JP2015133673A - マイクロホンを備えたイヤホン装置、および、イヤホン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構成が複雑になるのを抑制しながら、ユーザの左右の耳のどちら側からもユーザの音声を取得することが可能なマイクロホンを備えたイヤホン装置、および、イヤホン装置を提供する。
【解決手段】このイヤホン装置100は、外部の音声を検出するマイクロホン14と、音声を出力するスピーカ13とを含む第1筐体部11と、第1筐体部11に取り付けられ、スピーカ13から出力された音声を放音する第1放音道部12とを備え、第1放音道部12は、第1筐体部11に対する位置の調整により、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されている。
【選択図】図4
【解決手段】このイヤホン装置100は、外部の音声を検出するマイクロホン14と、音声を出力するスピーカ13とを含む第1筐体部11と、第1筐体部11に取り付けられ、スピーカ13から出力された音声を放音する第1放音道部12とを備え、第1放音道部12は、第1筐体部11に対する位置の調整により、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されている。
【選択図】図4
Description
この発明は、マイクロホンを備えたイヤホン装置、および、イヤホン装置に関し、特に、放音道部を含む、マイクロホンを備えたイヤホン装置、および、イヤホン装置に関する。
従来、放音道部を含む、マイクロホンを備えたイヤホン装置、および、イヤホン装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、2つのイヤホン本体を備えたステレオイヤホンマイクが開示されている。このステレオイヤホンマイクは、2つのイヤホン本体の両方にマイクロホンが設けられている。また、一方のマイクロホンを動作させた場合(ユーザの一方の耳側から音声を取得する場合)には、マイクロホンが動作している一方のイヤホン用スピーカは動作させないようにするとともに、他方のイヤホン用スピーカを動作させるように構成されている。これにより、マイクロホンが動作している一方のイヤホン用スピーカが動作されないので、エコーの発生を抑制することができる。また、2つのイヤホン用スピーカ(マイクロホン)のうちのどちらのイヤホン用スピーカ(マイクロホン)を使用するかを選択するための選択スイッチが設けられている。これにより、2つのイヤホン用スピーカ(マイクロホン)のうちのどちらのイヤホン用スピーカ(マイクロホン)を使用するかを選択可能に構成されているので、利き耳等のユーザの好みに合わせてイヤホン用スピーカ(マイクロホン)を使用することができる。
しかしながら、上記特許文献1のステレオイヤホンマイクでは、左右の耳のどちら側からもユーザの音声を取得可能にするために、2つのイヤホン装置の両方にマイクロホンが設けられているため、その分、構成が複雑になるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、構成が複雑になるのを抑制しながら、ユーザの左右の耳のどちら側からもユーザの音声を取得することが可能なマイクロホンを備えたイヤホン装置、および、イヤホン装置を提供することである。
この発明の第1の局面によるマイクロホンを備えたイヤホン装置は、外部の音声を検出するマイクロホンと音声を出力するスピーカとを含む筐体部と、筐体部に取り付けられ、スピーカから出力された音声を放音する放音道部とを備え、放音道部は、筐体部に対する位置の調整により、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されている。
この発明の第1の局面によるマイクロホンを備えたイヤホン装置では、上記のように、放音道部を、筐体部に対する位置の調整により、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成する。これにより、マイクロホンを備えたイヤホン装置を左耳に装着可能な形状の状態にして、左耳にマイクロホンを備えたイヤホン装置を装着した場合には、右耳に装着するイヤホン装置は、マイクロホンを設ける必要がない。また、マイクロホンを備えたイヤホン装置を右耳に装着可能な形状の状態にして、右耳にマイクロホンを備えたイヤホン装置を装着した場合には、左耳に装着するイヤホン装置は、マイクロホンを設ける必要がない。すなわち、左右の耳に装着するイヤホン装置の両方にマイクロホンを設ける必要がない分、構成を簡略化しながら、ユーザの左右の耳のどちら側からもユーザの音声を取得することができる。
上記第1の局面によるマイクロホンを備えたイヤホン装置において、好ましくは、スピーカは、放音道部が左耳に装着可能な形状の状態では、左耳用音声を出力するように構成されているとともに、放音道部が右耳に装着可能な形状の状態では、右耳用音声を出力するように構成されている。このように構成すれば、2つのイヤホン装置からステレオ音声を出力することができる。
この場合、好ましくは、筐体部は、右耳音声用端子と、左耳音声用端子と、スピーカに接続されている音声選択用端子とを含み、音声選択用端子は、放音道部が左耳に装着可能な形状の状態では、左耳音声用端子と接続されるように構成されているとともに、放音道部が右耳に装着可能な形状の状態では、右耳音声用端子と接続されるように構成されている。このように構成すれば、容易に、スピーカを、放音道部が左耳に装着可能な形状の状態では、左耳用音声を出力するように構成することができるとともに、放音道部が右耳に装着可能な形状の状態では、右耳用音声を出力するように構成することができる。
上記第1の局面によるマイクロホンを備えたイヤホン装置において、好ましくは、放音道部の筐体部に対する位置は、放音道部が左耳に装着可能な形状の状態および放音道部が右耳に装着可能な形状の状態において、それぞれ段階的に調整可能に構成されている。このように構成すれば、イヤホン装置の形状を、ユーザの耳に応じた形状に調整することができる。
上記第1の局面によるマイクロホンを備えたイヤホン装置において、好ましくは、放音道部は、筐体部に対して、相対的に回動可能に構成されており、放音道部は、筐体部に対して回動することにより、放音道部の筐体部に対する位置の調整を行うことによって、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されている。このように構成すれば、放音道部を、筐体部に対して、相対的に回動することによって、容易に、放音道部を、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とに切り替えることができる。
上記第1の局面によるマイクロホンを備えたイヤホン装置において、好ましくは、筐体部は、位置規制部を有し、放音道部の筐体部に対する回動する角度は、位置規制部によって規制されるように構成されている。このように構成すれば、放音道部の筐体部に対する回動する角度が規制されるので、放音道部と筐体部との相対的な位置が、ユーザの意図しない状態に変化してしまうのを抑制することができる。
この発明の第2の局面によるイヤホン装置は、音声を出力するスピーカを含む筐体部と、筐体部に取り付けられ、スピーカから出力された音声を放音する放音道部とを備え、放音道部は、筐体部に対する位置の調整により、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されている。
この発明の第2の局面によるイヤホン装置では、上記のように、放音道部を、筐体部に対する位置の調整により、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成する。これにより、左耳にマイクロホンを備えたイヤホン装置を装着した場合には、右耳に装着するイヤホン装置は、右耳に装着可能な形状の状態にして装着することができるので、イヤホン装置にマイクロホンを設ける必要がない。また、右耳にマイクロホンを備えたイヤホン装置を装着した場合には、左耳に装着するイヤホン装置は、左耳に装着可能な形状の状態にして装着することができるので、イヤホン装置にマイクロホンを設ける必要がない。すなわち、左右の耳に装着するイヤホン装置の両方にマイクロホンを設ける必要がない分、構成を簡略化しながら、ユーザの左右の耳のどちら側からもユーザの音声を取得することができる。
本発明によれば、上記のように、構成が複雑になるのを抑制しながら、ユーザの左右の耳のどちら側からもユーザの音声を取得することが可能なマイクロホンを備えたイヤホン装置、および、イヤホン装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態によるイヤホン装置100の構成を説明する。
図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態によるイヤホン装置100の構成を説明する。
本発明の第1実施形態によるイヤホン装置100は、図1に示すように、第1イヤホン装置1と、第2イヤホン装置2と、第1イヤホン装置1と携帯電話機器3とを接続するためのケーブル4と、第2イヤホン装置2と携帯電話機器3とを接続するためのケーブル5とを備える。ケーブル4は、図2に示すように、左耳音声用ケーブル41と、右耳音声用ケーブル42と、スピーカ接地用ケーブル43と、マイクロホン音声用ケーブル44と、マイクロホン接地用ケーブル45とを含む。また、ケーブル5は、図2に示すように、左耳音声用ケーブル51と、右耳音声用ケーブル52と、スピーカ接地用ケーブル53とを含む。
ここで、第1実施形態では、図3に示すように、第1イヤホン装置1は、ユーザの耳の穴に差し込んで装着が可能(いわゆる、カナル型)に構成されており、第1筐体部11と第1放音道部12とを含む。また、第2イヤホン装置2は、第1イヤホン装置1と同様にカナル型に構成されており、第2筐体部21と第2放音道部22とを含む。そして、第1放音道部12は、第1筐体部11に対する位置の調整により、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されている。また、第2放音道部22は、第1放音道部12と同様に、第2筐体部21に対する位置の調整により、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されている。
具体的には、図3に示すように、第1イヤホン装置1が左耳に装着可能な形状の状態(図3(a)および(c)参照)では、第1放音道部12は、第1筐体部11に対して、一方側(矢印X1方向側)に位置するように構成されている一方、右耳に装着可能な形状の状態(図3(b)および(d)参照)では、第1放音道部12は、第1筐体部11に対して、他方側(矢印X2方向側)に位置するように構成されている。また、第2イヤホン装置2が左耳に装着可能な形状の状態(図3(a)および(c)参照)では、第1イヤホン装置1と同様に、第2放音道部22は、第2筐体部21に対して、一方側(矢印X1方向側)に位置するように構成されている一方、右耳に装着可能な形状の状態(図3(b)および(d)参照)では、第2放音道部22は、第2筐体部21に対して、他方側(矢印X2方向側)に位置するように構成されている。
また、図2に示すように、第1イヤホン装置1は、第1筐体部11と、第1放音道部12とを備え、第1筐体部11は、スピーカ13と、マイクロホン14と、左耳音声用端子15と、右耳音声用端子16とを含む。また、スピーカ13は、スピーカ本体部13aと、音声選択用端子13bと、スピーカ接地用端子13cとを含み、音声選択用端子13bを介して、音声信号を取得して、取得した音声信号を出力するように構成されている。そして、第1放音道部12は、出力された音声を伝搬して、ユーザの耳に放音するように構成されている。また、第1放音道部12は、外部の音声(たとえば、ユーザの通話音声)を伝搬させるように構成されており、伝搬された外部の音声は、マイクロホン14によって検出されるように構成されている。そして、マイクロホン14は、検出した外部の音声を音声信号(ユーザ側通話音声信号)に変換するように構成されている。また、マイクロホン14は、マイクロホン本体部14aと、マイクロホン音声信号端子14bと、マイクロホン接地用端子14cとを含み、変換された音声信号(ユーザ側通話音声信号)をマイクロホン音声信号端子14bから、ケーブル4を介して、携帯電話機器3に送信するように構成されている。
そして、図2に示すように、第2イヤホン装置2は、第2筐体部21と、第2放音道部22とを備え、第2筐体部21は、スピーカ23と、左耳音声用端子24と、右耳音声用端子25とを含む。また、スピーカ23は、スピーカ本体部23aと、音声選択用端子23bと、接地用端子23cとを含み、音声選択用端子23bを介して、音声信号を取得して、取得した音声信号を出力するように構成されている。そして、第2放音道部22は、出力された音声を伝搬して、ユーザの耳に放音するように構成されている。
そして、図2に示すように、たとえば、携帯電話機器3などの制御機器は、CPU(Central Processing Unit)31と、音声信号出力部32と、音声信号入力部33と、フラッシュメモリなどにより構成されるメモリ34と、他の電話機器との通話などの通信可能な通信部35と、ユーザによるタッチ操作を受け付け可能に構成されているとともに、表示部を含むタッチスクリーン36とを備える。
そして、第1実施形態では、図4および図5に示すように、第1放音道部12は、第1筐体部11に対して、相対的に回動可能に構成されており、第1放音道部12は、第1筐体部11に対して回動することにより、第1放音道部12の第1筐体部11に対する位置の調整を行うことによって、左耳に装着可能な形状の状態(図4(a)参照)と、右耳に装着可能な形状の状態(図4(b)参照)とを切替可能に構成されている。具体的には、第1放音道部12は、イヤーピース12aと、開口部12bと、円筒部12cとを含む。そして、イヤーピース12aは、弾性材料を含み、ドーム形状に形成されているとともに、弾性変形しながらユーザの耳(外耳道)に装着されるように構成されている。また、開口部12bは、イヤーピース12aの外耳道側に円形形状に形成されており、ユーザの耳に音声を放音するように構成されている。また、円筒部12cは、スピーカ13から出力された音声を開口部12bから放音するために円筒形状に構成されている。
そして、図4および図5に示すように、第1筐体部11は、筐体本体部11aと、筐体回動部11bと、フック部11cと、取り付け部11dとが設けられている。そして、筐体回動部11bは、樹脂等を含む材料により円形形状に形成されており、筐体回動部11bの第1放音道部12側(ユーザの外耳道側)において、円筒部12cと接続されるとともに、筐体本体部11a側において、フック部11cと接続されるように構成されている。そして、筐体回動部11bは、筐体本体部11aに対して、回動(図5の矢印A方向に回動)可能に構成されている。また、筐体回動部11bの筐体本体部11a側には、取り付け部11dが設けられている。取り付け部11dは、スピーカ13およびマイクロホン14の形状に沿うような形状に構成されており、スピーカ13およびマイクロホン14と接触して、筐体回動部11bと一体的に回動可能にするように構成されている(図5(b)参照)。そして、フック部11cは、円形形状を有し、上方に突出するよう形成されるとともに、円周状の溝部を有するように形成されており、筐体本体部11aに係合するように構成されている。そして、フック部11cと筐体本体部11aとが係合することによって、筐体回動部11bと筐体本体部11aとが回動することができるとともに、筐体回動部11bと筐体本体部11aとは、離間しないように構成されている。
そして、図4(a)に示すように、スピーカ13は、スピーカ本体部13aと、音声選択用端子13bと、スピーカ接地用端子13cとが設けられている。スピーカ接地用端子13cは、円柱形状を有し、スピーカ接地用ケーブル43と接続されている。また、左耳用音声端子15と右耳用音声端子16とは、筐体本体部11aのスピーカ本体部13a側に固定されており、円形形状の筐体回動部11bの同心円上に円弧形状に形成されている。そして、第1イヤホン装置1が左耳に装着可能な形状の状態では、左耳用音声端子15と、音声選択用端子13bとが接触するように構成されている。そして、スピーカ13は、左耳用音声端子15と、音声選択用端子13bとが導通することによって、左耳用音声ケーブル41を介して、左耳用音声データを受信するように構成されており、受信した左耳用音声データを出力するように構成されている。
一方、図4(b)に示すように、第1イヤホン装置1が左耳に装着可能な形状の状態から、第1イヤホン装置1が右耳に装着可能な形状の状態に切り替えられた場合には、スピーカ本体部13aに設けられた音声選択用端子13bが筐体回動部11bと一体的に回動することによって、筐体本体部11aに固定して設けられている右耳用音声端子16と、音声選択用端子13dとが接触するように構成されている。そして、スピーカ13は、右耳用音声端子16と、音声選択用端子13bとが導通することによって、右耳用音声ケーブル42を介して、右耳用音声データを受信するように構成されており、受信した右耳用音声データを出力するように構成されている。
また、図4および図5に示すように、第1イヤホン装置1が左耳に装着可能な形状の状態と第1イヤホン装置1が右耳に装着可能な形状の状態とのどちらの状態においても、マイクロホン音声用端子14bは、マイクロホン音声用ケーブル44と接続されているとともに、マイクロホン接地用端子14cは、マイクロホン接地用ケーブル45と接続されている。すなわち、第1イヤホン装置1が左耳に装着可能な形状の状態と第1イヤホン装置1が右耳に装着可能な形状の状態とのどちらの状態においても、マイクロホン14は、上述した検出したユーザ側通話音声データをケーブル4を介して、携帯電話機器3に送信するように構成されている。
次に、図6に示すように、マイクロホンを備えないイヤホン装置である第2イヤホン装置2では、マイクロホンを備えるイヤホン装置である第1イヤホン装置1と異なり、マイクロホン本体14aと、マイクロホン音声用端子14bと、マイクロホン接地用端子14cとを含まないように構成されており、その他の構成は、第1イヤホン装置1と同様である。
ここで、第1実施形態では、図7に示すように、第1筐体部11は、位置規制リブ部11fおよび11gを有し、第1放音道部12の第1筐体部11に対する回動する角度は、位置規制リブ部11fおよび11gによって規制されるように構成されている。具体的には、図7に示すように、筐体本体部11aには、筐体本体部11aの内部側に突出するように形成された位置規制リブ部11fおよび11gが設けられているとともに、筐体本体部11aの内部側の円周上に沿うように形成され、一定の間隔を開けて、突出するように形成されている位置調整リブ部11h〜11jが設けられている。そして、筐体回動部11bには、上方および外部側に突出するように形成されている回動側リブ部11eが設けられている。
そして、図7(a)に示すように、回動側リブ部11eは、筐体回動部11bが回動する際に、位置規制リブ部11fと位置調整リブ部11hとの間の凹部(図7の点線B上)、または、位置調整リブ部11hと位置調整リブ部11iとの間の凹部に嵌り合うことによって、第1イヤホン装置1は、左耳に装着可能な形状の状態になる。また、図7(b)に示すように、回動側リブ部11eは、位置規制リブ部11gと位置調整リブ部11jとの間の凹部(図7の点線C上)、または、位置調整リブ部11jと位置調整リブ部11iとの間の凹部に嵌り合うことによって、第1イヤホン装置1は、右耳に装着可能な形状の状態にされる。また、位置規制リブ部11fおよび11gの内部側に突出する大きさは、位置調整リブ部11hと位置調整リブ部11iよりも大きく形成されている。これにより、回動側リブ部11eの突出された部分と、位置規制リブ部11fまたは11gの突出された部分とが接触することによって、回動側リブ部11eは、位置規制リブ部11fおよび11gを越えて回動できないように構成されている。なお、上記の第2イヤホン装置2における位置規制リブ部の構成は、上記第1イヤホン装置1における位置規制リブ部11fおよび11gと同様に構成されている。
また、第1実施形態では、図7に示すように、第1放音道部12の第1筐体部11に対する位置は、第1放音道部12が左耳に装着可能な形状の状態および第1放音道部12が右耳に装着可能な形状の状態において、それぞれ段階的に調整可能に構成されている。具体的には、図7(a)に示すように、回動側リブ部11eを、位置規制リブ部11fと位置調整リブ部11hとの間の凹部(図7の点線B上)、または、位置調整リブ部11hと位置調整リブ部11iとの間の凹部のいずれかに、回動して嵌るように構成されている。また、回動側リブ部11eを、位置規制リブ部11gと位置調整リブ部11jとの間の凹部(図7の点線C上)、または、位置調整リブ部11jと位置調整リブ部11iとの間の凹部に嵌るように回動することによって、第1イヤホン装置1は、左耳および右耳に装着可能な形状の状態で調整可能であるとともに、さらに詳細に調整可能に構成されている。
次に、図2を参照して、携帯電話機器3と他の電話機器とが通話状態である場合におけるイヤホン装置100の動作を説明する。
図2に示すように、携帯電話機器3と他の電話機器とが通話状態である場合には、携帯電話機器3のCPU31は、通信部35を介して、他の電話機器から相手側通話音声信号を取得するとともに、通信部35を介して、音声信号入力部33から取得したユーザ側通話音声信号を他の電話機器に送信する。そして、携帯電話機器3のCPU31は、取得した相手側通話音声信号を携帯電話機器3の音声信号出力部32に伝送する。そして、携帯電話機器3のCPU31は、音声信号出力部32から第2イヤホン装置2のスピーカ23へは、相手側通話音声信号を出力させる制御を行う一方、第1イヤホン装置1のスピーカ13へは、相手側通話音声信号を出力させない制御を行う。すなわち、マイクロホンを備えた第1イヤホン装置1のスピーカ13からは、相手側通話音声信号を出力せずに、マイクロホンを備えない第2イヤホン装置2のスピーカ23からは、相手側通話音声信号を出力する。
次に、図2を参照して、携帯電話機器3によるステレオ音声データ再生状態である場合におけるイヤホン装置100の動作を説明する。
図2に示すように、携帯電話機器3のタッチスクリーン36へのユーザの操作によって、携帯電話機器3のCPU31は、メモリ34に記憶されているステレオ音声データの読み出しを行い、読み出したステレオ音声データを音声信号出力部32に送信する。
そして、携帯電話機器3のCPU31は、音声信号出力部32に、ステレオ音声データのうち左耳用音声データを左耳用音声ケーブル41および51を介して出力させるとともに、ステレオ音声データのうち右耳用音声データを右耳用音声ケーブル42および52を介して出力させる。
ここで、第1実施形態では、図2に示すように、第1イヤホン装置1のスピーカ13は、音声選択用端子13bと左耳用音声端子15とが接続されている場合には、音声信号出力部32から出力された左耳用音声データを受信して、左耳用音声を出力する。また、音声選択用端子13bと右耳用音声端子16とが接続されている場合には、音声信号出力部32から出力された右耳用音声データを受信して、右耳用音声を出力する。
また、第1実施形態では、図2に示すように、第2イヤホン装置2のスピーカ23は、第1イヤホン装置1のスピーカ13と同様に、音声選択用端子23bと左耳用音声端子25とが接続されている場合には、音声信号出力部32から出力された左耳用音声データを受信して、左耳用音声を出力する。また、音声選択用端子23bと右耳用音声端子26とが接続されている場合には、音声信号出力部32から出力された右耳用音声データを受信して、右耳用音声を出力する。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、第1放音道部12を、第1筐体部11に対する位置の調整により、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成する。これにより、マイクロホン14を備えた第1イヤホン装置1を左耳に装着可能な形状の状態にして、左耳にマイクロホン14を備えた第1イヤホン装置1を装着した場合には、右耳に装着する第2イヤホン装置2は、マイクロホンを設ける必要がない。また、マイクロホン14を備えた第1イヤホン装置1を右耳に装着可能な形状の状態にして、右耳にマイクロホン14を備えた第1イヤホン装置1を装着した場合には、左耳に装着する第2イヤホン装置2は、マイクロホンを設ける必要がない。すなわち、左右の耳に装着するイヤホン装置100の両方にマイクロホン14を設ける必要がない分、構成を簡略化しながら、ユーザの左右の耳のどちら側からもユーザの音声を取得することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、スピーカ13を、第1放音道部12が左耳に装着可能な形状の状態では、左耳用音声を出力するように構成するとともに、第1放音道部12が右耳に装着可能な形状の状態では、右耳用音声を出力するように構成する。これにより、2つのイヤホン装置からステレオ音声を出力することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1筐体部11は、右耳音声用端子16と、左耳音声用端子15と、スピーカ13に接続されている音声選択用端子13bとを含み、音声選択用端子13bは、第1放音道部12が左耳に装着可能な形状の状態では、左耳音声用端子15と接続されるように構成するとともに、第1放音道部12が右耳に装着可能な形状の状態では、右耳音声用端子16と接続されるように構成する。これにより、容易に、スピーカ13を、第1放音道部12が左耳に装着可能な形状の状態では、左耳用音声を出力するように構成することができるとともに、第1放音道部12が右耳に装着可能な形状の状態では、右耳用音声を出力するように構成することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1放音道部12の第1筐体部1に対する位置を、第1放音道部12が左耳に装着可能な形状の状態および第1放音道部12が右耳に装着可能な形状の状態において、それぞれ段階的に調整可能に構成する。これにより、イヤホン装置の形状を、ユーザの耳に応じた形状に調整することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1放音道部12を、第1筐体部11に対して、相対的に回動可能に構成して、第1放音道部12を、第1筐体部11に対して回動することにより、第1放音道部12の第1筐体部11に対する位置の調整を行うことによって、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成する。これにより、第1放音道部12を、第1筐体部11に対して、相対的に回動することによって、容易に、第1放音道部12を、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とに切り替えることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、第1筐体部11を、位置規制リブ部11fおよび11gを有し、第1放音道部12の第1筐体部11に対する回動する角度は、位置規制リブ部11fおよび11gによって規制されるように構成する。これにより、第1放音道部12の第1筐体部11に対する回動する角度が規制されるので、第1放音道部12と第1筐体部との相対的な位置が、ユーザの意図しない状態に変化してしまうのを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図2、図8および図9を参照して、第2実施形態のイヤホン装置101について説明する。この第2実施形態では、第1放音道部を、第1筐体部に対して回動させることにより、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されていた第1実施形態によるイヤホン装置100とは異なり、筐体可動部を可動させることによって、第1放音道部は、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されている。
次に、図2、図8および図9を参照して、第2実施形態のイヤホン装置101について説明する。この第2実施形態では、第1放音道部を、第1筐体部に対して回動させることにより、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されていた第1実施形態によるイヤホン装置100とは異なり、筐体可動部を可動させることによって、第1放音道部は、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されている。
図2に示すように、第2実施形態のイヤホン装置101は、第1イヤホン装置6を含み、第1イヤホン装置6には、第1筐体部61と、第1放音道部62とが設けられている。そして、第1筐体部61は、左耳用音声用端子63と、右耳音声用端子64とを含む。また、後述する第1放音道部62の第1筐体部61に対して延びる方向に応じて、スピーカ13の音声選択用端子13bは、左耳用音声用端子63と、右耳音声用端子64とのうちのいずれかに接続されるように構成されている。
具体的には、図8に示すように、第1筐体部61は、筐体本体部61aと、筐体可動部61bと、可動支持部61cとを含み、筐体可動部61bは、筐体本体部61aの内面に沿うように可動可能に構成されている。そして、筐体可動部61bは、第1放音道部62と、スピーカ13と、マイクロホン14と一体的に可動するように(図8矢印D方向)構成されており、筐体本体部61aの一方側(図8(a)の符号E参照)または他方側(図8(b)の符号F参照)に沿って筐体可動部61bの一方端部が上昇するとともに、他方端部が降下するように可動することによって、第1放音道部62が第1筐体部61に対して延びる向き(図8矢印G方向または矢印H方向)を切り替えるとともに、筐体可動部61bと一体的に可動するスピーカ13の音声選択用端子13bの位置を変化させるように構成されている。そして、第1放音道部62が第1筐体部61に対して延びる向きによって、左耳に装着可能な形状の状態(図8(a)参照)と右耳に装着可能な形状の状態(図8(b)参照)とが切り替わる。また、スピーカ13の音声選択用端子13bの位置を変化させることによって、左耳用音声用端子63と、右耳音声用端子64とのいずれかに接続される。そして、音声選択用端子13bが左耳用音声用端子63と接続されている場合には、スピーカ13からは、左耳用音声が出力されるように構成されており、音声選択用端子13bが右耳用音声用端子64と接続されている場合には、スピーカ13からは、右耳用音声が出力されるように構成されている。
また、図9に示すように、第1筐体部61の可動支持部61cは、位置規制部61eを有し、第1放音道部62の第1筐体部61に対する可動する範囲は、位置規制部61eによって規制されるように構成されている。具体的には、位置規制部61eは、可動支持部61cに設けられ、互いに一部分がオーバーラップする2つの円形の開口部である。第1放音道部62が、左耳に装着可能な形状の状態と右耳に装着可能な形状の状態とにおいて、第1放音道部62の円筒部62aが、可動支持部61cの開口部に沿うように構成されている。そして、第1放音道部62が左耳に装着可能な形状の状態(図9(a)参照)には、位置規制部61eと第1放音道部62の円筒部62aとが接触することによって、円筒部62aは、位置規制部61eを越えて可動しないように構成されている。一方、第1放音道部62が右耳に装着可能な形状の状態(図9(b)参照)には、位置規制部61eと円筒部62aとが接触することによって、円筒部62aは、位置規制部61eを越えて可動しないように構成されている。
そして、図9に示すように、可動支持部61cの2つの円形の開口部がオーバーラップする部分は、開口部の内側に突出するように構成されている。これにより、突出された部分と円筒部62aとが接触することにより、第1放音道部62が左耳に装着可能な形状の状態と、第1放音道部62が右耳に装着可能な形状の状態とが、ユーザがイヤホン装置101を装着中に、容易に切り替わるのを抑制するように構成されている。また、第2実施形態によるイヤホン装置101のその他の構成は、第1実施形態におけるイヤホン装置100と同様である。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、第1筐体部61は、筐体可動部61bを含み、筐体可動部61bを、第1放音道部62と一体的に形成されるとともに筐体本体部61aの内側の形状に沿って可動させるように構成する。これにより、第1イヤホン装置6は、容易に、第1放音道部62をユーザにより把持されることによって、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替えることができる。また、第2実施形態によるイヤホン装置101のその他の効果は、第1実施形態におけるイヤホン装置100と同様である。
(第3実施形態)
次に、図2および図10を参照して、第3実施形態のイヤホン装置102について説明する。この第3実施形態では、第1筐体部のフック部を筐体本体部に係合させることによって、筐体回動部を筐体本体部から離間せずに回動可能に構成されていた第1実施形態によるイヤホン装置100とは異なり、筐体回動部の回動軸を貫通するようにネジ部およびナット部を設けることによって、筐体回動部を筐体本体部から離間せずに回動可能に構成されている。
次に、図2および図10を参照して、第3実施形態のイヤホン装置102について説明する。この第3実施形態では、第1筐体部のフック部を筐体本体部に係合させることによって、筐体回動部を筐体本体部から離間せずに回動可能に構成されていた第1実施形態によるイヤホン装置100とは異なり、筐体回動部の回動軸を貫通するようにネジ部およびナット部を設けることによって、筐体回動部を筐体本体部から離間せずに回動可能に構成されている。
図2および図10に示すように、第3実施形態のイヤホン装置102は、第1筐体部71を含む第1イヤホン装置7が設けられている。そして、第1筐体部71は、筐体本体部71aと、筐体回動部71bと、支持部71cと、ネジ部72aと、バネ部72bと、ナット部72cとを含む。ネジ部72aは、筐体回動部71bの中央部(図10点線I)を筐体本体部71a側から筐体回動部71bに向かって、貫通するように設けられている。また、支持部71cは、筐体本体部71aの内部の一方側の壁から他方側の壁に向かって十字形状形成され、十字形状の中心部分には、ネジ部72aの軸部を通すための開口が設けられている。そして、バネ部72bは、板バネ状に形成されており、ネジ部72aの頭部と支持部71cとの間に設けられ、ネジ部72aの頭部と支持部71cとに弾性接触するように構成されている。また、ナット部72cは、筐体回動部71bと接触するとともに、ネジ部72aの先端部と螺合するように構成され、筐体回動部71bと筐体本体部71aとが離間しないように構成されている。また、第3実施形態によるイヤホン装置102のその他の構成は、第1実施形態におけるイヤホン装置100と同様である。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、第1筐体部71に、筐体回動部71bの回動軸を貫通するようにネジ部72aおよびナット部72bを設けることによって、筐体回動部71bを筐体本体部71aから離間せずに回動可能に構成する。これにより、筐体回動部71bは、ネジ部72aとナット部72bとが螺合することにより、第1実施形態におけるフック部11cを設けなくても、筐体本体部71aから離間せずに回動可能に構成することができる。また、第3実施形態によるイヤホン装置102のその他の効果は、第1実施形態におけるイヤホン装置100と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、本発明のCPU(制御部)およびメモリを携帯電話機器に含む例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、CPU(制御部)およびメモリをイヤホン装置に設けるように構成してもよいし、イヤホン装置とは別個に、CPU(制御部)およびメモリを含む本体を設けてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、本発明の通信部を携帯電話機器に含む例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、通信部をイヤホン装置に設けるように構成してもよいし、イヤホン装置とは別個に、通信部を含む本体を設けてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、本発明の放音道部の段階的な位置調整の方法の一例として、リブ部を用いる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、リブ部以外を用いて放音道部の段階的な位置調整を行うように構成してもよい。たとえば、筐体回動部および筐体本体部にそれぞれ櫛歯形状の部分を有して、筐体回動部と筐体本体部との接触部分が歯が噛み合わさるように組み立てられるように構成することによって、段階的な位置調整が可能なように構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、筐体回動部と筐体本体部とが離間しないための構成の一例として、フック部を設ける例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図11の変形例に示すように、筐体部81を、筐体回動係合部81aおよび筐体本体係合部81bを設けることによって、筐体回動部81cと筐体本体部81dとが離間しないように構成する。
図11に示すように、第1および第2実施形態における変形例では、筐体部81は、筐体本体係合部81aと、筐体回動係合部81bと、筐体回動部81cと、筐体本体部81dと、筐体本体接触部81eと、筐体回動接触部81fとを含む。そして、筐体本体係合部81aは、筐体本体接触部81eから内周側に突出するように形成されており、1対に形成されている。そして、筐体回動係合部81bは、筐体回動接触部81fから上方に突出するように形成されるとともに、突出された部分の一部は、筐体回動接触部81fの外周側にさらに突出するように形成されている。また、筐体回動係合部81bは、1対設けられている。そして、筐体本体部81dに筐体回動部81cを取り付ける場合には、一方の筐体回動係合部81bと他方の筐体回動係合部81bとの間に筐体本体係合部81aを通して、筐体本体接触部81eと筐体回動接触部81fとが接触するように取り付けた後に、筐体回動部81dを筐体本体部81aに対して相対的に回動(図11の矢印J方向)することによって、筐体回動部81cと筐体本体部81dとが離間しないように取り付けられる。
また、上記第1〜第3実施形態では、放音道部と音声選択用端子とが一体的に回動または可動するように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、放音道部と音声選択用端子とが一体的に回動または可動しないように構成してもよい。たとえば、放音道部と、左耳音声用端子と、右耳音声用端子とを一体的に回動または可動ように構成することによって、左耳音声用端子と右耳音声用端子とのいずれか一方を音声選択用端子に接続するように構成してもよい。
1、6、7 第1イヤホン装置(イヤホン装置)
2 第2イヤホン装置(イヤホン装置)
11、61、71、81 第1筐体部(筐体部)
12、62 第1放音道部(放音道部)
13、23 スピーカ
13b、23b 音声選択用端子
14 マイクロホン
15、25、63 左耳音声用端子
16、26、64 右耳音声用端子
21 第2筐体部(筐体部)
22 第2放音道部(放音道部)
100、101、102 イヤホン装置
2 第2イヤホン装置(イヤホン装置)
11、61、71、81 第1筐体部(筐体部)
12、62 第1放音道部(放音道部)
13、23 スピーカ
13b、23b 音声選択用端子
14 マイクロホン
15、25、63 左耳音声用端子
16、26、64 右耳音声用端子
21 第2筐体部(筐体部)
22 第2放音道部(放音道部)
100、101、102 イヤホン装置
Claims (7)
- 外部の音声を検出するマイクロホンと、音声を出力するスピーカとを含む筐体部と、
前記筐体部に取り付けられ、前記スピーカから出力された音声を放音する放音道部とを備え、
前記放音道部は、前記筐体部に対する位置の調整により、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されている、マイクロホンを備えたイヤホン装置。 - 前記スピーカは、前記放音道部が左耳に装着可能な形状の状態では、左耳用音声を出力するように構成されているとともに、前記放音道部が右耳に装着可能な形状の状態では、右耳用音声を出力するように構成されている、請求項1に記載のマイクロホンを備えたイヤホン装置。
- 前記筐体部は、右耳音声用端子と、左耳音声用端子と、スピーカに接続されている音声選択用端子とを含み、
前記音声選択用端子は、前記放音道部が左耳に装着可能な形状の状態では、前記左耳音声用端子と接続されるように構成されているとともに、前記放音道部が右耳に装着可能な形状の状態では、前記右耳音声用端子と接続されるように構成されている、請求項2に記載のマイクロホンを備えたイヤホン装置。 - 前記放音道部の前記筐体部に対する位置は、前記放音道部が左耳に装着可能な形状の状態および前記放音道部が右耳に装着可能な形状の状態において、それぞれ段階的に調整可能に構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のマイクロホンを備えたイヤホン装置。
- 前記放音道部は、前記筐体部に対して、相対的に回動可能に構成されており、
前記放音道部は、前記筐体部に対して回動することにより、前記放音道部の前記筐体部に対する位置の調整を行うことによって、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のマイクロホンを備えたイヤホン装置。 - 前記筐体部は、位置規制部を有し、
前記放音道部の前記筐体部に対する回動する角度は、前記位置規制部によって規制されるように構成されている、請求項1〜5のいずれかに記載のマイクロホンを備えたイヤホン装置。 - 音声を出力するスピーカを含む筐体部と、
前記筐体部に取り付けられ、前記スピーカから出力された音声を放音する放音道部とを備え、
前記放音道部は、前記筐体部に対する位置の調整により、左耳に装着可能な形状の状態と、右耳に装着可能な形状の状態とを切替可能に構成されている、イヤホン装置。
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JP2014005368A JP2015133673A (ja) | 2014-01-15 | 2014-01-15 | マイクロホンを備えたイヤホン装置、および、イヤホン装置 |
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JP2014005368A Pending JP2015133673A (ja) | 2014-01-15 | 2014-01-15 | マイクロホンを備えたイヤホン装置、および、イヤホン装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2014
- 2014-01-15 JP JP2014005368A patent/JP2015133673A/ja active Pending
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