JP2016141021A - Image forming device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、画像形成装置に関し、例えば、通常時よりも消費電力の低い動作モード(以下、「低消費モード」とも呼ぶ)に対応したプリンタに適用し得る。 The present invention relates to an image forming apparatus and can be applied to, for example, a printer compatible with an operation mode (hereinafter also referred to as “low consumption mode”) that consumes less power than normal.
従来の電子写真式の画像形成装置では、低消費モードでの動作に対応するものがある。従来の低消費モードに対応した画像形成装置としては、例えば、特許文献1の記載技術がある。 Some conventional electrophotographic image forming apparatuses support operation in a low consumption mode. As a conventional image forming apparatus corresponding to the low consumption mode, for example, there is a technique described in Patent Document 1.
特許文献1に記載の画像形成装置では、低消費モードでの動作する際に、装置内部の制御部へ供給される電源出力電圧を遮断することにより、電源負荷を低負荷あるいは無負荷の状態とし、電源の効率アップを図っている。 In the image forming apparatus described in Patent Document 1, when operating in the low consumption mode, the power load is set to a low load or no load state by cutting off the power output voltage supplied to the control unit inside the apparatus. To improve power efficiency.
しかしながら、従来の画像形成装置において、低消費モードで動作する際、電源出力電圧を遮断しても、電源の通電は継続している為、電源の効率アップに限界がある。 However, when the conventional image forming apparatus operates in the low power consumption mode, even if the power supply output voltage is cut off, the power supply continues to be energized, and thus there is a limit to the efficiency of the power supply.
そのため、通常よりも低い消費電力で動作する際に、より電源効率を向上させることができる画像形成装置が望まれている。 Therefore, there is a demand for an image forming apparatus that can further improve power supply efficiency when operating with lower power consumption than usual.
本発明は、外部電源から電力の供給を受ける電源部と、前記電源部を電源として動作する制御部とを備える画像形成装置において、(1)前記外部電源からの電力の供給をオンオフするスイッチと、(2)前記電源部への入力電圧を検知する電圧検知手段と、(3)前記電圧検知手段による検知電圧結果に従ったタイミングで、前記スイッチをオン状態又はオフ状態に切替えるスイッチ切替手段とを有することを特徴とする。 The present invention provides an image forming apparatus including a power supply unit that receives power supply from an external power supply and a control unit that operates using the power supply unit as a power supply. (1) a switch that turns on / off power supply from the external power supply; (2) voltage detection means for detecting an input voltage to the power supply unit; and (3) switch switching means for switching the switch to an on state or an off state at a timing according to a detection voltage result by the voltage detection means. It is characterized by having.
本発明によれば、通常よりも低い消費電力で動作する際に、より電源効率を向上させることができる画像形成装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide an image forming apparatus capable of further improving power supply efficiency when operating with lower power consumption than usual.
(A)第1の実施形態
以下、本発明による画像形成装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。以下では、本発明の画像形成装置をプリンタに適用する例について説明する。
(A) First Embodiment Hereinafter, a first embodiment of an image forming apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Hereinafter, an example in which the image forming apparatus of the present invention is applied to a printer will be described.
(A−1)第1の実施形態の構成
図2は、この実施形態の画像形成装置100の全体構成を示す概略断面図である。
(A-1) Configuration of First Embodiment FIG. 2 is a schematic cross-sectional view showing the overall configuration of the
図2に示すように、画像形成装置100のハードウェア構成は、画像形成装置100の構成を示す断面図であり、給紙部1、画像形成部2、定着部3、用紙排出部4に大別される。
As shown in FIG. 2, the hardware configuration of the
以下では、画像形成装置100の構成について、印刷動作の順で説明を行う。
Hereinafter, the configuration of the
給紙部1は、用紙をセットする為の用紙カセット5、用紙を給紙するためのピックアップローラ6、7、8、用紙を画像形成部2へ搬送する為のレジストローラ9、10を有している。
The paper feeding unit 1 has a paper cassette 5 for setting paper, pickup rollers 6, 7, 8 for feeding paper, and
画像形成部2は、カラー印刷装置の場合、プロセス色毎に画像形成ユニットを有している。画像形成部2では、ブラック(以下、「K」とも呼ぶ)、イエロー(以下「Y」とも呼ぶ)、マゼンダ(以下、「M」とも呼ぶ)、シアン(以下、「C」とも呼ぶ)のそれぞれのトナー色ごとに、画像形成ユニット201(201K、201Y、201M、201C)が配置されている。画像形成部2では、用紙搬送の上流方向(図2の右側)から、画像形成ユニット201K、201Y、201M、201Cの順に配置されている。
In the case of a color printing apparatus, the
そして、各画像形成ユニット201は、静電潜像担持体である感光ドラム11、感光ドラム11に接触し感光ドラム11表面に均一に高電圧を帯電させる帯電ローラ12、感光ドラム11に接触しトナー担持体である現像ローラ13、現像ローラ13に接触しトナーを現像ローラ13へ供給するトナー供給ローラ14を有している。また、画像形成部2には、各画像形成ユニット201に対して、それぞれ、露光部としてのLEDヘッド15及び脱着可能なトナーカートリッジ16(対応する色のトナーが充填されたカートリッジ)が配置されている。さらに、画像形成部2には、感光ドラム11に形成されたトナー像を用紙へ転写させる転写体である転写ベルト17、転写ベルト17を介して感光ドラム11と当接されている転写ローラ18が配置されている。
Each image forming unit 201 contacts the
定着部3は、用紙に転写されたトナーを定着させる定着ローラ19、定着ローラ19内部には、ハロゲンランプに代表されるヒータ20、定着ローラ20の表面温度を検出する為の温度検出センサ21を有している。温度検出センサ21は、例えば、サーミスタを適用することができる。
The fixing unit 3 includes a
用紙排出部4は、定着が完了した用紙を排出する為の排出ローラ22を有している。
The
図1は、この実施形態の画像形成装置100の制御及び電源の構成について示したブロック図である。
FIG. 1 is a block diagram showing the control and power supply configuration of the
図1に示すように、画像形成装置100は、制御及び電源に係る構成要素として、電源部500、メイン制御ブロック700、サブ制御ブロック900、各種センサ800、及びアクチュエータ801等を有している。
As shown in FIG. 1, the
図3は、電源部500の詳細構成を示すブロック図である。
FIG. 3 is a block diagram illustrating a detailed configuration of the
電源部500は、一次スイッチ501、ヒータオンオフ回路502、ACゼロクロス検出回路5002、一次整流/平滑回路503、一次−二次変換部504、電圧フィードバック部2006、DC24Vオンオフスイッチ505、電圧検出回路506、スイッチオンオフ一次回路507、スイッチオンオフ二次回路508、DC−DCコンバータ10000、ブラウンインアウト回路9000、及びDC24−5Vバイパス回路20000を有している。この実施形態の例において、電源部500は、商用電源1000(交流電源)より出力されるAC電圧にて動作するものとして説明するが、電源部500の電源は交流電源に限定されないものである。
The
以下では、電源部500から見て、メイン制御ブロック700、サブ制御ブロック900、アクチュエータ801等を含む制御系の構成要素(電力供給先の構成要素)を総称して「制御部」とも呼ぶものとする。また、以下では、電源部500から見て、メイン制御ブロック700及びサブ制御ブロック900で制御処理(信号処理やデータ処理等)を行う構成要素を「ロジック部」とも呼ぶものとする。ロジック部としては、例えば、後述するメイン制御ブロック700を構成するメイン制御ブロック700や、後述するサブ制御ブロック900を構成するサブ制御部902等が含まれる。
Hereinafter, when viewed from the
一次スイッチ501は電源部500の入力側(商用電源1000側)に配置されるものである。一次スイッチ501は、サブ制御部902から出力される制御信号(以下、「SLEEP−P信号」と呼ぶ)、スイッチオンオフ一次回路507、スイッチオンオフ二次回路508によりオンオフする。
The
ヒータオンオフ回路502は、メイン制御部701から出力されるヒータオンオフ信号により、定着部3内部のヒータ20をオンオフさせる回路である。
The heater on / off
ACゼロクロス検出回路5002は、商用電源1000より出力されるAC電圧のゼロクロス点を検出する回路である。ACゼロクロス検出回路5002は、例えば、整流ダイオード、抵抗、フォトカプラにより構成することができる。なお、ACゼロクロス検出回路5002において、フォトカプラはACカプラに置き換えるようにしてもよい。
The AC zero
一次整流/平滑回路503は、商用電源1000より供給されるAC電圧を整流し、平滑する回路である。
The primary rectification /
一次−二次変換部504は、メイン制御ブロック700へDC電圧を供給する。一次−二次変換部504は、制御部側(二次側)に対して、DC24Vを降圧してDC5Vとし、ロジック部へ供給することもある。また、一次−二次変換部504は、二次側に複数の巻線出力があり、DC24Vの他にDC電圧を生成するようにしてもよい。
The primary-
DC−DCコンバータ10000は、一次−二次変換部より出力される電圧を降圧する回路であり、DC24VをDC5Vへ降圧している。DC−DCコンバータ10000は、ICを使用して構成することができる。この実施形態では、DC−DCコンバータ10000の周辺回路を含めて「DC−DCコンバータ」とも呼ぶものとする。電源部500より出力されるDC電圧の種類は制御部の構成で決定されることがあり、他にDC3.3V出力が一般的である。この実施形態では、電源部500より制御部へ出力される電圧は、DC24V(第1の電圧)とDC5V(第1の電圧よりも低い第2の電圧)であるものとする。DC24Vは、アクチュエータ等のパワー部(例えば、後述するアクチュエータ駆動部710等を含む)へ出力する電圧であるものとする。また、DC5Vは、ロジック部へ出力する電圧であるものとする。
The DC-
電源部500では、一次−二次変換部504及びその周辺回路により、主としてDC24V(第1の電圧)を出力する第1の電圧回路が構成されている。また、電源部500では、DC−DCコンバータ10000及びその周辺回路により、DC5V(第2の電圧)を出力する第2の電圧回路が構成されている。
In the
ブラウンインアウト回路9000は、DC−DCコンバータ10000の入力電圧(つまり、一次−二次変換部504の出力電圧)を検出し、所定の閾値にてDC−DCコンバータ10000(DC−DCコンバータ10000のIC)の機能を用いてオンオフさせる機能を担っているものである。
The brown-in / out
DC24−5Vバイパス回路20000は、DC−DCコンバータ10000の入出力と、ブラウンインアウト回路9000との間を接続する回路である。
The DC24-
電圧フィードバック部2006は、一次−二次変換部504より出力される電圧を検出し、一次−二次変換部504へ結果をフィードバックする回路である。
The
DC24Vオンオフスイッチ505は、サブ制御部902から出力されるSLEEP−P信号に応じて、電源部500から出力されるDC24Vをオンオフするスイッチである。DC24Vオンオフスイッチ505は、例えば、リレーやFET(Field Effect Transistor)等のスイッチング機能を備える部品を用いて構成することができる。
The DC24V on / off
電圧検出回路506は一次整流/平滑回路503出力の電圧を検出する電圧検知手段として機能する回路である。
The
スイッチオンオフ一次回路507、及びスイッチオンオフ二次回路508は、サブ制御部902から出力されるSLEEP−P信号によりオンオフする。また、スイッチオンオフ一次回路507、及びスイッチオンオフ二次回路508は、電圧検出回路506の検出結果によって強制的にオンオフする。
The switch on / off
次に、メイン制御ブロック700の内部構成について説明する。
Next, the internal configuration of the
メイン制御ブロック700は、メイン制御部701、ROM702、RAM703、温度検出部706、センサオンオフ回路707、高圧電源708、ヘッド制御部709、及びアクチュエータ駆動部710を有している。
The
メイン制御部701は、ROM702(プログラムや設定データを保存している不揮発性の記憶部品)に書き込まれたプログラムによって動作する装置(コンピュータ)である。また、メイン制御部701は、時間計測を行うためのカウンタ711などを内蔵しているものとする。
The
RAM703は、メイン制御部701によりデータ保管、読み出しが行われるメモリである。
A
温度検出部706は、定着部600内部の温度検出センサ21の出力を抵抗分圧し、メイン制御部701へ温度検出信号を出力するものである。
The
センサオンオフ回路707は、後述の各種センサ800に供給する電源のオン/オフを制御するものである。センサオンオフ回路707は、各種センサ800をオフに制御するセンサオフ信号又は、各種センサ800をオンに制御するセンサオン信号を出力する。センサオンオフ回路707は、電源オン時の装置ウォームアップや、ホスト802などの指示により動作する印刷時以外は、基本的に、メイン制御部701よりセンサオフ信号が出力する。センサオンオフ回路707は、例えば、トランジスタで構成することができる。
The sensor on / off
高圧電源708は、上述の画像形成部2の感光ドラムや各種ローラへ高圧電圧を印加する電源である。ヘッド制御部709は、LEDヘッド15のオンオフを制御する制御部である。
The high
アクチュエータ駆動部710は、メイン制御部701より出力されるロジック信号を元に、後述するアクチュエータ801へ駆動信号を出力する専用ドライバである。
The
各種センサ800には、例えば用紙検出用の図示しない用紙走行路センサ(例えば、給紙部1、画像形成部2、定着部600、及び用紙排出部4に配設された用紙走行路センサ)や画像濃度、色ずれ補正用のセンサ等が含まれる。
The
アクチュエータ801には、上述のアクチュエータ駆動部710により駆動する構成要素(例えば、給紙部1、画像形成部2、定着部600、及び用紙排出部4等)に配設された図示しないモータ、クラッチ、ソレノイド、空冷用のFAN等が含まれる。
The
次に、サブ制御ブロック900の内部構成について説明する。
Next, the internal configuration of the
サブ制御ブロック900は、DC5Vオンオフスイッチ901、及びサブ制御部902を有している。
The
DC5Vオンオフスイッチ901は、サブ制御部902から制御部側に供給される制御信号(以下、「POWEROFF−P信号」と呼ぶ)に応じて、電源部500から出力されるDC5Vをオンオフするものである。DC5Vオンオフスイッチ901は、例えば、半導体であるFET、トランジスタやリレー等を用いて構成することができる。
The DC5V on / off
サブ制御部902は、低消費モードでの動作時に制御処理を行うコンピュータ(例えば、メイン制御ブロック700よりも小規模なマイクロコンピュータ)であり、低消費モードの1つであるスリープモードを示す信号としてSLEEP−P信号を出力する。サブ制御部902は、例えば、予め設定された時間経過後、または、ユーザが押下するメカスイッチ1001のオンオフと連動して、低消費モードへの移行を行う。サブ制御部902は、例えば、メカスイッチ1001オンオフにより、スリープモードよりもより低消費電力で動作するパワーオフモード(低消費モード)への移行、復旧が可能となっているものとする。
The
次に、電源部500の詳細構成について図3を用いて説明する。
Next, a detailed configuration of the
図3に示すように電源部500は、保護素子2000、一次スイッチ501、フィルタ2001、フィルタ20001、ヒータオンオフ回路502、突入防止回路2002、一次整流/平滑回路503、一次−二次変換部504、二次整流/平滑回路2003、DC5V保護回路30000、DC24Vオンオフスイッチ505、DC24V保護回路2004、二次フィルタ2005、電圧フィードバック部2006、DC−DCコンパータ10000、ブラウンインアウト回路9000、DC24V−5Vバイパス回路20000、電圧検出回路506、スイッチオンオフ一次回路507、スイッチオンオフ二次回路508を有している。
As shown in FIG. 3, the
保護素子2000は、商用電源1000側から入力される過電流を抑制するものであり、例えば、過電流保護用のヒューズや雷サージ保護用のパリスタなどで構成することができる。
The
一次スイッチ501は、電源部500の入力部に配置される。図3では、一次スイッチ501として、常閉接点タイプのリレーを適用した例について図示している。
The
フィルタ2001は、一次スイッチ501の後段に配置されているフィルタである。
The
フィルタ2001は、例えば、図示しないコモンあるいはノーマルチョークコイルとコンデンサで構成することができる。フィルタ2001に適用するコンデンサとしては、例えばLINE、NEUTRAL間に配置するXコンと、LINEあるいはNEUTRALとFG(フレームグラウンド)間に配置するYコンで構成することができる。
The
フィルタ20001は、ヒータオンオフ回路502の後段に配置されているフィルタである。フィルタ20001は、フィルタ2001と同様の方式により構成することができる。
The
ヒータオンオフ回路502は、定着部3内部のヒータ20をオン/オフすることにより駆動(通電)し、定着部3内部の温度を所定の目標温度に保持する回路である。ヒータオンオフ回路502は、例えば、図示しないトライアックとフォトトライアックで構成することができる。また、ヒータオンオフ回路502には、保護用に図示しないリレーを搭載するようにしてもよい。ヒータオンオフ回路502は、メイン制御部701から出力されるヒータオンオフ信号により、例えば、上述のフォトトライアックをオンオフし、さらに上述のトライアックをオンオフすることにより、定着部3内部のヒータ20を駆動(通電)することができる。
The heater on / off
突入防止回路2002は、一次整流/平滑回路503の電解コンデンサ3002充電時の突入電流を抑制する回路である。突入防止回路2002は、例えば、サーミスタを用いることにより安価な構成とすることも可能であるが、その場合サーミスタ高温時に突入電流を抑制できない。そのため、突入防止回路2002には、例えば、抵抗とスイッチ素子で構成されるトライアックやリレーを組み合わせた回路を適用するようにしてもよい。
The
一次整流/平滑回路503は、整流ダイオード3001と電解コンデンサ3002を有している。整流ダイオード3001は4つのダイオードにより構成されたいわゆるブリッジダイオード(例えば、4素子入りのブリッジダイオード)で構成することができる。
The primary rectification /
一次−二次変換部504は、トランス4001、メインFET4002、スナバ回路4003、電源制御部4004、補助巻線整流平滑回路4005、及び電圧クランプ回路4006を有している。
The primary-
トランス4001は、一次側、二次側を電気的、物理的に絶縁させ、また、商用電源1000より入力される電圧を変圧する機能を担っている。
The
メインFET4002は、トランス4001の一次側の巻線に供給する電力をオンオフするもの(所謂スイッチングFET)である。
The
スナバ回路4003は、メインFET4002オフ時のスパイク電圧を抑制する回路である。スナバ回路4003は、例えば、ファーストリカバリダイオード、抵抗、及びコンデンサを用いて構成することができる。また、スナバ回路4003では、低消費を目的に、ツェナーダイオードを用いるようにしてもよい。
The
電源制御部4004は、主に二次側のDC出力電圧のフィードバック結果を元に、メインFET4002のゲート電圧オンデューティを決定するものである。この実施形態では、電源制御部4004は、例えば、他励方式のICを用いるものとして説明する。電源制御部4004としては、例えば、補助巻線電圧を利用し、自励方式にすることも可能である。
The power
補助巻線整流平滑回路4005は、電源制御部4004の電源電圧となる補助巻線出力電圧を整流/平滑している。補助巻線整流平滑回路4005は、例えば、整流ダイオード及び電解コンデンサを用いて構成することができる。
The auxiliary winding rectifying /
電圧クランプ回路4006は、補助巻線出力電圧が電源制御の絶対最大定格を超える場合、電圧をクランプする回路である。電圧クランプ回路4006は、例えば、ツェナーダイオード、整流ダイオード、トランジスタ、及び抵抗等を用いて構成することができる。
The
二次整流/平滑回路2003は、トランス4001の二次側巻線出力電圧を整流/平滑する。図3の例においてトランス4001は、DC24Vの1巻線出力、フライバック方式の構成で図示している。二次整流/平滑回路2003は、例えば、整流ダイオードと電解コンデンサを用いることにより実現することができる。
The secondary rectification /
電圧フィードバック2006は、二次整流/平滑回路2003の出力に応じた信号を、電圧フィードバック2006(電源制御部4004)にフィードバックするものであり、シャントレギュレータ2100、フォトカブラ2200、及びDC24V設定電圧変換トランジスタ2300を有している。
The
シャントレギュレータ2100は、基準電圧を持っており、周辺の分圧抵抗により、DC出力電圧を設定するICで構成することができる。また、シャントレギュレータ2100は、設定電圧に対して、実際の電圧が上下した場合、フォトカブラ2200をオンオフさせ、電源制御部4004へ結果をフィードバックし、DC24V電圧を安定化させている。
The
DC24V設定電圧変換トランジスタ2300は、サブ制御部902より出力されるSLEEP−P信号によりオンオフし、シャントレギュレータ2100の周辺分圧抵抗値を変更することで、DC出力電圧を変更する。
The DC24V setting
DC24V保護回路2004は、DC24Vとしての出力が所定以上とならないように保護するものである。DC24V保護回路2004としては、例えば、過電圧検出回路や過電流検出回路を用いて構成することができる。図3では、DC24V保護回路2004は、電圧フィードバック部2006の後段に配置されているが、DC24V保護回路2004が過電圧又は過電流を検出する場合、一次側(例えば、電源制御部4004)でも過電圧又は過電流を検出してスイッチング等により出力制御を行うことも可能である。DC24V保護回路2004として過電圧検出回路を適用する場合、当該過電圧保護回路は、例えば、ツェナーダイオードとフォトカプラで構成することができる。この場合、DC24V保護回路2004が、過電圧を検出すると、一次側の電源制御部4004により、ラッチあるいは間欠でスイッチング停止させるようにしてもよい。また、DC24V保護回路2004として、過電流検出回路を適用する場合、当該過電流検出回路は、電流検出回路あるいはDC出力電圧垂下検出回路、ヒューズ等を用いて構成することができる。
The
DC24Vの二次側のフィルタ2005は、例えばLCフィルタを用いて構成することができる。フィルタ2005は、必ずしも搭載が必要ではない。
The
DC24Vオンオフスイッチ505は、サブ制御部902から出力されるSLEEP−P信号により、DC24の二次側の出力をオンオフするスイッチである。DC24Vオンオフスイッチ505は、例えば、スイッチング機能に対応した半導体あるいはリレーで構成することができる。
The DC24V on / off
DC−DCコンバータ10000は、二次整流平滑回路2003のDC24V電圧が入力されると、DC24V電圧をDC−DC変換して、DC5V電圧を出力するものである。DC−DCコンバータ10000は、例えば、負荷電流に応じた方式(例えば、ドロップタイプかスイッチングタイプのいずれかの方式)及びスイッチング周波数を適用することが望ましい。この実施形態では、DC−DCコンバータ10000は、スイッチングタイプであるものとする。また、DC−DCコンバータ10000としては、外部端子にオンオフ機能を備えたDC−DCコンバータICを適用するものとする。以下では、DC−DCコンバータ10000を構成するDC−DCコンバータICで、オンオフ機能に対応する外部端子を「ENABLE端子」と呼ぶものとして説明する。また、以下では、DC−DCコンバータ10000の入力端子を「IN端子」、出力端子を「OUT端子」と呼ぶものとする。
When the DC24V voltage of the secondary rectifying /
ブラウンインアウト回路9000は、ブラウンインアウトツェナーダイオード2400、前段トランジスタ2500、後段トランジスタ2600を有しており、後段トランジスタ2600のコレクタ端子とDC−DCコンバータ10000(ENABLE端子)が接続される。
The brown-in / out
DC24−5Vバイパス回路20000は、バイパス回路FET2700、及び整流ダイオード2800を有している。
The DC24-
バイパス回路FET2700のドレイン端子、ソース端子は、それぞれ、DC−DCコンバータのIN端子、OUT端子に接続される。バイパス回路FET2700のゲート端子は、DC−DCコンバータ10000のENABLE端子に接続される。
The drain terminal and the source terminal of the
整流ダイオード2800はバイパス回路FET2700のドレイン、ソース端子に接続される。また、DC−DCコンバータ10000のOUT端子とバイパス回路FET2700の間に整流ダイオードを接続する。整流ダイオード2800としては、ショットキバリアダイオードを適用するようにしてもよい。
The
DC5V保護回路30000は、DC5Vとしての出力が所定以上とならないように保護するものであり、DC24V保護回路2004と同様の構成を適用することができる。なお、DC24V保護回路2004及びDC5V保護回路30000を、電源制御部4004に接続する場合は、図示しないフォトカプラを適用が必要となるが、DC24V保護回路2004とDC5V保護回路20004の出力を共通で1つとして使用するようにしてもよい。
The
電圧検出回路506は、一次側の電圧を検出するものであり、一次整流/平滑回路503の後段に配置されている。電圧検出回路506は、ツェナーダイオード6001及び抵抗6002、6003により構成されている。図3では、電圧検出回路506を構成するツェナーダイオード6001を1個としているが、検出電圧に応じて、複数個用いるようにしてもよい。電圧検出回路506は、検出電圧に応じた電圧(抵抗分圧された電圧)を「電圧検出出力信号」として出力する。
The
スイッチオンオフ一次回路507は、一次側のスイッチオンオフ回路として機能するものであり、前段トランジスタ7001、後段7002、フォトダイオード7003及び抵抗7004、7005を有している。前段トランジスタ7001、及び後段7002は、NPNトランジスタで構成することができる。フォトダイオード7003は、スイッチオンオフ二次回路508のフォトトランジスタ8002と一体型のフォトカプラとして構成されているものとする。トランジスタ7002のベースと電圧検出回路506の抵抗分圧出力が接続される。
The switch-on / off
スイッチオンオフ二次回路508は、二次側のスイッチオンオフ回路として機能するものであり、トランジスタ8001、フォトトランジスタ8002、リレーコイル5100、及び整流ダイオード5102を有している。
The switch-on / off
トランジスタ8001は、サブ制御部902から出力されるSLEEP−P信号によりオンオフする。トランジスタ8001はNPNトランジスタで構成することができる。
The
リレーコイル5100は一次スイッチ501のリレー接点をオンオフする駆動コイルであり、両端に逆起抑制用に整流ダイオード5102が接続されている。リレーコイル5100はDC5Vと接続している。スイッチオンオフ二次回路508のトランジスタ8001のオンオフにより、リレーコイル5100をオンオフする。また、図3では、一次スイッチ501にリレー(リレーコイル5100により駆動するリレー)を適用するものとして図示しているが、半導体スイッチであるトライアックを適用するようにしてもよい。
The
一次スイッチ501の配置については、電源部500の保護素子の後段に配置しているが、突入防止回路2002の後段に配置も可能である。その場合、一次スイッチ501は、ピーク回路オンオフ回路の後段にもなる為、一次スイッチ501に電解コンデンサ3002やピークの突入電流が流れず、小容量のスイッチを選択することができる。また、一次スイッチ501を一次整流/平滑回路503の後段とするようにしてもよい。その場合、一次スイッチ501は、リレーやトライアックだけでなく、FETなどトランジスタを用いて構成するようにしてもよい。
The
以上のように、画像形成装置100では、サブ制御部902が、低消費モード(スリープモード又はパワーオフモード)となるタイミングを判断する判断部として機能する。また、この実施形態の画像形成装置100では、サブ制御部902の制御にしたがって低消費モードへの切替えに係る各動作(例えば、各回路やスイッチ等のオンオフ)が制御される構成となっている。以下では、サブ制御部902の制御に基づいて、低消費モードに切り替わる際に動作する各構成要素を「電力制御手段」とも呼ぶものとする。第1の実施形態において、スリープモードに移行する際の電力制御手段としては、例えば、一次−二次変換部504、電圧フィードバック部2006、DC−DCコンバータ10000、ブラウンインアウト回路9000、及びDC24−5Vバイパス回路20000等が含まれる。また、画像形成装置100がパワーオフモードとなる場合には、サブ制御ブロック900のDC5Vオンオフスイッチ901も電力制御手段の一部として機能する。
As described above, in the
また、第1の実施形態における画像形成装置100では、スイッチオンオフ回路(スイッチオンオフ一次回路507、スイッチオンオフ二次回路508)及びその周辺回路により、電圧検出回路506(電圧検知手段)による検知電圧結果(電圧検出出力信号(W105))に従ったタイミングで、一次スイッチ501をオン状態又はオフ状態に切替えるスイッチ切替手段が構成されている。
In the
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態の画像形成装置100の動作を説明する。
(A-2) Operation of the First Embodiment Next, the operation of the
以下では、画像形成装置100について、図4、図5のタイミングチャートを用いて説明する。
Hereinafter, the
以下では、画像形成装置100は、電源ケーブル接続、メカスイッチオン、ウォームアップ、待機、パワーセーブ、印刷時等の場合、通常モードで動作するものとして説明する。また、画像形成装置100は、スリープ、パワーオフの各動作モード場合、通常モードよりも少ない消費電力で動作する低消費モード(省電力モード)となるものとして説明する。なお、パワーオフモードは、スリープモードよりもさらに消費電力の少ない動作モードであるものとする。
In the following description, it is assumed that the
図4は、画像形成装置100が通常モードで起動(ウォームアップ)し、待機、パワーセーブ、印刷状態の順で動作した場合のタイミングチャートとなっている。図5は、画像形成装置100が、パワーセーブ、スリープ、パワーオフの順で動作した場合のタイミングチャートとなっている。
FIG. 4 is a timing chart when the
図4、図5では、W101〜W113の13種類の電圧あるいは電流の波形を示している。図4、図5では、縦軸は電圧、電流、又は対応する構成要素の状態(スイッチのオン/オフの状態や、信号のHi又はLo等)を示しており、横軸は時間を示している。
4 and 5
以下では波形W101〜W113のそれぞれの概要について説明する。 Hereinafter, the outline of each of the waveforms W101 to W113 will be described.
W101は、一次スイッチ501の出力電圧(以下、「一次スイッチ出力電圧」と呼ぶ)であり、商用電源1000より出力されるAC電圧を表している。一次スイッチ501は、常時閉状態である。そのため、通常動作時一次スイッチ501は、ショート状態となる。
W101 is an output voltage of the primary switch 501 (hereinafter referred to as “primary switch output voltage”), and represents an AC voltage output from the
W102は、リレー接点状態(一次スイッチ501の状態)を表している。図4、図5では、リレー接点(一次スイッチ501)のショート時をLo、オープン時をHiで図示している。 W102 represents the relay contact state (the state of the primary switch 501). 4 and 5, the relay contact (primary switch 501) is illustrated as Lo when it is short and Hi when it is open.
W103は、整流/平滑回路の後段の整流/平滑後の出力電圧(以下、「一次整流/平滑出力電圧」と呼ぶ)を表している。一次整流/平滑出力電圧AC電圧としては、「(rms)X√2」のDC電圧が出力されるものとする。 W103 represents the output voltage after rectification / smoothing at the subsequent stage of the rectification / smoothing circuit (hereinafter referred to as “primary rectification / smoothing output voltage”). It is assumed that a DC voltage of “(rms) X√2” is output as the primary rectified / smoothed output voltage AC voltage.
W104は、電源部500の入力部の一次電流の実効値(以下、「一次電流(rms)」と呼ぶものとする)を表している。一次電流(rms)は、画像形成装置100の動作モードにより、電流値の大小を示している。
W104 represents the effective value of the primary current of the input unit of the power supply unit 500 (hereinafter referred to as “primary current (rms)”). The primary current (rms) indicates the magnitude of the current value depending on the operation mode of the
W105は、電圧検出回路506で抵抗分圧されたトランジスタ7001(スイッチオフ一次回路507)のベース電圧(電圧検出出力信号)を示している。電圧検出出力信号(W105)はHiレベル又はLoレベルの値に遷移する。
W105 indicates the base voltage (voltage detection output signal) of the transistor 7001 (switch-off primary circuit 507) that has been resistance-divided by the
W106は、スイッチオンオフ一次回路507のフォトダイオード7003の電流(以下、「スイッチオンオフカプラ電流」と呼ぶ)を表している。スイッチオンオフカプラ電流(W106)は、Hiレベル又はLoレベルの値に遷移する。
W106 represents the current of the
電圧検出出力信号(W105)がHi、つまり、一次整流/平滑回路503の電解コンデンサ3002が充電状態では、フォトダイオード7003に電流は流れない為、スイッチオンオフカプラ電流(W106)はゼロ(Loレベル)となる。そして、電解コンデンサ3002が放電状態となり、電圧検出出力信号(W105)が後述の電圧V1まで垂下した場合、スイッチオンオフカプラ電流(W106)はHiとなる。
When the voltage detection output signal (W105) is Hi, that is, when the
W107は、一次−二次変換部504の電源制御部4004よりメインFET4002に出力(供給)される電圧(以下、「メインFETゲート電圧」と呼ぶ)を示している。電源制御部4004は、低負荷時スイッチング動作が間欠動作になるように構成されている。そして、電源制御部4004は、画像形成装置100の動作モード(すなわち、一次電流(rms)(W104))が変化することにより、スイッチング間欠周期が変化するように構成されているものとする。
W107 indicates a voltage (hereinafter referred to as “main FET gate voltage”) output (supplied) from the power
W108は、サブ制御部902より出力されるSLEEP−P信号である。SLEEP−P信号(W108)は、Hiレベル又はLoレベルのいずれかの値に遷移する。サブ制御部902は、通常モード動作時はLoレベルを出力し、低消費モード(スリープモード又はパワーオフモード)時はHiレベルを出力する。
W108 is a SLEEP-P signal output from the
W109は、DC−DCコンバータ10000のIN端子に入力される電圧、言い換えると、二次整流平滑回路2003の出力電圧(以下、「DC−DC入力電圧」と呼ぶ)である。
W109 is a voltage input to the IN terminal of the DC-
W110は、DC−DCコンバータ10000のENABLE端子に入力される電圧(以下、「DC−DC/ENABLE端子電圧」と呼ぶ)である。 W110 is a voltage input to the ENABLE terminal of the DC-DC converter 10000 (hereinafter referred to as “DC-DC / ENABLE terminal voltage”).
W111は、バイパス回路FET2700(DC24−5Vバイパス回路20000)のゲート電圧(以下、「バイパスFETゲート電圧」と呼ぶ)である。 W111 is a gate voltage of the bypass circuit FET2700 (DC24-5V bypass circuit 20000) (hereinafter referred to as “bypass FET gate voltage”).
W112は、電源部500から制御部へのDC5Vの電圧出力(以下、「DC5V出力」と呼ぶ)を示している。
W112 indicates a DC5V voltage output (hereinafter referred to as "DC5V output") from the
W113は、電源部500から制御部へのDC24Vの電圧出力(以下、「DC24V出力」と呼ぶ)を示している。
W113 represents a voltage output of 24V DC (hereinafter referred to as “DC24V output”) from the
次に、横軸のタイミング(t1)〜(t6)の順に動作説明を行う。 Next, the operation will be described in the order of timings (t1) to (t6) on the horizontal axis.
[タイミング(t1)]
タイミング(t1)の時点にて、商用電源1000と電源部500を接続する為の図示しない電源ケーブル接続等により、電源オン状態となったものとする。
[Timing (t1)]
It is assumed that the power supply is turned on at the timing (t1) due to connection of a power cable (not shown) for connecting the
この時点で、リレー接点(W102)は、ショート状態の為、一次整流/平滑出力電圧(W103)は商用AC電圧のピーク値(以下、当該電圧値を「V0」と呼ぶ)まで上昇し、電解コンデンサ3002は充電状態となる。ここで、一次電流(rms)(W104)は、電解コンデンサ3002が充電に至るまでの区間は、突入防止回路で抑制された電流が流れる。突入電流が流れる時間は、条件にもよるが、数msオーダーである。また、一次整流/平滑出力電圧(W103)がある閥値に達した場合、電圧検出出力信号(W105)は、Hiレベルへ切り替わる。さらに、DC5V出力(W112)立上り前は、トランジスタ7002のベース電流を決める補助巻線整流平滑回路4005出力電圧がゼロであり、スイッチオンオフカプラ電流(W106)は流れない(ゼロとなる)。補助巻線電圧は、DC24V二次巻線と一次補助巻線の巻線比率で決まる。DC5V出力(W112)の立上り後も電圧検出出力信号(W105)がHiレベルの為、スイッチオンオフカプラ電流(W106)は流れない。
At this time, since the relay contact (W102) is in a short state, the primary rectification / smoothing output voltage (W103) rises to the peak value of the commercial AC voltage (hereinafter, this voltage value is referred to as “V0”) The
メインFETゲート電圧(W107)は、電源制御部4004起動後に、出力開始となる。このとき、電源制御部4004は、スイッチング周波数やオンデューティを制限したソフトスタートで起動させることが望ましい。さらに、SLEEP−P信号(W108)は、起動時はLoレベル出力とする。さらにまた、DC−DC入力電圧(W109)は、メインFETゲート電圧(W107)出力により、スイッチングを開始し、上昇し始める。また、電圧フィードバック部2006のシャントレギュレータ2100により電圧検出し、DC24V設定電圧より上下した場合、フォトカブラ2200をオンオフさせ、検出結果を電源制御部4004ヘフィードバックさせ、DC24V出力(W113)を安定化させている。
The main FET gate voltage (W107) starts to be output after the power
起動時はブラウンインアウトツェナーダイオード2400のツェナー電圧に達するまでは前段トランジスタ2500がオフであるため、DC−DC/ENABLE端子電圧(W110)はLoレベルとなる。
At start-up, the
バイパス回路FET2700では、DC−DC入力電圧(W109)とDC−DC/ENABLE端子電圧(W110)の電位差と、バイパス回路FET2700周辺の分圧抵抗比により、ゲート閾値が決まる。起動時は、DC−DC入力電圧立ち上がり時間より、バイパス回路FET2700の周辺抵抗、コンデンサで決定される時定数を遅くすることにより、バイパスFETゲート電圧(W111)が閾値を超えないように設定することが望ましい。よって、バイパスFETゲート電圧(W111)は、DC−DC入力電圧(W109)の上昇と共に、上昇するが、閾値には達しない。
In the
この時点では、DC−DC/ENABLE端子電圧(W110)がLoレベルの為、DC−DCコンバータが起動しない。そのため、この時点でDC5V出力(W112)は0Vの状態となる。 At this time, since the DC-DC / ENABLE terminal voltage (W110) is at the Lo level, the DC-DC converter does not start. Therefore, at this time, the DC5V output (W112) becomes 0V.
[タイミング(t2)]
その後、タイミング(t2)の時点で、DC5V出力(W112)が定常状態まで達したものとする。DC5V出力(W112)が定常状態まで達すると、サブ制御部902は、SLEEP−P信号としてHiレベルを出力する。例えば、制御部側に図示しないリセットICを搭載し、当該リセットICによるリセット機能を利用し切り替えるようにしてもよい。SLEEP−P信号(W108)出力をHiレベルとすることにより、電圧フィードバック部2006のシャントレギュレータ分圧抵抗を変更するDC24V設定電圧変換トランジスタ2300がオンし、DC24V設定電圧を変更する。当該設定電圧は任意で構わないが、この実施形態では例として、DC5.25Vとする。DC24V設定電圧をDC5.25V設定電圧へ変更することで、DC−DC入力電圧(W109)はDC5.25Vに保持される。DC−DC/ENABLE端子電圧(W110)は、後述するブラウンインアウトツェナーダイオード2400のツェナー電圧をDC5.25Vより上に設定している為、この時点ではLoレベルとなる。
[Timing (t2)]
Thereafter, it is assumed that the DC5V output (W112) reaches the steady state at the timing (t2). When the DC5V output (W112) reaches the steady state, the
バイパスFETゲート電圧(W111)は、DC−DC入力電圧(W109)の立ち上がり時間より長く設定している為、タイミング(t2)の時点の後にHiレベルとなる。 Since the bypass FET gate voltage (W111) is set to be longer than the rising time of the DC-DC input voltage (W109), the bypass FET gate voltage (W111) becomes Hi level after the timing (t2).
バイパス回路FET2700がオンすることで、DC5V出力(W112)として、DC−DC入力電圧(W109)であるDC5.25Vが出力される。 When the bypass circuit FET2700 is turned on, DC 5.25V that is the DC-DC input voltage (W109) is output as the DC5V output (W112).
スイッチオンオフ二次回路508のトランジスタ8001がオンとなり、リレーコイル5100に必要電流が流れ、リレー接点(W102)オープンとなる。リレーコイル5100の抵抗値とリレーコイル5100の両端電圧により、必要電流は決定される。
The
一次スイッチ出力電圧(W101)は、一次スイッチ501がオープンとなる為、ゼロとなる。
The primary switch output voltage (W101) becomes zero because the
一次整流/平滑出力電圧(W103)は、一次スイッチ501がオープンの為、垂下していく。なお、タイミング(t2)からタイミング(t3)までは、後述するパワーオフモードと同じ状態である。
The primary rectified / smoothed output voltage (W103) drops because the
[タイミング(t3)]
タイミング(t3)の時点にて、ユーザがメカスイッチ1001を押下し、サブ制御部902は、SLEEP−P信号としてLoレベルを出力する。そして、スイッチオンオフ二次回路508のトランジスタ8001がオフとなり、リレーコイル5100への電圧印加が遮断され、リレー接点(W102)がショート状態(Lo)となり、一次スイッチ出力電圧(W101)がオンとなる。
[Timing (t3)]
At timing (t3), the user presses the
タイミング(t3)の時点にて、整流/平滑回路503の電解コンデンサ3002が充電され、一次整流/平滑出力電圧(W103)がV0まで上昇する。一次電流(rms)(W104)は、ウォームアップ開始により、メイン制御部701よりヒータオンオフ信号が出力され、定着部3内部のピーク通電が開始、メイン制御部702よりアクチュエータ801が動作開始することで増加する。また、前述のタイミング(t1)の時点の突入電流と同様に、タイミング(t3)の時点でも突入電流が発生する。これは、定着部3の熱源がハロゲンで且つコールドスタートの場合の特性である。この場合、ハロゲンの抵抗特性上、抵抗値が低い為、突入電流が発生する。防止方法としては、例えば、商用電源1000より出力されるACゼロクロス信号をメイン制御部701へ出力する。そして、メイン制御部701によりヒータオンタイミングをAC電圧位相角の90〜180°の間に設定してオンオフし、突入電流を抑制するようにしてもよい。
At the timing (t3), the
電圧検出出力信号(W105)はHiレベルを保持し、スイッチオンオフカプラ電流(W106)は0Aとなる。メインFETゲート電圧(W107)は、ゲート出力オフ期間がなくなり、且つスイッチングオンデューティが高い状態となる。 The voltage detection output signal (W105) maintains the Hi level, and the switch on / off coupler current (W106) becomes 0A. In the main FET gate voltage (W107), the gate output off period disappears and the switching on duty is high.
SLEEP−P信号(W108)がLoレベルとなると、電圧フィードバック部2006のシャントレギュレータ分圧抵抗を変更するDC24V設定電圧変換トランジスタ2300がオフし、設定電圧がDC5.25VからDC24Vに変更されることになる。これにより、DC−DC入力電圧(W109)は、DC24Vまで上昇し、保持されることになる。
When the SLEEP-P signal (W108) becomes the Lo level, the DC24V setting
DC−DC/ENABLE端子電圧(W110)は、DC−DC入力電圧(W109)が5.5Vに達した時点で、Hiレベルとなる。これは、ブラウンインアウトツェナーダイオード2400のツェナー電圧を5.5Vとした場合である。すなわち、前段トランジスタ2500がオン、後段トランジスタ2600がオフとなり、DC−DC/ENABLE端子電圧(W110)が、抵抗を介してDC−DC入力電圧(W109)と同電位になることを示している。ツェナー電圧は任意であり、使用するDC−DCコンバータ10000のENABLE機能、周辺定数により決定することが望ましい。
The DC-DC / ENABLE terminal voltage (W110) becomes Hi level when the DC-DC input voltage (W109) reaches 5.5V. This is a case where the Zener voltage of the brown-in / out
DC−DC/ENABLE端子電圧(W110)がHiレベルになることにより、電位差がゼロになる為、バイパスFETゲート電圧(W111)はLoレベルとなる。 Since the potential difference becomes zero when the DC-DC / ENABLE terminal voltage (W110) becomes Hi level, the bypass FET gate voltage (W111) becomes Lo level.
DC−DC/ENABLE端子電圧(W110)がHiレベルになることで、DC−DCコンバータ10000が起動する。これにより、DC5V出力(W112)が起動開始し、DC5V出力(W112)の出力状態が保持される。
When the DC-DC / ENABLE terminal voltage (W110) becomes Hi level, the DC-
SLEEP−P信号がLoレベルとなることにより、DC24Vオンオフスイッチ505がオンし、DC24V出力(W113)が出力される。
When the SLEEP-P signal becomes Lo level, the DC24V on / off
[タイミング(t4)]
その後、タイミング(t4)の時点にて、画像形成装置100は、ウォームアップ動作を完了し、待機モードに移行することになる。待機モード移行により、一次電流(rms)(W104)が低下する。
[Timing (t4)]
Thereafter, at the timing (t4), the
具体的には、メイン制御部701にてアクチュエータ系を停止させ、且つ使用しないセンサ系を停止させる。定着部3については、印刷指示後のウォームアップ時間短縮後を考慮し、ピーク温度設定を変更し、ヒータオンオフ制御は継続する。そして、アクチュエータ系が停止し、大幅にDC負荷電流(メインFET4002の出力電流)が低下となる為、ウォームアップ時に対して、メインFETゲート電圧(W107)のゲート出力オフ期間が長くなる。これは、フォトカブラ2200(電圧フィードバック部2006)の出力電圧値により、電源制御部4004が連続発振から間欠発振に切り替わることを示している。
Specifically, the
[タイミング(t5)]
その後、タイミング(t5)の時点にて、画像形成装置100は、メイン制御部701の制御やサブ制御部902等の制御によりパワーセーブモードに移行したものとする。画像形成装置100において、待機モードからパワーセーブモードへ移行する時間は、例えば、図示しないオペレーションパネルにより任意に設定変更可能とするようにしてもよい。
[Timing (t5)]
After that, at the timing (t5), the
パワーセーブモード移行により、一次電流(rms)(W104)は、更に低下する。パワーセーブモード時の動作としては、待機モードに対して定着部3のヒータ20をオフ(ヒータオフ)としている点が異なる。メインFETゲート電圧(W107)については、ヒータオフ以外の動作は同一の為、待機モード時と同様である。
The primary current (rms) (W104) further decreases due to the transition to the power save mode. The operation in the power save mode is different from the standby mode in that the
[タイミング(t6)]
タイミング(t6)の時点にて、ホスト802などから印刷指示が発生した場合、画像形成装置100は、印刷モードに移行することになる。
[Timing (t6)]
When a print instruction is issued from the
一次電流(rms)(W104)は、各モードで最大値を示すことになる。 The primary current (rms) (W104) shows a maximum value in each mode.
図11ではパワーセーブモード時に印刷指示としている為、前述のピークがコールドスタート状態となり、ピーク突入電流も発生する。 In FIG. 11, since the print instruction is used in the power save mode, the above-described peak is in a cold start state, and a peak inrush current is also generated.
メインFETゲート電圧(W107)は、ゲート出力オフ期間がなくなり、且つスイッチングオンデューティが高い状態となる。 In the main FET gate voltage (W107), the gate output off period disappears and the switching on duty is high.
次に、図5を用いて、画像形成装置100が、パワーセーブモードからスリープモードとなり、さらにその後パワーオフモードとなる動作について説明する。図5は、画像形成装置100において、図4のタイミング(t6)で印刷が発生せず、パワーセーブモードが継続した状態から始まるタイミングチャートとなっている。
Next, an operation in which the
[タイミング(t7)]
タイミング(t7)の時点まで、前述のパワーセーブモードで印刷指示が発生しなかったため、画像形成装置100は、スリープモードに移行を開始したものとする。画像形成装置100において、パワーセーブモードからスリープモードへ移行する時間は限定されないものであるが、例えば、図示しないオペレーションパネルにより任意に設定変更可能とするようにしてもよい。
[Timing (t7)]
It is assumed that the
タイミング(t7)で、電源部500のスイッチオンオフ二次回路508のトランジスタ8001がオンし、リレーコイル5100が通電状態となり、一次スイッチ501がオープンとなる。よって、この時点で、リレー接点(W102)がオープン状態となり、一次スイッチ出力電圧(W101)が0V(つまり遮断状態)となり、一次電流(rms)(W104)が0Aとなり、装置AC消費電力が0Wの状態となる。
At timing (t7), the
DC負荷電流がパワーセーブ時よりも更に下がり、それにともなって、メインFETゲート電圧(W107)も低下する。そして、DC負荷電流が低下すると、後述のDC−DCコンバータ10000をオフとし、DC5V出力(W112)がDC5.25V電圧となる。
The DC load current is further lowered than that during power saving, and accordingly, the main FET gate voltage (W107) is also lowered. When the DC load current decreases, a later-described DC-
SLEEP−P信号(W108)がHiレベルとなることによりDC24Vオンオフスイッチ505がオフとなり、メイン制御部701へのDC24V出力(W113)を遮断する。これにより、電源部500の消費電力も下がり、ゲート電圧オフ期間(メインFETゲート電圧(W107)のオフ期間)が長くなる。
When the SLEEP-P signal (W108) becomes Hi level, the DC24V on / off
電圧フィードバック部2006のシャントレギュレータ分圧抵抗を変更するDC24V設定電圧変換トランジスタ2300がオンし、DC24V設定電圧をDC5.25V設定電圧へ変更することで、DC−DC入力電圧(W109)は、DC5.5Vへ垂下し、保持状態となる。
The DC24V setting
「ブラウンインアウトツェナーダイオード2400のツェナー電圧(=5.5V)>DC−DC入力電圧(W109)(=5.25V)」となることで、前段トランジスタ2500がオフし、後段トランジスタ2600がオンする。これにより、DC−DC/ENABLE端子電圧(W110)は、Loレベルとなる。
When “Zener voltage of brown-in / out zener diode 2400 (= 5.5 V)> DC-DC input voltage (W109) (= 5.25 V)”, the front-
タイミング(t7)以後、DC−DC/ENABLE端子電圧(W110)がLoレベルになることで、バイパスFETゲート電圧(W111)は、ゲート閥値まで達する。 After the timing (t7), when the DC-DC / ENABLE terminal voltage (W110) becomes the Lo level, the bypass FET gate voltage (W111) reaches the gate threshold value.
また、タイミング(t7)以後、バイパス回路FET2700がオンすることで、DC5V出力(W112)として、DC−DC入力電圧(W109)であるDC5.25Vが出力される。 Further, after the timing (t7), the bypass circuit FET2700 is turned on, so that DC 5.25V that is the DC-DC input voltage (W109) is output as the DC5V output (W112).
さらにまた、タイミング(t7)以後、SLEEP−P信号がHiレベルを出力することにより、DC24Vオンオフスイッチ505がオフする。これにより、DC24V出力(W113)は、垂下していく。
Furthermore, after timing (t7), when the SLEEP-P signal outputs Hi level, the DC24V on / off
[タイミング(t8)]
その後、タイミング(t8)の時点で、一次整流/平滑出力電圧(W103)がV1に到達すると、電圧検出出力信号(W105)がHiレベルからLoレベルに切り替わる。ここで、V1については、電源制御部4004のブラウンアウトあるいはUVP(下限電圧保護)より高い電圧値となるように設定することで、スイッチングが完全停止せず、かつ、DC出力電圧が垂下することなく、安定したDC電圧を出力し続けることが可能となる。電圧検出回路506を構成するツェナーダイオード6001のツェナー電圧=V1となるようにツェナーダイオードを選択することが望ましい。前述の通り、図3に示す電圧検出回路506では、ツェナーダイオード6001を一つ実装しているが、直列に複数実装するようにしてもよい。
[Timing (t8)]
Thereafter, when the primary rectified / smoothed output voltage (W103) reaches V1 at timing (t8), the voltage detection output signal (W105) switches from the Hi level to the Lo level. Here, V1 is set so as to have a voltage value higher than the brownout or UVP (lower limit voltage protection) of the power
電圧検出出力信号(W105)がLoレベルに切り替わり、スイッチオンオフ一次回路507のトランジスタ7001がオフとなり、トランジスタ7002がオンし、フォトダイオード7003に電流が流れる。つまり、この時点で、スイッチオンオフカプラ電流(W106)がHiレベルとなる。フォトダイオード7003がオンすることで、スイッチオンオフ二次回路508のフォトトランジスタ8002がオンし、SLEEP−P信号(W108)出力を強制的にLoレベルとし、リレーコイル5100が非通電状態となり、一次スイッチ501がオンとなる。つまり、この時点で、リレー接点(W102)がショート状態となり、一次スイッチ出力電圧(W101)が復旧し、一次整流/平滑出力電圧(W103)が上昇する。そして、一次電流(rms)(W104)は充電までの時間消費されることになる。
The voltage detection output signal (W105) is switched to the Lo level, the
[タイミング(t9)]
その後、タイミング(t9)の時点にて、一次整流/平滑出力電圧(W103)がV1を超えると、電圧検出出力信号(W105)がHiレベルに切り替わり、スイッチオンオフ一次回路507のトランジスタ7001がオンとなり、トランジスタ7002がオフし、フォトダイオード7003がオフとなる。つまり、この時点で、スイッチオンオフカプラ電流(W106)がLoレベルとなり、スイッチオンオフ二次回路508のフォトトランジスタ8002がオフし、SLEEP−P信号(W108)がサブ制御部902の指示通りHiレベルとなり、リレーコイル5100が通電状態となり、一次スイッチ501がオフとなる。さらに、この時点で、リレー接点(W102)がオープンとなり、一次スイッチ出力電圧(W101)がオフとなる。これはタイミング(t7)と同様の動作である。以後、画像形成装置100は、スリープモードを維持する間、タイミング(t8)〜(t9)と同様の動作を繰り返すことになる。
[Timing (t9)]
Thereafter, when the primary rectified / smoothed output voltage (W103) exceeds V1 at timing (t9), the voltage detection output signal (W105) is switched to the Hi level, and the
[タイミング(t10)]
そして、タイミング(t9)以後、画像形成装置100において更に印刷指示が発生せず、タイミング(t10)の時点にて、パワーオフモードに移行することになったものとする。画像形成装置100が、スリープモードからパワーオフモードへ移行するタイミングは限定されないものであるが、例えば、図示しないオペレーションパネルにより任意に設定変更可能とするようにしてもよい。
[Timing (t10)]
Further, it is assumed that after the timing (t9), no further print instruction is issued in the
タイミング(t10)では、サブ制御部902より出力されるPOWEROFF−P信号がLoレベルからHiレベルに切り替わり、サブ制御ブロック900のDC5Vオンオフスイッチ901がオフとなり、電源部500とサブ制御ブロック900の大部分のDC5V供給を遮断する。さらに、この時点で、DC5V出力(W112)及びDC24V出力(W113)が、メイン制御ブロック700と遮断状態となるため、各モード中最も低負荷となる。したがって、メインFETゲート電圧(W107)におけるゲート出力オフ期間は各モード中最長となる。
At timing (t10), the POWEROFF-P signal output from the
なお、その後のタイミング(t11)、(t12)の動作は、上述のタイミング(t8)、(t9)とほぼ同様であるため、詳細説明を省略する。タイミング(t11)、(t12)では、DC負荷電流が「スリープモード>パワーオフモード」となる。したがって、タイミング(t11)、(t12)では、一次整流/平滑出力電圧(W103)の垂下傾きが「スリープモード>パワーオフモード」となり、一次電流(rms)(W104)が「スリープモード>パワーオフモード」となる点で、上述のタイミング(t8)、(t9)と異なる。 Since the subsequent operations at timings (t11) and (t12) are substantially the same as those at the timings (t8) and (t9), detailed description thereof is omitted. At timings (t11) and (t12), the DC load current is “sleep mode> power off mode”. Therefore, at timings (t11) and (t12), the drooping slope of the primary rectified / smoothed output voltage (W103) is “sleep mode> power off mode”, and the primary current (rms) (W104) is “sleep mode> power off”. It differs from the above timings (t8) and (t9) in that it becomes a “mode”.
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
(A-3) Effects of First Embodiment According to the first embodiment, the following effects can be achieved.
第1の実施形態の画像形成装置100は、低消費モード時(この実施形態ではスリープモード又はパワーオフモード時)に、入力電圧検知結果(電圧検出出力信号(W105)のレベル)を元に、電源入力部のスイッチ(一次スイッチ501)のオンオフを切り替えている。これにより、画像形成装置100では、長時間電源全ての通電を遮断することが可能となる。
The
また、画像形成装置100では、低消費モード時に、不要な電源回路の消費電力を下げることで、装置全体の電源効率を上げることができるという効果を奏する。
Further, the
具体的には、画像形成装置100では、低消費モードの一つであるスリープモード時に、サブ制御ブロック900の制御により、パワー部へのDC24V出力の遮断している。また、画像形成装置100では、スリープモード時に、DC−DCコンバータ10000をオフ(ロジック部向けの電圧回路の動作を停止)し、一次−二次変換部504の電圧変換をロジック部向けの電圧(概ねDC5V)に変換(パワー部向けの電圧をロジック部向けの電圧へ変換)してロジック部へバイパス出力(DC24−5Vバイパス回路20000によりバイパス出力)している。さらに、画像形成装置100では、低消費モードの一つであるパワーオフモード時に、サブ制御ブロック900の制御により、DC5Vオンオフスイッチ901をオフして、制御部側へのDC5Vの供給を遮断している。
Specifically, in the
(B)第2の実施形態
次に、本発明による画像形成装置の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。以下では、本発明の画像形成装置をプリンタに適用する例について説明する。
(B) Second Embodiment Next, a second embodiment of the image forming apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Hereinafter, an example in which the image forming apparatus of the present invention is applied to a printer will be described.
(B−1)第2の実施形態の構成
第2の実施形態における画像形成装置100概略断面図は、第1の実施形態と同様に図2を用いて説明することができる。
(B-1) Configuration of Second Embodiment A schematic cross-sectional view of the
第2の実施形態における画像形成装置100の制御系の構成は、図1を用いて示すことができる。また、第2の実施形態における電源部500(電源ブロック)の構成は、図7を用いて示すことができる。図7では、上述の図3と同一又は対応する部分に同一又は対応する符号を付している。以下では、第2の実施形態について第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
The configuration of the control system of the
第2の実施形態では、電源部500の電圧検出回路506の構成が第1の実施形態と異なっている。具体的には、第2の実施形態では、電圧検出回路506の出力となる電圧検出信号をメイン制御ブロック700、サブ制御ブロック900へも入力している点で第1の実施形態と異なっている。また、第2の実施形態の電圧検出回路506は、電圧検出二次回路509を用いて、メイン制御ブロック700、及びサブ制御ブロック900への信号供給を行う。さらに、第2の実施形態ではスイッチオンオフ回路のうちスイッチオンオフ一次回路507が省略されている点で第1の実施形態と異なっている。
In the second embodiment, the configuration of the
第2の実施形態の電圧検出回路506は、ツェナーダイオード6001、トランジスタ7101、フォトダイオード7103、及び抵抗6002、6003、6004を有している。図7では、第1の実施形態(図3)と同様に、電圧検出回路506に搭載するツェナーダイオード600を1つとしているが複数としてもよい。電圧検出回路506におけるツェナーダイオードの数は、検出電圧に応じて適用するようにしても良い。トランジスタ7101はNPNトランジスタである。フォトダイオード7103は、電圧検出二次回路509のフォトトランジスタ8102と一体型のフォトカプラである。電圧検出回路506には、トランジスタ7101のベースと電圧検出回路506の抵抗分圧出力が接続される。
The
電圧検出二次回路509は、フォトダイオード7103と一体型のフォトカプラであるフォトトランジスタ8102を有している。電圧検出二次回路509は、フォトトランジスタ8102の出力を電圧検出信号(以下、「電圧低下検出−P信号」と呼ぶ)として、メイン制御ブロック700、及びサブ制御ブロック900へ出力する。
The voltage detection
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第2の実施形態の画像形成装置100の動作について、第1の実施形態と構成が異なっている部分を中心に説明する。
(B-2) Operation of the Second Embodiment Next, with respect to the operation of the
図8は、第2の実施形態の画像形成装置100の動作モードの遷移について示したフローチャートである。図8では、第2の実施形態の画像形成装置100が、スリープモードへ移行し、復旧するまでの動作について示したフローチャートとなっている。
FIG. 8 is a flowchart illustrating transition of operation modes of the
画像形成装置100では、パワーオフモードからの復旧はメカスイッチ1001押下により行われるものとする。画像形成装置100において、スリープモード等の他モードからの復旧は任意のボタン(例えば、図示しないメカスイッチ1001以外のボタン押下)により行うようにしてもよい。この実施形態において、画像形成装置100は、所定のボタン1002(図1参照)を押下することにより、通常モードに復旧可能であるものとして説明する。以下では、このボタン1002を「スリープ復旧ボタン」とも呼ぶものとする。
In the
まず、サブ制御部902により、SLEEP−P信号(W108)がLoレベル出力からHiレベル出力に切り替ったものとする(ステップS1)。また、このとき、サブ制御部902の制御によりDC5Vオンオフスイッチ901がオフし、メイン制御ブロック700に供給されるDC5V出力(W112)が遮断される。さらに、このとき、電源部500のスイッチオンオフ二次回路508のトランジスタ8001がオンし、リレーコイル5100が通電状態となり、一次スイッチ501がオープンとなる。さらにまた、このとき、DC24V出力(W113)がDC5.25V電圧へ変更され、DC−DCコンバータがオフとなり、DC5V出力(W112)がDC5.25V出力となる。
First, assume that the
図8では、全ての処理を1つのフローチャートに図示しているが、サブ制御部902では、ステップS1以後、ステップS2からの処理(ステップS3−1、S3−2、S4−1、S5−1、S6−1、S6−3、S7−3の処理)と、ステップS2−4からの処理(ステップS2−4、S3−4、S4−4の処理)が並行して行われるものとして説明する。
In FIG. 8, all the processes are illustrated in one flowchart, but the
まず、サブ制御部902におけるステップS2からの処理について説明する。
First, the processing from step S2 in the
電圧検出二次回路509から出力される電圧低下検出−P信号により、電圧低下したか否かが、メイン制御ブロック700とサブ制御ブロック900へ出力される(ステップS2)。電圧低下検出−P信号で、電圧低下を検出したことを示す値が出力された場合、画像形成装置100は、後述するステップS3−1から動作し、電圧低下を示す値が出力されない場合には、後述するステップS3−2から動作する。一次整流/平滑出力電圧(W103)が低下した場合、電圧検出回路506のトランジスタ7101がオフとなり、フォトダイオード7103がオフとなり、電圧検出二次回路509のフォトトランジスタがオフなる。つまり、電圧低下を示す電圧低下検出−P信号の極性は、Hiレベル出力となる。
Based on the voltage drop detection-P signal output from the voltage detection
上述のステップS2で、電圧検出二次回路509から出力される電圧低下検出−P信号が電圧低下を検出したことを示す値であった場合、サブ制御部902から出力されるSLEEP−P信号がLoレベル出力となる(ステップS3−1)。
When the voltage drop detection-P signal output from the voltage detection
次に、サブ制御部902は、所定時間経過のカウントを行う(ステップS4−1)。この所定時間は任意であり、例えば、整流/平滑回路503の電解コンデンサ503の容量とDC負荷電流、電源部500の効率により決定するようにしてもよい。
Next, the
ステップS4−1の所定時間経過後、再度サブ制御部902により、上述のステップS2と同様に電圧低下検出(電圧検出二次回路509から出力される電圧低下検出−P信号のレベル確認)が行われる(ステップS5−1)。上述のステップS401で電圧低下が検出された場合、画像形成装置100は後述するステップS6−1から動作し、そうでない場合には後述するステップS6−3から動作する。
After the elapse of a predetermined time in step S4-1, the
上述のステップS5−1で、電圧低下が検出された場合、電源部500異常、サブ制御ブロック900異常、一次スイッチ501異常、あるいは図示しない電源ケーブル断線異常、あるいは電源ケーブルが抜かれた等の異常が想定される。よって、この場合、サブ制御部902は、安全を考慮してエラー停止(動作停止)する制御を行う。具体的には、サブ制御部902は、SLEEP−P信号をHiレベルとし、一次スイッチ501をオープンの状態とし、装置動作を停止させる。このとき、図示しないオペレーションパネルにエラー表示を行うようにしてもよい。この場合、一次スイッチ501をオープンにしている為、整流/平滑回路503の電解コンデンサ3002が放電し、最終的には装置電源オフとなる。
If a voltage drop is detected in step S5-1 described above, an abnormality such as a
また、上述のステップS2で、電圧低下が検出されない場合、サブ制御部902は、所定時間(例えば、上述のステップS4−1と同様の時間)のカウント(ステップS3−2)を行った後上述のステップS6−1に進みエラー停止する制御処理を行うものとする。
If no voltage drop is detected in step S2, the
一方、上述のステップS5−1で、電圧低下が検出されない場合、各部の動作は正常と判断でき、サブ制御部902は、出力するSLEEP−P信号をHiレベル出力とする(ステップS6−3)。
On the other hand, if a voltage drop is not detected in step S5-1 described above, it can be determined that the operation of each unit is normal, and the
次に、サブ制御部902は、スリープ復旧ボタンが押下されているか否かを判断する(ステップS7−3)。スリープ復旧ボタンが押下されている場合には、サブ制御部902は、スリープモードからの復旧を判断し、後述するステップS8に進む。一方、スリープ復旧ボタンが押下されていない場合には、サブ制御部902は、上述のステップS2に戻って動作することになる。
Next, the
次に、画像形成装置100におけるステップS2−4からの処理について説明する。
Next, processing from step S2-4 in the
上述のステップS1で、SLEEP−P信号としてHiレベルが出力された後、つまりスリープモード移行後に、サブ制御部902は、所定時間のカウント(ステップS2−4)を行う。この場合の、所定時間は、他のモード移行時(例えば、待機、パワーセーブ、又はスリープモード移行時)と同様に任意であるが、例えば、図示しないオペレーションパネルにて、ユーザの操作に応じた時間を選択可能(例えば、分単位から時間単位までを選択可能)とするようにしてもよい。
After the Hi level is output as the SLEEP-P signal in step S1, the
ステップS2−4で所定時間の経過をカウントした後、サブ制御部902は、POWEROFF−P信号としてHiレベル出力を行う(ステップS3−4)。これにより、サブ制御ブロック900のDC5Vオンオフスイッチ901がオフとなる。
After counting the elapse of the predetermined time in step S2-4, the
次に、サブ制御部902は、メカスイッチ1001が押下されているか否かを判断する(ステップS4−4)。メカスイッチ1001が押下されている場合には、サブ制御部902は、スリープモードからの復旧を判断し、後述するステップS8に進む。一方、メカスイッチ1001が押下されていない場合には、サブ制御部902は、上述のステップS3−4に戻って動作することになる。ステップS3−4、S4−4の間は、DC負荷電流が装置動作モードの中で一番小さくなる。したがって、このとき、電源部500の動作において、メインFETゲート電圧(W107)のゲートオフ出力期間が長くなる。
Next, the
上述のステップS7−3、又はステップS4−4で、スリープモード又はパワーオフモードからの復帰が判断された場合、サブ制御部902は、ウォームアップの制御(通常モードへの復旧の制御)を開始する。これにより、画像形成装置100は、通常モードに復帰することになる。
When the return from the sleep mode or the power-off mode is determined in step S7-3 or step S4-4 described above, the
(B−3)第2の実施形態の効果
第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて以下のような効果を奏することができる。
(B-3) Effects of Second Embodiment According to the second embodiment, the following effects can be obtained in addition to the effects of the first embodiment.
第2の実施形態では、図6、図7のように一部の構成を変更又は省略しても第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。 In the second embodiment, even if a part of the configuration is changed or omitted as shown in FIGS. 6 and 7, the same effect as that of the first embodiment can be obtained.
(C)第3の実施形態
次に、本発明による画像形成装置の第3の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。以下では、本発明の画像形成装置をプリンタに適用する例について説明する。
(C) Third Embodiment Next, a third embodiment of the image forming apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Hereinafter, an example in which the image forming apparatus of the present invention is applied to a printer will be described.
(C−1)第3の実施形態の構成
第3の実施形態における画像形成装置100概略断面図は、第2の実施形態と同様に図2を用いて説明することができる。
(C-1) Configuration of Third Embodiment A schematic cross-sectional view of the
第3の実施形態における画像形成装置100の制御系の構成は、第1の実施形態と同様に図1を用いて示すことができる。また、第3の実施形態における電源部500(電源ブロック)の構成は、図9を用いて示すことができる。図9では、上述の図3と同一又は対応する部分に同一又は対応する符号を付している。以下では、第3の実施形態について第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
The configuration of the control system of the
第3の実施形態では、スイッチオンオフ一次回路507とスイッチオンオフ二次回路508の構成が第2の実施形態と異なっている。第1の実施形態では、一次スイッチ501(リレー)をオンオフするリレーコイル5100の駆動回路(以下、「リレーコイル駆動回路」とも呼ぶ)を二次側に備えている。これに対して、第3の実施形態では、リレーコイル駆動回路を一次側に備えている点で異なっている。具体的には、第3の実施形態のスイッチオンオフ一次回路507(リレー)は、スイッチオンオフ一次回路507により駆動するリレーコイル5100aにより駆動する。
In the third embodiment, the configurations of the switch-on / off
第3の実施形態のスイッチングオンオフ一次回路507は、トランジスタ7201、7202、7203、補助巻線整流平滑回路4005、フォトトランジスタ8202及び抵抗8203、8204を有している。
The switching on / off
トランジスタ7201はNPNトランジスタであり、電圧検出回路506の抵抗分圧出力がベースに接続される。
The
トランジスタ7202はNPNトランジスタであり、トランジスタ7201のコレクタに接続される。
The
トランジスタ7203はNPNトランジスタであり、トランジスタ7203のコレクタとリレーコイル5100aに接続される。
The
フォトトランジスタ8202は、スイッチオンオフ二次回路508のフォトダイオード7303と一体型であり、エミッタはトランジスタ7203のベースに接続される。
The
スイッチングオンオフ二次回路508は、トランジスタ8001、フォトダイオード7303及び抵抗7304を有している。
The switching on / off
トランジスタ8001はNPNトランジスタである。フォトダイオード7303は前述の通りであり、カソードはトランジスタ8001のコレクタに接続される。
The
(C−2)第3の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第3の実施形態の画像形成装置100の動作を説明する。
(C-2) Operation of the Third Embodiment Next, the operation of the
以下では、第3の実施形態の画像形成装置100の動作について図10のタイミングチャートを用いて説明する。
Hereinafter, the operation of the
図10において、横軸は上述の図5と同様に時間である。また、図10において、縦軸の各波形のうち(W101)〜(W105)、(W107)〜(W113)については上述の図5と同様のものを示している。図10において、(W206)の波形だけが上述の図5と異なっている。図10では、(W206)は、スイッチオンオフ一次回路507のトランジスタ7203のベース電圧(以下、「スイッチオフオン電圧」と呼ぶ)となっている。図10のタイミングチャートでは、上述の図5と同様にパワーセーブモードからスリープモードとなり、さらにその後パワーオフモードとなる動作について示している。図10は、例えば、画像形成装置100において、パワーセーブモードに移行後、印刷が発生せず、パワーセーブモードが継続した場合の動作について説明している。
In FIG. 10, the horizontal axis represents time as in FIG. Also, in FIG. 10, among the waveforms on the vertical axis, (W101) to (W105) and (W107) to (W113) are the same as those in FIG. In FIG. 10, only the waveform of (W206) is different from FIG. In FIG. 10, (W206) is the base voltage of the
[タイミング(t13)]
タイミング(t13)で、一次整流/平滑出力電圧(W103)がV1に到達すると、電圧検出出力信号(W105)がHiレベルからLoレベルに切り替わる。ここで、V1については、電源制御部4004のブラウンアウトあるいはUVP(下限電圧保護)より高い電圧値となるように設定することで、「スイッチングを完全停止」及び「DC出力電圧の垂下」を抑制し、安定したDC電圧を出力し続けることが可能となる。したがって、第3の実施形態の電圧検出回路506において、ツェナーダイオード6001のツェナー電圧=V1となるようにツェナーダイオードを選択することが望ましい。また、電圧検出回路506のツェナーダイオード6001は1つの実装としてもよいが、直列に複数実装する構成としてもよい。
[Timing (t13)]
When the primary rectified / smoothed output voltage (W103) reaches V1 at timing (t13), the voltage detection output signal (W105) is switched from the Hi level to the Lo level. Here, V1 is set to have a voltage value higher than the brownout or UVP (lower limit voltage protection) of the power
また、タイミング(t13)にて、電圧検出出力信号(W105)がLoレベルに切り替わり、スイッチオンオフ一次回路507のトランジスタ7201がオフとなり、トランジスタ7202がオンし、トランジスタ7203がオフし、強制的にリレーコイルが非通電状態となり、一次スイッチ501がオンする。つまり、この時点で、リレー接点(W102)がショート状態となり、一次スイッチ出力電圧(W101)が復旧し、一次整流/平滑出力電圧(W103)が上昇する。また、タイミング(t13)以後、一次電流(rms)(W104)は充電までの時間消費することになる。
At timing (t13), the voltage detection output signal (W105) is switched to Lo level, the
[タイミング(t14)]
タイミング(t14)の時点にて、一次整流/平滑出力電圧(W103)がV1を超えると、電圧検出出力信号(W105)がHiレベルに切り替わり、スイッチオンオフ一次回路507のトランジスタ7201がオンとなり、トランジスタ7202がオフし、トランジスタ7203がオンし、リレーコイルが通電状態となり、一次スイッチ501がオフとなる。
[Timing (t14)]
When the primary rectified / smoothed output voltage (W103) exceeds V1 at the timing (t14), the voltage detection output signal (W105) is switched to the Hi level, the
第3の実施形態における画像形成装置100の以後の動作(タイミング(14t)以後の動作)については、信号の極性などが異なるだけで、第1の実施形態(図5の動作)とほぼ同様の動作となるため、詳しい説明は省略する。
Subsequent operations (operations after timing (14t)) of the
(C−3)第3の実施形態の効果
第3の実施形態では、第1の実施形態の効果に加えて以下のような効果を奏することができる。
(C-3) Effects of Third Embodiment In the third embodiment, the following effects can be achieved in addition to the effects of the first embodiment.
第3の実施形態では、リレーコイル駆動回路を一次側に備えている。これにより、第3の実施形態では、一次スイッチ501(リレー)における一次と二次の絶縁距離が不要となり、第1の実施形態よりも容易に実現することが可能となる。 In the third embodiment, a relay coil drive circuit is provided on the primary side. Thereby, in the third embodiment, the primary and secondary insulation distances in the primary switch 501 (relay) are not necessary, and can be realized more easily than in the first embodiment.
(D)第4の実施形態
次に、本発明による画像形成装置の第4の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。以下では、本発明の画像形成装置をプリンタに適用する例について説明する。
(D) Fourth Embodiment Next, a fourth embodiment of the image forming apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Hereinafter, an example in which the image forming apparatus of the present invention is applied to a printer will be described.
第4の実施形態における画像形成装置100概略断面図は、第1の実施形態と同様に図2を用いて説明することができる。
A schematic cross-sectional view of the
第4の実施形態における画像形成装置100の制御系の構成は、第1の実施形態と同様に図1を用いて示すことができる。また、第4の実施形態における電源部500(電源ブロック)の構成は、図11を用いて示すことができる。図11では、上述の図3と同一又は対応する部分に同一又は対応する符号を付している。以下では、第4の実施形態について第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
The configuration of the control system of the
第4の実施形態では、一次−二次変換部504の電源制御部4004が、スイッチングオンオフ一次回路507のトランジスタ7002エミッタ、及びフォトカプラ40000を介してSLEEP−P信号の端子と接続している点で、第1の実施形態と異なっている。これは、上述の第2の実施形態及び第3の実施形態にも適用可能な構成であり、動作も同一である。
In the fourth embodiment, the
第1の実施形態の動作(図5のタイミング(t9)〜(t10)、(t11)〜(t12)区間)、及び第3の実施形態の動作(図10の(t13)〜(t14)区間)では、リレー接点(W102)のショート時に、メインFETゲート電圧(W107)のオン(つまり電源スイッチング)が重なっていないが、タイミングによっては、リレー接点(W102)のショート時に電源スイッチングが発生することが有り得る。この場合、画像形成装置100の消費電力アップとなるが、第4の実施形態では、電源制御部4004が、電源スイッチング検出部4100及びフォトカプラ40000を介してSLEEP−P信号の端子と接続している。さらに、第3の実施形態では、電源制御部4004をスイッチオンオフ一次回路507と接続させ、リレー接点(W102)のショート時にメインFETゲート電圧(W107)出力をLoレベルとすることで、消費電力の増大を抑制することができる。
The operation of the first embodiment (timing (t9) to (t10), (t11) to (t12) in FIG. 5) and the operation of the third embodiment ((t13) to (t14) in FIG. 10) ), When the relay contact (W102) is short-circuited, the main FET gate voltage (W107) is not turned on (that is, power switching), but depending on the timing, power switching occurs when the relay contact (W102) is short-circuited. There can be. In this case, the power consumption of the
(E)他の実施形態
本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(E) Other Embodiments The present invention is not limited to the above-described embodiments, and may include modified embodiments as exemplified below.
(E−1)上記の各実施形態では、本発明の画像形成装置をプリンタに適用した例について説明したが、その他の画像形成装置(例えば、コピー機、FAX、複合機等)に適用するようにしてもよい。また、上記の各実施形態では、本発明の画像形成装置を、タンデム方式のカラー4色プリンタに適用する例について説明したが、画像形成部の具体的構成については限定されないものであり、例えば、カラー5色以上のプリンタ、カラー4色未満のプリンタ、モノクロプリンタ等に適用するようにしてもよい。 (E-1) In each of the above embodiments, the example in which the image forming apparatus of the present invention is applied to a printer has been described. However, the image forming apparatus may be applied to other image forming apparatuses (for example, a copier, a fax machine, a multifunction machine, etc.). It may be. In each of the above embodiments, the example in which the image forming apparatus of the present invention is applied to a tandem color four-color printer has been described. However, the specific configuration of the image forming unit is not limited. The present invention may be applied to a printer having five or more colors, a printer having less than four colors, a monochrome printer, or the like.
100…画像形成装置、1…給紙部、2…画像形成部、3…定着部、4…用紙排出部、2…画像形成部、201K、201Y、201M、201C…画像形成ユニット、11…感光ドラム、12…帯電ローラ、13…現像ローラ、14…トナー供給ローラ、15…LEDヘッド、16…トナーカートリッジ、17…転写ベルト、18…転写ローラ、19…定着ローラ、20…ヒータ、21…温度検出センサ、1000…商用電源、1001…メカスイッチ、500…電源部、501…一次スイッチ、502…ヒータオンオフ回路、5002…ACゼロクロス検出回路、503…一次整流/平滑回路、504…一次−二次変換部、505…DC24Vオンオフスイッチ、506…電圧検出回路、507…スイッチオンオフ一次回路、508…スイッチオンオフ二次回路、700…メイン制御ブロック、701…メイン制御部、702…ROM、703…RAM、706…温度検出部、707…センサオンオフ回路、708…高圧電源、709…ヘッド制御部、710…アクチュエータ駆動部、800…各種センサ、801…アクチュエータ、900…サブ制御ブロック、901…DC5Vオンオフスイッチ、902…サブ制御部、1001…メカスイッチ、2000…保護素子、2001…フィルタ、2002…突入防止回路、2003…二次整流/平滑回路、2004…DC24V保護回路、2005…二次フィルタ、2006…電圧フィードバック部、2100…シャントレギュレータ、2200…フォトカブラ、2300…DC24V設定電圧変換トランジスタ、2400…ブラウンインアウトツェナーダイオード、2500…前段トランジスタ、2600…後段トランジスタ、2700…バイパス回路FET、2800…整流ダイオード、3001…整流ダイオード、3001a…ダイオード、3002…電解コンデンサ、4001…トランス、4002…メインFET、4003…スナバ回路、4004…電源制御部、4005…補助巻線整流平滑回路、4006…電圧クランプ回路、5100…リレーコイル、5102…整流ダイオード、6001…ツェナーダイオード、6002、6003…抵抗、7001…前段トランジスタ、7002…後段トランジスタ、7003…フォトダイオード、7004、7005…抵抗、8001…トランジスタ、8002…フォトトランジスタ、9000…ブラウンインアウト回路、10000…DC−DCコンバータ、20000…DC24−5Vバイパス回路、20001…フィルタ。
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記外部電源からの電力の供給をオンオフするスイッチと、
前記電源部への入力電圧を検知する電圧検知手段と、
前記電圧検知手段による検知電圧結果に従ったタイミングで、前記スイッチをオン状態又はオフ状態に切替えるスイッチ切替手段と
を有することを特徴とする画像形成装置。 In an image forming apparatus comprising: a power supply that receives power from an external power supply; and a controller that operates using the power supply as a power supply.
A switch for turning on and off the supply of power from the external power source;
Voltage detection means for detecting an input voltage to the power supply unit;
An image forming apparatus comprising: a switch switching unit that switches the switch to an on state or an off state at a timing according to a detection voltage result by the voltage detection unit.
前記電力制御手段は、前記判断部の判断により低消費モードで動作すると判断された場合に、前記第2の電圧回路を停止させ、前記第1の電圧回路に前記第2の電圧に相当する電圧を出力させるように制御する
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 It further has a determination unit that determines the timing of the low consumption mode that operates with lower power consumption than normal,
The power control means stops the second voltage circuit when the determination by the determination unit is determined to operate in the low power consumption mode, and causes the first voltage circuit to correspond to the second voltage. The image forming apparatus according to claim 3, wherein the image forming apparatus is controlled so as to output.
前記電力制御手段は、前記第2の電圧回路を停止させ、前記第1の電圧回路に前記第2の電圧を出力させる際に、前記第1の電圧回路と前記ロジック部とをバイパスさせる
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 The control unit includes a power unit driven by the first voltage and a logic unit driven by the second voltage,
The power control means stops the second voltage circuit, and bypasses the first voltage circuit and the logic unit when the first voltage circuit outputs the second voltage. The image forming apparatus according to claim 4.
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