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JP2015205874A - 水中油型乳化組成物 - Google Patents

水中油型乳化組成物 Download PDF

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章典 中野
Akinori Nakano
章典 中野
伊原 幹人
Mikito Ihara
幹人 伊原
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Mikimoto Pharmaceutical Co Ltd
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Maruho Co Ltd
Mikimoto Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

【課題】
本発明の目的は、粒子径の小さく有効性に優れた水中油型乳化組成物であって、使用感も優れ、経時安定性もよく、特に低温での粘度(硬度)上昇もない製剤を得ることにある。
【解決手段】
以下の(A)、(B)、(C)、(D)を含み、平均粒子径が1μm以下である水中油型乳化組成物が本課題を解決することがわかった。
(A)高級アルコール、高級脂肪酸、モノアルキルグリセリルエーテル、モノアルキルグリセリルエステルのうち、固体である物質から選択される1種又は2種以上
(B)ヒドロキシ脂肪酸基をもつ固体油脂、固体トリグリセリドの1種又は2種以上
(C)液体油脂の1種又は2種以上
(D)グリチルリチン酸およびその塩、dl-α-トコフェロール 2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウムから選択される1種又は2種以上
【選択図】なし

Description

本発明は、有効性、安定性の高い、特に低温による粘度(硬度)上昇が少ない水中油型乳化組成物に関する。
化粧品で汎用される水中油型乳化組成物は有効成分の吸収性の向上や乳化安定性を向上させるために、粒子径をより細かくすることが行われる。
また、高級アルコール、脂肪酸、アルキルグリセリルエーテル等は乳化組成物に求められる使用感の向上のために配合される。さらに、乳化助剤としても知られており、乳化の安定性に寄与する。
一方、グリチルリチン酸およびその塩、dl-α-トコフェロール 2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウムは、抗炎症、美白等の有効性を付与するために配合される。
しかしながら、組み合わせによっては室温では適正な粘度(硬度)を示すが、低温で非常に粘度(硬度)が上昇し、さらには室温に戻しても粘度(硬度)が元に戻らない場合も多く、必ずしも良好な乳化組成物が得られなかった。
特開昭56−125305号公報 特開昭57−062214号公報 特開平5−004912号公報 特開2002−066297号公報
J.Soc.Cosmet.Chem.Jpn 44(2)103-117(2010)
本発明の目的は、粒子径が小さい水中油型乳化組成物であって、薬剤等の吸収性が向上し、乳化安定性もよく、使用感も優れた製剤を得ることにある。特に低温での粘度(硬度)上昇もない製剤を得ることにある。
本発明者らが鋭意検討した結果、組み合わせによっては、使用感が悪く、経時安定性、特に低温での粘度(硬度)上昇がある製剤があるが、以下のような成分を含む乳化組成物はグリチルリチン酸およびその塩、dl-α-トコフェロール 2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウムから選択される1種又は2種以上を配合することによって良好な経時安定性と使用感を示し、特に低温安定性が優れている組成物が得られた。
以下の(A)、(B)、(C)、(D)を含み、平均粒子径が1μm以下である水中油型乳化組成物。
(A)高級アルコール、高級脂肪酸、モノアルキルグリセリルエーテル、モノアルキルグリセリルエステルのうち、固体である物質から選択される1種又は2種以上
(B)ヒドロキシ脂肪酸基をもつ固体油脂、固体トリグリセリドの1種又は2種以上
(C)液体油脂の1種又は2種以上
(D)グリチルリチン酸およびその塩、dl-α-トコフェロール 2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウムから選択される1種又は2種以上
以下に詳細を説明する。
(A)は固体の高級アルコールは、ラウリルアルコール(C12)、ミリスチルアルコール(C14)、セチルアルコール(C16)、ステアリルアルコール(C18)、アラキジルアルコール(アラキルアルコール)(C20)、ベヘニルアルコール(C22)、コレステロール、フィトステロール等のステロールが例示でき、炭素数12〜24の直鎖の高級アルコールが好ましく、さらには炭素数14〜22が好ましい。
固体の高級脂肪酸はラウリン酸(C12)、ミリスチン酸(C14)、パルミチン酸(C16)、ステアリン酸(C18)、アラキジン酸(C20)、ベヘン酸(C22)が例示でき、炭素数12〜24の直鎖の高級脂肪酸が好ましく、さらには炭素数14〜22が好ましい。
また、脂肪酸には牛脂脂肪酸、ヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、パーム核脂肪酸等、或いはこれらの水素添加物のうち、固体の脂肪酸混合物でもよい。
固体のモノアルキルグリセリルエーテルは、バチルアルコール、キミルアルコールが例示できる。
固体のモノアルキルグリセリルエステルは、結合する脂肪酸がC12〜C24の直鎖の高級脂肪酸が好ましく、さらには炭素数14〜22が好ましい。
これらの物質を配合するが、組成物に対して、0.1〜10重量%、好ましくは0.3〜5.0重量%を配合するが、油性成分全体としては5〜30重量%、好ましくは10〜20重量%を配合する。
なお、高級脂肪酸、モノアルキルグリセリルエステルの結合する脂肪酸がヒドロキシ脂肪酸の場合は(B)に区分する。
(B)ヒドロキシ脂肪酸基をもつ固体油脂、固体トリグリセリドは、ヒドロキシ脂肪酸基をもつ固体油脂としては、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、ステアリン酸硬化ヒマシ油、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、モノヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸フィトステリル、ポリビドロキシステアリン酸が例示でき、固体トリグリセリドとしては、ヤシ油、木ロウ、シア脂、パーム油、パーム核油、カカオ脂、牛脂、豚脂、馬脂、デオボロマグランジフロルム種子脂、マンゴー脂、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル等や各種動植物油の水素添加物が例示できる。
そのなかでも、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、ステアリン酸硬化ヒマシ油、シア脂、水添パーム油、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリルが好ましい。
これらの物質を配合するが、組成物に対して、0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5.0重量%を配合するが、油性成分全体としては5〜30重量%、好ましくは10〜20重量%を配合する。
なお、(A)および(B)でいう固体とは、融点が20℃以上のものをいう。
(C)液体油脂は極性、非極性関係なく、配合できる。
以下のものが例示できる。
大豆油、ヌカ油、ホホバ油、アボガド油、アーモンド油、オリーブ油、カカオ油、ゴマ油、パーシック油、ヒマシ油、ヤシ油、オレイルアルコール、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、アジピン酸イソプロピル、スクワラン、オレフィンオリゴマー。
これを油性成分全体の30〜90重量%、好ましくは40〜70重量%を配合するが、組成物全体としては0.3〜27重量%、好ましくは0.5〜25重量%を配合する。
上記、(A)、(B)、(C)以外の油性成分も勿論配合できる。
例えば、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、マイクロクリスタリンワックス、セレシン、オゾケライト、またはフィッシャートロプシュワックス等の無極性固体油脂や、ビタミンA油、ビタミンAパルミテート、ビタミンAアセテート、リボフラビン、ビタミンCジパルミテート、エルゴカルシフェロール、ビタミンE、ビタミンEアセテート、ビタミンEニコチネート等の油溶性ビタミン類、各種油溶性動植物抽出等物の油溶性有効成分も勿論配合できる。
全体の油性成分は組成物全体の0.5〜30重量%、好ましくは2〜20重量%を配合する。
(D)グリチルリチン酸およびその塩、dl-α-トコフェロール 2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウムであるが、グリチルリチン酸塩としては、メチルアミン、トリエチルアミン、トリエタノールアミン等の有機塩基との塩、アンモニウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム等の無機塩基との塩が例示できる。
これらのいずれかより選択される1種又は2種以上を0.001〜5重量%、好ましくは0.005〜1.0重量%を配合する。
上記、(D)以外の水を含めた水性成分も勿論配合する。
水性成分としては、精製水、温泉水等の水は当然配合するがその他、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ペンチレングリコール、グリセリン、ペンタエリトリトール、トレイトール、アラビトール、キシリトール、リビトール、ガラクチトール、ソルビトール、マンニトール、ラクチトール、マルチトール等の多価アルコール類、
カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、クインスシードガム、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、キサンタンガム、カチオン化セルロース等の水溶性高分子、
アスコルビン酸、アスコルビン酸配糖体、アスコルビン酸リン酸エステル塩、アスコルビン酸硫酸エステル、チアミン、リボフラビン、ナイアシン、パントテン酸、ピリドキシン、ビオチン、葉酸、シアノコバラミンの水溶性ビタミン類、
バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、グリシン、アラニン、アスパラギン、グルタミン、セリン、システイン、シスチン、チロシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒドロキシリジン、アルギニン、オルニチン、ヒスチジン等や、それらの硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、クエン酸塩、或いはピロリドンカルボン酸等のアミノ酸誘導体、
塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化アルミニウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウムの無機塩類、
植物又は動物の各種抽出物、グリコール酸、乳酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、多糖、キレート剤、防腐剤、色素、水溶性薬剤等が例示され、必要に応じて配合する。
このほか、界面活性剤、紛体等を必要に応じて配合する。
なお、界面活性剤については、油性成分に溶解する部分は油性成分として、水性成分に溶解する部分は水性成分として扱う。
界面活性剤は非イオン界面活性剤(エーテル型非イオン界面活性剤、エーテルエステル型非イオン界面活性剤、エステル型非イオン界面活性剤、ブロックポリマー型非イオン界面活性剤、含窒素型非イオン界面活性剤)、その他の界面活性剤(天然界面活性剤、タンパク質加水分解物の誘導体、高分子界面活性剤、チタン・ケイ素を含む界面活性剤、フッ化炭素系界面活性剤)等が多くの場合に利用される。
水中油型乳化組成物の製造方法は特に限定はなく、通常の乳化のほかに、多段階乳化、D相乳化、転相乳化、液晶乳化、PIT乳化、ゲル乳化、膜乳化等が選択でき、乳化装置も特に限定はなく、スターラー、インペラー攪拌、ホモミキサー等の通常の乳化装置のほかに、マントン−ゴーリン型高圧ホモジナイザー、ジェット水流反転型高圧乳化機、マイクロフルイダイザー(マイクロフルイディスク社製)、ナノマイザー(ナノマイザー社製)、スターバースト(スギノマシン社製)等の高圧乳化機も使用でき、これら1つ或いは2つ以上を組み合わせて必要な粒子径を得る。
乳化方法と乳化装置を組み合わせて、必要な粒子径の乳化組成物を得る。
なお、本発明において「エマルション粒子の平均粒子径」とは、ミー(Mie)散乱理論に基づくレーザー回折・散乱法により求められる50%径(累積中位径、メディアン径)を意味する。具体的には、レーザー回折式粒度分布測定装置により、エマルション粒子の粒度分布を体積基準で作成し、その中央値を平均粒子径とすることで測定できる。測定サンプルとしては、エマルション組成物を水に分散させたものを用いることができる。レーザー回折式粒度分布測定装置としては、例えば、島津製作所製レーザー回折式粒度分布測定装置「SALD2000」等を用いることができる。
本発明は平均粒子径が小さいほど効果があることもわかり、1μm以下が好ましく、0.5μm以下、0.3μm以下、0.25μm以下、0.2μm以下と小さくなるに従って顕著な効果がみられた。
表1〜表3に実施例(比較例)、その平均粒子径、粘度を記載する。
まず、配合量は重量部を示し、製法は以下の通りである。
1.油性成分と水性成分の一部をそれぞれ80℃に加熱溶解し、水性成分の一部に油性成分を撹拌しつつ添加し、ホモミキサー(8000rpm)で乳化し、さらに、マイクロフルイダイザーで処理圧 18000psiで1回処理した。
2.撹拌しつつ、残りの水性成分を加え、冷却した。
但し、実施例16と比較例10は、ホモミキサーの回転数を6000rpmに、マイクロフルイダイザーの処理圧を5000psiに変更して、他は上記と同様な方法で作成した。
なお、実施例1と比較例1、実施例2〜実施例6、実施例7と比較例2、実施例8と比較例3、実施例9と比較例4、実施例10と比較例5、実施例11と比較例6、実施例12と比較例7、実施例13〜実施例14と比較例8、実施例15と比較例9、実施例16と比較例10、実施例17と実施例18は、製法1はそれぞれまとめて、作成し、小分け後、それぞれ製法2を実施した。
また(D)成分は製法2の残りの水性成分の中に配合した。
そして粒子径測定は、粒度分布測定装置SALD-2000(島津製作所製)を用いて粒子の平均粒子径(体積基準粒度分布における中央値)を測定した。
粘度に関しては、指定の温度で、BH型粘度計(東京計器社製)、6号ローター、4rpmで1分後のデータを用いた。(乗数 x2500mPa・s)
なお、表の数値は指示値で2500を乗じるとmPa・sとなる。
以下に表1〜3を示す。
比較例では25℃での粘度に比較して、作成20日後、5℃で粘度上昇がみられ、さらに25℃に戻しても粘度が上昇したままであるのに対して、実施例1〜15に示すように、以下の(A)、(B)、(C)、(D)を含み、平均粒子径が1μm以下である水中油型乳化組成物は、低温での粘度上昇がほとんど見られない。
(A)高級アルコール、高級脂肪酸、モノアルキルグリセリルエーテル、モノアルキルグリセリルエステルのうち、固体である物質から選択される1種又は2種以上
(B)ヒドロキシ脂肪酸基をもつ固体油脂、固体トリグリセリドの1種又は2種以上
(C)液体油脂の1種又は2種以上
(D)グリチルリチン酸およびその塩、dl-α-トコフェロール 2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウムから選択される1種又は2種以上
このように、本発明の乳化組成物は、低温での粘度上昇を抑えることによって化粧品、皮膚外用剤等に必要な品質や使用感を確保できた。

Claims (6)

  1. 以下の(A)、(B)、(C)、(D)を含み、平均粒子径が1μm以下である水中油型乳化組成物。
    (A)高級アルコール、高級脂肪酸、モノアルキルグリセリルエーテル、モノアルキルグリセリルエステルのうち、固体である物質から選択される1種又は2種以上
    (B)ヒドロキシ脂肪酸基をもつ固体油脂、固体トリグリセリドから選択される1種又は2種以上
    (C)液体油脂の1種又は2種以上
    (D)グリチルリチン酸およびその塩、dl-α-トコフェロール 2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウムから選択される1種又は2種以上
  2. (A)の高級アルコール、高級脂肪酸、モノアルキルグリセリルエーテル、モノアルキルグリセリルエステルが、炭素数12〜24の直鎖の高級アルコール、炭素数12〜24の直鎖の高級脂肪酸、炭素数12〜24の直鎖のモノアルキルグリセリルエーテル、炭素数12〜24の直鎖のモノアルキルグリセリルエステルである請求項1記載の水中油型乳化組成物。
  3. (B)のヒドロキシ脂肪酸基をもつ固体油脂が、2以上のヒドロキシ脂肪酸基をもつ固体油脂である請求項1乃至請求項2のいずれか一項に記載の水中油型乳化組成物。
  4. (B)のヒドロキシ脂肪酸基をもつ固体油脂、固体トリグリセリドが、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、ステアリン酸硬化ヒマシ油、シア脂、水添パーム油、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリルである請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の水中油型乳化組成物。
  5. 平均粒子径が0.5μm以下である請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の水中油型乳化組成物。
  6. 平均粒子径が0.3μm以下である請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の水中油型乳化組成物。
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