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JP2015207346A - 端子付きリテーナおよびコネクタ - Google Patents

端子付きリテーナおよびコネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】端子がリテーナに組み付けられた端子付きリテーナにおいて端子が傾くことを抑制する。
【解決手段】端子付きリテーナ20は、外周面に凹設された凹部57を有し、ハウジングの内部に形成された端子収容室38に後方から挿入されて収容される端子50と、端子50を抜け止めした状態でハウジングに装着されるリテーナ70とを備え、リテーナ70は、凹部57内に嵌着されることで端子50を保持する端子保持部74と、前後方向において端子保持部74と凹部57の前後いずれか一方の面との間に形成されるクリアランスに収容される肉盛部78とを備えて構成されている。
【選択図】図4

Description

本明細書によって開示される技術は、端子付きリテーナおよびコネクタに関する。
従来、車両に搭載されるコネクタとして、特開2012−243467号公報(下記特許文献1)に記載されたものが知られている。このコネクタは、複数の端子金具が内部に収容された端子収容部、これらの端子金具を抜け止めするリテーナ、このリテーナの背面側に取り付けられたゴム栓、このゴム栓の背面側に取り付けられたゴム栓押さえなどを備えて構成されている。この端子金具は、丸棒状をなす端子接続部と、この端子接続部の後方に設けられた電線接続部と、端子接続部と電線接続部の間に形成された前止まり部とを備えて構成されている。リテーナには、前止まり部に後方から当接する突当部が設けられている。このリテーナを端子収容部に固定することにより、各端子金具が各突当部によって後方に抜け止めされる。
特開2012−243467号公報
しかしながら、リテーナを端子収容部に取り付けるためには、製造公差を考慮して端子金具と突当部の間にクリアランスを設定する必要があり、クリアランスを設定すると、端子金具のがたつきを許容することになる。例えば、複数の端子金具を予めリテーナに組み付けて端子付きリテーナを構成し、複数の端子金具を端子収容部内にまとめて収容する構成を採用した場合に、端子金具がやや傾いた姿勢となり、端子付きリテーナのハウジングへの組み付け作業が困難になる。
本明細書によって開示される端子付きリテーナは、外周面に凹設された凹部を有し、ハウジングの内部に形成された端子収容室に後方から挿入されて収容される端子と、前記端子を抜け止めした状態で前記ハウジングに装着されるリテーナとを備え、前記リテーナは、前記凹部内に嵌着されることで前記端子を保持する端子保持部と、前後方向において前記端子保持部と前記凹部の前後いずれか一方の面との間に形成されるクリアランスに収容される肉盛部とを備えて構成されている。
このようにすると、端子保持部によって端子を保持したときに、前後方向において端子保持部と凹部の前後いずれか一方の面との間に形成されるクリアランスに肉盛部が収容されるため、端子のがたつきを防ぐことができる。したがって、端子をリテーナに組み付けた状態で端子が傾いた姿勢となることを回避できる。
本明細書によって開示される端子付きリテーナの態様として、以下の構成としてもよい。
前記端子は、軸部と、この軸部の後側に同軸で連なり前記軸部よりも大径の前側被係止部と、この前側被係止部の後側に同軸で連なり前記前側被係止部よりも小径のリテーナ装着部と、このリテーナ装着部の後側に同軸で連なって樹脂成形された後側被係止部とを備えて構成され、前記前側被係止部の後面が前記凹部の前面とされ、前記後側被係止部の前面が前記凹部の後面とされている構成としてもよい。
このような構成によると、切削加工によって凹部を形成しなくてもよく、樹脂成形によって凹部を形成できるため、凹部を作りやすくなる。例えば凹部の後方で90°曲げを行う端子の場合には、曲げ加工の後に、切削加工によって凹部を形成することになるため、製造が極めて困難になる。そのような場合に、上記のような構成にすると、好適である。
前記端子保持部は、前記リテーナ装着部の外径よりも小さい間隔を空けて対向して配された一対の保持突部を有しており、一方の前記保持突部から他方の前記保持突部に亘って前記リテーナ装着部を半周以上囲む形態とされている構成としてもよい。
このような構成によると、一対の保持突部によってリテーナ装着部が端子保持部から外れないように保持できる。
前記端子保持部は、前記前側被係止部に当接する一方、前記肉盛部は、前記端子保持部の後端部から後方に突出する形態とされ、前記後側被係止部に当接する構成としてもよい。
このような構成によると、端子保持部が前側被係止部に当接することで端子の抜け止めを行いつつ、端子保持部が後側被係止部に当接することで端子の傾きを抑制できる。
また、本明細書によって開示されるコネクタにおける前記ハウジングは、車両のボディに固定されるアウタハウジングと、前記アウタハウジングに対して車両の内部側から嵌合するインナハウジングとを備えて構成され、上記の端子付きリテーナは、前記インナハウジング側の前記端子収容室に前記端子が収容されることで前記インナハウジングに仮組みされた後、前記アウタハウジング側の前記端子収容室に前記端子が収容されることで前記アウタハウジングに本組みされる構成としてもよい。
このような構成によると、端子付きリテーナをインナハウジングに仮組みする際に端子が傾くことを抑制できるため、仮組み作業が容易になり、さらにアウタハウジングに組み付ける際にも端子が傾くことを抑制できるため、本組み作業も容易になる。
本明細書によって開示される技術によれば、端子がリテーナに組み付けられた端子付きリテーナにおいて端子が傾くことを抑制できる。
コネクタの背面図 図1におけるA−A線断面図 リテーナの正面図 図2における端子保持部の拡大断面図
<実施形態>
実施形態を図1ないし図4の図面を参照しながら説明する。本実施形態におけるコネクタ10は、図1に示すように、合成樹脂製のハウジング30と、複数の端子50と、この端子50を抜け止めするリテーナ70とを備えて構成されている。このコネクタ10は、例えば自動車のボディ等に取り付けられる車両側コネクタであって、インレット等の名称で呼ばれる場合がある。また、図示はしないものの、コネクタ10は、例えば自動車に搭載されたバッテリに接続されており、充電器に設けられた充電用コネクタが前方から嵌合することでバッテリへの充電が行われるようになっている。
ハウジング30は、図2に示すように、充電用コネクタが嵌合可能なコネクタ嵌合部33を有するとともに車両のボディに固定されるアウタハウジング31、コネクタ嵌合部33の奥壁部34に後方から嵌着されるインナハウジング32などを備えて構成されている。このインナハウジング32は、コネクタ嵌合部33に対して車両の内部側から嵌合する。コネクタ嵌合部33の奥壁部34には、後方に開口するフード部35が設けられている。このフード部35は円筒状をなし、コネクタ嵌合部33の奥壁部34の後面から後方に突出する形態とされている。
インナハウジング32は円柱状とされ、径方向の寸法よりも軸方向の寸法のほうが小さい偏平形状とされている。インナハウジング32の外周部には、ゴムリング36が嵌着されるゴムリング嵌着凹部37が周設されている。インナハウジング32をフード部35内に嵌着すると、ゴムリング36がフード部35の内周面とゴムリング嵌着凹部37の外周面との間に挟持されてこれらの間が液密にシールされる。
ハウジング30の内部には、複数の端子50をそれぞれ個別に内部に収容する複数の端子収容室38が形成されている。この端子収容室38は、コネクタ嵌合部33からインナハウジング32に亘って前後方向に貫通する形態をなしている。端子収容室38の内部には、端子50の前止まりを行う前止まり壁39が設けられている。この前止まり壁39は、コネクタ嵌合部33側の端子収容室38内に配設され、端子50の後述する端子接続軸部51を挿通させる孔を有している。端子50の後述する前側被係止部54の前面が前止まり壁39に後方から当接することで端子50の前止まりが行われる。
複数の端子50は、図1に示すように、2本のパワー端子50Pと、1本のアース端子50Gと、2本の信号用端子50Sとからなり、いずれもL字形をなす丸ピン端子から形成されている。各端子50は、いずれも同じような形態であり、大きさが異なるものであるため、以下においては信号用端子50Sを代表として説明し、共通する構成を図示する場合は同じ符号を用いるものとする。
端子50は、図2に示すように、相手側の端子に接続される端子接続軸部51、電線Wに接続される電線接続筒部52、端子接続軸部51と電線接続筒部52の間に配されてL字部分を構成する樹脂成形部53などを備えて構成されている。
端子接続軸部51の後側には、端子接続軸部51よりも大径の前側被係止部54が同軸で連なって形成されている。また、前側被係止部54の後側には、前側被係止部54よりも小径のリテーナ装着部55が同軸で連なって形成されている。前記した樹脂成形部53は、リテーナ装着部55の後側に同軸で連なる金属軸体の外周面に樹脂成形されたものである。そして、この金属軸体は、電線接続筒部52に連なっている。また、樹脂成形部53のうちリテーナ装着部55と同軸で配された水平部分が後側被係止部56とされている。
図4に示すように、前側被係止部54と後側被係止部56の間には、凹部57が形成されている。この凹部57は、前側被係止部54の後面58と、リテーナ装着部55の周面59と、後側被係止部56の前面60とによって囲まれた空間とされている。このため、前側被係止部54の後面58が凹部57の前面とされ、後側被係止部56の前面60が凹部57の後面とされている。
前側被係止部54の外周部には、ゴムリング61が装着されるゴムリング装着凹部62が周設されている。端子50をインナハウジング32側の端子収容室38に収容すると、ゴムリング61が端子収容室38の内周面とゴムリング装着凹部62の外周面との間に挟持されてこれらの間が液密にシールされる。
次に、リテーナ70について説明する。リテーナ70は、図3に示すように、略U字状をなす複数の端子保持部74が設けられたリテーナ本体71と、このリテーナ本体71の両側縁部から弧状をなして前方に突出して配された一対の周壁72とを備えて構成されている。周壁72には、上下一対のロック片73が設けられている。これらのロック片73は、図1に示すように、コネクタ嵌合部33の外周面に形成された上下一対のロック突部40に係止する。各ロック片73がコネクタ嵌合部33の左右両側に配されて各ロック片73が各ロック突部40に係止することにより、リテーナ70(後述する端子付きリテーナ20)がアウタハウジング31のコネクタ嵌合部33に本組みされた状態に保持される。
端子保持部74は、リテーナ本体71の外周に開口して設けられた端子導入部75の奥側(入口側と反対側)に設けられている。端子導入部75には、端子50のリテーナ装着部55が導入され、このリテーナ装着部55が端子保持部74に至ると、端子50の水平部分がリテーナ本体71を前後方向に貫通した姿勢で装着され、端子付きリテーナ20が構成される。このとき、図1に示すように、端子50の樹脂成形部53より後方部分がリテーナ本体71の後面に沿って下方に導出される。
端子保持部74は、図3に示すように、リテーナ装着部55の外径よりも小さい間隔を空けて対向して配された一対の保持突部76を有しており、一方の保持突部76から他方の保持突部76に亘ってリテーナ装着部55を半周以上囲む形態とされている。言い換えると、端子保持部74は、一対の保持突部76の位置でくびれた形状とされている。したがって、リテーナ装着部55が端子保持部74に装着されると、一対の保持突部76からなるくびれ部によってリテーナ装着部55が抜け止め状態に保持される。
図4に示すように、端子保持部74の後端部77には肉盛部78が後方に突出して設けられている。この肉盛部78は、端子保持部74とともに端子50の凹部57内に収容される。肉盛部78の内周面と端子保持部74の内周面とは面一をなして前後方向に連なっている。端子保持部74の後端部77と後側被係止部56の前面60との間に形成されるクリアランスに肉盛部78が収容されることによって端子保持部74は、端子50の前側被係止部54の後面58に後方から当接する位置に保持され、これによって端子50のがた詰めが行われる。一方、肉盛部78自体は、後側被係止部56の前面60に前方から当接することで、端子50の傾きを抑制する。このように肉盛部78を設けたことで端子50のがたつきを抑制することができるとともに、端子50の前端が斜め下方に傾いた姿勢となることを抑制することができる。
続いて、コネクタ10の組み付け方法について説明する。まず、電線Wの端末に接続された5本の端子50(パワー端子50P、アース端子50G、信号用端子50S)が、リテーナ70に対して装着される。各端子50の凹部57がリテーナ70における端子導入部75の入口部分から径方向内側に挿入され、一対の保持突部76間を通過したら端子保持部74の奥端部に嵌まり込む。これと同時に、端子保持部74と肉盛部78が凹部57内に嵌着される。全ての端子50についてリテーナ70への装着が完了すると、端子付きリテーナ20が完成する。
この端子付きリテーナ20は、リテーナ本体71の前面に対して各端子50がほぼ垂直に突出した姿勢となっている。このため、各端子50の各端子接続軸部51をインナハウジング32側の端子収容室38に一括して挿入することができる。こうして、インナハウジング32側の端子収容室38に全ての端子50が収容されることで、各端子50とインナハウジング32とリテーナ70が互いに仮組みされたサブアッシーが構成される。
このサブアッシーは、端子付きリテーナ20と同様に、インナハウジング32の前面に対して各端子50がほぼ垂直に突出した姿勢となっている。このため、各端子50の各端子接続軸部51をアウタハウジング31側の端子収容室38に一括して挿入することができる。こうして、アウタハウジング31側の端子収容室38に全ての端子50が収容されることで、サブアッシーとアウタハウジング31が互いに本組みされたコネクタ10が構成される。
以上のように本実施形態では、端子保持部74によって端子50を保持したときに、前後方向において端子保持部74と凹部57の前後いずれか一方の面との間に形成されるクリアランスに肉盛部78が収容されるため、端子50のがたつきを防ぐことができる。したがって、端子50をリテーナ70に組み付けた状態で端子50が傾いた姿勢となることを回避できる。
端子50は、端子接続軸部51と、この端子接続軸部51の後側に同軸で連なり端子接続軸部51よりも大径の前側被係止部54と、この前側被係止部54の後側に同軸で連なり前側被係止部54よりも小径のリテーナ装着部55と、このリテーナ装着部55の後側に同軸で連なって樹脂成形された後側被係止部56とを備えて構成され、前側被係止部54の後面58が凹部57の前面とされ、後側被係止部56の前面60が凹部57の後面とされている構成としてもよい。
このような構成によると、切削加工によって凹部57を形成しなくてもよく、樹脂成形によって凹部57を形成できるため、凹部57を作りやすくなる。例えば凹部57の後方で90°曲げを行う端子の場合には、曲げ加工の後に、切削加工によって凹部57を形成することになるため、製造が極めて困難になる。そのような場合に、上記のような構成にすると、好適である。
端子保持部74は、リテーナ装着部55の外径よりも小さい間隔を空けて対向して配された一対の保持突部76を有しており、一方の保持突部76から他方の保持突部76に亘ってリテーナ装着部55を半周以上囲む形態とされている構成としてもよい。
このような構成によると、一対の保持突部76によってリテーナ装着部55が端子保持部74から外れないように保持できる。
端子保持部74は、前側被係止部54に当接する一方、肉盛部78は、端子保持部74の後端部77から後方に突出する形態とされ、後側被係止部56に当接する構成としてもよい。
このような構成によると、端子保持部74が前側被係止部54に当接することで端子50の抜け止めを行いつつ、端子保持部74が後側被係止部56に当接することで端子50の傾きを抑制できる。
また、本明細書によって開示されるコネクタ10におけるハウジング30は、車両のボディに固定されるアウタハウジング31と、アウタハウジング31に対して車両の内部側から嵌合するインナハウジング32とを備えて構成され、端子付きリテーナ20は、インナハウジング32側の端子収容室38に端子50が収容されることでインナハウジング32に仮組みされた後、アウタハウジング31側の端子収容室38に端子50が収容されることでアウタハウジング31に本組みされる構成としてもよい。
このような構成によると、端子付きリテーナ20をインナハウジング32に仮組みする際に端子50が傾くことを抑制できるため、仮組み作業が容易になり、さらにアウタハウジング31に組み付ける際にも端子50が傾くことを抑制できるため、本組み作業も容易になる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では前後方向において端子保持部74と凹部57の後面との間に形成されるクリアランスに収容される肉盛部78を例示しているものの、端子保持部74と凹部57の前面との間に形成されるクリアランスに収容される肉盛部としてもよい。
(2)上記実施形態では後側被係止部56を樹脂成形することで凹部57を形成しているものの、例えば90°曲げを行わないストレート形状の端子の場合、切削加工することで凹部を形成してもよい。
(3)上記実施形態では雄型の端子50を例示しているものの、雌側の端子を用いてもよい。
(4)上記実施形態では一対の保持突部76によって端子50を保持しているものの、端子保持部をリテーナ装着部55よりも小さめに形成することで圧入によって端子50を保持してもよい。
(5)上記実施形態では肉盛部78が端子保持部74の後端部77から後方に突出する形態とされているものの、肉盛部を端子保持部の前端部から前方に突出して設けてもよい。
(6)上記実施形態ではアウタハウジング31とインナハウジング32を互いに組み付けることでハウジング30を構成しているものの、アウタハウジングとインナハウジングが一体に形成されたハウジングとしてもよい。
10…コネクタ
30…ハウジング
31…アウタハウジング
32…インナハウジング
38…端子収容室
50…端子
51…端子接続軸部
54…前側被係止部
55…リテーナ装着部
56…後側被係止部
57…凹部
58…(前側被係止部の)後面
60…(後側被係止部の)前面
70…リテーナ
74…端子保持部
76…保持突部
77…(端子保持部の)後端部
78…肉盛部

Claims (5)

  1. 外周面に凹設された凹部を有し、ハウジングの内部に形成された端子収容室に後方から挿入されて収容される端子と、
    前記端子を抜け止めした状態で前記ハウジングに装着されるリテーナとを備え、
    前記リテーナは、前記凹部内に嵌着されることで前記端子を保持する端子保持部と、前後方向において前記端子保持部と前記凹部の前後いずれか一方の面との間に形成されるクリアランスに収容される肉盛部とを備えて構成されている端子付きリテーナ。
  2. 前記端子は、軸部と、この軸部の後側に同軸で連なり前記軸部よりも大径の前側被係止部と、この前側被係止部の後側に同軸で連なり前記前側被係止部よりも小径のリテーナ装着部と、このリテーナ装着部の後側に同軸で連なって樹脂成形された後側被係止部とを備えて構成され、前記前側被係止部の後面が前記凹部の前面とされ、前記後側被係止部の前面が前記凹部の後面とされている請求項1に記載の端子付きリテーナ。
  3. 前記端子保持部は、前記リテーナ装着部の外径よりも小さい間隔を空けて対向して配された一対の保持突部を有しており、一方の前記保持突部から他方の前記保持突部に亘って前記リテーナ装着部を半周以上囲む形態とされている請求項2に記載の端子付きリテーナ。
  4. 前記端子保持部は、前記前側被係止部に当接する一方、前記肉盛部は、前記端子保持部の後端部から後方に突出する形態とされ、前記後側被係止部に当接する請求項3に記載の端子付きリテーナ。
  5. 前記ハウジングは、車両のボディに固定されるアウタハウジングと、前記アウタハウジングに対して車両の内部側から嵌合するインナハウジングとを備えて構成され、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の端子付きリテーナは、前記インナハウジング側の前記端子収容室に前記端子が収容されることで前記インナハウジングに仮組みされた後、前記アウタハウジング側の前記端子収容室に前記端子が収容されることで前記アウタハウジングに本組みされるコネクタ。
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