前記第二の圧接部は、液体容器側の開口端に保持された状態の前記インナー部材よりも給水軸挿入側に形成されるものである。 According to a fourth aspect of the present invention, the second pressure contact portion is formed on the water supply shaft insertion side with respect to the inner member held at the opening end on the liquid container side.
請求項5においては、前記第二の圧接部は、液体容器側の開口端に径方向に向けてリブ状に突出されて形成されるものである。 According to a fifth aspect of the present invention, the second pressure contact portion is formed to protrude in a rib shape in the radial direction at the opening end on the liquid container side.
本発明の効果として、軸受部によるインナー部材の保持性及び止水性を向上できる。 As an effect of the present invention, it is possible to improve the retainability and water stoppage of the inner member by the bearing portion.
次に、発明を実施するための形態を説明する。なお、以下の実施例では、図1の矢印X方向をボトルキャップ1の上下方向とする。 Next, modes for carrying out the invention will be described. In the following embodiments, the direction of arrow X in FIG.
図1乃至図5に示すように、本実施例のボトルキャップ1は、ウォーターサーバー用液体容器の筒状口部10に着脱可能に装着されるキャップ部材であって、具体的には、中央部にウォーターサーバーの給水軸11が挿入される筒状の軸受部21が形成される本体部材2と、軸受部21の液体容器側の開口端に嵌脱可能に保持されるインナー部材3等とで構成されている。なお、本実施例のボトルキャップ1は、有天筒状のカバー部材4の内部空間内に本体部材2が一体に組み付けられたカバー付きボトルキャップとして構成されている(図6及び図7参照)。
As shown in FIGS. 1 to 5, the
筒状口部10は、飲料水等の液体が充填されたカートリッジ容器として構成される液体容器(図略)の一側に突出されており、筒状口部10に本体部材2が装着された状態でウォーターサーバーに液体容器が連結される(図5、図8等参照)。筒状口部10の開口端は、緩やかなR形状に面取りされ、外周側より径方向に突出された突起部12が形成されており、筒状口部10にボトルキャップ1が容易に装着できるように構成されている。突起部12は、筒状口部10にボトルキャップ1が装着された状態で、後述する本体部材2に形成される装着凹部22aと嵌合される。
The
本体部材2は、天面20の中央部に形成された筒状の軸受部21と、天面20の周縁に形成される外縁部22等とが一体形成されて構成されている。軸受部21は、天面20と連続される断面円形筒状の外筒部23と、天面20と連続され外筒部23の径方向内側位置に配設される断面円形筒状の内筒部24とで構成され、内部に給水軸11が挿入される軸孔21aが形成されている。
The
軸受部21は、天面20に内筒部24が開口されるとともに、天面20の反対側である液体容器側(図1の下方側)の開口端に外筒部23及び内筒部24が開口される。軸受部21は、天面20に開口された内筒部24より軸孔21a内に給水軸11が挿入され、外筒部23及び内筒部24の開口端より突出される。また、軸受部21は、外筒部23の液体容器側の開口端に後述するインナー部材3が水密状態で嵌脱可能に保持され、インナー部材3により軸孔21aが閉止されている。
The
外筒部23は、天面20より給水軸11の挿入方向(図1の矢印上下方向)に沿って筒状に延出され、液体容器側の開口端の内周面にインナー部材3(の止水リブ33)と圧接される第一の圧接部23aが形成されている。本実施例の第一の圧接部23aは、軸孔21a内に面する平滑面として円周方向に沿って形成され、開口端から軸受部21の内部方向に渡る領域に設けられ、後述するように内筒部24に挿入された給水軸11と当接(圧接)されない位置に形成される。
The outer
外筒部23は、少なくとも液体容器側の開口端の第一の圧接部23aが形成される箇所では、内径がインナー部材3の(止水リブ33を含む)外径よりも小さくなるように形成され、外筒部23の液体容器側の開口端より挿入されたインナー部材3は、第一の圧接部23aと圧接されることで(止水リブ33が)弾性変形し、外筒部23の液体容器側の開口端にインナー部材3が水密状態で嵌合される。このように、本実施例の軸受部21では、外筒部23にてインナー部材3が止水保持される。
The
外筒部23は、第一の圧接部23aよりも上方位置の内周面にインナー部材3と係合可能なストッパー23bが形成されている。ストッパー23bは、軸受部21の内部方向に向けて徐々に縮径するように断面テーパ状の突起として円周方向に沿って形成され、外筒部23の下方より挿入されたインナー部材3(の外側突起31)と係合可能に形成される。
The
また、外筒部23は、液体容器側の開口端の外周面が側方に向けて延出される周壁部25と連続され、周壁部25を介して後述する周縁鍔26と連続されている。周壁部25は、天面20と平行に延出される水平面と、水平面より周縁鍔26へ向けて徐々に拡径するように延出されるテーパ面とが形成されており、外筒部23に保持されたインナー部材3が周壁部25の水平面に当接される。また、このように周壁部25が形成されることで、天面20には円周方向に沿って液体容器側に向けた凹状溝が形成される。
In addition, the
内筒部24は、天面20より給水軸11の挿入方向に沿って筒状に延出され、液体容器側の開口端の内周面に給水軸11の外周面と圧接される第二の圧接部24aが形成されている。第二の圧接部24aは、軸孔21a内に面し、径方向に向けて突出されるリブ状の突起として円周方向に沿って形成され、第一の圧接部23aよりも給水軸挿入側(図1の上方側)でかつ径方向内側である開口端から軸受部21の内部方向に渡る領域に設けられている。
The
内筒部24は、少なくとも液体容器側の開口端の第二の圧接部24aが形成される箇所では、内径が給水軸11の外径とよりも小さくなるように形成され、第二の圧接部24aが内筒部24の内部空間に挿入された給水軸11と圧接されることで(図5参照)、液体容器側の開口端が拡径方向に弾性変形され、内筒部24と給水軸11の外周面とが水密状態で圧着される。このように、本実施例の軸受部21では、内筒部24にて給水軸11が止水保持される。また、第二の圧接部24aは、給水軸挿入側の縁部が断面テーパ状に形成され、給水軸11の挿入時に給水軸11が第二の圧接部24aと少ない抵抗で当接(摺接)されるように形成されている。
The
内筒部24は、外筒部23の径方向内側位置に配設され、外筒部23及び内筒部24により二重筒状構造が形成されている。具体的には、内筒部24は、天面20から液体容器側の開口端までの軸方向長さL2が、外筒部23の軸方向長さL1よりも短くなるように形成され、液体容器側の開口端が外筒部23の開口端よりも突出しないように形成される(図4参照)。外筒部23と内筒部24との軸方長さの差(L1−L2)は、少なくともインナー部材3が内筒部24に阻害されずに外筒部23の液体容器側の開口端に嵌合可能な長さとなるように確保される。
The
外筒部23にインナー部材3が嵌合された状態では、内筒部24の液体容器側の開口端にインナー部材3(の外側突起31)が当接され、インナー部材3の上端(本体部30の開口端)が内部空間に突入されている。このように、内筒部24にインナー部材3の上端が突入されることで、内筒部24に挿入された給水軸11をインナー部材3に確実に挿嵌させることができる(図5及び図8参照)。
In a state where the
また、内筒部24は、外筒部23と径方向に相互に離間を有するように配設され、外筒部23及び内筒部24の離間に空間Sが形成されている(図4参照)。このように、外筒部23及び内筒部24を配設することで、上述したように内筒部24の内部空間に給水軸11が挿入される際に、内筒部24の液体容器側の開口端を拡径方向に弾性変形させる空間(スぺース)を確保することができる。
Moreover, the
外縁部22は、天面20の周縁より給水軸11の挿入方向に沿って延出され、内周面に筒状口部10の突起部12が嵌合される装着凹部22aが円周方向に沿って形成されている。また、外縁部22は、外周面に筒状口部10より本体部材2を脱離させる工具(例えば、デキャッパ等)と係合される段差部22bが形成されている。段差部22bは、下向きの水平面を有する切欠き状の段差として円周方向に沿って形成されている。
The
軸受部21と外縁部22との間には、天面20より給水軸11の挿入方向に沿って周縁鍔26が立設され、周縁鍔26の外周面には係止リブ26aが円周方向に沿って形成されている。なお、上述したように、周縁鍔26は、外筒部23より連続される周壁部25と連続されている。
Between the bearing
ボトルキャップ1が筒状口部10に装着された状態(図2等参照)では、筒状口部10の開口端(突起部12)が外縁部22の内周面と周縁鍔26の外周面との離間に挿入されて装着凹部22aに嵌合される。その際、筒状口部10の開口端(の突起部12)の形状に合わせて外縁部22が弾性変形されるとともに、止水リブ26aが筒状口部10の内周面に圧接されることで、外縁部22の内周面と周縁鍔26の外周面とで筒状口部10が挟圧され、筒状口部10に本体部材2が水密状態で装着される。
In a state where the
インナー部材3は、軸受部21の外筒部23の液体容器側の開口端を塞ぐようにして水密状態で嵌脱可能に保持され、具体的には、有底筒状の本体部30の外周に外周壁30aが形成され、本体部30の開口端側の外周壁30aの外周面に外側突起31が形成され、本体部30の閉止端側の外周壁30aの外周面に閉止鍔32が円周方向に沿って延出されている。また、外周壁30aの外周面には、閉止鍔32の近傍位置に止水リブ33が円周方向に沿って延出されている。
The
本体部30は、軸受部21の内部方向に向けて開口され、開口端が径方向内側に向けて屈曲されて、給水軸11の先端に形成される凹状部と係合可能に形成されている。上述したように、インナー部材3は、軸受部21の外筒部23の液体容器側の開口端に保持された状態で、内筒部24に挿入された給水軸11が開口端に嵌挿され、開口端と凹状部とが係合されることで給水軸11と一体とされる(図5参照)。
The
外側突起31は、外周壁30aより円周方向に沿って突出され、ウォーターサーバーに液体容器が連結される際に軸受部21の外筒部23に形成されたストッパー23bと係合可能に形成されている。外側突起31は、先端がインナー部材3の給水軸挿入側から徐々に拡径するように断面テーパ形状に形成され、ウォーターサーバーから液体容器を取り外す際に、同じく断面テーパ形状に形成されたストッパー23bとの係合時の抵抗を少なくして、外筒部23の液体容器側の開口端にインナー部材3を容易に嵌合できるように形成されている。
The
閉止鍔32は、軸受部21の外筒部23の開口端にインナー部材3が嵌合された状態で、外筒部23の開口端に当接される。また、止水リブ33は、外周壁30aより円周方向に沿って突出され、上述したように、外筒部23の液体容器側の開口端にインナー部材3が保持された状態で、外筒部23に形成された第一の圧接部23aに圧接される。
The closing
図6及び図7に示すように、カバー部材4は、有天筒状に形成され、略平面に形成される天面40と、天面40の周縁と連続されて断面円形の筒状に肉薄形成されたスカート部41とが一体成形されて構成されている。スカート部41の内周面には、天面40との連続箇所であるコーナー箇所に本体部材2(の外縁部22)が嵌合される係止凹部41aが円周方向に沿って形成されている。本実施例のボトルキャップ1は、カバー部材4のスカート部41の下方開口端より本体部材2が内部空間内に挿入され、スカート部材4の係止凹部41aに本体部材2の外縁部22が嵌合されることで、カバー部材4に本体部材2が一体に組み付けられる。
As shown in FIGS. 6 and 7, the cover member 4 is formed in a cylindrical shape, and is thinned into a cylindrical shape having a circular cross section that is continuous with the
スカート部41は、外周面に軸方向及び円周方向に連続して延出される凹溝41bが形成される。凹溝41bは、スカート部41の開口端より天面40へ向けて湾曲しながら延出され、中途部にて円周方向に向けられて、略全周に渡って延出されるようにして形成される。スカート部41の開口端の縁部には、舌状の把持片42が形成され、かかる把持片42が天面40の方向に引き上げられることで、凹溝41bに沿ってスカート部41が破断される。
The
本体部材2及びカバー部材4が一体に組み付けられた状態では、カバー部材4にて本体部材2の天面20及び外縁部22が囲繞され、天面40にて天面20aに開口された軸孔21aが閉止されるとともに、スカート部41にて外縁部22が完全に覆われる。このように、有天筒状のカバー部材4の内部空間内に本体部材2が一体に組み付けられたカバー付きボトルキャップとして構成することで、液体容器の筒状口部10に装着された状態(図7参照)でカバー部材4により本体部材2が露出しないので、液体容器を搬送・保管する際の衛生管理及び品質保持が容易であり、液体容器内の内容物の品質改竄を防止して未開封性(バージン性)を向上できる。
In the state where the
次に、ウォーターサーバーにボトルキャップ1が装着された液体容器を連結する際の動作について、以下に詳述する。
Next, the operation for connecting the liquid container with the
まず、ウォーターサーバーに連結される前の液体容器には、筒状口部10の開口端(突起部12)に予め本体部材2及びカバー部材4が一体に組み付けられたボトルキャップ1が装着され、すなわち、筒状口部10内に軸受部21が突出された状態で本体部材2が筒状口部10の外周側に水密状態で嵌合され、その上から本体部材2を完全に覆うようにしてカバー部材4が筒状口部10に固定される(図7参照)。なお、かかる状態では、カバー部材4は、スカート部41が筒状口部10の外周面に圧着されている。
First, the
図8に示すように、ウォーターサーバーに液体容器を連結する際には、まず、カバー部材4を破断して筒状口部10より剥脱させ、本体部材2を露出させた状態(図2等参照)でウォーターサーバーの上方より液体容器を下動させて、本体部材2の天面20に露出している軸孔21aより内筒部24内に給水軸11を挿入する(図8(a))。かかる状態では、外筒部23の第一の圧接部23aにインナー部材3の止水33リブが圧接されて、液体容器側の開口端にインナー部材3が水密状態で嵌合されている。
As shown in FIG. 8, when connecting the liquid container to the water server, first, the cover member 4 is broken and peeled off from the
内筒部24に挿入された給水軸11は、内筒部24の液体容器側の開口端を拡径方向に弾性変形させながら第二の圧接部24aと圧接され、外周面が内筒部24と水密状態で圧着された状態で挿通される。給水軸11の先端部が外筒部23の開口端に設けられたインナー部材3に当接すると、液体容器の下動に伴って外筒部23に対してインナー部材3を押し上げながら、内筒部24の液体容器側の開口端より給水軸11が突出される(図8(b))。
The
やがて、外筒部23のストッパー23bにインナー部材3の外側突起31が係合されると、インナー部材3のみが位置停止され、給水軸11の先端部がインナー部材3の開口端に嵌挿されて給水軸11とインナー部材3とが一体とされる(図8(c))。その後給水軸11がさらに挿通されることで、インナー部材3が内筒部24より脱離され、外筒部23の液体容器側の開口端より給水軸11が筒状口部10内に突出された状態で、内筒部24にて給水軸11が止水保持される(図8(d))。
Eventually, when the
以上のように、本実施例のボトルキャップ1は、ウォーターサーバー用液体容器の筒状口部10に装着されて用いられ、中央部にウォーターサーバーの給水軸11が挿入される筒状の軸受部21が形成される本体部材2と、軸受部21の液体容器側の開口端に嵌脱可能に保持される有底筒状のインナー部材3とを有してなるボトルキャップ1において、本体部材2は、軸受部21の軸孔21a内に、液体容器側の開口端に形成され、インナー部材3と圧接される第一の圧接部23aと、第一の圧接部23aよりも給水軸挿入側でかつ径方向内側に形成され、給水軸11と圧接される第二の圧接部24aと、を有してなるため、軸受部21によるインナー部材3の保持性及び止水性を向上させることができるのである。
As described above, the
すなわち、本実施例のボトルキャップ1は、軸受部21にインナー部材3と圧接される第一の圧接部23aと給水軸11と圧接される第二の圧接部24aとをそれぞれ異なる位置に設け、軸受部21の液体容器側の開口端において第一の圧接部23aにてインナー部材3を止水保持するとともに、第二の圧接部24aにて給水軸11を止水保持するように構成されるため、ウォーターサーバーから液体容器を取り外した後、軸受部21の液体容器側の開口端が拡径方向に弾性変形したまま元の形状(内径)に戻らない場合であっても、給水軸11と圧接されない第一の圧接部23aにてインナー部材3を確実に嵌合させることができ、インナー部材3が自重にて液体容器内に落下したり、液体容器内の飲料水が機外に漏出したりしてしまうのを防止し、また、再びウォーターサーバーに液体容器を連結させる際にも、給水軸11の先端部をインナー部3に確実に嵌挿させることができる。
That is, the
特に、本実施例のボトルキャップ1は、軸受部21において、内周面に第一の圧接部23aが形成される外筒部23と、外筒部23の径方向内側位置に配設され内周面に第二の圧接部24aが形成される内筒部24とが設けられるため、軸受部21を外筒部23及び内筒部24による二重筒状構造とすることで、外筒部23の第一の圧接部23aにてインナー部材3を確実に止水保持しつつ、内筒部24の第二の圧接部24aにて給水軸11を確実に止水保持することができる。
In particular, the
また、第一の圧接部23aは、インナー部材3の外周面に円周方向に沿って延出される止水リブ33と圧接されるため、第一の圧接部23aとインナー部材3との水密性を高めて止水性をより向上できる。
Further, since the first
また、第二の圧接部24aは、液体容器側の開口端に保持された状態のインナー部材3よりも給水軸挿入側に形成されるため、第二の圧接部24aによる給水軸11の止水保持機能を確実に発揮させることができる。
Moreover, since the 2nd press-
また、第二の圧接部24aは、液体容器側の開口端に径方向に向けてリブ状に突出されて形成されるため、第二の圧接部24aと給水軸11との水密性を高めて止水性をより向上できる。
Further, since the second
なお、ボトルキャップ1の構成としては、上述した実施例に限定されず、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
In addition, as a structure of the
すなわち、上述した実施例のボトルキャップ1では、軸受部21において第一の圧接部23aが軸孔21a内に面する平滑面として円周方向に沿って形成される構成について説明したが、かかる第一の圧接部23aの形状はこれに限定されず、例えば、第二の圧接部24aと同様に、径方向に向けて突出されるリブ状の突起として形成されてもよい。
That is, in the
また、上述した実施例では、軸受部21において外筒部23及び内筒部24が設けられて二重筒状に形成される構成について説明したが、かかる軸受部21の構成としては、少なくとも、軸受部21の軸孔21a内に、液体容器側の開口端に形成され、インナー部材3と圧接される第一の圧接部23aと、第一の圧接部23aよりも給水軸挿入側でかつ径方向内側に形成され、給水軸11と圧接される第二の圧接部24aとを有する構成であればよく、例えば、軸受部21が単一の筒状に形成されて第一の圧接部23a及び第二の圧接部24aがそれぞれ該当位置に形成されるように構成されてもよい。
Moreover, although the
1 ボトルキャップ
2 本体部材
3 インナー部材
10 筒状口部
11 給水軸
12 突起部
20 天面
21 軸受部
22 外縁部
22a 装着凹部
23 外筒部
23a 第一の圧接部
23b ストッパー
24 内筒部
24a 第二の圧接部
25 周壁部
26 周縁鍔
26a 止水リブ
30 本体部
30a 外周壁
31 外側突起
32 閉止鍔
33 止水リブ
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記本体部材は、
前記軸受部の軸孔内に、
液体容器側の開口端に形成され、前記インナー部材と圧接される第一の圧接部と、
前記第一の圧接部よりも給水軸挿入側でかつ径方向内側に形成され、給水軸と圧接される第二の圧接部と、
を有してなることを特徴とするボトルキャップ。 A main body member formed with a cylindrical bearing portion into which a water supply shaft of the water server is inserted is used at the center portion, and is mounted on the cylindrical mouth portion of the liquid container for the water server, and on the liquid container side of the bearing portion. In a bottle cap having a bottomed cylindrical inner member that is removably held at the opening end,
The body member is
In the shaft hole of the bearing part,
A first pressure contact portion formed at the opening end on the liquid container side and in pressure contact with the inner member;
A second pressure contact portion that is formed on the water supply shaft insertion side and radially inward from the first pressure contact portion, and is in pressure contact with the water supply shaft;
A bottle cap characterized by comprising:
Priority Applications (1)
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JP2015034616A JP2016155569A (en) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | Bottle cap |
Publications (1)
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ID=56824831
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019073340A (en) * | 2017-10-13 | 2019-05-16 | 康仁 河島 | Bottle cap |
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-
2015
- 2015-02-24 JP JP2015034616A patent/JP2016155569A/en active Pending
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JP7138900B2 (en) | 2017-10-13 | 2022-09-20 | 株式会社フェイスアップ | bottle cap |
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