JP2016038257A - Mobile terminal, map matching method, and map matching program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、移動端末、マップマッチング方法、及びマップマッチングプログラムに関する。 The present invention relates to a mobile terminal, a map matching method, and a map matching program.
近年、スマートフォンなどの移動端末で実現されるナビゲーションシステムが広く利用されている。従来のナビゲーションシステムでは、自端末の位置を知るために、GPSを使用したものが主流であったが、高層ビル街や屋内など、衛星からの電波が受信できない場所では、正確に自端末の位置を測定できない場合がある。 In recent years, navigation systems realized by mobile terminals such as smartphones have been widely used. Conventional navigation systems mainly use GPS to know the location of the terminal. However, in locations where radio waves from satellites cannot be received, such as in high-rise buildings and indoors, the position of the terminal is accurate. May not be measured.
そこで、近年主流となっているのが、自律航法を用いた(併用した)システムである。自律航法では、加速度センサやジャイロセンサを用いて、初期位置からの移動量や回転角度量を推定することで、移動端末の位置を測位する。 Therefore, a system using autonomous navigation (used together) has become the mainstream in recent years. In autonomous navigation, the position of the mobile terminal is measured by estimating the amount of movement and the amount of rotation angle from the initial position using an acceleration sensor and a gyro sensor.
しかしながら、自律航法において、例えば、ジャイロセンサーを用いて移動端末の角度や角速度を検出する場合、温度などの影響もあり、実際は曲がっていなくても、徐々に角度がついてしまい、正しい進行方向が判断できない場合がある。例えば、図1のマッチング軌跡に示されるように、歩行者が真っ直ぐ歩いていた場合でも、徐々に角度がつく軌跡となってしまうため、マップ上、曲がったかどうかの判定を正しく行うことが困難である。 However, in autonomous navigation, for example, when the angle or angular velocity of a mobile terminal is detected using a gyro sensor, there is an effect of temperature, etc., and even if it is not actually bent, the angle gradually increases and the correct traveling direction is determined. There are cases where it is not possible. For example, as shown in the matching trajectory of FIG. 1, even when a pedestrian is walking straight, it becomes a trajectory with an angle, so it is difficult to correctly determine whether or not the map is bent. is there.
本発明は上記の点に鑑みて提案されたものであり、その目的とするところは、自律航法技術によるマップマッチングの精度向上を図ることにある。 The present invention has been proposed in view of the above points, and an object thereof is to improve the accuracy of map matching by an autonomous navigation technique.
上記の課題を解決するため、本発明にかかる移動端末は、自律航法により、移動端末の現在進行方向及び現在位置を測定する測定手段と、温度影響に基づく角度変化量を排除した後の前記現在進行方向の角度変化量と一致又は略一致する交差角度を有する交差点が、前記現在位置の直近に存在する場合、マップ上の現在進行方向を前記測定手段により測定された現在進行方向にマッピングするマップマッチング手段とを有する。 In order to solve the above-described problem, the mobile terminal according to the present invention is configured to measure the current traveling direction and the current position of the mobile terminal by autonomous navigation, and the current state after eliminating the angle change amount based on the temperature effect. A map that maps the current traveling direction on the map to the current traveling direction measured by the measuring means when an intersection having an intersection angle that coincides with or substantially coincides with the angle change amount of the traveling direction is present in the immediate vicinity of the current position. Matching means.
本発明の実施の形態によれば、自律航法技術によるマップマッチングの精度向上を図ることができる。 According to the embodiment of the present invention, it is possible to improve the accuracy of map matching by autonomous navigation technology.
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described.
[システム構成]
(移動端末)
図2は、本実施形態にかかる移動端末1の一例を示す図である。移動端末1は、スマートフォンやタブレット端末などに代表される携帯型の情報端末である。利用者(歩行者)が所持する。移動端末1は、汎用のWebブラウザやナビゲーション用のアプリケーションを予め有する。移動端末1は、Webブラウザやアプリケーションの画面1aを介して、マップ(地図)1bやルート1cを表示する。
[System configuration]
(Mobile terminal)
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of the
また、本実施形態にかかる移動端末1は、例えば、加速度センサ及びジャイロセンサを備える。移動端末1は、加速度センサ及びジャイロセンサを用いて、出発点等の起点から移動端末1が進んでいる距離と方向を測定(自律航法)し、マップ上に移動端末1の現在位置及び進行方向をマッピングする。これにより、例えば、図1のようなシンボル1dなどを用いて、マップ上に移動端末1の現在位置及び進行方向が表示される。
The
(ハードウェア構成)
図3は、本実施形態にかかる移動端末1のハードウェア構成例を示す図である。図3に示されるように、移動端末1は、ハードウェア構成として、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、入力装置15、表示装置16、通信装置17、音声入出力装置18、加速度センサ19、及びジャイロセンサ20を有する。
(Hardware configuration)
FIG. 3 is a diagram illustrating a hardware configuration example of the
CPU11は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM12は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM13は、CPU11での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする作業エリアである。HDD14は、各種データ及びプログラムを格納する。
The
入力装置15は、画面上のタップ座標(タッチ座標)を検知可能なタッチパネルにより実現されうる。表示装置16は、ディスプレイであり、例えば、マップ(地図)1bやルート1c等が表示される。この場合、入力操作は、画面上のタッチパネルと、プログラムにより制御されるソフトウェアキー等とにより実現される。
The
通信装置17は、ネットワークを介し、他装置との通信を行う。音声入出力装置18は、音声の入出力を行う装置であり、例えば、利用者をナビゲートするための音声データが出力される。
The communication device 17 communicates with other devices via a network. The voice input /
加速度センサ19は、移動端末1の加速度を計測する機器である。移動端末1の現在位置の測定(自律航法)に用いられる。また、ジャイロセンサ20は、移動端末1の角度や角速度を検出する計測器である。移動端末1の進行方向の測定(自律航法)に用いられる。
The
(ソフトウェア構成)
図4は、本実施形態にかかる移動端末1のソフトウェア構成例を示す図である。移動端末1は、主な機能部として、自律航法測定部101、マップマッチング部102、記憶部103を有する。
(Software configuration)
FIG. 4 is a diagram illustrating a software configuration example of the
自律航法測定部101は、歩数測定部101a及び進行方向測定部101bを有する。このうち、歩数測定部101aは、加速度センサ19で計測された加速度に基づいて、初期位置から歩数移動量を推定し、移動端末1の現在位置を測定する。また、進行方向測定部101bは、ジャイロセンサ20で計測された角度や角速度に基づいて、初期位置からの回転角度量を推定し、移動端末1の現在進行方向を測定する。
The autonomous
マップマッチング部102は、自律航法測定部101により測定(測位)された移動端末1の現在進行方向及び現在位置に基づいて、マップ上に移動端末1の現在位置及び進行方向をマッチングさせる。これにより、例えば、図1のようなシンボル1dなどを用いて、マップ上に移動端末1の現在位置及び進行方向が表示される。
The map matching
また、本実施形態にかかるマップマッチング部102は、進行方向測定部101bにより測定された現在進行方向の角度変化量と一致又は略一致する交差角度を有する交差点が、歩数測定部101aにより測定された現在位置の「直近」に存在する場合、マップ上の現在進行方向を、進行方向測定部101bにより測定された現在進行方向にマッピングする。
In the map matching
また、本実施形態にかかるマップマッチング部102は、進行方向測定部101bにより測定された現在進行方向の角度変化量と一致又は略一致する交差角度を有する交差点が、歩数測定部101aにより測定された現在位置の「直近」に存在せず「所定距離内」に存在する場合、マップ上の現在進行方向を、進行方向測定部101bにより測定された現在進行方向にマッピングすると共に、マップ上の現在位置を、所定距離内に存在する交差点上にマッピングする。
In the map matching
記憶部103は、マップデータ(地図情報)、NWデータ(ノード情報、リンク情報、道路情報、交通情報、POI情報等)など、地図表示やナビゲーションに用いられる各種データを記憶する。
The
なお、上記各機能部は、移動端末1を構成するコンピュータのCPU11、ROM12、RAM13等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現される。これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。
Each functional unit is realized by a computer program executed on hardware resources such as the
また、利用者等により入力された出発地から目的地までの経路を探索するための経路探索部などを有していてもよい。経路探索の際は、記憶部103のマップデータやNW(ネットワーク)データ等が用いられる。
Moreover, you may have the route search part for searching the route | route from the departure place to the destination input by the user etc. When searching for a route, map data, NW (network) data, or the like stored in the
また、移動端末1の機能構成は、あくまで一例である。記憶部103などは、移動端末1と通信可能な外部サーバ側に配置して構成してもよい。
Further, the functional configuration of the
[情報処理]
図5は、本実施形態にかかるマップマッチング処理例を示すフローチャート図である。適宜図面を参照しながら説明する。
[Information processing]
FIG. 5 is a flowchart showing an example of the map matching process according to the present embodiment. This will be described with reference to the drawings as appropriate.
S1:まず、歩数測定部101aは、加速度センサ19により加速度変化を検知したか否かを判定する。
S1: First, the step
S2:S1で加速度変化が検知されると、歩数測定部101aは、自律航法の技術を用いて、初期位置から加速度変化量に基づく歩数移動量を推定し、移動端末1の現在位置を測定する(自律航法)。
S2: When a change in acceleration is detected in S1, the step
S3:次に、進行方向測定部101bは、ジャイロセンサ20により角度変化を検知したか否かを判定する。S3で角度変化が検知されない場合は、S4へ進む。
S3: Next, the traveling
S4:マップマッチング部102は、マップ上の現在位置を、S2で測定された現在位置にマッピングする。
S4: The
S5:一方、S3で角度変化が検知されると、進行方向測定部101bは、自律航法の技術を用いて、初期位置からの回転角度量を推定し、移動端末1の現在進行方向を測定する。
S5: On the other hand, when an angle change is detected in S3, the traveling
S6:ここで、マップマッチング部102は、S3で検知された角度変化が温度の影響を受けているか否かを判定する。温度の影響を受けているか否かは、後述するフラグが1であるか否かで判定される。つまり、フラグ≠1である場合、温度の影響を受けていないと判定し、S7へ進む。一方、フラグ=1である場合、温度の影響を受けていると判定し、S8へ進む。
S7:マップマッチング部102は、温度の影響を受けていない場合、検知された過去n個分までの角度変化量を合計(合算)することで、角度変化量の合計値を算出する。なお、nは管理者等が任意に設定しうる整数値であるが、歩数測定部101aが加速度変化を検知する間隔・頻度に比例して設定するとよい。
S6: Here, the
S7: When not affected by the temperature, the
S8:一方、マップマッチング部102は、温度の影響を受けている場合、温度の影響を排除して(温度の影響を加味して)、過去n個分までの角度変化量を合計(合算)することで、実質的な角度変化量の合計値を算出する。即ち、温度の影響を受けている場合、温度影響分だけ角度変化量が増えている。よって、S8では、検知された過去n個分までの角度変化量から、後述する温度影響分の角度変化量(Xとする)を減算することで、温度影響に基づく角度変化量を排除した後の実質的な角度変化量の合計値が算出される。
S8: On the other hand, if the
S9:次に、マップマッチング部102は、S7又はS8で算出された現在進行方向の角度変化量の合計値と一致又は略一致する交差角度を有する交差点が、S2で歩数測定部101aの自律航法により測定された現在位置の「直近」に存在するか否かを判定する。
S9: Next, the
S10:マップマッチング部102は、S9でYesの場合、マップ上の現在進行方向を、S5で進行方向測定部101bの自律航法により測定された現在進行方向にマッピングする。
S10: If Yes in S9, the
ここで、S6〜S8について詳しく説明する。 Here, S6 to S8 will be described in detail.
記憶部103のマップデータ及びNWデータには、道路の情報、交差点の位置、交差路、交差角度などが含まれているので、まずマップマッチング部102は、このマップデータ及びNWデータを参照し、歩数測定部101aにより測定された現在位置の直近に交差点が存在するかどうかを探索する。
Since the map data and NW data in the
また、現在位置の直近に交差点が存在する場合には、現在位置が位置する道路との交差角度(交差点における交差角度)を参照し、交差角度がS7又はS8で算出された現在進行方向の角度変化量の合計値と一致又は略一致するかどうかを判定する。そして、このような条件に合致する交差点が存在する場合、マップマッチング部102は、マップ上の現在進行方向を、進行方向測定部101bにより測定された現在進行方向にマッピングする。
In addition, when there is an intersection in the immediate vicinity of the current position, the intersection angle with the road where the current position is located (intersection angle at the intersection), and the intersection angle is an angle in the current traveling direction calculated in S7 or S8. It is determined whether or not the total amount of change matches or substantially matches. When there is an intersection that meets such a condition, the
一般に、例えばジャイロセンサーを用いて移動端末の角度や角速度を検出する場合、温度などの影響もあり、実際は曲がっていなくても、徐々に角度がついてしまい、正しい進行方向が判断できない場合がある。 In general, for example, when an angle or angular velocity of a mobile terminal is detected using a gyro sensor, there is an influence of temperature or the like, and even if it is not actually bent, the angle gradually increases and the correct traveling direction may not be determined.
このため、本実施形態においては、自律航法により進行方向を測定するものの、温度影響に基づく角度変化量を排除した後の進行方向の角度変化量の合計値と一致又は略一致する交差角度を有する直近交差点の存在を確認するようにした。直近に交差点が実際に存在する場合、実際に歩行者がその交差点を曲がった可能性は高く、自律航法により測定された進行方向は正しいものとして、マップ上の現在進行方向を、自律航法により測定された現在進行方向にマッピングする。これにより、自律航法により測定された現在進行方向のマッチング精度を向上させることができる。逆に、このような交差点が実際に存在しない場合、歩行者が道なき道を曲がった可能性は低く、自律航法により測定された進行方向は正しいものではない可能性がある。 For this reason, in this embodiment, although the traveling direction is measured by autonomous navigation, the crossing angle coincides with or substantially coincides with the total value of the angular variation in the traveling direction after eliminating the angular variation based on the temperature effect. The existence of the nearest intersection was confirmed. When there is an actual intersection, the pedestrian is likely to bend the intersection and the direction of travel measured by autonomous navigation is assumed to be correct, and the current direction of travel on the map is measured by autonomous navigation. To the current direction of travel. Thereby, the matching precision of the present advancing direction measured by autonomous navigation can be improved. Conversely, when such an intersection does not actually exist, it is unlikely that the pedestrian has turned a road without a road, and the traveling direction measured by autonomous navigation may not be correct.
なお、ここでいう直近とは、現在位置の座標が交差点の位置座標に重畳する、ないし少々のズレは存在するものの概ね重畳する場合の近さというものとする。また、略一致とは、完全一致のみならず、近似値により概ね一致することを含むものである。略一致を含めることで、検知された角度変化量の少々の誤差は吸収できるようにした。 Here, the term “nearest” means that the coordinates of the current position are superimposed on the position coordinates of the intersection, or the proximity in the case where the coordinates are almost superimposed although there is a slight deviation. In addition, “substantially coincidence” includes not only perfect coincidence but also approximately coincidence by an approximate value. By including the approximate match, it is possible to absorb a small error in the detected amount of change in angle.
また、S7又はS8で算出された過去n個分までの角度変化量の合計値は、代えて、S5で測定された現在進行方向の角度変化量としてもよい。但し、過去n個分までの角度変化量の合計値を用いた方が望ましい。検知された1つの現在進行方向の角度変化量よりも、誤差が起きにくいためである。また、道幅の広い道路や交差点では、歩行者は大外から大回りで弧を描くように右左折路に進入するようにして、緩やかに右左折する場合がある。このような場合、1つ1つの角度変化量は変化量が小さく、1個の角度変化量のみでは歩行者が右左折したことを検知するのは困難である。一方、過去n個分(角度が付きはじめて収束するまでのn個分)の角度変化量の合計値を用いることで、1個角度変化量のみの小さい変化量では検知できない道幅の広い道路や交差点のケースにおいても、歩行者が右左折したことを検知することができる。 Further, the total value of the angle change amounts up to the past n calculated in S7 or S8 may be replaced with the angle change amount in the current traveling direction measured in S5. However, it is desirable to use the total value of the angle change amounts up to the past n. This is because an error is less likely to occur than the detected angle change amount in the current traveling direction. On wide roads and intersections, pedestrians may gradually turn left and right as they enter a right-left turn road in an arc from outside. In such a case, the amount of change in each angle is small, and it is difficult to detect that the pedestrian has turned left or right with only one amount of change in angle. On the other hand, roads and intersections with wide roads that cannot be detected with a small change amount of only one angle change amount by using the total value of the angle change amount for the past n pieces (n times until the angle is first converged) In this case, it can be detected that the pedestrian has turned right or left.
図6は、S6〜S8の具体的な処理を説明するための図である。図6(a)は、検知された位置n毎に、移動端末1の角度軌跡を示したものである。また、図6(b)は、そのときの位置N毎に、マップ上にマッチングされる移動端末1のマッチング軌跡を示したものである。
FIG. 6 is a diagram for explaining specific processing of S6 to S8. FIG. 6A shows the angular trajectory of the
1つ目として、例えば、測定された現在位置が図6(a)のN5である場合について説明する。マップマッチング部102は、現在位置から過去n個分までの角度変化量を合計(合算)することで、角度変化量の合計値を算出する。ここでn=2とした場合、マップマッチング部102は、例えば、次の式により、N5、N4、N3での角度変化量を合計する。
N5、N4、N3での角度変化量の合計値=(N5の角度−N4の角度)+(N4の角度−N3の角度)+(N3の角度−N2の角度)
しかし、図6(a)に示されるように、現在位置N5の直近には、そもそも交差点は存在しない。
First, for example, a case where the measured current position is N 5 in FIG. 6A will be described. The
Total value of angle change amounts at N 5 , N 4 , and N 3 = (N 5 angle−N 4 angle) + (N 4 angle−N 3 angle) + (N 3 angle−N 2 angle)
However, as shown in FIG. 6 (a), the most recent current position N 5, the first place the intersection does not exist.
よってこの場合、マップマッチング部102は、条件に合致した交差点が存在しないので、図6(b)に示されるように、現在位置N5において、マップ上の現在進行方向を、現在位置N7で自律航法により測定された現在進行方向にマッピングしない(但し、後述するS9、Yesの場合は除く)。即ち、実際歩行者は曲がっていないため、自律航法により測定された現在進行方向を無視する。
Therefore, in this case, since there is no intersection that matches the condition, the
次いで2つ目として、例えば、測定された現在位置が図6(a)のN6である場合について説明する。マップマッチング部102は、N6、N5、N4での角度変化量を合計する。
Next, as a second case, for example, a case where the measured current position is N 6 in FIG. 6A will be described. The
図6(a)に示されるように、現在位置N6の直近には、交差点は存在する。しかし、現在進行方向の角度変化量の合計値と一致又は略一致する交差角度を有する交差点は存在しない。 As shown in FIG. 6 (a), the most recent current position N 6, the intersection is present. However, there is no intersection having an intersection angle that matches or substantially matches the total value of the angle change amounts in the current traveling direction.
よってこの場合、マップマッチング部102は、条件に合致した交差点が存在しないので、図6(b)に示されるように、現在位置N6において、マップ上の現在進行方向を、現在位置N7で自律航法により測定された現在進行方向にマッピングしない(但し、後述するS9、Yesの場合は除く)。即ち、実際歩行者は曲がっていないため、自律航法により測定された現在進行方向を無視する。
Therefore, in this case, the
次いで3つ目として、例えば、測定された現在位置が図6(a)のN7である場合について説明する。マップマッチング部102は、N7、N6、N5での角度変化量を合計する。
Next, as a third case, for example, a case where the measured current position is N 7 in FIG. 6A will be described. The
そして、図6(a)に示されるように、現在位置N7の直近に、現在進行方向の角度変化量の合計値(90度相当)と一致又は略一致する交差角度(例えば、90度)を有する交差点が、直近に存在する。 Then, as shown in FIG. 6 (a), in the immediate vicinity of the current position N 7, the intersecting angle that matches or substantially matches the angle variation of the total value of the current traveling direction (90 degrees or equivalent) (e.g., 90 degrees) There is an intersection with
よってこの場合、マップマッチング部102は、条件に合致した交差点が存在するので、図6(b)に示されるように、現在位置N7において、マップ上の現在進行方向を、現在位置N7で自律航法により測定された現在進行方向にマッピングする。即ち、実際歩行者は交差点を曲がっているため、自律航法により測定された現在進行方向をマップ上に反映する。
Therefore, in this case, the
なお、上記いずれの場合も、角度変化量の合計値は、温度の影響を受けている場合、その温度影響に基づく角度変化量を排除した後の実質的な角度変化量の合計値である(S8)。 Note that, in any of the above cases, the total value of the angle change amount is the total value of the substantial angle change amount after eliminating the angle change amount based on the temperature effect when it is affected by the temperature ( S8).
再び図5に戻り、S11からの説明を行う。 Returning to FIG. 5 again, the description from S11 will be made.
S11:マップマッチング部102は、S9でNoの場合、今度は、S7又はS8で算出された現在進行方向の角度変化量の合計値と一致又は略一致する交差角度を有する交差点が、歩数測定部101aにより測定された現在位置の「所定距離内」に存在するか否かを判定する。
S11: If the
S12:マップマッチング部102は、S11でYesの場合、マップ上の現在位置を、S11で探索された交差点上にマッピングする。またその後、S10へ進み、マップ上の現在進行方向については、S5で進行方向測定部101bの自律航法により測定された現在進行方向にマッピングされる。
S12: If Yes in S11, the
図7は、S7又はS8、並びにS9、S11、12の具体的な処理を説明するための図である。図7(a)は、検知された位置n毎に、移動端末1の角度軌跡を示したものである。また、図7(b)は、そのときの位置N毎に、マップ上にマッピングされる移動端末1のマッピング軌跡を示したものである。
FIG. 7 is a diagram for explaining specific processing of S7 or S8 and S9, S11, and 12. In FIG. FIG. 7A shows an angular locus of the
例えば、測定された現在位置が図7(a)のN7である場合について説明する。S6で、マップマッチング部102は、N7、N6、N5での角度変化量を合計する。
For example, the case where the measured current position is N 7 in FIG. 7A will be described. In S6, the
しかし、図7(a)に示されるように、現在位置N7の直近には、そもそも交差点は存在しない。よって、S9で、マップマッチング部102は、現在進行方向の角度変化量の合計値と一致又は略一致する交差角度を有する交差点が、現在位置N7の直近に存在しないと判定し、S11へ進む。
However, as shown in FIG. 7 (a), the most recent current position N 7, the first place the intersection does not exist. Therefore, in S9, the
次に、S11で、マップマッチング部102は、現在進行方向の角度変化量の合計値と一致又は略一致する交差角度を有する交差点が、現在位置の所定距離内に存在するか否かを判定する。図7(a)に示されるように、現在進行方向の角度変化量の合計値と一致又は略一致する交差角度を有する交差点が、現在位置N7の所定距離内に存在する。
Next, in S11, the
よってこの場合、S12で、マップマッチング部102は、条件に合致した交差点が存在するので、図7(b)に示されるように、現在位置N7において、マップ上の現在位置を、S11で探索された交差点上にマッピングする。つまり、マップ上の現在位置を、S11で探索された交差点上に移動変更する。
Therefore, in this case, in S12, the
また、S12からS10へ進み、マップマッチング部102は、図7(b)に示されるように、現在位置N7において、マップ上の現在進行方向を、現在位置N7で自律航法により測定された現在進行方向にマッピングする。
Also, advances over the S12 to S10, the
この結果、図7(b)に示されるように、現在位置N7は、マップ上の交差点に位置すると共に、現在進行方向は交差点を曲がった状態(右方向向き)となる。 As a result, as shown in FIG. 7 (b), the current position N 7, as well located at the intersection on the map, the current traveling direction is in a state the vehicle has turned at an intersection (right direction).
このように、本実施形態においては、まず現在進行方向の角度変化量の合計値と一致又は略一致する交差角度を有する直近交差点の存在を確認する。しかし、直近にこのような交差点が実際に存在しないものの、所定距離以内にこのような交差点が実際に存在する場合には、歩数測定部101aの自律航法により測定された現在位置の誤差の可能性がある。つまり、実際には、歩行者が曲がった交差点が存在するものの、測定された現在位置の誤差により、マッピングにズレが生じているものである。よってこの場合、マップ上の進行方向を進行方向測定部101bにより測定された進行方向にマッピングすると共に、マップ上の現在位置を、歩数測定部101aにより測定された現在位置でなく、所定距離内の範囲から探索された交差点上にマッピングする。これにより、自律航法により測定された現在進行方向のみならず、自律航法により測定された現在位置のマッチング精度を向上させることができる。
As described above, in the present embodiment, first, the existence of the nearest intersection having an intersection angle that matches or substantially matches the total value of the angle change amounts in the current traveling direction is confirmed. However, if such an intersection does not actually exist immediately before, but such an intersection actually exists within a predetermined distance, there is a possibility of an error in the current position measured by the autonomous navigation of the step
なお、所定距離内とは、歩数測定部101aが測定しうる誤差の最大範囲などに基づいて管理者等が適宜任意に定め得る。
It should be noted that within the predetermined distance can be arbitrarily determined by the manager or the like as appropriate based on the maximum range of errors that can be measured by the step
S13:一方、マップマッチング部102は、S11でNoの場合、マップマッチング部102は、フラグ≠1、且つ、検知された過去n個分の角度変化量の合計値(S7で算出)は、所定角度を超えているか否かを判定する。所定角度は、温度の影響を受けている場合、その温度影響から生じる角度変化量相当の値である。予め経験値から設定した値もしくは過去の角度変化量の平均値である。
S13: On the other hand, if the
S14:マップマッチング部102は、S13でYesの場合、温度の影響を受けていると判定し、温度の影響を受けていることを示すフラグを1にセットする(フラグ=1)。角度変化量の合計値と一致する交差点は所定距離内にも存在せず、さらに温度影響から生じうる角度変化量相当以上の角度変化量が検知されているため、もはやこの角度変化量は、歩行者が交差点を曲がったりほんの誤差程度で検知されたものではなく、事実、温度影響を受けたことに起因するものである。
S14: If Yes in S13, the
S15:また、マップマッチング部102は、検知された過去n個分の角度変化量の合計値(S7で算出)を、温度影響分の角度変化量Xとして記憶しておく。歩行者が交差点を曲がっていなのにかかわらず、角度変化量が検知されているとすれば、その検知されている角度変化量は、まさに温度影響分の角度変化量そのものである。
S15: Further, the
[総括]
以上、本実施形態にかかる移動端末1は、自律航法により進行方向を測定するものの、現在進行方向の角度変化量の合計値と一致又は略一致する交差角度を有する直近交差点の存在を確認するようにした。直近に交差点が実際に存在する場合、実際に歩行者がその交差点を曲がった可能性は高く、自律航法により測定された進行方向は正しいものとして、マップ上の現在進行方向を、自律航法により測定された現在進行方向にマッピングする。これにより、自律航法により測定された現在進行方向のマッチング精度を向上させることができる。
[Summary]
As described above, although the
また、本実施形態にかかる移動端末1は、現在進行方向の角度変化量の合計値と一致又は略一致する交差角度を有する直近交差点の存在を確認する。しかし、直近にこのような交差点が実際に存在しないものの、所定距離以内にこのような交差点が実際に存在する場合には、マップ上の進行方向を進行方向測定部101bにより測定された進行方向にマッピングすると共に、マップ上の現在位置を、歩数測定部101aにより測定された現在位置でなく、所定距離内の範囲から探索された交差点上にマッピングする。これにより、自律航法により測定された現在進行方向のみならず、自律航法により測定された現在位置のマッチング精度を向上させることができる。
In addition, the
以上、本実施形態にかかる移動端末1によれば、自律航法技術によるマップマッチングの精度向上を図ることが可能である。
As described above, according to the
なお、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。 The present invention has been described with reference to preferred embodiments of the present invention. While the invention has been described with reference to specific embodiments, various modifications and changes may be made to the embodiments without departing from the broad spirit and scope of the invention as defined in the claims. Obviously you can. In other words, the present invention should not be construed as being limited by the details of the specific examples and the accompanying drawings.
1 移動端末
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 HDD
15 入力装置
16 表示装置
17 通信装置
18 音声入出力装置
19 加速度センサ
20 ジャイロセンサ
101 自律航法測定部
102 マップマッチング部
103 記憶部
1
12 ROM
13 RAM
14 HDD
DESCRIPTION OF
Claims (5)
温度影響に基づく角度変化量を排除した後の前記現在進行方向の角度変化量と一致又は略一致する交差角度を有する交差点が、前記現在位置の直近に存在する場合、マップ上の現在進行方向を前記測定手段により測定された現在進行方向にマッピングするマップマッチング手段と、
を有することを特徴とする移動端末。 Measuring means for measuring the current traveling direction and current position of the mobile terminal by autonomous navigation;
If an intersection having an intersection angle that coincides with or substantially coincides with the angle change amount in the current traveling direction after eliminating the angle change amount based on the temperature effect, the current traveling direction on the map is determined. Map matching means for mapping in the current traveling direction measured by the measuring means;
A mobile terminal characterized by comprising:
前記測定手段により直近測定された複数の角度変化量の合計値であること、
を特徴とする請求項1記載の移動端末。 The angle change amount in the current traveling direction is
A total value of a plurality of angle changes measured most recently by the measuring means;
The mobile terminal according to claim 1.
前記現在進行方向の角度変化量と一致又は略一致する交差角度を有する交差点が、前記現在位置の直近に存在せず所定距離内に存在する場合、マップ上の現在進行方向を前記測定手段により測定された現在進行方向にマッピングすると共に、マップ上の現在位置を前記交差点上にマッピングすること、
を特徴とする請求項1又は2記載の移動端末。 The map matching means includes
When an intersection having an intersection angle that coincides with or substantially coincides with the angle change amount of the current traveling direction does not exist in the vicinity of the current position but is within a predetermined distance, the current traveling direction on the map is measured by the measuring unit. Mapping the current position on the intersection and mapping the current position on the map onto the intersection;
The mobile terminal according to claim 1 or 2.
自律航法により、移動端末の現在進行方向及び現在位置を測定する測定手順と、
温度影響に基づく角度変化量を排除した後の前記現在進行方向の角度変化量と一致又は略一致する交差角度を有する交差点が、前記現在位置の直近に存在する場合、マップ上の現在進行方向を前記測定手順により測定された現在進行方向にマッピングするマップマッチング手順と、
を実行することを特徴とするマップマッチング方法。 Mobile terminal
Measurement procedure for measuring the current traveling direction and current position of the mobile terminal by autonomous navigation;
If an intersection having an intersection angle that coincides with or substantially coincides with the angle change amount in the current traveling direction after eliminating the angle change amount based on the temperature effect, the current traveling direction on the map is determined. A map matching procedure for mapping the current traveling direction measured by the measurement procedure;
The map matching method characterized by performing.
自律航法により、移動端末の現在進行方向及び現在位置を測定する測定手段と、
温度影響に基づく角度変化量を排除した後の前記現在進行方向の角度変化量と一致又は略一致する交差角度を有する交差点が、前記現在位置の直近に存在する場合、マップ上の現在進行方向を前記測定手段により測定された現在進行方向にマッピングするマップマッチング手段として機能させるためのマップマッチングプログラム。 On the computer,
Measuring means for measuring the current traveling direction and current position of the mobile terminal by autonomous navigation;
If an intersection having an intersection angle that coincides with or substantially coincides with the angle change amount in the current traveling direction after eliminating the angle change amount based on the temperature effect, the current traveling direction on the map is determined. A map matching program for functioning as map matching means for mapping in the current traveling direction measured by the measuring means.
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---|---|---|---|
JP2014160560A JP2016038257A (en) | 2014-08-06 | 2014-08-06 | Mobile terminal, map matching method, and map matching program |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018059818A (en) * | 2016-10-05 | 2018-04-12 | 株式会社ゼンリンデータコム | Information processing device, information processing method and program |
-
2014
- 2014-08-06 JP JP2014160560A patent/JP2016038257A/en active Pending
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