JP2015038010A - Apparatus for tempering/heat-treating glass sheet - Google Patents
Apparatus for tempering/heat-treating glass sheet Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015038010A JP2015038010A JP2013169376A JP2013169376A JP2015038010A JP 2015038010 A JP2015038010 A JP 2015038010A JP 2013169376 A JP2013169376 A JP 2013169376A JP 2013169376 A JP2013169376 A JP 2013169376A JP 2015038010 A JP2015038010 A JP 2015038010A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass plate
- heat treatment
- transfer machine
- salt bath
- furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
Description
本発明はガラス強化熱処理装置に関する。 The present invention relates to a glass tempering heat treatment apparatus.
例えば携帯電話や携帯情報端末(PDA:Personal Data Assistance)などの携帯機器では、ディスプレイのカバーや基板にガラス板が使用されている。近年、携帯機器における薄型化・軽量化の要求から、ガラス板についても強度の高い強化ガラス板を用いることにより、薄型化・軽量化が図られるようになってきた。また、例えば携帯機器などで使用される比較的薄いガラス板の強化法としては、化学強化法が主流となりつつある。 For example, in a portable device such as a mobile phone or a personal digital assistant (PDA), a glass plate is used as a display cover or substrate. In recent years, due to demands for thinning and weight reduction in portable devices, it has become possible to reduce the thickness and weight of glass plates by using tempered glass plates having high strength. For example, a chemical strengthening method is becoming mainstream as a method for strengthening a relatively thin glass plate used in a portable device or the like.
ここで、図3を参照して、化学強化法により得られる強化ガラス板の構造について説明する。図3は、強化ガラス板の断面図である。図3において、矢印の方向は、残留応力の作用方向を示し、矢印の大きさは、応力の大きさを示す。図3に示すように、強化ガラス板は、表面層13及び裏面層15と、表面層13と裏面層15との間に設けられた中間層17とを有する。表面層13及び裏面層15には、化学強化法により圧縮応力が残留している。また、その反作用として、中間層17には引張応力が残留している。なお、圧縮応力層(表面層13及び裏面層15)の厚さ(深さ)をDOL(Depth of Layer)という。
Here, with reference to FIG. 3, the structure of the tempered glass plate obtained by the chemical strengthening method will be described. FIG. 3 is a cross-sectional view of a tempered glass plate. In FIG. 3, the direction of the arrow indicates the direction of action of the residual stress, and the size of the arrow indicates the magnitude of the stress. As shown in FIG. 3, the tempered glass plate has a
化学強化法では、例えば400〜450℃程度に加熱されたKNO3の塩浴にガラス板を浸漬させ、ガラス板の表面及び裏面においてイオン交換を行う。これにより、ガラスに含まれる小さなイオン半径のイオン(例えば、LiイオンやNaイオン)が、大きなイオン半径のイオン(Kイオン)に置換され、圧縮応力が残留する表面層13及び裏面層15が形成される。
In the chemical strengthening method, for example, a glass plate is immersed in a salt bath of KNO 3 heated to about 400 to 450 ° C., and ion exchange is performed on the front and back surfaces of the glass plate. Thereby, ions with a small ion radius (for example, Li ions or Na ions) contained in the glass are replaced with ions with a large ion radius (K ions), and the
上述の塩浴による熱処理を行う場合、急激な温度変化によるガラス板の破損等を防止するため、熱処理前にはガラス板を予熱し、熱処理後にはガラス板を徐冷する。
特許文献1の図1には、ガラス板を予熱するための予熱炉10、ガラス板を塩浴により熱処理するための本体炉20、ガラス板を徐冷するための徐冷炉31が、この順番で並んだガラス強化熱処理装置が開示されている。
When performing the heat treatment using the salt bath described above, the glass plate is preheated before the heat treatment and gradually cooled after the heat treatment in order to prevent breakage of the glass plate due to a rapid temperature change.
In FIG. 1 of Patent Document 1, a preheating furnace 10 for preheating a glass plate, a main body furnace 20 for heat-treating the glass plate with a salt bath, and a slow cooling furnace 31 for gradually cooling the glass plate are arranged in this order. A glass tempering heat treatment apparatus is disclosed.
発明者は、ガラス強化熱処理装置に関し、以下の課題を見出した。
特許文献1に開示されたガラス強化熱処理装置では、予熱炉10は熱処理前のガラス板を予熱するためのみに使用され、徐冷炉31は熱処理後のガラス板を徐冷するためのみに使用されている。そのため、予熱炉10であれば熱処理温度まで加熱して使用した後、常温まで冷却してから使用する必要があった。同様に、徐冷炉31であれば常温まで冷却して使用した後、熱処理温度まで昇温してから使用する必要があった。すなわち、特許文献1に開示されたガラス強化熱処理装置は、エネルギー効率に劣るという問題があった。
The inventor has found the following problems with respect to the glass-reinforced heat treatment apparatus.
In the glass strengthening heat treatment apparatus disclosed in Patent Document 1, the preheating furnace 10 is used only for preheating the glass plate before the heat treatment, and the slow cooling furnace 31 is used only for gradually cooling the glass plate after the heat treatment. . Therefore, the preheating furnace 10 needs to be used after being heated to the heat treatment temperature and then cooled to room temperature. Similarly, if the slow cooling furnace 31 is used after being cooled to room temperature, it must be used after being heated to the heat treatment temperature. That is, the glass strengthening heat treatment apparatus disclosed in Patent Document 1 has a problem that it is inferior in energy efficiency.
本発明は、上記を鑑みなされたものであって、エネルギー効率に優れたガラス強化熱処理装置を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of the above, Comprising: It aims at providing the glass strengthening heat processing apparatus excellent in energy efficiency.
本発明の態様1に係るガラス強化熱処理装置は、
ガラス板を熱処理するための塩浴炉と、
前記塩浴炉による熱処理前のガラス板を予熱するとともに、前記塩浴炉による熱処理後のガラス板を徐冷する第1の熱風炉と、
前記塩浴炉による熱処理前のガラス板を予熱するとともに、前記塩浴炉による熱処理後のガラス板を徐冷する第2の熱風炉と、を備え、
前記塩浴炉、前記第1の熱風炉、前記第2の熱風炉が、第1の方向においてこの順に連設されたものである。
The glass-strengthened heat treatment apparatus according to aspect 1 of the present invention is
A salt bath furnace for heat treating the glass plate;
Preheating the glass plate before the heat treatment by the salt bath furnace, and first cooling the glass plate after the heat treatment by the salt bath furnace,
Preheating the glass plate before the heat treatment in the salt bath furnace, and second cooling furnace for gradually cooling the glass plate after the heat treatment in the salt bath furnace,
The salt bath furnace, the first hot air furnace, and the second hot air furnace are connected in this order in the first direction.
本発明によれば、エネルギー効率に優れたガラス強化熱処理装置を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the glass strengthening heat processing apparatus excellent in energy efficiency can be provided.
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。 Hereinafter, specific embodiments to which the present invention is applied will be described in detail with reference to the drawings. However, the present invention is not limited to the following embodiment. In addition, for clarity of explanation, the following description and drawings are simplified as appropriate.
(実施の形態1)
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置を模式的に示した斜視図である。なお、当然のことながら、図1に示したxyz座標は、位置関係を説明するための便宜的なものである。
(Embodiment 1)
First, with reference to FIG. 1, the glass strengthening heat processing apparatus which concerns on the 1st Embodiment of this invention is demonstrated. FIG. 1 is a perspective view schematically showing a glass strengthening heat treatment apparatus according to the first embodiment of the present invention. As a matter of course, the xyz coordinates shown in FIG. 1 are convenient for explaining the positional relationship.
図1に示すように、第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置は、熱風循環炉1a、1b、塩浴炉20a、20b、20c、温水槽41、冷水槽42、常温移載機51、高温移載機52、洗浄用移載機53、レール60、ローダ71、アンローダ72を備えている。
As shown in FIG. 1, the glass tempering heat treatment apparatus according to the first embodiment includes hot
まず、図1を参照して、第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置によるガラス板の熱処理の概要について説明する。
まず、搬送ラック90に収納された熱処理前のガラス板群80が、ローダ71により当該ガラス強化熱処理装置へ搬入される。
次に、搬入されたガラス板群80が、常温移載機51により、熱風循環炉1a、1bのいずれかへ移送され、予熱される。
First, with reference to FIG. 1, the outline | summary of the heat processing of the glass plate by the glass strengthening heat processing apparatus which concerns on 1st Embodiment is demonstrated.
First, the
Next, the carried
次に、予熱されたガラス板群80が、高温移載機52により、塩浴炉20a、20b、20cのいずれかに移送され、熱処理される。この熱処理により、ガラス板群80が強化され強化ガラス板群80aとなる。
次に、熱処理された強化ガラス板群80aが、高温移載機52により、熱風循環炉1a、1bのいずれかへ移送され、徐冷される。
Next, the preheated
Next, the heat-treated tempered
次に、徐冷された強化ガラス板群80aが、常温移載機51により、温水槽41へ移送され、洗浄される。
次に、温水槽41において洗浄された強化ガラス板群80aが、洗浄用移載機53により、冷水槽42へ移送され、さらに洗浄される。
Next, the tempered
Next, the tempered
最後に、冷水槽42において洗浄された強化ガラス板群80aが、洗浄用移載機53により、アンローダ72へ移送され、当該ガラス強化熱処理装置から搬出される。
なお、ガラス板群80(強化ガラス板群80a)は、搬送ラック90に収納されたままの状態で、ガラス強化熱処理装置の内部を搬送される。
Finally, the tempered
In addition, the glass plate group 80 (tempered
次に、図1を参照してそれぞれの構成要素について詳細に説明する。
熱風循環炉1a、1bは、x軸方向に互いに隣接配置されている。すなわち、熱風循環炉1a、1bは、x軸方向に連設されている。具体的には、熱風循環炉(第1の熱風炉)1aのx軸方向プラス側に熱風循環炉(第2の熱風炉)1bが連設されている。
Next, each component will be described in detail with reference to FIG.
The hot
熱風循環炉1a、1bは、ローダ71により搬入された熱処理前のガラス板群80を常温から熱処理温度まで予熱するとともに、塩浴炉20a〜20cのいずれかにおいて熱処理された強化ガラス板群80aを常温近傍まで徐冷するための炉である。熱風循環炉1a、1bは、炉内の温度を均一にするため、炉内の空気を循環させるファンを備えている。当然のことながら、熱風循環炉の数は2つ以上であれば、特に限定されない。すなわち、より多くの熱風循環炉を設けてもよい。
The hot-
また、熱風循環炉1a、1bは、箱形の加熱炉であって、天井部が開閉可能な構造となっている。具体的には、熱風循環炉1a、1bの天井部にy軸方向にスライド可能な2枚の扉が設けられている。すなわち、ガラス板群80(もしくは強化ガラス板群80a)が当該開閉可能な天井部を介して熱風循環炉1a、1bに搬入出される。
Moreover, the hot-
塩浴炉20a、20b、20cは、x軸方向に互いに隣接配置されている。すなわち、塩浴炉20a、20b、20cは、x軸方向に連設されている。具体的には、x軸プラス方向に向かって、塩浴炉20a、20b、20cが、この順に連設されている。また、塩浴炉20a、20b、20cは、熱風循環炉1a、1bのx軸方向マイナス側に連設されている。具体的には、塩浴炉20cが熱風循環炉1aのx軸方向マイナス側に隣接配置されている。なお、当然のことながら、塩浴炉の数は特に限定されない。塩浴炉の数が多い程、同時に熱処理をすることができるガラス板の枚数が増える。
The
ここで、塩浴炉20aは、第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置のx軸方向マイナス側の端に位置している。すなわち、塩浴炉20aのx軸方向マイナス側には何も配置されていない。従って、第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置では、塩浴炉20aのx軸方向マイナス側に、塩浴炉を増設することができる。
Here, the
塩浴炉20a、20b、20cは、熱風循環炉1aもしくは1bにより予熱されたガラス板群80を例えば400〜450℃程度の温度で強化熱処理するための本体炉である。
塩浴炉20a、20b、20cは、箱形の加熱炉であって、例えば内部にステンレス製の容器が設けられている。この容器内にKNO3が収納され、所定の温度に保持されている。このKNO3の塩浴にガラス板群80を所定の時間浸漬させる。上述の通り、それぞれのガラス板の表面及び裏面におけるイオン交換により、圧縮応力層(図3の表面層13及び裏面層15)が形成される。
The
The
塩浴炉20a、20b、20cも、熱風循環炉1a、1bと同様に、天井部が開閉可能な構造となっている。すなわち、熱処理前のガラス板群80が、当該開閉可能な天井部を介して塩浴炉20a、20b、20cに搬入され、熱処理後の強化ガラス板群80aが、当該開閉可能な天井部を介して塩浴炉20a、20b、20cから搬出される。搬送ラック90を出し入れする際以外は、天井部を閉めておくことにより、塩浴炉20a、20b、20cの内部の温度を効率的に一定に維持することができる。
The
温水槽(第1の洗浄槽)41は、熱風循環炉1a、1bのx軸方向プラス側に連設されている。具体的には、温水槽41が熱風循環炉1bのx軸方向プラス側に配置されている。ここで、温水槽41と熱風循環炉1bとの間には、熱処理前のガラス板群80を搬入するためのローダ71が配置されている。
The hot water tank (first cleaning tank) 41 is continuously provided on the positive side in the x-axis direction of the hot
温水槽41は、熱風循環炉1a、1bにより徐冷された強化ガラス板群80aに付着した塩を洗浄するための温水を収容する水槽である。温水槽41は、温水の温度を例えば80℃程度に維持するためのヒータを備えている。
The
温水槽41も、温水の温度を効率的に維持するために、熱風循環炉1a、1bと同様に、天井部が開閉可能な構造となっていることが好ましい。温水槽41も、天井部を介して強化ガラス板群80aが搬入出される。なお、温水槽41は、上部が開放された(天井部を有しない)構造であってもよい。
In order to efficiently maintain the temperature of the hot water, the
冷水槽(第2の洗浄槽)42は、温水槽41のx軸方向プラス側に連設されている。また、冷水槽42のx軸方向プラス側すなわち第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置のx軸方向プラス側の端には、熱処理後の強化ガラス板群80aを搬出するためのアンローダ72が配置されている。
The cold water tank (second cleaning tank) 42 is connected to the positive side of the
冷水槽42は、温水槽41により洗浄された強化ガラス板群80aをさらに洗浄するための冷水を収容する水槽である。冷水槽42は、水温を調整するためにヒータを備えていてもよい。
冷水槽42も、熱風循環炉1a、1bと同様に、天井部が開閉可能な構造となっていてもよい。冷水槽42も、天井部を介して強化ガラス板群80aが搬入出される。なお、冷水槽42は、上部が開放された(天井部を有しない)構造であってもよい。
The
Similarly to the hot-
図1に示すように、x軸方向に連設された熱風循環炉1a、1b、塩浴炉20a、20b、20c、温水槽41、冷水槽42の上側(z軸方向プラス側)には、レール60がx軸方向に延設されている。すなわち、第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置におけるx軸方向の一端から他端まで、レール60が延設されている。レール60は、必ずしも1本のレールから構成されるものでなくてもよく、平行に設けられた複数本のレールから構成されていてもよい。
As shown in FIG. 1, hot
そして、レール60の下側には、レール60に沿ってx軸方向にスライド可能な常温移載機51、高温移載機52、洗浄用移載機53が設けられている。常温移載機51、高温移載機52、洗浄用移載機53は、ガラス板群80又は強化ガラス板群80aが収納された搬送ラック90をx軸方向へ移動させるための移動手段である。
A room
常温移載機(第1の移載機)51は、レール60の下側において、高温移載機52と洗浄用移載機53との間に設けられている。常温移載機51は、ローダ71により搬入されたガラス板群80(搬送ラック90)を、ローダ71から熱風循環炉1a、1bのいずれかへ移送する。また、熱風循環炉1a、1bのいずれかにおいて徐冷された強化ガラス板群80a(搬送ラック90)を、そこから温水槽41に移送する。従って、図1に示すように、常温移載機51のx軸方向の移動範囲は、熱風循環炉1aの上部から温水槽41の上部までである。
The room temperature transfer machine (first transfer machine) 51 is provided between the high
常温移載機51は、底部(z軸方向マイナス側)が開放された箱状の構造体である。また、常温移載機51は、ガラス板群80又は強化ガラス板群80aが収納された搬送ラック90を上下方向(z軸方向)へ移動させるためのクレーン機構を備えている。そのため、常温移載機51は、クレーン機構により引き上げた搬送ラック90を内部に収容した状態で、x軸方向へスライドすることができる。
The room
高温移載機(第2の移載機)52は、レール60の下側において、常温移載機51よりもx軸方向マイナス側に設けられている。つまり、高温移載機52は、3つの移載機のうち最もx軸方向マイナス側に設けられている。高温移載機52は、熱風循環炉1a、1bのいずれかにおいて熱処理温度まで予熱されたガラス板群80(搬送ラック90)を、そこから塩浴炉20a、20b、20cのいずれかへ移送する。また、高温移載機52は、塩浴炉20a、20b、20cのいずれかにおいて熱処理された強化ガラス板群80a(搬送ラック90)を、そこから熱風循環炉1a、1bのいずれかへ移送する。従って、図1に示すように、高温移載機52のx軸方向の移動範囲は、塩浴炉20aの上部から熱風循環炉1bの上部までである。
The high temperature transfer machine (second transfer machine) 52 is provided below the
高温移載機52は、箱形の加熱炉である。そのため、ガラス板群80又は強化ガラス板群80aを塩浴炉20a、20b、20cでの熱処理温度(例えば400〜450℃程度)に保持したまま移送することができる。
The high
また、高温移載機52は、底部(z軸方向マイナス側)が開閉可能な構造となっている。具体的には、高温移載機52の底部にy軸方向にスライド可能な2枚の扉が設けられている。すなわち、当該開閉可能な底部を介して、ガラス板群80又は強化ガラス板群80aが収納された搬送ラック90が高温移載機52の内部に出し入れされる。搬送ラック90を出し入れする際以外は、底部を閉めておくことにより、高温移載機52の内部の温度を効率的に一定に維持することができる。
Further, the high-
また、高温移載機52は、搬送ラック90を上下方向(z軸方向)へ移動させるためのクレーン機構を備えている。そのため、高温移載機52は、クレーン機構により引き上げた搬送ラック90を内部に収容した状態で、x軸方向へスライドすることができる。
The high-
洗浄用移載機(第3の移載機)53は、レール60の下側において、常温移載機51よりもx軸方向プラス側に設けられている。つまり、洗浄用移載機53は、3つの移載機のうち最もx軸方向プラス側に設けられている。さらに換言すると、洗浄用移載機53は、常温移載機51を介して、高温移載機52と対向して配置されている。洗浄用移載機53は、温水槽41において洗浄された強化ガラス板群80a(搬送ラック90)を、温水槽41から冷水槽42へ移送する。また、冷水槽42において洗浄された強化ガラス板群80a(搬送ラック90)を、冷水槽42からアンローダ72に移送する。従って、図1に示すように、洗浄用移載機53のx軸方向の移動範囲は、温水槽41の上部からアンローダ72の上部までである。
The cleaning transfer machine (third transfer machine) 53 is provided below the
洗浄用移載機53は、底部(z軸方向マイナス側)が開放された箱状の構造体である。また、洗浄用移載機53は、強化ガラス板群80aが収納された搬送ラック90を上下方向(z軸方向)へ移動させるためのクレーン機構を備えている。そのため、洗浄用移載機53は、クレーン機構により引き上げた搬送ラック90を内部に収容した状態で、x軸方向へスライドすることができる。
The cleaning
ローダ71は、搬送ラック90に収納された熱処理前のガラス板群80を当該ガラス強化熱処理装置へ搬入するためのコンベアである。図1の例では、ローダ71は、熱風循環炉1bと温水槽41との間からy軸プラス方向に向かって延設されている。従って、ガラス板群80は、図1において矢印で示すように、ローダ71によりy軸方向プラス側からy軸方向マイナス側へ向かってガラス強化熱処理装置へ搬入される。なお、ローダ71は、例えば塩浴炉20cと熱風循環炉1aとの間に設けられてもよい。
The
アンローダ72は、搬送ラック90に収納された熱処理後の強化ガラス板群80aを当該ガラス強化熱処理装置から搬出するためのコンベアである。図1の例では、アンローダ72は、冷水槽42のx軸方向プラス側からy軸マイナス方向に向かって延設されている。従って、強化ガラス板群80aは、図1において矢印で示すように、アンローダ72によりy軸方向プラス側からy軸方向マイナス側へ向かってガラス強化熱処理装置から搬出される。
The
次に、図2を参照して、第1の実施の形態の比較例に係るガラス強化熱処理装置について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態の比較例に係るガラス強化熱処理装置を模式的に示した斜視図である。また、図2に示したガラス強化熱処理装置は、特許文献1に開示されたガラス強化熱処理装置を模式的に示したものである。 Next, with reference to FIG. 2, the glass strengthening heat processing apparatus which concerns on the comparative example of 1st Embodiment is demonstrated. FIG. 2 is a perspective view schematically showing a glass tempering heat treatment apparatus according to a comparative example of the first embodiment of the present invention. The glass strengthening heat treatment apparatus shown in FIG. 2 schematically shows the glass strengthening heat treatment apparatus disclosed in Patent Document 1.
図2に示すように、比較例に係るガラス強化熱処理装置は、予熱炉110、塩浴炉120a、120b、120c、徐冷炉130、温水槽141、冷水槽142、常温移載機151、高温移載機152、レール160、ローダ171、アンローダ172を備えている。
As shown in FIG. 2, the glass strengthening heat treatment apparatus according to the comparative example includes a preheating
まず、図2を参照して、比較例に係るガラス強化熱処理装置によるガラス板の熱処理の概要について説明する。
まず、搬送ラック190に収納された熱処理前のガラス板群180が、ローダ171により当該ガラス強化熱処理装置へ搬入される。
次に、搬入されたガラス板群180が、常温移載機151により、予熱炉110へ移送され、予熱される。
First, with reference to FIG. 2, the outline | summary of the heat processing of the glass plate by the glass strengthening heat processing apparatus which concerns on a comparative example is demonstrated.
First, the
Next, the carried
次に、予熱されたガラス板群180が、高温移載機152により、塩浴炉20a、20b、20cのいずれかに移送され、熱処理される。
次に、熱処理された強化ガラス板群180aが、高温移載機152により、徐冷炉130へ移送され、徐冷される。
Next, the preheated
Next, the heat-treated tempered
次に、徐冷された強化ガラス板群180aが、常温移載機151により、温水槽141へ移送され、洗浄される。
次に、温水槽141において洗浄された強化ガラス板群180aが、常温移載機151により、冷水槽42へ移送され、さらに洗浄される。
Next, the tempered
Next, the tempered
最後に、冷水槽42において洗浄された強化ガラス板群180aが、常温移載機151により、アンローダ172へ移送され、当該ガラス強化熱処理装置から搬出される。
Finally, the tempered
ここで、図2に示された比較例に係る予熱炉110、徐冷炉130は、図1に示された熱風循環炉1a、1bと同様の構造を有している。しかしながら、予熱炉110は熱処理前のガラス板を予熱するためのみに使用され、徐冷炉130は熱処理後のガラス板を徐冷するためのみに使用されている。そのため、予熱炉110であれば熱処理温度まで加熱して使用した後、常温まで冷却してから使用する必要がある。同様に、徐冷炉130であれば常温まで冷却して使用した後、熱処理温度まで昇温してから使用する必要がある。
Here, the preheating
これに対し、図1に示された熱風循環炉1a、1bは、予熱炉として常温から熱処理温度まで加熱して使用した後、徐冷炉として熱処理温度から常温まで冷却して使用することができる。そして、徐冷炉として熱処理温度から常温まで冷却して使用した後、予熱炉として常温から熱処理温度まで加熱して使用することができる。そのため、第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置は、比較例に係るガラス強化熱処理装置に比べ、エネルギー効率に優れている。このような効果は、特にDOLが小さく塩浴炉での熱処理時間が短い強化ガラス板において顕著となる。より一般化すると、第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置では、エネルギー効率ができる限り高くなるように、熱風循環炉1a、1bにおける加熱もしくは冷却をより自由に設定することができる。
On the other hand, the hot-
また、図2に示された比較例に係るガラス強化熱処理装置では、予熱炉110が、塩浴炉120a、120b、120cのx軸方向マイナス側に隣接配置されている。さらに、予熱炉110のx軸方向マイナス側にローダ171が隣接配置されている。他方、徐冷炉130は、塩浴炉120a、120b、120cのx軸方向プラス側に隣接配置されている。このように、比較例に係るガラス強化熱処理装置では、塩浴炉120a、120b、120cのx軸方向の両側が既に予熱炉110及び徐冷炉130により塞がれており、塩浴炉を増設することができない。
In the glass tempering heat treatment apparatus according to the comparative example shown in FIG. 2, the preheating
これに対し、第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置では、予熱炉もしくは徐冷炉として機能する熱風循環炉1a、1bがいずれも塩浴炉20a、20b、20cのx軸方向プラス側に隣接配置されている。それに伴い、ローダ71も熱風循環炉1a、1bのx軸方向プラス側に隣接配置されている。すなわち、上述の通り、第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置では、塩浴炉20a、20b、20cのx軸方向マイナス側には何も配置されていない。従って、第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置では、塩浴炉20aのx軸方向マイナス側に、塩浴炉を増設することができる。
On the other hand, in the glass tempering heat treatment apparatus according to the first embodiment, the hot
さらに、図2に示された比較例に係る常温移載機151は、図1に示された第1の実施の形態に係る常温移載機51と洗浄用移載機53との両方の役割を担っている。そのため、比較例に係るガラス強化熱処理装置では、高温移載機152に比べ常温移載機151の負荷が極端に大きい。そのため、常温移載機151による移送工程が、ガラス強化熱処理工程全体を律速し、効率が低下する恐れがあった。第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置では、洗浄用移載機53を設けることにより、移載機の負荷が均一化され、効率が向上する。
Further, the room
さらに、比較例に係る常温移載機151は、レール160の下側において、高温移載機152よりもx軸方向マイナス側に設けられている。そして、常温移載機151のx軸方向の移動範囲は、ローダ171の上部からアンローダ172の上部まで(つまり比較例に係るガラス強化熱処理装置の一端から他端まで)である。従って、図2に示すように、比較例に係るガラス強化熱処理装置では、レール160の長さをガラス強化熱処理装置の全長よりも長くする必要があった。なお、比較例に係る常温移載機151は、高温移載機152と一体化されており、両者は一緒に移動する。
Furthermore, the room
これに対し、図1に示すように、第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置では、熱風循環炉1a、1b及びローダ71が塩浴炉20a、20b、20cのx軸方向プラス側に配置されている。これに伴い、高温移載機52、常温移載機51、洗浄用移載機53が、x軸プラス方向に向かってこの順に設けられている。そのため、ガラス強化熱処理装置における各移載機の移動範囲を、高温移載機52ではx軸方向マイナス側に限定し、常温移載機51ではx軸方向中央部に限定し、洗浄用移載機53ではx軸方向プラス側に限定することができる。この結果、第1の実施の形態に係るガラス強化熱処理装置では、レール60の長さをガラス強化熱処理装置の全長と一致させ、比較例に係るガラス強化熱処理装置よりも省スペース化することができる。
On the other hand, as shown in FIG. 1, in the glass tempering heat treatment apparatus according to the first embodiment, the hot
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。 Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be changed as appropriate without departing from the spirit of the present invention.
1a、1b 熱風循環炉
20a〜20c 塩浴炉
41 温水槽
42 冷水槽
51 常温移載機
52 高温移載機
53 洗浄用移載機
60 レール
71 ローダ
72 アンローダ
80 ガラス板群
80a 強化ガラス板群
90 搬送ラック
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記塩浴炉による熱処理前のガラス板を予熱するとともに、前記塩浴炉による熱処理後のガラス板を徐冷する第1の熱風炉と、
前記塩浴炉による熱処理前のガラス板を予熱するとともに、前記塩浴炉による熱処理後のガラス板を徐冷する第2の熱風炉と、を備え、
前記塩浴炉、前記第1の熱風炉、前記第2の熱風炉が、第1の方向においてこの順に連設された、ガラス強化熱処理装置。 A salt bath furnace for heat-treating the glass plate;
Preheating the glass plate before the heat treatment by the salt bath furnace, and first cooling the glass plate after the heat treatment by the salt bath furnace,
Preheating the glass plate before the heat treatment in the salt bath furnace, and second cooling furnace for gradually cooling the glass plate after the heat treatment in the salt bath furnace,
A glass tempering heat treatment apparatus in which the salt bath furnace, the first hot air furnace, and the second hot air furnace are connected in this order in the first direction.
前記第1又は第2の熱風炉により予熱するガラス板を搬入するローダと、を更に備え、
前記ローダは、前記第1の方向において前記第2の熱風炉と前記第1の洗浄槽との間に設けられている、
請求項1に記載のガラス強化熱処理装置。 A first cleaning tank for cleaning the glass plate that has been slowly cooled by the first or second hot air furnace;
A loader for carrying in a glass plate preheated by the first or second hot stove,
The loader is provided between the second hot stove and the first cleaning tank in the first direction.
The glass strengthening heat treatment apparatus according to claim 1.
前記第1又は第2の熱風炉により予熱されたガラス板を加熱しながら前記塩浴炉に移送する第2の移載機と、をさらに備え、
前記第2の移載機と前記第1の移載機とは、前記第1の方向に延設されたレールに沿って移動可能であるとともに、前記第1の方向においてこの順に設けられている、
請求項2に記載のガラス強化熱処理装置。 A first transfer machine for transferring the glass plate carried by the loader to the first or second hot stove;
A second transfer machine for transferring to the salt bath furnace while heating the glass plate preheated by the first or second hot air furnace,
The second transfer machine and the first transfer machine are movable along a rail extending in the first direction and are provided in this order in the first direction. ,
The glass strengthening heat treatment apparatus according to claim 2.
前記第1の洗浄槽により洗浄されたガラス板を前記第2の洗浄槽に移送する第3の移載機と、を更に備えた、
請求項3に記載のガラス強化熱処理装置。 A second cleaning tank that is disposed adjacent to the first cleaning tank in the first direction and further cleans the glass plate cleaned by the first cleaning tank;
A third transfer machine for transferring the glass plate washed by the first washing tank to the second washing tank,
The glass strengthening heat treatment apparatus according to claim 3.
請求項4に記載のガラス強化熱処理装置。 The third transfer machine is movable along the rail, and is provided to face the second transfer machine via the first transfer machine.
The glass strengthening heat treatment apparatus according to claim 4.
請求項4又は5に記載のガラス強化熱処理装置。 An unloader that is disposed adjacent to the second cleaning tank in the first direction and carries out the glass plate cleaned by the second cleaning tank;
The glass strengthening heat treatment apparatus according to claim 4 or 5.
前記第2の移載機は、前記塩浴炉により熱処理されたガラス板を前記第1又は第2の熱風炉に移送する、
前記第3の移載機は、前記第2の洗浄槽により洗浄されたガラス板を前記アンローダに移送する、
請求項6に記載のガラス強化熱処理装置。 The first transfer machine transfers the glass plate that has been gradually cooled by the first or second hot air furnace to the first cleaning tank,
The second transfer machine transfers the glass plate heat-treated by the salt bath furnace to the first or second hot air furnace,
The third transfer machine transfers the glass plate cleaned by the second cleaning tank to the unloader.
The glass strengthening heat treatment apparatus according to claim 6.
請求項1〜7のいずれか一項に記載のガラス強化熱処理装置。 A plurality of the salt bath furnaces are provided;
The glass strengthening heat processing apparatus as described in any one of Claims 1-7.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013169376A JP2015038010A (en) | 2013-08-19 | 2013-08-19 | Apparatus for tempering/heat-treating glass sheet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013169376A JP2015038010A (en) | 2013-08-19 | 2013-08-19 | Apparatus for tempering/heat-treating glass sheet |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015038010A true JP2015038010A (en) | 2015-02-26 |
Family
ID=52631394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013169376A Pending JP2015038010A (en) | 2013-08-19 | 2013-08-19 | Apparatus for tempering/heat-treating glass sheet |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015038010A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101986803B1 (en) * | 2018-01-10 | 2019-06-12 | 주식회사 픽스턴 | Large glass baker |
KR102028934B1 (en) * | 2019-01-17 | 2019-10-07 | 주식회사 이지스 | Tempered glass manufacturing apparatus with a crane and manufacturing method using the same |
-
2013
- 2013-08-19 JP JP2013169376A patent/JP2015038010A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101986803B1 (en) * | 2018-01-10 | 2019-06-12 | 주식회사 픽스턴 | Large glass baker |
KR102028934B1 (en) * | 2019-01-17 | 2019-10-07 | 주식회사 이지스 | Tempered glass manufacturing apparatus with a crane and manufacturing method using the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101413626B1 (en) | Manufacturing Apparatus and Process of Glass Plate using Chemical Reinforcement | |
KR101093947B1 (en) | Heat treat apparatus for tempering a thin glass using trolley conveyor | |
CN100454482C (en) | Heat treatment unit, heat treatiment method, control program and computer-readable recording medium | |
JP5579153B2 (en) | Glass strengthening equipment | |
CN103924047A (en) | Quenching equipment for completing quenching, isothermal treatment or tempering in same slot by transferring through hanging basket | |
KR20110135573A (en) | Jig for loading bare glass for apparatus of manufacturing enforced glass | |
KR101406508B1 (en) | Heat treat apparatus for tempering a thin glass | |
JP2015038010A (en) | Apparatus for tempering/heat-treating glass sheet | |
KR101470129B1 (en) | Heat treat apparatus for tempering a thin glass | |
JP6814288B2 (en) | Multi-chamber heat treatment equipment | |
KR101988371B1 (en) | Conveyance casing for tempered glass manufacturing equipment to induce reduction of heat loss during submerging of jig | |
KR101995323B1 (en) | Tempered glass manufacturing apparatus having a circular arrangement structure | |
KR101988367B1 (en) | Tempered glass manufacturing apparatus having a rising and falling opening and closing door portion for inducing a reduction in heat loss during a rising and falling of a jig | |
WO2016204316A1 (en) | Cleaning apparatus for tempered glass manufacturing device | |
CN202214381U (en) | Bidirectional trolley type thermal treatment furnace | |
JP6721466B2 (en) | Heat treatment equipment | |
JP3862197B2 (en) | Vertical heat treatment equipment | |
KR101659609B1 (en) | Chemical Reinforcement using Heater Assembly of Furnace | |
KR20140125601A (en) | Apparatus for manufacturing tempered glass with movable upper part | |
KR101406464B1 (en) | Heat treat apparatus for tempering a thin glass | |
KR20110088292A (en) | Apparatus of manufacturing enforced glass | |
TW201521145A (en) | Substrate processing system | |
KR101406576B1 (en) | Heat treat apparatus for tempering a thin glass | |
JP5355808B2 (en) | Substrate processing system | |
KR102028934B1 (en) | Tempered glass manufacturing apparatus with a crane and manufacturing method using the same |