JP2016065183A - 遮光部硬化性に優れた接着方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(メタ)アクリル系モノマーから1工程で製造され、当該工程において当該モノマーの重合とラジカル重合性二重結合変性が生じることにより得られる、ラジカル重合性基を有する(メタ)アクリル系樹脂(A):10〜90質量部、ラジカル重合性二重結合を有するビニル化合物(B):10〜90質量部、及び光重合開始剤(C):0.01〜10質量部、を含有することを特徴とする接着剤組成物である。この接着剤組成物は遅延硬化性があるため、塗布液に紫外線を照射して接着剤組成物を半硬化させ、半硬化後の接着層を介して他の部材を積層することができ、紫外線が到達しない遮光部の部材接着に適用できる。
【選択図】図1
Description
ラジカル重合性二重結合を有するビニル化合物(B):10〜90質量部、
及び光重合開始剤(C):0.01〜10質量部、
を含有することを特徴とする接着剤組成物を提供する。
本発明の接着剤組成物において、(A)成分となるラジカル重合性基を有する(メタ)アクリル系樹脂は、遮光部硬化性を発現させる成分として使用される。つまり、ラジカル重合性基を有する(メタ)アクリル系樹脂から発生するラジカルは、アクリルポリマーに(メタ)アクリロイル基を2工程で導入したポリマー類や、(メタ)アクリルモノマー類、ビニルモノマー類から発生するラジカルと比較して安定である。そのため、ラジカル重合性二重結合を有するビニル化合物(B)との架橋反応を抑制でき、遅延硬化性を有する紫外線硬化型接着剤組成物を得ることができる。
上記の1工程の反応条件は、高温もしくは高温高圧下とすることが望ましい。反応は一般的には溶媒中、重合開始剤及び連鎖移動剤を用いて行われるが、反応温度を200℃以上、望ましくは230〜290℃とし、ジブチルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリル等のラジカル開始剤を用いてラジカル重合反応させることにより、その天井温度において分子が切断し、末端にラジカル重合性二重結合が生成する。重合開始剤及び連鎖移動剤の使用量を、重合するモノマー全量に対して1質量%以下とし、ほとんど使用せずに高温もしくは高温高圧下で反応させることがより望ましい。
別の製造方法としては、例えば(メタ)アクリル系モノマーとして、炭素数1〜18のアルキル(メタ)アクリレートから選ばれる化合物の1種もしくは2種以上の混合物、またはこれらとスチレン系モノマーの混合物と、グリシジル基、水酸基、シリル基から選ばれる官能基を有する(メタ)アクリレートもしくは(メタ)アクリル酸を用い、それらを1工程で反応させる方法がある。これにより末端に不飽和結合を有する水酸基含有型、カルボキシル基含有型、エポキシ基含有型、アルコキシシリル基含有型のラジカル重合性基を有する(メタ)アクリル系樹脂が得られる。
上記の炭素数1〜18のアルキル(メタ)アクリレートとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
この場合、ラジカル重合性基としては、CH2=C(COOR)− で示される不飽和基が挙げられる。ここで、Rは炭素数1〜12のアルキル基である。二重結合数は、高分子鎖1個に対して約1個である。ラジカル重合性基を有する(メタ)アクリル系樹脂の質量平均分子量(Mw)は、3,000〜20,000の範囲が好ましく、室温において液状となるものが好ましいが、室温において液状とならないもの(例えば、フレーク状)は、ラジカル重合性二重結合を有するビニル化合物(B)に溶解させて使用することで、硬化遅延性を発現させることができる。
本発明の接着剤組成物において、(B)成分となるラジカル重合性二重結合を有するビニル化合物は、上記(A)成分と架橋反応することにより、硬化物の接着強度を向上させることができる成分である。また、上記(A)成分を希釈する効果もある。これらのビニル化合物は、単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、iso−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、iso−ブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート等の炭素数1〜18のアクリル酸アルキルエステル等の(メタ)アクリレート;
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の炭素数2〜8のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート及び2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートのεカプロラクトン付加物、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとγブチロラクトンの付加物などの水酸基含有(メタ)アクリレート類;
(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸などの不飽和二塩基酸;
ジメチルマレート、ジメチルフマレート等のジアルキルエステル類等のカルボキシル基またはアルコキシカルボニル基含有ビニル化合物;
無水マレイン酸、無水イタコン酸などの酸無水物含有ビニル化合物;
グリシジル(メタ)アクリレート等のエポキシ基含有ビニル化合物;
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルスチレン等の芳香族ビニル化合物;
ジメチルアミノメチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノメチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド等のアミノ基含有ビニル化合物;
を挙げることができる。
本発明における光重合開始剤(C)としては、紫外線の照射によってラジカル重合を開始するものであれば、公知の光重合開始剤を使用でき、ベンゾイン系、ベンゾフェノン系、ベンジル系、アセトフェノン系、キノン系、チオキサントン系、フェニルグリオキシル酸系等の公知の化合物から選択することができる。
本発明の接着剤組成物では、硬化物の柔軟性を向上させる目的で、非ラジカル重合性柔軟性成分(D)を配合することができる。
非ラジカル重合性柔軟性成分(D)の具体例としては、ラジカル重合性基を有しないアクリル樹脂、ポリエステルジオール、ポリエーテルジオール、ポリカーボネートジオールまたはその変性物が挙げられる。これら柔軟性成分は、硬化収縮を低減させ、貯蔵弾性率を低下させるのに有効である。これらの化合物は、それぞれ1種又は2種以上を併用して使用することができる。
縮合系ポリエステルジオール類に用いられる二塩基酸としては、芳香環を有しない脂肪族系や脂環族系の二塩基酸が好ましく、例えば、シュウ酸、コハク酸、グルタル酸、ピメリン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸、シクロペンタンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、フマル酸、マレイン酸等が挙げられる。これらの二塩基酸は単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、縮合系ポリエステルジオール類に用いられるジオールとしては、脂肪族系や脂環族系の芳香環を有さないジオールが好ましく、例えば、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,8−オクタンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール等が挙げられる。これらのジオールは単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
ラクトン系ポリエステルジオール類は、低分子ジオールに、β−プロピオラクトン、γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、ε−カプロラクトン等を開環重合させることにより得ることができる。低分子ジオールとしては、前記の縮合系ポリエステルジオール類に用いられたのと同じジオールを挙げることができる。
また、硬化物の伸び率(25℃)を200%以上に調製することにより、硬化物をガラス板の熱変形に追随させることができるが、ガラス板とポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂等のプラスチック基材との貼り合わせを考慮すると、硬化物の伸び率(25℃)は200%〜400%の範囲が好ましい。
また、硬化物の貯蔵弾性率(25℃)を1×107Pa以下、好ましくは1×105〜1×106Paに調製することにより、接着剤組成物が硬化する際に硬化物の収縮により生ずる内部応力を低減し、硬化物を被接着部材の反りに追随させることができる。
遮光部を有する部材の作成:遮光部を有するカバーガラスは以下の条件で作成した。
部材は10cm×10cm、厚さ1mmのガラス板を使用した。オリジツーク#100クロ(オリジン電気(株)製アクリルシリコン塗料)/硬化剤ポリハードGを混合比4/1で混合し、ガラス板の縁に沿って2cmの幅で、膜厚20μmになるように塗装し、遮光部を作製した。このときの、遮光部分の光線透過率は400〜800nmの範囲で0%であった。
表1、表2に示した各成分と量を配合し、接着剤組成物を調製した。部材は10cm×10cm、厚さ1mmのガラス板を使用した。
実施例7の配合で同様の貼り合わせ工程(工程1)を行った後、さらに60℃30分の熱硬化を行った。
UH2000 :ARUFON UH-2000(高温連続塊状重合品で水酸基含有型、無溶剤、Mw:11,000、
ガラス転移点:-55℃、水酸基価:20)(東亞合成(株)製)
UP1080 :ARUFON UP-1080(高温連続塊状重合品で無官能基型、無溶剤、Mw:6,000、
ガラス転移点:-61℃(東亞合成(株)製)
RA3057 :オレスターRA3057、無溶剤型アクリル樹脂アクリレート(三井化学(株)製)
AB6 :マクロモノマーAB6、末端メタクリロイル基アクリルポリマー
(東亞合成(株)製)
IBXA :イソボルニルアクリレート(ライトアクリレートIB-XA、共栄社化学(株)製)
UN6200 :アートレジンUN-6200(ポリエーテル系2官能ウレタンアクリレート、
根上工業(株)製)
UMM1001 :アクトフローUMM1001(無溶剤アクリル樹脂、水酸基価:94)
UT1001 :アクトフローUT1001(無溶剤アクリル樹脂、水酸基価:58)
5018 :ニッポラン5018(ポリエステルポリオール、水酸基価:52〜60、
日本ポリウレタン工業(株)製)
PEG600 :ポリエチレングリコール600(ポリエーテルジオール、水酸基価:570〜630、
純正化学(株)製)
T5650J :デュラノールT5650J(ポリカーボネートジオール、水酸基価:51〜61、
旭化成(株)製)
184 :イルガキュア184(光開始剤、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、
BASF社製)
塗布液にUV照射後、室温で規定の時間放置後、部材同士を貼り合わせ、貼り合わせに要した接着剤の濡れ広がりを目視で評価。
○:合格、スムーズに部材全体に濡れ拡がり
△:合格、時間は要するが部材全体に濡れ拡がり
△×:不合格、濡れ拡がるが不十分
×:不合格、ほぼ全く濡れ拡がらない
(2)遮光部硬化性;
部材同士を貼り合わせた後、室温で一日放置。貼り合わせた部材の遮光部分の上から力を加え、接着剤の流動の有無を目視で確認。
○:合格、接着剤の流動無し
○〜△:合格、接着剤はわずかに流動するが溶出無し
△:不合格、接着剤の流動有り
×:不合格、接着剤は容易に流動し溶出する
(3)透過率:
分光光度計(U−3000、日立ハイテクノロジーズ社製)で400〜800nmの範囲で、試験片の光線透過率を測定(ブランク:2mm厚ガラス板)。
(4)伸び率:
300μm厚の接着剤組成物の硬化膜を作成し、引っ張り試験機(島津製作所EZ−S 500N)で5mm/minの速度で硬化膜を引っ張り、切断するまでの伸びを測定。
(5)貯蔵弾性率:
500μm厚の接着剤組成物の硬化膜を作成し、引っ張りモード、周波数1HZで粘弾性を測定(粘弾性測定装置:SIIナノテクノロジー社製DMS6100)。
(6)硬化収縮率:
電子比重計(アルファーミラージュ社製SD−200L)を用いて液体比重、固体比重を測定し次式により算出。
硬化収縮率%=[(硬化後の比重−硬化前の比重)/硬化後の比重]×100
(7)接着強度:
試験片の2枚のガラスを上下に引っ張り試験機で引き剥がし接着強度を測定。
(8)耐湿性:
80℃90%RHの環境に試験片を500h放置し、取り出し後に外観を観察。
(9)耐沸騰水性:
沸騰水に試験片を3h浸漬し、取り出し後に外観を観察。以下の評価基準にて評価。
○:変化無し、合格
△:僅かに白化、合格
×:白化、不合格
××:剥離、不合格
ラジカル重合性二重結合を有するビニル化合物(B):10〜90質量%、
及び光重合開始剤(C):0.01〜10質量%、
を含有する接着剤組成物。
上記の接着剤組成物において、(A)成分となるラジカル重合性基を有する(メタ)アクリル系樹脂は、遮光部硬化性を発現させる成分として使用される。つまり、ラジカル重合性基を有する(メタ)アクリル系樹脂から発生するラジカルは、アクリルポリマーに(メタ)アクリロイル基を2工程で導入したポリマー類や、(メタ)アクリルモノマー類、ビニルモノマー類から発生するラジカルと比較して安定である。そのため、ラジカル重合性二重結合を有するビニル化合物(B)との架橋反応を抑制でき、遅延硬化性を有する紫外線硬化型接着剤組成物を得ることができる。
上記の1工程の反応条件は、高温もしくは高温高圧下とすることが望ましい。反応は一般的には溶媒中、重合開始剤及び連鎖移動剤を用いて行われるが、反応温度を200℃以上、望ましくは230〜290℃とし、ジブチルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリル等のラジカル開始剤を用いてラジカル重合反応させることにより、その天井温度において分子が切断し、末端にラジカル重合性二重結合が生成する。重合開始剤及び連鎖移動剤の使用量を、重合するモノマー全量に対して1質量%以下とし、ほとんど使用せずに高温もしくは高温高圧下で反応させることがより望ましい。
別の製造方法としては、例えば(メタ)アクリル系モノマーとして、炭素数1〜18のアルキル(メタ)アクリレートから選ばれる化合物の1種もしくは2種以上の混合物、またはこれらとスチレン系モノマーの混合物と、グリシジル基、水酸基、シリル基から選ばれる官能基を有する(メタ)アクリレートもしくは(メタ)アクリル酸を用い、それらを1工程で反応させる方法がある。これにより末端に不飽和結合を有する水酸基含有型、カルボキシル基含有型、エポキシ基含有型、アルコキシシリル基含有型のラジカル重合性基を有する(メタ)アクリル系樹脂が得られる。
上記の炭素数1〜18のアルキル(メタ)アクリレートとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
この場合、ラジカル重合性基としては、CH2=C(COOR)− で示される不飽和基が挙げられる。ここで、Rは炭素数1〜12のアルキル基である。二重結合数は、高分子鎖1個に対して約1個である。ラジカル重合性基を有する(メタ)アクリル系樹脂の質量平均分子量(Mw)は、3,000〜20,000の範囲が好ましく、室温において液状となるものが好ましいが、室温において液状とならないもの(例えば、フレーク状)は、ラジカル重合性二重結合を有するビニル化合物(B)に溶解させて使用することで、硬化遅延性を発現させることができる。
本発明の接着剤組成物において、(B)成分となるラジカル重合性二重結合を有するビニル化合物は、上記(A)成分と架橋反応することにより、硬化物の接着強度を向上させることができる成分である。また、上記(A)成分を希釈する効果もある。これらのビニル化合物は、単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、iso−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、iso−ブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート等の炭素数1〜18のアクリル酸アルキルエステル等の(メタ)アクリレート;
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の炭素数2〜8のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート及び2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートのεカプロラクトン付加物、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとγブチロラクトンの付加物などの水酸基含有(メタ)アクリレート類;
(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸などの不飽和二塩基酸;
ジメチルマレート、ジメチルフマレート等のジアルキルエステル類等のカルボキシル基またはアルコキシカルボニル基含有ビニル化合物;
無水マレイン酸、無水イタコン酸などの酸無水物含有ビニル化合物;
グリシジル(メタ)アクリレート等のエポキシ基含有ビニル化合物;
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルスチレン等の芳香族ビニル化合物;
ジメチルアミノメチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノメチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド等のアミノ基含有ビニル化合物;
を挙げることができる。
光重合開始剤(C)としては、紫外線の照射によってラジカル重合を開始するものであれば、公知の光重合開始剤を使用でき、ベンゾイン系、ベンゾフェノン系、ベンジル系、アセトフェノン系、キノン系、チオキサントン系、フェニルグリオキシル酸系等の公知の化合物から選択することができる。
本発明の接着剤組成物では、硬化物の柔軟性を向上させる目的で、非ラジカル重合性柔軟性成分(D)を配合することができる。
非ラジカル重合性柔軟性成分(D)の具体例としては、ラジカル重合性基を有しないアクリル樹脂、ポリエステルジオール、ポリエーテルジオール、ポリカーボネートジオールまたはその変性物が挙げられる。これら柔軟性成分は、硬化収縮を低減させ、貯蔵弾性率を低下させるのに有効である。これらの化合物は、それぞれ1種又は2種以上を併用して使用することができる。
縮合系ポリエステルジオール類に用いられる二塩基酸としては、芳香環を有しない脂肪族系や脂環族系の二塩基酸が好ましく、例えば、シュウ酸、コハク酸、グルタル酸、ピメリン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸、シクロペンタンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、フマル酸、マレイン酸等が挙げられる。これらの二塩基酸は単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、縮合系ポリエステルジオール類に用いられるジオールとしては、脂肪族系や脂環族系の芳香環を有さないジオールが好ましく、例えば、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,8−オクタンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール等が挙げられる。これらのジオールは単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
ラクトン系ポリエステルジオール類は、低分子ジオールに、β−プロピオラクトン、γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、ε−カプロラクトン等を開環重合させることにより得ることができる。低分子ジオールとしては、前記の縮合系ポリエステルジオール類に用いられたのと同じジオールを挙げることができる。
また、硬化物の伸び率(25℃)を200%以上に調製することにより、硬化物をガラス板の熱変形に追随させることができるが、ガラス板とポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂等のプラスチック基材との貼り合わせを考慮すると、硬化物の伸び率(25℃)は200%〜400%の範囲が好ましい。
また、硬化物の貯蔵弾性率(25℃)を1×107Pa以下、好ましくは1×105〜1×106Paに調製することにより、接着剤組成物が硬化する際に硬化物の収縮により生ずる内部応力を低減し、硬化物を被接着部材の反りに追随させることができる。
遮光部を有する部材の作成:遮光部を有するカバーガラスは以下の条件で作成した。
部材は10cm×10cm、厚さ1mmのガラス板を使用した。オリジツーク#100クロ(オリジン電気(株)製アクリルシリコン塗料)/硬化剤ポリハードGを混合比4/1で混合し、ガラス板の縁に沿って2cmの幅で、膜厚20μmになるように塗装し、遮光部を作製した。このときの、遮光部分の光線透過率は400〜800nmの範囲で0%であった。
表1、表2に示した各成分と量を配合し、接着剤組成物を調製した。部材は10cm×10cm、厚さ1mmのガラス板を使用した。
実施例7の配合で同様の貼り合わせ工程(工程1)を行った後、さらに60℃30分の熱硬化を行った。
UH2000 :ARUFON UH-2000(高温連続塊状重合品で水酸基含有型、無溶剤、Mw:11,000、
ガラス転移点:-55℃、水酸基価:20)(東亞合成(株)製)
UP1080 :ARUFON UP-1080(高温連続塊状重合品で無官能基型、無溶剤、Mw:6,000、
ガラス転移点:-61℃(東亞合成(株)製)
RA3057 :オレスターRA3057、無溶剤型アクリル樹脂アクリレート(三井化学(株)製)
AB6 :マクロモノマーAB6、末端メタクリロイル基アクリルポリマー
(東亞合成(株)製)
IBXA :イソボルニルアクリレート(ライトアクリレートIB-XA、共栄社化学(株)製)
UN6200 :アートレジンUN-6200(ポリエーテル系2官能ウレタンアクリレート、
根上工業(株)製)
UMM1001 :アクトフローUMM1001(無溶剤アクリル樹脂、水酸基価:94)
UT1001 :アクトフローUT1001(無溶剤アクリル樹脂、水酸基価:58)
5018 :ニッポラン5018(ポリエステルポリオール、水酸基価:52〜60、
日本ポリウレタン工業(株)製)
PEG600 :ポリエチレングリコール600(ポリエーテルジオール、水酸基価:570〜630、
純正化学(株)製)
T5650J :デュラノールT5650J(ポリカーボネートジオール、水酸基価:51〜61、
旭化成(株)製)
184 :イルガキュア184(光開始剤、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、
BASF社製)
塗布液にUV照射後、室温で規定の時間放置後、部材同士を貼り合わせ、貼り合わせに要した接着剤の濡れ広がりを目視で評価。
○:合格、スムーズに部材全体に濡れ拡がり
△:合格、時間は要するが部材全体に濡れ拡がり
△×:不合格、濡れ拡がるが不十分
×:不合格、ほぼ全く濡れ拡がらない
(2)遮光部硬化性;
部材同士を貼り合わせた後、室温で一日放置。貼り合わせた部材の遮光部分の上から力を加え、接着剤の流動の有無を目視で確認。
○:合格、接着剤の流動無し
○〜△:合格、接着剤はわずかに流動するが溶出無し
△:不合格、接着剤の流動有り
×:不合格、接着剤は容易に流動し溶出する
(3)透過率:
分光光度計(U−3000、日立ハイテクノロジーズ社製)で400〜800nmの範囲で、試験片の光線透過率を測定(ブランク:2mm厚ガラス板)。
(4)伸び:
300μm厚の接着剤組成物の硬化膜を作成し、引っ張り試験機(島津製作所EZ−S 500N)で5mm/minの速度で硬化膜を引っ張り、切断するまでの伸びを測定。
(5)貯蔵弾性率:
500μm厚の接着剤組成物の硬化膜を作成し、引っ張りモード、周波数1Hzで粘弾性を測定(粘弾性測定装置:SIIナノテクノロジー社製DMS6100)。
(6)硬化収縮率:
電子比重計(アルファーミラージュ社製SD−200L)を用いて液体比重、固体比重を測定し次式により算出。
硬化収縮率%=[(硬化後の比重−硬化前の比重)/硬化後の比重]×100
(7)接着強度:
試験片の2枚のガラスを上下に引っ張り試験機で引き剥がし接着強度を測定。
(8)耐湿性:
80℃90%RHの環境に試験片を500h放置し、取り出し後に外観を観察。
(9)耐沸騰水性:
沸騰水に試験片を3h浸漬し、取り出し後に外観を観察。以下の評価基準にて評価。
○:変化無し、合格
△:僅かに白化、合格
×:白化、不合格
××:剥離、不合格
Claims (9)
- (メタ)アクリル系モノマーから1工程で製造され、当該工程において当該モノマーの重合とラジカル重合性二重結合変性が生じることにより得られる、ラジカル重合性基を有する(メタ)アクリル系樹脂(A):10〜90質量部、
ラジカル重合性二重結合を有するビニル化合物(B):10〜90質量部、
及び光重合開始剤(C):0.01〜10質量部、
を含有することを特徴とする接着剤組成物。 - ラジカル重合性基を有する(メタ)アクリル系樹脂(A)が、
炭素数1〜18のアルキル(メタ)アクリレートから選ばれる化合物の1種もしくは2種以上の混合物、またはこれらとスチレン系モノマーの混合物から製造されるか、
または、
炭素数1〜18のアルキル(メタ)アクリレートから選ばれる化合物の1種もしくは2種以上の混合物、またはこれらとスチレン系モノマーの混合物と、グリシジル基、水酸基、シリル基から選ばれる官能基を有する(メタ)アクリレートもしくは(メタ)アクリル酸とから製造される、
請求項1に記載の接着剤組成物。 - ラジカル重合性基を有する(メタ)アクリル系樹脂(A)が、高温重合または高温高圧重合により製造されるものである、請求項1または2に記載の接着剤組成物。
- さらに、非ラジカル重合性柔軟性成分(D):5〜70質量部を含有する、請求項1〜3のいずれかに記載の接着剤組成物。
- 非ラジカル重合性柔軟性成分(D)が、ラジカル重合性基を有しない(メタ)アクリル系樹脂、ポリエステルジオール、ポリエーテルジオール、ポリカーボネートジオール及びそれらの変性物から選ばれる少なくとも1種である、請求項4に記載の接着剤組成物。
- 硬化物の伸び率(25℃)が50%以上、貯蔵弾性率(25℃)が1×107Pa以下、硬化収縮率が5%以下である、請求項1〜5のいずれかに記載の接着剤組成物。
- 紫外線硬化型接着剤を用いる部材の接着方法であって、
請求項1〜6のいずれかに記載の接着剤組成物からなる塗布液を少なくとも一方の部材に塗布する塗布工程と、前記塗布液を介して他の部材を積層する貼合工程と、これらの部材を積層した状態で塗布液に紫外線を照射して接着剤組成物を硬化させる硬化工程と、を含む接着方法。 - 紫外線硬化型接着剤を用いる部材の接着方法であって、
請求項1〜6のいずれかに記載の接着剤組成物からなる塗布液を少なくとも一方の部材に塗布する塗布工程と、前記塗布液に紫外線を照射して接着剤組成物を半硬化させる硬化工程と、半硬化後の接着層を介して他の部材を積層する貼合工程と、を含む接着方法。 - さらに、熱硬化工程を設けた、請求項7または8に記載の接着方法。
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