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JP2015182484A - キャブオーバー型車両のドア構造 - Google Patents

キャブオーバー型車両のドア構造 Download PDF

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JP2015182484A JP2014058315A JP2014058315A JP2015182484A JP 2015182484 A JP2015182484 A JP 2015182484A JP 2014058315 A JP2014058315 A JP 2014058315A JP 2014058315 A JP2014058315 A JP 2014058315A JP 2015182484 A JP2015182484 A JP 2015182484A
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Abstract

【課題】補強部材を追加することなく車両衝突時の入力に対するドアインナパネルの剛性を高めることにより、入力を車両後方に効率よく伝達できるキャブオーバー型車両のドア構造を提供する。
【解決手段】ドア8内に車両前後方向に延びるインパクトビーム18を配設したキャブオーバー型車両のドア構造において、前記ドア8のドアインナパネル14に、前記インパクトビーム18の少なくとも車幅方向の一部が収容配置される凹部14dを車両前後方向略全長に渡って形成し、該凹部14d内に前記インパクトビーム18を配置固定した。
【選択図】図2

Description

本発明は、ホイールアーチ部が形成されたドア内に車両前後方向に延びるインパクトビームを配設したキャブオーバー型車両のドア構造に関する。
一般的な自動車においては、ドア内にウインドガラスを昇降駆動するレギュレータ,ドアロック等の部品や車両衝突時の入力を車両後方に伝達するインパクトビームが配設されている。従来のドア構造では、これらのドア部品を、ドアインナパネルに形成されたサービスホールから組み付けるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−190664号公報
ところで、キャブオーバー型車両においては、ドアの下辺部に前輪の上部を囲むホイールアーチが形成されていることから、前述の一般的な自動車に比べてドア本体の面積が小さくなる。このような面積の小さいドア本体内にインパクトビーム等のドア部品を組み付ける場合、ドア面積が小さい分だけサービスホールの設置位置や大きさに制約が生じる。
即ち、インパクトビーム等はドアインナパネルに取り付けられることから、車両衝突時の入力は、インパクトビームと共にドアインナパネルにも加わることとなる。従ってサービスホールの設置位置,大きさによってはドアインナパネルが変形し易くなり、入力を車両後方に効率よく伝達できなくなるという懸念がある。このようなドアインナパネルの変形を防止するために補強部材を新たに追加するとなると、コスト及びドア重量が増えるという問題が生じる。
本発明は、前記従来の実情に鑑みてなされたもので、補強部材を追加することなく車両衝突時の入力に対するドアインナパネルの剛性を高めることにより、入力を車両後方に効率よく伝達できるキャブオーバー型車両のドア構造を提供することを課題としている。
本発明は、キャビンを構成するサイドパネルに形成されたドア開口にドアを配設するとともに、該ドア内に車両前後方向に延びるインパクトビームを配設したキャブオーバー型車両のドア構造において、
前記ドアのドアインナパネルに、前記インパクトビームの少なくとも車幅方向の一部が収容配置される凹部を車両前後方向略全長に渡って形成し、該凹部内に前記インパクトビームを配置固定したことを特徴としている。
本発明に係るドア構造によれば、ドアインナパネルに、インパクトビームの少なくとも車幅方向の一部が収容配置される凹部を車両前後方向略全長に渡って形成し、該凹部内にインパクトビームを配置固定したので、ドアインナパネルのインパクトビームの近傍にドア部品組み付け用ホールを形成した場合でも、車両衝突時の入力を車両後方に効率よく、かつ確実に伝達できる。即ち、本発明では、インパクトビーム自体のみでなくドアインナパネルの凹部の稜線によっても前記入力を車両後方に伝達することができ、全体として前記衝突時の入力を車両後方に効率よく、かつ確実に伝達できる。
このように前後方向の入力に対するドアインナパネル自体の剛性を高めることができるので、面積の小さいドアにおいても補強部材を追加することなく、ドア部品組み付け用ホールの設置位置及び大きさに対する制約を緩和することが可能となる。これにより前記ホールをインパクトビームの近傍に設けることができ、それだけドア部品の組み付け作業性を向上できる。
本発明の実施例1によるドア構造が採用されたキャブオーバー型トラックの側面図である。 前記ドアのドアインナパネルの側面図である。 前記ドアの断面図(図2のIII-III線断面図)である。 前記ドアの断面図(図2のIV-IV線断面図)である。 前記ドアの断面図(図2のV-V線断面図)である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本発明の実施例1によるキャブオーバー型トラックのドア構造を説明するための図である。ここで、図2は、ドアアウタパネルを外した状態で左外側方から見たドアインナパネルの側面図である。また本実施例において、前,後,左,右とは、シートに着座して車両前方を見た状態での前,後,左,右を意味している。
図において、1は本実施例構造が採用されたキャブオーバー型トラックを示している。このトラック1は、車体フレーム2の前部2aにキャビン3を搭載するとともに、後部2bに荷台4を搭載し、前記キャビン3内にシート5を配設するとともに、該シート5の下方にエンジンユニット(不図示)を配設した概略構造を有する。
前記車体フレーム2の前部2aには前輪9が配設されており、後部2bには後輪10が配設されている。
前記キャビン3内のシート5の下方に配設されたフロアパネル6の上段部6aにはサービスホール6bが形成されており、該サービスホール6bにはカバープレート11が着脱可能に配設されている(図3参照)。なお、前記フロアパネル6の下段部(不図示)が乗員の足載せとなっている。
前記キャビン3の左,右側壁を構成するサイドパネル7,7には、これの略全面に渡る大きさのドア開口7aが形成されており、該左,右のドア開口7aには、ドア8,8が配設されている。
前記サイドパネル7のドア開口7aは、前記ドア8を回動自在に支持するフロントピラー部7bと前記ドア8をロックするロック部材(不図示)が配設されたリヤピラー部7cとの上端間をルーフ部7dにより結合するとともに、下端間をロッカ部7eにより結合することにより形成されている。このロッカ部7eには、前記前輪9の上方を覆うホイールハウス7fが形成されている。
前記リヤピラー部7cは、断面大略ハット形状のピラーアウタ21,ピラーインナ22及びバックパネル23を閉断面をなすようフランジ結合した構造を有する(図5参照)。
前記ロッカ部7eは、断面大略ハット形状のロッカアウタ24とロッカインナ25とを閉断面をなすようフランジ結合した構造を有する(図3参照)。
前記ドア8は、大略平板状のドアアウタパネル13とドアインナパネル14との外周縁部同士を結合することにより、ドア本体8aにウインドフレーム8bを一体に形成した構造を有する。このウインドフレーム8b内には、ウインドガラス15が昇降可能に配設されている。
また前記ドア本体8aの下辺部には、前記前輪9の上部を囲む円弧状のホイールアーチ8cが形成されている。
前記ドアインナパネル14は、パネル本体14aと、該パネル本体14aの前,後縁に続いて車外側に屈曲して延びる前縦壁14b,後縦壁14cと、下縁に続いて車外側に屈曲して延びる下壁14eとを有する。
前記ドア本体8a内には、車両前後方向に直線状に延びるインパクトビーム18が配設されている。このインパクトビーム18は、パイプ形状のもので、これの前端面18a及び後端面18bは、前記ドアインナパネル14の前縦壁14b及び後縦壁14cに若干の隙間をあけて対向している。
前記インパクトビーム18は、前記ドアインナパネル14のホイールアーチ8cの上側近傍に配置され、かつ前記シート5のシートクッション5aと略同じ高さ位置に配置されている。
前記ドアインナパネル14には、車内側に膨出する大略断面コ字形状の凹部14dが形成されている。この凹部14dは、前記パネル本体14aの前後方向全長に渡って形成されており、該凹部14d内に前記インパクトビーム18の車幅方向内側の略半部が収容配置されている。
前記インパクトビーム18の前,後端部及び中央部分には、それぞれ板金製の取付け板26,27,28が固定されている。この各取付け板26〜28には、半円形状の凹み26a,27a,28aが形成されており、該各凹み26a〜28aに前記インパクトビーム18の車幅方向外側の略半部が配置され、該各取付け板26〜28とインパクトビーム18は溶接により一体に結合されている。
前記インパクトビーム18は、ドアインナパネル14に前記各取付け板26〜28を車外側から当接させ、スポット溶接することにより取り付けられている。
前記ドアインナパネル14のパネル本体14aには、前記ドア本体8a内にウインドガラス15を昇降駆動するレギュレータ装置(不図示),前記ドア8を全閉位置にロックするロック部材(不図示),前記インパクトビーム18を挿入して組み付けるためのドア部品組み付け用第1,第2,第3ホール14g,14h,14iが形成されている。
前記第1ホール14gは、パネル本体14aの前部かつインパクトビーム18の上方に形成され、前記第2ホール14hは、前記パネル本体14aの後部かつインパクトビーム18の上方近傍に形成され、第3ホール14iは、第2ホール14hの上方近傍に形成されており、他のホール14g,14hの開口面積より大きく設定されている。
車両正面衝突時,オフセット衝突時の衝撃力は、フロントピラー部7bからインパクトビーム18を介してリヤピラー部7cに伝達され、該リヤピラー部7cから車両後方の荷台4に伝達される。この場合、入力の一部はドアインナパネル14の凹部14dの各稜線14d′を介してリヤピラー部7cに伝達される。
本実施例では、ドアインナパネル14に、インパクトビーム18が収容配置される凹部14dを車両前後方向略全長に渡って形成したので、車両衝突時の入力は、インパクトビーム18とともにドアインナパネル14の凹部14dの稜線14d′により車両後方伝達される。これにより全体として衝突時の入力を車両後方に効率よく、かつ確実に伝達することができ、キャビン3への影響を抑制できる。
このように前後方向の入力に対するドアインナパネル自体の剛性を高めることができるので、ホイールアーチ8cによりドア面積が小さくなっても補強部材を追加することなく、ドア部品組み付け用の第1,第2,第3ホール14g,14h,14iの設置位置及び大きさに対する制約を緩和することができる。
これにより前記各ホール14g,14h,14iをインパクトビーム18の近傍に設けることができ、それだけドア部品の組み付け作業性を向上でき、ひいては生産性を高めることができる。
なお、前記実施例では、前記ドアインナパネル14の凹部14dを車内側に膨出させることにより形成したが、本発明では、凹部を車外側に膨出形成してもよい。
また前記実施例では、キャブオーバー型トラックを例に説明したが、本発明は、キャブオーバー型ワンボックス車両にも適用できる。
1 キャブオーバー型トラック
3 キャビン
7 サイドパネル
7a ドア開口
8 ドア
14 ドアインナパネル
14d 凹部
18 インパクトビーム
14g,14h,14i ドア部品組み付け用ホール

Claims (1)

  1. キャビンを構成するサイドパネルに形成されたドア開口にドアを配設するとともに、該ドア内に車両前後方向に延びるインパクトビームを配設したキャブオーバー型車両のドア構造において、
    前記ドアのドアインナパネルに、前記インパクトビームの少なくとも車幅方向の一部が収容配置される凹部を車両前後方向略全長に渡って形成し、該凹部内に前記インパクトビームを配置固定した
    ことを特徴とするキャブオーバー型車両のドア構造。
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