JP2015193142A - 液体吐出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インクを受けるための受け面としての傾斜面25は、水平面に対して傾斜角度θ1だけ傾斜している。蓋12は、傾斜面25と隙間34を空けて、傾斜面25を覆うカバー位置と、カバー位置から離隔して傾斜面25を露出させる退避位置との間で移動可能となっている。蓋12がカバー位置に位置している状態で、蓋12の傾斜面25との対向面12aが、水平面に対して傾斜角度θ2だけ傾斜しており、隙間34の大きさは、右上側から左下側に向かうにつれて小さくなっている。フラッシング時には、蓋12を退避位置に移動させ、インクジェットヘッド3から傾斜面25に向けてインクを吐出させる。フラッシング後には、蓋をカバー位置に移動させる。すると、隙間に存在するインクが毛管力によって左下側に移動して、傾斜面25から排出される。
【選択図】図2
Description
以下、本発明の好適な第1実施形態について説明する。
図1に示すように、第1実施形態に係るプリンタ1(本発明の「液体吐出装置」)は、キャリッジ2、インクジェットヘッド3(本発明の「液体吐出ヘッド」)、搬送ローラ4、フラッシング受け部5等を備えている。また、プリンタ1の動作は、制御装置50(図4参照)によって制御されている。
フラッシング受け部5は、キャリッジ2の移動範囲の左端部に配置されている。フラッシング受け部5は、図2、図3に示すように、本体11、蓋12等を備えている。本体11の内部には、インク貯留部21が形成されている。インク貯留部21には、インクフォーム22が収容されている。また、インク貯留部21には、吸引ポンプ23(本発明の「吸引部」)が接続されている。吸引ポンプ23は、インク貯留部21と反対側において、インク貯留部21よりもインク貯留量の多い廃液タンク24に接続されている。
次に、プリンタ1の動作を制御する制御装置50について説明する。図4に示すように、制御装置50は、CPU(Central Processing Unit)51、ROM(Read Only Memory)52、RAM(Random Access Memory)53、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)54などからなり、これらが、インクジェットヘッド3、キャリッジモータ41、搬送モータ42、吸引ポンプ23等の動作を制御する。
次に、プリンタ1におけるフラッシングについて説明する。プリンタ1では、時間の経過とともにノズル10内のインクが増粘する。ノズル10内のインクが増粘していると、ノズル10においてインクの吐出不良が生じてしまう虞がある。そこで、プリンタ1では、例えば定期的に、次に説明するようなフラッシングを行って、ノズル10内の増粘したインクを排出している。
ここで、第1実施形態では、上述したように、傾斜面25に着弾したインクを、隙間34の毛管力によって、インク貯留部21に向かって流れるようにしているが、この後、蓋12を図2(a)に示した状態で長期間放置すると、インクが傾斜面25及び対向面12aに流れ切らずに残って付着する。付着したインクが、乾燥することによって傾斜面25及び対向面12aに固着し、蓋12が傾斜面25にくっついてしまい、カバー位置に配置された蓋12を、傾斜面25から離れさせて退避位置に移動させることができなくなってしまう虞がある。
で左側に移動させることによって、インクジェットヘッド3を上述のフラッシング位置まで移動させる(S202)。
次に、本発明の好適な第2実施形態について説明する。ただし、第2実施形態は、フラッシング受け部105の構造が第1実施形態のフラッシング受け部5と異なるだけであるので、以下では、フラッシング受け部105について説明する。
次に、本発明の好適な第3実施形態について説明する。ただし、第3実施形態は、フラッシング受け部205が、第1、第2実施形態のフラッシング受け部5、105と異なるだけであるので、以下では、フラッシング受け部205について説明する。
2 キャリッジ
3 インクジェットヘッド
5、105、205 フラッシング受け部
10 ノズル
12、112、213 蓋
12a、112a、213a 対向面
24、216 吸引ポンプ
25 傾斜面
33a、33b 凸部
34、134、210 隙間
35 溝
50 制御装置
Claims (10)
- 液体を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドのフラッシングの際に、前記ノズルから吐出された液体を受ける受け面を有する、フラッシング受け部と、
前記フラッシング受け部の前記受け面と隙間を空けて対向して前記受け面を覆うカバー位置と、前記カバー位置よりも前記受け面から離れて前記受け面を露出させる退避位置と、の間で移動可能な蓋と、を備え、
前記カバー位置にあるときの前記蓋と前記受け面との隙間の大きさは、前記受け面と平行な所定の一方向における一方側の部分が他方側の部分よりも小さくなっていること特徴とする液体吐出装置。 - 前記蓋を、前記カバー位置と前記退避位置との間で移動させる蓋駆動部と、
前記液体吐出ヘッド、及び、前記蓋駆動部を制御する制御部と、をさらに備え、
前記制御部は、
前記液体吐出ヘッドに前記フラッシングを行わせる前に、前記蓋駆動部を制御して、前記蓋を前記退避位置に位置させて前記フラッシング受け部の前記受け面を露出させ、
前記液体吐出ヘッドの前記フラッシングが終了したら、前記蓋駆動部を制御して、前記蓋を前記退避位置から前記カバー位置に移動させること特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。 - 前記フラッシング受け部に接続され、前記受け面に吐出された液体を吸引する吸引部をさらに備え、
前記フラッシング受け部は、前記一方向において前記他方側の部分から前記一方側の部分に向かうにつれて、前記吸引部との接続部に近くなっており、
前記制御部は、前記蓋駆動部を制御して、前記蓋を前記退避位置から前記カバー位置に移動させた後に、前記吸引部に吸引を行わせることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。 - 前記液体吐出ヘッドを、所定の走査方向に移動させるヘッド駆動部をさらに有し、
前記フラッシング受け部は、前記走査方向において、前記液体吐出ヘッドの移動範囲内に配置され、
前記制御部は、前記蓋駆動部を制御して、
前記液体吐出ヘッドが、前記走査方向において前記フラッシング受け部の位置にあるときには、前記蓋を前記退避位置に位置させ、
前記液体吐出ヘッドが、前記走査方向において前記フラッシング受け部の位置から離れているときには、前記蓋を前記カバー位置に位置させることを特徴とする請求項2又は3に記載の液体吐出装置。 - 前記ヘッド駆動部が、前記蓋駆動部を兼ねており、
前記制御部が、前記ヘッド駆動部を制御して、前記液体吐出ヘッドを前記フラッシング受け部に近づくように移動させたときに、その液体吐出ヘッドの移動に連動して、前記蓋が前記カバー位置から前記退避位置に移動し、
前記制御部が、前記ヘッド駆動部を制御して、前記液体吐出ヘッドを前記フラッシング受け部から離れるように移動させたときに、その液体吐出ヘッドの移動に連動して、前記蓋が前記退避位置から前記カバー位置に移動することを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。 - 前記制御部は、
前記液体吐出ヘッドに前記フラッシングを行わせないときにも、前記蓋駆動部を制御して、前記蓋を、前記カバー位置から前記退避位置へ移動させることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の液体吐出装置。 - 前記制御部は、
前記液体吐出ヘッドに前記フラッシングを行わせないときに、前記蓋を前記カバー位置と前記退避位置との間で移動させるときには、前記フラッシングを行わせるときの前記蓋の移動と比べて、前記蓋の移動速度を遅くすることを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。 - 前記蓋の前記受け面との対向面には、前記受け面側に突出する凸部が形成され、
前記蓋が前記カバー位置にあるときに、前記対向面の前記凸部が前記受け面に接触し、前記対向面の前記凸部以外の領域と前記受け面との間に前記隙間が形成され、
前記凸部は、前記一方向において前記他方側の部分から前記一方側の部分に向かうにつれて、前記対向面からの突出量が小さくなっていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の液体吐出装置。 - 前記フラッシング受け部の前記受け面が、水平面に対して90度未満の角度で傾斜した傾斜面であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記蓋の、前記受け面との対向面に、前記一方向に向かって延びる溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の液体吐出装置。
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