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JP2016010296A - 電源装置及びそれを用いた照明装置 - Google Patents

電源装置及びそれを用いた照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】放熱性及び組立性を向上させることが可能な電源装置及びそれを用いた照明装置を提供する。【解決手段】電源装置1aは、制御モジュール2と、複数の電源モジュール3と、保持部材4と、を備える。複数の電源モジュール3の各々は、一対の電源端子部33が、第2回路基板32の表面32aにおいて第1方向D1の一端側で第1方向D1に直交する第2方向D2の両端部に配置され、一対の第2信号端子部34が、第2回路基板32の表面32aにおいて第1方向D1の他端側で第2方向D2の両端部に配置されている。保持部材4は、第2方向D2に並んだ複数の電源モジュール3を保持する。電源装置1aは、互いに近接する電源端子部33同士が電気的に接続され、互いに近接する第2信号端子部34同士が電気的に接続され、複数の電源モジュール3と制御モジュール2とが電気的に接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の電源回路を備えた電源装置及びそれを用いた照明装置に関するものである。
従来、照明器具としては、例えば、器具本体と、3つの灯具と、電源ブロックと、支持部材と、を備えた高天井用の照明器具が提案されている(特許文献1)。
電源ブロックは、6つの電源ユニットと、1つの制御ユニットと、3つの取付部材と、を備えている。
電源ユニットは、交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換するための電源回路が、金属製のケースに収納されている。
電源ブロックの6つ電源ユニットは、ペアとなる2つの電源ユニットが、1つの取付部材における平板状の取付板に、それぞれ取り付けられている。
制御ユニットは、電源ブロックとは別の、金属製のケース内に、制御回路が収納されている。制御ユニットは、3つの取付部材のうちの1つの取付部材の天板に取り付けられている。
また、天井面等に吊り下げ方式で取り付けられる照明器具としては、例えば、反射セードと、本体ケースと、4つのランプと、4つの点灯装置と、を備えた照明器具が提案されている(特許文献2)。
特許文献2に記載された照明器具は、本体ケースに固定された四角筒状の点灯装置固定金具を備え、点灯装置固定金具の4つの固定面部に点灯装置が1つずつ固定されている。
特開2014−89892号公報 特開2003−303510号公報
電源装置の分野においては、更なる放熱性の向上が望まれる場合がある。しかしながら、上述の電源ブロックでは、取付板の表面と裏面に取り付けられた2つの電源ユニットそれぞれで発生した熱が、相互に影響を与えてしまう懸念がある。
また、特許文献2に記載された照明器具では、四角筒状の点灯装置固定金具の4つの固定面部に点灯装置が1つずつ固定されているので、組立作業が煩雑になる懸念がある。
本発明の目的は、放熱性及び組立性を向上させることが可能な電源装置及びそれを用いた照明装置を提供することにある。
本発明の電源装置は、制御モジュールと、複数の電源モジュールと、前記複数の電源モジュールを保持する保持部材と、を備える。前記制御モジュールは、前記複数の電源モジュールを制御する制御信号を出力する制御回路における一群の第1電子部品と、前記一群の第1電子部品が実装された第1回路基板と、前記制御信号を出力可能な第1信号端子部と、を備える。前記複数の電源モジュールの各々は、入力される交流電圧を所定の直流電圧に変換して出力する電源回路における一群の第2電子部品と、前記一群の第2電子部品が実装された第2回路基板と、それぞれ前記交流電圧を入力可能であり互いに電気的に接続された一対の電源端子部と、それぞれ前記制御信号を入力可能であり互いに電気的に接続された一対の第2信号端子部と、前記直流電圧を出力可能な負荷端子部と、を備える。前記複数の電源モジュールの各々は、前記一対の電源端子部が、前記第2回路基板の表面において第1方向の一端側で前記第1方向に直交する第2方向の両端部に配置されている。また、前記複数の電源モジュールの各々は、前記一対の第2信号端子部が、前記第2回路基板の前記表面において前記第1方向の他端側で前記第2方向の両端部に配置されている。前記保持部材は、前記第2回路基板の前記表面に沿った一平面上で前記第2方向に並んだ前記複数の電源モジュールを保持するように構成されている。本発明の電源装置は、前記複数の電源モジュールのうち隣り合う電源モジュールそれぞれの前記一対の電源端子部のうち互いに近接する電源端子部同士が電気的に接続されている。本発明の電源装置は、前記複数の電源モジュールのうち隣り合う電源モジュールそれぞれの前記一対の第2信号端子部のうち互いに近接する第2信号端子部同士が電気的に接続されている。本発明の電源装置は、前記複数の電源モジュールのうち1つの電源モジュールにおける前記一対の第2信号端子部の一方の第2信号端子部と前記制御モジュールの前記第1信号端子部とが電気的に接続されている。
本発明の照明装置は、前記電源装置と、前記電源装置から出力される直流電圧により点灯する光源と、を備える。
本発明の電源装置は、放熱性及び組立性を向上させることが可能となる。
本発明の照明装置は、放熱性及び組立性を向上させることが可能となる。
図1Aは、実施形態1の電源装置の模式的な要部概略平面図である。図1Bは、図1AのX1−X1概略断面図である。図1Cは、図1AのX2−X2概略断面図である。図1Dは、図1AのY−Y概略断面図である。 図2は、実施形態1における照明装置の概略構成図である。 図3は、実施形態1の電源装置における電源回路の概略回路図である。 図4は、実施形態1の電源装置における隣り合う電源端子部同士の接続方法の説明図である。 図5は、実施形態1の電源装置における隣り合う第2信号端子部同士の接続方法の説明図である。 図6Aは、実施形態1の電源装置における第1接続部の他の構成例を示す概略斜視図である。図6Bは、実施形態1の電源装置における第2接続部の他の構成例を示す概略斜視図である。 図7Aは、実施形態1の電源装置における第1接続部の他の構成例を示す概略斜視図である。図7Bは、実施形態1の電源装置における第2接続部の他の構成例を示す概略斜視図である。 図8Aは、実施形態1の電源装置における一対の電源端子部の他の構成例を示す概略斜視図である。図8Bは、実施形態1の電源装置における一対の第2信号端子部の他の構成例を示す概略斜視図である。 図9Aは、実施形態1の電源装置における一対の電源端子部同士の別の構成例を示す概略斜視図である。図9Bは、実施形態1の電源装置における一対の第2信号端子部の別の構成例を示す概略斜視図である。 図10は、実施形態1の電源装置の第1変形例の電源装置を示す模式的な要部概略平面図である。 図11Aは、実施形態2の電源装置の模式的な要部概略平面図である。図11Bは、図11AのX−X概略断面図である。 図12は、実施形態3の電源装置の要部概略斜視図である。 図13は、実施形態3の電源装置における制御モジュールを取り外した状態の要部概略斜視図である。 図14は、実施形態3の電源装置における制御モジュールの概略斜視図である。 図15は、実施形態3の電源装置における第2接続部の他の構成例の説明図である。 図16は、実施形態3の電源装置の第1変形例の電源装置を示す要部概略斜視図である。 図17は、実施形態3の電源装置の第1変形例の電源装置における制御モジュールを取り外した状態の要部概略斜視図である。 図18は、実施形態3の電源装置の第2変形例の電源装置を示す要部概略斜視図である。 図19は、実施形態3の電源装置の第2変形例の電源装置における制御モジュールを取り外した状態の要部概略斜視図である。 図20は、実施形態3の電源装置の第2変形例の電源装置における制御モジュールの概略斜視図である。 図21は、実施形態3の電源装置の第3変形例の電源装置を示す要部概略分解斜視図である。
(実施形態1)
以下では、本実施形態の電源装置1aについて、図1A、1B、1C、1D及び2〜5に基づいて説明する。
電源装置1aは、制御モジュール2と、複数の電源モジュール3と、複数の電源モジュール3を保持する保持部材4と、を備える。制御モジュール2は、複数の電源モジュール3を制御する制御信号を出力する制御回路20における一群の第1電子部品(図示せず)と、一群の第1電子部品が実装された第1回路基板21と、制御信号を出力可能な第1信号端子部22と、を備える。複数の電源モジュール3の各々は、入力される交流電圧を所定の直流電圧に変換して出力する電源回路31における一群の第2電子部品(図示せず)と、一群の第2電子部品が実装された第2回路基板32と、を備える。複数の電源モジュール3の各々は、それぞれ交流電圧を入力可能であり互いに電気的に接続された一対の電源端子部33と、それぞれ制御信号を入力可能であり互いに電気的に接続された一対の第2信号端子部34と、を備える。また、複数の電源モジュール3の各々は、直流電圧を出力可能な負荷端子部35を備える。また、複数の電源モジュール3の各々は、一対の電源端子部33が、第2回路基板32の表面32aにおいて第1方向D1の一端側で第1方向D1に直交する第2方向D2の両端部に配置されている。また、複数の電源モジュール3の各々は、一対の第2信号端子部34が、第2回路基板32の表面32aにおいて第1方向D1の他端側で第2方向D2の両端部に配置されている。保持部材4は、第2回路基板32の表面32aに沿った一平面上で第2方向D2に並んだ複数の電源モジュール3を保持するように構成されている。電源装置1aは、複数の電源モジュール3のうち隣り合う電源モジュール3それぞれの一対の電源端子部33のうち互いに近接する電源端子部33同士が電気的に接続されている。また、電源装置1aは、複数の電源モジュール3のうち隣り合う電源モジュール3それぞれの一対の第2信号端子部34のうち互いに近接する第2信号端子部34同士が電気的に接続されている。また、電源装置1aは、複数の電源モジュール3のうち1つの電源モジュール3における一対の第2信号端子部34の一方の第2信号端子部34と制御モジュール2の第1信号端子部22とが電気的に接続されている。よって、電源装置1aは、放熱性及び組立性を向上させることが可能となる。
電源装置1aは、複数の電源モジュール3のうち隣り合う電源モジュール3同士を電気的に接続する第1接続部5(図1B参照)及び第2接続部6(図1C参照)を備えている。図1A及び2では、第1接続部5と第2接続部6の図示を省略している。
第1接続部5は、隣り合う電源モジュール3それぞれの一対の電源端子部33のうち互いに近接する電源端子部33同士を電気的に接続するように構成されている。第2接続部6は、隣り合う電源モジュール3それぞれの一対の第2信号端子部34のうち互いに近接する第2信号端子部34同士を電気的に接続するように構成されている。
電源装置1aを用いた照明装置100は、例えば、図2に示すように、電源装置1aと、電源装置1aから出力される直流電圧により点灯する光源80と、を備えている。よって、照明装置100は、放熱性及び組立性を向上させることが可能となる。照明装置100としては、例えば、屋外用の照明器具、屋内用の照明器具等が挙げられる。屋外用の照明器具としては、例えば、道路用照明器具や、トンネル用照明器具、投光器等が挙げられる。屋内用の照明器具としては、例えば、住宅に比べて天井が高い施設用の照明器具等が挙げられる。施設としては、例えば、体育館等が挙げられる。
光源80は、電源装置1aから出力される直流電圧が印加される負荷である。より詳細には、光源80は、例えば、複数のLED81と、当該複数のLED81が実装された1つの実装基板(図示せず)と、を備えた構成とすることができる。LED81は、1つのパッケージに1つのLEDチップを収納した表面実装型の白色LEDにより構成してある。光源80は、複数のLED81が直列接続された構成を備える。LED81は、例えば、1つのパッケージに複数のLEDチップを収納した表面実装型の白色LEDでもよい。光源80は、複数のLED81が並列接続された構成や、複数のLED81が直並列接続された構成でもよい。また、複数のLED81は、白色LEDに限らず、例えば、白色光以外の光を発するLEDであってもよいし、複数のLED81が異なる色を発してもよい。
電源装置1aは、例えば、保持部材4における第2方向D2の一端部において、第1方向D1の一端側に電源入力部45が配置され、第1方向D1の他端側に信号入力部46が配置された構成とすることができる。電源入力部45には、例えば、商用電源からなる交流電源9に接続された2本の電線91を接続することができる。信号入力部46には、例えば、制御モジュール2に接続された3本の信号線92を接続することができる。
電源装置1aの各構成要素については、以下に、より詳細に説明する。
制御モジュール2は、例えば、制御信号として、調光信号を出力するように構成することができる。制御モジュール2は、例えば、電源装置1aの外部から入力される信号に応じて調光信号を出力する。調光信号は、電源回路31に、光源80を調光制御させるための信号である。制御モジュール2は、光源80を連続調光するように構成してもよいし、光源80を段調光するように構成してもよい。また、制御モジュール2は、光源80の累積点灯時間に応じて調光信号を補正する機能を有する構成でもよい。
制御回路20(以下、「第1制御回路20」ともいう)は、一群の第1電子部品と、第1回路基板21と、で構成することができる。
第1電子部品としては、例えば、チップ部品、リードタイプ電子部品等を採用することができる。
第1回路基板21は、表面21a側からみた平面視形状を、矩形(直角四辺形)状としてある。要するに、第1回路基板21は、矩形板状に形成されている。矩形状の形状としては、長方形状を採用しているが、これに限らず、正方形状でもよい。第1回路基板21は、プリント基板により形成することができる。
第1信号端子部22は、第1制御回路20からの制御信号を各電源モジュール3側へ出力する端子部である。第1信号端子部22は、例えば、第1コネクタにより構成され、第1回路基板21に実装されているのが好ましい。第1信号端子部22は、第1回路基板21の表面21a側に配置されているのが好ましい。第1信号端子部22は、3つの第1端子22aを備えている。第1信号端子部22は、3つの第1端子22aが1つの第1保持体22bに保持されている。第1端子22aは、導電性材料により形成されている。導電性材料としては、例えば、銅、ニッケル等を採用することができる。第1保持体22bは、電気絶縁性材料により形成されている。電気絶縁性材料としては、例えば、電気絶縁性を有する樹脂や、電気絶縁性を有するセラミック等を採用することができる。
第1信号端子部22は、第1保持体22bが直方体状に形成されており、第1保持体22bの長手方向が第1方向D1と平行になるように配置されている。これにより、第1信号端子部22は、3つの第1端子22aが第1方向D1において離れて配置されている。
電源モジュール3は、一対の電源端子部33に比較的高い電圧(例えば、100V)が入力され、一対の第2信号端子部34に比較的低い電圧(例えば、20V以下)が入力される。要するに、電源回路31は、一対の電源端子部33が強電系の端子部であり、一対の第2信号端子部34が弱電系の端子部である。
電源回路31は、一群の第2電子部品と、第2回路基板32と、で構成することができる。
第2電子部品としては、例えば、チップ部品、リードタイプ電子部品等を採用することができる。
電源回路31は、例えば、図3に示すように、整流回路323(以下、「第1整流回路323」ともいう)と、昇圧チョッパ回路324と、降圧チョッパ回路325と、制御回路326(以下、「第2制御回路326」ともいう)と、を備える。電源回路31は、更に、雑音防止回路321と、雷サージ保護回路322と、を備えるのが好ましい。また、電源回路31は、更に、DC−DC変換回路329を備えた構成とすることができる。また、電源回路31は、更に、整流回路328(以下、「第2整流回路328」ともいう)を備えた構成とすることができる。
第1整流回路323は、一対の入力端間に入力される交流電圧を全波整流する全波整流回路で構成されている。全波整流回路は、ダイオードブリッジ回路である。
昇圧チョッパ回路324は、第1整流回路323の一対の出力端間に接続されている。昇圧チョッパ回路324は、第1整流回路323から出力される直流電圧を昇圧するチョッパ回路である。昇圧チョッパ回路324は、全波整流された電圧の力率を改善する力率改善回路を構成する。
降圧チョッパ回路325は、昇圧チョッパ回路324の一対の出力端間に接続されている。降圧チョッパ回路325は、昇圧チョッパ回路324から出力される直流電圧を光源80へ供給する直流電圧に降圧するチョッパ回路である。
第2制御回路326は、降圧チョッパ回路325を制御する回路であり、例えば、制御IC(Integrated Circuit)、マイクロコンピュータ等により構成することができる。なお、電源装置1aは、第1信号端子部22における3つの第1端子22aのうちの2つの第1端子22aを、制御信号を供給するために利用する。また、電源装置1aは、これら2つの第1端子22aのうちグランド側の第1端子22aと、残りの第1端子22aと、を、第2制御回路326へ電源を供給するために利用することができる。
雑音防止回路321は、第1整流回路323の入力側に設けるフィルタ回路であり、例えば、チョークコイルを備えた1つのノイズフィルタにより構成することができる。
雷サージ保護回路322は、雷サージに起因した電源回路31や光源80の絶縁破壊を防止するための回路である。
DC−DC変換回路329は、調光信号であるPWM信号を、PWM信号のデューティ比に比例した直流電圧信号に変換して出力する回路である。
第2制御回路326は、直流電圧信号のレベルに応じて光源80が調光点灯されるように降圧チョッパ回路325を制御する回路である。要するに、第2制御回路326は、外部からの制御信号に基づいて生成された直流電圧信号のレベルに応じて降圧チョッパ回路325を制御する回路である。
第2整流回路328は、DC−DC変換回路329の前段に設ける全波整流回路であり、必要に応じて適宜設ければよい。
また、電源回路31は、電源端子部33から入力される交流電圧を整流平滑し、光源80へ適切な直流電圧を供給でき、且つ、外部から入力される調光信号に応じて光源80へ供給する電流の大きさを変化できる回路であればよく、図3の回路構成に限定されない。
第2回路基板32は、表面32a側からみた平面視形状を、矩形状としてある。要するに、第2回路基板32は、矩形板状に形成されている。矩形状の形状としては、長方形状を採用しているが、これに限らず、正方形状でもよい。第2回路基板32は、プリント基板により形成することができる。
第2回路基板32は、第1方向D1の一端側で第2方向D2に沿って形成された2つの給電用配線32cと、第1方向D1の他端側で第2方向D2に沿って形成された3つの信号用配線32dと、を備えている。
給電用配線32cは、例えば、プリント基板における絶縁基材の表面に形成された導体層により構成することができる。2つの給電用配線32cのうち電源回路31に近い側の給電用配線32cと電源回路31との間の接続配線38aは、例えば、プリント基板における絶縁基材の表面に形成された導体層により構成することができる。2つの給電用配線32cのうち電源回路31から遠い側の給電用配線32cと電源回路31との間の接続配線38bは、例えば、プリント基板における絶縁基材の表面に形成された導体層と、絶縁基材の内部に形成された導体層と、で構成してもよい。この場合、プリント基板としては、多層基板を採用すればよい。接続配線38bは、プリント基板における絶縁基材の表面に形成された導体層と、絶縁基材の裏面に形成された導体層と、絶縁基材の厚さ方向に沿って形成されたスルーホール配線と、で構成してもよい。この場合、プリント基板としては、例えば、両面プリント基板を採用すればよい。
信号用配線32dは、例えば、給電用配線32cと同様に形成することができる。
電源端子部33は、例えば、第2コネクタにより構成され、第2回路基板32に実装されているのが好ましい。電源端子部33は、第2回路基板32の表面32a側に配置されているのが好ましい。電源端子部33は、2つの第2端子33aを備えている。電源端子部33は、2つの第2端子33aが1つの第2保持体33bに保持されている。第2端子33aは、導電性材料により形成されている。第2保持体33bは、電気絶縁性材料により形成されている。
電源端子部33は、第2保持体33bが直方体状に形成されており、第2保持体33bの長手方向が第1方向D1と平行になるように配置されている。これにより、電源端子部33は、2つの第2端子33aが第1方向D1において離れて配置されている。
電源端子部33は、2つの第2端子33aそれぞれが互に異なる給電用配線32cと電気的に接続されている。第2端子33aは、一部が、第2保持体33bの表面から突出している。
第1接続部5は、例えば、図4に示すように、第2方向D2において近接する電源端子部33同士を電気的に接続する第1接続器50により構成することができる。第1接続器50は、第2方向D2において近接する第2端子33a同士を電気的に接続する2つの接続端子51と、2つの接続端子51を保持する1つの器体52と、を備えている。接続端子51は、2つの第2端子33aそれぞれが挿入され電気的に接続される。
第2信号端子部34は、例えば、第3コネクタにより構成され、第2回路基板32に実装されているのが好ましい。第2信号端子部34は、第2回路基板32の表面32a側に配置されているのが好ましい。第2信号端子部34は、3つの第3端子34aを備えている。第2信号端子部34は、3つの第3端子34aが1つの第3保持体34bに保持されている。第3端子34aは、導電性材料により形成されている。第3保持体34bは、電気絶縁性材料により形成されている。
第2信号端子部34は、第3保持体34bが直方体状に形成されており、第3保持体34bの長手方向が第1方向D1と平行になるように配置されている。これにより、第2信号端子部34は、3つの第3端子34aが第1方向D1において離れて配置されている。
第2信号端子部34は、3つ第3端子34aそれぞれが互に異なる信号用配線32dと電気的に接続されている。
第2接続部6は、例えば、図5に示すように、第2方向D2において近接する第2信号端子部34同士を電気的に接続する第2接続器60により構成することができる。第2接続器60は、第2方向D2において近接する第3端子34a同士を電気的に接続する3つの接続端子61と、3つの接続端子61を保持する1つの器体62と、を備えている。接続端子61は、2つの第3端子34aそれぞれが挿入され電気的に接続される。
負荷端子部35は、例えば、第4コネクタにより構成され、第2回路基板32に実装されているのが好ましい。負荷端子部35は、第2回路基板32の表面32a側に配置されているのが好ましい。負荷端子部35は、2つの第4端子35aを備えている。第2信号端子部34は、2つの第4端子35aが1つの第4保持体35bに保持されている。第4端子35aは、導電性材料により形成されている。第4保持体35bは、電気絶縁性材料により形成されている。
負荷端子部35は、第4保持体35bが直方体状に形成されており、第4保持体35bの長手方向が第1方向D1と平行になるように配置されている。これにより、負荷端子部35は、2つの第4端子35aが第1方向D1において離れて配置されている。
負荷端子部35は、2つの第4端子35aのうちの一方の第4端子35aが電源回路31の高電位側の出力端と電気的に接続され、他方の第4端子35aが電源回路31の低電位側の出力端と電気的に接続されている。
負荷端子部35には、例えば、図2に示すように、2本の電線93により光源80を接続することができる。各電線93は、一端部が、負荷端子部35に着脱自在な第5コネクタ(図示せず)に接続され、他端部が、光源80に接続されているのが好ましい。なお、負荷端子部35は、複数の光源80を接続できるように構成してもよい。
保持部材4は、外周形状が長方形の平板状に形成されている。保持部材4の材料としては、例えば、金属を採用することができる。保持部材4の材料である金属としては、例えば、アルミニウムを採用することができる。保持部材4の材料としては、熱伝導率の高い金属が好ましく、アルミニウムに限らず、例えば、銅等を採用することもできる。また、保持部材4の材料である金属としては、ステンレス鋼等を採用することもできる。
保持部材4は、例えば、複数個の保持部材4を形成可能な板材から切り出して形成することができる。板材としては、幅が保持部材4の第1方向D1の長さに設定された長尺の金属板を採用することが可能となる。これにより、電源装置1aの製造方法では、低コスト化を図ることが可能となる。また、電源装置1aの製造方法では、電源モジュール3の個数の異なる複数の品種に容易に対応することが可能となる。
電源装置1aは、複数の電源モジュール3が、保持部材4の長手方向において略間隔で並んで配置されているのが好ましい。保持部材4の長手方向は、第2方向D2に平行な方向である。隣り合う電源モジュール3間の距離は、例えば、20mmとすることができる。
電源モジュール3は、保持部材4に対して、例えば、2本の螺子37により固定された構成とすることができる。電源モジュール3は、第2回路基板32の4隅のうちの2か所に、螺子37を通す貫通孔(図示せず)が形成されている。
電源装置1aは、例えば、保持部材4に、電源モジュール3を位置決めする突起等を適宜設けることにより、組立時に、電源モジュール3の位置決めが容易になる。
電源装置1aは、保持部材4が金属等により形成されている場合、電源モジュール3と保持部材4との間に配置された電気絶縁シート43を備えるのが好ましい。これにより、電源装置1aは、電源モジュール3における第2回路基板32の裏面32bと保持部材4との間に電気絶縁シート43が配置されるので、電源モジュール3と保持部材4との間の電気絶縁性を向上させることが可能となる。電気絶縁シート43は、例えば、電気絶縁性を有する熱伝導シートにより構成することができる。これにより、電源装置1aは、電源モジュール3で発生した熱を保持部材4側へ効率良く伝熱させることが可能となり、電源モジュール3の温度上昇をより抑制することが可能となる。熱伝導シートとしては、例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリオフィレン等の樹脂に、熱伝導性のフィラーを配合して熱伝導性を高めたシートを採用することができる。フィラーとしては、例えば、セラミックフィラーや金属フィラーを採用することができる。熱伝導シートは、フィラーとしてセラミックフィラーを採用することにより、金属フィラーを採用する場合に比べて、電気絶縁性を向上させることが可能となる。本明細書における熱伝導シートは、放熱シートと同等の意味である。
電源入力部45は、例えば、図2に示すように、一対の電線91と電源端子部33とを電気的に接続できるように構成されている。電源入力部45は、例えば、一対の電線91を介して交流電源9と接続することができる。電源入力部45は、第2方向D2において電源入力部45に最も近い電源端子部33と、第3接続部7(図1B参照)によって電気的に接続されている。よって、電源装置1aは、電源入力部45に入力される交流電圧が、各電源モジュール3それぞれの一対の電源端子部33へ供給される。第3接続部7は、例えば、電源入力部45と電源端子部33とを電気的に接続する接続器により構成することができる。なお、図1A及び2では、第3接続部7の図示を省略してある。
信号入力部46は、複数の信号線92と第2信号端子部34とを電気的に接続できるように構成されている。信号入力部46は、例えば、複数の信号線92を介して制御モジュール2と接続することができる。信号入力部46は、第2方向D2において信号入力部46に最も近い第2信号端子部34と、第4接続部8(図1C参照)によって電気的に接続されている。よって、電源装置1aは、信号入力部46に入力される制御信号が、各電源モジュール3それぞれの一対の第2信号端子部34へ供給される。第4接続部8は、例えば、信号入力部46と第2信号端子部34とを電気的に接続する接続器により構成することができる。なお、図1A及び2では、第4接続部8の図示を省略してある。
電源装置1aは、保持部材4の第2方向D2における第1端部41に電源入力部45と、信号入力部46と、が配置された構成とすることができる。より詳細には、電源装置1aは、保持部材4の第2方向D2における第1端部41で、第1方向D1の一端側に電源入力部45が配置され、第1方向D1の他端側に信号入力部46が配置されている。ここで、電源装置1aは、電源入力部45が、第1方向D1において電源モジュール3の一対の電源端子部33と同じ一端側に配置され、信号入力部46が、第1方向D1において電源モジュール3の一対の第2信号端子部34と同じ他端側に配置されている。この場合、照明装置100は、例えば、各電線93を、保持部材4の第2方向D2における第2端部42側から引き出した構成が望ましい。
電源装置1aは、保持部材4が、接地用の構造(図示せず)を備えているのが好ましい。また、電源装置1aは、各給電用配線32cが、第2回路基板32の一端側で第2回路基板32の側縁近傍に形成され、各信号用配線32dが、第2回路基板32の他端側で第2回路基板32の側縁近傍に形成されているのが好ましい。これにより、電源装置1aは、対地間の浮遊容量のばらつきを抑制することが可能となる。よって、電源装置1aは、外来ノイズに対する誤動作の発生を抑制することが可能となる。また、電源装置1aは、電源回路31で発生する高周波ノイズが給電用配線32cや信号用配線32dへ干渉するのを抑制することが可能となる。
電源装置1aは、例えば、以下の組立方法で組み立てることができる。
電源装置1aの組立方法では、第1ステップ、第2ステップ及び第3ステップを順次行う。
まず、第1ステップでは、保持部材4に各電源モジュール3を取り付ける。より詳細には、保持部材4の表面4a上に、電気絶縁シート43を載せてから、電気絶縁シート43上に電源モジュール3を載せる。そして、第1ステップでは、第2回路基板32の表面側から第2回路基板32の貫通孔に挿入した螺子37を、保持部材4の螺子孔に嵌め合せる。
次に、第2ステップでは、互いに近接する電源端子部33同士を第1接続部5により電気的に接続する。また、第2ステップでは、互いに近接する電源端子部33と電源入力部45とを第3接続部7により電気的に接続する。また、第2ステップでは、互いに近接する第2信号端子部34同士を第2接続部6により電気的に接続する。また、第2ステップでは、互いに近接する第2信号端子部34と信号入力部46とを第4接続部8により電気的に接続する。
次に、第3ステップでは、信号入力部46と制御モジュール2とを電気的に接続する。これにより、電源装置1aが完成する。
電源装置1aの組立方法では、第2ステップと第3ステップとの順番を逆にしてもよい。
電源装置1aは、複数の電源モジュール3が1つの保持部材4に保持されているので、複数の電源モジュールを1つずつ別々のケースに収納した電源装置に比べて、組立性を向上させることが可能となる。
以上説明した電源装置1aでは、保持部材4が、第2回路基板32の表面32aに沿った一平面上で第2方向D2に並んだ複数の電源モジュール3を保持するので、放熱性を向上させることが可能となる。また、電源装置1aは、電源端子部33の一群と第2信号端子部34の一群とが第1方向D1において離れて配置され、全ての電源端子部33が一直線上に並ぶように配置され、全ての第2信号端子部34が一直線上に並ぶように配置されている。そして、電源装置1aは、第1接続部5により、隣り合う電源モジュール3の近接する電源端子部33同士を電気的に接続できる。また、電源装置1aは、第2接続部6により、隣り合う電源モジュール3の近接する第2信号端子部34同士を電気的に接続することができる。よって、電源装置1aは、結線作業の手間がかかるのを抑制することが可能となり、更に、誤結線の可能性を低減することも可能となるので、組立性を向上させることが可能となる。
また、電源装置1aは、複数の電源モジュール3を一括して制御する制御モジュール2を備えているので、複数の電源モジュール3それぞれに、制御モジュール2における制御回路20と同じ回路を設ける場合に比べて、低コスト化を図ることが可能となる。
また、電源装置1aは、電気絶縁シート43を設ける代わりに、例えば、電源モジュール3と保持部材4との間に、放熱用及び電気絶縁用の樹脂の硬化物が介在している構成としてもよい。この場合も、電源装置1aは、放熱性及び電気絶縁性を向上させることが可能となる。放熱性及び電気絶縁性の樹脂としては、例えば、ウレタン樹脂等を採用することができる。
また、保持部材4の材料は、金属に限らず、例えば、樹脂でもよく、放熱性の観点から、熱伝導率のより高い樹脂が好ましい。保持部材4の材料の樹脂としては、例えば、熱伝導性のフィラーを配合して熱伝導性を高めた樹脂を採用することができる。また、保持部材4の材料は、セラミック等でもよい。また、保持部材4は、金属により形成された部分と樹脂により形成された部分とが混在していてもよい。
また、電源装置1aは、保持部材4を一面に開口部を有する矩形箱状の形状として、保持部材4に複数の電源モジュール3等を収納し、保持部材4に対して、保持部材4の開口部を覆うカバーを取り付けた構成としてもよい。カバーの材料としては、例えば、金属を採用することができる。
また、上述の制御信号は、PWM信号に限らず、例えば、DC信号、DALI(Digital Addressable Lighting Interface)に準拠したデジタル信号、DMX512に準拠したデジタル信号等でもよい。DALIは、国際規格のIEC62386、IEC60929として認証されている。
第1接続部5は、図6Aに示すように、2つの電源端子部33それぞれに着脱自在に接続される2つのコネクタ53と、これら2つのコネクタ53同士を接続する2つの電線54と、を備えた構成でもよい。また、第2接続部6は、図6Bに示すように、2つの第2信号端子部34それぞれに着脱自在に接続される2つのコネクタ63と、これら2つのコネクタ63同士を接続する3つの信号線64と、を備えた構成でもよい。
また、電源装置1aは、第1接続部5を図7Aに示すような形状としてもよい。また、電源装置1aは、第2接続部6を図7Bに示すような形状としてもよい。
また、電源装置1aは、図8Aに示すように、一対の電源端子部33の一方の電源端子部33(331)を雄型のコネクタとし、他方の電源端子部33(332)を雌型のコネクタとしてもよい。この場合、電源装置1aは、第2方向D2において隣り合う電源モジュール3の電源端子部331、332同士を電気的且つ機械的に接続することが可能となる。
また、電源装置1aは、図8Bに示すように、一対の第2信号端子部34の一方の第2信号端子部34(341)を雄型のコネクタとし、他方の第2信号端子部34(342)を雌型のコネクタとしてもよい。この場合、電源装置1aは、第2方向D2において隣り合う電源モジュール3の第2信号端子部341、342同士を電気的且つ機械的に接続することが可能となる。
また、電源装置1aは、図9Aに示すように、一方の電源端子部33(331)にロック用の凹部331aを設け、他方の電源端子部33(332)にロック用の凸部332aを設けた構成としてもよい。この場合、電源装置1aは、電源端子部331、332同士の機械的な接続強度を高めることが可能となる。
また、電源装置1aは、図9Bに示すように、一対の第2信号端子部34(341)にロック用の凹部341aを設け、他方の第2信号端子部34(342)にロック用の凸部342aを設けた構成としてもよい。この場合、電源装置1aは、第2信号端子部341、342同士の機械的な接続強度を高めることが可能となる。
また、電源端子部33の第2端子33aは、第2保持体33bの表面から突出する形状ではなく、第2保持体33bに差し込まれた電線を保持する速結端子でもよい。速結端子は、導電板により形成された板ばねのばね力によって電線を保持するように構成される。
図10は、第1変形例の電源装置1bを示す。第1変形例の電源装置1bは、電源入力部45及び信号入力部46それぞれを2つずつ備えている点が実施形態の電源装置1aと相違する。なお、第1変形例の電源装置1bについては、実施形態の電源装置1aと同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。また、図10は、第1接続部5(図1B参照)、第2接続部6(図1C参照)、第3接続部7(図1B参照)及び第4接続部8(図1C参照)の図示を省略してある。
第1変形例の電源装置1bは、保持部材4の長手方向の第1端部41と第2端部42との両方に、電源入力部45及び信号入力部46が配置されている。
また、第1変形例の電源装置1bにおける電源モジュール3は、一対の電源端子部33同士を電気的に接続する2つの給電用配線32cのうち一方の給電用配線32cの両端部にヒューズ13を設けてある。
第1変形例の電源装置1bでは、照明器具の器具本体等への取り付ける際の配置の自由度を高くすることが可能となる。
(実施形態2)
以下では、本実施形態の電源装置1cについて、図11A及び11Bに基づいて説明する。
本実施形態の電源装置1cは、保持部材4が、複数の電源モジュール3に加えて制御モジュール2を保持するように構成されている点で実施形態1の電源装置1aと相違する。なお、本実施形態の電源装置1cは、実施形態1の電源装置1aと略同じ構成なので、実施形態1の電源装置1aと同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。また、図11Aは、第1接続部5(図1B参照)、第2接続部6(図1C参照)、第3接続部7(図1B参照)及び第4接続部8(図1C参照)の図示を省略してある。
電源装置1cは、複数の電源モジュール3のうち制御モジュール2に最も近い電源モジュール3と制御モジュール2とを電気的に接続する第5接続部10を備える。第5接続部10は、一対の第2信号端子部34のうち第1信号端子部22に近い第2信号端子部34と第1信号端子部22とを電気的に接続するように構成されている。よって、電源装置1cは、制御モジュール2が保持部材4に保持されていない場合に比べて、取り扱いが容易になる。
第5接続部10は、複数の電源モジュール3のうち制御モジュール2に最も近い電源モジュール3と制御モジュール2とを電気的且つ機械的に接続するコネクタにより構成されているのが好ましい。これにより、電源装置1cは、電源モジュール3と制御モジュール2との相対的な位置精度を向上させることが可能となる。
(実施形態3)
図12は、実施形態3の電源装置1dの要部概略斜視図である。実施形態3の電源装置1dは、図12及び13に示すように、第2信号端子部34が、送り端子部345と、拡張端子部346と、を備えている。なお、本実施形態の電源装置1dの他の構成は、実施形態1の電源装置1aと同じ構成である。
送り端子部345は、3つの信号線用配線32d(図1A参照)それぞれに電気的に接続される3つの送り端子(図示せず)と、これら3つの送り端子を保持する直方体状の器体345bと、を備えている。また、拡張端子部346は、3つの信号線用配線32dそれぞれに電気的に接続される3つの拡張端子(図示せず)と、これら3つの拡張端子を保持する直方体状の器体346bと、を備えている。よって、第2信号端子部34は、送り端子部345と拡張端子部346とが電気的に接続されている。
電源装置1dは、近接する第2信号端子部34の送り端子部345同士が、第2接続部6により電気的に接続されている。そして、電源装置1dは、いずれか1つの第2信号端子部34の拡張端子部346に制御モジュール2を電気的且つ機械的に接続できるように構成されている。ここで、制御モジュール2は、例えば、図14に示すような直方体状のケース25を備え、ケース25内に、一群の第1電子部品と第1回路基板21とが収納された構成とすることができる。制御モジュール2は、3つの第1端子22aが、拡張端子部346の3つの拡張端子それぞれに電気的に接続されるように、ケース25の一面から突出している。
ところで、実施形態2の電源装置1cでは、保持部材4に制御モジュール2を保持する必要があるので、照明器具の器具本体に取り付けて使用する場合に、予め想定した形状の器具本体にしか取り付けることができないことも考えられる。
これに対して、本実施形態の電源装置1dは、複数の電源モジュール3それぞれに2つずつある拡張端子部346のいずれか1つに制御モジュール2を接続すればよいから、取り付け可能な器具本体の形状の自由度を高めることが可能となる。
本実施形態の電源装置1dでは、拡張端子部346が、制御モジュール2を電気的且つ機械的に接続可能な接続部を構成している。要するに、本実施形態の電源装置1dは、一対の第2信号端子部34の各々が、制御モジュール2を電気的且つ機械的に接続可能な接続部を備え、1つの電源モジュール3と制御モジュール2とが電気的且つ機械的に接続されている。これにより、電源装置1dは、複数の電源モジュール3それぞれに2つずつある接続部のいずれか1つに制御モジュール2を接続すればよいから、取り付け可能な器具本体の形状の自由度を高めることが可能となる。
なお、第2接続部6としては、図15に示すような形状を採用してもよい。
制御モジュール2は、例えば、人感センサ、明るさセンサ、無線通信装置、タイマ等の機能装置を備えた構成として、機能装置の出力に基づいて制御信号を生成するようにしてもよい。人感センサは、検知エリア内の人を検知するセンサである。人感センサとしては、例えば、焦電形赤外線検出素子と、この焦電形赤外線検出素子の出力信号を信号処理するIC素子と、を備えた赤外線センサを採用することができる。
明るさセンサは、周囲の明るさを検知するセンサである。明るさセンサとしては、例えば、フォトダイオードと、このフォトダイオードの出力電流を電流−電圧変換する電流電圧変換回路と、を備えた構成を採用することができる。
図16は、第1変形例の電源装置1eの要部概略斜視図である。第1変形例の電源装置1eは、図16及び17に示すように、第2信号端子部34が、送り端子部345と、拡張端子部346と、を備えている。第1変形例の電源装置1eは、実施形態3の電源装置1dと比べて、拡張端子部346の配置が相違する。また、第2接続部6は、信号線64ごとに2つのコネクタ63bが設けられている点が相違する。コネクタ63bは、第2信号端子部34の3つの第3端子34a(図1A参照)のうちの1つの第3端子34aに着脱自在に接続される。
図18は、第2変形例の電源装置1fの要部概略斜視図である。第2変形例の電源装置1fは、図18及び19に示すように、第2信号端子部34が、送り端子部345と、拡張端子部346と、を備えている。第2変形例の電源装置1fは、実施形態3の電源装置1dと比べて、拡張端子部346の配置が相違し、図20に示すように、制御モジュール2の形状が相違するだけである。第2変形例の電源装置1fにおける拡張端子部346は、第1方向D1において電源モジュール3の側方から制御モジュール2を取り付けることができるように配置されている。
図21は、第3変形例の電源装置1gの要部概略分解斜視図である。第3変形例の電源装置1gは、第2信号端子部34が、送り端子部345と、拡張端子部346と、を備えている。第3変形例の電源装置1gは、実施形態3の電源装置1dと比べて、拡張端子部346の配置が相違するだけである。第3変形例の電源装置1gにおける第2信号端子部34では、送り端子部345の送り端子と拡張端子部346の拡張端子とを一体に形成してある。
ところで、実施形態1において説明した照明装置100(図2参照)は、電源装置1aの代わりに、他の電源装置1b、1c、1d、1e、1f及び1gのいずれかを採用してもよい。
上述の実施形態1〜3等において説明した各図は、模式的な図であり、各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。また、実施形態等に記載した材料、数値等は、好ましい例を挙げているだけであり、それに限定する主旨ではない。更に、本願発明は、その技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、構成に適宜変更を加えることが可能である。
1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g 電源装置
2 制御モジュール
3 電源モジュール
4 保持部材
20 制御回路
21 第1回路基板
22 第1信号端子部
31 電源回路
32 第2回路基板
32a 表面
33 電源端子部
34 第2信号端子部
35 負荷端子部
80 光源
100 照明装置
346 拡張端子部(接続部)

Claims (3)

  1. 制御モジュールと、複数の電源モジュールと、前記複数の電源モジュールを保持する保持部材と、を備え、
    前記制御モジュールは、前記複数の電源モジュールを制御する制御信号を出力する制御回路における一群の第1電子部品と、前記一群の第1電子部品が実装された第1回路基板と、前記制御信号を出力可能な第1信号端子部と、を備え、
    前記複数の電源モジュールの各々は、入力される交流電圧を所定の直流電圧に変換して出力する電源回路における一群の第2電子部品と、前記一群の第2電子部品が実装された第2回路基板と、それぞれ前記交流電圧を入力可能であり互いに電気的に接続された一対の電源端子部と、それぞれ前記制御信号を入力可能であり互いに電気的に接続された一対の第2信号端子部と、前記直流電圧を出力可能な負荷端子部と、を備え、
    前記一対の電源端子部が、前記第2回路基板の表面において第1方向の一端側で前記第1方向に直交する第2方向の両端部に配置され、
    前記一対の第2信号端子部が、前記第2回路基板の前記表面において前記第1方向の他端側で前記第2方向の両端部に配置されており、
    前記保持部材は、前記第2回路基板の前記表面に沿った一平面上で前記第2方向に並んだ前記複数の電源モジュールを保持するように構成され、
    前記複数の電源モジュールのうち隣り合う電源モジュールそれぞれの前記一対の電源端子部のうち互いに近接する電源端子部同士が電気的に接続され、
    前記複数の電源モジュールのうち隣り合う電源モジュールそれぞれの前記一対の第2信号端子部のうち互いに近接する第2信号端子部同士が電気的に接続され、
    前記複数の電源モジュールのうち1つの電源モジュールにおける前記一対の第2信号端子部の一方の第2信号端子部と前記制御モジュールの前記第1信号端子部とが電気的に接続されている、
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 前記一対の第2信号端子部の各々が、前記制御モジュールを電気的且つ機械的に接続可能な接続部を備え、前記1つの電源モジュールと前記制御モジュールとが電気的に接続されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 請求項1又は2記載の電源装置と、前記電源装置から出力される直流電圧により点灯する光源と、を備える、
    ことを特徴とする照明装置。
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