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JP2016005208A - 音送信システムおよび照明システム - Google Patents

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Yoko Noguchi
瑶子 野口
洵子 齋藤
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Abstract

【課題】音信号Sを出力する音源20と、別の領域に配置された音信号Sを出力する音出力部40と、を具備する利便性のよい音送信システム1を提供する【解決手段】音送信システム1は、第1の領域である部屋10Aに配置された、音信号Sを出力する音源20および音信号Sを送信する送信部30と、別の領域である部屋10Dに配置された、人間がいることを検知した場合にのみ、受信する音信号Sを出力する音出力部40Dと、を具備する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、音信号を出力する音源と、前記音源が配置されている部屋とは別の部屋に配置された前記音信号を出力する音出力部と、を具備する音送信システム、および、音信号を出力する音源と、別の部屋の照明装置に配設された前記音信号を出力する音出力部と、を具備する照明システムに関する。
住宅内には数多くの家電製品が配設されている。複数の家電製品を互いに接続することで、より利便性を向上することが検討されている。
しかし、複数の家電製品を単に接続しただけでは利便性は向上しない。接続された複数の家電製品の設定/操作が複雑化することで、逆に利便性が低下してしまうこともある。
例えば、1階のリビングルームでテレビ番組を視聴していたユーザーが、2階の子供部屋に行くときに移動中および子供部屋において音だけでも聞き続けることができると便利である。このためには、移動経路にある各部屋に音信号を送信し、各部屋のスピーカーから音信号を出力する方法が考えられる。
しかし、使用するには、どの部屋で、いつ聞くのか設定する必要がある。すなわち、廊下、階段等を含む経路となる部屋および移動先の子供部屋に配置されているスピーカーから、移動時間を考慮して順に所定時間だけ音を出力するように設定する必要がある。さらに、戻り経路においても同様の設定が必要であるだけでなく、移動時間が設定値と異なっていた場合には音を聞くことができない。もちろん、全てのスピーカーから常時、音を出力することは妥当な解決方法とはいえない。
なお、特開2008−204640号公報には、照明装置にスピーカーを配設し調光に応じて音を再生する照明装置が開示されている。
特開2008−204640号公報
本発明の実施形態は、音信号を出力する音源と、別の領域に配置された前記音信号を出力する音出力部と、を具備する利便性のよい音送信システム、および、音信号を出力する音源と、別の領域に配置された照明装置に配設された前記音信号を出力する音出力部と、を具備する利便性のよい照明システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様の音送信システムは、第1の領域に配置された、音信号を出力する音源および前記音信号を送信する送信部と、前記第1の領域とは別の領域に配置された、人間がいることを検知した場合にのみ、受信する前記音信号を出力する音出力部と、を具備する。
本発明の別の一態様の照明システムは、第1の領域に配置された、音信号を出力する音源および前記音信号を送信する送信部と、前記第1の領域とは別の領域に配置された、照明装置と、前記照明装置に一体的に配設されており、前記照明装置のON/OFF状態に基づいて人間がいることを検知した場合にのみ受信する前記音信号を出力する音出力部とを、具備する。
第1実施形態の音送信システムを説明する模式図である。 第1実施形態の音送信システムの構成図である。 第1実施形態の変形例の音送信システムの構成図である。 第2実施形態の音送信システム(照明システム)の構成図である。 第2実施形態の変形例の音送信システム(照明システム)の構成図である。 第3実施形態の音送信システム(照明システム)の構成図である。 第3実施形態の変形例の音送信システム(照明システム)の構成図である。 第4実施形態の音送信システム(照明システム)の構成図である。 第4実施形態の音送信システム(照明システム)の宅内メッシュを説明するための図面である。 第5実施形態の音送信システムを説明する模式図である。 第6実施形態の音送信システムを説明する模式図である。 第7実施形態の音送信システムを説明する模式図である。
<第1実施形態>
図1に示すように、本実施形態の音送信システム1は、複数の部屋10(10A〜10D)を有する建物内に配設される。なお、実施形態に基づく図面は、模式的なものである。また、複数の同じ機能の構成要素のそれぞれを示すときは符号の末尾にアルファベット1文字を削除する。例えば、部屋10A〜10Dのそれぞれを部屋10という。
後述するように、図1に示した音送信システム1は、第1の領域である部屋10Aでテレビジョン受信機(テレビ)20の番組を視聴していたユーザー9が、第1の領域から出て部屋10Bおよび部屋10Cを通って部屋10Dに行った場合を示している。部屋10Dにいるユーザー9は、部屋10Dの音出力部40Dから出力されるテレビジョン受信機(テレビ)20の音を聞いている。
ここで、部屋10とは、リビングルーム、キッチン、寝室、および子供部屋等の一般的な意味の部屋に限られるものではなく、部屋10には、廊下、玄関、風呂場、納戸、またはトイレ等の明確に独立していない領域も含まれる。また、広い部屋を複数の部屋と見なしてもよい。
部屋10の数は2以上であるが、音送信システム1では、図1に示すように4部屋である。
音送信システム1では、部屋10Aに、音源であるテレビ20と送信部30とが配置されている。テレビ20は、映像信号および音信号Sを出力する。映像信号および音信号は、テレビ20のモニタ21およびスピーカー22から出力される。
テレビ20が出力する音信号Sは、送信部30にも有線または無線で送信される。送信部30はテレビ20が出力した音信号Sを送信する。送信部30の送信手段は、有線でも良いが、施工が簡便であるため無線通信、特に近距離無線通信であることが好ましい。なお、テレビ20と送信部30とは一体であってもよい。例えば、テレビ20が、音信号Sを無線送信する送信部30の機能を有していてもよい。
一方、第1の領域(部屋10A)とは別の部屋(別の領域)10B〜10Dには、それぞれ、音出力部40(40B〜40D)が配置されている。もちろん、建物内のすべての部屋に音出力部40が配設されている必要はない。なお、逆に、後述する別の実施形態では、第1の領域10Aにも音出力部40が配置されている。
図2に示すように、部屋10(10B、10C、10D)の音出力部40(40B、40C、40D)は、それぞれが、スピーカー42(42B、42C、42D)と、人感センサ43(43B、43C、43D)と、スイッチ部44(44C、44C、44D)と、を含む。
スピーカー42には必要に応じて音信号Sを増幅するアンプが含まれている、音送信システム1の送信部30の送信手段は無線であるので、音出力部40は無線で送信される音信号Sを受信する受信部41(41B、41C、41D)を有する。
人感センサ43は、部屋10にユーザー(人間)9がいることを検知する。人感センサ43は、例えば、超音波式センサ、赤外線式センサまたは画像処理機能を有するCCD等の撮像装置である。人感センサ43は、大人だけを検出するように設定されていてもよいし、撮像装置の映像をもとに公知の顔認識機能により特定のユーザーだけを検出するように設定されていてもよい。
スイッチ部44は、部屋10にユーザー9がいることを検知した場合にのみ、テレビ20から送信されてきた音信号Sがスピーカー42により出力できるように受信部41およびスピーカー42を制御する、例えば半導体プロセッサー等からなる制御部である。
図1に示したように、音送信システム1では、ユーザー9のいる部屋10の音出力部40だけがテレビ20から送信されてきた音信号Sを出力する。例えば1階のリビングルーム(部屋10A)でテレビ番組を視聴していたユーザー9が、2階の子供部屋(部屋10D)に移動するために、部屋10Bに入ると、ユーザー9は音出力部40Bが出力するテレビ番組の音を聞くことができる。次に、部屋10Cに入ると、部屋10Bの音出力部40Bは音を出力しなくなり、ユーザー9は音出力部40Cが出力するテレビ番組の音を聞くことができる。そして、図1に示す様に、ユーザー9が部屋10Dに入ると、部屋10Cでは音は聞けなくなり、部屋10Dでは音出力部40Dが出力した音を聞くことができる。なお、帰り道でも同様に自動的に番組の音を聞き続けることができる。
なお、移動開始前にユーザー9が送信部30を起動してもよいし、テレビ20が起動状態の場合には自動的に送信部30が起動されるように設定されていてもよい。音送信システム1は、複雑な設定/操作が不要であるため、利便性がよい。また、人間9がいない部屋10では音信号は出力されないため、省エネルギー性にも優れている。
なお、図3に示すように、音送信システム1のテレビ20(送信部30)および音出力部40(40B〜40D)が、ハブであるGW(ゲートウェイ)30Xを介して、有線または無線で接続されていてもよい。
<第2実施形態>
次に、図4を用いて、第2実施形態の音送信システム1Aについて説明する。なお、以下の実施形態および変形例の音送信システムは、第1実施形態の音送信システム1と類似しているので、同じ機能の構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
図4に示すように、音送信システム1Aでは、それぞれの部屋10(10A〜10D)に照明装置50(50A〜50D)が配設されている。そして、音出力部40は、照明装置50に一体的に配設されている。音出力部40が照明装置50に配設されている音送信システム1Aのことを照明システム2Aという。なお、部屋10Aにも照明装置50および音出力部40が配置されていてもよい。
音送信システム1A(照明システム2A)は、音送信システム1の効果を有する、そして、音出力部40は照明装置50に接続されている宅内電力配線から駆動電力を得ることができる。このため、音送信システム1A(照明システム2A)は、配設が容易である。また、例えば天井または壁に配設されている照明装置50の内部に音出力部40を一体的に配設することで、音送信システム1A(照明システム2A)は、配設がさらに容易で、かつ、音出力部40の配置により部屋10の雰囲気が損なわれることがない。
音出力部40は、照明装置50のオプションとして後付可能であることが特に好ましい。すなわち、照明装置50は音出力部40を取り付けると電気的接続も完了する音出力部接続部を具備することが好ましい。照明装置50を設置後に、必要に応じて非常に容易に、かつ低コストで音出力部40を配設できる。
<第2実施形態の変形例>
次に、図5を用いて、第2実施形態の変形例の1B(照明システム2B)について説明する。音送信システム1B(照明システム2B)では、照明装置50のON/OFF状態に基づき、音出力部40が部屋10に人間9がいることが検知する。照明装置50のON/OFF操作は例えばユーザー9のリモコン操作により行われる。
音送信システム1Bでは照明装置50がONの部屋10には人間9がいるとみなす。このため、音送信システム1Bの音出力部40は、人感センサが不要である。なお、調光可能な照明装置50がON状態であっても非常に暗い状態に調光されている場合には、ON状態ではないと見なしてもよい。また、照明装置50が人感センサを有する場合には、照明装置50の人感センサの検知結果をもとに音出力部40が音信号Sを出力してもよい。
音送信システム1B(照明システム2B)は、音送信システム1A(照明システム2A)の効果を有し、さらに構成が簡単で低価格である。
<第3実施形態>
次に、図6を用いて、第3実施形態の音送信システム1C(照明システム2C)について説明する。音送信システム1C(照明システム2C)では、2以上の部屋10A、10Bにそれぞれ音源20A、20Bおよび送信部30A、30Bが配置されており、別の部屋の音出力部40が少なくともいずれかの音源20A、20Bから送信された音信号Sを出力する。言い替えれば、音送信システム1Cでは、音源20が配置された第1の領域が複数ある。
なお、第1の領域10Aにも照明装置50および送信部30Aを有する音出力部40が配置されていてもよい。
例えば、部屋10Cの受信部41Cは、部屋10Aの送信部30Aが送信する音信号SAと、部屋10Bの送信部30Bが送信する音信号SBとを受信する。そして、人感センサ44Cが人間9を検知すると、スピーカー42Cからは音信号SAおよび音信号SBが同時に出力される。
なお、部屋10Bでは、音信号SAだけが出力される。しかし、例えば、部屋10Cにも音源20および送信部30が配置されている場合には、部屋10Bでは、音信号SAに加えて部屋10Cからの音信号も出力される。
音出力部40は、複数の音信号の再生音量が異なるように設定されていてもよいし、所定の時間間隔で出力する音信号を自動的に変更してもよい。
音送信システム1C(照明システム2C)は、音送信システム1A(照明システム2A)の効果を有し、さらに利便性が高い。
<第3実施形態の変形例>
次に、図7を用いて、第3実施形態の変形例の音送信システム1D(照明システム2D)について説明する。音送信システム1D(照明システム2D)では、音出力部40(40C、40D)が出力する音源20を選択する選択部60(60C、60D)を具備する。
選択部60は、例えば、ユーザー9が部屋10C等で操作するリモコン、または、スマートホンである。しかし選択部60が、予め設定された条件、例えば時刻に応じて自動的に選択を行ってもよい。例えば、テレビ20がニュースを放送している時間帯には音源であるテレビ20Aからの音信号を選択し、それ以外の時間帯には、音楽プレーヤである音源20Bからの音信号を選択してもよい。
音送信システム1D(照明システム2D)は、音送信システム1C(照明システム2C)の効果を有し、さらに利便性が高い。
<第4実施形態>
次に、図8および図9を用いて、第4実施形態の変形例の音送信システム1E(照明システム2E)について説明する。なお、図9は、音信号の伝送経路を説明するための図であるため、伝送に直接関係のない構成要素は図示していない。音送信システム1E(照明システム2E)では、それぞれの音出力部40(40B、40C、40D)が、受信した音信号を送信し中継する送信部(30B、30C、30D)を有する。
すなわち、図9に示すように音送信システム1Eでは、音信号の伝送経路がメッシュ状になっている。例えば、送信部30Aが出力した音信号は、経路(D)だけでなく、経路(F)−(C)、または経路(A)−(B)−(C)を介して部屋10Dの受信部41Dに受信される。
なお、部屋10Dが音信号の伝送経路の最終となる。このため、部屋10Dの送信部30Dは受信した音信号を送信(中継)する必要はない。すなわち、人間9がいることが検知された部屋、例えば照明装置50がON状態の部屋の送信部は受信した音信号を送信しない。
音送信システム1Eは、伝送手段が有線の場合、伝送のための配線を簡略化することができる。また、伝送手段が無線の場合には最も伝送効率のよい、言い替えれば信号強度の強い低ノイズの信号が受信される。例えば、2階の床がコンクリートのように電波を遮断する部材の場合、1階の部屋10Aの送信部30Aが出力する電波は、直上の2階の部屋10Dには届きにくい。しかし、経路(A)−(B)−(C)では、間に電波を遮断する部材がないため、経路(D)よりも伝送距離は長くなるが伝送効率は高い。
音送信システム1E(照明システム2E)は、音送信システム1A(照明システム2A)等の効果を有し、さらに効率良く音信号を伝送できる。
<第5実施形態>
次に、図10を用いて、第5実施形態の変形例の音送信システム1F(照明システム2F)について説明する。音送信システム1F(照明システム2F)では、音源20Fが、動作状態に応じて音信号を出力する機器である。
例えば、音源20Fは洗濯機23の洗濯完了を告知する報知音出力部である。音源20Fは洗濯機23に配設されたスピーカー(振動子)42から報知音を出力するとともに、図示しない送信部により報知音の音信号を出力する。
なお、図10に示すように、音送信システム1F(照明システム2F)の部屋10Aには照明装置50Dが配置されており、送信部30Aおよび受信部41Aは、音出力部40Aの一部である。洗濯機23からの、報知音の音信号は受信部41Aに受信される。また、音出力部40B、40C、40Dが、それぞれ送信部30を有していてもよい。
部屋10Dにいるユーザー9は、音出力部40Dを介して洗濯機23の洗濯完了を告知する報知音を聞くことができる。
なお、動作状態に応じて音信号を出力する機器としては、洗濯機23、テレビ20等のオーディオ機器または電子レンジ等の調理用機器等に限られるものではなく、報知音を出力する機器であれば、例えば湯張り完了音を出力する風呂システム等であってもよい。
なお、第3実施形態の音送信システム1Cのように、音出力部40Dが複数の音源からの音信号を出力する場合には、音出力部40Dは報知音を別の音よりも優先して出力すること、例えば、より大きな音で出力することが好ましい。
音送信システム1F(照明システム2F)は、音送信システム1A(照明システム2A)と同じ効果を有し、さらに機器が出力する報知音を聞き逃すことがない。
<第6実施形態>
次に、図11を用いて、第6実施形態の変形例の音送信システム1G(照明システム2G)について説明する。音送信システム1G(照明システム2G)では、第1の領域10Aの音源20が音信号に対応した映像を表示する機器であり、第1の領域10Aの音出力部の情報に基づいて、部屋10Aに人間9がいない場合に機器が映像を表示しない。
テレビ20は、音信号Sを出力する音源であるが、音信号Sに対応した映像もモニタ21に表示する機器である。すでに説明したように、本発明の実施形態の音送信システム(照明システム)によれば、ユーザー9は、テレビ20が配置された部屋10Aを離れているときでも、別の部屋でテレビ20の音を聞くことができる。
しかし、テレビ20が配置された部屋10Aにユーザー9がいない場合も、テレビ20のモニタ21には映像が表示されており、無駄である。
音送信システム1G(照明システム2G)では、部屋10Aにも受信部41A、送信部30A、および人感センサ43Aを有する音出力部40Aが配設されている。
そして、人感センサ43Aが人間9を検出しない場合には、音出力部40Aはテレビ20がモニタ21に映像信号を表示しないように制御する。例えば、音出力部40Aは、モニタ21のバックライトを消灯するように制御する。
なお、部屋10Aは広い部屋で、ユーザー9とモニタ21との間に障害物があり、ユーザー9がモニタ21を視認できない場合にも音出力部40Aはテレビ20がモニタ21に映像信号を表示しないように制御することが好ましい。すなわち、部屋の中に複数の照明装置が配設されている広い部屋の場合には、1つの部屋を音源のある第1の領域と第1の領域とは別の部屋とからなると見なすことができる。さらに、撮像装置によりユーザー9の存在を検知する場合には、画像処理によりユーザー9の視線方向を検出し、所定時間以上、ユーザー9がモニタ21を見ていない場合にはテレビ20がモニタ21に映像信号を表示しないように制御してもよい。
音送信システム1G(照明システム2G)は、音送信システム1A(照明システム2A)の効果を有し、さらに、見る人間のいないモニタ21に映像を表示しないため、省エネルギー性に優れている。なお、映像信号だけでなく、テレビ20のスピーカー22からの音の出力も停止してもよいことは言うまでも無い。
<第7実施形態>
次に、図12を用いて、第7実施形態の変形例の音送信システム1H(照明システム2H)について説明する。音送信システム1H(照明システム2H)では、音源が、部屋10Aに配置されたマイクロフォン20Hが音源である。
例えば、子供部屋10Aのマイクロフォン20Hは、幼児9Aの泣き声を音信号に変換し出力する。
ユーザー9は、どの部屋にいても、人間9がいることを検知した音出力部40を介して幼児9Aの泣き声を聞くことができる。
音送信システム1H(照明システム2H)は、音送信システム1A(照明システム2A)の効果を有し、さらに幼児9Aの泣き声等をどの部屋にいても確実に聞くことができるため、利便性が高い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更ができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、1A〜1H…音送信システム
2A〜2H…照明システム
9…ユーザー
10、10A〜10D…部屋
20…音源(テレビ)
21…モニタ
22…スピーカー
30…送信部
40…音出力部
41…受信部
42…スピーカー
43…人感センサ
44…スイッチ部
50…照明装置

Claims (10)

  1. 第1の領域に配置された、音信号を出力する音源および前記音信号を送信する送信部と、
    前記第1の領域とは別の領域に配置された、人間がいることを検知した場合にのみ、受信する前記音信号を出力する音出力部と、を具備することを特徴とする音送信システム。
  2. 前記音出力部が、照明装置に一体的に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の音送信システム。
  3. 前記照明装置のON/OFF状態に基づき、前記音出力部が領域に人間がいることを検知することを特徴とする請求項1に記載の音送信システム。
  4. 2以上の領域に、それぞれ前記音源および送信部が配置されており、
    別の領域に配置された前記音源から送信された前記音信号を、前記音出力部が出力することを特徴とする請求項2に記載の音送信システム。
  5. 前記音出力部が出力する音源を選択する選択部を具備することを特徴とする請求項4に記載の音送信システム。
  6. 前記音出力部が配置されている少なくともいずれかの領域に、前記音源が配置されており、
    それぞれの前記音出力部が、受信した前記音信号を送信する前記送信部を有することを特徴とする請求項1に記載の音送信システム。
  7. 前記音源が、動作状態に応じて前記音信号を出力する機器の一部であることを特徴とする請求項1に記載の音送信システム。
  8. 前記音源が前記音信号に対応した映像を表示する機器であり、
    前記第1の領域の前記音出力部の情報に基づいて、人がいない場合に前記機器が映像を表示しないことを特徴とする請求項1に記載の音送信システム。
  9. 前記音源が、マイクロフォンであることを特徴とする請求項1に記載の音送信システム。
  10. 第1の領域に配置された、音信号を出力する音源および前記音信号を送信する送信部と、
    前記第1の領域とは別の領域に配置された、照明装置と、前記照明装置に一体的に配設されており、前記照明装置のON/OFF状態に基づいて人間がいることを検知した場合にのみ受信する前記音信号を出力する音出力部とを、具備することを特徴とする照明システム。
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