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JP2015220616A - 電子機器 - Google Patents

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JP2015220616A
JP2015220616A JP2014102846A JP2014102846A JP2015220616A JP 2015220616 A JP2015220616 A JP 2015220616A JP 2014102846 A JP2014102846 A JP 2014102846A JP 2014102846 A JP2014102846 A JP 2014102846A JP 2015220616 A JP2015220616 A JP 2015220616A
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sns
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JP2014102846A
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吉野 薫
Kaoru Yoshino
薫 吉野
旬美 鍬田
Tokimi Kuwata
旬美 鍬田
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Nikon Corp
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Abstract

【課題】撮影画像を適切なSNSへ投稿すること。【解決手段】電子機器は、撮影画像を取得する画像取得手段と、撮影画像に関する関連情報に基づいて、複数のソーシャルネットワーキングサービスの中から少なくとも1つのソーシャルネットワーキングサービスを選択するSNS選択手段と、SNS選択手段により選択されたソーシャルネットワーキングサービスに撮影画像を投稿する投稿手段と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器に関する。
近年、インターネットを利用したいわゆるソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に、カメラで撮影した撮影画像を投稿することが行われている。また、撮影画像を後でSNSへ投稿(アップロード)しようとした場合に、アップロードするタイミングを逃すことのないように、撮影シーンに応じて撮影画像をアップロードするタイミングを制御する情報端末装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2012−199811号公報
近年、SNSの数は増加しており、ユーザは、多くのSNSの中で、どのSNSに撮影画像を投稿してよいかわからなかったり、撮影画像に適したSNSがわからなかったりして、撮影画像を適切なSNSへ投稿することが難しい場合があった。
請求項1に記載の電子機器は、画像を取得する画像取得手段と、画像に関する関連情報に基づいて、複数の画像投稿サービスの中から少なくとも1つの画像投稿サービスを選択する選択手段と、選択手段により選択された画像投稿サービスに画像を投稿する投稿手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影画像を適切なSNSへ投稿することができる。
本発明の一実施の形態によるカメラと、カメラを用いて利用するSNSシステムとを含む全体構成を例示する図である。 カメラの要部構成を例示するブロック図である SNSへ投稿する撮影画像の選択画面を例示する図である。 SNSの一覧表示画面を例示する図である。 撮影シーンに基づいてSNSを選択する例を説明する図である。 撮影時のカメラの姿勢に基づいてSNSを選択する例を説明する図である。 SNSの一覧表示画面を例示する図である。 SNS投稿処理の流れを説明するフローチャートである。 静止画撮影処理の流れを説明するフローチャートである。 SNSアイコンを表示した表示画面の一例を示す図である。 構図枠を表示した表示画面の一例を示す図である。 投稿用画像の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるカメラ20と、カメラ20を用いて利用するSNSシステム10とを含む全体構成を例示する図である。SNSシステム10は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を提供するシステムであり、例えば、画像投稿サービスなどがある。なお、本実施形態において、SNSとは、インターネットを利用してソーシャルネットワークを構築するサービスのことであり、コミュニティ型の会員制サービスのほか、ブログや電子掲示板などコミュニケーション機能を有するWebサイトを含むものとする。カメラ20は、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイント18を介してネットワーク16に接続し、ネットワーク16に接続されたSNSシステム10にアクセスすることができる。アクセスポイント18は、公共施設やユーザ宅などに設置される。
ネットワーク16には、複数のSNSシステム10が接続されている。カメラ20は、アクセスポイント18およびネットワーク16を介して、これら複数のSNSシステム10がそれぞれ提供する複数のSNSを利用可能である。
SNSシステム10のサーバ12は、記憶装置、データ処理装置、およびネットワーク16との間の通信制御装置等によって構成され、SNSの運営に必要なデータ等を管理する。なお、図1では、SNSシステム10の機能が一式のサーバ12によって実現する例を示しているが、複数台のサーバに機能を分担させる分散構成にしてもよい。
<カメラ>
図2は、カメラ20の要部構成を例示するブロック図である。カメラ20は、撮影光学系41、撮像素子42、制御部43、表示部44、操作部46、フラッシュメモリ47、通信部48、位置検出部49a、および姿勢検出部49bを備える。また、カメラ20には、着脱可能なメモリカード45が装着される。
撮影光学系41は、撮像素子42の撮像面に被写体像を結像させる。なお図2では、撮影光学系41を1枚のレンズとして図示しているが、撮影光学系41を複数のレンズにより構成してもよい。撮像素子42は例えばCMOSやCCD等の撮像素子であり、撮影光学系41により結像された被写体像を撮像して撮像信号を出力する。制御部43は、カメラ20の各部を制御する電子回路であり、CPUとその周辺回路とから構成される。不揮発性の記憶媒体であるフラッシュメモリ47には、予め所定の制御プログラムが書き込まれている。制御部43は、フラッシュメモリ47から制御プログラムを読み込んで実行することにより、各部の制御を行う。
通信部48は、たとえば国際標準規格であるWiFi(Wireless Fidelity)認証に対応した無線通信方式によって、アクセスポイント18との無線通信を行う。表示部44は、液晶パネルを利用した表示装置である。
制御部43は、撮像素子42から出力された撮像信号に種々の画像処理を施して撮影画像データを作成し、表示部44に表示したり、可搬性の記憶媒体であるメモリカード45に格納したりする。また、制御部43は、通信部48を制御して、撮影画像データをSNSシステム10に送信する。
操作部46は、シャッターボタン、録画ボタン、電源ボタン、メニューボタン等の種々の操作部材を有し、それら操作部材が操作されたことに応じて制御部43に操作信号を出力する。制御部43は、操作信号に応じて撮影を行ったり、表示部44の表示内容を変化させたりする。なお、操作部46は操作部材に限定されず、表示部44上に配置されたタッチパネルをユーザが操作することで、制御部43に操作信号を出力するようにしてもよい。
位置検出部49aは、たとえばGPS受信機からなり、カメラ20の現在位置を検出する。姿勢検出部49bは、例えば加速度センサ等により構成され、カメラ20の姿勢を検出する。
操作部46からの操作信号に応じて静止画撮影モードまたは動画撮影モードに設定されると、制御部43は、撮像素子42に所定のフレームレートでスルー画用の撮像処理を行わせ、撮像素子42から時系列で得られる各フレーム画像から表示用のフレーム画像を生成して表示部44に出力する。これによって表示部44には、スルー画がリアルタイムで表示される。
また、制御部43は、シャッターボタンが押下されて静止画の撮影が指示されると、撮像素子42に静止画用の撮像処理を行わせ、撮像素子42から取得した画像信号に対して所定の画像処理を行って静止画データを生成し、所定の方式による圧縮処理を行って、メモリカード45に記録する。
また、制御部43は、録画ボタンが押下されて動画の撮影開始が指示されると、撮像素子42に動画用の撮像処理を開始させ、撮像素子42から出力された各フレームの画像信号に対して所定の画像処理を行う。そして、制御部43は、画像処理後の画像データをMPEG形式やMotionJPEGなどの圧縮画像データに圧縮し、その圧縮画像データをメモリカード45に記録する。そして、再度録画ボタンが押下されて動画の撮影終了が指示されると、制御部43は、動画の撮影終了時点までの圧縮画像データをメモリカード45に記録し、動画ファイルを完成させる。
また、制御部43は、撮影画像データ(静止画データまたは動画データ)を記録する際、当該撮影画像データに、当該撮影画像データに関するメタデータを付加して、メモリカード45に記録する。メタデータには、例えば、撮影日時、撮影位置(GPS情報)、撮影時のカメラ20の姿勢、撮影シーン、画質設定(ファイル形式および画像サイズ)、露出モード、特殊撮影情報などが含まれる。
<SNS投稿機能>
次に、カメラ20により撮影された撮影画像をSNSへ投稿する機能について説明する。近年、SNSとして、たとえば、ユーザが日記など日常のトピックを投稿するための日常系SNSや、特定のジャンルに適したSNS(たとえば、料理のレシピに適した料理レシピ用SNS、写真に適した写真投稿用SNS、ペットに適したペット用SNS、動画に適した動画用SNSなど)といった種々のSNSが知られている。カメラ20では、このような種々のSNSに撮影画像を投稿することができる。
カメラ20には、撮影画像を投稿可能な複数のSNSが登録されている。カメラ20のフラッシュメモリ47には、登録されたSNSごとに、SNSシステム10へ接続するためのアドレスとSNSへログインするためのアカウント情報(ユーザID、パスワード、メールアドレスなど)とが対応付けられて記憶されている。カメラ20は、これらの情報を用いて、SNSシステム10に接続してSNSへログインし、撮影画像を投稿する。
カメラ20には、予めSNSが登録されていてもよいし、ユーザが新たなSNSを登録することも可能である。また、カメラ20は、カメラ20に記憶されているアカウント情報を用いて、そのアカウント情報に対応するユーザが会員となっているSNSを検索し、カメラ20に登録するようにしてもよい。また、カメラ20に登録するSNSが別のSNSと連携している(SNS間の連携を行っている)場合には、当該別のSNSも合わせて登録するようにしてもよい。
以下、カメラ20において、撮影画像をSNSへ投稿する手順について説明する。
(1)SNSへ投稿する撮影画像の選択
まず、ユーザは、操作部46を操作して、メモリカード45に記録された撮影画像の中からSNSへ投稿する撮影画像を選択する。具体的には、ユーザは、カメラ20のメニュー画面において「WiFi転送」を選択し、「1枚選択」、「複数枚選択」、もしくは「日付選択」のいずれかを選択する。「1枚選択」の場合には撮影画像が1枚選択可能であり、「複数枚選択」の場合には撮影画像が複数枚選択可能である。「日付選択」の場合には、撮影画像を日付単位で選択可能である。カメラ20の制御部43は、たとえば、図3に示すように、投稿する撮影画像を選択するための選択画面を表示部44に表示する。図3の選択画面には、たとえば、メモリカード45に記録された複数の撮影画像P1〜P6がサムネイル表示される。ユーザは、操作部46を操作して、表示部44に表示された複数の撮影画像の中から、SNSへ投稿する撮影画像を選択する。
(2)ネットワーク16への接続
カメラ20は、たとえばWiFi認証に対応した無線通信方式によりアクセスポイント18を介してネットワーク16へ接続し、SNSシステム10と接続可能な状態とする。なお、ネットワーク16への接続については既知の技術を適用すればよいので、詳細な説明は省略する。
(3)撮影画像をSNSへ投稿
カメラ20は、ユーザにより選択された撮影画像を、ネットワーク16を介してSNSシステム10へ送信することで、SNSへの投稿を行う。本実施形態のカメラ20には、撮影画像をSNSへ投稿するための投稿モードとして、「手動モード」、「自動モード」、「半自動モード」の3種類のモードが設けられている。これらの投稿モードのうちいずれかの投稿モードが予め設定されていてもよいし、都度ユーザが投稿モードを選択するようにしてもよい。
(手動モード)
投稿モードが手動モードに設定されている場合、カメラ20の制御部43は、カメラ20に登録されたSNSの一覧を表示部44に表示する。図4は、SNSの一覧を表示する表示画面の一例である。図4の表示画面では、カメラ20に登録されたSNSであるポートレート用SNS、料理レシピ用SNS、ペット用SNSのそれぞれの名称N1〜N3と、これらのSNSを示すSNSアイコンS1〜S3とが縦に並んで表示されている。なお、制御部43は、カメラ20に登録された全てのSNSを一覧表示してもよいし、ユーザによって予め表示するように設定されたSNSのみを一覧表示してもよい。ユーザは、操作部46を操作して、表示部44に一覧表示されたSNSの中から、撮影画像を投稿するSNSを選択する。なお、ユーザによりSNSへ投稿する撮影画像が複数枚または日付単位で選択された場合には、選択された撮影画像をまとめて同じSNSへ投稿するようにしてもよいし、各撮影画像について投稿するSNSを選択してもよい。カメラ20の制御部43は、通信部48を制御して、上記選択されたSNSへ上記選択された撮影画像を投稿する。
(自動モード)
ユーザは、カメラ20に登録されているSNSのうち、どのSNSに撮影画像を投稿してよいかわからなかったり、撮影画像に適したSNSがわからなかったりする場合がある。そこで、カメラ20には、撮影画像に適したSNSをカメラ20が自動で選択して、選択したSNSへ撮影画像を自動で投稿する自動モードが設けられている。
投稿モードが自動モードに設定されている場合、カメラ20の制御部43は、上記選択された撮影画像のメタデータに基づいて、当該撮影画像を投稿するSNSを自動で選択する。なお、SNSに投稿する撮影画像が複数枚または日付単位で選択された場合には、選択された各撮影画像について投稿するSNSを自動で選択する。SNSの選択方法として、次の7通りの選択方法を例示する。
1.撮影画像の撮影シーンに基づいてSNSを選択する
制御部43は、メタデータに含まれる撮影シーンを参照して、撮影画像を投稿するSNSを選択する。なお、撮影シーンとしては、例えば、人物、風景、ペット、料理、夜景、ビーチなどが挙げられる。また、撮影シーンは、ユーザが手動で設定したものであってもよいし、カメラ20が撮影画像に基づいて自動判別したものであってもよい。図5は、撮影シーンに基づいたSNSの選択例を説明する図である。制御部43は、たとえば、撮影シーンが人物である撮影画像P2を投稿するSNSとして、ポートレート用SNSを選択する。また、制御部43は、たとえば、撮影シーンが料理である撮影画像P5を投稿するSNSとして、料理レシピ用SNSを選択する。また、制御部43は、たとえば、撮影シーンがペットである撮影画像P1を投稿するSNSとして、ペット用SNSを選択する。このように制御部43は、撮影画像の撮影シーンに応じたジャンルに適したSNSを選択する。
なお、SNSを選択する際に用いるSNSのジャンルについては、料理レシピ用SNSやペット用SNSなどのようにSNS自体のジャンルであってもよいし、SNSにおいてユーザのアカウント情報に対応付けられたジャンルを用いてもよい。たとえば、日常系SNSは、特定のジャンルに特化したSNSではなく種々のジャンルに適したSNSであるが、ユーザはこの日常系SNSに好みのジャンルを登録することができる。カメラ20では、ユーザがこの日常系SNSのアカウント情報を登録した際に、合わせて好みのジャンルについても登録させ、ユーザのアカウント情報とユーザの好みのジャンルを示すジャンル情報とを対応付けてフラッシュメモリ47に記憶しておく。たとえば、日常系SNSは、風景、料理、ペットといったジャンルに適しているとする。ユーザは、これらのジャンルの中から好みのジャンルを選択して、カメラ20に登録する。ここで、ユーザがたとえば風景を選択した場合には、日常系SNSのアカウント情報にジャンル「風景」が対応付けられてカメラ20のフラッシュメモリ47に記憶される。カメラ20の制御部43は、撮影画像を投稿する際に、撮影シーンが風景や夜景、ビーチなど、風景に関連する撮影シーンである場合には、日常系SNSのアカウント情報にジャンル「風景」が対応付けられていることから、撮影画像を投稿するSNSとして日常系SNSを選択する。このように制御部43は、SNSにおけるユーザのアカウント情報に対応付けられたジャンル情報を取得し、ジャンル情報を用いて、撮影シーンに応じたジャンルのSNSを選択する。
2.撮影画像における撮影時のカメラ20の姿勢に基づいてSNSを選択する
制御部43は、メタデータに含まれる撮影時のカメラ20の姿勢を参照して、撮影画像を投稿するSNSを選択する。撮影時のカメラ20の姿勢は、姿勢検出部49bによって、横位置か縦位置かが検出される。図6は、撮影時のカメラ20の姿勢に基づいたSNSの選択例を説明する図である。制御部43は、撮影時のカメラ20の姿勢が横位置である(すなわち横長である)撮影画像P2を投稿するSNSとして、たとえば、横スクロールのWebサイトを提供するSNSを選択する。一方、制御部43は、撮影時のカメラ20の姿勢が縦位置である(すなわち縦長である)撮影画像P6を投稿するSNSとして、たとえば、縦スクロールのWebサイトを提供するSNSを選択する。
3.撮影画像の画質設定に基づいてSNSを選択する
制御部43は、メタデータに含まれる画質設定を参照して、撮影画像を投稿するSNSを選択する。画質設定は、撮影画像を保存するファイル形式および撮影画像の画像サイズの設定である。カメラ20において、撮影画像データを保存するファイル形式としては、RAW形式、TIFF形式、JPEG形式が設定可能であり、さらにJPEG形式では3段階の圧縮率(FINE、NORMAL、BASIC)が設定可能である。また、カメラ20において、画像サイズとしては、画素数に応じた3種類のサイズ、Lサイズ(約16メガピクセル相当)、Mサイズ(約9メガピクセル相当)、Sサイズ(約4メガピクセル相当)が設定可能である。制御部43は、ファイル形式がRAW形式、TIFF形式、JPEG形式(FINE)のいずれかであり、画像サイズがLサイズである場合には、撮影画像を投稿するSNSとして、写真投稿用SNSを選択する。一方、制御部43は、ファイル形式がJPEG形式(NORMAL)またはJPEG形式(BASIC)であり、画像サイズがMサイズまたはSサイズである場合には、撮影画像を投稿するSNSとして、日常系SNSを選択する。このように制御部43は、撮影画像の画質設定が比較的高画質である場合には、写真について専門的なSNSを選択し、比較的低画質である場合にはジャンルが限定されていない一般的なSNSを選択する。
4.撮影画像の露出設定に基づいてSNSを選択する
制御部43は、メタデータに含まれる露出設定を参照して、撮影画像を投稿するSNSを選択する。露出設定は、撮影時の露出モードおよびEV補正(露出補正)の設定である。カメラ20において、露出モードとしては、AUTOモード、Pモード、Sモード、Aモード、Mモードが設定可能である。AUTOモードは、カメラ20が絞り値およびシャッタースピードをコントロールするモードである。Pモードはプログラムオートである。Sモードはシャッター優先オートである。Aモードは絞り優先オートである。Mモードはマニュアル露出である。制御部43は、露出モードがAUTOモードまたはPモードである場合は、撮影画像を投稿するSNSとして、日常系SNSを選択する。一方、制御部43は、露出モードがAモード、Sモード、Mモードである場合、またはこの他のモードであってもEV補正が行われた場合には、撮影画像を投稿するSNSとして、写真投稿用SNSを選択する。このように制御部43は、撮影画像の露出モードが比較的専門家向けの設定である場合には、写真について専門的なSNSを選択し、比較的初心者向けの設定である場合にはジャンルが限定されていない一般的なSNSを選択する。
5.動画像の長さ(録画時間)に基づいてSNSを選択する
カメラ20において動画像を投稿可能なSNSとして、たとえば6秒以下などの短時間の動画のみが投稿可能な短時間動画SNSと、長時間の動画が投稿可能な長時間動画SNSとがある。制御部43は、動画像を投稿する場合には、動画像の長さに応じてSNSを選択する。具体的には、制御部43は、動画像が所定時間(たとえば6秒など)未満である場合には、動画像を投稿するSNSとして短時間動画SNSを選択する。一方、制御部43は、動画像が所定時間以上である場合には、動画像を投稿するSNSとして長時間動画SNSを選択する。
6.撮影画像の特殊撮影情報に基づいてSNSを選択する
カメラ20は特殊な撮影を行う特殊撮影機能を有しており、どのような特殊撮影を行ったかを示す特殊撮影情報がメタデータに含まれる。特殊撮影機能としては、たとえば、エフェクトを施して画像を撮影するエフェクト機能や、インターバル撮影を行って取得した複数の静止画をつなげてタイムラプス動画を作成するタイムラプス機能、一部をスローモーション動画とするなど特殊な効果を付加して動画を撮影する動画効果機能などが挙げられる。制御部43は、たとえば、撮影画像がエフェクト機能で撮影されている場合には、撮影画像を投稿するSNSとして、個人表現に適した個人表現用SNSを選択する。また、制御部43は、撮影画像がタイムラプス機能で撮影されている場合には、撮影画像を投稿するSNSとして、動画に適した動画用SNSを選択する。また、制御部43は、撮影画像が動画効果機能で撮影されている場合には、撮影画像を投稿するSNSとして、動画に適した動画用SNSを選択する。
7.撮影画像の撮影位置(GPS情報)に基づいてSNSを選択する
制御部43は、メタデータに含まれる撮影位置を参照して、撮影画像を投稿するSNSを選択する。なお、撮影位置は、位置検出部49aにより撮影時に検出されたカメラ20の位置である。制御部43は、たとえば、撮影位置が観光地である場合には、撮影画像を投稿するSNSとして、旅行に適した旅行用SNSを選択する。このように制御部43は、撮影画像の撮影位置に応じたジャンルに適したSNSを選択する。
また、制御部43は、撮影位置と撮影シーンを両方参照して、撮影画像を投稿するSNSを選択してもよい。制御部43は、たとえば、撮影シーンが料理であり、且つ撮影位置が飲食店である場合には、撮影画像を投稿するSNSとして、日常系SNSを選択する。また、制御部43は、たとえば、撮影シーンが料理であり、且つ撮影位置が家またはキッチンスタジオである場合には、撮影画像を投稿するSNSとして、料理レシピ用SNSを選択する。
なお、料理レシピ用SNSには、料理ができるまでの一連の流れを撮影した複数枚の撮影画像を1つのアルバムとしてまとめて投稿したい場合が考えられる。そこで、制御部43は、投稿する撮影画像が複数枚または日付単位で選択され、料理レシピ用SNSが選択された場合には、複数枚の撮影画像を1つのアルバムとして、料理レシピ用SNSに自動で投稿するようにしてもよい。また、カメラ20に、複数枚の撮影画像を1つのアルバムとして料理レシピ用SNSに投稿する専用のモードを設け、ユーザが所望に応じて選択できるようにしてもよい。
以上説明したSNSの選択は、上記7通りの選択方法のうちいずれか1つの選択方法のみを用いるようにしてもよいし、2つ以上の選択方法を組み合わせて用いるようにしてもよい。特に上記7通りの選択方法のうち「1.撮影シーンに基づいてSNSを選択する方法」と「2.撮影時のカメラ40の姿勢に基づいてSNSを選択する方法」についてはこの他の方法よりも優先的に用いるようにしてもよい。また、2つ以上の選択方法を組み合わせる場合、各選択方法に対応する条件をアンド条件としてSNSを選択してもよいし、各選択方法に対応する条件をオア条件としてSNSを選択してもよい。なお、撮影画像を投稿するSNSは1つに絞る必要はなく、複数選択してもよい。
制御部43は、通信部48を制御して、以上の選択方法で選択したSNSへ撮影画像を自動で投稿する。制御部43は、SNSが複数選択されている場合には、複数のSNSに対してそれぞれ撮影画像を投稿する。
また、制御部43は、所定の基準に基づいて撮影画像に対する評価値を算出し、評価値が所定値よりも低い場合には、当該撮影画像を上記選択されたSNSへ投稿しないようにしてもよい。上記所定の基準としては、たとえば顔認識、笑顔度、目つぶり、構図(フレームアウトなど)、像ぶれなどがある。たとえば、顔が認識されたり、笑顔度が高かったりするほど評価値を高くし、目つぶりやフレームアウト、像ぶれがあると評価値を低くする。
なお、制御部43は、撮影画像の評価値が所定値よりも低い場合に必ずSNSへの投稿を禁止するのではなく、特定のSNSについては投稿を禁止し、この他のSNSについては投稿を許可するようにしてもよい。制御部43は、たとえば、撮影画像を投稿するSNSとして写真投稿用SNSを選択した場合には、撮影画像の評価値が所定値よりも低いと、写真投稿用SNSへ撮影画像を投稿しないようにする。一方、制御部43は、たとえば、撮影画像を投稿するSNSとして日常系SNSを選択した場合には、撮影画像の評価値が所定値よりも低くても、日常系SNSへ撮影画像を投稿する。
(半自動モード)
カメラ20には、撮影画像をSNSへ投稿するための投稿モードとして、上述した「手動モード」、「自動モード」の他、「半自動モード」も設けられている。「半自動モード」では、カメラ20が撮影画像の投稿先として推奨するSNSを自動で選択してユーザに提示し、ユーザが撮影画像を投稿するSNSを手動で選択するモードである。
投稿モードが半自動モードに設定されている場合、カメラ20の制御部43は、ユーザにより選択された撮影画像のメタデータに基づいて、当該撮影画像の投稿先として推奨するSNSを自動で選択する。SNSの選択方法としては、上述した自動モードと同様の選択方法を用いればよい。
そして、制御部43は、カメラ20に登録されたSNSの一覧を表示部44に表示する。このとき制御部43は、上記選択したSNS(撮影画像の投稿先として推奨するSNS)を優先的に表示する。上記選択したSNSを優先的に表示する方法として、以下の2通りの方法を例示する。
1.上記選択したSNSを他のSNSと区別して表示する
制御部43は、カメラ20に登録されたSNSを一覧表示するが、上記選択したSNSについては、他のSNS(選択されていないSNS)と区別して表示する。図7は、この場合のSNSの一覧表示画面の一例である。図7の一覧表示画面には、SNSに投稿する撮影画像P2に重畳して、カメラ20に登録されたSNSを表すSNSアイコンS1〜S4が表示されている。図7において、SNSアイコンS1はポートレート用SNSを表し、SNSアイコンS2は料理レシピ用SNSを表し、SNSアイコンS3はペット用SNSを表し、SNSアイコンS4は写真投稿用SNSを表す。制御部43は、撮影画像P2の撮影シーンが人物であることより、推奨のSNSとしてポートレート用SNSを選択したとする。この場合、制御部43は、ポートレート用SNSを表すSNSアイコンS1を、他のSNSアイコンS2〜S4と区別して表示する。図7では、SNSアイコンS1の左上に星マークMが表示されることで、SNSアイコンS1が他のアイコンS2〜S4と区別されている。
なお、上記選択したSNSを他のSNSと区別して表示する方法は、図7で示した方法に限らない。たとえば、上記選択したSNSを示すアイコンを枠などで囲って強調表示してもよいし、上記選択したSNSを示すアイコンを、一覧表示の先頭(たとえば縦に並べている場合は一番上など)に配置するようにしてもよい。
2.上記選択したSNSのみを一覧表示する
制御部43は、上記選択したSNSのみを表示部44に一覧表示する。この場合、制御部43は、上記選択したSNSの中でも、撮影画像の投稿先として最も適しているSNSを強調表示するようにしてもよいし、撮影画像の投稿先として適している順番に並べて表示してもよい。
以上説明したSNSの一覧表示方法は、上記2通りの表示方法のうち、ユーザにより指定された表示方法を用いるようにしてもよいし、カメラ20に登録されているSNSの数によって変えるようにしてもよい。たとえば、カメラ20に登録されているSNSの数が多い場合には上記選択したSNSのみを一覧表示し、カメラ20に登録されているSNSの数が少ない場合には上記選択したSNS以外のSNSも含めて一覧表示し、上記選択したSNSを区別して表示するようにしてもよい。
ユーザは、操作部46を操作して、表示部44に一覧表示されたSNSの中から、撮影画像を投稿するSNSを選択する。カメラ20の制御部43は、通信部48を制御して、ユーザにより選択されたSNSへ撮影画像を投稿する。
<フローチャート>
次に、上述した撮影画像をSNSに投稿するSNS投稿処理の流れについて、図8に例示するフローチャートを参照して説明する。制御部43は、ユーザ操作によりメニューの「WiFi転送」が選択されてSNSに投稿する撮影画像が選択されると、SNS投稿処理を実行するためのプログラムを起動して、図8に例示するSNS投稿処理を開始する。
ステップS10において、制御部43は、通信部48を制御して、アクセスポイント18を介してネットワーク16へ接続し、SNSシステム10と接続可能な状態とする。
ステップS20において、制御部43は、投稿モードが「手動モード」、「自動モード」、「半自動モード」のどれに設定されているかを判定する。制御部43は、投稿モードが「手動モード」に設定されている場合はステップS30へ進み、「自動モード」に設定されている場合はステップS40へ進み、「半自動モード」に設定されている場合はステップS50へ進む。
「手動モード」に設定されている場合に進むステップS30において、制御部43は、カメラ20に登録されたSNSの一覧を表示部44に表示する。
ステップS31において、制御部43は、ユーザ操作により、表示部44に一覧表示されたSNSの中から撮影画像を投稿するSNSが選択されたか否かを判定する。制御部43は、SNSが選択されるまでステップS31を否定判定してステップS31の処理を繰り返し、SNSが選択されるとステップS31を肯定判定してステップS32へ進む。
ステップS32において、制御部43は、通信部48を制御して、ユーザ操作により(すなわち手動で)選択されたSNSへ撮影画像を投稿して、図8の処理を終了する。
「自動モード」に設定されている場合に進むステップS40において、制御部43は、上述した選択方法を用いて、撮影画像のメタデータに基づいて、撮影画像を投稿するSNSを自動で選択する。
ステップS41において、制御部43は、通信部48を制御して、ステップS40で選択されたSNSへ撮影画像を自動で投稿して、図8の処理を終了する。
「半自動モード」に設定されている場合に進むステップS50において、制御部43は、上述した選択方法を用いて、撮影画像のメタデータに基づいて、撮影画像の投稿先として推奨するSNSを自動で選択する。
ステップS51において、制御部43は、SNSの一覧を表示部44に表示する。このとき制御部43は、上述した表示方法によって、ステップS50で選択したSNSを優先的に表示する。
ステップS52において、制御部43は、ユーザ操作により、表示部44に一覧表示されたSNSの中から撮影画像を投稿するSNSが選択されたか否かを判定する。制御部43は、SNSが選択されるまでステップS52を否定判定してステップS52の処理を繰り返し、SNSが選択されるとステップS52を肯定判定してステップS53へ進む。
ステップS53において、制御部43は、通信部48を制御して、ユーザ操作により(すなわち手動で)選択されたSNSへ撮影画像を投稿して、図8の処理を終了する。
<静止画撮影時のアシスト機能>
また、カメラ20では、静止画の撮影時において、撮影画像を投稿するSNSを自動で選択し、選択したSNSに応じた構図を示す枠をスルー画に重畳して表示部44に表示することで、撮影をアシストするようにしてもよい。以下、このアシスト機能について説明する。
図9は、静止画撮影処理の流れを例示するフローチャートである。制御部43は、静止画撮影モードに設定されると、静止画撮影処理を実行するためのプログラムを起動して、図9に例示する静止画撮影処理を開始する。
ステップS100において、制御部43は、撮像素子42に所定のフレームレートでスルー画用の撮像処理を行わせ、撮像素子42から出力される画像信号に基づくスルー画を表示部44に表示させるスルー画表示処理を開始する。
ステップS101において、制御部43は、カメラ20に登録されたSNSの中から撮影画像を投稿するSNSを1つ選択するSNS選択処理を行う。SNSの選択方法としては、上述した選択方法のどれを用いてもよい。ここでは、撮影シーンに基づいてSNSを選択する方法を用いる場合を一例として以下説明する。この場合、制御部43は、撮像素子42から出力される画像信号(すなわちスルー画用の画像信号)に基づいて撮影シーンを自動判別し、判別結果に基づいてSNSを選択する。なお、ユーザ操作によって予め選択された撮影シーンに基づいてSNSを選択してもよい。
ステップS102において、制御部43は、ステップS101で選択したSNSを示すSNSアイコンをスルー画に重畳して表示部44に表示する。図10は、SNSアイコンを表示した表示画面の一例を示す図である。図10では、撮影シーンが料理であり、料理レシピ用SNSが選択されており、スルー画Psの左上隅に、スルー画Psを閲覧し難くならないような大きさで、料理レシピ用SNSを示すSNSアイコンS2が表示されている。
ステップS103において、制御部43は、ステップS101で選択したSNSに投稿する画像の構図として推奨する構図を決定する構図決定処理を行う。この推奨する構図を決定する方法として、以下の3通りの方法を例示する。
1.ステップS101で選択したSNSのジャンルに応じて構図を決定する
制御部43は、ステップS101で選択したSNSのジャンルに適した構図を、推奨する構図として決定する。たとえば、ステップS101で選択したSNSが料理レシピ用SNSである場合は、ジャンルが料理であるので、料理の撮影に適した構図(たとえば、料理をアップで撮影するなど)を推奨する構図として決定する。
2.ステップS101で選択したSNSに対応する画像のアスペクト比に応じて構図を決定する
SNSによっては、投稿可能な画像のアスペクト比が定められていたり、推奨する画像のアスペクト比が定められていたりする場合がある。たとえば、カメラ20で撮影可能なアスペクト比が3:2であるのに対して、特定のSNSでは画像のアスペクト比が1:1に設定されている場合などである。そこで、制御部43は、ステップS101で選択したSNSに対応するアスペクト比となるように構図を決定する。
3.ステップS101で選択したSNSが提供するWebサイトのスクロール方向に応じて構図を決定する。
制御部43は、ステップS101で選択したSNSが提供するWebサイトのスクロール方向が横スクロールである場合は、横長の画像となるように構図を決定し、縦スクロールである場合は、縦長の画像となるように構図を決定する。
以上説明した構図の決定は、上記3通りの決定方法のうちいずれか1つの決定方法によってのみ決定してもよいし、2つ以上の決定方法を組み合わせてもよい。なお、構図を決定する際に用いるSNSのジャンルやアスペクト比については、SNS自体の情報を用いてもよいし、SNSにおいてユーザのアカウント情報に対応付けられた情報を用いてもよい。
ステップS104において、制御部43は、ステップS103で決定した構図を示す構図枠をスルー画に重畳して表示部44に表示する。図11は、構図枠Frを表示した表示画面の一例を示す図である。たとえば、選択したSNSが横スクロールのWebサイトを提供する場合には、図11(a)に示すように横長の構図を示す構図枠Frがスルー画Psに重畳して表示される。一方、選択したSNSが縦スクロールのWebサイトを提供する場合には、図11(b)に示すように縦長の構図を示す構図枠Frがスルー画Psに重畳して表示される。このように、SNSに適した構図を示す構図枠Frをスルー画Psに重畳することで、撮影前の段階でSNSに適した構図をユーザに報知することができ、ユーザはSNSに適した構図を考慮して静止画の撮影を行うことができる。
ステップS105において、制御部43は、ユーザにより、静止画の撮影指示が行われたか否かを判定する。制御部43は、静止画の撮影指示が行われるまでステップS105を否定判定してステップS105の処理を繰り返し、ユーザによりシャッターボタンが押下されて静止画の撮影が指示されると、ステップS105を肯定判定してステップS106へ進む。
ステップS106において、制御部43は、静止画の撮影指示時点で撮像素子42から出力された画像信号に基づいて静止画を生成する静止画撮影処理を行う。
ステップS107において、制御部43は、ステップS106で生成された静止画から構図枠Frで示される範囲の画像を切り出した(すなわちトリミングした)画像を、投稿用画像として生成する。図12は、投稿用画像Ptの一例を示す図である。図12(a)は、たとえば図11(a)に示したように構図枠Frが表示されていた場合の投稿用画像Ptの一例である。図12(b)は、たとえば図11(b)に示したように構図枠Frが表示されていた場合の投稿用画像Ptの一例である。
ステップS108において、制御部43は、ステップS106で生成された静止画とステップS107で生成された投稿用画像とを関連付けてメモリカード45に記録する。
ステップS109において、制御部43は、通信部48を制御して、ステップS107で生成された投稿用画像を、ステップS101で選択したSNSへ投稿して、図9の処理を終了する。
なお、ステップS107において、制御部43は、上記投稿用画像に対し、ステップS101で選択したSNSに応じた画像処理を施すようにしてもよい。たとえば、上記選択したSNSがポートレート用SNSの場合は人物の肌をきれいに見せるための画像処理を施してもよい。また、ステップS107において、制御部43は、上記投稿用画像を、上記選択したSNSに応じた画質設定(ファイル形式および画像サイズ)に変換するようにしてもよい。また、静止画をRAW形式で保存する場合、制御部43は、トリミングや画像処理等を施していない画像をRAW形式で保存し、それとは異なる処理として、投稿用画像としてJPEG形式に現像処理をし、トリミング等の処理を施して投稿用画像を生成するようにしてもよい。その結果、メモリカード45にはRAW形式で保存された画像を残すことができる。これにより、たとえば料理用SNSに投稿した画像を、後日RAW形式で保存された画像を日常系SNSに適した形式に現像し画質設定等を行うことで、投稿用画像を生成することができる。また、静止画をJPEG形式で保存する場合においては、制御部43は、トリミングや画像処理等を施していない画像と、トリミング等の処理を施した投稿用画像とをメモリカード45に保存するようにしてもよい。
また、静止画の再生中において、図9と同様の処理を行うようにしてもよい。この場合は、制御部43は、再生中の静止画に重畳して構図枠を表示し、ユーザ操作により投稿用画像の生成が指示されると、構図枠によって静止画をトリミングして投稿用画像を生成する。
<撮影中のSNS表示機能>
上述したアシスト機能では、静止画の撮影時に撮影画像を投稿するSNSを1つ選択する例について説明したが、撮影画像の投稿先として推奨するSNSを複数選択してもよい。この場合は、制御部43は、構図枠の表示は行わず、推奨する複数のSNSをそれぞれ示すSNSアイコンをスルー画に重畳して表示する。これにより、ユーザに、撮影画像の投稿先としておすすめのSNSを報知することができる。
また、制御部43は、動画の撮影時においても、録画中の動画の投稿先として推奨するSNSをユーザに報知するようにしてもよい。たとえば、制御部43は、動画の記録中において、録画時間が所定時間(たとえば6秒など)未満である場合には、短時間動画SNSを示すSNSアイコンをスルー画に重畳して表示部44に表示する。そして、制御部43は、録画時間が所定時間以上となると、長時間動画SNSを示すSNSアイコンをスルー画に重畳して表示部44に表示する。
なお、静止画または動画の再生中において、上述と同様に、撮影画像の投稿先として推奨するSNSを表示する処理を行うようにしてもよい。この場合は、SNSアイコンを再生画像に重畳して表示する。
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)カメラ20において、制御部43は、撮影画像に関する関連情報(メタデータ)に基づいて、複数のSNSの中から少なくとも1つのSNSを選択し、通信部48を制御して、当該選択したSNSに撮影画像を投稿する。これにより、撮影画像を適切なSNSへ投稿することができる。
(2)カメラ20において、制御部43は、上記選択したSNSに応じた構図を決定し、決定した構図を示す構図情報(構図枠)を表示部44に表示する。これにより、SNSに投稿する画像の構図として適した構図をユーザに報知することができる。
(3)カメラ20において、制御部43は、撮影画像から構図枠に応じた範囲の画像を切り出して投稿用画像を生成し、上記選択したSNSに投稿する。これにより、SNSに適した構図の撮影画像を投稿することができる。
(4)カメラ20において、制御部43は、上記選択したSNSを優先的に表示し、ユーザ操作により指定されたSNSに撮影画像を投稿する。これにより、ユーザは、撮影画像を投稿するSNSを選択する際に、撮影画像に適したSNSを確認することができる。
(変形例1)
上述した実施の形態では、カメラ20を例に説明したが、たとえば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末などの電子機器に適用しても構わない。
(変形例2)
上述した実施の形態では、撮影画像をSNSに投稿する(送信する)場合を例に説明したが、SNSへの投稿に限らず、外部機器へ転送する場合に適用しても構わない。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
10…SNSシステム、12…サーバ、16…ネットワーク、18…アクセスポイント、20…カメラ、41…撮影光学系、42…撮像素子、43…制御部、44…表示部、45…メモリカード、46…操作部、47…フラッシュメモリ、48…通信部、49a…位置検出部、49b…姿勢検出部

Claims (10)

  1. 画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像に関する関連情報に基づいて、複数の画像投稿サービスの中から少なくとも1つの画像投稿サービスを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された画像投稿サービスに前記画像を投稿する投稿手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記選択手段により選択された画像投稿サービスに応じた構図を決定する構図決定手段と、
    前記構図決定手段により決定された構図を示す構図情報を表示部に表示する構図表示手段と、
    をさらに備えることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器において、
    前記画像から前記構図情報に応じた範囲の画像を切り出す画像処理手段をさらに備え、
    前記投稿手段は、前記画像処理手段により切り出された画像を、前記選択手段により選択された画像投稿サービスに投稿することを特徴とする電子機器。
  4. 請求項2または3に記載の電子機器において、
    前記構図決定手段は、前記選択手段により選択された画像投稿サービスのジャンル、前記画像投稿サービスに対応する画像のアスペクト比、前記画像投稿サービスが提供するWebサイトのスクロール方向の少なくとも1つに基づいて前記構図を決定することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記関連情報は、前記画像が撮影されたときの撮影情報であり、
    前記選択手段は、前記撮影情報に応じたジャンルの画像投稿サービスを選択することを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器において、
    前記選択手段は、画像投稿サービスおけるユーザのアカウント情報に対応付けられたジャンル情報を取得し、前記ジャンル情報を用いて、前記撮影情報に応じたジャンルの画像投稿サービスを選択することを特徴とする電子機器。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記関連情報は、前記画像が撮影されたときの撮影装置の姿勢を示す情報であり、
    前記選択手段は、前記画像における撮影時の撮影装置の姿勢と前記画像投稿サービスが提供するWebサイトにおけるスクロール方向とに基づいて、前記画像を投稿する画像投稿サービスを選択することを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記関連情報は、画像のファイル形式、画像サイズ、露出モード、特殊撮影情報、撮影位置および画像が動画像である場合は当該動画像の長さの少なくとも1つを示す情報であることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記画像を所定の基準に基づいて評価する評価手段と、
    前記評価手段による評価結果が所定以下である場合には、前記投稿手段が前記画像を前記画像投稿サービスへ投稿しないように制御する制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記複数の画像投稿サービスの一覧を表示部に表示する一覧表示手段をさらに備え、
    前記一覧表示手段は、前記選択手段によって選択された画像投稿サービスを優先的に表示し、
    前記投稿手段は、前記複数の画像投稿サービスのうち、ユーザ操作により指定された画像投稿サービスに前記画像を投稿することを特徴とする電子機器。
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