JP2015087291A - 力検出装置、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、部品加工装置および温度補償方法 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載の力測定装置は、圧電素子としての水晶を2つ用いて、せん断、引張力、圧縮力等を検出することができる。そして、2つの水晶は、互いに対向して配置されており、温度変化等による検出値の誤差を相殺するができるよう構成されている。
そこで、本発明の目的は、温度が変動してもその温度変動に対する補償を行なって、正確な力検出を行なうことができる力検出装置、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、部品加工装置および温度補償方法を提供することにある。
(適用例1)
本発明に係わる力検出装置は、第1基部と、第2基部と、前記第1基部と前記第2基部とによって挟持される第1センサ素子と、前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部に接して且つ他方の基部から離間した第2センサ素子と、を備え、前記第1基部と前記第2基部とに加わる外力を検出する力検出装置であって、
前記第1センサ素子と前記第2センサ素子とは、複数の水晶板が互いに同じ構成と積層方向に積層され、
前記第1センサ素子は、前記積層方向に対する前記一方の基部との角度を前記第2センサ素子と同じ角度で接することを特徴とする。
本発明に係わる力検出装置では、前記第1センサ素子は、前記一方の基部において前記第2センサ素子を囲むように複数配置されているのが好ましい。
これにより、第1センサ素子で検出された検出値に対して補正を行なう際に、当該補正による誤差を抑えることができる。
本発明に係わる力検出装置では、前記第1センサ素子は、4つ以上設置されているのが好ましい。
これにより、外力を安定して検出することができる。
(適用例4)
本発明に係わる力検出装置では、前記外力は、前記第1センサ素子で出力される出力値と、前記第2センサ素子で出力される出力値とに基づいて求められるのが好ましい。
これにより、温度が変動してもその温度変動に対する補償を行なって、正確な力検出を簡単な演算で行なうことができる。
本発明に係わる力検出装置では、記外力は、前記第2センサ素子で出力された出力値に係数を乗じた値を、前記第1センサ素子で出力された出力値から減じた値であるのが好ましい。
これにより、温度が変動してもその温度変動に対する補償を行なって、正確な力検出を簡単な演算で行なうことができる。
本発明に係わる力検出装置では、前記第1基部は、ベースプレートであり、前記第2基部は、カバープレートであり、
前記第2センサ素子は、前記カバープレートに接し、前記ベースプレートから離間しているのが好ましい。
これにより、第2センサ素子に外力が伝達されるのが防止される。
本発明に係わる力検出装置では、前記第1センサ素子と前記第2センサ素子とは、Xカット水晶板で構成された第3基板を有するのが好ましい。
これにより、水晶板を用いるという簡単な構成で、3次元での外力を確実に検出することができる。
本発明に係わる力検出装置は、第1基部と、
第2基部と、
前記第1基部と前記第2基部とによって挟持方向に挟持されたセンサー素子と、
記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部に接して且つ他方の基部から離間して設置された補償用素子と、
を備える力検出装置であって、
前記センサー素子は、圧電体層を有し、外力の変動に伴う圧電効果により第1の出力を出力し、
前記補償用素子は、第2の圧電体層を有し、温度の変動に伴う圧電効果により第2の出力を出力し、
前記第1の出力と前記第2の出力とに基づいて前記第1基部と前記第2基部とに加わる外力を検出することを特徴とする。
本発明に係わる力検出装置では、前記センサー素子は、前記補償用素子を囲むように複数配置されているのが好ましい。
これにより、センサ素子で検出された検出値に対して補正を行なう際に、当該補正による誤差を抑えることができる。
本発明に係わる力検出装置では、前記一方の基部は、前記センサー素子が挟持されている外周領域より、中心側に凹部を有し、
前記補償用素子は、前記凹部の底面に接触して配置されているのが好ましい。
これにより、力検出装置の薄型化に寄与する。
(適用例11)
本発明に係わる力検出装置では、前記センサー素子は、4つ以上設置されているのが好ましい。
これにより、外力を安定して検出することができる。
本発明に係わるロボットは、アームと、
前記アームに設けられたエンドエフェクターと、
前記アームと前記エンドエフェクターの間に設けられ、前記エンドエフェクターに加えられる外力を検出する力検出装置とを備え、
前記力検出装置は、第1基部と、第2基部と、前記第1基部と前記第2基部とによって挟持される第1センサ素子と、前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部に接して且つ他方の基部から離間した第2センサ素子と、を備え、前記第1基部と前記第2基部とに加わる外力を検出する力検出装置であって、
前記第1センサ素子と前記第2センサ素子とは、複数の水晶板が互いに同じ構成と積層方向に積層され、
前記第1センサ素子は、前記積層方向に対する前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部との角度を前記第2センサ素子と同じ角度で接することを特徴とする。
本発明に係わる電子部品搬送装置は、電子部品を把持する把持部と、
前記把持部に加えられる外力を検出する力検出装置とを備え、
前記力検出装置は、第1基部と、第2基部と、前記第1基部と前記第2基部とによって挟持される第1センサ素子と、前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部に接して且つ他方の基部から離間した第2センサ素子と、を備え、前記第1基部と前記第2基部とに加わる外力を検出する力検出装置であって、
前記第1センサ素子と前記第2センサ素子とは、複数の水晶板が互いに同じ構成と積層方向に積層され、
前記第1センサ素子は、前記積層方向に対する前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部との角度を前記第2センサ素子と同じ角度で接することを特徴とする。
本発明に係わる電子部品検査装置は、電子部品を把持する把持部と、
前記電子部品を検査する検査部と、
前記把持部に加えられる外力を検出する力検出装置とを備え、
前記力検出装置は、第1基部と、第2基部と、前記第1基部と前記第2基部とによって挟持される第1センサ素子と、前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部に接して且つ他方の基部から離間した第2センサ素子と、を備え、前記第1基部と前記第2基部とに加わる外力を検出する力検出装置であって、
前記第1センサ素子と前記第2センサ素子とは、複数の水晶板が互いに同じ構成と積層方向に積層され、
前記第1センサ素子は、前記積層方向に対する前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部との角度を前記第2センサ素子と同じ角度で接することを特徴とする。
本発明に係わる部品加工装置は、工具を装着し、前記工具を変位させる工具変位部と、
前記工具に加えられる外力を検出する力検出装置とを備え、
前記力検出装置は、第1基部と、第2基部と、前記第1基部と前記第2基部とによって挟持される第1センサ素子と、前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部に接して且つ他方の基部から離間した第2センサ素子と、を備え、前記第1基部と前記第2基部とに加わる外力を検出する力検出装置であって、
前記第1センサ素子と前記第2センサ素子とは、複数の水晶板が互いに同じ構成と積層方向に積層され、
前記第1センサ素子は、前記積層方向に対する前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部との角度を前記第2センサ素子と同じ角度で接することを特徴とする。
本発明に係わる温度補償方法は、本発明に係わる力検出装置を用いて前記外力を検出し、前記外力は、温度変化による影響を受けていないか、または、無視することができることを補償することを特徴とする。
これにより、第1センサ素子から出力される信号に基づいて外力を検出するにあたり、温度が変動しても、第1センサ素子から出力される信号を第2センサ素子から出力される信号に基づいて補正をして、温度変動に対する補償を行なうことができる。よって、第1センサ素子から出力される信号に含まれる熱膨張により生じたノイズ成分を除去または減少させることができ、すなわち、検出する外力以外の第1の素子に加わる力により生じるノイズ成分を除去または減少させることができ、正確な力検出を行なうことができる。
<力検出装置の実施形態>
図1は、本発明に係る力検出装置の実施形態を示す断面図である。図2は、図1に示す力検出装置の平面図である。図3は、図1に示す力検出装置の電荷出力素子を概略的に示す断面図である。図4は、図1に示す力検出装置を概略的に示す回路図である。
図1、図2に示す力検出装置1は、外力(モーメントを含む)を検出する機能、すなわち、互いに直交する3軸(α(A)軸、β(B)軸、γ(C)軸)に沿って加えられた外力を検出する機能を有する。
第2基部3も、外形が板状をなし、その平面形状は、第1基部2の平面形状と同じであるのが好ましい。
この第2基部3の下面31には、凹部311が形成されている。凹部311は、平面視で円形をなし、下面31の中心と同心的に形成されている。
さらに、前記と異なる1つの凸部22の頂面221と第2基部3の下面31との間で、第1センサーデバイス6Dが挟持されている。すなわち、第1センサーデバイス6Dの電荷出力素子10(第1センサ素子)も、パッケージ60を介して、1つの凸部22の頂面221と第2基部3の下面31との間で挟持方向SDに挟持され、与圧されている。
なお、第1基部2と第2基部3とのいずれを力が加わる側の基板としてもよいが、本実施形態では、第2基部3を力が加わる側の基板として説明する。
そして、図2に示すように、第1センサーデバイス6A〜6Dは、平面視で第2センサーデバイス6Eを囲むように配置された状態となる。これにより、第1センサーデバイス6A〜6Dで検出された検出値に対して補正を行なう際に、当該補正による誤差を抑えることができる。
なお、第1基部2、第2基部3、アナログ回路基板4の各素子および各配線以外の部位、デジタル回路基板5の各素子および各配線以外の部位の構成材料としては、それぞれ、特に限定されず、例えば、各種の樹脂材料、各種の金属材料等を用いることができる。
また、第1基部2、第2基部3は、それぞれ、外形が板状をなす部材で構成されているが、これに限定されず、例えば、一方の基部が板状をなす部材で構成され、他方の基部がブロック状をなす部材で構成されていてもよい。
前述したように、力検出装置1は、互いに直交するα軸、β軸、γ軸に沿って加えられた外力を検出する機能を有する。α軸とβ軸とは、第1基部2および第2基部3の平面内の直交する2方向に沿った軸であり、γ軸は、α軸とβ軸と直交する1方向に沿った軸、すなわち、第1基部2および第2基部3の厚さ方向に沿った軸である。そして、力検出装置1には、この外力を検出する際に用いられる第1センサーデバイス6A〜6Dと、第2センサーデバイス6Eとが内蔵されている。第1センサーデバイス6A〜6D、第2センサーデバイス6Eがそれぞれ有する各電荷出力素子10は、同じ構成であり、その他同じ温度特性を有するため、第1センサーデバイス6Aの電荷出力素子10について代表的に説明する。
なお、電荷出力素子10の形状は、特に限定されないが、本実施形態では、積層方向LDから見て、四角形をなしている。なお、電荷出力素子10の他の外形形状としては、例えば、五角形等の他の多角形、円形、楕円形等が挙げられる。
第1のセンサー12は、第1の圧電体層(第1基板)121と、第1の圧電体層121と対向して設けられた第2の圧電体層(第1基板)123と、第1の圧電体層121と第2の圧電体層123との間に設けられた出力電極層122を有する。
水晶により構成された第1の圧電体層121は、広いダイナミックレンジ、高い剛性、高い固有振動数、高い対荷重性等の優れた特性を有する。また、Yカット水晶板は、その面方向に沿った外力(せん断力)に対して電荷を生ずる。
水晶により構成された第2の圧電体層123も第1の圧電体層121と同様に、広いダイナミックレンジ、高い剛性、高い固有振動数、高い対荷重性等の優れた特性を有し、Yカット水晶板であることにより、その面方向に沿った外力(せん断力)に対して電荷を生ずる。
第2のセンサー13は、第3の圧電体層(第3基板)131と、第3の圧電体層131と対向して設けられた第4の圧電体層(第3基板)133と、第3の圧電体層131と第4の圧電体層133との間に設けられた出力電極層132を有する。
第3のセンサー14は、第5の圧電体層(第2基板)141と、第5の圧電体層141と対向して設けられた第6の圧電体層(第2基板)143と、第5の圧電体層141と第6の圧電体層143との間に設けられた出力電極層142を有する。
水晶により構成された第5の圧電体層141は、広いダイナミックレンジ、高い剛性、高い固有振動数、高い対荷重性等の優れた特性を有する。また、Yカット水晶板は、その面方向に沿った外力(せん断力)に対して電荷を生ずる。
そして、第6の圧電体層143の表面に対し、x軸の正方向に沿った外力が加えられた場合、圧電効果により、第6の圧電体層143内に電荷が誘起される。その結果、第6の圧電体層143の出力電極層142側表面近傍には正電荷が集まり、第6の圧電体層143のグランド電極層11側表面近傍には負電荷が集まる。同様に、第6の圧電体層143の表面に対し、α軸の負方向に沿った外力が加えられた場合、第6の圧電体層143の出力電極層142側表面近傍には負電荷が集まり、第6の圧電体層143のグランド電極層11側表面近傍には正電荷が集まる。
また、与圧ボルト71は、8本あり、そのうちの2本が第1センサーデバイス6Aを介してその両側に配置され、当該第1センサーデバイス6Aに対して与圧を付与している。これと同様に、第1センサーデバイス6B〜6Dに対して、2本の与圧ボルト71が与圧を付与している。
なお、与圧ボルト71の構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種の樹脂材料、各種の金属材料等を用いることができる。
各センサーデバイス6(第1センサーデバイス6B〜6D、第2センサーデバイス6E)は、前記電荷出力素子10と、電荷出力素子10を収納するパッケージ60とを有している。
図1に示すように、パッケージ60は、凹部611を有する基部(第1の部材)61と、その基部61に接合された蓋体(第2の部材)62とを有している。電荷出力素子10は、基部61の凹部611に設置されており、その基部61の凹部611は、蓋体62により封止されている。これにより、電荷出力素子10を保護することができ、信頼性の高い力検出装置1を提供することができる。なお、電荷出力素子10の頂面は、蓋体62に接触している。また、パッケージ60の蓋体62は、第2基部3側に配置され、基部61は、第1基部2側に配置され、その基部61がアナログ回路基板4に固定されている。この構成により、基部61と蓋体62とが、第1基部2と第2基部3とで挟持方向SDに挟持されて与圧され、さらに、その基部61と蓋体62とにより、電荷出力素子10も挟持方向SDに挟持されて与圧される。
また、パッケージ60の平面形状は、特に限定されないが、本実施形態では、四角形をなしている。なお、パッケージ60の他の形状としては、例えば、五角形等の他の多角形、円形、楕円形等が挙げられる。また、パッケージ60の形状が多角形の場合、例えば、その角部が、丸みを帯びていてもよく、また、斜めに切り欠かれていてもよい。
このように、各センサーデバイス6は、同じ構造をなすものであるため、1つのセンサーデバイス6を第1センサーデバイス6B〜6D、第2センサーデバイス6Eとして用いたい部分のいずれにも設置することができる。第1センサーデバイス6B〜6D、第2センサーデバイス6E間でセンサーデバイス6の置換が可能である。
なお、また、アナログ回路基板4の電荷出力素子10が配置されている部位には、凸部22が挿入される孔41が形成されている。この孔41は、アナログ回路基板4を貫通する貫通孔である。
図4に示すように、各電荷出力素子10には、変換出力回路90a、90b、90cが接続されている。変換出力回路90aは、電荷出力素子10から出力された電荷Qyを電圧Vyに変換する機能を有する。変換出力回路90bは、電荷出力素子10から出力された電荷Qzを電圧Vzに変換する機能を有する。変換出力回路90cは、電荷出力素子10から出力された電荷Qxを電圧Vxに変換する機能を有する。変換出力回路90a、90b、90cは、同様であるので、以下では、代表的に、変換出力回路90cについて説明する。
外力検出回路40は、各変換出力回路90aから出力される電圧Vy1、Vy2、Vy3、Vy4と、各変換出力回路90bから出力される電圧Vz1、Vz2、Vz3、Vz4と、各変換出力回路90cから出力される電圧Vx1、Vx2、Vx3、Vx4とに基づき、加えられた外力を検出する機能を有する。また、外力検出回路40は、電圧Vy5と、電圧Vz5と、電圧Vx5とに基づき、補正値を算出する機能も有する。
この外力検出回路40は、変換出力回路90a、90b、90cに接続されたADコンバーター401と、ADコンバーター401に接続された演算部402とを有する。
演算部402は、例えば、各変換出力回路90a、90b、90c間の感度の差をなくす補正等の各処理を行う。そして、演算部402は、電荷出力素子10から出力される電荷Qx1、Qy1、Qz1、Qx2、Qy2、Qz2、Qx3、Qy3、Qz3、Qx4、Qy4、Qz4、Qx5、Qy5、Qz5の蓄積量に比例する3つの信号を出力する。
図1に示すように、力検出用の第1センサーデバイス6A〜6Dの積層方向LDは、挟持方向SDと平行となるように設けられている。
同様に、補正用の第2センサーデバイス6Eの積層方向LDも、挟持方向SDと平行となるように設けられている。この第2センサーデバイス6Eは、第1センサーデバイス6A〜6Dとともに第2基部3に接している。そして、第1センサーデバイス6A〜6Dの積層方向LDに対する第2基部3に接する角度と、第2センサーデバイス6Eの積層方向LDに対する第2基部3に接する角度とは、同じである。
そして、このような力検出装置1では、演算部402が、α軸方向の並進力成分Fα、β軸方向の並進力成分Fβ、γ軸方向の並進力成分Fγ、α軸周りの回転力成分Mα、β軸周りの回転力成分Mβ、γ軸周りの回転力成分Mγを演算する機能を有する。補正前の各力成分は、以下の式により求めることができる。なお、a、bは定数である。
Fβ=Vy1+Vy2+Vy3+Vy4
Fγ=Vz1+Vz2+Vz3+Vz4
Mα=b×(Vz4−Vz2)
Mβ=a×(Vz3−Vz1)
Mγ=b×(Vx2−Vx4)+a×(Vy1−Vy3)
そこで、補正前の並進力成分Fγに対して補正することで、正確な並進力成分Fγを求める。補正後の並進力成分Fγは、以下の式により求めることができる。なお、kは係数である。
このように力検出装置1では、並進力成分Fγは、第1センサーデバイス6A〜6Dで出力される出力値と、第2センサーデバイス6Eで出力される出力値とに基づいて求められる、すなわち、「第1センサーデバイス6A〜6Dで出力された出力値」から「第2センサーデバイス6Eで出力された出力値に係数を乗じた値」を減じた値として求められる。
以上、力検出装置1を用いて各外力を検出することにより、当該各外力は、温度変化による影響を受けていないか、または、無視することができることが補償された値となる。換言すれば、力検出装置1は、温度が変動してもその温度変動に対する補償を行なって、正確な外力検出を安定して行なうことができる装置である。
図6は、従来の力検出装置に対する外力は0のまま、300秒間で温度を30℃から36℃まで上昇させたときの、当該力検出装置で出力される出力値の経時的変化を示すグラフである。この図6に示すように、従来の力検出装置は、温度変化に伴って、当該温度変化に起因するノイズ成分が生じてしまい、結果、並進力成分Fγも比例的に増加していく。
次に、図7に基づき、本発明に係るロボットの実施形態である単腕ロボットを説明する。以下、本実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図7は、本発明に係る力検出装置を用いた単腕ロボットの1例を示す図である。図7の単腕ロボット500は、基台510と、アーム520と、アーム520の先端側に設けられたエンドエフェクター530と、アーム520とエンドエフェクター530との間に設けられた力検出装置1とを有する。なお、力検出装置1としては、前述した各実施形態と同様のものを用いる。
アーム520は、第1のアーム要素521、第2のアーム要素522、第3のアーム要素523、第4のアーム要素524および第5のアーム要素525を有しており、隣り合うアーム同士を回動自在に連結することにより構成されている。アーム520は、制御部の制御によって、各アーム要素の連結部を中心に複合的に回転または屈曲することにより駆動する。
なお、エンドエフェクター530は、ここでは、ハンドであるが、本発明では、これに限定されるものではない。エンドエフェクターの他の例としては、例えば、部品検査用器具、部品搬送用器具、部品加工用器具、部品組立用器具、測定器等が挙げられる。これは、他の実施形態におけるエンドエフェクターについても同様である。
なお、図示の構成では、アーム520は、合計5本のアーム要素によって構成されているが、本発明はこれに限られない。アーム520が、1本のアーム要素に構成されている場合、2〜4本のアーム要素によって構成されている場合、6本以上のアーム要素によって構成されている場合も本発明の範囲内である。
次に、図8に基づき、本発明に係るロボットの実施形態である複腕ロボットを説明する。以下、本実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図8は、本発明に係る力検出装置を用いた複腕ロボットの1例を示す図である。図8の複腕ロボット600は、基台610と、第1のアーム620と、第2のアーム630と、第1のアーム620の先端側に設けられた第1のエンドエフェクター640aと、第2のアーム630の先端側に設けられた第2のエンドエフェクター640bと、第1のアーム620と第1のエンドエフェクター640a間および第2のアーム630と第2のエンドエフェクター640bとの間に設けられた力検出装置1を有する。なお、力検出装置1としては、前述した各実施形態と同様のものを用いる。
第1のアーム620は、第1のアーム要素621および第2のアーム要素622を回動自在に連結することにより構成されている。第2のアーム630は、第1のアーム要素631および第2のアーム要素632を回動自在に連結することにより構成されている。第1のアーム620および第2のアーム630は、制御部の制御によって、各アーム要素の連結部を中心に複合的に回転または屈曲することにより駆動する。
なお、図示の構成では、アームは合計2本であるが、本発明はこれに限られない。複腕ロボット600が3本以上のアームを有している場合も、本発明の範囲内である。
次に、図9、図10に基づき、本発明の実施形態である電子部品検査装置および電子部品搬送装置を説明する。以下、本実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図9は、本発明に係る力検出装置を用いた電子部品検査装置および部品搬送装置の1例を示す図である。図10は、本発明に係る力検出装置を用いた電子部品搬送装置の1例を示す図である。
次に、図11に基づき、本発明に係る部品加工装置の実施形態を説明する。以下、本実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図11は、本発明に係る力検出装置を用いた部品加工装置の1例を示す図である。図11の部品加工装置800は、基台810と、基台810の上面に起立形成された支柱820と、支柱820の側面に設けられた送り機構830と、送り機構830に昇降可能に取り付けられた工具変位部840と、工具変位部840に接続された力検出装置1と、力検出装置1を介して工具変位部840に装着された工具850を有する。なお、力検出装置1としては、前述した各実施形態と同様のものを用いる。
次に、図12に基づき、本発明に係る移動体の実施形態を説明する。以下、本実施形態について、前述した第2実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図12は、本発明に係る力検出装置を用いた移動体の1例を示す図である。図12の移動体900は、与えられた動力により移動することができる。移動体900は、特に限定されないが、例えば、自動車、バイク、飛行機、船、電車等の乗り物、2足歩行ロボット、車輪移動ロボット等のロボット等である。
動力部920から供給された動力によって本体910が移動すると、移動に伴い振動や加速度等が生じる。力検出装置1は、移動に伴い生じた振動や加速度等による外力を検出する。力検出装置1によって検出された外力は、制御部930に伝達される。制御部930は、力検出装置1から伝達された外力に応じて動力部920等を制御することにより、姿勢制御、振動制御および加速制御等の制御を実行することができる。
以上、本発明の力検出装置、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、部品加工装置および温度補償方法を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、力検出装置、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、部品加工装置および温度補償方法を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明では、パッケージ、すなわち、基部および蓋体が省略されていてもよい。
また、本発明では、与圧ボルトに替えて、例えば、素子に与圧を加える機能を有してないものを用いてもよく、また、ボルト以外の固定方法を採用してもよい。
また、本発明の力検出装置は、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、部品加工装置および移動体に限らず、他の装置、例えば、他の搬送装置、他の検査装置、振動計、加速度計、重力計、動力計、地震計、傾斜計等の測定装置、入力装置等にも適用することができる。
また、第2のセンサーデバイスは、前記実施形態では第2基部に接して且つ第1基部から離間しているが、これに限定されず、第1基部に接して且つ第2基部から離間していてもよい。
Claims (16)
- 第1基部と、第2基部と、前記第1基部と前記第2基部とによって挟持される第1センサ素子と、前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部に接して且つ他方の基部から離間した第2センサ素子と、を備え、前記第1基部と前記第2基部とに加わる外力を検出する力検出装置であって、
前記第1センサ素子と前記第2センサ素子とは、複数の水晶板が互いに同じ構成と積層方向に積層され、
前記第1センサ素子は、前記積層方向に対する前記一方の基部との角度を前記第2センサ素子と同じ角度で接することを特徴とする力検出装置。 - 前記第1センサ素子は、前記一方の基部において前記第2センサ素子を囲むように複数配置されている請求項1に記載の力検出装置。
- 前記第1センサ素子は、4つ以上設置されている請求項1または2に記載の力検出装置。
- 前記外力は、前記第1センサ素子で出力される出力値と、前記第2センサ素子で出力される出力値とに基づいて求められる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の力検出装置。
- 前記外力は、前記第2センサ素子で出力された出力値に係数を乗じた値を、前記第1センサ素子で出力された出力値から減じた値である請求項4に記載の力検出装置。
- 前記第1基部は、ベースプレートであり、前記第2基部は、カバープレートであり、
前記第2センサ素子は、前記カバープレートに接し、前記ベースプレートから離間している請求項1ないし5のいずれか1項に記載の力検出装置。 - 前記第1センサ素子と前記第2センサ素子とは、Xカット水晶板で構成された第3基板を有する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の力検出装置。
- 第1基部と、
第2基部と、
前記第1基部と前記第2基部とによって挟持方向に挟持されたセンサー素子と、
記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部に接して且つ他方の基部から離間して設置された補償用素子と、
を備える力検出装置であって、
前記センサー素子は、圧電体層を有し、外力の変動に伴う圧電効果により第1の出力を出力し、
前記補償用素子は、第2の圧電体層を有し、温度の変動に伴う圧電効果により第2の出力を出力し、
前記第1の出力と前記第2の出力とに基づいて前記第1基部と前記第2基部とに加わる外力を検出することを特徴とする力検出装置。 - 前記センサー素子は、前記補償用素子を囲むように複数配置されている請求項8に記載の力検出装置。
- 前記一方の基部は、前記センサー素子が挟持されている外周領域より、中心側に凹部を有し、
前記補償用素子は、前記凹部の底面に接触して配置されている請求項8または9に記載の力検出装置。 - 前記センサー素子は、4つ以上設置されている請求項8ないし10のいずれかに記載の力検出装置。
- アームと、
前記アームに設けられたエンドエフェクターと、
前記アームと前記エンドエフェクターの間に設けられ、前記エンドエフェクターに加えられる外力を検出する力検出装置とを備え、
前記力検出装置は、第1基部と、第2基部と、前記第1基部と前記第2基部とによって挟持される第1センサ素子と、前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部に接して且つ他方の基部から離間した第2センサ素子と、を備え、前記第1基部と前記第2基部とに加わる外力を検出する力検出装置であって、
前記第1センサ素子と前記第2センサ素子とは、複数の水晶板が互いに同じ構成と積層方向に積層され、
前記第1センサ素子は、前記積層方向に対する前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部との角度を前記第2センサ素子と同じ角度で接することを特徴とするロボット。 - 電子部品を把持する把持部と、
前記把持部に加えられる外力を検出する力検出装置とを備え、
前記力検出装置は、第1基部と、第2基部と、前記第1基部と前記第2基部とによって挟持される第1センサ素子と、前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部に接して且つ他方の基部から離間した第2センサ素子と、を備え、前記第1基部と前記第2基部とに加わる外力を検出する力検出装置であって、
前記第1センサ素子と前記第2センサ素子とは、複数の水晶板が互いに同じ構成と積層方向に積層され、
前記第1センサ素子は、前記積層方向に対する前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部との角度を前記第2センサ素子と同じ角度で接することを特徴とする電子部品搬送装置。 - 電子部品を把持する把持部と、
前記電子部品を検査する検査部と、
前記把持部に加えられる外力を検出する力検出装置とを備え、
前記力検出装置は、第1基部と、第2基部と、前記第1基部と前記第2基部とによって挟持される第1センサ素子と、前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部に接して且つ他方の基部から離間した第2センサ素子と、を備え、前記第1基部と前記第2基部とに加わる外力を検出する力検出装置であって、
前記第1センサ素子と前記第2センサ素子とは、複数の水晶板が互いに同じ構成と積層方向に積層され、
前記第1センサ素子は、前記積層方向に対する前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部との角度を前記第2センサ素子と同じ角度で接することを特徴とする電子部品検査装置。 - 工具を装着し、前記工具を変位させる工具変位部と、
前記工具に加えられる外力を検出する力検出装置とを備え、
前記力検出装置は、第1基部と、第2基部と、前記第1基部と前記第2基部とによって挟持される第1センサ素子と、前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部に接して且つ他方の基部から離間した第2センサ素子と、を備え、前記第1基部と前記第2基部とに加わる外力を検出する力検出装置であって、
前記第1センサ素子と前記第2センサ素子とは、複数の水晶板が互いに同じ構成と積層方向に積層され、
前記第1センサ素子は、前記積層方向に対する前記第1基部および前記第2基部のうちの一方の基部との角度を前記第2センサ素子と同じ角度で接することを特徴とする部品加工装置。 - 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の力検出装置を用いて前記外力を検出し、前記外力は、温度変化による影響を受けていないか、または、無視することができることを補償することを特徴とする温度補償方法。
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