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JP2015213565A - 遊技機 - Google Patents

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JP2015213565A
JP2015213565A JP2014096865A JP2014096865A JP2015213565A JP 2015213565 A JP2015213565 A JP 2015213565A JP 2014096865 A JP2014096865 A JP 2014096865A JP 2014096865 A JP2014096865 A JP 2014096865A JP 2015213565 A JP2015213565 A JP 2015213565A
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浩之 袴田
Hiroyuki Hakamada
浩之 袴田
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Abstract

【課題】興趣性の高い複合演出を行うことができる遊技機を提供する。【解決手段】パチンコ機の遊技盤6にはメイン画像を表示する第1可変表示装置27とサブ画像を表示する第2可変表示装置28とが配設されていると共に、第2可変表示装置28の表示画面28aの前方に意匠部材26が配置されている。この意匠部材26は、表示部38を有する前面板39と、この前面板39の裏面側に積層された第1および第2導光板40,41と背面板42とで構成され、これらは無色透明な樹脂板によって形成されている。表示部38は光透過領域38aの輪郭を不透明領域38bとしたものであり、第2可変表示装置28の表示画面28aは光透過領域38aを通して遊技者に目視される。また、LED44の光を第1および第2導光板40,41と背面板42の端面に入射することにより、光透過領域38aはLED44の発光色で発光される。【選択図】図8

Description

本発明は、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ機に代表される遊技機の中には、遊技盤の遊技領域に可変表示装置や始動入賞口やアタッカ装置等を設け、遊技領域に向けて発射された遊技球が始動入賞口に入賞したことを契機に電子抽選を行い、その抽選結果に基づいて可変表示装置が図柄の変動表示および変動停止を行うようにした機種が数多く存在する。電子抽選の抽選結果には当たりとハズレがあり、抽選結果が当たりの場合には、可変表示装置の表示画面に特定の図柄が表示され、通常モードから特別遊技モードへと移行する。この特別遊技モードでは、アタッカ装置の開閉扉が開放動作して大入賞口を露呈させるので、露呈した大入賞口に遊技球が入りやすくなって遊技者は多くの賞球を獲得できるようになる。
この種のパチンコ機において、上記したような可変表示装置(第1可変表示装置)とは別に小形の表示画面を有する第2可変表示装置を搭載し、第1可変表示装置の表示画面に表示されるメイン画像と第2可変表示装置の表示画面に表示されるサブ画像とを関連付けた複合演出を行うことにより、遊技者に対して面白味のある演出を提供するように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−240420号公報
しかし、前述したような従来の遊技機では、第1可変表示装置に比べると第2可変表示装置の表示画面がかなり小さいため、第2可変表示装置の表示画面に表示されるサブ画像が目立ちにくくなり、メイン画像とサブ画像による複合演出が比較的単調になってしまうという問題があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、興趣性の高い複合演出を行うことができる遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の遊技機は、演出画像を表示可能な第1可変表示装置と、この第1可変表示装置の表示画面よりも小形の表示画面を有する第2可変表示装置とを備え、前記第2可変表示装置の表示画面を覆うように意匠部材が配置されており、この意匠部材には光透過領域の輪郭を不透明領域とした表示部が設けられているという構成にした。
このように構成された遊技機では、第2可変表示装置の表示画面の前方に意匠部材が配置されており、この意匠部材に光透過領域の輪郭を不透明領域とした表示部が設けられているため、第2可変表示装置の表示画面上の演出画像が意匠部材の光透過領域を通して目視されることになり、第2可変表示装置と意匠部材の組み合わせによって興趣性の高い複合演出を行うことができる。
上記の構成において、意匠部材は透明な導光板を有しており、この導光板の端面に光源を対向配置することにより、光源の光が導光板の内部を通過して光透過領域から前方へ照射されるようになっていると、光源が発する光の有無によって意匠部材の光透過領域を有色透明状態と無色透明状態のいずれかに切り替えたり、光源の発光色を変化させることによって意匠部材の光透過領域を異なる色で発光させることができて好ましい。
この場合において、意匠部材は、表示部が設けられた前面板と、この前面板に積層された少なくとも2枚の導光板とによって構成されており、一方の導光板に光源の光を光透過領域の周縁部に向けて反射する反射部が形成されていると共に、他方の導光板に光源の光を光透過領域の全体に向けて反射する反射部が形成されていると、意匠部材の表示部をメリハリのある照光態様で発光させることができて好ましい。
さらに、意匠部材が2枚の導光板を介して前面板に積層された透明な背面板を備えており、この背面板に光源の光を不透明領域の外側に向けて反射する反射部が形成されていると、意匠部材の表示部だけでなく周囲も発光させることができる。
また、上記の構成において、第2可変表示装置が意匠部材の後方と第1可変表示装置の表示画面の前方との間を移動可能であると、意匠部材の光透過領域を通して第2可変表示装置の表示画面を目視するだけでなく、第2可変表示装置が意匠部材の裏側から第1可変表示装置の前方に露出するというインパクトの高い可動演出を実現することができる。
本発明の遊技機によれば、第1可変表示装置とは別に搭載された第2可変表示装置の前方に表示部を有する意匠部材が配置されているので、興趣性の高い複合演出を行うことができる。
パチンコ機の外観を示す斜視図である。 図1に示すパチンコ機の前面扉を開放した状態の斜視図である。 図1に示すパチンコ機の背面図である。 図1に示すパチンコ機に備えられる遊技盤の正面図である。 第2可変表示装置が落下状態にあるときの遊技盤の正面図である。 意匠部材と第2可変表示装置の正面図である。 意匠部材と第2可変表示装置の斜視図である。 意匠部材と第2可変表示装置の分解斜視図である。 意匠部材に備えられる前面板の正面図である。 意匠部材に備えられる第1導光板の正面図である。 意匠部材に備えられる第2導光板の正面図である。 意匠部材に備えられる背面板の正面図である。 意匠部材の発光動作を示す説明図である。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1と図2に示すように、本発明の実施形態例に係る遊技機(パチンコ機)は、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた本体枠2と、本体枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられた前面扉3等を備えており、前面扉3にはガラスやプラスチック等からなる透明板4が取り付けられている。
機枠1の左下隅部には大型のスピーカ5が配設されており、このスピーカ5は前面扉3の切り欠き内に位置して前方に露出している。本体枠2の上部内側には後述する遊技盤6が収納されており、この遊技盤6の盤面(前面)は透明板4を透して外部から目視可能となっている。また、本体枠2の右側枠部にはシリンダ錠7aを有する施錠装置7が設置されており、図示省略されているが、この施錠装置7は本体枠2の裏面に配置された後部施錠杆と本体枠2の前面に配置された前部施錠杆とを備えている。常態では、施錠装置7の後部施錠杆によって機枠1に対して本体枠2が施錠されると共に、前部施錠杆によって本体枠2に対して前面扉3が施錠されている。そして、シリンダ錠7aの鍵穴に図示せぬ鍵を差し込み、この鍵を一方向(例えば時計回り)へ回動すると、後部施錠杆が下動して本体枠2が開錠されるようになっている。また、シリンダ錠7aの鍵穴に差し込んだ鍵を他方向(反時計回り)へ回動すると、前部施錠杆が上動して前面扉3が開錠されるようになっている。
前面扉3には遊技盤6の盤面に対向する大きな開口3aが開設されており、この開口3aは透明板4によって塞がれている。前面扉3の前面上部には比較的小型のスピーカ8が左右に1個ずつ配設されており、これらスピーカ8と前述した大型のスピーカ5とによって遊技に関する様々な効果音を発するようになっている。さらに、前面扉3の前面下部には、遊技盤6の裏面に配設された賞球払出装置(後述する)から払い出された遊技球を収容する上段受皿9と、上段受皿9から排出された遊技球を収容する下段受皿10と、遊技者による押下操作が可能な演出釦ユニット11等が設けられており、上段受皿9の右側方には操作ハンドル12が配設されている。
機枠1の左側枠部には上側軸受け体13と下側軸受け体14が固着されており、これら両軸受け体13,14に本体枠2の左側枠部の上下両端に設けた第1ピン(図示省略)を軸支することによって、本体枠2を機枠1に対して開閉自在に支持する第1ヒンジ機構が構成されている。一方、前面扉3の左側枠部の上下両端には第2ピン(図示省略)が設けられており、これら両第2ピンを本体枠2の左側枠部に突設した上下の支持板2aに軸支することによって、前面扉3を本体枠2に対して開閉自在に支持する第2ヒンジ機構が構成されている。また、本体枠2の上部内側は遊技盤6の収納スペースとなっており、この収納スペースの下方は前面扉3によって覆い隠される設置部2bとなっている。設置部2b内の下部中央には遊技球を遊技領域9に向けて発射する発射装置15が配設されており、前述した操作ハンドル12の回動操作量に応じて発射装置15の発射強度が調整されるようになっている。
図3に示すように、遊技盤6の裏面側には、遊技に関する主要な処理を行う主制御処理部16と、主制御処理部16からの指令を受けて前述したスピーカ5,8や後述する第1および第2可変表示装置や演出役物装置等の各種装置を制御する副制御処理部17と、前述した賞球払出装置18と、主制御処理部16からの指令を受けて賞球払出装置18を制御する払出制御処理部19と、操作ハンドル12の回動操作量に応じて前記発射装置15の作動を制御する発射制御処理部20と、賞球数や大当たり回数等の各種情報を遊技場のホールコンピュータに出力する外部端子基板21等が設けられている。主制御処理部16は、CPU(Central Processing Unit)と、予め定められた制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)と、生成された処理情報の一時記憶および記憶した情報の削除を行うRAM(Random Access Memory)等が実装された制御基板(メイン基板)とを備えており、このCPUがROMに格納された各種プログラムやデータを読み込んで実行することにより、遊技に関する主要な処理が行われる。
図4と図5に示すように、遊技盤6の前面はガイドレール22等によって略円形状に区画された遊技領域23となっており、遊技者が操作ハンドル12を任意角度まで回動操作すると、前記発射装置15が上段受皿9に保留された遊技球を遊技領域23に向けて連続的に打ち出すようになっている。遊技領域23の中央付近にはセンター役物24が配置されており、このセンター役物24は、中央部に矩形状の開口部25aを有する装飾枠25と、装飾枠25の上壁部に配設された意匠部材26と、装飾枠25の裏面側に配置された第1可変表示装置27と、意匠部材26の後方に配置された第2可変表示装置28等を具備している。
第1可変表示装置27と第2可変表示装置28は液晶パネル(LCD)からなり、第1可変表示装置27の表示画面27aは装飾枠25の開口部25aから露出している。第2可変表示装置28の表示画面28aは第1可変表示装置27の表示画面27aに比べて小形であり、常態では、図4に示すように第2可変表示装置28の表示画面28aは意匠部材26の真後ろに位置しているが、図5に示すように第2可変表示装置28が意匠部材26の真下位置に落下すると、第2可変表示装置28の表示画面28aは第1可変表示装置27の表示画面27aの前方に露出するようになっている。
装飾枠25の下壁部には左右方向へ延びるステージ29が設けられており、このステージ29の中央部には誘導溝29aが形成されている。また、装飾枠25の左側壁には中空構造のワープ通路30が形成されており、このワープ通路30の両端は遊技領域23とステージ29に向けてそれぞれ開口している。したがって、センター役物24の左側の遊技領域23を流下する遊技球がワープ通路30に入球すると、その遊技球はワープ通路30の内部を通ってステージ29に排出された後、ステージ29上を転動して誘導溝29aへと導かれる。
ステージ29の誘導溝29aの真下位置には上面を開口した単純構造の第1始動入賞口31が配設されており、ステージ29上を転動して誘導溝29aから落下した遊技球が高い確率で第1始動入賞口31に入賞するようになっている。この第1始動入賞口31の真下には第2始動入賞口32が配設されており、第2始動入賞口32は一対の可動片を有する電動チューリップ構造の始動入賞口となっている。そして、これら第1および第2始動入賞口31,32のいずれか一方に遊技球が入賞すると、それを契機として特別図柄に係る電子抽選が行われ、その抽選結果に基づいて第1および第2可変表示装置27,28の表示画面27a,28a上で演出用図柄の変動表示および停止表示が行われる。また、装飾枠25の右側部にスルーチャッカー33が配設されており、センター役物24の右側に打ち出された遊技球がこのスルーチャッカー33を通過すると、それを契機として普通図柄に係る電子抽選が行われ、その抽選結果が当たりの場合に第2始動入賞口32の両可動片を一時的に開放して遊技球の入賞を許可するようになっている。
さらに、第2始動入賞口32の下方位置にはアタッカ装置34が配設されており、このアタッカ装置34は内部の大入賞口を開閉可能な横長形状の開閉扉を有している。アタッカ装置34は、第1および第2始動入賞口31,32のいずれか一方に遊技球が入賞することを契機に行われる特別図柄に係る電子抽選の結果、当たりとなって大当たり遊技状態(特別遊技モード)へ移行した場合に作動される装置である。具体的には、特別図柄の抽選結果が当たりの場合、アタッカ装置34の開閉扉が複数回繰り返して開放動作することにより、大入賞口を露呈させて遊技球の入賞を許可するようになっている。開閉扉は1回の開放動作(1ラウンド)について例えば30秒経過するまで、あるいは遊技球が大入賞口に例えば10個入るまで開放状態を維持し、かかる開放動作を例えば15回繰り返した後に大当たり遊技が終了する。
その他、遊技領域23には、遊技球の払い出しのみを行う複数の一般入賞口35や、遊技球の流下経路を担う風車36と複数本の遊技釘(図示せず)等が配設されており、いずれの始動入賞口31,32や一般入賞口35にも入賞しなかった遊技球は、遊技領域23の最下端部とアタッカ装置34の下方位置に設けられたアウト口37から遊技盤6の裏面側に排出されるようになっている。
意匠部材26は第2可変表示装置28の表示画面28aを覆うように配置された光透過性を有する板状部材であり、この意匠部材26には文字や図形やキャラクタ等を象った表示部38が設けられている。意匠部材26は後述する光源によって表示部38を選択的に発光できる光シャッターのような機能を有しており、この意匠部材26による発光動作は主制御処理部16が動作を決定し、決定した動作に基づいて副制御処理部17に制御信号を送ることにより実行される。副制御処理部17は、主制御処理部16から送られた制御信号に基づいて光源に駆動信号を出力し、それによって光源を種々の発光色で点灯させて表示部38を有色透明状態にしたり、光源を点灯させずに表示部38を無色透明状態にするようになっている。以下、この意匠部材26の発光動作について図6〜図13を参照しながら詳細に説明する。
図6〜図13に示すように、本実施形態例に係る意匠部材26は、前面板39と一対の導光板40,41および背面板42を図示せぬネジにより一体化した積層体であり、これら各部材はアクリル樹脂等の無色透明な樹脂板によって形成されている。また、意匠部材26の上端側には帯板状の回路基板43が配置されており、この回路基板43の下面には光源である複数のLED44が実装されている。なお、意匠部材26と回路基板43は装飾枠25の上壁部に固定されており、これら意匠部材26と回路基板43の後方に確保されたスペース内に第2可変表示装置28が昇降可能に収納されている。
図9に示すように、前面板39には前述した表示部38の一例として「闘魂」の文字が設けられており、この表示部38は光透過領域38aの輪郭を不透明領域38bとした構成となっている。光透過領域38aは前面板39の材料である樹脂板を露出させた無色透明部分であり、不透明領域38bは樹脂板に樹脂メッキや印刷等を施すことによって形成された遮光性部分である。また、前面板39の外周縁の大部分にはテーパ状の面取り加工が施されており、この面取り部分はエッジ照光部39aとなっている。なお、本実施形態例では、光透過領域38aの輪郭に沿って黒色の内側不透明領域38b−1を形成すると共に、その周囲に金色の外側不透明領域38b−2を形成しているが、いずれか一方を省略して単一色の不透明領域38bとしても良い。
前面板39の背面に重なる導光板40を第1導光板と呼ぶと、図10に示すように、この第1導光板40の裏面には表示部38の輪郭と同形状の反射部40aが形成されており、第1導光板40の上端面には各LED44に対向する入光部40bが形成されている。第1導光板40の反射部40aは不透明領域38bの若干内側(光透過領域38aの周縁部)に沿って延びる断面V字状の溝であり、第1導光板40の上端面を除く外周縁の大部分にはテーパ状の面取り加工が施されてエッジ照光部40cとなっている。
第1導光板40の背面に重なる導光板41を第2導光板と呼ぶと、図11に示すように、この第2導光板41の前面には表示部38の光透過領域38aと同形状の反射部41aが形成されており、第2導光板41の上端面には各LED44に対向する入光部41bが形成されている。第2導光板41の反射部41aは光透過領域38aのほぼ全面に沿って形成された微細な凹凸であり、このような反射部41aは図示せぬ金型の微細な凹凸面を転写するシボ加工や梨地加工等によって形成することができる。
第1および第2導光板40,41と背面板42は前面板39の外形よりも幾分大きめに形成されており、図12に示すように、前面板39から外側へ突出する部分の背面板42の裏面には複数の反射部42aが形成されている。これら反射部42aは表示部38の外側不透明領域38b−2の外方に対向するように形成された断面V字状の溝であり、背面板42の上端面には各LED44に対向する入光部42bが形成されている。また、背面板42の上端面を除く外周縁の大部分にはテーパ状の面取り加工が施されており、この面取り部分はエッジ照光部42cとなっている。
前述したように意匠部材26の前面板39と第1および第2導光板40,41と背面板42は第2可変表示装置28の前方に配置されており、LED44が通電されずに消灯状態にあるとき、前面板39に設けられた表示部38の光透過領域38aは無色透明であるため、第2可変表示装置28の表示画面28aに表示される演出図柄(サブ画像)は意匠部材26の光透過領域38aを通して目視される。
これに対してLED44が通電されて任意の発光色(例えば緑色)で点灯すると、図13に示すように、LED44の光が第1および第2導光板40,41と背面板42の各入光部40b,41b,42bに入射される。その際、第1導光板40の入光部40bに入射したLED44の光のうち、一部の光が反射部40aで反射して前面板39の内側不透明領域38b−1の若干内側に向けて反射されるため、この反射光44Aによって表示部38である「闘魂」の文字の輪郭部分が発光する。なお、反射部40aを通過して第1導光板40の周縁部に向かうLED44の残部の光がエッジ照光部40cで反射するため、「闘魂」の文字の輪郭を形成する外側不透明領域38b−2の外周部分も発光する。
また、第2導光板41の入光部41bに入射したLED44の光のうち、一部の光が反射部41aで反射して前面板39の光透過領域38aの全面に向けて反射されるため、この反射光44Bによって「闘魂」の文字の内側部分である光透過領域38aがLED44の発光色(緑色)で発光する。なお、反射部41aを通過したLED44の残部の光は、そのまま第2導光板41の周縁部から外方へ向けて出射される。
また、背面板42の入光部42bに入射したLED44の光のうち、一部の光が複数の反射部42aで反射して外側不透明領域38b−2の周囲に向けて反射されるため、この反射光44Cによって「闘魂」の文字の外側部分が発光する。なお、反射部42aを通過して背面板42の周縁部に向かうLED44の残部の光がエッジ照光部42cで反射するため、第1導光板40のエッジ照光部40cでの反射光と共働して「闘魂」の文字の輪郭を形成する不透明領域38b(外側不透明領域38b−2)の外周部分が発光する。
なお、LED44の発光色は緑色に限定されず、赤色や青色あるいは虹色等で発光させることも可能であり、大当たりの期待度や大当たりの種別(通常当たりや確変当たり)等に応じて、LED44の発光色を変化させるようにしても良い。
このように構成された遊技機(パチンコ機)において、通常、意匠部材26の表示部38はLED44を点灯させずに非発光状態となっており、図4に示すように、第2可変表示装置28は意匠部材26の真後ろの上昇位置で停止している。したがって、意匠部材26に設けられた表示部38の光透過領域38aは無色透明であり、この光透過領域38aと第1および第2導光板40,41と背面板42とを通して第2可変表示装置28の表示画面28aが目視されるため、遊技者は第1可変表示装置27の表示画面27aに表示されるメイン画像と第2可変表示装置28の表示画面28aに表示されるサブ画像とによる複合演出を見ながら遊技を行うことができる。
また、このように第2可変表示装置28が意匠部材26の真後ろに位置しているときにLED44に通電して点灯させると、LED44の光が意匠部材26の上方から第1および第2導光板40,41と背面板42の各入光部40b,41b,42bに入射することにより、意匠部材26の最前側に配置された前面板39の表示部38を任意色で発光させることが可能となる。
例えば、LED44が緑色の発光色で点灯した場合、その光が第1導光板40の入光部40bに入射した後、反射部40aで反射して表示部38の内側不透明領域38b−1の若干内側に向けて反射されるため、この反射光によって表示部38である「闘魂」の文字の輪郭部分が発光すると共に、反射部40aを通過した光がエッジ照光部39aで反射するため、「闘魂」の文字の輪郭を形成する外側不透明領域38b−2の外周部分も発光する。同時に、第2導光板41の入光部41bに入射したLED44の光が反射部41aで反射して表示部38の光透過領域38aに向けて反射されるため、この反射光によって「闘魂」の文字の内側部分である光透過領域38a全体が緑色に発光する。さらに、背面板42の入光部42bに入射したLED44の光が複数の反射部42aで反射して外側不透明領域38b−2の周囲に向けて反射されるため、この反射光によって「闘魂」の文字の外側部分が発光する。しかも、前面板39の外周縁に沿って第2導光板41のエッジ照光部41cと背面板42のエッジ照光部42cが配置されており、これらエッジ照光部41c,42cでLED44の光が反射するため、「闘魂」の文字の輪郭を形成する外側不透明領域38b−2の外周部分も同時に発光する。
したがって、遊技者は意匠部材26の表示部38の発光形態を見て大当たりを期待することになり、その際、第2可変表示装置28の表示画面28aに表示部38の発光色と異なる色で演出図柄(サブ画像)を表示すると、例えば、赤色の炎を表現した演出図柄を表示画面28a上に表示すると、意匠部材26の表示部38で緑色に発光する「闘魂」文字の背後で赤色の炎が燃え盛っているという、極めて斬新でインパクトの高い発光演出を実現することができる。また、大当たりの期待度や大当たりの種別等に応じてLED44の発光色を変化させることも可能であり、例えば、大当たりの期待度が非常に高い(激熱リーチ等)場合や確変当たりの場合は、LED44の発光色を赤色や虹色等に変化させることにより、当該色で意匠部材26の表示部38を発光させて大当たりを示唆するようにしても良い。
また、大当たりの期待度が高いスーパーリーチ時などに、図示せぬ駆動手段によって第2可変表示装置28を上昇位置から下降位置へ移動させると、図5に示すように、第2可変表示装置28が意匠部材26の下方に落下して第1可変表示装置27の表示画面27aの前方に露出する。その結果、それまで意匠部材26の後方に隠れていた第2可変表示装置28が第1可変表示装置27の表示画面27aの前方に突然現れるというインパクトの高い可動演出を実現することができ、しかも、第1可変表示装置27のメイン画像と第2可変表示装置28のサブ画像による複合演出に加えて意匠部材26の発光演出を同時に行うことができる。
以上説明したように、本実施形態例に係るパチンコ機では、遊技領域23を有する遊技盤6にメイン画像を表示する第1可変表示装置27とサブ画像を表示する第2可変表示装置28とが配設されていると共に、第2可変表示装置28の表示画面28aの前方に意匠部材26が配置されており、この意匠部材26に光透過領域38aの輪郭を不透明領域38bで囲った表示部38が設けられているため、第2可変表示装置28の表示画面28a上の演出画像(サブ画像)が意匠部材26の光透過領域38aを通して遊技者に目視されることになり、第2可変表示装置28と意匠部材26の組み合わせによって興趣性の高い複合演出を行うことができる。
また、意匠部材26が、表示部38を有する前面板39と、この前面板39の裏面側に積層された第1および第2導光板40,41と、第2導光板41の裏面側に積層された背面板42とで構成され、これら第1および第2導光板40,41と背面板42の端面に光源であるLED44が配置されていると共に、第1および第2導光板40,41と背面板42にLED44の光を前面板39の所定部位に向けて反射する反射部40a,41a,42aが形成されているため、意匠部材38の光透過領域38aを有色透明状態と無色透明状態のいずれかに切り替えたり、LED44の発光色を変化させて意匠部材38の光透過領域38aを異なる色で発光させることができる。
しかも、第1導光板40に形成した反射部40aによって光透過領域38aの周縁部(不透明領域38bの若干内側)が発光すると共に、第2導光板41の反射部41aによって光透過領域の全体が発光するようになっているため、意匠部材26の表示部38をメリハリのある照光態様で発光させることができる。さらに、背面板42に形成した反射部42aによって不透明領域38bの外側も発光するため、意匠部材26の表示部38だけでなく周囲も同時に発光させることができる。ただし、第1および第2導光板40,41と背面板42は必ずしも全部備えられてなくても良く、例えば、背面板42を省略することによって表示部38の光透過領域38とその周縁部を発光させたり、第1導光板40と背面板42を省略して表示部38の光透過領域38a内だけを面発光させることも可能である。
また、第2可変表示装置28が意匠部材26の後方と第1可変表示装置27の表示画面27aの前方との間を昇降可能になっているため、意匠部材26の光透過領域38aを通して第2可変表示装置28の表示画面28aを目視するだけでなく、第2可変表示装置28が意匠部材26の裏側から第1可変表示装置の前方に突然現れるというインパクトの高い可動演出を実現することができる。
なお、上記実施形態例では、本発明をパチンコ機に適用した場合について説明したが、本発明はスロットマシン等の他の遊技機に適用することも可能である。
1 機枠
2 本体枠
3 前面扉
4 透明板
6 遊技盤
23 遊技領域
24 センター役物
25 装飾枠
26 意匠部材
27 第1可変表示装置
27a 表示画面
28 第2可変表示装置
28a 表示画面
38 表示部
38a 光透過領域
38b 不透明領域
38b−1 内側不透明領域
38b−2 外側不透明領域
39 前面板
39a エッジ照光部
40 第1導光板
40a 反射部
40b 入光部
40c エッジ照光部
41 第2導光板
41a 反射部
41b 入光部
42 背面板
42a 反射部
42b 入光部
42c エッジ照光部
43 回路基板
44 LED(光源)

Claims (5)

  1. 演出画像を表示可能な第1可変表示装置と、この第1可変表示装置の表示画面よりも小形の表示画面を有する第2可変表示装置とを備え、
    前記第2可変表示装置の表示画面を覆うように意匠部材が配置されており、この意匠部材には光透過領域の輪郭を不透明領域とした表示部が設けられていることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1の記載において、前記意匠部材は透明な導光板を有しており、この導光板の端面に光源を対向配置することにより、前記光源の光が前記導光板の内部を通過して前記光透過領域から前方へ照射されることを特徴とする遊技機。
  3. 請求項2の記載において、前記意匠部材は、前記表示部が設けられた前面板と、この前面板に積層された少なくとも2枚の前記導光板とによって構成されており、一方の前記導光板に前記光源の光を前記光透過領域の周縁部に向けて反射する反射部が形成されていると共に、他方の前記導光板に前記光源の光を前記光透過領域の全体に向けて反射する反射部が形成されていることを特徴とする遊技機。
  4. 請求項3の記載において、前記意匠部材は2枚の前記導光板を介して前記前面板に積層された透明な背面板を備えており、この背面板に前記光源の光を前記不透明領域の外側に向けて反射する反射部が形成されていることを特徴とする遊技機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項の記載において、前記第2可変表示装置は前記意匠部材の後方と前記第1可変表示装置の表示画面の前方との間を移動可能であることを特徴とする遊技機。
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