JP2016061977A - 表示装置及び携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示装置及び携帯端末装置を提供すること。【解決手段】 ディスプレイパネルと、前記ディスプレイパネルが設けられた筐体とを有し、前記ディスプレイパネルは、少なくとも一端部を曲げて曲面部が形成され、当該曲面部の少なくとも一部と前記筐体とが密着して成る表示装置である。【選択図】図1A
Description
本発明の実施形態は、柔軟性を有する表示装置及び当該表示装置を用いた携帯端末装置に関する。
近年、携帯端末装置は、様々なサイズ・形態のものがあり、ユーザによって様々なシーンで使用されている。このような携帯端末装置に対しては、ユーザからより軽く、かつ薄い形状、すなわち薄型軽量にする要求の声が多く挙がっている。携帯端末装置を薄型軽量にするためには、フレキシブルディスプレイを用いることの期待が高く、このディスプレイを用いることは、耐衝撃性の観点からも期待が高い。
フレキシブルディスプレイを用いて薄型軽量の携帯端末装置を作製すると、フレキシブルディスプレイが低剛性なため、端末の重量や厚さを増やさずに当該携帯端末装置の筐体の剛性が保つのが困難となり、外力を受けたときに筐体の変形が大きくなる。このため、フレキシブルディスプレイと筐体とを接着している部分に大きな変形が加わり、フレキシブルディスプレイが筐体から剥がれ易くなってしまう。
従って、フレキシブルディスプレイを用いて薄型軽量化を図った低剛性の携帯端末装置では、フレキシブルディスプレイを筐体に対して確実に保持することが要求されている。
従って、フレキシブルディスプレイを用いて薄型軽量化を図った低剛性の携帯端末装置では、フレキシブルディスプレイを筐体に対して確実に保持することが要求されている。
実施形態によれば、ディスプレイパネルと、前記ディスプレイパネルが設けられた筐体とを有し、前記ディスプレイパネルは、少なくとも一端部を曲げて曲面部が形成され、当該曲面部の少なくとも一部と前記筐体とが密着して成る表示装置である。
[第1の実施の形態]
以下、第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1A乃至図1Cは携帯端末装置に用いる表示装置1の構成図を示す。又、図1Dは携帯端末装置の外観図を示す。なお、同図に示す本装置1は、模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものと異なる。又、本第1の実施の形態以降の各実施の形態の各図面相互間において互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる。
以下、第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1A乃至図1Cは携帯端末装置に用いる表示装置1の構成図を示す。又、図1Dは携帯端末装置の外観図を示す。なお、同図に示す本装置1は、模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものと異なる。又、本第1の実施の形態以降の各実施の形態の各図面相互間において互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる。
本装置1には、筐体2を形成するベース部材3とフレーム4とが備えられている。ベース部材3の上面には、実装基板等の基板5と、この基板5及びディスプレイパネル6等に電力を供給する電池7とが設けられている。基板5には、ディスプレイパネル6の表示駆動や、各種信号処理及び制御処理を行うためのコントローラが実装されている。ベース部材3上には、フレーム4が設けられている。
このフレーム4は、四辺形等の枠体として形成されている。このフレーム4は、例えば樹脂により形成されている。又、フレーム4には、ディスプレイパネル6が設けられている。
このディスプレイパネル6は、例えば柔軟性を持つフレキシブルディスプレイが用いられる。以下、ディスプレイパネル6は、フレキシブルディスプレイ6として説明する。このフレキシブルディスプレイ6は、例えば有機ELディスプレイ又は電子泳動方式を用いた反射型ディスプレイが用いられる。このフレキシブルディスプレイ6は、液晶ディスプレイ等でも実現可能である。
このフレキシブルディスプレイ6は、表示面上にタッチパネル基板を重ねて設けたり、又は貼り合せたりした構造でもタッチパネル機能を内蔵化したいわゆるインセルパネルでもよい。又、このフレキシブルディスプレイ6は、タッチパネル基板を重ねて設けたり、ディスプレイの最表面をハードコートしたり、又は保護フィルム12を積層することにより表面を保護してもよい。このフレキシブルディスプレイ6は、必要により円偏光板等を用いた反射防止層を挿入してもよい。
このフレキシブルディスプレイ6は、表示面上にタッチパネル基板を重ねて設けたり、又は貼り合せたりした構造でもタッチパネル機能を内蔵化したいわゆるインセルパネルでもよい。又、このフレキシブルディスプレイ6は、タッチパネル基板を重ねて設けたり、ディスプレイの最表面をハードコートしたり、又は保護フィルム12を積層することにより表面を保護してもよい。このフレキシブルディスプレイ6は、必要により円偏光板等を用いた反射防止層を挿入してもよい。
フレキシブルディスプレイ6の対向する両端部には、それぞれ当該フレキシブルディスプレイ6を湾曲して形成した各曲面部8a、8bが形成されている。フレキシブルディスプレイ6において画像を表示する面を表示面6aとし、その反対側の面を表示裏面6bとすると、各曲面部8a、8bは、それぞれ表示裏面6bが内側になるように湾曲される。なお、上記フレキシブルディスプレイ6では、一辺部に曲面部8aが形成され、この一辺部に対向する他辺部に曲面部8bが形成されている。なお、これら曲面部8a、8bは、いずれか一方の曲面部8a又は8bがフレキシブルディスプレイ6の一端部に設けられるものであってもよい。
このフレキシブルディスプレイ6は、各曲面部8a、8bにおいてフレーム4に対して接着剤9により接着される。例えば、フレーム4の内側には凹形状の湾曲部4a、4bが形成されているので、これら湾曲部4a、4bの凹形状内にフレキシブルディスプレイ6の各曲面部8a、8bの凸形状が嵌め込められて接着剤9により接着される。この場合、フレキシブルディスプレイ6は、各曲面部8a、8bにおいてフレーム4に対して接着剤9を介して密着している。
なお、フレーム4の湾曲部4a、4bの凹形状の面と、フレキシブルディスプレイ6の各曲面部8a、8bの凸形状の面との間に隙間を形成し、この隙間内に接着剤9を塗り付けるようにしてもよい。又、上記各湾曲部4a、4bの凹形状の面と各曲面部8a、8bの凸形状の面との間は、それぞれ隙間を形成せず、接着剤9を塗り、密着させて接着するようにしてもよい。なお、これら湾曲部4a、4bの凹形状の面と曲面部8a、8bの凸形状の面との間は、全面を接着剤9により接着するのに限らず、その一部分に接着剤9を塗布して接着してもよい。
このようにフレキシブルディスプレイ6の両端部に各曲面部8a、8bを形成し、これら曲面部8a、8bにおいてフレーム4に対して接着剤9により接着するので、フレキシブルディスプレイ6に各曲面部8a、8bは、フレーム4により覆い隠される。
図1Bのように表面に保護フィルム12を形成してもよい。保護フィルム12は、フレーム4の領域も含めて貼り付けることで、表面の段差をなくしデザインの優れた端末を実現できる。また保護フィルム12とディスプレイパネル6とでフレーム4の一部を挟み込む構造になるため、曲げた時等にフレキシブルディスプレイ6とフレーム4とが剥れにくい。保護フィルム12は、円偏光板等の反射防止機能などの光学機能を持ってもよいし、タッチパネル機能を持ってもよい。
図1Bのように表面に保護フィルム12を形成してもよい。保護フィルム12は、フレーム4の領域も含めて貼り付けることで、表面の段差をなくしデザインの優れた端末を実現できる。また保護フィルム12とディスプレイパネル6とでフレーム4の一部を挟み込む構造になるため、曲げた時等にフレキシブルディスプレイ6とフレーム4とが剥れにくい。保護フィルム12は、円偏光板等の反射防止機能などの光学機能を持ってもよいし、タッチパネル機能を持ってもよい。
図1Cのように保護フィルム12によってフレーム4の一部側面を覆う構造にすることで、フレキシブルディスプレイ6の剥れを抑制する効果がさらに増加する。
フレキシブルディスプレイ6においてフレーム4により覆い隠されていない領域を第1の領域E1とし、フレーム4により覆い隠された領域を第2の領域E2とする。このうち第1の領域E1は、フレーム4により覆い隠されず、当該第1の領域E1に表示される画像を見ることが可能であるので、画像の表示領域E1とする。第2の領域E2は、フレーム4により覆い隠されるので、樹脂4と接着剤9とが透明材料でない場合、当該第2の領域E2に表示される画像を見ることが不可能であり、予め画像の表示を行わない非表示領域E2とする。
このようにフレキシブルディスプレイ6上の画像の表示領域E1における画像の表示と、非表示領域E2における画像の非表示とは、基板5上に形成されるコントローラにより表示制御される。
なお、フレキシブルディスプレイ6には、上記コントローラにより表示制御される画像の表示領域E1と非表示領域E2との他に、当該フレキシブルディスプレイ6自体の表示領域と非表示領域とがある。例えば、フレキシブルディスプレイ6の周辺部には、当該フレキシブルディスプレイ6を駆動するための実装回路等が設けられている部分があり、当該部分では非表示領域となる。これらフレキシブルディスプレイ6自体の表示領域と非表示領域とは、上記表示領域E1及び非表示領域E2と一致してもよいし、一致しなくてもよい。なお、フレキシブルディスプレイ6自体の表示領域がフレーム4により覆い隠されることも在り得る。この場合には、基板5に実装されるコントローラによってフレキシブルディスプレイ6における表示領域をコントロールし、フレーム4により覆い隠されていないフレキシブルディスプレイ6の表示領域において画像を表示するようにすればよい。
樹脂4と接着剤9に透明材料を用いることで筐体2の側面の少なくとも一部に表示を行うことも可能となる。
樹脂4と接着剤9に透明材料を用いることで筐体2の側面の少なくとも一部に表示を行うことも可能となる。
このように上記第1の実施の形態によれば、フレキシブルディスプレイ6の対向する両端部にそれぞれ当該フレキシブルディスプレイ6を湾曲した各曲面部8a、8bを形成し、これら各曲面部8a、8bをフレーム4に対して接着剤9により接着したので、フレーム4を大きく増やすことなくフレキシブルディスプレイ6と筐体2との接着面積を広くすることができ、フレキシブルディスプレイ6と筐体2との間を強固に保持することができる。これにより、筐体2に外力を受けたときに当該筐体2に変形が生じ、フレキシブルディスプレイ6と筐体2とを接着している領域に大きな変形が加わっても、フレキシブルディスプレイ6が筐体2から剥がれることが発生しにくくなる。この結果、フレキシブルディスプレイ6を用いて薄型軽量化を図った低剛性の携帯端末において、フレキシブルディスプレイ6を筐体2に対して強固に保持することができる。
フレキシブルディスプレイ6の各曲面部8a、8bをフレーム4に対して接着するときに、フレキシブルディスプレイ6の本来の表示領域がフレーム4により覆い隠されることも在り得るが、この場合には、基板5に実装されるコントローラによってフレキシブルディスプレイ6における表示領域をコントロールすればよいので、フレキシブルディスプレイ6の各曲面部8a、8bを形成するための長さを任意に決定できる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図2は携帯端末装置に用いる表示装置1の構成図を示す。本装置1では、フレキシブルディスプレイ6における各曲面部8a、8bの長さが長く設定されている。これにより、フレキシブルディスプレイ6は、フレーム2との間の接着に加え、ベース部材3とも接着を行うものとなり、上記第1の実施の形態の接着面積よりも広い接着面積を形成している。
次に、第2の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図2は携帯端末装置に用いる表示装置1の構成図を示す。本装置1では、フレキシブルディスプレイ6における各曲面部8a、8bの長さが長く設定されている。これにより、フレキシブルディスプレイ6は、フレーム2との間の接着に加え、ベース部材3とも接着を行うものとなり、上記第1の実施の形態の接着面積よりも広い接着面積を形成している。
すなわち、フレキシブルディスプレイ6の両端部における各曲面部8a、8bでは、フレキシブルディスプレイ6の湾曲により当該フレキシブルディスプレイ6の表示面6aとフレーム2との接着を行い、これに加えてフレキシブルディスプレイ6の表示面6aとベース部材3との間が接着剤9により接着される。
これにより、本第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態と比較して、フレキシブルディスプレイ6の表示面6aとベース部材3との接着を行う部分、すなわちフレキシブルディスプレイ6におけるベース部材3と対向する対面部分Hに対応する面積分だけ接着面積が広くなる。
なお、本装置1では、フレキシブルディスプレイ6における両端部の各曲面部8a、8bの長さを長く設定しているが、これに限らず、フレキシブルディスプレイ6の各曲面部8a、8bの少なくとも一端部の曲面部8a又は8bの長さを長く設定するようにしてもよい。
このように第2の実施の形態によれば、フレキシブルディスプレイ6の接着面積を広くすることにより、上記第1の実施の形態の効果に加えて、フレキシブルディスプレイ6と筐体2との間をより強固に保持することができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図3は携帯端末装置に用いる表示装置1の構成図を示す。本装置1では、フレキシブルディスプレイ6の各曲面部8a、8bの内側には、それぞれ本装置1に対する曲げ防止部材としての芯材10a、10bが設けられている。これら芯材10a、10bは、本装置1のフレーム4と比べて高剛性であることが望ましく、例えばヤング率がフレーム4のヤング率よりも100倍以上の樹脂等の材料を用いることで、大きな抑制効果を発揮する。なお、芯材10a、10bは、両曲面部8a、8bの内側に設けられているが、いずれか一方の曲面部8a又は8bに設けてもよい。
次に、第3の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図3は携帯端末装置に用いる表示装置1の構成図を示す。本装置1では、フレキシブルディスプレイ6の各曲面部8a、8bの内側には、それぞれ本装置1に対する曲げ防止部材としての芯材10a、10bが設けられている。これら芯材10a、10bは、本装置1のフレーム4と比べて高剛性であることが望ましく、例えばヤング率がフレーム4のヤング率よりも100倍以上の樹脂等の材料を用いることで、大きな抑制効果を発揮する。なお、芯材10a、10bは、両曲面部8a、8bの内側に設けられているが、いずれか一方の曲面部8a又は8bに設けてもよい。
芯材10aと曲面部8a、あるいは芯材10bと曲面部8bとは、接着剤9で固定されてもいいが、芯材10aからフレキシブルディスプレイ6の曲面部8a、8b方向へ押し付けて固定する方式で、芯材10aとフレキシブルディスプレイ6の曲面部8a、8bがずれる構造にすると、筐体2のフレキシブルディスプレイ6を損なわず曲げに強い構造となる。
このように第3の実施の形態によれば、フレキシブルディスプレイ6の各曲面部8a、8bの内側に芯材10a、10bを設けたので、上記第1の実施の形態の効果に加えて、各曲面部8a、8bに対して平行な方向の曲げを抑制することなく、垂直方向の曲げを抑制することができる。2種類以上の曲げがフレキシブルディスプレイ6上で発生すると曲げが交差する付近の一部に非常に小さな曲率半径で曲がる領域が発生することがある。これは表示の不良をもたらす可能性がある。上述のように芯材10aを用いることで曲げの方向が制御できれば、このような不良を減らすことができる。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図4は携帯端末装置に用いる表示装置1の構成図を示す。本装置1では、フレーム4は、フレキシブルディスプレイ6の各曲面部8a、8bを保持する対向する各辺において、内側に向けた状態で、フレキシブルディスプレイ6を保持する。これにより、フレーム4には、当該フレーム4の内側に向けた力に対抗する力、すなわちフレキシブルディスプレイ6からの外側に向かう方向の力F1、F2が働く。これら力F1、F2によりフレキシブルディスプレイ6には、当該フレキシブルディスプレイ6において対向する各辺から互いに引っ張る力が加わる。これにより、フレキシブルディスプレイ6における凹凸形状の形成が抑制される。
次に、第4の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図4は携帯端末装置に用いる表示装置1の構成図を示す。本装置1では、フレーム4は、フレキシブルディスプレイ6の各曲面部8a、8bを保持する対向する各辺において、内側に向けた状態で、フレキシブルディスプレイ6を保持する。これにより、フレーム4には、当該フレーム4の内側に向けた力に対抗する力、すなわちフレキシブルディスプレイ6からの外側に向かう方向の力F1、F2が働く。これら力F1、F2によりフレキシブルディスプレイ6には、当該フレキシブルディスプレイ6において対向する各辺から互いに引っ張る力が加わる。これにより、フレキシブルディスプレイ6における凹凸形状の形成が抑制される。
フレーム4の各辺には、内側に向けた状態から互いに反対方向の外側に向かう方向の力F1、F2が働く。これら力F1、F2によりフレキシブルディスプレイ6には、当該フレキシブルディスプレイ6において対向する各辺部から各力F1、F2と同一方向の互いに引っ張る力が加わる。これにより、フレキシブルディスプレイ6の表面には張力が加わり、フレキシブルディスプレイ6の表面上における凹凸形状の形成が抑制される。
[第5の実施の形態]
次に、第5の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図5は携帯端末装置に用いる表示装置1の構成図を示す。本装置1では、フレキシブルディスプレイ6の曲面部8bと実装基板等の基板5とが電気的又は機械的のうちいずれか一方又は両方により接続されている。なお、フレキシブルディスプレイ6の曲面部8aと基板5とを電気的又は機械的のうちいずれか一方又は両方により接続してもよい。
次に、第5の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図5は携帯端末装置に用いる表示装置1の構成図を示す。本装置1では、フレキシブルディスプレイ6の曲面部8bと実装基板等の基板5とが電気的又は機械的のうちいずれか一方又は両方により接続されている。なお、フレキシブルディスプレイ6の曲面部8aと基板5とを電気的又は機械的のうちいずれか一方又は両方により接続してもよい。
フレキシブルディスプレイ6の曲面部8bは、当該フレキシブルディスプレイ6の周辺部に設けられるものであり、この周辺部には、当該フレキシブルディスプレイ6を駆動するための実装回路等が形成されている。従って、フレキシブルディスプレイ6に各曲面部8a、8bを形成することにより、これら曲面部8a、8bと基板5との間隔が狭くなり、かつ各曲面部8a、8bと基板5とがベース部材3上に実装されたのと同等となる。これにより、各曲面部8a、8bと基板5との間での電気的又は機械的な接続が容易になる。
従って、フレキシブルディスプレイ6と基板5とは、中間基板等を用いずに直接接続が可能となり、本装置1を製造する場合での工程を少なくできると共に、部材費等の経費の削減も可能である。
このようにフレキシブルディスプレイ6における信号入力部を各曲面部8a、8bを通して引き出すことで、当該フレキシブルディスプレイ6の表示面6aと基板5とを異方性導電樹脂等を介して接続することが可能となる。
従って、フレキシブルディスプレイ6と基板5とは、中間基板等を用いずに直接接続が可能となり、本装置1を製造する場合での工程を少なくできると共に、部材費等の経費の削減も可能である。
このようにフレキシブルディスプレイ6における信号入力部を各曲面部8a、8bを通して引き出すことで、当該フレキシブルディスプレイ6の表示面6aと基板5とを異方性導電樹脂等を介して接続することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1:表示装置、2:筐体、3:ベース部材、4:フレーム、5:基板、6:ディスプレイパネル、7:電池、8a,8b:曲面部、6a:ディスプレイパネルの表示面、6b:ディスプレイパネルの表示裏面、9:接着剤、10a,10b:芯材、12:保護フィルム。
Claims (12)
- ディスプレイパネルと、
前記ディスプレイパネルが設けられた筐体と、
を有し、
前記ディスプレイパネルは、少なくとも一端部を曲げて曲面部が形成され、当該曲面部の少なくとも一部と前記筐体とが密着している、
ことを特徴とする表示装置。 - 前記密着は、接着部材により形成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記ディスプレイパネルの両端部にそれぞれ前記曲面部が形成され、
これら曲面部の少なくとも一部がそれぞれ前記筐体と接着される、
ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 前記ディスプレイパネルは、前記曲面部の形成により第1の領域と第2の領域とが形成され、
前記第1の領域において表示が行われ、
前記第2の領域において前記曲面部の少なくとも一部が前記筐体に接着される、
ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 前記筐体は、前記ディスプレイパネルを保持する枠体を含み、
前記ディスプレイパネルの前記曲面部は、少なくとも前記枠体に対して接着される、
ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 前記ディスプレイパネルの前記曲面部を長く設定することにより当該曲面部の前記筐体に対する接着面積を広く形成することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
- 前記筐体は、前記ディスプレイパネルを保持する枠体と、前記ディスプレイパネルに対向配置されるベース部材とを含み、
前記ディスプレイパネルの前記曲面部は、前記枠体と前記ベース部材とに対して接着される、
ことを特徴とする請求項6記載の表示装置。 - 前記ディスプレイパネルに形成される前記曲面部の内側には、本装置に対する曲げ防止部材が設けられることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
- 前記密着は、前記筐体と前記曲げ防止部材とにより挟持されることにより形成されることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
- 前記ディスプレイパネルの対向する両端部にそれぞれ前記曲面部が形成され、
前記筐体は、前記各曲面部を介して前記ディスプレイパネルを両端部方向に力を加えて保持する、
ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 前記筐体内に配置された実装基板を含み、
前記ディスプレイパネルの前記曲面部は、電気的又は機械的のうちいずれか一方又は両方により前記実装基板に接続される、
ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 請求項1乃至11のうちいずれか1項記載の表示装置を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
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Publication Number | Publication Date |
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-
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CN115338216B (zh) * | 2022-06-14 | 2023-09-01 | 武汉芯致半导体有限公司 | 一种显示面板的清洗设备及清洗方法 |
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