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JP2015122557A - アンテナ装置 - Google Patents

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JP2015122557A JP2013264010A JP2013264010A JP2015122557A JP 2015122557 A JP2015122557 A JP 2015122557A JP 2013264010 A JP2013264010 A JP 2013264010A JP 2013264010 A JP2013264010 A JP 2013264010A JP 2015122557 A JP2015122557 A JP 2015122557A
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Abstract

【課題】複数のアンテナ素子を小さな領域に設置する場合でも、複数のアンテナ素子間の結合を小さくすることができるアンテナ装置を得ることを目的とする。【解決手段】先端部がグランド導体板1の左辺と平行になるように途中で折り曲げられているアンテナ素子21と、先端部がグランド導体板1の右辺と平行になるように途中で折り曲げられているアンテナ素子22と、線状導体23a〜23eによって方形のループがグランド導体板1の上辺に沿うように形成されているアンテナ素子23と、線状導体24a〜24eによって方形のループがグランド導体板1の下辺に沿うように形成されているアンテナ素子24とを備える。【選択図】図1

Description

この発明は、小形のマルチアンテナに関し、特に、小さな領域に4本のアンテナが配置されるアンテナ装置に関するものである。
近年、無線通信システムの高速化や高品質化に伴って、例えば、ダイバーシチやMIMO(Multiple Input Multiple Output)など、送受信に複数のアンテナを用いるマルチアンテナ技術への要求が高まってきている。
ダイバーシチやMIMOが効果を十分に発揮するためには、複数のアンテナ間の結合をできる限り小さくして、アンテナ相関を低くする必要がある。
しかし、複数のアンテナを小型の通信端末等の小さな領域に搭載する場合、一般的にはアンテナ間の距離を十分に確保することが困難であるため、アンテナ間の結合が強くなり、通信性能が劣化する。
以下の特許文献1には、複数個の折り返しループアンテナが一列に配置されているダイバーシチアンテナが開示されている。
しかし、このダイバーシチアンテナでは、各ループアンテナの間隔を0.15波長以上離す必要があることが特許文献1に記載されている。
特開2012−191406号公報(段落番号[0057]、図5)
従来のアンテナ装置は以上のように構成されているので、各ループアンテナの間隔を0.15波長以上離す必要があり、複数のループアンテナを設置するための領域が大きくなってしまうなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、複数のアンテナ素子を小さな領域に設置する場合でも、複数のアンテナ素子間の結合を小さくすることができるアンテナ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るアンテナ装置は、方形のグランド導体板と、一端がグランド導体板の左角領域に配置されている第1の給電点と接続された状態で、グランド導体板に対して垂直に設置され、先端部がグランド導体板の左辺と平行になるように途中で折り曲げられている第1のアンテナ素子と、一端がグランド導体板の右角領域に配置されている第2の給電点と接続された状態で、グランド導体板に対して垂直に設置され、先端部がグランド導体板の右辺と平行になるように途中で折り曲げられている第2のアンテナ素子と、線状導体によって方形のループがグランド導体板の上辺に沿うように形成されており、その方形の下辺の中央に第3の給電点が設けられている第3のアンテナ素子と、線状導体によって方形のループがグランド導体板の下辺に沿うように形成されており、その方形の下辺の中央に第4の給電点が設けられている第4のアンテナ素子とを備えるようにしたものである。
この発明によれば、方形のグランド導体板と、一端がグランド導体板の左角領域に配置されている第1の給電点と接続された状態で、グランド導体板に対して垂直に設置され、先端部がグランド導体板の左辺と平行になるように途中で折り曲げられている第1のアンテナ素子と、一端がグランド導体板の右角領域に配置されている第2の給電点と接続された状態で、グランド導体板に対して垂直に設置され、先端部がグランド導体板の右辺と平行になるように途中で折り曲げられている第2のアンテナ素子と、線状導体によって方形のループがグランド導体板の上辺に沿うように形成されており、その方形の下辺の中央に第3の給電点が設けられている第3のアンテナ素子と、線状導体によって方形のループがグランド導体板の下辺に沿うように形成されており、その方形の下辺の中央に第4の給電点が設けられている第4のアンテナ素子とを備えるように構成したので、複数のアンテナ素子を小さな領域に設置する場合でも、複数のアンテナ素子間の結合を小さくすることができる効果がある。
この発明の実施の形態1によるアンテナ装置を示す構成図である。 (a)図1のアンテナ装置のうち、アンテナ素子21,22だけを残して、アンテナ素子23,24を削除した場合を示し、(b)アンテナ素子21とアンテナ素子22を上下反対に設置した場合を示す説明図である。 4本の逆L型の構造を有するアンテナを平行に設置した場合のアンテナ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるアンテナ装置を示す構成図である。 バラン61の構成例を示す回路図である。 バラン62の構成例を示す回路図である。 この発明の実施の形態3によるアンテナ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるアンテナ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態5によるアンテナ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態6によるアンテナ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態6による他のアンテナ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態6による他のアンテナ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態7によるアンテナ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態8によるアンテナ装置を示す構成図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるアンテナ装置を示す構成図である。
図1において、グランド導体板1は方形の形状をなしており、図中、グランド導体板1の左上の角領域(左上の頂点付近の領域)には給電点11(第1の給電点)が配置され、グランド導体板1の右上の角領域(右上の頂点付近の領域)には給電点12(第2の給電点)が配置されている。
また、図中、グランド導体板1の上辺の中点付近には給電点13(第3の給電点)が配置され、グランド導体板1の下辺の中点付近には給電点14(第4の給電点)が配置されている。
なお、給電点13,14は、グランド導体板1の上辺又は下辺の中点付近に配置されていればよく、グランド導体板1の上に配置されていてもよいし、グランド導体板1の外側に配置されていてもよい。
第1のアンテナ素子であるアンテナ素子21は一端が給電点11と接続された状態で、グランド導体板1に対して略垂直に設置されている線状導体21aと、一端が線状導体21aの他端と接続されている線状導体21bとから構成されており、アンテナ素子21の先端部である線状導体21bはグランド導体板1の左辺と略平行に設置されている。線状導体21aの一端とグランド導体板1の間を、給電点11により給電する。
ここでは、線状導体21aと線状導体21bが接続されている旨の記述をしているが、1本の線状導体が途中で折り曲げられて、線状導体21aと線状導体21bが形成されているものを想定している。
第2のアンテナ素子であるアンテナ素子22は一端が給電点12と接続された状態で、グランド導体板1に対して略垂直に設置されている線状導体22aと、一端が線状導体22aの他端と接続されている線状導体22bとから構成されており、アンテナ素子22の先端部である線状導体22bはグランド導体板1の右辺と略平行に設置されている。線状導体22aの一端とグランド導体板1の間を、給電点12により給電する。
ここでは、線状導体22aと線状導体22bが接続されている旨の記述をしているが、1本の線状導体が途中で折り曲げられて、線状導体22aと線状導体22bが形成されているものを想定している。
第3のアンテナ素子であるアンテナ素子23は線状導体23a〜23e及びキャパシタンス41,42から構成されている。
線状導体23a〜23eはグランド導体板1の上辺に沿うように方形のループを形成しており、線状導体23a,23c,23eはグランド導体板1の上辺と略平行に設置されている。線状導体23aと線状導体23eの長さは略同一である。
また、線状導体23b,23dはグランド導体板1に対して略垂直に設置されており、線状導体23bと線状導体23dの長さは略同一である。
第1のキャパシタンスであるキャパシタンス41はアンテナ素子23の小形化を図るために、給電点13と線状導体23aの間に装荷されている。
第2のキャパシタンスであるキャパシタンス42はアンテナ素子23の小形化を図るために、給電点13と線状導体23eの間に装荷されている。
キャパシタンス41とキャパシタンス42の間を、給電点13により給電する。
第4のアンテナ素子であるアンテナ素子24は線状導体24a〜24e及びキャパシタンス43,44から構成されている。
線状導体24a〜24eはグランド導体板1の下辺に沿うように方形のループを形成しており、線状導体24a,24c,24eはグランド導体板1の下辺と略平行に設置されている。線状導体24aと線状導体24eの長さは略同一である。
また、線状導体24b,24dはグランド導体板1に対して略垂直に設置されており、線状導体24bと線状導体24dの長さは略同一である。
第3のキャパシタンスであるキャパシタンス43はアンテナ素子24の小形化を図るために、給電点14と線状導体24aの間に装荷されている。
第4のキャパシタンスであるキャパシタンス44はアンテナ素子24の小形化を図るために、給電点14と線状導体24eの間に装荷されている。
キャパシタンス43とキャパシタンス44の間を、給電点13により給電する。
面50はグランド導体板1に対して垂直であり、面50の上にはグランド導体板1の上辺の中点と下辺の中点がある。
この実施の形態1では、線状導体21a,22a,23b,23d,24b,24dの長さは0.1波長以下である。また、グランド導体板1の左辺、右辺、上辺及び下辺の長さは0.3波長以下である。
なお、図1のアンテナ装置では、図示していないが、アンテナインピーダンスの整合を取るために、給電点11〜14に整合回路が設置される。
次に動作について説明する。
給電点11からアンテナ素子21に給電するとアンテナ素子21が励振する。
即ち、給電点11からアンテナ素子21に給電すると、線状導体21a,21b及びグランド導体板1に電流が流れて線状導体21a,21bが共振し、その結果、線状導体21a,21bから電磁波が放射される。
また、給電点12からアンテナ素子22に給電するとアンテナ素子22が励振する。
即ち、給電点12からアンテナ素子22に給電すると、線状導体22a,22b及びグランド導体板1に電流が流れて線状導体22a,22bが共振し、その結果、線状導体22a,22bから電磁波が放射される。
なお、アンテナ素子21,22は、途中で折り曲げられて、逆L型の構造をなしているため、通常のモノポールアンテナと比較して低姿勢化されている。
給電点13からアンテナ素子23に給電するとアンテナ素子23が励振する。
即ち、給電点13からアンテナ素子23に給電すると、線状導体23a〜23e及びキャパシタンス41,42に電流が流れて、線状導体23a〜23e及びキャパシタンス41,42が共振し、その結果、線状導体23a〜23eから電磁波が放射される。
また、給電点14からアンテナ素子24に給電するとアンテナ素子24が励振する。
即ち、給電点14からアンテナ素子24に給電すると、線状導体24a〜24e及びキャパシタンス43,44に電流が流れて、線状導体24a〜24e及びキャパシタンス43,44が共振し、その結果、線状導体24a〜24eから電磁波が放射される。
ここで、2本の逆L型の構造を有するアンテナ素子を平行に設置した場合の2本のアンテナ素子間の結合について説明する。
図2(a)は図1のアンテナ装置のうち、アンテナ素子21,22だけを残して、アンテナ素子23,24を削除した場合を示し、図2(b)はアンテナ素子21とアンテナ素子22を上下反対に設置した場合を示している。
即ち、アンテナ素子22の線状導体22aがグランド導体板1の右下の頂点付近に配置されている給電点12に接続されている状態で、グランド導体板1に対して略垂直に設置され、線状導体22bがグランド導体板1の右上の頂点に向かって伸びている。
2本の逆L型の構造を有するアンテナ素子を平行に設置する場合、2本のアンテナ素子を同じ向きに並べる方が、2本のアンテナ素子を反対向きに並べるより、2本のアンテナ素子間の結合を低減することができる。
したがって、図2(a)のように、アンテナ素子21,22を並べる方が、図2(b)のように、アンテナ素子21,22を並べるより、2本のアンテナ素子間の結合を低減することができる。
このため、図1のアンテナ装置におけるアンテナ素子21とアンテナ素子22間の結合は小さいと言える。
次に、アンテナ素子21,22と、アンテナ素子23,24との間の結合について説明する。
図1のアンテナ装置では、アンテナ素子23がある面は、アンテナ素子21がある面及びアンテナ素子22がある面に対して垂直である。したがって、アンテナ素子23に流れる電流と、アンテナ素子21,22に流れる電流との間の結合は小さいものとなる。
同様に、アンテナ素子24がある面は、アンテナ素子21がある面及びアンテナ素子22がある面に対して垂直である。したがって、アンテナ素子24に流れる電流と、アンテナ素子21,22に流れる電流との間の結合は小さいものとなる。
また、アンテナ素子23は平衡系のアンテナであり、グランド導体板1の上辺の中点付近に設置されており、面50に関して対称な構造になっている。したがって、アンテナ素子23が励振しても、グランド導体板1に流れる電流が小さくなり、アンテナ素子23と、アンテナ素子21,22の間の結合は小さいものとなる。
同様に、アンテナ素子24は平衡系のアンテナであり、グランド導体板1の下辺の中点付近に設置されており、面50に関して対称な構造になっている。したがって、アンテナ素子24が励振しても、グランド導体板1に流れる電流が小さくなり、アンテナ素子24と、アンテナ素子21,22の間の結合は小さいものとなる。
アンテナ素子21は、グランド導体板1の左辺の近くに設置され、アンテナ素子22は、グランド導体板1の右辺の近くに設置されているので、アンテナ素子21とアンテナ素子22の間隔はある程度広く(4本のアンテナ素子を平行に設置する場合の各アンテナ素子の間隔より広い)、アンテナ素子21とアンテナ素子22の間の結合は小さくなる。
また、アンテナ素子23は、グランド導体板1の上辺の近くに設置され、アンテナ素子24は、グランド導体板1の下辺の近くに設置されているので、アンテナ素子23とアンテナ素子24の間隔はある程度広く、アンテナ素子23とアンテナ素子24の間の結合は小さくなる。
例えば、グランド導体板1の左辺及び右辺の長さが0.22波長、上辺及び下辺の長さが0.21波長であり、線状導体21a,22aの長さが0.04波長、線状導体23b,23d,24b,24dの長さが0.02波長であるとき、アンテナ素子間の結合を電磁界シミュレータにより計算すると、図1のアンテナ装置の構成では、アンテナ素子間の結合の最大値が−6.3dBになる。
図3は4本の逆L型の構造を有するアンテナ素子を平行に設置した場合のアンテナ装置を示す構成図である。
図3において、給電点15,16はグランド導体板1の上辺付近に配置されており、給電点11,12,15,16は等間隔に配置されている。
アンテナ素子31は一端が給電点15と接続された状態で、グランド導体板1に対して垂直に設置されている線状導体31aと、一端が線状導体31aの他端と接続されている線状導体31bとから構成されており、線状導体31bは線状導体21b,22bと略平行に設置されている。
アンテナ素子32は一端が給電点16と接続された状態で、グランド導体板1に対して垂直に設置されている線状導体32aと、一端が線状導体32aの他端と接続されている線状導体32bとから構成されており、線状導体32bは線状導体21b,22bと略平行に設置されている。
図1のアンテナ装置と同様に、グランド導体板1の左辺及び右辺の長さが0.22波長、上辺及び下辺の長さが0.21波長である場合において、線状導体21a,22a,31a,32aの長さが0.04波長であるとき、アンテナ素子間の結合を電磁界シミュレータにより計算すると、図3のアンテナ装置の構成では、アンテナ素子間の結合の最大値が−3.4dBと非常に高くなる。
したがって、この実施の形態1では、アンテナ素子間の結合を大幅に低減できていることを確認することができる。
ここでは、図1のアンテナ装置と、図3のアンテナ装置との間で、アンテナ素子間の結合を比較しているが、図2(b)のように、2本のアンテナ素子21,22を反対向きに並べる構成でも、図3のアンテナ装置よりも、アンテナ素子間の結合を小さくすることができる。
このため、本発明のアンテナ装置では、図2(a)のように2本のアンテナ素子21,22を並べる構成に限らず、図2(b)のように、2本のアンテナ素子21,22を反対向きに並べる構成も含まれる。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、一端がグランド導体板1の左上の角領域に配置されている給電点11と接続された状態で、グランド導体板1に対して略垂直に設置され、先端部がグランド導体板1の左辺と略平行になるように途中で折り曲げられているアンテナ素子21と、一端がグランド導体板1の右上の角領域に配置されている給電点12と接続された状態で、グランド導体板1に対して略垂直に設置され、先端部がグランド導体板1の右辺と略平行になるように途中で折り曲げられているアンテナ素子22と、線状導体23a〜23eによって方形のループがグランド導体板1の上辺に沿うように形成されており、方形の下辺の中央に給電点13が設けられているアンテナ素子23と、線状導体24a〜24eによって方形のループがグランド導体板1の下辺に沿うように形成されており、方形の下辺の中央に給電点14が設けられているアンテナ素子24とを備えるように構成したので、複数のアンテナ素子を小さな領域に設置する場合でも、複数のアンテナ素子間の結合を小さくすることができる効果を奏する。
なお、この実施の形態1では、アンテナ素子23の小形化を図るために、キャパシタンス41,42を装荷するとともに、アンテナ素子24の小形化を図るために、キャパシタンス43,44を装荷しているものを示している。
このとき、キャパシタンス41とキャパシタンス42は、同じ容量値である方がアンテナ素子間の結合の低減効果が大きくなるが、異なる容量値でも、ある程度はアンテナ素子間の結合の低減効果が得られるので、必ずしも同じ容量値である必要はない。
同様に、キャパシタンス43とキャパシタンス44は、同じ容量値である方がアンテナ素子間の結合の低減効果が大きくなるが、異なる容量値でも、ある程度はアンテナ素子の間結合の低減効果が得られるので、必ずしも同じ容量値である必要はない。
また、この実施の形態1では、給電点13がグランド導体板1の上辺の中点付近に配置されているものを示しているが、給電点13がグランド導体板1の上辺の中点からずれていても、ある程度はアンテナ素子間の結合の低減効果が得られるので、必ずしも中点に配置されていなくてもよい。
同様に、給電点14がグランド導体板1の下辺の中点付近に配置されているものを示しているが、給電点14がグランド導体板1の下辺の中点からずれていても、ある程度はアンテナ素子間の結合の低減効果が得られるので、必ずしも中点に配置されていなくてもよい。
実施の形態2.
この実施の形態2のグランド導体板1は、例えば、無線ICなどが搭載された誘電体基板のグランドを模擬したものであり、通常、この誘電体基板の上にはアンテナ素子21〜24への給電線路が配線される。
一般に、基板上に形成される給電線路は、マイクロストリップ線路等の不平衡線路である場合が多く、不平衡線路によって平衡系のアンテナ素子23,24に給電する場合には、不平衡モードを平衡モードに変換するバランが必要となる。
そこで、この実施の形態2では、バランを搭載しているアンテナ装置について説明する。
図4はこの発明の実施の形態2によるアンテナ装置を示す構成図であり、図4において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
第1のバランであるバラン61は、グランド導体板1の上辺の中点付近に配置されている給電点13とキャパシタンス41,42との間に接続されており、平衡系のアンテナ素子23に給電する際に不平衡モードを平衡モードに変換する回路である。
第2のバランであるバラン62は、グランド導体板1の下辺の中点付近に配置されている給電点14とキャパシタンス43,44との間に接続されており、平衡系のアンテナ素子24に給電する際に不平衡モードを平衡モードに変換する回路である。
図5はバラン61の構成例を示す回路図である。
図5において、入出力端子71は不平衡線路である給電線路に接続される端子であり、入出力端子71とグランド導体板1の間を給電点13により給電する。
入出力端子72はキャパシタンス41が接続される端子であり、入出力端子73はキャパシタンス42が接続される端子である。
インダクタンス74は入出力端子71と入出力端子73の間に接続され、インダクタンス75は入出力端子72とグランド導体板1の間に接続されている。
キャパシタンス76は入出力端子71と入出力端子72の間に接続され、キャパシタンス77は入出力端子73とグランド導体板1の間に接続されている。
図6はバラン62の構成例を示す回路図である。
図6において、入出力端子81は不平衡線路である給電線路に接続される端子であり、入出力端子81とグランド導体板1の間を給電点14により給電する。
入出力端子82はキャパシタンス43が接続される端子であり、入出力端子83はキャパシタンス44が接続される端子である。
インダクタンス84は入出力端子81と入出力端子83の間に接続され、インダクタンス85は入出力端子82とグランド導体板1の間に接続されている。
キャパシタンス86は入出力端子81と入出力端子82の間に接続され、キャパシタンス87は入出力端子83とグランド導体板1の間に接続されている。
この実施の形態2では、インダクタンス74,75とキャパシタンス76,77で構成されているバラン61が、給電点13とキャパシタンス41,42との間に接続されており、インダクタンス84,85とキャパシタンス86,87で構成されているバラン62が、給電点14とキャパシタンス43,44との間に接続されている。
このため、不平衡線路から給電点13を介してアンテナ素子23が給電されると、アンテナ素子23が平衡モードで励振される。
また、不平衡線路から給電点14を介してアンテナ素子24が給電されると、アンテナ素子24が平衡モードで励振される。
このように、バラン61,62を搭載することで、不平衡線路から給電点13,14を介してアンテナ素子23,24が給電される場合でも、アンテナ素子23,24が平衡モードで励振されるため、グランド導体板1に流れる電流を低減して、アンテナ素子23,24とアンテナ素子21,22との間の結合を小さくすることができる。
この実施の形態2では、バラン61,62がインダクタンスとキャパシタンスで構成されている例を示しているが、この構成に限定するものではなく、例えば、シュペルトップ型バランやU字バランなどを適用してもよい。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3によるアンテナ装置を示す構成図であり、図7において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
この実施の形態3では、第3のアンテナ素子であるアンテナ素子23は線状導体23a〜23g及びキャパシタンス45から構成されている。
線状導体23a〜23gはグランド導体板1の上辺に沿うように方形の半ループを形成しており、線状導体23a,23c,23eはグランド導体板1の上辺と略平行に設置されている。線状導体23aと線状導体23eの長さは略同一である。
線状導体23b,23dはグランド導体板1に対して略垂直に設置されており、線状導体23bと線状導体23dの長さは略同一である。
線状導体23fは一端がグランド導体板1の上辺の中点付近(中央領域)に配置されている給電点13と接続され、他端が線状導体23aと接続されるように、グランド導体板1と略平行に設置されている。線状導体23fとグランド導体板1の間を給電点13により給電する。
線状導体23gは一端がグランド導体板1の上辺の中点付近(中央領域)に配置されているキャパシタンス45と接続され、他端が線状導体23eと接続されるように、グランド導体板1と略平行に設置されている。
第1のキャパシタンスであるキャパシタンス45はアンテナ素子23の小形化を図るために、一端がグランド導体板1の上辺の中点付近に接続され、他端が線状導体23gと接続されている。
図7の例では、アンテナ素子23が面50に関して対称な構造となっており、給電点13は上辺の中点より少しだけ左側の位置に配置され、キャパシタンス45は上辺の中点より少しだけ右側の位置に配置されている。
この実施の形態3では、第4のアンテナ素子であるアンテナ素子24は線状導体24a〜24g及びキャパシタンス46から構成されている。
線状導体24a〜24gはグランド導体板1の下辺に沿うように方形の半ループを形成しており、線状導体24a,24c,24eはグランド導体板1の下辺と略平行に設置されている。線状導体24aと線状導体24eの長さは略同一である。
線状導体24b,24dはグランド導体板1に対して略垂直に設置されており、線状導体24bと線状導体24dの長さは略同一である。
線状導体24fは一端がグランド導体板1の下辺の中点付近(中央領域)に配置されている給電点14と接続され、他端が線状導体24aと接続されるように、グランド導体板1と略平行に設置されている。線状導体24fとグランド導体板1の間を給電点14により給電する。
線状導体24gは一端がグランド導体板1の下辺の中点付近(中央領域)に配置されているキャパシタンス46と接続され、他端が線状導体24eと接続されるように、グランド導体板1と略平行に設置されている。
第2のキャパシタンスであるキャパシタンス46はアンテナ素子24の小形化を図るために、一端がグランド導体板1の下辺の中点付近に接続され、他端が線状導体24gと接続されている。
図7の例では、アンテナ素子24が面50に関して対称な構造となっており、給電点14は下辺の中点より少しだけ左側の位置に配置され、キャパシタンス46は下辺の中点より少しだけ右側の位置に配置されている。
上記実施の形態1では、アンテナ素子23が2個のキャパシタンス41,42を備え、アンテナ素子24が2個のキャパシタンス43,44を備えているものを示したが、この実施の形態3では、アンテナ素子23が新たに線状導体23f,23gを備えることで、実装するキャパシタンスをキャパシタンス45の1個に抑え、また、アンテナ素子24が新たに線状導体24f,24gを備えることで、実装するキャパシタンスをキャパシタンス46の1個に抑えている。
この実施の形態3では、不平衡線路から給電点13を介してアンテナ素子23の線状導体23fに給電されるため、平衡系のアンテナ素子23が不平衡給電されている。
同様に、不平衡線路から給電点14を介してアンテナ素子24の線状導体24fに給電されるため、平衡系のアンテナ素子24が不平衡給電されている。
しかし、アンテナ素子23がグランド導体板1の上辺の中点付近に設置され、アンテナ素子24がグランド導体板1の下辺の中点付近に設置されており、給電点13,14及びキャパシタンス45,46は面50に近接している。即ち、アンテナ素子23,24が面50に関して対称な構造となっている。
このため、平衡系のアンテナ素子23,24が不平衡給電される場合でも、グランド導体板1に流れる電流をある程度低減することができるため、アンテナ素子23,24とアンテナ素子21,22との間の結合を小さくすることができる。
この実施の形態3では、上記実施の形態2で示したようなバラン61,62を搭載する必要がないため、給電部の構成が簡易になると同時に、バラン61,62による損失が無くなり、アンテナ素子23,24の放射効率が向上する。
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4によるアンテナ装置を示す構成図であり、図8において、図7と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
この実施の形態4では、第4のアンテナ素子であるアンテナ素子24が非対称な構造になっている。
第4の給電点である給電点17はグランド導体板1の下辺左側領域(グランド導体板1における下辺の中点と左下頂点との間の位置)に配置されている。
第2のキャパシタンスであるキャパシタンス47はグランド導体板1の下辺右側領域(グランド導体板1における下辺の中点と右下頂点との間の位置)に配置されている。
図8では、給電点17がグランド導体板1の下辺左側領域に配置され、キャパシタンス47がグランド導体板1の下辺右側領域に配置されている例を示しているが、給電点17がグランド導体板1の下辺右側領域に配置され、キャパシタンス47がグランド導体板1の下辺左側領域に配置されていてもよい。
アンテナ素子24は線状導体24h〜24jによって半ループが形成されており、線状導体24hは一端が給電点17と接続され、グランド導体板1に対して略垂直に設置されている。線状導体24hとグランド導体板1の間を給電点17により給電する。
線状導体24iは一端が線状導体24hと接続され、グランド導体板1の下辺と略水平に設置されている。
線状導体24jは一端が線状導体24iと接続され、他端がキャパシタンス47と接続されており、グランド導体板1に対して略垂直に設置されている。キャパシタンス47は、一端がグランド導体板1の下辺右側領域に接続され、他端が線状導体24jと接続されている。
なお、線状導体24h,24jの長さは0.1波長以下である。
この実施の形態4では、アンテナ素子24が面50に関して非対称な構造となっているため、給電点17からアンテナ素子24が給電されると、図7のアンテナ素子24が給電される場合よりも、グランド導体板1に流れる電流が大きくなる。
しかし、図8のアンテナ素子24は、アンテナ素子21〜23の給電点11〜13から離れているため、アンテナ素子24とアンテナ素子21〜23の結合をある程度低減することができる。
したがって、アンテナ素子間の結合が大きくならないように、4つのアンテナ素子21〜24を小さな領域に設置することが可能である。
なお、グランド導体板1に流れる電流が大きくなることで、アンテナ素子24の放射効率は向上する。
実施の形態5.
図9はこの発明の実施の形態5によるアンテナ装置を示す構成図であり、図9において、図8と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
グランド導体板2はグランド導体板1の内側に配置されている方形の導体板である。
なお、グランド導体板2はグランド導体板1から一定の間隔を空けて、グランド導体板1と平行に設置されている。
また、グランド導体板2の上辺は、グランド導体板1の上辺と略平行であり、グランド導体板1とグランド導体板2の間隔は0.1波長以下である。
この実施の形態5では、グランド導体板1が第1のグランド導体板を構成し、グランド導体板2が第2のグランド導体板を構成している。
この実施の形態5では、給電点13がグランド導体板2の上辺の中点付近に配置されており、キャパシタンス45の一端がグランド導体板2の上辺の中点付近に接続されている。
また、アンテナ素子24がグランド導体板2の上に形成されている。
図9の例では、給電点17がグランド導体板2の下辺左側領域(グランド導体板2における下辺の中点と左下頂点との間の位置)に配置され、キャパシタンス47がグランド導体板2の下辺右側領域(グランド導体板2における下辺の中点と右下頂点との間の位置)に配置されているが、給電点17がグランド導体板2の下辺右側領域に配置され、キャパシタンス47がグランド導体板2の下辺左側領域に配置されていてもよい。
この実施の形態5では、アンテナ素子21,22をグランド導体板1の上に設置し、アンテナ素子23,24をグランド導体板2の上に設置しているので、アンテナ素子21,22とアンテナ素子23,24の間の結合を低減することができる。
また、グランド導体板1,2は、例えば、無線IC等が搭載された誘電体基板のグランドを模擬したものであるが、グランド導体板2を追加することで、部品や配線パターンを配置するエリアを大きくすることができる。
なお、グランド導体板1とグランド導体板2は、数ヶ所で導通していてもよいし、非導通であってもよい。
この実施の形態5では、線状導体24h〜24jによって半ループが形成されているアンテナ素子24がグランド導体板2の上に設置しているものを示したが、図7に示すように、線状導体24a〜24g及びキャパシタンス46から構成されているアンテナ素子24がグランド導体板2の上に設置しているものであってもよく、アンテナ素子21,22とアンテナ素子23,24の間の結合を低減することができる。
この場合、給電点17はグランド導体板2の下辺の中点付近に配置され、キャパシタンス47の一端はグランド導体板2の下辺の中点付近に接続される。
実施の形態6.
図10はこの発明の実施の形態6によるアンテナ装置を示す構成図であり、図10において、図9と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
上記実施の形態5では、アンテナ素子24を構成する線状導体24h,24jをグランド導体板2に対して略垂直に設置して、アンテナ素子24をグランド導体板2の上に設置しているものを示したが、図10に示すように、アンテナ素子24を構成する線状導体24h,24jをグランド導体板2に対して垂直に立てずに、寝かせた状態で配置することで、線状導体24h〜24jがグランド導体板2と水平になるように配置してもよい。
この実施の形態6では、給電点17がグランド導体板2の下辺左側領域(グランド導体板2における下辺の中点と左下頂点との間の位置)に配置され、キャパシタンス47の一端がグランド導体板2の下辺右側領域(グランド導体板2における下辺の中点と右下頂点との間の位置)に接続されており、線状導体24hの一端が給電点17と接続されて、線状導体24jの他端がキャパシタンス47と接続されているので、アンテナ素子24はグランド導体板2の上に設置されている。
図10では、線状導体24h〜24jがグランド導体板1と接触しているようにも見えるが、線状導体24h〜24jとグランド導体板1の間には隙間がある。
この場合も、上記実施の形態5と同様に、アンテナ素子21,22がグランド導体板1の上に設置され、アンテナ素子23,24がグランド導体板2の上に設置されているので、アンテナ素子21,22とアンテナ素子23,24の間の結合を低減することができる。
この実施の形態6では、線状導体24h〜24jをコの字型に接続することで半ループを形成しているアンテナ素子24を示したが、アンテナ素子24が半ループを形成していれば、半ループの形状がコの字型であるものに限るものではなく、例えば、図11や図12に示すような半ループの形状であってもよい。
実施の形態7.
図13はこの発明の実施の形態7によるアンテナ装置を示す構成図であり、図13において、図10と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
上記実施の形態6では、アンテナ素子23を構成する線状導体23b,23dをグランド導体板2に対して略垂直に設置して、アンテナ素子23をグランド導体板2の上に設置しているものを示したが、図13に示すように、アンテナ素子23を構成する線状導体23b,23dをグランド導体板2に対して垂直に立てずに、寝かせた状態で配置することで、線状導体23a〜23gがグランド導体板2と水平になるように配置してもよい。
この実施の形態7では、給電点13がグランド導体板2の上辺の中点付近に配置され、キャパシタンス45の一端がグランド導体板2の上辺の中点付近に接続されており、線状導体23fの一端が給電点13と接続されて、線状導体23gの他端がキャパシタンス45と接続されているので、アンテナ素子23はグランド導体板2の上に設置されている。
図13では、線状導体23a〜23g及び線状導体24h〜24jがグランド導体板1と接触しているようにも見えるが、線状導体23a〜23g及び線状導体24h〜24jとグランド導体板1の間には隙間がある。
この場合も、上記実施の形態5,6と同様に、アンテナ素子21,22がグランド導体板1の上に設置され、アンテナ素子23,24がグランド導体板2の上に設置されているので、アンテナ素子21,22とアンテナ素子23,24の間の結合を低減することができる。
実施の形態8.
上記実施の形態5〜7では、アンテナ素子21,22がグランド導体板1の上に設置され、アンテナ素子23,24がグランド導体板2の上に設置されているものを示したが、グランド導体板1,2が別々の誘電体基板の上に形成されているものであってもよい。
図14はこの発明の実施の形態8によるアンテナ装置を示す構成図であり、図14において、図10と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
第1の誘電体基板である誘電体基板91の上には、方形のグランド導体板1が銅箔で作成されている。
ただし、グランド導体板1における4つの頂点付近は切り取られており、左上の頂点付近にはランド導体101が作成され、右上の頂点付近にはランド導体102が作成されている。
また、左下の頂点付近にはランド導体103が作成され、右下の頂点付近にはランド導体104が作成されている。なお、ランド導体101〜104は、使用周波数の波長に比べて微小である。
第2の誘電体基板である誘電体基板92は誘電体基板91の内側に配置されており、誘電体基板92の上には、方形のグランド導体板2が銅箔で作成されている。
第1のアンテナ素子であるアンテナ素子21は一端がランド導体101を介して給電点11と接続された状態で、グランド導体板1に対して略垂直に設置されている板状導体21cと、ランド導体103と接続された状態で、グランド導体板1に対して略垂直に設置されている板状導体21eと、板状導体21cと板状導体21eの間に接続されている板状導体21dとから構成されている。ランド導体101とグランド導体板1の間を給電点11により給電する。
図14の例では、板状導体21cと板状導体21eの長さが異なっているが、同じ長さであってもよい。
図10のアンテナ素子21は逆L字型の形状を成しているのに対して、図14のアンテナ素子21はコの字型の形状を成しており、形状が相違しているが、動作は同様であり、給電点11から給電されるとアンテナ素子21が励振して電磁波が放射される。
ただし、図14のアンテナ素子21は、2点で誘電体基板91に固定しているので、図10のアンテナ素子21よりも機械的な強度が高くなっている。
また、線状導体21a,21bではなく、幅がある板状導体21c〜21eで構成されているので、更に機械的な強度が高くなっている。ただし、線状導体で構成してもよいことは言うまでもない。
ここでは、板状導体21cと板状導体21dと板状導体21eが接続されている旨の記述をしているが、1本の板状導体が途中で折り曲げられて、板状導体21c〜21eが形成されているものを想定している。
第2のアンテナ素子であるアンテナ素子22は一端がランド導体102を介して給電点12と接続された状態で、グランド導体板1に対して略垂直に設置されている板状導体22cと、ランド導体104と接続された状態で、グランド導体板1に対して略垂直に設置されている板状導体22eと、板状導体22cと板状導体22eの間に接続されている板状導体22dとから構成されている。ランド導体102とグランド導体板1の間を給電点12により給電する。
図14の例では、板状導体22cと板状導体22eの長さが異なっているが、同じ長さであってもよい。
図10のアンテナ素子22は逆L字型の形状を成しているのに対して、図14のアンテナ素子22はコの字型の形状を成しており、形状が相違しているが、動作は同様であり、給電点12から給電されるとアンテナ素子22が励振して電磁波が放射される。
ただし、図14のアンテナ素子22は、2点で誘電体基板91に固定しているので、図10のアンテナ素子22よりも機械的な強度が高くなっている。
また、線状導体22a,22bではなく、幅がある板状導体22c〜22eで構成されているので、更に機械的な強度が高くなっている。ただし、線状導体で構成してもよいことは言うまでもない。
ここでは、板状導体22cと板状導体22dと板状導体22eが接続されている旨の記述をしているが、1本の板状導体が途中で折り曲げられて、板状導体22c〜22eが形成されているものを想定している。
第3のアンテナ素子であるアンテナ素子23は板状導体23h〜23lから構成されている。
板状導体23h〜23lはグランド導体板2の上辺に沿うように方形のループを形成しており、板状導体23h,23j,23lはグランド導体板2の上辺と略平行に設置されている。板状導体23hと板状導体23lの長さは略同一である。
また、板状導体23i,23kはグランド導体板2に対して略垂直に設置されており、板状導体23iと板状導体23kの長さは略同一である。
なお、グランド導体板2の上辺の中点付近に配置されている給電点13は板状導体23hと接続されており、また、一端がグランド導体板2の上辺の中点付近に接続されているキャパシタンス45の他端は板状導体23lと接続されている。線状導体23hとグランド導体板2の間を給電点13により給電する。
図10のアンテナ素子23と図14のアンテナ素子23は形状が相違しているが、動作は同様であり、給電点13から給電されるとアンテナ素子23が励振して電磁波が放射される。
ただし、図14のアンテナ素子23は、線状導体23a〜23gではなく、幅がある板状導体23h〜23lで構成されているので、機械的な強度が高くなっている。ただし、線状導体で構成してもよいことは言うまでもない。
なお、板状導体23h,23lは、誘電体基板92の上に銅箔パターンで作成することで、製造コストを低減させることができる。
また、板状導体23i〜23kは、1本の板状導体を途中で折り曲げることで作成することができる。
第4のアンテナ素子であるアンテナ素子24は板状導体24k〜24mによって半ループが形成されており、板状導体24k〜24mは誘電体基板92の上に銅箔パターンで作成することで、製造コストを低減させることができる。
なお、グランド導体板2の下辺左側領域に配置されている給電点17は板状導体24kと接続されており、また、一端がグランド導体板2の下辺右側領域と接続されているキャパシタンス47の他端は板状導体24mと接続されている。線状導体24kとグランド導体板2の間を給電点17により給電する。
図10のアンテナ素子24と図14のアンテナ素子24は形状が相違しているが、動作は同様であり、給電点17から給電されるとアンテナ素子24が励振して電磁波が放射される。
図14のアンテナ素子24は、線状導体24h〜24jではなく、幅がある板状導体24k〜24mで構成されているが、線状導体で構成してもよいことは言うまでもない。
この実施の形態8では、グランド導体板1を誘電体基板91の上に作成するとともに、グランド導体板2を誘電体基板92の上に作成するようにしているので、上記実施の形態5〜7と同様に、アンテナ素子21,22とアンテナ素子23,24の間の結合を低減することができるほか、機械的な強度が高いアンテナ素子21〜24を小さな領域に設置することができる。
上記実施の形態1〜8では、グランド導体板1の形状が方形であるものを示したが、形状が概ね方形であればよく、例えば、その一部が切り欠かれていてもよい。また、グランド導体板1の形状は、4つの角が全て直角ではない四角形でもよい。
また、上記実施の形態5〜8では、グランド導体板2の形状が方形であるものを示したが、形状が概ね方形であればよく、例えば、その一部が切り欠かれていてもよい。また、グランド導体板2の形状は、4つの角が全て直角ではない四角形でもよい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 グランド導体板(第1のグランド導体板)、2 グランド導体板(第2のグランド導体板)、11 給電点(第1の給電点)、12 給電点(第2の給電点)、13 給電点(第3の給電点)、14 給電点(第4の給電点)、15,16 給電点、17 給電点(第4の給電点)、21 アンテナ素子(第1のアンテナ素子)、21a,21b 線状導体、21c〜21e 板状導体、22 アンテナ素子(第2のアンテナ素子)、22a,22b 線状導体、22c〜22e 板状導体、23 アンテナ素子(第3のアンテナ素子)、23a〜23g 線状導体、23h〜23l 板状導体、24 アンテナ素子(第4のアンテナ素子)、24a〜24j 線状導体、24k〜24m 板状導体、31 アンテナ素子、31a,31b 線状導体、32 アンテナ素子、32a,32b 線状導体、41 キャパシタンス(第1のキャパシタンス)、42 キャパシタンス(第2のキャパシタンス)、43 キャパシタンス(第3のキャパシタンス)、44 キャパシタンス(第4のキャパシタンス)、45 キャパシタンス(第1のキャパシタンス)、46 キャパシタンス(第2のキャパシタンス)、47 キャパシタンス(第2のキャパシタンス)、50 面、61 バラン(第1のバラン)、62 バラン(第2のバラン)、71〜73 入出力端子、74,75 インダクタンス、76,77 キャパシタンス、81〜83 入出力端子、84,85 インダクタンス、86,87 キャパシタンス、91 誘電体基板(第1の誘電体基板)、92 誘電体基板(第2の誘電体基板)、101〜104 ランド導体。

Claims (10)

  1. 方形のグランド導体板と、
    一端が前記グランド導体板の左角領域に配置されている第1の給電点と接続された状態で、前記グランド導体板に対して垂直に設置され、先端部が前記グランド導体板の左辺と平行になるように途中で折り曲げられている第1のアンテナ素子と、
    一端が前記グランド導体板の右角領域に配置されている第2の給電点と接続された状態で、前記グランド導体板に対して垂直に設置され、先端部が前記グランド導体板の右辺と平行になるように途中で折り曲げられている第2のアンテナ素子と、
    線状導体によって方形のループが前記グランド導体板の上辺に沿うように形成されており、前記方形の下辺の中央に第3の給電点が設けられている第3のアンテナ素子と、
    線状導体によって方形のループが前記グランド導体板の下辺に沿うように形成されており、前記方形の下辺の中央に第4の給電点が設けられている第4のアンテナ素子と
    を備えたアンテナ装置。
  2. 前記第3のアンテナ素子に設けられている前記第3の給電点の両側に第1及び第2のキャパシタンスが装荷され、前記第4のアンテナ素子に設けられている前記第4の給電点の両側に第3及び第4のキャパシタンスが装荷されていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 前記第3の給電点と前記第1及び第2のキャパシタンスの間に第1のバランが接続され、前記第4の給電点と前記第3及び第4のキャパシタンスの間に第2のバランが接続され、前記第1のバランと前記グランド導体板の間に前記第3の給電点が接続され、前記第2のバランと前記グランド導体板の間に前記第4の給電点が接続されていることを特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
  4. 方形のグランド導体板と、
    一端が前記グランド導体板の左角領域に配置されている第1の給電点と接続された状態で、前記グランド導体板に対して垂直に設置され、先端部が前記グランド導体板の左辺と平行になるように途中で折り曲げられている第1のアンテナ素子と、
    一端が前記グランド導体板の右角領域に配置されている第2の給電点と接続された状態で、前記グランド導体板に対して垂直に設置され、先端部が前記グランド導体板の右辺と平行になるように途中で折り曲げられている第2のアンテナ素子と、
    一端が前記グランド導体板の上辺中央領域に配置されている第3の給電点と接続され、他端が前記上辺中央領域に配置されている第1のキャパシタンスと接続されている線状導体によって、方形の半ループが前記グランド導体板の上辺に沿うように形成されている第3のアンテナ素子と、
    一端が前記グランド導体板の下辺中央領域に配置されている第4の給電点と接続され、他端が前記下辺中央領域に配置されている第2のキャパシタンスと接続されている線状導体によって、方形の半ループが前記グランド導体板の下辺に沿うように形成されている第4のアンテナ素子と
    を備えたアンテナ装置。
  5. 方形のグランド導体板と、
    一端が前記グランド導体板の左角領域に配置されている第1の給電点と接続された状態で、前記グランド導体板に対して垂直に設置され、先端部が前記グランド導体板の左辺と平行になるように途中で折り曲げられている第1のアンテナ素子と、
    一端が前記グランド導体板の右角領域に配置されている第2の給電点と接続された状態で、前記グランド導体板に対して垂直に設置され、先端部が前記グランド導体板の右辺と平行になるように途中で折り曲げられている第2のアンテナ素子と、
    一端が前記グランド導体板の上辺中央領域に配置されている第3の給電点と接続され、他端が前記上辺中央領域に配置されている第1のキャパシタンスと接続されている線状導体によって、方形の半ループが前記グランド導体板の上辺に沿うように形成されている第3のアンテナ素子と、
    一端が前記グランド導体板の下辺左側領域又は下辺右側領域に配置されている第4の給電点と接続され、他端が前記グランド導体板の下辺右側領域又は下辺左側領域に配置されている第2のキャパシタンスと接続されている線状導体によって半ループが形成されている第4のアンテナ素子と
    を備えたアンテナ装置。
  6. 前記第1の給電点が配置されている前記グランド導体板の左角領域は、前記グランド導体板の左上の角領域であり、
    前記第2の給電点が配置されている前記グランド導体板の右角領域は、前記グランド導体板の右上の角領域であり、
    前記第1及び第2のアンテナ素子の先端部が同じ方向に伸びていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のアンテナ装置。
  7. 方形の第1のグランド導体板と、
    前記第1のグランド導体板の内側に配置され、前記第1のグランド導体板から一定の間隔を空けて前記第1のグランド導体板と平行に設置されている方形の第2のグランド導体板と、
    一端が前記第1のグランド導体板の左角領域に配置されている第1の給電点と接続された状態で、前記第1のグランド導体板に対して垂直に設置され、先端部が前記第1のグランド導体板の左辺と平行になるように途中で折り曲げられている第1のアンテナ素子と、
    一端が前記第1のグランド導体板の右角領域に配置されている第2の給電点と接続された状態で、前記第1のグランド導体板に対して垂直に設置され、先端部が前記第1のグランド導体板の右辺と平行になるように途中で折り曲げられている第2のアンテナ素子と、
    一端が前記第2のグランド導体板の上辺中央領域に配置されている第3の給電点と接続され、他端が前記上辺中央領域に配置されている第1のキャパシタンスと接続されている線状導体によって、方形の半ループが前記第2のグランド導体板の上辺に沿うように形成されている第3のアンテナ素子と、
    一端が前記第2のグランド導体板の下辺中央領域に配置されている第4の給電点と接続され、他端が前記下辺中央領域に配置されている第2のキャパシタンスと接続されている線状導体によって、方形の半ループが前記第2のグランド導体板の下辺に沿うように形成されている第4のアンテナ素子と
    を備えたアンテナ装置。
  8. 方形の第1のグランド導体板と、
    前記第1のグランド導体板の内側に配置され、前記第1のグランド導体板から一定の間隔を空けて前記第1のグランド導体板と平行に設置されている方形の第2のグランド導体板と、
    一端が前記第1のグランド導体板の左角領域に配置されている第1の給電点と接続された状態で、前記第1のグランド導体板に対して垂直に設置され、先端部が前記第1のグランド導体板の左辺と平行になるように途中で折り曲げられている第1のアンテナ素子と、
    一端が前記第1のグランド導体板の右角領域に配置されている第2の給電点と接続された状態で、前記第1のグランド導体板に対して垂直に設置され、先端部が前記第1のグランド導体板の右辺と平行になるように途中で折り曲げられている第2のアンテナ素子と、
    一端が前記第2のグランド導体板の上辺中央領域に配置されている第3の給電点と接続され、他端が前記上辺中央領域に配置されている第1のキャパシタンスと接続されている線状導体によって、方形の半ループが前記第2のグランド導体板の上辺に沿うように形成されている第3のアンテナ素子と、
    一端が前記第2のグランド導体板の下辺左側領域又は下辺右側領域に配置されている第4の給電点と接続され、他端が前記第2のグランド導体板の下辺右側領域又は下辺左側領域に配置されている第2のキャパシタンスと接続されている線状導体によって半ループが形成されている第4のアンテナ素子と
    を備えたアンテナ装置。
  9. 前記第1の給電点が配置されている前記第1のグランド導体板の左角領域は、前記第1のグランド導体板の左上の角領域であり、
    前記第2の給電点が配置されている前記第1のグランド導体板の右角領域は、前記第1のグランド導体板の右上の角領域であり、
    前記第1及び第2のアンテナ素子の先端部が同じ方向に伸びていることを特徴とする請求項7または請求項8記載のアンテナ装置。
  10. 前記第1のグランド導体板は第1の誘電体基板の上に形成され、前記第2のグランド導体板は第2の誘電体基板の上に形成されていることを特徴とする請求項7から請求項9のうちのいずれか1項記載のアンテナ装置。
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