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JP2015073145A - ナースコールシステム - Google Patents

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Hirokazu Kusunoki
浩和 楠
河田 敏雄
Toshio Kawada
敏雄 河田
達男 村田
Tatsuo Murata
達男 村田
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Abstract

【課題】 携帯端末で応答している看護師名、或いは応答中の携帯端末番号をナースコール親機に表示するナースコールシステムを提供する。【解決手段】 制御機4は子機1と患者との関連付け及び患者と看護師との関連付けを記憶する呼出先情報記憶部41と、看護師と携帯端末の関連付けを記憶する端末情報記憶部42とを有し、制御機CPU44は子機1による呼び出しが発生したら呼出元に関連付けられている携帯端末5を記憶部41,42から読み取って、親機3と共に呼出信号を送信し、子機1による呼び出しを受けた携帯端末5から応答されたら、応答した携帯端末5の情報を基に、端末情報記憶部42から応答した看護師情報を入手して親機3に送信し、親機3には送信された応答者情報を表示するメッセージ表示エリア32bを設けた。【選択図】 図1

Description

本発明は病院や介護施設で使用されるナースコールシステムに関し、詳しくは患者からの呼び出しに対して看護師が携行する携帯端末により応答が可能なナースコールシステムに関する。
患者からの呼び出しに応答するために携帯端末を看護師が携行するナースコールシステムが普及している。携帯端末を看護師が携行することで、ナースコール子機による呼び出しに対してナースコール親機の近くに居なくてもスムーズに応答でき、看護師の負担を軽減することができた。また、患者の待ち時間も短縮できた。
このように携帯端末を具備したシステムでは、ナースコール親機と同様に携帯端末においても、呼出を受けて呼出元の患者情報が表示され、看護師はスムーズに対応できた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−247218号公報
携帯端末を備えたナースコールシステムでは、ナースコール子機による呼び出しは携帯端末に加えてナースコール親機でも行われ、携帯端末で応答されるとナースコール親機の呼出音が停止するため、携帯端末から応答されたことを認識することはできた。
しかしながら、誰が或いは何れの携帯端末で応答したかまでナースコール親機から確認できなかった。その場合、通話履歴を参照して確認することが可能な程度であり、これは面倒であった。
そのため、ナースコール親機において自身の担当患者からの呼び出しであったため応答しようとしたにも関わらず応答できなかった看護師は、誰が応答しているのか確認したくても実質できなかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、携帯端末で応答している看護師名、或いは少なくとも応答中の携帯端末情報をナースコール親機に表示可能としたナースコールシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、ベッド毎に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、ナースコール子機による呼び出しに看護師が応答するためのナースコール親機と、看護師が携行してナースコール子機による呼び出しに応答するための携帯端末と、機器間の通信を制御する制御機とを有するナースコールシステムにおいて、制御機は、ナースコール子機と患者との関連付け及び患者と看護師との関連付けを記憶する呼出先情報記憶部と、看護師と携帯端末の関連付けを記憶する端末情報記憶部と、ナースコール子機による呼び出しが発生したら、呼出元に関連付けられている携帯端末を呼出情報記憶部及び端末情報記憶部から読み取って、当該携帯端末及びナースコール親機に呼出信号を送信する呼出制御部と、ナースコール子機による呼び出しを受けた携帯端末から応答されたら、応答した携帯端末情報を基に、端末情報記憶部から応答した看護師情報を入手してナースコール親機に応答者情報として送信する通知制御部とを有し、ナースコール親機には、送信された応答者情報を表示する表示部を備えてなることを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末で応答中の看護師名がナースコール親機に表示されるので、ナースコール親機から応答しようとした看護師は応答者を速やかに把握できる。よって、応答終了後に通話履歴を取り出して応答者を確認するような面倒な操作を必要とせず、スムーズな看護業務に役立つ。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、携帯端末は、使用開始時に看護師IDの入力を必要とするログイン機能を備え、制御機は、携帯端末のログイン時に送信された看護師ID情報を基に、端末情報記憶部に携帯端末と看護師の関連付けを登録する登録制御部を有することを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末毎に携行する看護師が定まっていなくてもログイン操作により看護師が登録されるので、通知する看護師情報が間違うようなことがない。
請求項3の発明は、ベッド毎に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、ナースコール子機による呼び出しに看護師が応答するためのナースコール親機と、看護師が携行してナースコール子機による呼び出しに応答するための携帯端末と、機器間の通信を制御する制御機とを有するナースコールシステムにおいて、制御機は、ナースコール子機と患者との関連付け及び患者と看護師との関連付けを記憶する呼出先情報記憶部と、看護師と携帯端末の関連付けを記憶する端末情報記憶部と、ナースコール子機による呼び出しが発生したら、呼出元に関連付けられている携帯端末を呼出情報記憶部及び端末情報記憶部から読み取って、当該携帯端末及びナースコール親機に呼出信号を送信する呼出制御部と、ナースコール子機による呼び出しを受けた携帯端末から応答されたら、応答した携帯端末情報をナースコール親機に応答者情報として送信する通知制御部とを有し、ナースコール親機には、送信された応答者情報を表示する表示部を備えてなることを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末毎に携行する看護師が定まっていなくても、応答中の携帯端末の情報がナースコール親機に表示されるので、ナースコール親機から応答しようとした看護師は、表示された情報を基に看護師を特定し易く、応答終了後に通話履歴等を取り出して応答者を探し出すような面倒な操作をする必要がなくなり、スムーズな看護業務に役立つ。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成にいて、通知制御部は、携帯端末により応答している最中にナースコール親機から表示要求信号を受けたら、応答中の応答者情報を送信することを特徴とする。
この構成によれば、表示操作を行うことで、その時に応答中の応答者情報が表示されるので、呼び出しが頻繁に発生した場合に表示された応答者情報が直ぐに切り替わってしまい、確認し辛くなるといった常時表示させた場合の問題を無くすことができる。
請求項5の発明は、請求項4に記載の構成において、通知制御部は、応答者情報をナースコール親機に送信する際に、呼出元患者情報を合わせて送信することを特徴とする。
この構成によれば、通話している両者の情報が同一の表示部に表示されるので、両者を確認し易い。
請求項6の発明は、請求項4又は5に記載の構成において、表示要求信号が、ナースコール親機の応答操作時に発生するフックオフ信号であることを特徴とする。
この構成によれば、応答しようとハンドセットを取り上げた操作を受けて表示されるので、別途表示操作が必要ない。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の構成において、表示部は、入院患者の患者情報一覧を表示する患者一覧表示部とは分離して設けられて成ることを特徴とする。
この構成によれば、応答者情報は専用のエリアに表示されるので、応答している看護師、或いは携帯端末情報を把握し易い。
本発明によれば、携帯端末を携行する看護師を記憶するシステムにおいては、携帯端末で応答中の看護師名がナースコール親機に表示されるので、ナースコール親機を操作した看護師は応答者を速やかに把握できる。また、携帯端末を携行する看護師が記憶されていなければ、携帯端末の情報が表示されるため、表示された情報を基に看護師を特定し易い。
そのため、応答終了後に通話履歴等を取り出して応答者を探し出すような面倒な操作をすることなく応答者の特定ができ、スムーズな看護業務に役立つ。
本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図である。 応答者情報が表示された第1ディスプレイの表示説明図である。 ナースコール親機の要部回路ブロック図である。 制御機の要部回路ブロック図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図であり、1はベッド毎に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機(以下、単に「子機」と称する。)、2は病室毎に設置されて子機1による呼び出し発生を報知するための廊下灯、3はナースステーションに設置されて患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機(以下、単に「親機」と称する。)、4は機器間の通話/通信を制御する制御機、5は患者からの呼び出しに応答するために看護師が携行する携帯端末、6はアクセスポイント7を介して携帯端末5との通信を管理する交換機である。
廊下灯2、親機3、制御機4はLAN8を介して接続され、子機1は病室毎に廊下灯2に伝送線L1を介して接続されている。また、交換機6は伝送線L2を介して制御機4と接続される一方、LAN8を介して廊下灯2、親機3と接続されている。尚、9はHUBである。
子機1は、呼出握りボタン1aと、通話するためのマイク及びスピーカを備えたプレート子機1bとで構成され、病室毎に廊下灯2に接続されている。
廊下灯2は、病室の入口付近に設置され、呼び出しが発生したら点滅して報知動作する通知灯2a、病室の患者情報を表示する患者情報表示部2bを有し、子機1から送出された呼出信号を中継し、LAN8を介して制御機4に送信する。
親機3は、子機1からの呼び出しに応答するためのハンドセット31、入院患者の一覧や病棟レイアウトを表示するための大型の第1ディスプレイ32、呼び出しが発生した際に、或いは通話時に呼出元情報等を表示する小型の第2ディスプレイ33を備えている。
図2は第1ディスプレイ32の表示形態の一例を示す説明図であり、患者一覧や病棟レイアウトを表示するメイン表示エリア32aと、その下部に各種情報を表示するための2箇所のメッセージ表示エリア32bを備えている。図2では、メイン表示エリア32aに患者情報の一覧を表示した状態を示し、P1は患者毎の患者情報表示エリア、D1は患者の氏名、D2は病室番号、D3は呼出発生を通知する通知灯を示し、病室毎に分けて患者情報を表示した状態を示している。
また、図3は親機3の要部回路ブロック図を示している。図3に示すように、第1ディスプレイ32には第1タッチパネル34、第2ディスプレイ33には第2タッチパネル35が設けられ、表示選択や設定操作等の各種操作を可能としている。また、ハンドセット31を動作させる音声処理部36、表示を制御する映像処理部37、親機3を制御する親機CPU38、LAN8に接続する親機通信IF39等を備えている。
図4は制御機4の要部の回路ブロック図を示している。図4に示すように、患者と子機1の関係、及び患者と看護師の関係等を記憶する呼出先情報記憶部41、看護師と携帯端末の関係を記憶する端末情報記憶部42、制御機4を制御する制御機CPU44、LAN8に接続するための第1通信IF45、交換機6を接続する第2通信IF46等を備えている
携帯端末5は、タッチパネルを備えたディスプレイ5aを有し、インターネットプロトコルで動作するスマートフォンと称されるIP通信端末である。この携帯端末5は、使用を開始するにあたり、看護師のIDの入力を必要とするログイン機能を有し、使用者のIDが制御機4に登録されてから使用が開始される。
上記の如く構成されたナースコールシステムの動作は以下の様である。まず、看護師が携帯端末5の使用を開始するにあたり、看護師IDがディスプレイ5aのタッチパネルから入力され、携帯端末5がログイン操作される。
ログイン操作により看護師IDを受信した制御機CPU44は、端末情報記憶部42に看護師と携帯端末5の関連付け情報を記憶する。
子機1が操作されて呼び出し(以下、「ナースコール呼出」と称する。)が発生すると、ナースコール呼出を検知した制御機4は、呼出先情報記憶部41を参照して呼出元の患者氏名及び呼出先の看護師を読み取り、続いて端末情報記憶部42から呼出信号送信先の携帯端末5を読み取る。こうして、親機3と共に読み取った少なくとも1台の携帯端末5に呼出信号を送信する。
呼出信号を受信した携帯端末5は、呼出音を鳴動すると共に呼出信号に添付されている呼出元の患者氏名を読み取ってディスプレイ5aに表示する。呼出信号を受信した親機3も、親機CPU38の制御により、呼出音を鳴動すると共に患者氏名を第2ディスプレイ33に表示する。また、第1ディスプレイ32に表示されている患者情報一覧(エスカッション表示部)の中の対応する患者の通知灯D3を点滅させて呼出表示させる。
尚、親機3での呼出表示は、他にメイン表示エリア32aに呼出元患者氏名のポップアップ表示を行っても良い。
ナースコール呼出を受けた携帯端末5の何れかで応答操作されると、制御機CPU44の制御により携帯端末5と呼出元子機1との間の通話路が形成され、他の携帯端末5及び親機3では呼出音が停止し、呼出表示も消える。このとき、制御機CPU44は、応答信号を基に携帯端末5を携行している看護師を端末情報記憶部42から把握する。
この応答時に、即ち携帯端末5で応答が開始された直後に親機3で別の看護師が応答しようとして、或いは応答者を確認するためにハンドセット31を取り上げると、フックオフ信号が制御機4に送信される。
通話路形成直後に呼び出し先の親機3からフックオフ信号を受信した制御機CPU44は、このフックオフ信号を表示要求信号と認識して、応答信号により認識している看護師名を応答者情報として呼出元の患者氏名と共に返信する。
この返信情報を受信した親機CPU38は、第1ディスプレイ32の一方のメッセージ表示エリア32bに、受信した看護師名と呼出元の患者名を表示する。尚、このときハンドセット31では話中音が報音される。
この結果、一方のメッセージ表示エリア32bに、例えば図2に示すように「102号室の加藤文人さん 伊藤看護師と通話中」と表示される。
尚、制御機CPU44は、携帯端末5による通話路形成直後のフックオフ信号を表示要求信号と認識するが、この認識可能時間としては、通話路が形成されてから例えば10秒と設定されている。
このように、携帯端末5で応答中の看護師名が親機3に表示されるので、親機3を操作した看護師は応答者を速やかに把握できる。よって、応答終了後に親機3を操作して制御機4から通話履歴を取り出して応答者を確認するような面倒な操作を必要とせず、スムーズな看護業務に役立つ。
また、携帯端末5毎に携行する看護師が定まっていなくてもログイン操作により看護師が登録されるので、通知する看護師情報が間違うようなことがない。
更に、応答しようとハンドセット31を取り上げた操作を受けて応答中の看護師名が表示されるので別途表示操作が必要ないし、患者名と共に同一の表示部に表示されるので、両者を確認し易い。
また、応答者情報は専用のエリアに表示されるので、必要としている情報である看護師名を把握し易い。
次に、ナースコールシステムの他の形態を説明する。上記ナースコールシステムでは、携帯端末5がログイン機能を備えて、使用開始時に携行する看護師が制御機4に登録されるが、ログイン機能を持たない携帯端末5を使用するナースコールシステムの場合は以下の様である。
尚、上記形態とはシステム構成は変わらないため、図1を参照して説明する。但し、携帯端末5として、例えばタッチパネルを持たないPHS(図示せず)が使用される場合はログイン機能がないため、このようなシステムとなる。
この場合は、携帯端末5の端末IDを親機3において表示するよう制御される。具体的に、ナースコール呼出が発生すると、制御機4は呼出先情報記憶部41を参照して呼出元の患者氏名及び呼出先の看護師を読み取り、続いて端末情報記憶部42から呼出信号送信先の携帯端末5を読み取る。この場合端末情報記憶部42には看護師チーム(担当看護師チーム)と携帯端末グループとの関連付けが記憶されており、患者を担当する看護師チームに関連付けられている携帯端末5に呼出信号が送信される。
親機3と共に特定の携帯端末5に呼出信号が送信されると、上記形態と同様に親機3及び少なくとも1台の携帯端末5において呼出音が鳴動し、呼出元の患者氏名が表示される。
ナースコール呼出を受けた携帯端末5で応答すると、制御機CPU44が通話路を形成し、他の携帯端末5及び親機3では呼出音が停止し、呼出表示が消える。
このとき、即ち携帯端末5で応答操作した直後に親機3で別の看護師が応答しようとして、或いは応答者を確認するためにハンドセット31を取り上げると、フックオフ信号が制御機4に送信される。
通話路形成直後に呼び出し先の親機3からフックオフ信号を受信した制御機CPU44は、このフックオフ信号を表示要求信号と認識して、応答している携帯端末5の番号或いはIDを応答者情報として患者氏名と共に返信する。
この返信情報を受信した親機CPU38は、第1ディスプレイ32の一方のメッセージ表示エリア32bに、受信した携帯端末5の番号又はIDと呼出元の患者名を表示する。
この結果、メッセージ表示エリア32bに直前に応答して通話を開始した端末番号或いは端末IDと呼出元の患者名が表示される。例えば「102号室の加藤文人さん 201番の端末が通話中」或いは「102号室の加藤文人さん 端末ID:5555が通話中」と表示される(図示せず)。
このように、応答中の携帯端末5の情報が親機3に表示されるので、親機3を操作した看護師は、表示された情報を基に看護師を特定し易く、応答終了後に通話履歴等を取り出して応答者を探し出すような面倒な操作をする必要がなくなり、スムーズな看護業務に役立つ。
尚、上記実施形態では、親機3のハンドセット31の取り上げにより送信されるフックオフ信号を受けて応答中の携帯端末情報を表示するが、親機3での応答操作がハンドセット31ではなく通話ボタン操作による場合は、通話ボタン操作を表示要求と認識させれば良いし、別途応答者情報を表示させる専用の表示ボタンを設けても良い。
また、フックオフ信号等の表示要求信号を待たずに、携帯端末5と通話路が形成されたら自動で表示させても良い。
更に、第1ディスプレイ32においてメイン表示エリア32aとは独立したメッセージエリア32bに応答者情報を表示させているが、メイン表示エリア32aにポップアップ表示等で表示させても良いし、第2ディスプレイ33に表示させても良い。
1・・ナースコール子機、2・・廊下灯、3・・ナースコール親機、4・・制御機、5・・携帯端末、31・・ハンドセット、32・・第1ディスプレイ、32a・・メイン表示エリア(患者一覧表示部)32b・・メッセージ表示エリア(表示部)、38・・親機CPU、41・・呼出先情報記憶部、42・・端末情報記憶部、44・・制御機CPU(通知制御部、呼出制御部、登録制御部)。

Claims (7)

  1. ベッド毎に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、前記ナースコール子機による呼び出しに看護師が応答するためのナースコール親機と、看護師が携行して前記ナースコール子機による呼び出しに応答するための携帯端末と、機器間の通信を制御する制御機とを有するナースコールシステムにおいて、
    前記制御機は、前記ナースコール子機と患者との関連付け及び患者と看護師との関連付けを記憶する呼出先情報記憶部と、
    看護師と前記携帯端末の関連付けを記憶する端末情報記憶部と、
    前記ナースコール子機による呼び出しが発生したら、呼出元に関連付けられている前記携帯端末を前記呼出情報記憶部及び前記端末情報記憶部から読み取って、当該携帯端末及び前記ナースコール親機に呼出信号を送信する呼出制御部と、
    前記ナースコール子機による呼び出しを受けた前記携帯端末から応答されたら、応答した携帯端末情報を基に、前記端末情報記憶部から応答した看護師情報を入手して前記ナースコール親機に応答者情報として送信する通知制御部とを有し、
    前記ナースコール親機には、送信された前記応答者情報を表示する表示部を備えてなることを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記携帯端末は、使用開始時に看護師IDの入力を必要とするログイン機能を備え、
    前記制御機は、前記携帯端末のログイン時に送信された看護師ID情報を基に、前記端末情報記憶部に前記携帯端末と看護師の関連付けを登録する登録制御部を有することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  3. ベッド毎に設置されて患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、前記ナースコール子機による呼び出しに看護師が応答するためのナースコール親機と、看護師が携行して前記ナースコール子機による呼び出しに応答するための携帯端末と、機器間の通信を制御する制御機とを有するナースコールシステムにおいて、
    前記制御機は、前記ナースコール子機と患者との関連付け及び患者と看護師との関連付けを記憶する呼出先情報記憶部と、
    看護師と前記携帯端末の関連付けを記憶する端末情報記憶部と、
    前記ナースコール子機による呼び出しが発生したら、呼出元に関連付けられている前記携帯端末を前記呼出情報記憶部及び前記端末情報記憶部から読み取って、当該携帯端末及び前記ナースコール親機に呼出信号を送信する呼出制御部と、
    前記ナースコール子機による呼び出しを受けた前記携帯端末から応答されたら、応答した携帯端末情報を前記ナースコール親機に応答者情報として送信する通知制御部とを有し、
    前記ナースコール親機には、送信された前記応答者情報を表示する表示部を備えてなることを特徴とするナースコールシステム。
  4. 前記通知制御部は、前記携帯端末により応答している最中に前記ナースコール親機から表示要求信号を受けたら、応答中の応答者情報を送信することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のナースコールシステム。
  5. 前記通知制御部は、前記応答者情報を前記ナースコール親機に送信する際に、呼出元患者情報を合わせて送信することを特徴とする請求項4記載のナースコールシステム。
  6. 前記表示要求信号が、前記ナースコール親機の応答操作時に発生するフックオフ信号であるを特徴とする請求項4又は5記載のナースコールシステム。
  7. 前記表示部は、入院患者の患者情報一覧を表示する患者一覧表示部とは分離して設けられて成ることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のナースコールシステム。
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