JP2016149736A - 画像処理システム、画像処理方法、プログラム、撮像システム、画像生成装置、画像生成方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび撮像システムを提供すること。【解決手段】 画像処理システム100は、複数の入力画像間のつなぎ位置を検出する検出処理手段220と、複数の入力画像をつなぎ処理して、出力画像を生成するつなぎ処理手段250と、モードを切り替える切替手段270とを含む。モードは、検出処理手段220の検出結果を反映してつなぎ処理手段250によりつなぎ処理を実行し生成された出力画像が出力される第1のモード(1)と、検出処理手段220による処理をせずにつなぎ処理手段250によりつなぎ処理を実行し生成された出力画像が出力される第2のモード(2)とを含む。【選択図】 図3
Description
本発明は、画像処理システム、画像処理方法、プログラム、撮像システム、画像生成装置、画像生成方法およびプログラムに関する。
魚眼レンズや超広角レンズなどの広角なレンズを複数使用して全方位(以下、全天球という。)を一度に撮像する全天球撮像システムが知られている(例えば、特開2013−187860号公報(特許文献1))。この全天球撮像システムでは、各々のレンズからの像をセンサ面に投影し、得られる各画像を画像処理によってつなぎ合わせることで、全天球画像を生成する。例えば、180度を超える画角を有する2つの広角なレンズを用いて、全天球画像を生成することができる。
上記特許文献1の画像処理では、各レンズ光学系により撮像された魚眼画像に対して、所定の射影モデルに基づいて、また理想的なモデルからの歪みを考慮して、歪み補正および射影変換を施す。そして、魚眼画像に含まれる重複部分に基づいて魚眼画像をつなぎ合わせ、1枚の全天球画像とする処理が行われる。画像をつなぎ合わせる処理においては、魚眼画像間の重複部分において、パターンマッチングなどを用いて被写体が重なるつなぎ位置が検出される。
上記画像処理が高速に実施できれば、全天球画像をリアルタイムでモニタすることが可能となる。しかしながら、上述したように、現実的には画像処理量が非常に多いため、許容されるコストでリアルタイムに画像を生成することは難しい。高速に画像処理できたとした場合でも、画像処理による消費電力が多くなり、バッテリ消耗が激しくなり、消費電力の増大に起因して発熱が発生するという問題もある。
本発明は、上記従来技術の不充分な点に鑑みてなされたものであり、本発明は、複数の入力画像をつなぎ合わせて1つの画像を生成する画像処理において、画像遅延を短縮して画像を出力することが可能なモードを備えた画像処理システムを提供することを目的とする。
本発明では、上記課題を解決するために、下記特徴を有する画像処理システムを提供する。画像処理システムは、複数の入力画像間のつなぎ位置を検出する検出処理手段と、上記複数の入力画像をつなぎ処理して、出力画像を生成するつなぎ処理手段と、モードを切り替える切替手段とを含む。上記モードは、上記検出処理手段の検出結果を反映して上記つなぎ処理手段によりつなぎ処理を実行し生成された出力画像が出力される第1のモードと、上記検出処理手段による処理をせずに上記つなぎ処理手段によりつなぎ処理を実行し生成された出力画像が出力される第2のモードとを含む。
上記構成により、複数の入力画像を合成して1つの画像を生成する画像処理において、画像遅延を短縮して画像を出力することが可能なモードを提供することができる。
以下、本実施形態について説明するが、実施形態は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。なお、以下の実施形態では、画像処理システムおよび撮像システムの一例として、2つの魚眼レンズを備える全天球カメラ110と、全天球カメラ110と通信するユーザ端末装置150とを備える全天球撮像システム100を用いて説明する。なお、以下の実施形態では、2つの魚眼レンズとしているが、3つ以上の複数の魚眼レンズでもよい。
以下、図1および図2を参照しながら、本実施形態による全天球撮像システム100の全体構成について説明する。図1は、本実施形態による全天球撮像システム100を構成する全天球カメラ110の断面図である。図1に示す全天球カメラ110は、撮像体12と、上記撮像体12およびコントローラやバッテリなどの部品を保持する筐体14と、上記筐体14に設けられた撮影ボタン18とを備える。
図1に示す撮像体12は、2つの結像光学系20A,20Bと、2つの撮像素子22A,22Bとを含み構成される。撮像素子22A,22Bは、CCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサなどである。結像光学系20は、例えば6群7枚の魚眼レンズとして構成される。上記魚眼レンズは、図1に示す実施形態では、180度(=360度/n;光学系数n=2)より大きい全画角を有し、好適には、190度以上の画角を有する。このような広角な結像光学系20と撮像素子22とを1個ずつ組み合わせたものを広角撮像光学系と参照する。
2つの結像光学系20A,20Bの光学素子(レンズ、プリズム、フィルタおよび開口絞り)は、撮像素子22A,22Bに対して位置関係が定められる。結像光学系20A,20Bの光学素子の光軸が、対応する撮像素子22の受光領域の中心部に直交して位置するように、かつ、受光領域が、対応する魚眼レンズの結像面となるように位置決めが行われる。
図1に示す実施形態では、結像光学系20A,20Bは、同一仕様のものであり、それぞれの光軸が合致するようにして、互いに逆向きに組み合わせられる。撮像素子22A,22Bは、受光した光分布を画像信号に変換し、コントローラ上の画像処理ブロックに順次、画像フレームを出力する。詳細は後述するが、撮像素子22A,22Bでそれぞれ撮像された画像は、合成処理されて、これにより、立体角4πステラジアンの画像(以下「全天球画像」と参照する。)が生成される。全天球画像は、撮影地点から見渡すことのできる全ての方向を撮影したものとなる。説明する実施形態では、全天球画像を生成するものとして説明するが、水平面のみ360度を撮影した、いわゆるパノラマ画像であってもよく、全天球または水平面360度の全景のうちの一部を撮影した画像であってもよい。また、全天球画像は、静止画として保存することもできるし、動画として保存することもできる。
図2(A)は、本実施形態による全天球撮像システム100を構成する全天球カメラ110のハードウェア構成を示す。全天球カメラ110は、CPU(Central Processing Unit)112と、ROM(Read Only Memory)114と、画像処理ブロック116と、動画圧縮ブロック118と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)インタフェース120を介して接続されるDRAM132と、外部センサインタフェース124を介して接続される加速度センサ136とを含み構成される。
CPU112は、全天球カメラ110の各部の動作および全体動作を制御する。ROM114は、CPU112が解読可能なコードで記述された制御プログラムや各種パラメータを格納する。画像処理ブロック116は、2つの撮像素子130A,130B(図1における撮像素子22A,22Bである。)と接続され、それぞれで撮像された画像の画像信号が入力される。画像処理ブロック116は、ISP(Image Signal Processor)などを含み構成され、撮像素子130から入力された画像信号に対し、シェーディング補正、ベイヤー補間、ホワイト・バランス補正、ガンマ補正などを行う。画像処理ブロック116は、さらに、撮像素子130から取得された複数の画像を合成処理し、これにより、上述した全天球画像を生成する。
動画圧縮ブロック118は、MPEG−4 AVC/H.264などの動画圧縮および伸張を行うコーデック・ブロックである。動画圧縮ブロック118は、生成された全天球画像の動画データを生成するために用いられる。DRAM132は、各種信号処理および画像処理を施す際にデータを一時的に保存する記憶領域を提供する。加速度センサ136は、3軸の加速度成分を検出し、検出された加速度成分は、鉛直方向を検出して全天球画像の天頂補正を施すために用いられる。
全天球カメラ110は、さらに、外部ストレージインタフェース122と、USB(Universal Serial Bus)インタフェース126と、シリアルブロック128と、映像出力インタフェース129とを含み構成される。外部ストレージインタフェース122には、外部ストレージ134が接続される。外部ストレージインタフェース122は、メモリカードスロットに挿入されたメモリカードなどの外部ストレージ134に対する読み書きを制御する。
USBインタフェース126には、USBコネクタ138が接続される。USBインタフェース126は、USBコネクタ138を介して接続されるパーソナル・コンピュータなどの外部機器とのUSB通信を制御する。シリアルブロック128は、パーソナル・コンピュータなどの外部機器とのシリアル通信を制御し、無線NIC(Network Interface Card)140が接続される。映像出力インタフェース129は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface,HDMIは登録商標である。)などの外部ディスプレイと接続するためのインタフェースであり、撮像した画像を外部ディスプレイなどに映像出力することができる。
電源スイッチの操作によって電源がオン状態になると、上記制御プログラムがメインメモリにロードされる。CPU112は、メインメモリに読み込まれたプログラムに従って、装置各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータをメモリ上に一時的に保存する。これにより、全天球カメラ110の後述する各機能部および処理が実現される。
図2(B)は、本実施形態による全天球撮像システム100を構成するユーザ端末装置150のハードウェア構成を示す。図2(B)に示すユーザ端末装置150は、CPU152と、RAM154と、HDD(Hard Disk Drive)156と、入力装置158と、外部ストレージ160と、ディスプレイ162と、無線NIC164と、USBコネクタ166とを含み構成される。
CPU152は、ユーザ端末装置150の各部の動作および全体動作を制御する。RAM154は、CPU152の作業領域を提供する。HDD156は、CPU152が解読可能なコードで記述された、オペレーティング・システム、本実施形態によるユーザ端末装置150側の処理を担うアプリケーションなどのプログラムを格納する。
入力装置158は、マウス、キーボード、タッチパッド、タッチスクリーンなどの入力装置であり、ユーザ・インタフェースを提供する。外部ストレージ160は、メモリカードスロットなどに装着された着脱可能な記録媒体であり、動画形式の画像データや静止画データなどの各種データを記録する。無線NIC164は、全天球カメラ110などの外部機器との無線LAN通信の接続を確立する。USBコネクタ166は、全天球カメラ110などの外部機器とのUSB接続を確立する。なお、一例として、無線NIC164およびUSBコネクタ166を示すが、特定の規格に限定されるものではなく、Bluetooth(登録商標)やワイヤレスUSBなどの他の無線通信、有線LAN(Local Area Network)などの有線通信で外部機器と接続されてもよい。
ディスプレイ162は、ユーザが操作するための操作画面の表示、撮影前または撮影中の全天球カメラ110による撮像画像のモニタ画像の表示、保存された動画や静止画の再生、閲覧のための表示を行う。ディスプレイ162および入力装置158により、ユーザは、操作画面を介して全天球カメラ110に対する撮影指示や各種設定変更を行うことが可能となる。
ユーザ端末装置150に電源が投入され電源がオン状態になると、ROMやHDD156からプログラムが読み出され、RAM154にロードされる。CPU152は、RAM154に読み込まれたプログラムに従って、装置各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータをメモリ上に一時的に保存する。これにより、ユーザ端末装置150の後述する各機能部および処理が実現される。
上述したように、本実施形態による全天球カメラ110は、全天球画像の静止画または動画を撮影する機能を有する。この全天球画像の静止画または動画の撮影前または撮影中、撮像される画像の状態をリアルタイムに確認できることが望ましい。例えば、ユーザが、全天球カメラ110を設置する際に、画像の明るさを確認したり、画角を確認したりすることを望むかもしれない。
しかしながら、複数の撮像素子130A,130Bを用いて上述した全天球画像を生成するためには、パターンマッチングによる被写体が重なるつなぎ位置の検出や複数の画像をつなぎ合わせといった複雑な画像処理が要求される。上記画像処理を高速に実施できれば、全天球画像のリアルタイムモニタを実現することができるが、現実的には画像処理量が非常に多いため、許容されるコストでリアルタイムに画像をモニタできるように構成することは難しい。高速に画像処理できる場合であっても、画像処理による消費電力が多くなり、バッテリ消耗が激しくなり、ひいては発熱量も大きくなる。
そこで、本実施形態においては、用途に応じて複数のモードの画像処理パスを用意する。複数のモードとしては、つなぎ位置を検出する処理の検出結果を反映して複数の撮像素子130A,130Bからの入力画像のつなぎ処理を実行して出力画像を生成する(1)撮影モードに加えて、下記特徴を有する(2)画角確認モードが提供される。複数のモードのうちの(2)画角確認モードが指定されたことに応答して、上述したつなぎ位置を検出する処理が迂回され、複数の撮像素子130A,130Bからの入力画像がそのままつなぎ処理されて出力画像が生成される。つまり、つなぎ位置を検出せずに、所定の位置で撮像素子130A,130Bからの入力画像として第1の画像と第2の画像をつなぎ、出力画像を生成する。好ましい実施形態では、さらに、複数の入力画像のうちの少なくとも一方を切り出して出力画像を生成する(3)明るさ確認モードが提供される。つまり、つなぎ位置を検出せずに、部分画像の切り出しを行う。
上記構成により、画角を確認したいといった用途においては、ユーザは、(2)画角確認モードを選択すればよく、これにより、処理負荷が大きく電力消費が大きなつなぎ位置検出処理を迂回して出力画像を生成することができる。これにより、画角確認における画像遅延を短縮し、ひいては、消費電力および発熱の抑制を図る。
なお、以下に説明する実施形態においては、ユーザ端末装置150は、全天球画像の静止画または動画の撮影前または撮影中に撮像画像を確認するためのモニタ画像を表示するために用いられる。ユーザは、ユーザ端末装置150上で稼働するリモートコントロール用のアプリケーションを操作し、ユーザ端末装置150上でモニタ画像を表示しながら、撮影指示を行い、これに応答して、全天球カメラ110で静止画または動画の撮影が行われる。しかしながら、このような実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態では、上述した映像出力インタフェース129に接続した外部ディスプレイにモニタ画像を表示するように構成してもよいし、全天球カメラ110自体がディスプレイを備える場合、全天球カメラ110が備えるディスプレイにモニタ画像を表示するように構成してもよい。撮影ボタン18を介して撮影指示を受け付けることもできる。
以下、図3を参照しながら、本実施形態による全天球撮像システム100における複数のモードの画像処理の流れについて説明する。図3は、本実施形態による全天球撮像システム100における、複数のモードの画像処理パスを概略説明する図である。
図3には、(1)撮影モード、(2)画角確認モードおよび(3)明るさ確認モードを含む合計3つのモードの各画像処理の流れが示されている。いずれのモードにおいても、画像処理200は、複数の撮像素子130A,130Bによる部分画像取得処理210から開始される。部分画像取得処理210では、全天球カメラ110は、2つの撮像素子130A,130Bを制御し、連続したフレームを順次撮像する。撮像素子130各々で撮像される画像は、概ね全天球のうちの半球を視野に収めた魚眼画像であり、全天球画像の部分的な画像を構成する。以下、撮像素子130それぞれで撮像される各フレームの画像を部分画像と参照する。
まず、(1)撮影モードについて説明する。(1)撮影モードでは、全天球カメラ110は、部分画像取得処理210に引き続き、取得された2つの部分画像間のつなぎ位置を検出するつなぎ位置検出処理220を実行する。(1)撮影モードにおけるつなぎ位置検出処理220では、フレーム毎に、複数の部分画像間に存在する重複領域において、複数の対応点各々の位置ずらし量を検出する処理が行われ、つなぎ位置検出結果が生成される。
(1)撮影モードでは、つなぎ位置検出処理220に引き続き、傾き検出処理230が実行される。傾き検出処理230では、全天球カメラ110は、図2(A)に示した加速度センサ136を制御し、所定の基準方向に対する全天球カメラ110の傾きを検出する。ここで、所定の基準方向とは、典型的には、鉛直方向であり、重力加速度が作用する方向である。傾き検出処理230により、フレーム毎に、3軸加速度センサ136の各加速度成分が測定され、傾き検出結果が生成される。
上述したつなぎ位置検出処理220によるつなぎ位置検出結果および傾き検出処理230による傾き検出結果により、各フレームの複数の部分画像を合成するためのつなぎパラメータ240が構成される。
(1)撮影モードでは、全天球カメラ110は、引き続き、得られたつなぎパラメータ240に基づいて、部分画像取得処理210で取得された2つの部分画像をつなぎ合わせるつなぎ処理250を実行する。(1)撮影モードにおけるつなぎ処理250では、つなぎ位置検出結果に基づくつなぎ位置で複数の部分画像の位置合わせが行われ、傾き検出結果に基づいて天頂補正が行われる。これにより、部分画像取得処理210で取得された2つの部分画像が合成され、全天球画像が生成される。3つ以上の複数の魚眼レンズの場合は、3以上の複数の部分画像が合成され、全天球画像が生成される。
(1)撮影モードでは、フレーム毎につなぎ位置検出および傾き検出が行われるので、つなぎパラメータ240は、フレーム毎に動的に更新される。そして、つなぎ処理は、これらの検出結果が反映されたつなぎパラメータ240を適用してフレーム毎に実行される。そのため、撮影モード中、全天球カメラ110の傾きや向きが変化したり、重複領域付近の被写体が移動したりした場合であっても、適切に天頂補正およびつなぎ補正が施された状態で出力画像を生成することができる。
これに対して、(2)画角確認モードでは、全天球カメラ110は、部分画像取得処理210に引き続き、つなぎ位置検出処理220を迂回してつなぎ処理250を実行する。つまり、つなぎ位置を検出せずに、所定の位置で撮像素子130A,130Bからの入力画像として第1の画像と第2の画像をつなぎ、出力画像を生成する。(2)画角確認モードにおけるつなぎ処理250では、既定のつなぎパラメータに基づくつなぎ位置で複数の部分画像の位置合わせが行われ、取得された2つの部分画像が合成され、全天球画像が生成される。3つ以上の複数の魚眼レンズの場合は、3以上の複数の部分画像が合成され、全天球画像が生成される。
既定のつなぎパラメータとしては、全天球カメラ110の工場出荷時の校正等で予め生成されたパラメータや、前回の撮影モードでの撮影時に生成されたパラメータなど、少なくとも部分画像が取得される前から存在するパラメータが静的に用いられる。そのため、画像フレーム毎のつなぎ位置検出および傾き検出が省略され、出力画像生成時の画像遅延の短縮および消費電力の省電力化が図られる。また、過去に適切につなぎ合わすことができたパラメータであるため、極端につなぎ位置がずれることもなく、画角の確認という用途において充分な画質が得られる。
さらに、(3)明るさ確認モードでは、全天球カメラ110は、部分画像取得処理210に引き続き、つなぎ位置検出処理220もつなぎ処理250も迂回して、画像切出処理260を実行する。画像切出処理260では、部分画像取得処理210により取得された複数の部分画像のうちの少なくとも一方を切り出して、出力画像が生成される。画像切出処理260は、つなぎ処理250よりもさらに処理負荷が小さいため、消費電力をさらに削減することができる。つまり、つなぎ位置を検出せずに、部分画像の切り出しを行う。
上記(1)〜(3)の各モードで、つなぎ処理250または画像切出処理260が完了した後、全天球カメラ110は、出力画像の選択処理270を実行し、ユーザ端末装置150は、全天球カメラ110から出力される画像に基づきモニタ表示処理280を行う。
選択処理270では、複数のモードのうちの指定されるモードに応じて画像処理パスが切り替えられる。(1)撮影モードでは、全天球カメラ110は、選択処理270で、つなぎ処理250からのつなぎ位置補正および天頂補正が施された全天球画像を選択する。これに対して、(2)画角確認モードでは、全天球カメラ110は、選択処理270で、つなぎ処理250からのつなぎ位置補正および天頂補正が施されていない全天球画像を選択する。(3)明るさ確認モードでは、全天球カメラ110は、選択処理270で、画像切出処理260からの切出画像を選択する。
モニタ表示処理280では、ユーザ端末装置150は、指定モードに応じて切り替えられる出力画像に基づくモニタ画像を表示する。なお、(1)撮影モードおよび(2)画角確認モードにおけるモニタ表示処理280では、全天球画像をそのまま表示してもよいし、全天球画像を所定の画角で射影表示して生成された画像(全天球画像から指定された画角で切り出された画像)を表示してもよい。(3)明るさ確認モードにおけるモニタ表示処理280では、切出画像をそのまま表示することができる。
以下、図4〜図13を参照しながら、本実施形態による全天球撮像システム100が備える全天球画像モニタ機能について、詳細を説明する。図4は、本実施形態による全天球撮像システム100上に実現される主要な機能ブロックを示す。本実施形態による画像処理ブロック300は、図4に示すように、位置検出用歪み補正部302と、つなぎ位置検出部304と、テーブル修正部306と、テーブル生成部308と、傾き検出部310と、画像合成用歪み補正部312と、画像合成部314と、画像切出部316と、モード切替部318と、出力画像選択部320とを含み構成される。
画像処理ブロック300には、2つの撮像素子130A,130Bから、各種画像信号処理を経て、フレーム毎に2つの部分画像が入力される。ここで、撮像素子130Aをソースとするフレームの画像を「部分画像0」のように参照し、撮像素子130Bをソースとするフレームの画像を「部分画像1」のように参照する。画像処理ブロック300には、さらに、それぞれのレンズ光学系の設計データ等に基づいて、所定の投影モデルに従い製造元等で予め作成された、位置検出用変換テーブル330が提供される。
(1)撮影モードでは、位置検出用歪み補正部302、つなぎ位置検出部304、テーブル修正部306、テーブル生成部308および傾き検出部310が、つなぎパラメータ240を生成するために動作する。
位置検出用歪み補正部302は、入力される部分画像0,1に対し、位置検出用変換テーブル330を用いて歪み補正を施し、位置検出用補正画像(以下、単に補正画像と参照する場合がある。)0および位置検出用補正画像1を生成する。入力される部分画像0,1は、平面座標系(x,y)で表現された画像データであり、これに対し、位置検出用変換テーブル330を用いて歪み補正がかけられた補正画像は、球面座標系(動径を1とし、2つの偏角θ,φを有する極座標系である。)で表現された全天球画像フォーマットの画像データとなる。
図5は、本実施形態による全天球撮像システム100における射影関係を説明する図である。1つ魚眼レンズで撮影された画像は、撮影地点から概ね半球分の方位を撮影したものとなる。また、魚眼レンズでは、図5(A)に示すように、光軸に対する入射角度φに対応した像高hで画像生成される。像高hと、入射角度φとの関係は、所定の投影モデルに応じた射影関数で決定される。また、説明する実施形態では、画像対角線よりもイメージサークル径が小さな、いわゆる円周魚眼レンズの構成を採用するものとし、得られる部分画像は、図5(B)に示すように、撮影範囲の概ね半球分が投影されたイメージサークル全体を含む平面画像となる。
図6は、本実施形態で用いられる全天球画像フォーマットの画像データのデータ構造を説明する図である。図6に示すように、全天球画像フォーマットの画像データは、所定の軸に対するなす角度に対応する垂直角度φと、上記軸周りの回転角に対応する水平角度θとを座標とした画素値の配列として表現される。各座標値(θ,φ)は、撮影地点を中心とした全方位を表す球面上の各点と対応付けられており、全方位が全天球画像上にマッピングされる。
図7は、本実施形態による位置検出用歪み補正部302が参照する変換データを説明する図である。変換テーブル330は、平面座標系で表現される部分画像から、球面座標系で表現される画像への射影を規定する。変換テーブル330は、図7(A)および(B)に示すように、魚眼レンズ毎に、補正後画像の座標値(θ,φ)と、該座標値(θ,φ)にマッピングされる補正前の部分画像の座標値(x、y)とを対応付ける情報を、全座標値(θ,φ)に対して保持したものである。図7の例示では、1画素が担当する角度は、φ方向およびθ方向いずれも1/10度であり、変換テーブルは、各魚眼レンズについて、3600×1800の対応関係を示す情報を有している。つなぎ位置検出の際に用いられる位置検出用変換テーブル330は、事前に製造元等で理想的なレンズモデルからの歪みを補正した上で計算され、テーブル化されたものである。
図8は、本実施形態による位置検出処理の際における、魚眼レンズで撮像された部分画像の球面座標系へのマッピングを説明する図である。位置検出用歪み補正部302による処理の結果、魚眼レンズで撮像された2つの部分画像0,1は、図8に示すように、全天球画像フォーマット上に展開される。魚眼レンズ0により撮影された部分画像0は、典型的には、全天球のうちの概ね上半球にマッピングされ、魚眼レンズ1により撮影された部分画像1は、全天球のうちの概ね下半球にマッピングされる。全天球フォーマットで表現された補正画像0および補正画像1は、魚眼レンズの全画角が180度を超えるため、それぞれ半球からはみ出している。その結果、補正画像0および補正画像1を重ね合わせると、画像間で撮影範囲が重複する重複領域が発生する。
つなぎ位置検出部304は、位置検出用歪み補正部302により変換された補正画像0,1の入力を受けて、パターンマッチング処理により、入力された補正画像0,1間のつなぎ位置を検出し、つなぎ位置検出結果332を生成する。本実施形態による位置検出用変換テーブル330では、図8に示すように、2つのレンズ光学系各々の光軸を球面の2つの極に射影するとともに、画像間の重複領域を球面の赤道近傍に射影するように作成される。球面座標系では、垂直角度φが0度または180度である極に近接するほど歪みが大きくなり、つなぎ位置検出精度が劣化してしまう。これに対し、上述したような射影とすることによって、つなぎ位置検出精度を向上させることができる。なお、図8は2つの魚眼レンズで撮像された2つの部分画像の球面座標系へのマッピングを説明する図であるが、3つ以上の複数の魚眼レンズでもよい。
図9は、本実施形態によるつなぎ位置検出処理を説明する図である。説明する実施形態では、テンプレート用画像500は、位置検出用補正画像1の重複領域の部分の画像であり、探索用画像510は、位置検出用補正画像0の重複領域の部分の画像である。ここで、指定されたサイズW、指定された生成間隔Stepでテンプレート画像が生成されるものとすると、図9に示すような態様で複数のテンプレート画像502−1〜502−#が生成される。
生成された複数のテンプレート画像502−1〜502−#に対し、テンプレート・マッチングにより、探索用画像510上での対応部分514が所定の探索範囲512内で探索される。この各テンプレート画像502−1〜502−#に対して、それぞれ、マッチングスコアが最大となる位置の基準位置からのずらし量が検出される。
図10は、本実施形態におけるつなぎ位置検出結果のデータ構造を示す図である。つなぎ位置検出処理に基づき、図10に示すような、変換後の各座標値(θ,φ)に対して、ずらし量(Δθ,Δφ)が対応付けられた情報を全座標値について保持するデータが生成される。このとき、上記つなぎ位置検出により求められたテンプレート・ブロック毎のずらし量(Δθi,Δφi)を、テンプレート・ブロックの中心座標の値として設定し、各座標値(θ,φ)に対応するずらし量(Δθ,Δφ)を補間して、つなぎ位置データが計算される。
テーブル修正部306は、つなぎ位置検出結果332に基づいて、事前準備された位置検出用変換テーブル330に対し修正を施し、テーブル生成部308に渡す。上述したつなぎ位置検出により、図10に示すように、全天球画像フォーマットの座標値毎にずらし量が求まっているので、テーブル修正部306は、部分画像0の歪み補正に用いた検出用歪み補正テーブル0において、入力座標値(θ,φ)に対し、修正前に(θ+Δθ,φ+Δφ)に対応付けられていた(x,y)を対応付けるように修正する。なお、部分画像1の歪み補正に用いた検出用歪み補正テーブル1については対応付けを変える必要がない。
テーブル生成部308は、上記テーブル修正部306により修正された変換データから、回転座標変換に基づき、画像合成用変換テーブル336を生成する。なお、この際に、傾き検出部310が生成した傾き検出結果334に基づいて、傾き補正を反映させて画像合成用変換テーブル336を生成することができる。
このように、(1)撮影モードでは、フレーム毎につなぎ位置検出が行われ、画像合成用変換テーブル336が更新される。位置検出用歪み補正部302、つなぎ位置検出部304、テーブル修正部306およびテーブル生成部308が実行する処理は、図3に示したつなぎ位置検出処理220に対応しており、傾き検出部310が実行する処理は、傾き検出処理に対応している。生成される画像合成用変換テーブル336は、つなぎパラメータ240に対応する。
なお、(2)画角確認モードでは、上述した位置検出用歪み補正部302、つなぎ位置検出部304、テーブル修正部306、テーブル生成部308および傾き検出部310は、消費電力を削減する観点からは、好ましくは休止される。
(1)撮影モードおよび(2)画角確認モードでは、画像合成用歪み補正部312および画像合成部314が、全天球画像を生成するために動作する。
画像合成用歪み補正部312は、画像合成処理の前段の処理として、部分画像0および部分画像1に対し、変換テーブルを用いて歪み補正をかけ、画像合成用補正画像0および画像合成用補正画像1を生成する。生成される画像合成用補正画像0,1は、位置検出用補正画像と同様に、球面座標系で表現されている一方で、上記回転座標変換により、位置検出用補正画像とは座標軸の定義が異なったものとなる。画像合成部314は、得られた画像合成用補正画像0および画像合成用補正画像1を合成し、全天球画像フォーマットの合成画像のフレームを生成する。
図11は、本実施形態による画像合成処理の際における、魚眼レンズで撮像された部分画像の球面座標系へのマッピングを説明する図である。上記回転座標変換により、図8に示すような、一方のレンズ光学系の光軸を軸とした水平角度および垂直角度の座標軸の定義から、図11に示すような、光軸に垂直な軸を基準とした水平角度および垂直角度の定義に変換される。これにより、画像合成用歪み補正部312による処理の結果、魚眼レンズで撮像された2つの部分画像0,1は、図11に示すように全天球画像フォーマット上に展開される。魚眼レンズ0により撮影された部分画像0は、典型的には、全天球のうちの概ね左半球にマッピングされ、魚眼レンズ1により撮影された部分画像1は、全天球のうちの概ね右半球にマッピングされる。なお、図11は、2つの魚眼レンズで撮像された2つの部分画像の球面座標系へのマッピングについて説明しているが、3つ以上の複数の魚眼レンズの場合は、3以上の複数の部分画像が合成され、全天球画像が生成される。
画像合成用歪み補正部312が参照する変換テーブルは、指定されるモードに応じて異なる。(1)撮影モードでは、フレーム毎に、つなぎ位置検出処理220により更新される画像合成用変換テーブル336が参照される。これに対して、(2)画角確認モードでは、すべてのフレームを通して、固定変換テーブル338が参照される。ここで、固定変換テーブル338は、事前に製造元等で保存されたもの、あるいは、前回の(1)撮影モード時に生成したものなどを用いることができる。つまり、(2)画角確認モードでは、その時点で撮像されたフレームに対する最適な変換テーブルではないが、許容できる品質で全天球画像を生成することができる固定変換テーブル338が用いられる。
このように、(1)撮影モードおよび(2)画角確認モードでは、変換テーブル336,338に基づきつなぎ処理が行われる。画像合成用歪み補正部312および画像合成部314が実行する処理は、図3に示したつなぎ処理250に対応する。
(3)明るさ確認モードでは、上述した位置検出用歪み補正部302、つなぎ位置検出部304、テーブル修正部306、テーブル生成部308、傾き検出部310、画像合成用歪み補正部312および画像合成部314は、省電力化の観点から好ましくは休止される。代わりに、画像切出部316が動作する。
画像切出部316は、入力される部分画像(図4では部分画像0を用いているが、部分画像1であってもよい。)に対し、画像切り出し処理を施し、切出画像を生成する。生成される切出画像は、部分画像と同じく、平面座標系で表現された画像データとなる。画像切出部316が実行する処理は、図3に示した画像切出処理260に対応する。
モード切替部318は、ユーザから指定されるモードに応じて、出力画像選択部320、つなぎ位置検出処理220、つなぎ処理250、画像切出処理260の動作を切り替える。ユーザによるモード指定は、例えば、ユーザ端末装置150上で動作するアプリケーション上のソフトキーまたは全天球カメラ110が備えるハードキーなどを介して行われる。より具体的には、モード切替部318は、つなぎ位置検出処理220で2つの部分画像間のつなぎ位置を検出するか否かを判断する判断手段としての機能が含まれる。つなぎ位置を検出すると判断した場合には、(1)撮影モードとなるが、つなぎ位置を検出しないと判断した場合には、つなぎ位置を検出せずに、(2)画角確認モードまたは(3)明るさ確認モードとなる。
出力画像選択部320は、(1)撮影モードおよび(2)画角確認モードでは、画像合成部314が出力する合成画像を出力画像として選択する。出力画像選択部320は、(3)明るさ確認モードでは、画像切出部316が出力する切出画像を出力画像として選択する。
図12は、本実施形態による全天球撮像システム100において生成される各モードの出力画像を例示する図である。(1)撮影モード中に選択される出力画像は、図12(A)に示すように、つなぎ位置が適切に位置合わせされ、天頂補正が施された画像となる。これに対して、(2)画角確認モード中に選択される出力画像は、図12(B)に示すように、充分な画質でつなぎ位置の位置合わせが行われているが、天頂補正は施されていない画像となる。(3)明るさ確認モード中に選択される出力画像は、図12(C)に示すように、魚眼画像から矩形に切り出した画像となる。
図4に示す画像処理ブロック300は、さらに、モニタ画像生成部322を含むことができる。上記生成された合成画像は、全天球画像フォーマットで表現されるため、そのまま、ディスプレイなどの平面表示デバイスに表示させると、垂直角度0度および180度に近づくほど画像が歪んで表示されることになる。画角の確認という目的では、全天球画像フォーマットのまま表示させてもよいが、好ましい実施形態では、全天球画像を平面表示デバイスに投影するための画像処理を実行することができる。
モニタ画像生成部322は、(1)撮影モードおよび(2)画角確認モードにおいて、全天球画像フォーマットの合成画像から、球面座標系から特定方向および特定画角の平面座標系への順次変換し、ユーザが指定する特定の視野方向の一定画角の画像に投影する処理を行う。これにより、視聴者は、所定の視点および視野で観察した場合に相当する画像をモニタすることができるようになる。モニタ画像生成部322は、(3)明るさ確認モードにおいては、出力される切出画像をそのまま、またはさらに一部を切り出してディスプレイに表示することができる。
また、上述した説明では、撮影前または撮影中のモニタ画像表示について説明した。しかしながら、上述した(1)撮像モードの画像処理パスで生成される全天球画像の静止画を生成し、または、全天球画像の複数のフレームからなる画像列を動画圧縮して動画像を生成し、これらの静止画または動画の画像データを保存することもできる。
図13は、本実施形態による全天球撮像システムによるモニタ画像の画像遅延の短縮および消費電力の省電力化を模式的に説明する図である。図13には、入力される画像フレームとともに、各モードにおいて行われる各処理、入力された画像フレームに対応する出力のタイミングが時間軸上に示されている。また、各処理の処理量がバーの幅で模式的に表現されている。
図13に示すように、つなぎ位置検出処理を実行する(1)撮影モードでは、典型的には、数フレーム分の時間をかけてつなぎ位置検出処理を行い、数フレーム分待って画像に対しつなぎ処理を行って画像出力が行われる。高速な画像処理チップを用いてハードウェアの画像処理性能を向上することにより、遅延を短縮することができるが、コストおよび消費電力の増大につながる。
これに対し、上述した(2)画角確認モードでは、典型的には数フレーム分の時間が必要なつなぎ位置検出処理を省略することができるので、その分だけ、画像遅延の短縮および消費電力の省電力化が図られる。一例として、特定の処理チップ上において撮影モードで3フレーム相当かかる処理を、1フレーム分相当に短縮し、1フレームの遅延で出力することが可能である。さらに、上述した(3)明るさ確認モードでは、つなぎ処理が、さらに処理負荷の低い画像切出処理で代替されるので、より一層の消費電力の低減を図ることができる。
以上説明したように、上述した実施形態によれば、複数の入力画像をつなぎ合わせて1つの画像を生成する画像処理において、画像遅延を短縮して画像を出力することが可能なモードを備えた画像処理システム、画像処理方法、プログラムおよび撮像システムを提供することができる。
なお、上述までの実施形態では、全天球カメラ110と、全天球カメラ110と通信するユーザ端末装置150とを備える全天球撮像システム100を一例として、画像処理システムおよび撮像システムについて説明した。
上述した全天球撮像システム100において、特定の実施形態では、部分画像取得処理210、つなぎ位置検出処理220、傾き検出処理230、つなぎ処理250および選択処理270を全天球カメラ110のハードウェア上で実装し、モニタ表示処理280をユーザ端末装置150上で実装することができる。この特定の実施形態では、全天球カメラ110は、複数のモードのうちの指定されるモードに応じた出力画像を出力し、ユーザ端末装置150は、モードに応じた出力画像に基づくモニタ画像を表示することができる。
しかしながら、画像処理システムおよび撮像システムの構成は、上述した構成に限定されるものではない。他の実施形態では、上述した画像処理210〜280をすべて全天球カメラ110上で実行し、全天球カメラ110のみで画像処理システム、画像処理装置および撮像システムを構成してもよい。さらに他の実施形態では、上述した部分画像取得処理210を除く画像処理220〜280を、ユーザ端末装置150を含む1以上の外部のパーソナル・コンピュータやサーバなどの画像処理装置上で分散実装してもよい。例えば、特定の実施形態では、画像処理220〜280を、画像処理装置としてのユーザ端末装置150上で実行することができる。このような実施形態では、全天球カメラ110は、モードにかかわらず複数の部分画像を取得して出力し、ユーザ端末装置150は、全天球カメラ110から出力された複数の部分画像の入力を受け、複数のモードのうちの指定されるモードに応じた出力画像を生成し、モニタ画像を表示することができる。
さらに、上記実施形態では、傾き補正において、鉛直方向を基準として傾き角を求めるとしたが、鉛直方向以外で、たとえば水平方向やその他所望の方向を基準方向として設定し、その基準方向に対する全天球カメラ110や撮像素子130A、130B等所定の物体との傾きに基づいて画像の傾きを修正するようにしてもよい。また、上記実施形態では、傾きの検出に加速度センサを用いたが、加速度センサと地磁気センサの組合せなどのその他の傾きセンサにより、全天球カメラ110や全天球カメラ110に固定された撮像素子130A、130B、センサ自体等の傾きを検出するようにしてもよい。
なお、上記機能部は、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)などのレガシープログラミング言語やオブジェクト指向プログラミング言語などで記述されたコンピュータ実行可能なプログラムにより実現でき、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、ブルーレイディスク、SDカード、MOなど装置可読な記録媒体に格納して、あるいは電気通信回線を通じて頒布することができる。また、上記機能部の一部または全部は、例えばフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)などのプログラマブル・デバイス(PD)上に実装することができ、あるいはASIC(特定用途向集積)として実装することができ、上記機能部をPD上に実現するためにPDにダウンロードする回路構成データ(ビットストリームデータ)、回路構成データを生成するためのHDL(Hardware Description Language)、VHDL(Very High Speed Integrated Circuits Hardware Description Language)、Verilog−HDLなどにより記述されたデータとして記録媒体により配布することができる。
これまで本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
12…撮像体、14…筐体、18…撮影ボタン、20…結像光学系、22…撮像素子、100…全天球撮像システム、110…全天球カメラ、112…CPU、114…ROM、116…画像処理ブロック、118…動画圧縮ブロック、120…DRAMインタフェース、122…外部ストレージインタフェース、124…外部センサインタフェース、126…USBインタフェース、128…シリアルブロック、129…映像出力インタフェース、130…撮像素子、132…DRAM、134…外部ストレージ、136…加速度センサ、138…USBコネクタ、140…無線NIC、142…バス、150…ユーザ端末装置、152…CPU、154…RAM、156…HDD、158…入力装置、160…外部ストレージ、162…ディスプレイ、164…無線NIC、166…USBコネクタ、168…バス、200…画像処理、210…部分画像取得処理、220…つなぎ位置検出処理、230…傾き検出処理、240…つなぎパラメータ、250…つなぎ処理、260…画像切出処理、270…選択処理、280…モニタ表示処理、300…画像処理ブロック、302…位置検出用歪み補正部、304…つなぎ位置検出部、306…テーブル修正部、308…テーブル生成部、310…傾き検出部、312…画像合成用歪み補正部、314…画像合成部、316…画像切出部、318…モード切替部、320…出力画像選択部、322…モニタ画像生成部、330…位置検出用変換テーブル、332…つなぎ位置検出結果、334…傾き検出結果、336…画像合成用変換テーブル、338…固定変換テーブル、500…テンプレート用画像、502…テンプレート画像、510…探索用画像、512…探索範囲、514…対応部分
Claims (20)
- 複数の入力画像間のつなぎ位置を検出する検出処理手段と、
前記複数の入力画像をつなぎ処理して、出力画像を生成するつなぎ処理手段と、
モードを切り替える切替手段と
を含み、前記モードは、
前記検出処理手段の検出結果を反映して前記つなぎ処理手段により前記つなぎ処理を実行し生成された出力画像が出力される第1のモードと、
前記検出処理手段による処理をせずに前記つなぎ処理手段により前記つなぎ処理を実行し生成された出力画像が出力される第2のモードと
を含む、画像処理システム。 - 前記第1のモードにおける前記つなぎ処理手段による前記つなぎ処理は、前記検出処理手段の検出結果が反映された変換データを適用して実行され、
前記第2のモードにおける前記つなぎ処理手段による前記つなぎ処理は、所定の変換データを適用して実行される、
請求項1に記載の画像処理システム。 - 前記複数の入力画像のうちの少なくとも一方を切り出して、出力画像を生成する切出処理手段をさらに含み、前記モードは、
前記検出処理手段および前記つなぎ処理手段による処理をせずに前記切出処理手段により前記少なくとも一方を切り出し生成された出力画像が出力される第3のモード
をさらに含む、請求項1または2に記載の画像処理システム。 - 前記第1のモードにおける前記検出処理手段による処理は、前記複数の入力画像間に存在する重複領域での複数の対応点各々の位置ずらし量を検出する処理を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理システム。
- 前記第1のモードにおける前記検出処理手段による処理は、
前記複数の入力画像から変換された球面座標系の複数の画像間のつなぎ位置を検出する検出処理と、
傾きセンサによる傾き検出結果および前記球面座標系で検出されたつなぎ位置の検出結果に基づいて、前記複数の入力画像から前記出力画像を生成するための変換データを生成する変換データ生成処理と
を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理システム。 - 前記つなぎ処理手段による処理は、
前記変換データに基づいて、前記複数の入力画像をそれぞれ球面座標系の画像に変換する変換処理と、
前記変換処理により前記複数の入力画像から変換された球面座標系の複数の画像を合成し、出力画像を生成する合成処理と
を含む、請求項5に記載の画像処理システム。 - 指定されるモードに応じて切り替えられる出力画像に基づくモニタ画像を表示手段に表示させる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理システム。
- 前記検出処理手段および前記つなぎ処理手段は、ハードウェア実装される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理システム。
- それぞれレンズ光学系および撮像素子を含み互いに異なる方向を撮像して入力画像の列を与える複数の撮像手段からの部分画像を取得する画像取得手段をさらに含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像処理システム。
- 前記複数の撮像手段は、それぞれ、所定画角を有し、前記複数の撮像手段の画角を合わせることにより4πステラジアンの立体角が満たされ、前記つなぎ処理手段により生成される出力画像は、全天球画像である、請求項9に記載の画像処理システム。
- 画像処理装置が実行する画像処理方法であって、前記画像処理装置が、
第1のモードが指定されたことに応答して、
入力される複数の入力画像間のつなぎ位置を検出するステップと、
前記検出するステップでの検出結果を反映して前記複数の入力画像をつなぎ処理して、第1の出力画像を生成するステップと、
第2のモードが指定されたことに応答して、
前記つなぎ位置を検出する処理をせずに入力される複数の入力画像をつなぎ処理して、第2の出力画像を生成するステップと
を含む、画像処理方法。 - コンピュータを、
複数の入力画像間のつなぎ位置を検出する検出処理手段、
前記複数の入力画像をつなぎ処理して、出力画像を生成するつなぎ処理手段、および、
モードを切り替える切替手段
として機能させるためのプログラムであって、前記モードは、
前記検出処理手段の検出結果を反映して前記つなぎ処理手段により前記つなぎ処理を実行し生成された出力画像が出力される第1のモードと、
前記検出処理手段による処理をせずに前記つなぎ処理手段により前記つなぎ処理を実行し生成された出力画像が出力される第2のモードと
を含む、プログラム。 - それぞれ、レンズ光学系および固体撮像素子を含み、互いに異なる方向を撮像して入力画像を取得する複数の撮像手段と、
取得された複数の入力画像間のつなぎ位置を検出する検出処理手段と、
前記複数の入力画像をつなぎ処理して、出力画像を生成するつなぎ処理手段と、
モードを切り替える切替手段と
を含み、前記モードは、
前記検出処理手段の検出結果を反映して前記つなぎ処理手段によりつなぎ処理を実行し生成された出力画像が出力される第1のモードと、
前記検出処理手段による処理をせずに前記つなぎ処理手段によりつなぎ処理を実行し生成された出力画像が出力される第2のモードと
を含む、撮像システム。 - 前記複数の撮像手段、前記検出処理手段、前記つなぎ処理手段および前記切替手段を備える撮像装置を含む、請求項13に記載の撮像システム。
- 前記撮像装置は、指定されるモードに応じた出力画像を出力し、前記撮像システムは、
前記指定されるモードに応じた出力画像に基づくモニタ画像を表示手段に表示させるユーザ端末装置をさらに含む、請求項14に記載の撮像システム。 - 前記複数の撮像手段を備え、前記複数の撮像手段各々が取得した複数の入力画像を出力する撮像装置と、
前記検出処理手段、前記つなぎ処理手段および前記切替手段を備え、前記撮像装置から出力された前記複数の入力画像の入力を受け、切り替えられたモードに応じた出力画像を出力する画像処理装置と
を含む、請求項13に記載の撮像システム。 - 複数の画像を合成して1つの画像を生成する画像生成装置において、
第1の画像と第2の画像をつなぐつなぎ位置を検出するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段で、つなぎ位置を検出しないと判断した場合、
所定の位置で第1の画像と第2の画像をつないで画像を生成する生成手段と、
を有することを特徴とする画像生成装置。 - 前記判断手段で、つなぎ位置を検出すると判断した場合、つなぎ位置の検出を行う検出手段と、
前記つなぎ位置に基づいて、第1の画像と第2の画像をつないで画像を生成する生成手段と、
を有することを特徴とする請求項17の画像生成装置。 - 複数の画像を合成して1つの画像を生成する画像生成装置が実行する画像生成方法であって、前記画像生成装置が、
第1の画像と第2の画像をつなぐつなぎ位置を検出するか否かを判断するステップと、
前記判断するステップで、つなぎ位置を検出しないと判断した場合、
所定の位置で第1の画像と第2の画像をつないで画像を生成するステップと、
を含む、画像生成方法。 - 複数の画像を合成して1つの画像を生成する画像生成装置を実現するためのプログラムであって、コンピュータを、
第1の画像と第2の画像をつなぐつなぎ位置を検出するか否かを判断する判断手段、および、
前記判断手段で、つなぎ位置を検出しないと判断した場合、所定の位置で第1の画像と第2の画像をつないで画像を生成する生成手段、
として機能させるためのプログラム。
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