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JP2015506202A - ロール検出および6自由度センサ・アセンブリ - Google Patents

ロール検出および6自由度センサ・アセンブリ Download PDF

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Abstract

ロール検出センサ・アセンブリは、軸に沿って延びるとともにこの軸の周りに配置されたコイルを含む。コイルは、1つまたは複数の部分を備え、各部分は、巻き角を規定している。これらの部分の少なくとも1つは、軸に垂直な直線を基準として実質的に非ゼロの巻き角を規定することにより、適用された磁界内のコイルの投影面積は、コイルが軸の周りを回転するにつれて変化する。その結果、コイルは、軸の周りのセンサのロールを示す磁界に応じた信号を発するように、構成されている。一実施形態では、複数の部分の少なくとも1つが、少なくとも2度の巻き角を規定し、一実施形態では、複数の部分の少なくとも1つが、約45度の巻き角を規定している。

Description

本開示は、概して医療デバイス用の電磁位置決めセンサに関し、より詳細には、ロールを検知する電磁位置決めセンサに関する。
デバイス・ナビゲーション用の電磁コイル位置センサを含むガイドワイヤ、カテーテル、導入器などの医療デバイスが、人体内の様々な医療処置において使用されている。たとえば、位置決めセンサが、6自由度(DOF)、すなわち、3次元(3D)の位置(X,Y,Z)およびその3Dの向き(たとえば、ロール、ピッチ、ヨー)を検出するのに充分な複数のコイルを、カテーテルに備えることが知られている。しかしながら、このような機能を提供可能なコイル・アセンブリの設計により、問題、特に空間的制約についての問題が提起される。
ある公知の電磁位置センサは、管状コア上に対称に巻かれたコイルを含む。このようなセンサについては、「System for Determining the Position and Orientation of a Catheter」という名称でSobeに対して発行された、米国特許第7,197,354号を参照して理解することができ、この米国特許は、全体が参照により本明細書中に組み込まれている。Sobeは、中空かつ中心軸について対称であり、特定の用途のために長さ、内径および外径が変更可能なコアを開示している。コイルは、コア上に、所望の巻線パターンで巻き付けられている。コア同様、コイルも、中心軸について対称である。センサは、位置の3自由度(X,YおよびZ)、ならびにピッチおよびヨーを検出可能であるが、コイルは、ロール(すなわち、コアの軸についての回転位置)を検知することができない。したがって、単一の対称センサ・コイルを組み込んだ医療デバイスは、5DOF、すなわち、3つの位置パラメータに加えて2つの向きパラメータのみを検知する。DOFの制約にもかかわらず、上記構成にも望ましい側面がある。たとえば、その構成により、最小限の空間を使用して開口中央ルーメンが収まる。
医療デバイスのロールを検知する公知の解決策は、概して、各々が上述のような単一の対称コイルを具備した複数のセンサを用いることを伴う。たとえば、いずれも全体が参照により本明細書中に組み込まれた「Catheter With Obliquely−Oriented Coils」という名称の米国特許出願第2010/0324412号および「Intrabody Navigation System for Medical Applications」という名称の米国特許第6,593,884号の両方には、別個のセンサを医療デバイスにおける異なる位置に、各コイルが異なる角度の向きをとるように配置することが、教示されている。このような構成は、単一コア上の単一センサよりも高価であり、医療デバイス内に、より広い空間を必要とする。
このため、上述の問題の1つまたは複数を最小化または解消する電磁位置センサが必要とされている。
ここで、様々な実施形態が、別途追加のセンサを用いることでコストを上昇させることなく、医療デバイスの中央ルーメンの障害にならずに、不必要に医療デバイスを拡大することなくロールを検知する医療デバイス用の位置決めセンサ・アセンブリを提供している。このため、少なくとも1つの実施形態では、このようなセンサ・アセンブリは、軸に沿って延びるとともにこの軸の周りに配置されたコイルを含み得る。コイルは、1つまたは複数の部分を備え、各部分は、巻き角を規定している。これらの部分の少なくとも1つは、軸に垂直な直線を基準として実質的に非ゼロの巻き角を規定することにより、適用された磁界内のコイルの投影面積は、コイルが軸の周りを回転するにつれて変化する。
別の実施形態では、センサ・アセンブリは、軸に沿って延び、外面を有するコアと、実質的に上述のようなコイルとを含み得る。コイルは、コアの外面に配置された第1の部分と、この前記第1の部分と電気的に接続した第2の部分とを含む。第1の部分は第1の巻き角を規定し、第2の部分は、この第1の巻き角とは異なる第2の巻き角を規定する。第1の巻き角および第2の巻き角のうちの少なくとも1つは、軸に垂直な平面を基準として実質的に非ゼロである。その結果、コイルは、軸の周りのコイルの少なくともロールを示す適用された磁界に応じた信号を発するように、構成されている。
別の実施形態では、センサ・アセンブリは、軸に沿って延びるとともに軸の周りに配置されたコイルを備えている。コイルは、1つまたは複数の部分を備え、各部分が巻き角を規定する。1つまたは複数の部分のうちの少なくとも1つが、軸に垂直な直線を基準として少なくとも約2度の巻き角を規定することにより、適用された磁界内のコイルの投影面積は、コイルが軸の周りを回転するにつれて変化する。
位置検知医療デバイスの実施形態を組み込んだシステムの概略ブロック図である。
医療位置決めシステムの座標系におけるロール検知電磁位置センサの実施形態の図である。
人間の心臓近傍に配置されたロール検知医療デバイスの実施形態の図である。 人間の心臓近傍に配置されたロール検知医療デバイスの実施形態の図である。
当技術分野で公知の電磁位置センサの等角図である。
ロール検知電磁位置センサの実施形態の等角図である。
図6Aの位置センサの横断面図である。
図6Aのセンサ内のループに用いられる様々な形状の図である。 図6Aのセンサ内のループに用いられる様々な形状の図である。 図6Aのセンサ内のループに用いられる様々な形状の図である。 図6Aのセンサ内のループに用いられる様々な形状の図である。 図6Aのセンサ内のループに用いられる様々な形状の図である。 図6Aのセンサ内のループに用いられる様々な形状の図である。 図6Aのセンサ内のループに用いられる様々な形状の図である。 図6Aのセンサ内のループに用いられる様々な形状の図である。
ロール検知電磁位置センサの別の実施形態の等角図である。
ロール検知電磁位置センサの別の実施形態の等角図である。
ロール検知電磁位置センサの別の実施形態の等角図である。
ロール検知電磁位置センサを具備した医療デバイスの実施形態の断面図である。
ロール検知電磁位置センサを具備した医療デバイスの別の実施形態の側面図である。
図10と同様の医療デバイスの断面図である。
図1にブロック状に示された医療用位置決めシステム(MPS)の例示的な実施形態の概略ブロック図である。
以下で図面を参照すると、種々の図面において同様の参照番号を使用して同一または同様の構成要素を特定する。図1は、電磁位置センサを組み込んだガイドワイヤまたはカテーテル等の医療デバイスを使用することができるシステム10の図である。
本発明によるいくつかの電磁位置決めセンサの実施形態および医療デバイスの実施形態の詳細な説明に進む前に、まず、そのようなデバイスおよびセンサを使用され得る例示的な環境について記載する。図1を続けて参照すると、図示したシステム10は、様々な入出力機構14を有する主電子制御ユニット12(たとえば、プロセッサ)、ディスプレイ16、オプションとしての画像データベース18、心電図(ECG)モニタ20、医療用位置決めシステム(MPS)22等の位置特定システム、MPS対応の細長医療デバイス24、患者参照センサ26、およびロール検知MPS位置センサ28を備える。
入出力機構14は、たとえば、キーボード、マウス、タブレット、フットペダル、スイッチ等のうちの1つまたは複数を含むコンピュータベースの制御ユニットとインターフェース接続する従来の装置を備えることができる。ディスプレイ16も、コンピュータモニタ等の従来の装置を備えることができる。
本明細書に記載の様々な実施形態は、対象領域のリアルタイムおよび/または事前取得画像を使用するナビゲーション適用において使用することができる。したがって、システム10は、場合によって、患者の身体に関する画像情報を記憶するための画像データベース18を備えることができる。画像情報は、たとえば、医療デバイス24の目標部位を囲む対象領域、および/または医療デバイス24が横切ると考えられるナビゲーション経路に沿った複数の対象領域を含むことができる。画像データベース18のデータは、公知の画像タイプを含むことができ、これらの画像タイプには、(1)過去のそれぞれ個々の時間に取得された1つまたは複数の2次元静止画像、(2)画像取得デバイスからリアルタイムで取得された複数の関連する2次元画像(たとえば、X線イメージング装置からのX線透視画像)(ここで、画像データベースは、バッファ(ライブX線透視)として機能する)、および/または(3)シネループを定義する一連の関連する2次元画像(ここで、一連の画像の各画像は、ECGモニタ20から得られた取得リアルタイムECG信号に従って一連の画像の再生を可能にするのに適切な、各画像に関連した少なくとも1つのECGタイミング・パラメータを有する)が含まれる。前述した実施形態は例にすぎず、決して限定的なものではないことを理解すべきである。たとえば、画像データベースは、3次元画像データを同様に含んでいてもよい。画像を、現在公知の、または今後開発される任意の画像診断法、たとえばX線、超音波、コンピュータ断層撮影、核磁気共鳴等によって取得してもよいことをさらに理解すべきである。
ECGモニタ20は、複数のECG電極(図示せず)を使用することによって心臓器官の電気タイミング信号を連続的に検出するように構成されており、それらの電極は、患者の身体の外側に外部から取り付けられてもよい。タイミング信号は、概して、とりわけ心臓周期の特定の位相に対応する。概して、1つまたは複数のECG信号は、データベース18に記憶された、以前に撮影された一連の画像(シネループ)のECG同期再生のための制御ユニット12によって使用されてもよい。ECGモニタ20およびECG電極は、従来の構成要素を備えていてもよい。
MPS22は、位置特定システムとして機能するように、そのために、1個または複数個のMPS位置特定センサ28について位置決め(位置特定)データを判別し、それぞれの位置特定読取りを出力するように、構成されている。各位置特定読取りは、参照座標系を基準とする位置および向き(P&O)の少なくとも一方または両方を含み、参照座標系は、MPS22座標系であってもよい。ある種のセンサでは、P&Oは、磁界発生器(複数可)または送信機(複数可)を基準とした磁界中のセンサの3次元(3D)の位置(すなわち、X、YおよびZの3軸の座標)ならびに2次元(2D)の向き(たとえば、方位角(azimuth)および仰角(elevation))としての5自由度(5DOF)で表現され得る。他種のセンサでは、P&Oは、3Dの位置(すなわち、X,Y,Z座標)ならびに3Dの向き(すなわち、ロール、ピッチおよびヨー)としての6自由度(6DOF)で表現され得る。MPS22の例示的な実施形態については、以下、図12を参照してさらに詳細に説明する。
MPS22は、磁界センサ28から受け取った信号を取り込んで処理することにより、参照座標系におけるそれぞれの位置(すなわち、P&O)を特定するものであり、この際、センサは、制御された低強度交流(AC)磁界(すなわち、電磁界)に配置されている。なお、センサ28は1個のみ図示されているが、MPS22は、複数のセンサについてP&Oを特定することができることに留意すべきである。以下にさらに詳細に論じるように、各センサ28等は、コイルを備え、電磁的観点からすると、コイル(複数可)が磁界内にあれば、充電またはAC磁界によりコイル(複数可)に電流が誘導され得る。このように、センサ28は、それが配置されている磁界(複数可)の1つまたは複数の特性(すなわち、磁束)を検出して、それらの特性を示す信号を生成するように構成されており、この信号は、さらにMPS22で処理されて、センサ28についてのそれぞれのP&Oを取得する。センサ28の特性に応じ、P&Oは、5DOFまたは6DOFで表現されることになる。例示的な5DOFセンサについては、少なくとも図6Aおよび図8を参照して、以下にさらに詳細に説明する。例示的な6DOFセンサについては、少なくとも図7Aおよび図7Bを参照して、以下にさらに詳細に説明する。
引き続き図1を参照すると、実施形態において、MPS22は、センサ28から受信した信号に加えてセンサ28のある種の物理的特性に従って、センサ28のP&Oを特定することができる。このような特性としては、所定の較正データ、たとえば、センサ28上のコイルの1部分または複数部分のそれぞれの巻き角を示す、またはそれに対応した指標、コイル各部分の数、コイルに用いられた導体の種類(複数可)、ならびにコイルにおけるループ方向およびループ数があり得る。MPS22には、このような特性が予めプログラムされていてもよく、このような特性が、較正手順により特定されてもよく、このような特性を医療デバイス24と接続した記憶要素から受け取ってもよい。
位置センサ28は、MPS対応の医療デバイス24と関連づけられ得る。別のMPSセンサ、すなわち、患者基準センサ(PRS)26(システム10内に備えられている場合)は、呼吸によって引き起こされる動き等の患者の身体動作に対する動き補償を可能とするように、患者の身体の位置基準を提供するように、構成されている。このような動き補償は、全体が参照により本明細書中に組み込まれた「Compensation of Motion in a Moving Organ Using an Internal Position Reference Sensor」という名称の米国特許出願第12/650,932号にさらに詳述されている。PRS26は、患者の胸骨柄または他の位置に取り付けられてもよい。MPS位置センサ28と同様に、PRS26は、PRS26が配置された磁界の1つまたは複数の特性を検出するように構成され、MPS22は、参照座標系におけるPRSの位置および向きを示す位置特定読取り(たとえば、P&O読取り)を特定する。
図2は、MPS22の座標系30におけるロール検知位置センサ28の図である。センサ28は、管状コイルセンサとして図示されている。センサ28の位置は、磁界発生器等の一ハードウェアを基準として設定された座標系30の3軸(X,Y,Z)を基準として、MPS22により特定可能である。また、センサ28の姿勢角(すなわち、ロール、ピッチおよびヨーについて)も、原点を基準として、MPS22により特定可能である。図示されたセンサ28等、軸の周りに巻き付けられて軸に沿って延びたコイルを具備したセンサについて、「ロール」は、コイルが延びている軸29aの周りの回転を指す。「ピッチ」および「ヨー」は、コイルを「上部」(たとえば、軸29c)または「側面」(たとえば、軸29b)から二分する軸の周りの回転をそれぞれ指す。6DOFを備えるコイルセンサは、3軸すべての周りの回転を検知可能である。5DOFを備えるセンサは、一般に、3本の姿勢軸のうちの2本の周りの回転のみを検知可能である。
図3および図4は、ロール検知を利用することができる例示的なシステムにおける心臓32内に配置されたMPS対応の医療デバイス24の図である。医療デバイス24は、視野36のある超音波トランスデューサ34を具備した心臓内超音波検査(ICE)カテーテルとして図示されている。医療デバイス24は、ほぼ上記と同様のロール検知位置センサ28(仮想線で示す)を有し、このセンサは、医療デバイス24の細長本体25と同軸である。換言すれば、図2に示す軸29aと同様のセンサ28の長手軸は、細長本体25の長手軸29とほぼ平行であってもよい。このように、センサ28の3Dの位置(X,Y,Z)および3Dの向き(ロール、ピッチ、ヨー)は、センサ28を含む医療デバイス24の一部の3Dの位置および3Dの向きでもある。センサ28は、細長本体25におけるトランスデューサ34とほぼ同じ位置にあるため、センサ28の3Dの位置および3Dの向きは、トランスデューサ34の3Dの位置および3Dの向きとすることもできる。
例示的な用途として、医療デバイス24はICEカテーテルであり、心臓壁の画像を取得するのに用いることができる。そして、この画像は、心臓の事前取得モデルに登録されてもよい。画像を取得するため、トランスデューサ34は、超音波を発し、発せられた超音波の視野36からの反射を受け取る。反射は、視野36内の解剖学的構造、医療デバイスおよび他の物体の画像を構築するために用いられる。
事前取得モデルに超音波画像を登録するためには、発明者がKanade等であり「Sensor Guided Catheter Navigation System」という名称で全体が参照により本明細書中に組み込まれた米国特許出願第2009/0163810号に説明されるように、視野36の向きを知ることが有用である。Kanadeにおいて説明されるように、超音波画像は、位置決めシステムの座標系30を基準として視野36が精確にわかっているならば、心臓のモデルに、より容易に登録され得る。視野36の位置および向きがわかっていれば、各画素の座標系30における座標および/または視野36内の構造は、超音波画像自体からの情報を用いることなく特定可能である。
図3および図4に示すように、たとえば、医療デバイス24は、第1の位置(図3)と第2の位置(図4)との間の長手軸29の周りで回転することができる。したがって、視野36の向きは、単にトランスデューサ34を医療デバイス24の軸29の周りに回転させることにより、変更可能である。すなわち、トランスデューサ34の位置(X,Y,Z)、ピッチおよびヨーは変化せず、トランスデューサ34のロールが変化し得る。様々な実施形態では、より少ないセンサで、医療デバイス24内でセンサ(複数可)が利用する空間を少なくして、このようなロールを検出することが望ましい。ここで説明する1つまたは複数の実施形態によるロール検知位置センサは、このような用途に用いられ得る。しかしながら、ここに説明したようなロール検知デバイスは、心臓内画像形成を一用途として含む広範な用途で使用することができることが、理解されるべきである。
本発明によるロール検知位置センサおよび医療デバイスについての説明に進む前に、まず、公知の位置センサについて、1個または複数個のロール検知位置センサの新規の設計(複数可)について理解しやすくするように説明する。
図5は、公知の電磁位置決めセンサ38の等角図である。センサ38は、中空センサコア40と、2つの自由端44aおよび44bがあるセンサ・コイル42とを含む。コア40は、外面46と軸方向の両端部間に延びる中空孔48と有して中心軸「B」に沿って延びた、細長い中空管であってもよい。中空孔48は、センサ38が医療デバイスへと螺合されるかまたは適用されるように構成されている。径方向最外面46は、コイル42の巻き付け面として備え得る。そして、コイル42は、軸Bの周りの外面46上に巻き付けられて、自由コイル端44を、コイル42を位置決めシステムに接続するリード線として用いるために露出させて残している。
ここに説明する様々な実施形態同様、センサ38は、磁界の変化特性を検出するように構成され得る。センサレベルでは、このような検出は、局所的磁界によりコイル42内に誘導される電流で表現される。誘導電流は、コイルを通過する磁束の変化に比例する。このような磁束の変化は、(1)磁界自体の磁束の変化または(2)磁界内のコイルの投影面積(すなわち、位置または向き)の変化のうちの一方または両方の結果として生じる。
簡潔に言うと、磁界自体の磁束は、コイルを通って場にもたらされて磁界を発生させる電気信号により、変化し得る。信号の流れの振幅が(たとえば、正弦波のように)増加および/または減少するにつれ、磁束も変化する。しかしながら、医療環境におけるこのような磁束の変化は、図1に示すMPS22のような処理システムにより明らかにされる。
磁界内のコイルの投影面積は、場の軸に垂直な平面上への、コイルの表面の直線的な投影である。すなわち、この場とは、法平面内のコイル量が占める2次元領域である。たとえば、環状コイルが当初は磁界の軸に沿って配置されている場合(すなわち、コイルのループの法線ベクトルが場の軸に平行)、場の軸上のコイルの投影面積は、単純に円の面積となる。しかしながら、環状コイルが回転または傾斜するにつれ(すなわち、図2に示す軸29bまたは29cと同様の軸の周りに)、コイル内の各ループの場の軸に垂直な平面上への投影は減少する。場の軸上のコイルの投影面積が減少するにつれ、その軸上のコイルを通る磁束も減少する。いったん、コイルが元の位置から90度回転または傾斜して、その法線ベクトルが場の軸に垂直になると、その投影面積は、本質的にゼロになり、コイルを通る磁束の量も同様である。
図5を参照すると、一般に、きつく巻かれたコイルにおける1本のループは、ほぼ平面状になり得る。すなわち、たとえば、ループ42aは、ほぼ平面43面内にあることになる。加えて、このような平面43は、コイル42の長手軸Bとほぼ垂直となり得る。電磁気的に、このような垂直性は、磁界に基づく向き検出にとって問題となり得る。これは、面内回転(すなわち、図5に示す実施形態のコイルの長手軸Bのような、ループの平面に垂直な直線の周りに)が磁界のあらゆる軸においてループの投影面積を変化させないためである。結果として、コイルは、信号処理デバイスには(たとえば、図1に示すMPS22)、コイルが回転しているにもかかわらず、同じ向きにあるものと見える。このように、面内回転は、コイルにとって有意に検出されるわけではない。換言すれば、コイル内のループの平面に垂直な直線の周りの回転は、回転上の「盲点」となる。ここに説明する様々な実施形態は、磁気位置センサについてのこのような回転上の盲点に対処するものである。
引き続き図5を参照すると、コイル42は、コア40の周りに巻き付けられて、個別のループが、軸Bに対して有効に垂直になっている。このように、軸Bは、コイル42における各ループの回転上の盲点として働き、センサ38は、軸Bの周りの回転を検出することができない。ここに説明する様々な実施形態では、軸Bの周りの回転等を、センサの向きの「ロール」と称する。センサ38の回転上の盲点は、ロール軸Bと一致しているので、センサ38は、ロールを検知することができないかまたはロール検知能力が限定されている。
コイルのループについての回転上の盲点は、コイルの巻き角(すなわち進み角)により決まり得る。ここで用いられている場合、巻き角は、(1)コイル42をその側から見た場合のコイルのループ(たとえば、ループ42a等)の一部の接線(すなわち、ループ42aがほぼ位置する平面43内の直線)と(2)軸B等として示すコイルの長手軸に垂直な直線との間の最小の角を指す。このような垂線が、図5に表され、全図面を通じて「C」として表されている。センサ38にて、コイル内の各ループは直線Cと平行である。したがって、センサ38にて、コイル42の巻き角はほぼゼロである。
図6Aは、ロールすなわちセンサ28aの少なくとも一部により規定された長手軸の周りの回転を検出するのに用いられる場合、誘導電流が得られるように構成された、センサ28aとして示す電磁位置センサの第1の実施形態の等角図である。センサ28aは、中空センサコア50と、平面53内にほぼ配置されて2つの自由端54a、54bがあるセンサ・コイル52とを含み得る。コア50は、長手軸B’に沿って延び、外面56と軸方向の両端部間に延びる中空孔58とを含む、細長く中空の管であってもよい。中空孔58は、センサ28aがとりわけ医療デバイスへと螺合されるかまたは適用されるように構成され得る。径方向最外面56は、コイル52の巻き付け面として働き得る。そして、コイル52は、軸B’の周りの外面56上に巻き付けられて、自由コイル端54a、54bを、コイル52をMPS22に接続するリード線として用いるために露出させて残している。なお、以下にさらに詳細に論ずるように、軸B’は、軸B’の直線Cとの交点を示すために、コア50の表面の外側にも重なるように図示されることに留意すべきである。実際には、軸Bは、コア50およびコイル52の幾何学的中心を貫いて延びている。
コア50は、用途に応じて、中実であっても中空(図示のように)であってもよく、例示としてのみであるが、金属またはポリマー製であってもよい。コア50の材料は、とりわけ、透磁率がコイル52の感度を向上させるか、または医療デバイスの所望の機械的特性の類似性を得るために選択され得る。たとえば、金属コアは、より小径のデバイス(たとえば、ガイドワイヤ内での用途)での感度を向上させるのに望ましいものであり得る。中空コアの代わりに、中実コアが実施形態において用いられて、センサの大きさを減少させ、および/またはセンサの感度を向上させ得る。代替として、コアが完全に排除されてもよい(たとえば、空気コア)。コア50は、特定の用途に適合させるために、径方向および軸方向に適切な寸法とされ得る。
図6Bは、直線Cに平行な6B−6B線にほぼ沿ったセンサ28aの横断面図である。図6Aおよび図6Bに示すように、コイル52は、ある体積を動径的に取り巻くように巻き付けた導体を備え得る。たとえば、コイル52は、当技術分野で公知であるように、材料または合金の種類等、厚さ(ワイヤゲージ−AWG)、絶縁コーティングの種類および厚さ等、適切な特性のある従来のワイヤを備え得る。コイル52は、所望のループ数、所望の軸方向長さ、および所望の径方向の厚さ(すなわち、層)となるように巻き付けられて、所望の検出特性に見合うようにしてもよい。コイル52には1つの層のみが図示されているが、ある実施形態においては、より多くの層が含まれてもよい。コイル52は、代替的または追加的に、フレキシブル・プリント回路基板(図8に示す)上の導電トレース等、別の導体の種類を備えていてもよい。
図6Aに示すように、コイル52の巻き角または進み角θが、垂線Cを基準としてほぼ非ゼロである。コイルの巻き角が非ゼロであるため、コイル52内のループへの垂線は、軸B’からずれており、磁界内のコイルの投影面積は、センサ28aが軸B’の周りを回るにつれて変化する。コイルの回転に基づいて投影面積が変化するので、磁界に応じてセンサ28aが発する信号は、センサのロールの指標となる。しかしながら、コイル52内の各ループは、互いに有効に平行であるので、センサ28aには、いまだに回転上の盲点がある。そのため、センサ28aはロールを検出できるものの、5DOFセンサのままである。
コイル52の巻き角θは、異なる実施形態によって様々であってもよく、たとえば、センサのロール検出能力を最大化しながらも、センサの軸方向の寸法を最小化し得る。巻き角は、実質的に非ゼロであるべきである。すなわち、例示としてのみであるが、図1に示すMPS22などのプロセッサまたは電子制御ユニットが、投影面積が変化するのに従って、コイル52のロールを判断できるように、センサが回転すると磁界内のコイルの投影面積が有意に変化するのに充分なほどに大きくすべきである。このような「有意」な変化に必要となる精確な角度は、センサ(たとえば、材料、コイル径等)および/またはシステムの特性(たとえば、磁界強度、信号処理分解能、信号対雑音比)に応じて様々であり得る。センサおよびシステムの1つの例示的な組合せにおいては、コイル52の巻き角θが少なくとも約2度で、磁界内のコイルの投影面積が有意に変化する。したがって、ある実施形態にて、コイル52の巻き角は、少なくとも2度であれば、「実質的に非ゼロ」と考えられるが、「実質的に非ゼロ」は必ずしもこのような角度に限定される必要はない。ある実施形態では、コイル52は、巻き角θが約45度で、ロール検出について最大の分解能を達成し得る。したがって、様々な実施形態にて、巻き角θは、約2度から約45度の間であればよい。上記の巻き角は例示のためのみのものであり、請求項に記載され得ること以外で性質上限定されることはないことが、理解されるべきである。
図6C〜図6Jは、ループが実質的に配置された平面(たとえば、平面53)と直交するように見た、ループ52a等のコイル52内のループの例示的な外形の代替的な図である。図示のように、多くの異なるループ形状が、コイル52を巻き付けるのに用いられ得るものであり(全体としては、単一のコイルの各ループに用いられ得る単一の形状であるが)、このような形状が意図されている。コイル52の各ループは、ほぼ円形(図6C)、楕円(図6D)、正方形(図6E)、長方形(図6F)、角の丸い長方形(図6G)、三角形(図6H)、五角形(図6I)、六角形(図6J)、別の凸多角形、または図面には明示的に示されていない別の形状であってもよい。多角形の実施形態では、コイル52の各ループは、角が「鋭く」ともよく(たとえば、図6E、図6Fおよび図6H〜図6Jに示すように)、丸くともよい(たとえば、図6Gに示すように)。また、コイル52の各ループは、放射状、左右対称もしくは他の対称性であってもよく、または非対称であってもよい。したがって、ここで用いる場合、「ループ」および「コイル」という用語は、丸い形状または円形状に限定されるものではなく、1つまたは複数のいくつもの形状であってもよい。
図7Aは、センサ28bとして示すロール検知電磁位置センサの別の実施形態の等角図である。センサ28bは、センサ28aの材料、側面および特徴と同じものを多く含むが、センサ28bは、2つの部分52a’、52b’のあるコイル52’を有し、各々が、角度θおよびθでそれぞれ示す個別の巻き角になっている。MPS22への接続用に、部分52a’には自由端54a’、54b’があり、部分52b’には自由端54c’、54d’がある。部分52a’は、外面56上に直接巻き付けられ、第2の部分52b’は、第1の部分52a’の上部(すなわち径方向外方)に巻き付けられる。
第1の部分52a’および第2の部分52b’は、別個の導体で形成され得る。このような実施形態にて、部分52a’および部分52b’は、各部分それぞれのP&Oを示す独立した信号を発する。センサ28aと同様、各部分52a’、52b’は、それ自身のロールを検知することができる。また、センサ28aと同様、各部分52a’、52b’には、回転上の盲点がある。ただし、部分52a’、52b’の1つの盲点の周りの回転は、他の部分により検出される。その結果、部分52a’および52b’からの信号は、総括的に完全な6自由度を示す。部分52a’、52b’からの個別の信号は処理されて(たとえば、MPS22により)センサ28bの6DOFのP&Oを特定することができる。
図7Bは、センサ28cとして示すロール検知電磁位置センサの別の実施形態の等角図である。センサ28cは、部分52a’’が外面56上に直接巻き付けられ、第2の部分52b’’が第1の部分52a’’の上部(すなわち径方向外方)に巻き付けられる点で、センサ28bと同様である。しかしながら、コイル52’’は、単一の連続した導体から形成されて、第1の部分52a’’および第2の部分52b’’は移行部分52c’’により電気的に共に接続され、センサのP&Oを示す単一の信号を発する。2つの巻き角が単一の連続した導体へと一体化され、コイル52’’には、回転上の盲点がなく、あらゆる直線の周りの回転により、磁界内のコイルの何らかの部分の投影面積が変化する。このように、コイル52’’は、あらゆる回転軸の周りの回転を検出することができ、コイル52’’内に誘導される電流は、完全な6自由度を示す。
単一の導体(センサ28c、図7B)または複数の導体の実施形態(センサ28b、図7A)のいずれにおいても、巻き角θおよびθは、特定の用途のための設計および製造において変化し得る。コイル52の少なくとも1つの巻き角は、実質的に非ゼロであるべきである。すなわち、上述のように、センサが回転すると磁界内のコイルの投影面積が有意に変化するのに充分なほどに大きくすべきである。たとえば、巻き角θ、θの一方または両方は、約2度以上かつ約45度以下であり得る。θおよびθの和が約90度となる実施形態において、コイル52は、ロール検出についての最大の分解能を達成し得るものであり、第1および第2のコイル各部52a、52bが相互に実質的に垂直に巻き付けられる。しかしながら、ある実施形態において、コイル52の1つまたは複数の他の巻き角がほぼゼロであってもよい。θおよびθは、一致してもよい。すなわち、直線Cにわたって等しくともよく、対向していてもよい。さらに、第1の部分52aおよび第2の部分52bは、それぞれの軸方向長さのほとんどにわたって重なるように図示されているが、重なりの量は、所望のように変化し得る。ある実施形態では、重なりが排除されて、部分52aが軸方向に部分52bに隣接している。部分52a、52bは、ループ数、軸方向長さおよび径方向の厚さ(すなわち、層)について等しくとも異なっていてもよい。複数の導体の実施形態にて、部分52a、52bは、導体の種類、材料または合金の種類、厚さ(ワイヤゲージ−AWG)、ならびに絶縁コーティングの種類および厚さについて等しくともよく、異なっていてもよい。
説明されたセンサ28a、28bおよび28cの実施形態に対して、特許請求の範囲の射程および趣旨内で多くの変形がなされ得ることが、理解されるべきである。2つよりも多い導体の部分が用いられてもよく、これらの導体の部分の巻き角は、相互に完全に固有のものであり、重複していてもよい(すなわち、センサは、複数の巻き付け部分を含み、各々が独自の巻き角を有する)。巻き角θ、θおよびθは、明示的に上述したものとは異なっていてもよい。さらに、コイル52ならびにコイル各部52aおよび52bは、センサが特許請求の範囲に記載された特徴を維持する限り、ループ数またはループのピッチについて限定されてはいない。
図8は、センサ70として示すロール検知位置センサの第4の実施形態の等角図である。「Method for Producing a Miniature Electromagnetic Coil Using Flexible Printed Circuitry」という名称で同時係属中の米国特許出願第13/232,536号に説明されているように、センサ70は、フレキシブル・プリント回路基板(PCB)を備えている。この米国特許出願は、全体が参照により本明細書中に組み込まれている。センサ70のフレキシブルPCBについて、以下に簡単に説明する。上記出願は、フレキシブルPCBの設計および製造についてのさらなる詳細について参照され得る。
センサ70は、電気的に絶縁性の比較的フレキシブルな基板72と、基板72の第1の表面上に配置された(すなわち、「印刷された」)導電トレース74とを含む。トレース74は、基板72が図示された最終形状へと折り畳まれるかまたは形成されると、検知コイル80ができるように構成されたパターンに、配置されている。基板72で形成された形状は、軸(軸B’と同様、図6A参照、等)に沿って延び、この軸の周りにコイル80が配置されている。
所望の最終形状を実現するために、基板72は、巻かれ、折り畳まれ、または他の状態に形成されてもよい。図8では、最終的な所望の形状は、横断面が環状で基板72を巻いて形成される円筒であり、その端部は継ぎ目が合致している。ただし、(図6C−6Jに示すもののような)他の形状も可能であることが理解されるべきである。示される最終形状に形成される前に、基板72は、長手方向(すなわち、長い寸法)および横方向(すなわち、短い寸法)を有する、全体が矩形であってもよい。しかしながら、所望のトレース・パターンおよびセンサの最終形状に応じて、基板は幅広い形状および大きさを取ってもよいことを理解すべきである。
基板72は、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエステル、ポリエチレン・テレフタレート、またはこれらの組合せを含む群から選択されたフレキシブル・プラスチック材料等の、フレキシブル・プリント回路で使用する、当技術分野で公知の従来の材料を含むことができる。一部の実施形態では、基板72が、E.I. du Pont de Nemours and Companyから市販されているKAPTON(登録商標)またはMYLAR(登録商標)材料を含むことができる。変更が可能であることを理解すべきである。導電性トレース74は、銅等の導電性材料を含むことができるが、所望の電気特性に応じて、白金または金、またはこれらの組合せ(たとえば、白金、金もしくは銀でめっきされた銅)等の他の導電性材料が可能であり得る。従来の手法および材料を使用して、基板72上に適切なパターン(トレース74)を形成(プリント)することができる。さらに、図示しないが、絶縁材料の外層を導電性トレース・パターン74上に配置してもよい。
トレース74は、先端リード線76と終端リード線78とを含み、これらのリードは、位置決めシステムに結合した信号を提供するように構成されている。終端リード線78は、基板72の「裏面」上に延びて、スルーホール82を通じて基板72の「表面」上のトレース74の一部に電気的に結合している。トレース72は、先端および終端リード線76、78間で電気的に連続している。「先端」および「終端」という指定は、単に例示的なものであり、性質上限定するものではないことが、理解されるべきである。図示のように、トレース間の空間は、トレースのパターンにわたって一定であり得る。
トレース74は、センサ70がその最終形態に形成されたときに、コイル80の巻き角θが非ゼロになるようにプリントされる。その結果、磁界内のコイル80の投影面積は、センサ70がその中心軸(上述のように、軸B等と同様)の周りで回転するにつれて変化するので、センサ70はロールを検知することができる。しかしながら、単一の巻き角のみがコイル80に用いられているので、コイル80には回転上の盲点があり、センサ70は5DOFセンサである。
説明されたセンサ70の実施形態に対して、特許請求の範囲の射程および趣旨内で、多くの変形がなされ得る。PCB導体の2つ以上の部分が用いられてもよく、導体各部の巻き角は、相互に完全に固有のものであってもよく、同じであってもよい。複数のPCB(または、介在する電気的絶縁層により隣接する導体トレース層から分離された1つもしくは複数の導体トレース層)は、径方向に相互に積層されてもよく、軸方向に相互に隣接配置されてもよい。巻き角は、明示的に上述したものとは異なっていてもよい。さらに、コイル80は、センサが特許請求の範囲に述べた特徴を維持する限り、トレースのピッチまたはトレース数に限定されるものではない。
センサ28a、28b、28cおよび70等のロール検知位置センサは、様々な医療デバイスに用途があり、そのようなデバイスに様々な構成で組み込まれ得る。図9〜図11は、2つのこのような構成を示す。しかしながら、他の構成も可能であり、センサ28a、28b、28cおよび70は、図示された医療デバイスの実施形態に限定されるものではないことが、理解されるべきである。特に、各センサにより提供された開口中央ルーメン、および各センサの径方向の寸法を変化させることを可能とすれば、医療デバイスを伸縮可能とすることができ、各デバイスは、位置決めシステムにより個別にトラッキング可能であることに、留意されるべきである。
図9は、システム10で用いるMPS対応の医療デバイス24aの実施形態の側断面図である。図示したような医療デバイス24aは、近位端部60と、遠位端部62と、シャフト64と、第1の軸「A」に沿って延びた中央ルーメン66とを含む。医療デバイス24aは、医療デバイス・センサ28をさらに含み、このセンサ自体が、第2の軸Bに沿って延びたコア50と、軸Bの周りに配置されたコイル52とを含む。
シャフト64は、特定の用途に必要とされるような厚さ、長さおよび横断面形状とされ得る。シャフト64は、ナイロン樹脂およびプラスチックで作製される等、医療機器の分野で公知の任意の適切な管状材料製であってもよく、Arkema,Inc.による適切なデュロメータのPEBAX(商標)という商品名で市販されているエラストマ、融解温度および/または他の特性であってもよいが、それに限定されるものではない。ルーメン66(または複数のほぼ平行なルーメン)は、流体の導通、他の医療デバイスとの螺合、または他の当技術分野で公知の目的のために、シャフト64内に設けられてもよい。シャフト64同様、ルーメン66は、特定の用途に適合するように、形成され寸法が設定され得る。
図示された実施形態にて、センサ28は、中央ルーメン66の周りに配置された中空コア50と、コア50の周辺に配置されたコイル52とを有し、センサ軸Bはデバイス軸Aと一致している。図示された実施形態にてコア50は中空であり、ルーメン66の周りに配置されているので、ルーメン66は、完全に通っていて、流体、他の医療デバイス、または当技術分野で公知の他の物体または材料の導通のために用いることができる。センサ28は、基端側(図示せず)へ延びた1つまたは複数のワイヤ(たとえば、ツイストペアケーブル)を介して、MPS22等の位置決めシステムに接続し得る。センサ28はたとえば、全体が参照により本明細書中に組み込まれた「Electromagnetic Coil Sensor for a Medical Device」という名称の米国特許出願第12/982,120号に説明されているように、当技術分野で公知の方法により、医療デバイス24a内に組み込んで製造することができる。また、センサ28は、フレキシブル・プリント回路基板(PCB)で作製することもできる。
図10は、医療デバイス24bとして示す、ロール検知電磁位置センサを具備した医療デバイスの別の実施形態の側面図である。医療デバイス24bは、近位端部60と、遠位端部62と、壁部およびその外周溝68があるシャフト64とを含む。ロール検知電磁位置決めセンサ28は、溝68の中にある。シャフト64は、軸A’に沿って延びている。
図示された実施形態において、センサ28は、センサコアなしに、溝68上に直接巻き付けられたコイル52を含む。コイルは、デバイス軸A’とほぼ一致した軸Bの周りに巻き付けられている。軸A’および軸Bは、直線Cとの交差を示すために、シャフト64面上で投影されるように図示されているが、実際には、軸A’および軸Bは、デバイスの径方向の中心を貫いて延びている。コイル52の巻き角θは、直線Cを基準として非ゼロである。すなわち、コイル52内のループの接線(たとえば、平面63内の直線等)は、非ゼロの角度で直線Cと交わるので、図2〜図8を参照して上述したように、センサ28は、軸B周りのロールを検知可能である。医療デバイス24bは、図9に示すセンサ・アセンブリに限定されるものではないことに、留意されるべきである。代替的な実施形態において、センサ28は、巻き角が複数の異なる複数の部分を有してもよい。コイル52は、たとえば、導体部分の数およびそれらの巻き角、軸方向の巻き数、ならびに径方向の層数を調整することにより、デバイス24bの所望の形状に適合され得る。図示を明瞭にするために、図10には、コイル52は、径方向に単一の層のみが示されているが、図11に示す如く、コイル52’のようなコイルは、径方向に複数の層を含んでもよい。センサ・コイルをカテーテル・シャフト上に直接巻き付けることは、既述かつ参照により一体に組み込まれた米国特許出願第12/982,120号にさらに詳述されている。
溝68により、センサ28に凹部が設けられ、医療デバイス24bは、デバイスの径方向の厚さを増やすことなく、シャフト64に統合されたセンサを有するようになっている。溝68の内面は、巻き付け面として働き、この面上に、コイル52が直接巻き付けられ得る。溝68の深さは、「h」であり、軸方向端部において、巻き付けフランジを形成する側壁が境界となっている。側壁は、概して軸A’と垂直に図示されているが、所望の巻線パターンに必要な任意の角度および向きとなっていてもよい。同様に、溝68の深さ、幅および形状は、所望の巻線パターン(たとえば、導体部分の数、巻き角(複数可)、軸方向ループ数、径方向層数)に適合させてもよい。
上述のように、医療デバイス24bは、センサ28の図示された実施形態に限定されるものではない。別の実施形態では、コアなしのコイル(すなわち、空気コア)、またはコア(センサ28aまたは28bなど)上に形成されたコイルが、用いられてもよい。また、フレキシブルPCBセンサが用いられてもよい。溝68は、深さ、幅、側壁の角度、ならびに他の寸法および形状が、特定のセンサおよび/または医療デバイスに適合してもよい。
図11は、図10のページと実質的に同じ平面に沿った図10と同様の医療デバイスの断面図である。シャフト64は、デバイス軸A’に沿って延びるとともにこの軸について対称な中央ルーメン66を有する。ルーメン66は、シャフト64の壁の一部により、センサ28から分離されている。センサ軸Bは、医療デバイス軸A’とほぼ一致しているので、ルーメン66も軸Bについて対称になっている。コイル52を溝68内に巻き付けることにより、ルーメン66(または複数のほぼ平行なルーメン)が塞がれることはない。
図10に関して上述したように、医療デバイス24b内のコイル52は、径方向に複数の層を含み得る。図11に示すように、径方向の層数は、例示としてのみであるが、3であってもよい。もっとも、径方向の層数は、これよりも多くとも少なくともよく、いずれも考慮されている。
図12は、MPS110として示す、MPS22の例示的な一実施形態の概略ブロック図であり、「Medical Imaging and Navigation System」という名称の米国特許第7,386,339号によっても理解され得るものである。この米国特許は、全体が参照により本明細書中に組み込まれており、その一部は、以下に再掲され、少なくとも部分的に、Haifa、IsraelのMediGuide Ltd.により市販され、現在はSt.Jude Medical, Inc.により所有されるgMPS(商標)医療用位置決めシステムを全体として記載している。たとえば、全体が参照により本明細書中に組み込まれた「MEDICAL POSITIONING SYSTEM」という名称の米国特許第6,233,476号を参照してわかるように、変更が可能であることを理解すべきである。別の例示的な磁場に基づくMPSは、Biosense Websterから市販されているCarto(商標)システムであり、たとえば、全体が参照により組み込まれた「Intrabody Measurement」という名称の米国特許第6,498,944号、および「Medical Diagnosis, Treatment and Imaging Systems」という名称の米国特許第6,788,967号に全体的に図示され記載される。したがって、以下の説明は例示的なものすぎず、決して限定的なものではない。
MPSシステム110は、位置および向きプロセッサ150、送信機インターフェース152、複数のルックアップ・テーブル・ユニット154、154、154、複数のデジタル・アナログ変換器(DAC)156、156、156、増幅器158、送信機160、複数のMPSセンサ162、162、162、162、複数のアナログ・デジタル変換器(ADC)164、164、164、164、およびセンサ・インターフェース166を備える。
送信機インターフェース152は、位置および向きプロセッサ150およびルックアップ・テーブル・ユニット154、154、154に接続される。DACユニット156、156、156は、ルックアップ・テーブル・ユニット154、154、154のそれぞれおよび増幅器158に接続される。増幅器158は送信機160にさらに接続される。送信機160はTXとしても示される。MPSセンサ162、162、162、162は、それぞれRX、RX、RXおよびRXとしてさらに示される。MPSセンサ162、162、162および162は、ここに説明するようなセンサ28a、28b、28cおよび/または28dであってもよく、他のセンサであってもよい。さらに、MPSセンサ162、162、162および162は、医療デバイス24a、医療デバイス24bまたは別の医療デバイスに組み込まれ得る。アナログ・デジタル変換器(ADC)164、164、164、164は、それぞれセンサ162、162、162、162およびセンサ・インターフェース166に接続される。センサ・インターフェース166は、位置および向きプロセッサ150にさらに接続される。
ルックアップ・テーブル・ユニット154、154、154のそれぞれは、循環数列を生成し、それを各DACユニット156、156、156に提供し、次にそれをアナログ信号にそれぞれ変換する。各アナログ信号は、それぞれ異なる空間軸である。この例では、ルックアップ・テーブル154およびDACユニット156はX軸の信号を生成し、ルックアップ・テーブル154およびDACユニット156はY軸の信号を生成し、ルックアップ・テーブル154およびDACユニット156はZ軸の信号を生成する。
DACユニット156、156、156は、それらの各アナログ信号を増幅器158に供給し、増幅器158は、増幅して増幅信号を送信機160に供給する。送信機160は複数軸の電磁場をもたらし、この電磁場はMPSセンサ162、162、162、162によって検出できる。MPSセンサ162、162、162、162のそれぞれは電磁場を検出し、それぞれ電気的アナログ信号を生成し、その信号を、MPSセンサに接続された各ADCユニット164、164、164、164に供給する。ADCユニット164、164、164、164のそれぞれは、それに供給されたアナログ信号をデジタル化し、その信号を数列に変換し、かつその数列をセンサ・インターフェース166に提供し、センサ・インターフェースは次にその数列を位置および向きプロセッサ150に提供する。位置および向きプロセッサ150は、受信した数列を解析し、これにより、MPSセンサ162、162、162、162のそれぞれの位置および向きを決定する。位置および向きプロセッサ150は歪み事象をさらに決定し、それに応じてルックアップ・テーブル154、154、154を更新する。
本発明の複数の実施形態をある程度の特殊性とともに前述したが、当業者は、本発明の趣旨または範囲を逸脱することなく、開示された実施形態に多くの変更を加えることができるだろう。すべての方向に関する言及(たとえば、プラス、マイナス、上部、下部、上向き、下向き、左、右、左向き、右向き、最上部、底部、より上方に、より下方に、垂直の、水平の、時計回り、反時計回り)は、本発明についての読者の理解を助けるために、識別の目的で使用されているにすぎず、特に本発明の位置、向きまたは使用に関して制限を与えるものではない。接合に関する言及(たとえば、取り付けられる、結合される、接続される等)は、広義に解釈されるべきであり、要素の接続と要素間の相対的な動きとの間の中間メンバを含む場合がある。このように、接合に関する言及は、2つの要素が直接的に接続され、かつ互いに固定した関係にあることを必ずしも意味するものではない。上記の説明に含まれ、または添付図面に示されるすべての内容は、限定的なものとしてではなく、単に例示的なものとして解釈されるべきであることが意図されている。添付の特許請求の範囲で定義されている本発明の趣旨から逸脱することなく、細部または構造に変更を加えることができる。

Claims (20)

  1. 軸に沿って延びるとともに前記軸の周りに配置されたコイルを備え、
    前記コイルは、1つまたは複数の部分を備え、
    各部分は、巻き角を規定し、
    前記の1つまたは複数の部分の少なくとも1つは、前記軸に垂直な直線を基準として実質的に非ゼロの巻き角を規定し、これにより、印加される磁界内の前記コイルの投影面積は、前記コイルが前記軸の周りを回転するにつれて変化する、磁気センサ・アセンブリ。
  2. 前記コイルは、少なくとも2つの部分を備え、
    前記の少なくとも2つの部分のうちの第1の部分は、前記直線を基準として実質的に非ゼロの第1の巻き角を規定し、
    前記少なくとも2つの部分のうちの第2の部分は、前記第1の巻き角とは異なる第2の巻き角を規定する、請求項1に記載の磁気センサ・アセンブリ。
  3. 前記第1の巻き角および前記第2の巻き角の和は、ほぼ90度で、前記第1の部分および前記第2の部分が実質的に垂直である、請求項2に記載の磁気センサ・アセンブリ。
  4. 前記第1の部分は、前記第2の部分と電気的に結合している、請求項2に記載の磁気センサ・アセンブリ。
  5. 前記軸に沿って延び、コア外面を有するコアを、さらに備え、
    前記コイルは、前記コアの外面に配置されている、請求項1に記載の磁気センサ・アセンブリ。
  6. 前記コイルのループの外形は、
    円、
    楕円、および
    凸多角形
    からなる群より選択される形状を実質的に備える、請求項1に記載の磁気センサ・アセンブリ。
  7. 前記の1つまたは複数の部分のうちの少なくとも1つは、導電ワイヤを備える、請求項1に記載の磁気センサ・アセンブリ。
  8. 前記の1つまたは複数の部分のうちの少なくとも1つは、フレキシブル・プリント回路基板上のトレースを備える、請求項1に記載の磁気センサ・アセンブリ。
  9. 前記コイルは、前記軸が貫いて延びるある体積を径方向に取り巻く、請求項1に記載の磁気センサ・アセンブリ。
  10. 軸に沿って延び、外面を有するコアと、
    前記軸に沿って延びるとともに前記軸の周りに配置されたコイルと、を備え、
    前記コイルは、前記コアの外面上に配置されるとともに第1の巻き角を規定する第1の部分と、前記第1の部分と電気的に結合されるとともに前記第1の巻き角と異なる第2の巻き角を規定する第2の部分と、を備え、
    前記第1の巻き角および前記第2の巻き角のうちの少なくとも1つは、前記軸に垂直な直線を基準として実質的に非ゼロであり、
    これにより、前記コイルは、前記軸の周りの前記コイルのロールを少なくとも示す印加される磁界に応じた信号を発するように構成される、医療デバイス・センサ・アセンブリ。
  11. 前記第1の巻き角および前記第2の巻き角の和は、ほぼ90度で、前記第1の部分および前記第2の部分が実質的に垂直である、請求項10に記載の医療デバイス・センサ・アセンブリ。
  12. 前記第1の巻き角および前記第2の巻き角のうちの1つは、実質的にゼロである、請求項10に記載の医療デバイス・センサ・アセンブリ。
  13. 前記第2の部分の少なくとも一部が、前記第1の部分の少なくとも一部の径方向外側にある、請求項10に記載の医療デバイス・センサ・アセンブリ。
  14. 前記第2の部分の少なくとも一部が、前記第1の部分の少なくとも一部に対して軸方向に隣接している、請求項10に記載の医療デバイス・センサ・アセンブリ。
  15. 軸に沿って延びるとともに前記軸の周りに配置されたコイルを備え、
    前記コイルは、1つまたは複数の部分を備え、
    各部分は、巻き角を規定し、
    前記の1つまたは複数の部分の少なくとも1つは、前記軸に垂直な直線を基準として少なくとも約2度の巻き角を規定し、これにより、印加される磁界内の前記コイルの投影面積は、前記コイルが前記軸の周りを回転するにつれて変化する、磁気センサ・アセンブリ。
  16. 前記コイルは、少なくとも2つの部分を備え、
    前記少なくとも2つの部分のうちの第1の部分は、前記直線を基準として少なくとも約2度の第1の巻き角を有し、
    前記少なくとも2つの部分のうちの第2の部分は、前記第1の巻き角とは異なる第2の巻き角を有する、請求項15に記載の磁気センサ・アセンブリ。
  17. 前記第1の巻き角および前記第2の巻き角の和は、ほぼ90度で、前記第1の部分および前記第2の部分が実質的に垂直である、請求項16に記載の磁気センサ・アセンブリ。
  18. 前記第1の部分は、前記第2の部分と電気的に結合している、請求項17に記載の磁気センサ・アセンブリ。
  19. 前記軸に沿って延び、コア外面を有するコアを、さらに備え、
    前記コイルは、前記コアの外面に配置されている、請求項15に記載の磁気センサ・アセンブリ。
  20. 前記コイルの径方向の断面は、
    円、
    楕円、および
    凸多角形
    からなる群より選択される形状を実質的に備える、請求項15に記載の磁気センサ・アセンブリ。
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