JP2015117063A - Easily openable packaging bag - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、易開封性包装袋および包装商品に関する。 The present invention relates to an easy-open packaging bag and a packaged product.
洗剤、シャンプー、食品等の各種の内容物を収容する包装袋として、可撓性のシート材により構成されたものがある。このような包装袋として、手指で容易に開封して内容物を注出することができるようにした易開封性のもの(以下、易開封性包装袋と称する)がある。 Some packaging bags that contain various contents such as detergents, shampoos, foods, and the like are made of a flexible sheet material. As such a packaging bag, there is an easily openable bag (hereinafter, referred to as an easily openable packaging bag) that can be easily opened with fingers and the contents can be poured out.
易開封性包装袋には、当該易開封性包装袋の所定箇所を手指で容易に破断して開封できるように、所定の経路に沿って開封案内線が形成されたタイプのものがある。このタイプの易開封性包装袋は、開封案内線を境界とする一方の部分(以下、開封タブと称する)を片側の手指で摘み、他方の部分(以下、本体と称する)を反対側の手で支えた状態で開封案内線を破断することによって、容易に開封することができる。開封により、易開封性包装袋には、内容物を外部に注出するための注出口が形成される。 There is a type of easy-open packaging bag in which an opening guide line is formed along a predetermined path so that a predetermined portion of the easy-open packaging bag can be easily broken and opened with fingers. In this type of easy-open packaging bag, one part (hereinafter referred to as an opening tab) with the opening guide line as a boundary is picked with one hand finger, and the other part (hereinafter referred to as a main body) is held with the other hand. It can be easily opened by breaking the opening guide line in the state supported by. By opening, the easy-open packaging bag is formed with a spout for pouring the contents to the outside.
このような易開封性包装袋においては、注出口が十分に拡がらなかったり、注出の際に内容物の減少に伴い注出口が次第に狭まったりして、内容物の注出がしづらくなる場合がある。このような課題に鑑み、特許文献1には、シート材を二つ折りして易開封性包装袋の上辺を形成し、その二つ折りした上辺と一方の側辺との隅部に、破断して注出口を形成するための斜めの開封案内線(同文献の切れ目線)を設けることが記載されている。 In such an easy-open packaging bag, the spout does not expand sufficiently, or the spout gradually narrows as the content decreases during pouring, making it difficult to pour the contents. There is a case. In view of such a problem, Patent Document 1 discloses that the sheet material is folded in half to form the upper side of the easy-open packaging bag, and is broken at the corner between the folded upper side and one side. It is described that an oblique opening guide line (cut line in the same document) for forming a spout is provided.
しかしながら、上記のように易開封性包装袋の上辺を二つ折りしただけでは注出口の拡がり具合を十分に確保できずに依然として内容物の注出がしづらい場合がある。 However, if the upper side of the easy-open packaging bag is folded in half as described above, the extent of the spout cannot be sufficiently secured, and it may still be difficult to pour out the contents.
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、内容物の注出がより容易な構造の易開封性包装袋および包装商品に関する。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and relates to an easy-open packaging bag and a packaged product having a structure in which contents can be easily poured out.
本発明は、
可撓性のシート材を折り返すことにより形成された表側シート部および裏側シート部を含む袋体を備え、
前記袋体は、前記表側シート部と前記裏側シート部との間に位置する折り返し部を含む第1縁辺部と、前記第1縁辺部とは異なる第2縁辺部と、を有し、
前記袋体の一隅部には、前記第2縁辺部における一部分から、前記折り返し部における一部分に亘って、開封案内線が形成され、
前記袋体の前記一隅部において、前記開封案内線を境界として前記袋体の外方側の部分は、開封タブを構成し、
前記折り返し部において、前記開封案内線を基準として前記開封タブ側とは反対側の部位には、前記シート材の一部分を前記袋体の内側に折り込んでなる折り込み部が形成され、
前記開封案内線に沿って前記袋体を破断することにより前記袋体に注出口を形成すると、前記折り込み部により付勢されて前記表側シート部と前記裏側シート部とが離間し注出流路が拡開する易開封性包装袋を提供する。
The present invention
A bag body including a front side sheet portion and a back side sheet portion formed by folding a flexible sheet material;
The bag body includes a first edge portion including a folded portion positioned between the front sheet portion and the back sheet portion, and a second edge portion different from the first edge portion,
At one corner of the bag body, an opening guide line is formed from a part of the second edge part to a part of the folded part,
In the one corner of the bag body, the part on the outer side of the bag body with the opening guide line as a boundary constitutes an opening tab,
In the folded portion, a fold portion formed by folding a part of the sheet material inside the bag body is formed at a portion opposite to the opening tab side with respect to the opening guide line,
When a spout is formed in the bag by breaking the bag along the opening guide line, the front side sheet and the back side sheet are separated from each other by being urged by the folding part. An easy-open packaging bag that expands.
また、本発明は、
本発明の易開封性包装袋と、
前記易開封性包装袋に封入された内容物と、
を備える包装商品を提供する。
The present invention also provides:
An easy-open packaging bag of the present invention;
The contents enclosed in the easy-open packaging bag;
A packaged product comprising
本発明によれば、易開封性包装袋の開封後において、易開封性包装袋からの内容物の注出がより容易になる。 According to the present invention, after the easy-open packaging bag is opened, the contents can be easily poured out from the easy-open packaging bag.
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In all the drawings, the same components are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted as appropriate.
〔第1の実施形態〕
図1は第1の実施形態に係る包装商品200を正面側から見た斜視図、図2は第1の実施形態に係る易開封性包装袋100を正面側から見た斜視図である。図3は図1のA−A線に沿った斜視断面図である。図4は第1の実施形態に係る易開封性包装袋100の一連の製造工程を示す図である。図5は開封後における包装商品200の斜視断面図であり、図3と対応する箇所を示している。図6(a)は包装商品200からの内容物150の注出動作を示す正面図、図6(b)は注出口90が拡開した様子を示す図である。なお、図1、図2、図4(a)〜(c)、図6(a)では、シート材20をシールした部分(シール部120、130、140、170)を分かりやすく示すため、当該部分にハッチングを付している。
[First Embodiment]
FIG. 1 is a perspective view of a packaged
本実施形態に係る易開封性包装袋100は、可撓性のシート材20を折り返すことにより形成された表側シート部30および裏側シート部40を含む袋体10を備えている。袋体10は、第1縁辺部11と、第1縁辺部11とは異なる第2縁辺部12と、を有している。第1縁辺部11は、表側シート部30と裏側シート部40との間に位置する折り返し部50を含んでいる。袋体10の一隅部には、第2縁辺部12における一部分から、折り返し部50における一部分に亘って、開封案内線60が形成されている。
袋体10の一隅部において、開封案内線60を境界として袋体10の外方側の部分は、開封タブ70を構成している。なお、ここで言う袋体10の外方側とは、注出流路95から注出口90に向かう方向である。
折り返し部50において、開封案内線60を基準として開封タブ70側とは反対側の部位には、シート材20の一部分を袋体10の内側に折り込んでなる折り込み部80が形成されている。開封案内線60に沿って袋体10を破断することにより袋体10に注出口90(図6(a)、(b))を形成すると、折り込み部80により付勢されて表側シート部30と裏側シート部40とが離間し注出流路95が拡開する。
ここで、注出流路95は、易開封性包装袋100に収容された内容物150が注出口90を介して易開封性包装袋100の外部に注出される際に、内容物150が注出口90に至るまでの流路である。注出流路95が拡開することにより、注出口90に至るまでの内容物150の流動性が向上するので、易開封性包装袋100からの内容物150の注出が容易になる。なお、注出流路95が拡開するのに伴い注出口90が拡開しても良いし、注出流路95が拡開する際に注出口90は必ずしも拡開しなくても良い。注出流路95が拡開するのに伴い注出口90が拡開する場合、易開封性包装袋100からの内容物150の注出がより容易になる。
The easy-
At one corner of the
In the folded
Here, when the
本実施形態に係る包装商品200は、本実施形態に係る易開封性包装袋100と、易開封性包装袋100に封入された内容物150と、を備えている。
The packaged
以下、詳細に説明する。 Details will be described below.
以下においては、説明を簡単にするため、包装商品200および易開封性包装袋100の各構成要素の位置関係(上下関係等)が各図に示す関係であるものとして説明を行う場合がある。ただし、この説明における位置関係は、包装商品200および易開封性包装袋100の使用時や製造時の位置関係とは必ずしも対応しない。
In the following, in order to simplify the description, the positional relationship (vertical relationship, etc.) of each component of the packaged
易開封性包装袋100の袋体10の形状は、特に限定されない。
本実施形態の場合、易開封性包装袋100の袋体10は、例えば、正面視矩形状をなしている。
The shape of the
In the case of this embodiment, the
また、易開封性包装袋100の袋体10の形態は特に限定されず、自立可能な形態であっても良いし、自立せず寝かせて配置することを想定した形態であっても良い。
Moreover, the form of the
図1および図2では、易開封性包装袋100が自立可能な形態をなしている例を示している。この例では、易開封性包装袋100を構成する袋体10は、例えば、袋体10の表側部分を構成する表側シート部30と、袋体10の裏側部分を構成する裏側シート部40と、袋体10の底部110を構成する底シート部111と、を有している。
In FIG. 1 and FIG. 2, the example which has comprised the form in which the easy-
シート材20は、合成樹脂等により構成されたフィルムであり、弾性を有する可撓性のものである。一枚のシート材20を折り返す(折り曲げる)ことによって、表側シート部30と裏側シート部40とが形成されている。すなわち、表側シート部30と裏側シート部40とは、シート材20における折り返し部50を境界として互いに区画された部分であり、且つ、折り返し部50において相互に繋がっている。すなわち、折り返し部50は、シート材20において、表側シート部30と裏側シート部40とを相互に接続している部分である。図1及び図2の例では、折り返し部50は、袋体10の上側の縁辺部の左端部から中央部に亘って延在している。
The
表側シート部30および裏側シート部40の周縁部における一部分では、表側シート部30と裏側シート部40とが相互にシールされている。すなわち、表側シート部30と裏側シート部40とを互いに重ね合わせた状態で、表側シート部30および裏側シート部40の周縁部における一部分どうしを熱接着(ヒートシール)して貼り合わせることによって、シール部(詳細後述)が形成されている。
The front
また、底シート部111は、袋体10の底部110において、袋体10の内側に(表側シート部30と裏側シート部40との間に)折り込まれているとともに、当該底シート部111の周縁部が表側シート部30および裏側シート部40の周縁部に対して熱接着により貼り合わされている。これにより、底部110は、図1及び図2における奥行き方向に拡開でき、袋体10が容易に自立できるようになっている。
Further, the
底シート部111も、表側シート部30および裏側シート部40と同様に、合成樹脂等により構成されたフィルムにより構成されている。底シート部111は、シート材20とは別個のシート材により構成されていても良いし、シート材20の一部分を折り返すことにより構成されていても良い。
The
ここで、表側シート部30と裏側シート部40とを構成するシート材20とは別個のシート材(以下、底シート材と称する)によって底シート部111が構成されている場合において、シート材20および底シート材の材料および層構造の例を説明する。
Here, when the
シート材20は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなる外層と、ナイロン(Ny)からなる中間層と、直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)からなる内層と、の3層構造をなしている。
或いは、シート材20は、二軸延伸ナイロン(ONy)からなる外層と、アルミニウムが蒸着されたPETシートからなる中間層と、直鎖状低密度ポリエチレンからなる内層と、の3層構造をなしていても良い。
これらの例では、外層は易開封性包装袋100の外表面を構成する層であり、内層は易開封性包装袋100の内表面を構成する層であり、中間層は外層と内層との間に介在する層である。外層と中間層とは接着剤により相互に貼り合わされている。同様に、中間層と内層とは接着剤により相互に貼り合わされている。
ただし、ここで説明したシート材20の材料および層構造は、単なる例示であり、シート材20は、その他の材料により構成されていたり、その他の層構造をなしていたりしても良い。
The
Alternatively, the
In these examples, the outer layer is a layer constituting the outer surface of the easy-
However, the material and the layer structure of the
また、底シート材は、例えば、二軸延伸ナイロンからなる外層と、直鎖状低密度ポリエチレンからなる内層と、の2層構造をなしている。この場合、外層は易開封性包装袋100の外表面を構成する層であり、内層は易開封性包装袋100の内表面を構成する層であり、外層と内層とは接着剤により相互に貼り合わされている。
或いは、底シート材は、二軸延伸ナイロンからなる外層と、Al箔であるか又はアルミニウムが蒸着されたPETシートである中間層と、直鎖状低密度ポリエチレンからなる内層と、の3層構造をなしていても良い。この場合、外層は易開封性包装袋100の外表面を構成する層であり、内層は易開封性包装袋100の内表面を構成する層であり、中間層は外層と内層との間に介在する層である。外層と中間層とは接着剤により相互に貼り合わされている。同様に、中間層と内層とは接着剤により相互に貼り合わされている。
ただし、ここで説明した底シート材の材料および層構造は、単なる例示であり、底シート材は、その他の材料により構成されていたり、その他の層構造をなしていたりしても良い。
The bottom sheet material has a two-layer structure of an outer layer made of biaxially stretched nylon and an inner layer made of linear low density polyethylene, for example. In this case, the outer layer is a layer constituting the outer surface of the easy-
Alternatively, the bottom sheet material is a three-layer structure of an outer layer made of biaxially stretched nylon, an intermediate layer made of Al foil or a PET sheet on which aluminum is deposited, and an inner layer made of linear low-density polyethylene. You may have done. In this case, the outer layer is a layer constituting the outer surface of the easy-
However, the material and layer structure of the bottom sheet material described here are merely examples, and the bottom sheet material may be composed of other materials or may have other layer structures.
本実施形態の場合、第1縁辺部11は、袋体10における上側の縁辺部であり、第2縁辺部12は、袋体10における一側方(図1及び図2において左側)の縁辺部である。
In the case of this embodiment, the
袋体10には、例えば、一側方の縁辺部すなわち第2縁辺部12に沿って上下に延在するシール部120が形成され、他側方の縁辺部すなわち図1及び図2において右側の縁辺部に沿って上下に延在するシール部130が形成されている。
また、袋体10の上側の縁辺部すなわち第1縁辺部11には、シール部170および後述するシール部140が形成されている。
The
Further, a
ただし、内容物150の充填前の易開封性包装袋100の袋体10には、シール部170は形成されておらず、シール部170と対応する部分は未シール部160となっている(図2)。未シール部160における表側シート部30と裏側シート部40との間を通して、内容物150を易開封性包装袋100の袋体10に充填することが可能である。内容物が充填される領域すなわち内容物の収容領域は、例えば、表側シート部30と裏側シート部40と底シート部111とに囲まれた領域である。
内容物150の充填後、図1に示すように表側シート部30と裏側シート部40とを未シール部160において熱接着して貼り合わせることによって、シール部130の上端部とシール部140とを繋ぐシール部170を形成し、内容物150を易開封性包装袋100の袋体10内に密閉状態で封入することができる。
However, the
After the filling of the
上記のように、開封案内線60は、袋体10の一隅部において、第2縁辺部12における一部分から折り返し部50の一部分に亘って形成されている。より具体的には、開封案内線60は、シール部120の外縁における一部分を始端とし、シール部(シール部120、130、140、170)の非形成領域を通って、折り返し部50における一部分にて終端している。
As described above, the
本実施形態の場合、第2縁辺部12は一側方の縁辺部であり、第1縁辺部11は上側の縁辺部であるため、第1縁辺部11と第2縁辺部12とは互いに交差して配置されている。そして、開封案内線60において、少なくともシール部の非形成領域を通る部分61は、第1縁辺部11および第2縁辺部12に対して斜めに延在している。
In the case of the present embodiment, the
開封案内線60は、例えば、シール部(シール部120、130、140、170)の非形成領域では表側シート部30および裏側シート部40の各々の外面側に形成されたハーフカット溝とすることができ、シール部120では、ミシン目又はハーフカット溝などとすることができる。ハーフカット溝とは、表側シート部30および裏側シート部40の各々について、表裏を貫通しない深さの溝である。開封案内線60を形成する手法は特に限定されず、レーザー加工又はトムソン刃加工などを選択することができる。
開封案内線60においてハーフカット溝からなる部分は、互いに並走する複数列のハーフカット溝により構成しても良い。図1及び図2の例では、開封案内線60においてシール部の非形成領域を通る部分61が3列のハーフカット溝により構成されている。
The unsealing
The portion formed of the half-cut grooves in the
開封案内線60に沿って袋体10を破断して開封することにより、袋体10の一隅部においてシール部の非形成領域が開口し、袋体10に注出口90(図6(a)、(b))が形成される。
By breaking and opening the
なお、シール部120の外縁において、開封案内線60の始端と対応する部分には、開封の際の破断の起点を容易に形成するための開封用切欠形状部180が形成されていることが好ましい。開封用切欠形状部180の形状は、V字形、U字形などとすることができる。
Note that, at the outer edge of the
袋体10において、開封案内線60を境界とする一方の部分、すなわち袋体10における一角部側の部分は開封タブ70を構成し、袋体10における残りの部分、すなわち開封案内線60を境界とする他方の部分は、本体190を構成している。
In the
なお、シール部120における本体190側の部分のうち、開封タブ70側の端部は、袋体10の内方側に向けて弧状に張り出した張出部125となっている。これにより、本体190における開封案内線60の近傍の部分では、シール部の非形成領域が狭まっており、シール部の非形成領域がノズル形状をなしている。なお、ここで言う袋体10の内方側とは、袋体10の縁から遠ざかる方向である。
Of the portion on the
上記のように、折り返し部50の一部分には、シート材20の一部分を袋体10の内側に折り込むことによって折り込み部80が形成されている(図4(b)、(c)、図3等を参照)。図1及び図2に示すように、折り込み部80は、開封案内線60を基準として開封タブ70側とは反対側に配置されている。折り込み部80の正面形状は、例えば、三角形状とすることができる。
As described above, a folded
本実施形態の場合、例えば、図3に示すように、袋体10における折り込み部80の形成箇所では、第1縁辺部11と直交する断面において、シート材20がM字断面の部分を含んでいる。本実施形態の場合、より具体的には、例えば、袋体10における折り込み部80の形成箇所では、シート材20が断面M字をなしている。すなわち、シート材20が断面M字形に折り込まれることによって、折り込み部80が形成されている。この場合、折り込み部80自体は断面V字をなしている。
なお、ここでいう第1縁辺部11と直交する断面は、より具体的には、例えば図3に示すように、表側シート部30および裏側シート部40の面方向に対して直交する断面であって、且つ、表側シート部30と折り込み部80との境界線31に対して交差し、裏側シート部40と折り込み部80との境界線41に対して交差し、折り込み部80における袋体10の内方側の端辺81に対しても交差する断面である。なお、ここで言う袋体10の内方側とは、袋体10の縁から遠ざかる方向である。境界線31は、表側シート部30と折り込み部80との間の折り返しの部分(折り返し線)であり、境界線41は、裏側シート部40と折り込み部80との間の折り返しの部分(折り返し線)であり、端辺81は、折り込み部80における折り返しの部分(折り返し線)である。
In the case of the present embodiment, for example, as shown in FIG. 3, the
In addition, the cross section orthogonal to the
また、折り込み部80における袋体10の内方側の端辺81は、開封案内線60から遠ざかるにつれて袋体10の内方側に向かうように傾斜している。換言すれば、正面視において、端辺81は、開封案内線60から遠ざかるにつれて境界線31、41から遠ざかるように、境界線31、41に対して傾斜している。
Further, the
また、折り込み部80における開封タブ70側とは反対側の端部82では、シート材20において互いに折り重ねられた部分どうしが、袋体10の厚み方向にシールされている。つまり、端部82では、シート材20が4枚重ねとなっているが、その4枚重ねされたシート材20が一括して相互に熱接着されている。
さらに、袋体10において、折り込み部80における端部82の周囲に隣接する部分(以下、隣接部14)では、表側シート部30と裏側シート部40とが相互にシールされている。
すなわち、折り込み部80の端部82から隣接部14に亘ってシール部140が連続的に形成されている。これにより、折り込み部80の端部82における袋体10の密閉性が確保されている。
Further, at the
Furthermore, in the
That is, the
ここで、開封案内線60を破断する前の状態では、折り込み部80は、袋体10の厚み方向において圧縮された状態とされている。その後、開封案内線60を破断して袋体10に注出口90が形成されると、折り込み部80は、圧縮状態から解放されるとともに袋体10の厚み方向に伸びて、表側シート部30と裏側シート部40とを相互に離間する方向に付勢する(図5参照)。そして、折り込み部80の形成領域において表側シート部30と裏側シート部40とが離間する影響が、注出流路95にも及ぶ結果、注出流路95が拡開するようになっている(図5参照)。
このように、折り込み部80は、開封後において表側シート部30と裏側シート部40とを互いに遠ざかる方向に付勢するバネ作用を有する。
なお、このように注出流路95が拡開する際に、注出口90が拡開しても良い(図6(b)参照)が、注出流路95が拡開する際に注出口90は必ずしも拡開しなくても良い。
Here, in a state before the
Thus, the
In addition, when the
なお、境界線31と境界線41とは、それらの一端部どうし(開封案内線60側の端部どうし)では互いに接しているとともに、他端部どうし(開封案内線60側とは反対側の端部どうし)でも互いに接している。ただし、上記のように折り込み部80が圧縮状態となっていることから、境界線31および境界線41の中間部どうしは、袋体10に外力が作用していない自然状態において、例えば図3に示すように互いに離間している。
Note that the
また、折り込み部80は、当該折り込み部80を正面視したときに端辺81に対して交差する交差辺83を有している。
ここで、端辺81と交差辺83との長さの比は、任意とすることができる。ただし、折り込み部80の加工容易性の観点および注出流路95をなるべく広く確保する観点から、端辺81が交差辺83よりも長いことが好ましい。
なお、端辺81と交差辺83との長さの比は、図2に示す距離L1と距離L2との比に等しい。
端辺81と交差辺83との長さの比は、例えば後述する図4(b)の工程において切断除去する領域の上下幅Wと、折り込み部80の左右幅との比を調節することによって変更することができる。
折り込み部80の左右幅を一定にする場合、上下幅Wを大きくするほど、端辺81の長さに対する交差辺83の長さの割合が大きくなる。一方、上下幅Wを一定にする場合、折り込み部80の左右幅を大きくするほど、端辺81の長さに対する交差辺83の長さの割合が小さくなる。
The folded
Here, the ratio of the lengths of the
The length ratio between the
The length ratio between the
When making the left-right width of the
ここで、折り込み部80と開封案内線60とは互いに接していても良いし、互いに離間していても良い。すなわち、折り込み部80における開封案内線60側の端部84と開封案内線60とは、互いに接していても良いし、互いに離間していても良いが、折り込み部80における開封案内線60側の端部84と開封案内線60とは互いに近接している方が好ましい。例えば、折り込み部80における開封案内線60側の端部84と開封案内線60との距離は、交差辺83の長さよりも短いことが好ましい。このようにすることにより、注出流路95における注出口90の近傍の部分を十分に拡開することができるので、易開封性包装袋100からの内容物150の注出がより容易になる。
Here, the
次に、図4(a)〜(c)を参照して、本実施形態に係る易開封性包装袋100の製造方法の一例を説明する。
Next, an example of a method for manufacturing the easy-
先ず、シート材20を折り返すことによって形成した表側シート部30と裏側シート部40とを互いに重ね合わせ、底シート部111を表側シート部30と裏側シート部40との間に折り込む。そして、それら表側シート部30、裏側シート部40および底シート部111の左右の縁辺部を熱接着して貼り合わせる。これにより、袋体10を形成するとともに、当該袋体10の周縁部にシール部120、130を形成する。この段階では、折り返し部50は、袋体10の上側の縁辺部の左右両端間に亘って延在している。
さらに、シール部120の外縁における一部分に開封用切欠形状部180を形成し、袋体10の一隅部に開封案内線60を形成する(図4(a))。
First, the
Further, an opening notch-shaped
次に、図4(b)に示すように、袋体10の上側の縁辺部において、開封案内線60から離間した部分を切断除去し、袋体10に開口15を形成する。例えば、袋体10の上側の縁辺部の右半部を切断除去する。これにより、開口15の形成部位では折り返し部50が消失するので、折り返し部50が存在する範囲が図4(a)の状態よりも縮小される。
Next, as shown in FIG. 4B, at the upper edge portion of the
次に、折り返し部50において開封案内線60を基準として開封タブ70側とは反対側の部位を袋体10の内側に折り込む。すなわち、シート材20の一部分を袋体10の内側に折り込む。これにより、折り込み部80を形成する。シート材20において折り込み部80となる部分は、開封案内線60と開口15との間の部分である。
Next, a part of the folded
より具体的には、境界線31および41の各々に沿ってシート材20を山折りする(袋体10の外方に向けて凸に折り曲げる)とともに、端辺81に沿ってシート材20を谷折りする(袋体10の内方に向けて凸に折り曲げる)ことによって、折り込み部80を形成する(図4(b)、(c)参照)。なお、ここで言う袋体10の内方は、袋体10の縁から遠ざかる方向であり、ここで言う袋体10の外方とは、ここで言う袋体10の内方の反対方向である。
さらに、図4(c)に示すように、折り込み部80の端部82から隣接部14に亘って連続的にシール部140を形成する。
これにより、本実施形態に係る易開封性包装袋100が得られる(図2)。
More specifically, the
Further, as shown in FIG. 4C, the
Thereby, the easy-
その後、易開封性包装袋100を用いて包装商品200を製造するには、以下の工程を行う。
Then, in order to manufacture the packaged
先ず、未シール部160における表側シート部30と裏側シート部40との間(開口15)を通して、易開封性包装袋100の袋体10内に内容物150を充填する。
First, the
ここで、内容物150の種類は、特に限定されない。例えば、洗剤、シャンプー、リンス、ボディーソープ、食品などが挙げられる。
また、内容物150の形態は、液体(ペースト状のものを含む)であっても良いし、固体(例えば、粒状のもの(顆粒状のものを含む)、或いは粉状のものなど)であっても良い。
Here, the type of the
The form of the
次に、未シール部160において表側シート部30と裏側シート部40とを熱接着して貼り合わせることによって、未シール部160をシール部170とする。シール部170は、シール部130の上端部からシール部140に亘って連続的に形成される。すなわち、シール部170は、シール部130の上端部およびシール部140の各々と繋がった状態に形成される。
Next, in the unsealed
これにより、内容物150を易開封性包装袋100の袋体10内に密封状態で封入することができ、本実施形態に係る包装商品200が得られる(図1)。
Thereby, the
次に、動作の一例を説明する。 Next, an example of the operation will be described.
包装商品200の開封は、開封用切欠形状部180を起点として開封案内線60に沿って袋体10を破断することによって、容易に行うことができる。包装商品200を開封することにより、袋体10の一隅部に注出口90が形成されるので、該注出口90を通して袋体10内の内容物150を外部に注出できるようになる。
図6(a)は、注出口90を形成するとともに開封タブ70を本体190から切り離し、注出口90を介して内容物150を他の容器300(例えばボトル容器など)に移し替える様子を示している。
The packaged
FIG. 6A shows a state in which the
このとき、袋体10において注出口90の近傍に形成された折り込み部80のバネ作用により、折り込み部80の周辺の表側シート部30と裏側シート部40とは、互いに離間する方向に付勢される(図5参照)。その結果、図5に示すように、注出流路95が袋体10の厚み方向に拡開するので、内容物150の注出をスムーズに行うことができる。
At this time, the front
以上のような第1の実施形態によれば、開封案内線60は、第2縁辺部12における一部分から折り返し部50における一部分に亘って形成されている。よって、図6(b)に示すように、注出口90の一端側(図6(b)において上側)は、折り返し部50の一部分からなる。よって、注出の際に注出口90が容易に拡がるようにできるとともに、内容物150の減少に伴い注出口90が次第に狭まってしまうことを抑制できる。
さらに、折り返し部50において、開封案内線60を基準として開封タブ70側とは反対側の部位には、可撓性のシート材20の一部分を袋体10の内側に折り込んでなる折り込み部80が形成されている。そして、袋体10に注出口90を形成すると、折り込み部80のバネ作用(反発作用)により付勢されて表側シート部30と裏側シート部40とが離間して注出流路95が拡開する。或いは、注出流路95および注出口90が拡開する。よって、開封後において、易開封性包装袋100からの内容物150の注出がより容易になる。
According to the first embodiment as described above, the
Further, in the folded
また、折り込み部80における開封タブ70側とは反対側の端部82では、シート材20において互いに折り重ねられた部分どうしが、袋体10の厚み方向にシールされている。また、袋体10において、折り込み部80における端部82の周囲に隣接する隣接部14では、表側シート部30と裏側シート部40とが相互にシールされている。
すなわち上記シール部140が形成されている。これにより、折り込み部80の端部82における袋体10の密閉性を確保することができる。
さらに、折り込み部80がバネ作用によって表側シート部30と裏側シート部40とを相互に離間させる際に、シール部140は、てこの原理でいうところの支点として機能する。よって、シール部140を形成しない場合と比べて、注出流路95、或いは、注出流路95および注出口90を、より大きく拡げることができる。
Further, at the
That is, the
Furthermore, when the
また、袋体10における折り込み部80の形成箇所では、第1縁辺部11と直交する断面において、シート材20がM字断面の部分を含むように、折り込み部80が形成されている。よって、折り込み部80が確実にバネ作用を発揮できる構造を実現することができる。
なお、折り込み部80の形成箇所でシート材20が断面M字をなす場合は、折り込み部80自体の形状が断面V字であるため、折り込み部80自体の形状が断面W字などの場合と比べて、折り込み部80の加工容易性並びに折り込み部80の端部82における密閉性に優れる。
In addition, the folded
In the case where the
また、折り込み部80における袋体10の内方側の端辺81は、開封案内線60から遠ざかるにつれて袋体10の内方側に向かうように傾斜している。このように端辺81が傾斜した構造の折り込み部80は、図4(b)および(c)に示す工程により容易に加工することできるため、加工容易性に優れる。
Further, the
また、折り返し部50および折り込み部80を含む第1縁辺部11と、第2縁辺部12とが、互いに交差して配置され、第2縁辺部12における一部分から折り返し部50における一部分に亘って開封案内線60が形成されている。すなわち、開封案内線60は、第1縁辺部11および第2縁辺部12に対して斜めに延在するように形成されている。よって、図1及び図2に示すように、開封案内線60から袋体10の内方側に向けて、シール部の非形成領域を次第に拡大する構造を容易に実現することができる。つまり、開封案内線60から袋体10の内方側に向けて、注出流路95を次第に拡大する構造を容易に実現することができる。よって、内容物150の注出をスムーズに行うことができる。なお、ここで言う袋体10の内方側とは、注出流路95から注出口90に向かう方向の反対方向である。
Further, the
〔第2の実施形態〕
図7(a)は第2の実施形態に係る包装商品200の一部分を示す斜視断面図、図7(b)は第2の実施形態に係る包装商品200の一部分を示す正面図である。なお、図7(b)では、シート材20をシールした部分(シール部120、130、140、170)を分かりやすく示すため、当該部分にハッチングを付している。本実施形態に係る包装商品200および易開封性包装袋100は、折り込み部80の構造が、上記の第1の実施形態に係る包装商品200および易開封性包装袋100と相違し、その他の点では、上記の第1の実施形態に係る包装商品200および易開封性包装袋100と同様に構成されている。
[Second Embodiment]
FIG. 7A is a perspective sectional view showing a part of the packaged
上記の第1の実施形態では、袋体10における折り込み部80の形成箇所では、第1縁辺部11と直交する断面において、シート材20が断面M字をなしている例、すなわち折り込み部80が断面V字をなしている例を説明した。
In said 1st Embodiment, in the formation location of the
これに対し、本実施形態では、図7(a)に示すように、第1縁辺部11と直交する断面において、折り込み部80が断面W字をなしている。すなわち、折り込み部80において断面V字の部分を折り込み形状部85と称することとすると、本実施形態の場合、折り込み部80は、袋体10の断面方向すなわち厚み方向において並ぶ2つの折り込み形状部85を有している。すなわち、本実施形態の場合も、第1の実施形態と同様に、袋体10における折り込み部80の形成箇所では、第1縁辺部11と直交する断面において、シート材20がM字断面の部分を含んでいる。
On the other hand, in this embodiment, as shown in FIG. 7A, the folding
なお、本実施形態の場合、折り込み部80の端部82は、例えば、シート材20が6枚重ねとなる第1部分82aと、シート材20が4枚重ねとなる第2部分82bと、を含む。
In the case of the present embodiment, the
本実施形態によっても、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、折り込み部80が有する折り込み形状部85の数が第1の実施形態よりも多いため、折り込み部80による付勢力が向上し、注出流路95、或いは、注出流路95および注出口90がより大きく拡がることを期待できる。
Also according to the present embodiment, the same effects as those of the first embodiment can be obtained. In addition, since the number of the
なお、本実施形態では、折り込み部80が有する折り込み形状部85の数が2つである例を示しているが、折り込み部80は袋体10の厚み方向において並ぶ3つ以上の折り込み形状部85を有していても良い。
In the present embodiment, an example is shown in which the number of the
〔第3の実施形態〕
図8は第3の実施形態に係る包装商品200を正面側から見た斜視図である。なお、図8では、シート材20をシールした部分(シール部120、130、140、170)を分かりやすく示すため、当該部分にハッチングを付している。本実施形態に係る包装商品200および易開封性包装袋100は、以下に説明する点で、上記の第1又は第2の実施形態に係る包装商品200および易開封性包装袋100と相違し、その他の点では、上記の第1又は第2の実施形態に係る包装商品200および易開封性包装袋100と同様に構成されている。
[Third Embodiment]
FIG. 8 is a perspective view of the packaged
本実施形態の場合、易開封性包装袋100の一側方(図8では左側)の縁辺部が第1縁辺部11であり、易開封性包装袋100の上側の縁辺部が第2縁辺部12である。シール部120は、易開封性包装袋100の上側の縁辺部すなわち第2縁辺部12に沿って左右に延在している。シール部170は、易開封性包装袋100の一側方の縁辺部すなわち第1縁辺部11に沿って上下に延在している。そして、折り返し部50、折り込み部80およびシール部140は、易開封性包装袋100の一側方の縁辺部に配置されている。
In the case of this embodiment, one side (left side in FIG. 8) of the edge of the easy-
このような第3の実施形態によっても、上記の第1又は第2の実施形態と同様の効果が得られる。 According to the third embodiment, the same effect as that of the first or second embodiment can be obtained.
〔第4の実施形態〕
図9は第4の実施形態に係る包装商品200の正面図側から見た斜視図である。なお、図9では、シート材20をシールした部分(シール部120、130、140、170)を分かりやすく示すため、当該部分にハッチングを付している。本実施形態に係る包装商品200および易開封性包装袋100は、以下に説明する点で、上記の第1又は第2の実施形態に係る包装商品200および易開封性包装袋100と相違し、その他の点では、上記の第1又は第2の実施形態に係る包装商品200および易開封性包装袋100と同様に構成されている。
[Fourth Embodiment]
FIG. 9 is a perspective view seen from the front view side of the packaged
本実施形態の場合、袋体10の一隅部は、袋体10の外方側に向けて突出するノズル部210となっている。このノズル部210は、例えば、矩形状に形成され、当該ノズル部210の基端部から先端部までほぼ一定幅に形成されている。なお、ここで言う袋体10の外方側とは、注出流路95から注出口90に向かう方向である。
In the case of the present embodiment, one corner of the
シール部120は、ノズル部210の先端部(ノズル部210における左側の縁辺部)と、ノズル部210における下側の縁辺部と、本体190におけるノズル部210以外の部分における左側の縁辺部と、に亘って連続的に形成されている。
The
そして、ノズル部210における基端側の部分に、上下に延在する開封案内線60が形成されている。すなわち、ノズル部210における下側の縁辺部から上側の縁辺部に亘って開封案内線60が形成されている。したがって、本実施形態の場合、ノズル部210における下側の縁辺部が第2縁辺部12である。
An
本実施形態では、このように、袋体10の互いに平行な縁辺部間に亘って開封案内線60が形成されている。また、本実施形態では、第1縁辺部11と第2縁辺部12とは互いに隣り合っておらず、それらの間に他の縁辺部(ノズル部210における左側の縁辺部)が介在している。
In the present embodiment, the
また、折り返し部50は、ノズル部210の上側の縁辺部から、本体190におけるノズル部210以外の部分における上側の縁辺部に亘って延在している。なお、第2縁辺部12には、開封用切欠形状部180を形成することができる。
The folded
このような第4の実施形態によっても、上記の第1又は第2の実施形態と同様の効果が得られる。 According to the fourth embodiment, the same effect as that of the first or second embodiment can be obtained.
10 袋体
11 第1縁辺部
12 第2縁辺部
14 隣接部
15 開口
20 シート材
30 表側シート部
31 境界線
40 裏側シート部
41 境界線
50 折り返し部
60 開封案内線
61 部分
70 開封タブ
80 折り込み部
81 端辺
82 端部
82a 第1部分
82b 第2部分
83 交差辺
84 端部
85 折り込み形状部
90 注出口
95 注出流路
100 易開封性包装袋
110 底部
111 底シート部
120 シール部
125 張出部
130 シール部
140 シール部
150 内容物
160 未シール部
170 シール部
180 開封用切欠形状部
190 本体
200 包装商品
210 ノズル部
300 容器
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記袋体は、前記表側シート部と前記裏側シート部との間に位置する折り返し部を含む第1縁辺部と、前記第1縁辺部とは異なる第2縁辺部と、を有し、
前記袋体の一隅部には、前記第2縁辺部における一部分から、前記折り返し部における一部分に亘って、開封案内線が形成され、
前記袋体の前記一隅部において、前記開封案内線を境界として前記袋体の外方側の部分は、開封タブを構成し、
前記折り返し部において、前記開封案内線を基準として前記開封タブ側とは反対側の部位には、前記シート材の一部分を前記袋体の内側に折り込んでなる折り込み部が形成され、
前記開封案内線に沿って前記袋体を破断することにより前記袋体に注出口を形成すると、前記折り込み部により付勢されて前記表側シート部と前記裏側シート部とが離間し注出流路が拡開する易開封性包装袋。 A bag body including a front side sheet portion and a back side sheet portion formed by folding a flexible sheet material;
The bag body includes a first edge portion including a folded portion positioned between the front sheet portion and the back sheet portion, and a second edge portion different from the first edge portion,
At one corner of the bag body, an opening guide line is formed from a part of the second edge part to a part of the folded part,
In the one corner of the bag body, the part on the outer side of the bag body with the opening guide line as a boundary constitutes an opening tab,
In the folded portion, a fold portion formed by folding a part of the sheet material inside the bag body is formed at a portion opposite to the opening tab side with respect to the opening guide line,
When a spout is formed in the bag by breaking the bag along the opening guide line, the front side sheet and the back side sheet are separated from each other by being urged by the folding part. Easy-open packaging bag that expands.
前記袋体において、前記折り込み部における前記端部の周囲に隣接する部分では、前記表側シート部と前記裏側シート部とが相互にシールされている請求項1に記載の易開封性包装袋。 At the end of the folding portion opposite to the opening tab side, the portions folded together in the sheet material are sealed in the thickness direction of the bag body,
The easily openable packaging bag according to claim 1, wherein in the bag body, the front sheet portion and the back sheet portion are sealed to each other at a portion adjacent to the periphery of the end portion in the folded portion.
前記易開封性包装袋に封入された内容物と、
を備える包装商品。 The easy-open packaging bag according to any one of claims 1 to 5,
The contents enclosed in the easy-open packaging bag;
Packaged goods with
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013263525A JP2015117063A (en) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | Easily openable packaging bag |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
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---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170043927A1 (en) * | 2014-07-08 | 2017-02-16 | Yushin Co., Ltd. | Packaging bag |
-
2013
- 2013-12-20 JP JP2013263525A patent/JP2015117063A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20170043927A1 (en) * | 2014-07-08 | 2017-02-16 | Yushin Co., Ltd. | Packaging bag |
US10040616B2 (en) * | 2014-07-08 | 2018-08-07 | Yushin Co., Ltd. | Packaging bag |
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