JP2016063366A - 携帯表示端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザの意図に沿ってコンテンツ情報の表示方向を自動的に切り替えることができる携帯表示端末を提供する。【解決手段】 表示画面12にコンテンツ情報を表示するコンテンツ表示手段と、薄型筐体10の姿勢を検出する姿勢検出手段と、姿勢の検出結果に基づいて、縦画面表示及び横画面表示間でコンテンツ情報の表示方向を切り替える表示方向制御手段と、薄型筐体10の4つの側面に対する手の接触を検出する接触検出手段と、接触検出手段の検出結果に基づいて、薄型筐体10の持ち方を判定する持ち方判定手段と、コンテンツ情報の表示時間を薄型筐体10の持ち方及び表示方向ごとに積算し、表示累積時間を求める表示時間積算手段により構成される。表示方向制御手段は、持ち方判定手段により判定された持ち方に対応する表示累積時間に基づいて、コンテンツ情報の表示方向を制御する。【選択図】 図5
Description
本発明は、携帯表示端末に係り、更に詳しくは、筐体の前面に設けられた長方形状の表示画面にコンテンツ情報を表示する携帯表示端末の改良に関する。
筐体の前面に設けられた長方形状の表示画面に様々なコンテンツ情報を表示することができる携帯電話機、タブレット端末などの携帯表示端末には、縦画面表示及び横画面表示間でコンテンツ情報の表示方向を切り替える機能を有するものがある(例えば、特許文献1)。縦画面表示は、表示画面の長手方向を上下方向としてコンテンツ情報を表示する表示態様であり、横画面表示は、表示画面の長手方向を左右方向としてコンテンツ情報を表示する表示態様である。
表示方向の切替は、加速度センサ等を利用して筐体の姿勢を検出し、その検出結果に基づいて、表示画面が縦置き状態であるのか、或いは、横置き状態であるのかを判別することにより、自動的に行われる。表示画面は、縦横の一方が長く、端末状態に応じて表示方向を切り替えることにより、コンテンツ情報の視認性を向上させることができる。
また、特許文献1に記載の携帯端末では、表示方向の自動切替を実施するか否かの判定精度を高めるために、手の接触位置を検知する複数の接触センサ120を筐体110の背面に配置し、接触センサ120が検知した接触位置を自動切替実施の判定に利用している。
上述した様な従来の携帯表示端末では、ユーザが意図しない表示方向の自動切替が生じるという問題があった。例えば、寝そべった状態でコンテンツ情報を閲覧する場合、コンテンツ情報は、水平方向を上下方向として表示する方が望ましい。ところが、端末状態に応じて表示方向を自動的に切り替える方法では、鉛直方向を上下方向としてコンテンツ情報が表示されてしまう。
また、接触センサ120が検知した接触位置を考慮して表示方向の自動切替を行う特許文献1の方法では、ユーザの好みや癖、コンテンツ情報の種類や内容によって、筐体の持ち方が異なることから、ユーザの意図通りに表示方向が切り替えられないという問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、ユーザの意図に沿ってコンテンツ情報の表示方向を自動的に切り替えることができる携帯表示端末を提供することを目的とする。
本発明による携帯表示端末は、筐体の前面に設けられた長方形状の表示画面にコンテンツ情報を表示するコンテンツ表示手段と、上記筐体の姿勢を検出する姿勢検出手段と、上記姿勢の検出結果に基づいて、上記表示画面の長手方向を上下方向としてコンテンツ情報を表示する縦画面表示及び上記表示画面の長手方向を左右方向としてコンテンツ情報を表示する横画面表示間で上記コンテンツ情報の表示方向を切り替える表示方向制御手段と、上記筐体の4つの側面に対する手の接触を検出する接触検出手段と、上記接触検出手段の検出結果に基づいて、上記筐体の持ち方を判定する持ち方判定手段と、上記コンテンツ情報の表示時間を上記筐体の持ち方及び上記表示方向ごとに積算し、表示累積時間を求める表示時間積算手段とを備え、上記表示方向制御手段が、上記持ち方判定手段により判定された持ち方に対応する上記表示累積時間に基づいて、上記コンテンツ情報の表示方向を制御するように構成される。
コンテンツ情報の表示時間を積算した持ち方ごとの表示累積時間や表示方向ごとの表示累積時間には、コンテンツ情報の種類や内容に応じたユーザの好みや癖が反映される。このため、筐体の持ち方を特定し、持ち方に対応する表示累積時間を考慮してコンテンツ情報の表示方向を制御することにより、ユーザの意図に沿ってコンテンツ情報の表示方向を自動的に切り替えることができる。
本発明によれば、筐体の持ち方を特定し、持ち方に対応する表示累積時間に基づいて表示方向を制御するので、ユーザの意図に沿ってコンテンツ情報の表示方向を自動的に切り替える携帯表示端末を提供することができる。
実施の形態1.
<携帯表示端末1>
図1は、本発明の実施の形態1による携帯表示端末1の一構成例を示した斜視図である。図中には、表示画面12の長手方向を紙面の上下方向と一致させ、表示画面12の短手方向を紙面の左右方向と一致させて携帯表示端末1が描画されている。この携帯表示端末1は、長方形状の表示画面12に様々なコンテンツ情報を表示することができる携帯可能な端末装置であり、薄型筐体10、受話用のレシーバ11、表示画面12、操作キー13a〜13c、送話用のマイクロホン14、加速度センサ15及び接触検出部16により構成されている。
<携帯表示端末1>
図1は、本発明の実施の形態1による携帯表示端末1の一構成例を示した斜視図である。図中には、表示画面12の長手方向を紙面の上下方向と一致させ、表示画面12の短手方向を紙面の左右方向と一致させて携帯表示端末1が描画されている。この携帯表示端末1は、長方形状の表示画面12に様々なコンテンツ情報を表示することができる携帯可能な端末装置であり、薄型筐体10、受話用のレシーバ11、表示画面12、操作キー13a〜13c、送話用のマイクロホン14、加速度センサ15及び接触検出部16により構成されている。
レシーバ11、表示画面12、操作キー13a〜13c及びマイクロホン14は、薄型筐体10の前面に設けられ、接触検出部16は、薄型筐体10の4つの側面に設けられ、加速度センサ15は、薄型筐体10内に収容されている。例えば、携帯表示端末1は、通話機能を有する携帯電話機である。
薄型筐体10は、紙面の上下方向を長手方向とし、前後方向を厚さ方向とする板状の筐体であり、手で把持することが容易なサイズからなる。薄型筐体10の前面は、各側面に比べ、面積が広い主面である。レシーバ11は、薄型筐体10の上端部に配置され、操作キー13a〜13c及びマイクロホン14は、薄型筐体10の下端部に配置されている。
レシーバ11は、受話音を出力するための音声出力装置である。マイクロホン14は、送話音を入力するための音声入力装置である。操作キー13a〜13cは、いずれも押下型の接点式スイッチからなり、各種機能が割り当てられる。例えば、操作キー13aは、前の画面に戻るためのリターンキーである。また、操作キー13bは、ホーム画面を表示するためのホームキーである。また、操作キー13cは、メニュー画面を表示するためのメニューキーである。
表示画面12は、タッチ操作を検出するタッチパネルの検出面からなる。例えば、タッチパネルは、表示画面12を有する液晶パネルと、表示画面12に対するタッチ操作の操作位置を静電容量の変化に基づいて検出する静電容量式のタッチセンサとにより構成される。表示画面12は、薄型筐体10の前面の大部分を占めている。
加速度センサ15は、薄型筐体10の姿勢を検出するためのセンサであり、重力を利用して、表示画面12の水平面に対する傾きを検出する。例えば、加速度センサ15には、復帰用のばねに接続された可動体の微小な位置の変化を静電容量の変化に基づいて検知する機械的変位計測方式の静電容量型センサが用いられる。
この様な加速度センサ15による検出結果に基づいて、薄型筐体10が縦置き状態であるのか、或いは、横置き状態であるのかが判別される。縦置き状態は、表示画面12の長手方向を鉛直に立てた端末状態であり、横置き状態は、表示画面12の短手方向を鉛直に立てた端末状態である。
接触検出部16は、ユーザが薄型筐体10を手で把持する際の持ち方を特定するために、薄型筐体10の側面に対する手の接触を検出するセンサである。例えば、接触検出部16は、指や手の腹が検出面に接触した際の接触位置を静電容量の変化に基づいて検出する静電容量式のタッチパッドからなる。なお、接触検出部16は、圧電素子などの感圧式センサを用いて手の接触位置を検出するようなものであっても良い。
薄型筐体10の各側面には、側面全体を概ねカバーする検出面が形成されている。すなわち、薄型筐体10の左側面及び右側面には、上下方向に延びる略矩形の検出面が形成され、薄型筐体10の上側面及び下側面には、左右方向に延びる略矩形の検出面が形成されている。この様な検出面に対する手の接触位置が、接触検出部16によって検出される。
この携帯表示端末1では、薄型筐体10が縦置き状態であるのか、或いは、横置き状態であるのかに応じて、コンテンツ情報の表示方向が自動的に切り替えられる。一方、接触検出部16による検出結果に基づいて、薄型筐体10の持ち方を判定し、その判定結果に基づいて、コンテンツ情報の表示方向が制御される。
図2は、図1の携帯表示端末1の動作の一例を模式的に示した説明図である。図中の(a)には、縦画面表示及び横画面表示間でコンテンツ情報IMの表示方向を切り替える場合が示されている。縦画面表示は、表示画面12の長手方向を上下方向としてコンテンツ情報IMを表示する表示態様であり、コンテンツ情報IMの上下方向を表示画面12の長手方向と一致させた状態で、コンテンツ情報IMが表示される。
横画面表示は、表示画面12の長手方向を左右方向としてコンテンツ情報IMを表示する表示態様であり、コンテンツ情報IMの上下方向を表示画面12の短手方向と一致させた状態で、コンテンツ情報IMが表示される。
図中の(b)には、水平面2に対し、表示画面12の短手方向に延びる直線を中心として表示画面12を回転させた縦置き状態が示されている。縦置き状態は、表示画面12の長手方向の水平面2に対する傾斜角度θ(−90°≦θ≦90°)が判定閾値θthよりも大きく、表示画面12の長手方向の傾斜角度θが短手方向の傾斜角度φよりも大きい場合の端末状態である。
図中の(c)には、水平面2に対し、表示画面12の長手方向に延びる直線を中心として表示画面12を回転させた横置き状態が示されている。横置き状態は、表示画面12の短手方向の水平面2に対する傾斜角度φ(−90°≦φ≦90°)が判定閾値φthよりも大きく、表示画面12の短手方向の傾斜角度φが長手方向の傾斜角度θよりも大きい場合の端末状態である。
携帯表示端末1では、薄型筐体10の姿勢を検出することにより、薄型筐体10が縦置き状態又は横置き状態のいずれであるのかを判別し、コンテンツ情報の表示方向が自動的に切り替えられる。このため、縦置き状態では、縦画面表示が選択され、横置き状態では、横画面表示が選択される。
この様な薄型筐体の姿勢に基づく表示方向の自動切替では、ユーザが意図しない表示方向の自動切替が生じてしまうということがあった。例えば、普段、縦置き状態かつ縦画面表示でコンテンツ情報を閲覧するユーザが、たまに、寝そべった状態で当該コンテンツ情報を閲覧する場合が考えられる。この様なケースでは、水平方向を上下方向としてコンテンツ情報を表示する方が望ましいにもかかわらず、端末状態を横置き状態へ変更すれば、表示方向が横画面表示に自動的に切り替えられ、鉛直方向を上下方向としてコンテンツ情報が表示されてしまう。
そこで、本実施の形態による携帯表示端末1では、ユーザの意図に沿った表示方向の自動切替を実現するために、薄型筐体10の側面に対する手の接触を検出して薄型筐体10の持ち方を判定し、コンテンツ情報の表示時間を薄型筐体10の持ち方及びコンテンツ情報の表示方向ごとに積算する動作が行われる。コンテンツ情報の表示方向は、持ち方に対応する表示累積時間に基づいて、制御される。
図3は、図1の携帯表示端末1の動作の一例を示した図であり、手の接触領域が長領域AL又は短領域ASのいずれであるのかを検知して持ち方種別を特定する様子が示されている。図中の(a)〜(c)には、薄型筐体10を左手だけで把持する場合が示され、(d)には、薄型筐体10を両手で把持する場合が示されている。
持ち方種別は、薄型筐体10の各側面について、手の接触領域が予め定められた基準長Lthよりも長いか否かを判別することにより、特定される。長領域ALは、基準長Lthよりも長い連続領域からなり、1又は2以上の接触位置を含む領域として検知される。短領域ASは、検出面の長手方向に関する長さが基準長Lth以下である連続領域からなり、0又は1以上の接触位置を含む領域として検知される。ここでは、上下左右の4つの側面について、手の接触領域が長領域AL又は短領域ASのいずれであるのかを判別することにより、薄型筐体10の持ち方が予め定められた4つの持ち方種別HA〜HDのいずれに該当するのかが特定される。
図中の(a)には、薄型筐体10の持ち方が持ち方種別HAに該当する場合が示されている。持ち方種別HAは、親指又は親指に近い手の腹の部分を薄型筐体10の左側面に接触させ、かつ、中指、薬指及び小指を薄型筐体10の右側面に接触させた状態で、薄型筐体10を保持する持ち方であり、左側面及び右側面の両方に長領域ALが形成されている。
図中の(b)には、薄型筐体10の持ち方が持ち方種別HBに該当する場合が示さている。持ち方種別HBは、親指を薄型筐体10の左側面に接触させ、かつ、人差し指、中指、薬指及び小指を薄型筐体10の右側面に接触させた状態で、薄型筐体10を保持する持ち方であり、左側面に短領域ASが形成され、右側面に長領域ALが形成されている。
図中の(c)には、薄型筐体10の持ち方が持ち方種別HCに該当する場合が示さている。持ち方種別HCは、親指を薄型筐体10の上側面に接触させ、かつ、人差し指及び中指を薄型筐体10の下側面に接触させた状態で、薄型筐体10を保持する持ち方であり、上側面及び下側面の両方に短領域ASが形成されている。
図中の(d)には、薄型筐体10の持ち方が持ち方種別HDに該当する場合が示さている。持ち方種別HDは、左手の親指又は親指に近い手の腹の部分を薄型筐体10の上側面に接触させ、かつ、右手の親指又は親指に近い手の腹の部分を薄型筐体10の下側面に接触させた状態で、薄型筐体10を保持する持ち方であり、上側面及び下側面の両方に長領域ALが形成されている。
この様な持ち方種別を特定し、コンテンツ情報の表示時間を持ち方種別及びコンテンツ情報の表示方向ごとに積算することにより、表示累積時間が求められる。なお、薄型筐体10を右手だけで把持する場合にも、図中の(a)〜(c)と同様に、持ち方種別HA〜HCに区分される。
<表示累積時間データベース>
図4は、図1の携帯表示端末1の動作の一例を示した図であり、表示累積時間データベースが示されている。一般に、薄型筐体10の持ち方は、コンテンツ情報の種類や内容によって異なる。そこで、本実施の形態では、コンテンツ情報を表示するアプリケーションプログラムの種別ごとに、4つの持ち方種別HA〜HDのそれぞれについて、縦画面表示の表示累積時間と横画面表示の表示累積時間とが求められる。図4には、ユーザが携帯表示端末1を実際に使用した場合に、計測によって得られる表示累積時間と、その表示累積時間から計算によって求められる横画面比率とが具体例として示されている。
図4は、図1の携帯表示端末1の動作の一例を示した図であり、表示累積時間データベースが示されている。一般に、薄型筐体10の持ち方は、コンテンツ情報の種類や内容によって異なる。そこで、本実施の形態では、コンテンツ情報を表示するアプリケーションプログラムの種別ごとに、4つの持ち方種別HA〜HDのそれぞれについて、縦画面表示の表示累積時間と横画面表示の表示累積時間とが求められる。図4には、ユーザが携帯表示端末1を実際に使用した場合に、計測によって得られる表示累積時間と、その表示累積時間から計算によって求められる横画面比率とが具体例として示されている。
表示累積時間データベースには、各表示方向の表示累積時間Tdと、持ち方種別ごとの表示累積時間THと、横画面比率rとがアプリケーションプログラムの種別に関連づけて保持される。持ち方種別ごとの表示累積時間THは、縦画面表示の表示累積時間Tdと横画面表示の表示累積時間Tdとの合計である。横画面比率rは、持ち方種別ごとの表示累積時間THに対する横画面表示の表示累積時間Tdの割合である。
例えば、「アプリ1」の場合、持ち方種別HAにおける縦画面表示の表示累積時間Tdの計測値は、1000h(時間)であり、横画面表示の表示累積時間Tdの計測値は、30h(時間)である。持ち方種別HAの表示累積時間THの計測値は、1030h(時間)であり、横画面比率rの計算値は、2.91%である。また、持ち方種別HBにおける縦画面表示の表示累積時間Tdの計測値は、500h(時間)であり、横画面表示の表示累積時間Tdの計測値は、1000h(時間)である。持ち方種別HBの表示累積時間THの計測値は、1500h(時間)であり、横画面比率rの計算値は、66.67%である。
持ち方種別HCにおける縦画面表示の表示累積時間Tdの計測値は、30h(時間)であり、横画面表示の表示累積時間Tdの計測値は、500h(時間)である。持ち方種別HCの表示累積時間THの計測値は、530h(時間)であり、横画面比率rの計算値は、94.34%である。持ち方種別HDにおける縦画面表示の表示累積時間Tdの計測値は、500h(時間)であり、横画面表示の表示累積時間Tdの計測値は、600h(時間)である。持ち方種別HDの表示累積時間THの計測値は、1100h(時間)であり、横画面比率rの計算値は、54.55%である。
「アプリ1」では、持ち方種別HA,HB及びHDの表示累積時間THの計測値が後述する下限使用時間Tth=1000h(時間)を超え、また、持ち方種別HCの横画面比率rの計算値が後述する判定閾値Rth=90%を超えている。「アプリ2」では、持ち方種別HB及びHCの表示累積時間THの計測値が下限使用時間Tth=1000h(時間)を超え、また、持ち方種別HB及びHDの横画面比率rの計算値が判定閾値Rth=90%を超えている。「アプリ3」では、持ち方種別HCの表示累積時間THの計測値が下限使用時間Tth=1000h(時間)を超え、また、持ち方種別HA及びHCの横画面比率rの計算値が判定閾値Rth=90%を超えている。
持ち方ごとの表示累積時間THや表示方向ごとの表示累積時間Tdには、コンテンツ情報の種類や内容に応じたユーザの好みや癖が反映されるので、表示累積時間データベースを参照し、持ち方種別に対応する表示累積時間に基づいて、表示方向の切替を制御することにより、ユーザが意図しない表示方向の自動切替を抑制することができる。
図5は、図1の携帯表示端末1内の機能構成の一例を示したブロック図である。この携帯表示端末1は、コンテンツ情報記憶部101、表示画像生成部102、表示画像記憶部103、コンテンツ表示部104、姿勢検出部105、表示方向制御部106、持ち方判定部107、表示時間積算部108及び表示累積時間データベース109により構成される。
コンテンツ情報記憶部101には、様々なコンテンツ情報が保持される。コンテンツ情報は、静止画像又は動画像として可視化が可能な表示情報である。コンテンツ情報には、電子メールの編集画面、電子メールの受信データ、インターネット上のウェブサイトからダウンロードした映像コンテンツ、カメラの撮影画像、TV放送波の受信データ、ゲームコンテンツなどがある。
表示画像生成部102は、コンテンツ情報記憶部101から読み出したコンテンツ情報に基づいて、表示画面12に表示するための表示画像を生成し、表示画像記憶部103内に格納する。
コンテンツ表示部104は、コンテンツ情報を表示画面12に表示する画面表示部であり、表示画像記憶部103内の表示画像に基づいて、コンテンツ情報の画面表示を行う。例えば、コンテンツ表示部104は、各種のアプリケーションプログラムに基づいて、表示処理を実行する。
姿勢検出部105は、加速度センサ15の出力に基づいて、薄型筐体10の姿勢を検出し、その検出結果を表示方向制御部106へ出力する。具体的には、表示画面12の水平面に対する傾きに基づいて、端末状態が縦置き状態又は横置き状態のいずれであるのかが判別される。
表示方向制御部106は、姿勢検出部105による姿勢の検出結果に基づいて、縦画面表示及び横画面表示間でコンテンツ情報の表示方向を切り替えるべく、表示画像生成部102を制御する。表示画像生成部102では、表示方向制御部106からの指示に基づいて、コンテンツ情報の表示方向を変更するために、表示画像記憶部103内の表示画像を更新する。
持ち方判定部107は、接触検出部16の検出結果に基づいて、薄型筐体10の持ち方を判定し、その判定結果を表示方向制御部106及び表示時間積算部108へ出力する。具体的には、薄型筐体10の側面ごとに、手の接触領域が基準長Lthよりも長いか否かを判別し、その判別結果に基づいて、持ち方が持ち方種別HA〜HDのいずれに該当するのかが判定される。つまり、薄型筐体10の各側面について、手の接触領域が長領域AL又は短領域ASのいずれに該当するのかを判別することにより、持ち方種別が特定される。
表示時間積算部108は、コンテンツ情報の表示時間を薄型筐体10の持ち方及び表示方向ごとに積算し、表示累積時間を求めて、表示累積時間データベース109を更新する。コンテンツ情報の表示時間は、アプリケーションプログラムの種別ごとに、4つの持ち方種別HA〜HDのそれぞれについて、縦画面表示の表示累積時間Tdと横画面表示の表示累積時間Tdとが求められる。
表示累積時間データベース109は、経時的な統計情報を記憶する記憶手段であり、各表示方向の表示累積時間Tdと、持ち方種別ごとの表示累積時間THと、横画面比率rとがアプリケーションプログラムの種別に関連づけて保持される。
表示方向制御部106は、持ち方判定部107により判定された持ち方に対応する表示累積時間に基づいて、コンテンツ情報の表示方向を制御する。すなわち、表示方向制御部106は、持ち方判定部107により持ち方種別が特定されれば、表示累積時間データベース109を参照し、実行中のアプリケーションプログラム及び特定された持ち方種別に対応する表示累積時間を確認する。
そして、表示方向制御部106は、持ち方種別ごとの表示累積時間THに対する横画面表示の表示累積時間Tdの割合を予め定められた判定閾値Rthと比較し、その比較結果に基づいて、表示方向の切替を行う。例えば、現在の表示方向が縦画面表示である場合に、横画面比率rが判定閾値Rth=90%を上回っていれば、表示方向が横画面表示に切り替えられる。
一方、現在の表示方向が横画面表示であるか、或いは、縦画面表示であっても横画面比率rが判定閾値Rth=90%以下である場合には、表示累積時間に基づく表示方向の切替は行われない。この様な表示累積時間に基づく表示方向の切替は、例えば、端末状態が縦置き状態及び横置き状態間で変化したタイミングで行われる。
ここでは、持ち方種別や表示累積時間に基づく表示方向の自動切替の信頼性を確保するために、持ち方種別ごとの表示累積時間THを予め定められた下限使用時間Tthと比較し、その比較結果に応じて、表示累積時間の割合に基づく表示方向の切替を行うか否かが決定される。例えば、下限使用時間Tthは、1000h(時間)である。
すなわち、表示方向制御部106は、表示累積時間THが下限使用時間Tth=1000h(時間)を上回っている場合に、表示累積時間の割合に基づいて表示方向の切替を行う。具体的には、現在の表示方向が縦画面表示である場合に、表示累積時間THが下限使用時間Tth=1000h(時間)よりも長く、かつ、横画面比率rが判定閾値Rth=90%よりも高ければ、端末状態にかかわらず、表示方向が横画面表示に切り替えられる。
一方、表示方向制御部106は、持ち方種別ごとの表示累積時間THが下限使用時間Tth=1000h(時間)以下であれば、表示累積時間の割合に基づく表示方向の切替を行わない。具体的には、現在の表示方向が横画面表示である場合と、縦画面表示であっても横画面比率rが判定閾値Rth=90%以下である場合と、表示累積時間THが下限使用時間Tth=1000h(時間)以下である場合とには、表示累積時間の割合に基づく表示方向の切替は行われない。
さらに、表示方向制御部106は、表示方向の自動切替が頻繁に生じるのを防ぐために、表示累積時間の割合に基づいて表示方向の切替を行ったときから、予め定められた切替制限期間が終了するまでの間、姿勢の検出結果に基づく表示方向の切替を行わない。例えば、実行中のアプリケーションプログラムが終了するまでの間と、持ち方種別が変化するまでの間とは、姿勢の検出結果に基づく表示方向の自動切替が制限される。
図6及び図7のステップS101〜S115は、図5の携帯表示端末1における表示方向の制御動作の一例を示したフローチャートである。まず、持ち方判定部107は、接触検出部16の検出結果に基づいて、薄型筐体10の持ち方を判定し、持ち方種別HA〜HDのいずれに該当するのかを特定する(ステップS101,S102)。
表示方向制御部106は、持ち方が持ち方種別HA〜HDのいずれかに該当する場合、姿勢検出部105による姿勢の検出結果を参照する(ステップS103)。次に、表示方向制御部106は、表示累積時間データベース109を参照し、実行中のアプリケーションプログラム及び持ち方種別に対応する表示累積時間TH及び横画面比率rを取得し、下限使用時間Tth及びRthと比較する(ステップS104〜S106)。
このとき、表示方向制御部106は、表示累積時間THが下限使用時間Tth=1000h(時間)よりも長く、かつ、横画面比率rが判定閾値Rth=90%よりも高ければ、横画面表示を表示方向として選択し(ステップS107)、表示累積時間データベース109を更新する(ステップS108)。すなわち、表示方向制御部106は、現在の表示方向が縦画面表示であれば、表示方向を横画面表示に切り替える一方、現在の表示方向が横画面表示であれば、横画面表示を継続する。
一方、表示方向制御部106は、表示累積時間THが下限使用時間Tth=1000h(時間)以下であるか、或いは、横画面比率rが判定閾値Rth=90%以下であれば、姿勢の検出結果に応じて表示方向を選択し(ステップS109,S110)、表示累積時間データベース109を更新する(ステップS111)。すなわち、表示方向制御部106は、端末状態が横置き状態であれば、横画面表示を表示方向として選択する(ステップS107)。また、表示方向制御部106は、端末状態が縦置き状態であれば、縦画面表示を表示方向として選択する(ステップS110)。従って、表示方向制御部106は、現在の表示方向が縦画面表示であれば、縦画面表示を継続する一方、現在の表示方向が横画面表示であれば、表示方向を縦画面表示に切り替える。
ステップS102において、表示方向制御部106は、持ち方が持ち方種別HA〜HDのいずれにも該当しない場合、姿勢検出部105による姿勢の検出結果を参照し(ステップS112)、姿勢の検出結果に応じて表示方向を選択し(ステップS113〜S115)、この処理を終了する。すなわち、表示方向制御部106は、端末状態が横置き状態であれば、横画面表示を表示方向として選択し(ステップS113,S114)、端末状態が縦置き状態であれば、縦画面表示を表示方向として選択する(ステップS113,S115)。
本実施の形態による携帯表示端末1では、薄型筐体10の持ち方を特定し、持ち方に対応する表示累積時間を考慮してコンテンツ情報の表示方向を制御することにより、ユーザの意図に沿ってコンテンツ情報の表示方向を自動的に切り替えることができる。特に、アプリケーションプログラム又はその種別ごとに、どのような持ち方でコンテンツ情報を表示させているのかという持ち方の傾向を表示累積時間という形でモニターし、そのモニター結果を基づいて表示方向の切替を行うので、ユーザごとの持ち方の傾向に最適化された自動切替が可能である。
なお、本実施の形態では、表示累積時間TH及び横画面比率rをそれぞれ下限使用時間Tth及び判定閾値Rthと比較し、その比較結果に基づいて表示方向を横画面表示に切り替える場合の例について説明したが、本発明は、表示方向の切替方法をこれに限定するものではない。例えば、表示累積時間TH及び横画面比率rをそれぞれ下限使用時間Tth及び判定閾値Rthと比較した比較結果に基づいて、表示方向を縦画面表示に切り替えるような構成であっても良い。或いは、表示累積時間TH及び横画面比率rをそれぞれ下限使用時間Tth及び判定閾値Rthと比較した比較結果に基づいて、表示方向を横画面表示及び縦画面表示のいずれかに切り替えるような構成であっても良い。
また、本実施の形態では、加速度センサ15を用いて薄型筐体10の姿勢を検出する場合の例について説明したが、本発明は、姿勢検出の方法をこれに限定するものではない。例えば、地磁気を検知する磁気センサを用いて薄型筐体10の姿勢を検出するようなものも本発明には含まれる。
実施の形態2.
実施の形態1では、薄型筐体10の姿勢を検出して表示方向の自動切替を行う場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、ユーザ操作に基づいて、コンテンツ情報の表示方向を切り替える場合について説明する。例えば、本実施の形態による携帯表示端末1は、図5の携帯表示端末1と比較すれば、加速度センサ15及び姿勢検出部105に代えて、表示方向切替操作部(図示せず)を備える点で異なる。
実施の形態1では、薄型筐体10の姿勢を検出して表示方向の自動切替を行う場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、ユーザ操作に基づいて、コンテンツ情報の表示方向を切り替える場合について説明する。例えば、本実施の形態による携帯表示端末1は、図5の携帯表示端末1と比較すれば、加速度センサ15及び姿勢検出部105に代えて、表示方向切替操作部(図示せず)を備える点で異なる。
表示方向切替操作部は、操作キー13a〜13cに対する押下操作、或いは、表示画面12上のソフトキーに対するタッチ操作に基づいて、表示方向を変更するための操作信号を生成する。表示方向制御部106は、表示方向切替操作部からの操作信号に基づいて、縦画面表示及び横画面表示間でコンテンツ情報の表示方向を切り替えるとともに、持ち方判定部107により判定された持ち方に対応する表示累積時間に基づいて、コンテンツ情報の表示方向を制御する。
図8のステップS201〜S211は、本発明の実施の形態2による携帯表示端末1の表示方向制御動作の一例を示したフローチャートである。まず、表示方向制御部106は、表示方向切替操作部によりユーザ操作が検出されれば、コンテンツ情報の表示方向を切り替える(ステップS201,S202)。
次に、持ち方判定部107は、接触検出部16の検出結果に基づいて、薄型筐体10の持ち方を判定し、持ち方種別HA〜HDのいずれに該当するのかを特定する(ステップS203)。表示方向制御部106は、表示累積時間データベース109を参照し、実行中のアプリケーションプログラム及び持ち方種別に対応する表示累積時間TH及び横画面比率rを取得し、下限使用時間Tth及びRthと比較する(ステップS204〜S206)。
このとき、表示方向制御部106は、表示累積時間THが下限使用時間Tth=1000h(時間)よりも長く、かつ、横画面比率rが判定閾値Rth=90%よりも高ければ、横画面表示を表示方向として選択し(ステップS207)、表示累積時間データベース109を更新してこの処理を終了する(ステップS208)。
一方、表示方向制御部106は、表示累積時間THが下限使用時間Tth=1000h(時間)以下であるか、或いは、横画面比率rが判定閾値Rth=90%以下であれば、現在の表示方向を確認し(ステップS209)、現在の表示方向が横画面表示であれば、横画面表示の表示累積時間を更新してこの処理を終了する(ステップS210,S208)。また、表示方向制御部106は、現在の表示方向が縦画面表示であれば、縦画面表示の表示累積時間を更新してこの処理を終了する(ステップS210,S211)。
本実施の形態によっても、薄型筐体10の持ち方を特定し、持ち方に対応する表示累積時間を考慮してコンテンツ情報の表示方向を制御することにより、ユーザの意図に沿ってコンテンツ情報の表示方向を自動的に切り替えることができる。
なお、実施の形態1及び2では、薄型筐体10の各側面にタッチパッドを設け、タッチパッドの出力に基づいて、薄型筐体10の側面に対する手の接触を検出する場合の例について説明したが、本発明は、接触検出の方法をこれに限定するものではない。例えば、表示画面12を検出面とするタッチパネルの出力を利用して、薄型筐体10の4つの側面に対する手の接触を検出するような構成であっても良い。具体的には、表示画面12の周縁部における静電容量の変化に基づいて接触状態を識別することにより、薄型筐体10の各側面に対する手の接触位置が検出される。
本発明の実施の形態による携帯表示端末1の構成と対応する作用効果とを以下に整理してまとめる。
第1の本発明による携帯表示端末1は、薄型筐体10の前面に設けられた長方形状の表示画面12にコンテンツ情報を表示するコンテンツ表示部104と、薄型筐体10の姿勢を検出する姿勢検出部105と、姿勢の検出結果に基づいて、表示画面12の長手方向を上下方向としてコンテンツ情報を表示する縦画面表示及び表示画面12の長手方向を左右方向としてコンテンツ情報を表示する横画面表示間でコンテンツ情報の表示方向を切り替える表示方向制御部106と、薄型筐体10の4つの側面に対する手の接触を検出する接触検出部16と、接触検出部16の検出結果に基づいて、薄型筐体10の持ち方を判定する持ち方判定部107と、コンテンツ情報の表示時間を薄型筐体10の持ち方及び表示方向ごとに積算し、表示累積時間を求める表示時間積算部108とを備え、表示方向制御部106が、持ち方判定部107により判定された持ち方に対応する表示累積時間に基づいて、コンテンツ情報の表示方向を制御するように構成される。
第1の本発明による携帯表示端末1は、薄型筐体10の前面に設けられた長方形状の表示画面12にコンテンツ情報を表示するコンテンツ表示部104と、薄型筐体10の姿勢を検出する姿勢検出部105と、姿勢の検出結果に基づいて、表示画面12の長手方向を上下方向としてコンテンツ情報を表示する縦画面表示及び表示画面12の長手方向を左右方向としてコンテンツ情報を表示する横画面表示間でコンテンツ情報の表示方向を切り替える表示方向制御部106と、薄型筐体10の4つの側面に対する手の接触を検出する接触検出部16と、接触検出部16の検出結果に基づいて、薄型筐体10の持ち方を判定する持ち方判定部107と、コンテンツ情報の表示時間を薄型筐体10の持ち方及び表示方向ごとに積算し、表示累積時間を求める表示時間積算部108とを備え、表示方向制御部106が、持ち方判定部107により判定された持ち方に対応する表示累積時間に基づいて、コンテンツ情報の表示方向を制御するように構成される。
この様な構成によれば、表示累積時間には、コンテンツ情報の種類や内容に応じたユーザの好みや癖が反映されることから、薄型筐体10の持ち方を特定し、持ち方に対応する表示累積時間を考慮してコンテンツ情報の表示方向を制御することにより、ユーザの意図に沿ってコンテンツ情報の表示方向を自動的に切り替えることができる。
第2の本発明による携帯表示端末1は、上記構成に加え、持ち方判定部107が、薄型筐体10の側面ごとに、手の接触領域が予め定められた基準長Lthよりも長いか否かを判別し、その判別結果に基づいて、持ち方が予め定められた2以上の持ち方種別のいずれに該当するのかを判定するように構成される。この様な構成によれば、持ち方種別を容易に判定することができる。
第3の本発明による携帯表示端末1は、上記構成に加え、表示方向制御部106が、持ち方種別ごとの表示累積時間THに対する横画面表示の表示累積時間Tdの割合を予め定められた判定閾値Rthと比較し、その比較結果に基づいて、表示方向の切替を行うように構成される。この様な構成によれば、持ち方種別ごとの表示累積時間THに対する横画面表示の表示累積時間Tdの割合に応じて、表示方向の切替を行うか否かを決定することができる。
第4の本発明による携帯表示端末1は、上記構成に加え、表示方向制御部106が、持ち方種別ごとの表示累積時間THが予め定められた下限使用時間Tthを上回っている場合に、表示累積時間の割合に基づいて表示方向の切替を行い、持ち方種別ごとの表示累積時間THが下限使用時間Tth以下であれば、表示累積時間の割合に基づく表示方向の切替を行わないように構成される。この様な構成によれば、表示累積時間に基づく表示方向の自動切替に対する信頼性を向上させることができる。
第5の本発明による携帯表示端末1は、上記構成に加え、表示方向制御部106が、表示累積時間の割合に基づいて表示方向の切替を行ったときから予め定められた切替制限期間が終了するまでの間、姿勢の検出結果に基づく表示方向の切替を行わないように構成される。この様な構成によれば、表示方向の自動切替が頻繁に生じるのを抑制することができる。
1 携帯表示端末
10 薄型筐体
12 表示画面
15 加速度センサ
16 接触検出部
101 コンテンツ情報記憶部
102 表示画像生成部
103 表示画像記憶部
104 コンテンツ表示部
105 姿勢検出部
106 表示方向制御部
107 持ち方判定部
108 表示時間積算部
109 表示累積時間データベース
2 水平面
AL,AS 手の接触領域
10 薄型筐体
12 表示画面
15 加速度センサ
16 接触検出部
101 コンテンツ情報記憶部
102 表示画像生成部
103 表示画像記憶部
104 コンテンツ表示部
105 姿勢検出部
106 表示方向制御部
107 持ち方判定部
108 表示時間積算部
109 表示累積時間データベース
2 水平面
AL,AS 手の接触領域
Claims (5)
- 筐体の前面に設けられた長方形状の表示画面にコンテンツ情報を表示するコンテンツ表示手段と、
上記筐体の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
上記姿勢の検出結果に基づいて、上記表示画面の長手方向を上下方向としてコンテンツ情報を表示する縦画面表示及び上記表示画面の長手方向を左右方向としてコンテンツ情報を表示する横画面表示間で上記コンテンツ情報の表示方向を切り替える表示方向制御手段と、
上記筐体の4つの側面に対する手の接触を検出する接触検出手段と、
上記接触検出手段の検出結果に基づいて、上記筐体の持ち方を判定する持ち方判定手段と、
上記コンテンツ情報の表示時間を上記筐体の持ち方及び上記表示方向ごとに積算し、表示累積時間を求める表示時間積算手段とを備え、
上記表示方向制御手段は、上記持ち方判定手段により判定された持ち方に対応する上記表示累積時間に基づいて、上記コンテンツ情報の表示方向を制御することを特徴とする携帯表示端末。 - 上記持ち方判定手段は、上記筐体の側面ごとに、手の接触領域が予め定められた基準長よりも長いか否かを判別し、その判別結果に基づいて、持ち方が予め定められた2以上の持ち方種別のいずれに該当するのかを判定することを特徴とする請求項1に記載の携帯表示端末。
- 上記表示方向制御手段は、上記持ち方種別ごとの表示累積時間に対する上記横画面表示の表示累積時間の割合を予め定められた判定閾値と比較し、その比較結果に基づいて、上記表示方向の切替を行うことを特徴とする請求項2に記載の携帯表示端末。
- 上記表示方向制御手段は、上記持ち方種別ごとの表示累積時間が予め定められた下限使用時間を上回っている場合に、上記表示累積時間の割合に基づいて上記表示方向の切替を行い、上記持ち方種別ごとの表示累積時間が上記下限使用時間以下であれば、上記表示累積時間の割合に基づく上記表示方向の切替を行わないことを特徴とする請求項3に記載の携帯表示端末。
- 上記表示方向制御手段は、上記表示累積時間の割合に基づいて上記表示方向の切替を行ったときから予め定められた切替制限期間が終了するまでの間、上記姿勢の検出結果に基づく上記表示方向の切替を行わないことを特徴とする請求項4に記載の携帯表示端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014189300A JP2016063366A (ja) | 2014-09-17 | 2014-09-17 | 携帯表示端末 |
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JP2014189300A JP2016063366A (ja) | 2014-09-17 | 2014-09-17 | 携帯表示端末 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2014189300A Pending JP2016063366A (ja) | 2014-09-17 | 2014-09-17 | 携帯表示端末 |
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JP (1) | JP2016063366A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106371758A (zh) * | 2016-09-22 | 2017-02-01 | 维沃移动通信有限公司 | 一种移动终端握持方式的检测方法及移动终端 |
WO2019058943A1 (ja) * | 2017-09-19 | 2019-03-28 | Lupine Software合同会社 | プログラム |
-
2014
- 2014-09-17 JP JP2014189300A patent/JP2016063366A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106371758B (zh) * | 2016-09-22 | 2019-08-20 | 维沃移动通信有限公司 | 一种移动终端握持方式的检测方法及移动终端 |
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