JP2016065288A - ワーク冷却方法及びワーク冷却装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。そのため、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(4)上記(1)から(3)項において、前記冷却室へワークを搬送する前に、前記冷却室内を予熱するワーク冷却方法。
図1は、本発明の実施の形態に係るワーク冷却方法で用いるワーク冷却装置10の構成を示している。ワーク冷却装置10は、例えば、熱間鍛造部品等の加熱されたワークWを、切削加工等の加工を施す前に、所定温度まで冷却するためのものである。なお、図1では、ワーク冷却装置10と共に、ワーク冷却装置10を用いた冷却工程の後に実施する均熱工程を行うための、均熱装置70を示している。
導入路46は、冷却室24の外部から内部へ気体を導入するためのものであり、冷却室24の左右両側に設けられている。導入路46の各々は、図2の例では導入ファン48が設置された一端側が、冷却室24の外部に開口し、他端側が、冷却室24の側面24a又は24bに開口している。そして、導入路46の他端側の開口部46aは、フード36の外面38へ向いて開口している。
又、図1を参照して、第2搬送部20bは、質量測定手段12が設置された第1搬送部20aから、冷却室24が設置された第3搬送部20cへ、ワークWを搬送するためのものである。又、第4搬送部20dは、第3搬送部20cにより搬送されて、冷却室24及び均熱装置70を通過した後の、ワークWを搬出するためのものである。第2搬送部20b及び第4搬送部20dは、図1の例では、夫々、重力を利用してワークWを滑り下ろすシュートで構成されている。なお、搬送路20の第1〜第4搬送部20a〜20dは、夫々、加熱されたワークWを搬送できると共に、冷却室24や均熱装置70の温度環境に対応できるような、材料で構成されている。
まず、冷却室24へワークWを搬送する前に、予熱手段34により冷却室24内を予熱する。この際、冷却ファン32による送風と、導入路46からの気体の導入とを行っている状態で、冷却室24に加熱されたワークWが搬入されて、ワークWによって冷却室24内の温度が上昇したときと同程度の温度まで、冷却室24内を予熱する。更に、均熱室72内の温度を、ファン74及びヒーター76によって一定温度にする。
Claims (3)
- 加熱されたワークを連続して搬送する搬送路に冷却室を設け、該冷却室にワークを通過させて所定温度までワークを冷却する冷却方法において、
前記冷却室に、
前記冷却室の外部から取り込んだ気体を前記搬送路に向けて送風する冷却ファンと、
該冷却ファンの周囲に前記搬送路へ向けて設置されるフードと、
前記冷却室の前記搬送路の搬送方向と平行な両側面に、該両側面と対向する前記フードの外面へ向いた開口部を有して、前記冷却室の外部から気体を導入する導入路と、
前記冷却室の外部へ気体を排気する排気路とを設け、
前記フードの外面の、少なくとも前記導入路の開口部と対向する位置を傾斜又は湾曲させて、前記フードの前記搬送路側端部を前記搬送路の幅方向端部へ向け、前記フードの外面、及び、前記導入路から導入した気体と前記冷却室内の気体との温度差を利用して、前記導入路から導入した気体を、前記搬送路の幅方向端部ないしその近傍へと誘導し、該気体の気流により、前記冷却ファンから前記搬送路へ向かう送風が、前記搬送路の幅の範囲に納まるように誘導することを特徴とするワーク冷却方法。 - 前記搬送路により搬送されているワークの所定範囲あたりの総質量を、前記冷却室へ搬送する前に測定し、
総質量を測定したワークが前記冷却室を通過する際に、測定したワークの総質量に基づいて、前記冷却ファンの送風速度を制御することを特徴とする請求項1記載のワーク冷却方法。 - 加熱されたワークを連続して搬送する搬送路と、該搬送路に設置される冷却室とを備え、該冷却室にワークを通過させて所定温度までワークを冷却する冷却装置であって、
前記搬送路に前記冷却室よりも搬送方向上流側に設置され、搬送されているワークの所定範囲あたりの総質量を測定するための質量測定手段と、ファン制御手段とを含み、
前記冷却室は、
該冷却室の外部から取り込んだ気体を前記搬送路に向けて送風する冷却ファンと、
該冷却ファンの周囲に前記搬送路へ向けて設置されるフードと、
前記冷却室の前記搬送路の搬送方向と平行な両側面に、該両側面と対向する前記フードの外面へ向いた開口部を有して、前記冷却室の外部から気体を導入する導入路と、
前記冷却室の外部へ気体を排気する排気路と、
予熱手段とを備え、
前記フードの外面の、少なくとも前記導入路の開口部と対向する位置が傾斜又は湾曲されて、前記フードの前記搬送路側端部が前記搬送路の幅方向端部へ向けられており、
前記ファン制御手段は、前記質量測定手段により測定したワークの総質量に基づいて、前記冷却ファンの送風速度を制御するものであることを特徴とするワーク冷却装置。
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5233813A (en) * | 1975-09-11 | 1977-03-15 | Nippon Steel Corp | Apparatus for measuring steel-products heating value and calorific val ue of fuels fed in continuous heating furnaces |
JP2008214721A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Arai Kogyo Kk | 等温処理装置 |
JP2013047598A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-03-07 | Chugai Ro Co Ltd | ワークを熱加工する炉 |
-
2014
- 2014-09-25 JP JP2014195221A patent/JP6252785B2/ja active Active
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