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JP2014514830A - マルチratシステムにおいて再選択を実行することに関連付けられた電力消費量を低減するための方法および装置 - Google Patents

マルチratシステムにおいて再選択を実行することに関連付けられた電力消費量を低減するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本開示のある態様は、ラジオ・アクセス技術(RAT)間の再選択を実行することに関連付けられた電力消費量を低減するための方法および装置を提案する。例えば、第1のRATおよび第2のRATをサポートするネットワークは、第3のRATの近隣基地局のリストを取得し、この近隣リストを、第1のRATで送信するか、第2のRATで送信するか、またはこれら両方で送信するかを判定しうる。別の態様では、ユーザ機器(UE)は、第1のRATおよび第2のRATから受信した近隣リストからの情報を結合し、結合した情報に基づいて、第3のRATで測定を行うか否かを決定しうる。UEはまた、第1のRATおよび第2のRATから受信した近隣リストに基づいて第3のRATで行われた測定値を用いて中央エンティティを維持し、中央エンティティにおける測定値に基づいて、セル再選択を実行するか否かを決定しうる。

Description

優先権主張
本特許出願は、本特許出願の譲受人に譲渡され、本明細書において参照によって明確に組み込まれている2011年3月28日出願の「マルチRATシステムにおいて再選択を実行している間の電力消費量を低減するための技術」(Techniques to Reduce the Power Consumed While Executing Reselection in a Multi-RAT System)と題された米国仮出願61/468,460に対する優先権を主張する。
本開示のある態様は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、マルチ・ラジオ・アクセス技術(RAT)をサポートするネットワークにおいて再選択を実行することに関する。
無線通信ネットワークは、例えば、テレフォニ、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト等のようなさまざまな通信サービスを提供するために広く展開されている。通常は多元接続ネットワークであるこのようなネットワークは、利用可能なネットワーク・リソースを共有することによって、複数のユーザのための通信をサポートする。
このようなネットワークの1つの例は、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス・ネットワーク(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナシップ計画(3GPP)によってサポートされている第3世代(3G)モバイル電話技術である、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部として定義されているラジオ・アクセス・ネットワーク(RAN)である。グローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))技術の後継であるUMTSは、現在、例えば広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)、時分割−符号分割多元接続(TD−CDMA)、および時分割−同時符号分割多元接続(TD−SCDMA)のようなさまざまなエア・インタフェース規格をサポートする。例えば、中国は、コア・ネットワークとして既存のGSMインフラストラクチャとの、UTRANアーキテクチャにおける根底をなすエア・インタフェースとして、TD−SCDMAを追求している。UMTSはまた、例えば高速ダウンリンク・パケット・データ(HSDPA)のように、関連付けられたUMTSネットワークへより高いデータ転送速度および容量を提供するエンハンスト3Gデータ通信プロトコルをサポートする。
いくつかのネットワークは、少なくとも3つのRAT間の移動をサポートする。例えば、3GPP2規格は、CDMA 1x RAT、データ・オプティマイズド(DO)RAT、およびロング・ターム・イボリューション(LTE)RAT間の移動をサポートする。あいにく、再選択を実行するために必要とされる測定を行い管理することは、実質的に電力を消費するので、チャレンジを呈しうる。
本開示のある態様は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)および第2のRATをサポートするネットワークにおいて、第3のRATの基地局の近隣リストを取得することと、この近隣リストを第1のRATで送信するか、第2のRATで送信するか、または第1のRATと第2のRATとの両方で送信するかを、1または複数の基準に基づいて判定することと、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、第3のラジオ・アクセス技術(RAT)の基地局の情報を伴う第1の近隣リストを第1のRATを介して取得することと、第3のRATの基地局の情報を伴う第2の近隣リストを第2のRATを介して取得することと、第1の近隣リストからの情報と第2の近隣リストからの情報とを結合することと、を含む。態様では、この方法はさらに、結合された情報に基づいて、第3のRATにおいて測定を行うか否かを判定することを含みうる。
本開示のある態様は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、第3のラジオ・アクセス技術(RAT)の基地局の情報を伴う第1の近隣リストを第1のRATを介して取得することと、第3のRATの基地局の情報を伴う第2の近隣リストを第2のRATを介して取得することと、第1の近隣リストにおける情報に基づいて第3のRATで得られた測定値と、第2の近隣リストにおける情報に基づいて第3のRATで得られた測定値とのうちの少なくとも1つを用いて、中央エンティティを維持することと、を含む。態様では、方法はさらに、少なくとも、中央エンティティにおける測定値に基づいて、第3のRATへのセル再選択を実行するか否かを判定することを含みうる。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)および第2のRATをサポートするネットワークにおいて、第3のRATの基地局の近隣リストを取得する手段と、この近隣リストを第1のRATで送信するか、第2のRATで送信するか、または第1のRATと第2のRATとの両方で送信するかを、1または複数の基準に基づいて判定する手段と、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、第3のラジオ・アクセス技術(RAT)の基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを第1のRATを介して取得する手段と、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを第2のRATを介して取得する手段と、第1の近隣リストからの情報と第2の近隣リストからの情報とを結合する手段と、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、第3のラジオ・アクセス技術(RAT)の基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを第1のRATを介して取得する手段と、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを第2のRATを介して取得する手段と、第1の近隣リストにおける情報に基づいて第3のRATで得られた測定値と、第2の近隣リストにおける情報に基づいて第3のRATで得られた測定値とのうちの少なくとも1つを用いて、中央エンティティを維持する手段と、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)および第2のRATをサポートするネットワークにおいて、第3のRATの基地局の近隣リストを取得し、この近隣リストを第1のRATで送信するか、第2のRATで送信するか、または第1のRATと第2のRATとの両方で送信するかを、1または複数の基準に基づいて判定する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、第3のラジオ・アクセス技術(RAT)の基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを第1のRATを介して取得し、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを第2のRATを介して取得し、第1の近隣リストからの情報と第2の近隣リストからの情報とを結合する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、第3のラジオ・アクセス技術(RAT)の基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを第1のRATを介して取得し、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを第2のRATを介して取得し、第1の近隣リストにおける情報に基づいて第3のRATで得られた測定値と、第2の近隣リストにおける情報に基づいて第3のRATで得られた測定値とのうちの少なくとも1つを用いて、中央エンティティを維持する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。
本開示のある実施形態は、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備えるプログラム製品を提供する。これら命令群は一般に、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)および第2のRATをサポートするネットワークにおいて、第3のRATの基地局の近隣リストを取得することと、この近隣リストを第1のRATで送信するか、第2のRATで送信するか、または第1のRATと第2のRATとの両方で送信するかを、1または複数の基準に基づいて判定することと、のために1または複数のプロセッサによって実行可能である。
本開示のある実施形態は、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備えるプログラム製品を提供する。これら命令群は一般に、第3のラジオ・アクセス技術(RAT)の基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを第1のRATを介して取得することと、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを第2のRATを介して取得することと、第1の近隣リストからの情報と第2の近隣リストからの情報とを結合することと、のために1または複数のプロセッサによって実行可能である。
本開示のある実施形態は、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備えるプログラム製品を提供する。これら命令群は一般に、第3のラジオ・アクセス技術(RAT)の基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを第1のRATを介して取得することと、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを第2のRATを介して取得することと、第1の近隣リストにおける情報に基づいて第3のRATで得られた測定値と、第2の近隣リストにおける情報に基づいて第3のRATで得られた測定値とのうちの少なくとも1つを用いて、中央エンティティを維持することと、のために1または複数のプロセッサによって実行可能である。
装置およびコンピュータ・プログラム製品を含むその他多くの態様が提供される。
本開示の前述した特徴が、より詳細に理解される方式で、簡潔に要約された具体的な記載が、態様に対する参照によってなされている。そして、それらの幾つかは、添付図面で例示されている。しかしながら、この記載は、その他の等しく有効な態様に対しても当てはまるので、添付図面は、本開示のある典型的な態様のみを示していることや、本開示の範囲を限定するものとしては考慮されないことが注目されるべきである。
図1は、本開示のある態様にしたがう多元接続無線通信システムの例を例示する。 図2は、本開示の態様にしたがうアクセス・ポイントおよびユーザ端末のブロック図を例示する。 図3は、本開示のある態様にしたがう無線デバイスの例のブロック図を例示する。 図4は、本開示のある態様にしたがって、ラジオ・アクセス技術(RAT)再選択に関連付けられた電力消費量を低減するためにネットワークによって実行されうる動作の例を例示する。 図5は、本開示のある態様にしたがうユーザ機器のブロック図の例を例示する。 図6は、本開示のある態様にしたがって、RAT再選択に関連付けられた電力消費量を低減するためにユーザ機器によって実行されうる動作の例を例示する。 図7は、本開示のある態様にしたがって、RAT再選択に関連付けられた電力消費量を低減するためにユーザ機器によって実行されうる動作の例を例示する。 図8は、本開示のある態様にしたがうユーザ機器のブロック図の別の例を例示する。
本開示のさまざまな態様は、添付図面を参照して以下により十分に記載される。しかしながら、本開示は、異なる多くの形態で具体化され、本開示を通じて示された如何なる具体的な構成または機能にも限定されるとは解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が十分で完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝達できるように提供されている。本明細書における教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲は、独立して実施されようが、あるいは、本開示の任意の他の態様と組み合わされようが、本明細書で示された開示の態様をカバーすることが意図されていることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置が実現され、方法が実施されうる。さらに、本開示の範囲は、別の構成、機能、または、本明細書に記載された開示のさまざまな態様またはそれ以外の態様が追加された構成および機能を用いて実現される装置または方法をカバーすることが意図されている。本明細書で示された開示のあらゆる態様は、特許請求の範囲の1または複数の要素によって具体化されうる。
「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書において「典型的」と記載されるいかなる態様も、他の態様よりも好適であるとか、有利であると必ずしも解釈される必要はない。
本明細書では、特定の態様が記載されているが、これら態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内にある。好適な態様のいくつかの利点および長所が述べられているが、本開示の範囲は、特定の利点、使用、および目的に限定されることは意図されていない。むしろ、本開示の態様は、このうちのいくつかが図面における例示によって、および、以下の好適な態様の記載によって例示されている異なる無線技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることが意図されている。詳細な記載および図面は、限定ではない開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
(典型的な無線通信システム)
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用されうる。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含む。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM)のようなラジオ技術を実施しうる。OFDMAネットワークは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された団体からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEについて記載されており、LTE用語が以下の説明の一部で使用される。
シングル・キャリア変調および周波数領域等値化を利用するシングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、本明細書で記載されるさまざまな態様とともに利用されうる技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと類似の性能を有し、本質的に全体的に同等の複雑さを有する。SC−FDMA信号は、固有のシングル・キャリア構造により、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低いPAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において、特に大きな注目を集めている。これは、現在、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)またはイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのための動作前提である。
図1に示すように、1つの態様にしたがった多元接続無線通信システムが例示される。アクセス・ポイント100(AP)は、1つは104,106を含み、他のものは108,110を含み、さらに他のものは112,114を含む複数のアンテナ・グループを含んでいる。アクセス・ポイント(AP)はまた、基地局(BS)、eノードB、または単にeNBと称されうる。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、それより多くのまたはそれより少ないアンテナが利用されうる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112,114と通信しており、アンテナ112,114は、順方向リンク120でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末(AT)はまた、ユーザ端末(UT)、移動局(MS)、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、またはその他いくつかの用語で称されうる。アクセス端末122は、アンテナ106,108と通信しており、アンテナ106,108は、順方向リンク126でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124でアクセス端末122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、通信リンク118、120、124および126は、通信のために異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用することができる。アクセス端末116,122は、複数のラジオ・アクセス技術の下で動作可能でありうる(例えば、マルチモード・デバイス)。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。1つの態様では、それぞれのアンテナ・グループは、アクセス・ポイント100によってカバーされたエリアのセクタ内のアクセス端末と通信するように設計されている。
順方向リンク120,126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、別のアクセス端末116,122のための順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用することができる。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、アクセス端末の全てへ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。
一般に、特定の地理的エリアは、1または複数のラジオ・アクセス技術(RAT)によってカバーされうる。例えば、LTE RAT、CDMA 1x RAT、およびデータ・オプティマイズド(DO)RATが、図1に例示されている。この例において、曲線130は、LTEの有効通信範囲エリアを例示し、曲線132は、CDMA 1xの有効通信範囲エリアを例示し、曲線134は、DOネットワークの有効通信範囲エリアを例示する。例示されるように、異なるRATが、あるエリアにおいてオーバラップする有効通信範囲を有しうる。マルチ・モード・アクセス端末は、異なるRATの有効通信範囲エリアを通って移動している間、異なるRATの優先度、信号強度、およびその他の基準に依存して、これら異なるRAT間の切り換えを行いうる。例えば、アクセス端末122は、LTEの有効通信範囲エリア(例えば、曲線130)に入った場合、現在のネットワーク(例えば、CDMA 1x)からLTEへ切り換わりうる。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(例えば、アクセス・ポイント)および受信機システム250(例えば、アクセス端末)の態様のブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
態様では、データ・ストリームはおのおのの、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。各データ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、その後、そのデータ・ストリームのために選択された特定の変調スキームに基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。変調スキームの例は、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、M−PSK、またはM−QAM(求積振幅変調)を含みうる。ここで、Mは整数である。各データ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、メモリ232に接続されうるプロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
それぞれのデータ・ストリームの変調シンボルは、その後、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。ある態様では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、このシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ224a乃至224tからそれぞれ送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、このデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものに対して相補的である。
メモリ272に接続されうるプロセッサ270は、どのプリコーディング行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定する。逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージはその後、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調された信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定し、この抽出されたメッセージを処理する。
態様では、論理チャネルが、制御チャネルとトラフィック・チャネルとに分類される。論理制御チャンネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのダウンリンク(DL)チャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)と、ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)と、1またはいくつかのMTCHのためにマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)スケジューリングおよび制御情報を送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルである、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)とを備える。一般に、RRC(ラジオ・リソース制御)接続を確立した後に、このチャネルは、MBMS(注:古いMCCH+MSCH)を受信するユーザ機器(UE)によってのみ使用される。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。態様では、論理トラフィック・チャネルは、ユーザ情報の転送のために1つのUEに専用のポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)と、トラフィック・データを送信するためのポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)と、を備える。
態様では、伝送チャンネルは、DLおよびアップリンク(UL)に分類される。DL伝送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびページング・チャネル(PCH)を備える。PCHは、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用されうるPHYリソースへマップされることによって、UEの節電をサポートする(例えば、DRXサイクルが、ネットワークによってUEへ示されうる等)。UL伝送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備える。PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを備える。
図3は、図1の無線通信システム内で適用されうる無線デバイス302内で利用されうるさまざまな構成要素を例示する。無線デバイス302は、本明細書で説明されるさまざまな方法を実施するために構成されうるデバイスの例である。無線デバイス302は、図1からのアクセス・ポイント100でありうるか、または、アクセス端末116,122のうちの何れかでありうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含みうる。このプロセッサ304は、中央制御装置(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RAM)との両方を含みうるメモリ306が、プロセッサ304に命令およびデータを提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)をも含みうる。プロセッサ304は、通常、メモリ306に格納されたプログラム命令に基づいて、論理演算および算術演算を実行する。本明細書で説明される方法を実施するために、メモリ306内の命令が実行可能とされうる。
無線デバイス302はまた、無線デバイス302と遠隔位置との間でのデータの送信および受信を可能にする送信機310および受信機312を含みうるハウジング308を含みうる。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に結合されうる。単一あるいは複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に接続されうる。無線デバイス302はまた、(図示しない)複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含みうる。
無線デバイス302は、トランシーバ314によって受信された信号を検出し、そのレベルを定量化する目的で使用される信号検出器318をも含むことができる。
信号検出器318は、合計エネルギ、シンボル毎のサブキャリア毎のエネルギ、電力スペクトル密度、およびその他の信号のような信号を検出しうる。無線デバイス302は、信号を処理する際に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)320をも含みうる。
無線デバイス302のさまざまな構成要素を、データ・バスに加えて電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含むことができるバス・システム322によってともに結合することができる。
(マルチRATシステムにおいて再選択を実行することに関連付けられた電力消費量を低減するための技術の例)
複数のラジオ・アクセス技術(RAT)間の再選択(例えば、アイドル・ハンドオーバ)をサポートするために、さまざまな無線規格が強化された。例えば、CDMA 1x(以下、1x)RATおよび/または高レート・パケット・データ(HRPD、イボリューション・データ・オプティマイズド(EVDO)またはDOとしても知られている)RATからLTEへのUEの再選択をサポートするために、3GPP2規格が強化された。
(例えば、音声コールのための1x RATを用い、データのためにDO RATを用いる)ハイブリッド・モードにUEがある場合、本開示のある態様は、1x RATおよびDO RATにわたって(例えば、LTE近隣リスト、または、LTE近隣リストからの情報とともになされた測定に関する)情報を共有する統合メカニズムを用いて再選択評価を実行することにより、電力消費量の低減を支援しうる。
ある態様によれば、どのドメイン(例えば、どのRAT)で近隣リストを送信するのかを決定するために、ネットワークによって、さまざまな改良および/または最適化がなされうる。RATで近隣リストが受信されると、UEは、UEによってサポートされている他のRATと近隣情報を共有しうる。例えば、このネットワークは、1x RATでLTE近隣リスト情報を送信すると決定しうる。近隣リスト情報が受信されると、(1x RAT、DO RAT,および/またはLTE RATをサポートする)UEは、LTE近隣情報をDO RATと共有しうる。
さらに、ある態様によれば、近隣リストが複数のRAT(例えば、1xおよびDO)で送信される場合、複数のRATから取得された近隣リスト情報、および/または、複数のRATから取得された近隣リスト情報を用いてなされた測定値を結合する、UEにおいて維持されている中央エンティティ、を利用するさまざまなアプローチが提供される。この中央エンティティを用いることは、例えば、UEが周波数スキャンおよび/または測定に費やす時間の長さを制限することによって、UEにおける電力消費量の低減をもたらしうる。
本明細書に示された技術は、さまざまなマルチRATシステムにおいて利用されうる。ある態様によれば、このようなシステムは、1xとDOとの両方をサポートするマルチRAT UEを含み、これらRATのおのおのからLTEネットワークへの再選択を実行することが可能である。そのような場合、近隣リストは、従来、LTE近隣を指定する1x RATとDO RATとの両方で送信されうる。本明細書で示されている技術は、このような近隣リストをどのRATで送信するのかを決定するために、ネットワーク側で実行されうるアルゴリズムを含みうる。さらに、または、その代わりに、本明細書で示された技術は、1x RATおよびDO RATのうちの1つ、または両方で送信された近隣リストからの情報を共有および/または結合するためにUE側で実行されうるアルゴリズムを含みうる。
DO RATからLTEへの再選択プロセスは、3GPP2 C.S0087ドキュメントに記載されている。この場合、LTE近隣リストは、「その他のRAT近隣リスト・メッセージ」に含まれている。1x RATからLTEへの再選択プロセスは、3GPP2 C.P0097ドキュメントに記載されている。この場合、LTE近隣リスト・メッセージは、代替技術情報メッセージ(ATIM)に含まれている。ATIMはC.S005−Eにおいて定義されているが、LTE近隣リスト・メッセージは、例えば、規格の早期のバージョン(例えば、P_REV)がLTEインタワーキングをサポートするようにアップグレードされているのであれば、これら規格の早期のバージョンとの互換性を持つ1x基地局によってサポートされうる。本開示では、近隣リストが、任意のフォーマットで送信されうることが注目されるべきである。
再選択評価は、近隣リストから得られた情報に基づいて周波数スキャンを実行することと、別のネットワーク(例えばLTE)へハンドオーバするか否かを判定することと、を称しうる。一般に、再選択評価がより頻繁に行われると、UEが有効通信範囲に入った場合に、別のネットワークを再選択するための遅れがより短くなる。しかしながら、各評価は電力を消費するので、より頻繁な評価は、より高い電力消費に至りうる。
本明細書に示された技術によって、UEは、(例えば、1xおよびDOのような)複数の異なるRATで受信された近隣リストから取得された(または、近隣リストを用いて取得された)情報を結合するためのさまざまなアルゴリズムを実施できるようになりうる。このような技術は、UEが有効通信範囲に移動した後に、(例えば、LTEのような)別のネットワークを再選択するために要する時間と電力消費量とのバランスを達成する(理想的には、再選択するための時間を過度に増加させることなく、電力消費量を低減する)ことを試みて設計されうる。
ある態様によれば、ネットワーク側の決定は、近隣リストが(例えば1xネットワークとDOネットワークとの両方のような)複数のRATで送信される回数を回避または制限するためになされうる。なぜなら、これは、UEによる無駄な測定に至りうるからである。例えば、ネットワークが1x RATでLTE近隣情報を送信し、DO RATでほとんど同じLTE近隣情報を送信した場合、UEは、2つの異なるRATから重複したいくつかの情報を受信しうる。これは、電力の無駄となりうる。従来の(最適化されていない)フローでは、(例えば、1x RATとDO RATとの両方によって通信する)ハイブリッド・モードで動作するUEは、両RATのページング・サイクルにしたがってウェイク・アップしうる。例えば、1xスタックは、そのページング・サイクルでウェイク・アップし、再選択基準を評価して、LTE周波数を測定する必要があるか否かを決定しうる。必要があると決定された場合、UEは、LTE周波数にあわせ、測定を実行しうる。1xスタックは、この測定に基づいて、再選択決定を行いうる。同様に、DOスタックは、自身のページング・サイクルでウェイク・アップし、再選択基準を評価し、(例えば、1xスタックによって要求される測定と独立して、)LTE周波数を測定する必要があるか否かを決定しうる。必要があると決定された場合、UEは、LTE周波数にあわせ、新たな測定を実行しうる。DOスタックは、この新たな測定に基づいて、再選択決定を行いうる。したがって、各RATスタックは、LTEへハンドオーバするか否かを決定するために、同じような動作を独立して実行しうる。これは、重複した測定と電力の浪費とをもたらしうる。
ある態様によれば、(例えば、オペレータによる)ネットワーク側の動作は、近隣リストを送信するためにどのドメイン(RAT)を使用するのかを決定するためになされうる。図4は、近隣リストをどのRATで送信するのかを決定するために実行されうるネットワーク側の動作400の例を例示する。402において、第1のRATおよび第2のRAT(例えば、1x RATおよびDO RAT)をサポートするネットワークが、(例えば、LTEのような)第3のRATの基地局の近隣リストを取得しうる。404では、近隣リストを、第1のRATで送信するのか、第2のRATで送信するのか、または第1のRATと第2のRATとの両方で送信するのかが、1または複数の基準に基づいて決定されうる。その後、ネットワークは、この決定に基づいて、近隣リストを、第1のRATで、第2のRATで、または第1のRATと第2のRATとの両方で、のうちの1または複数で送信しうる。
第3のRATからの有効通信範囲のないエリアでは、ネットワークは、近隣リストを送信する前に、近隣リスト内の近隣の数をゼロに設定しうる。この数を0に設定することによって、(マルチモード・システム選択)MMSSをサポートするUEが、LTE近隣周波数を求めて不必要にスキャンをすること阻止しうる。
近隣リストがどのRATで送信されるのかを決定するための基準は、複数のRATのうちのどれが、他のRATに対してよりロバストな有効通信範囲を有しているか否かを含みうる。例えば、1x RATが、DO RATよりも、よりロバストな有効通信範囲を提供するのであれば、LTE近隣リストを、DO RATではなく、1x RATで(または、少なくとも、DO RATよりも1x RATでより頻繁に)送信するとの判定がなされうる。態様では、この基準は、所望される移動領域について、第1のRATと第2のRATとの有効通信範囲の相対的な理解を備えうる。
ある態様の場合、2つのRAT(例えば、1xおよびDO)の有効通信範囲エリアのロバストさが同じであると判定された場合、または、あるしきい量(または、その他の優先度)以内で少なくとも比較的類似しているのであれば、より小さなセル・サイズを持つネットワーク(例えば、RAT)を使用することの決定がなされうる。より小さなセル・サイズを有するネットワークを使用することによって、オペレータは、UEがある量の電力を節約することが可能になりうる、より精細なグラニュラリティを持つ「LTEアベイラビリティ」を指定することが可能となりうる。
ある態様の場合、近隣リストがどのRATで送信されるのかを決定するための基準は、第1のRATおよび第2のRATの相対的なページング・サイクル持続期間を含みうる。ある態様にしたがって、オペレータが、1つのみのRATしか使用しない(例えば、近隣リストを送信するためにDO(すなわち、HRPD)しか使用しない)と決定した場合、オペレータは、この決定は、再選択遅れを増加させることに至りうるという事実を考慮しうる。例えば、いくつかの状況では、選択されたRATは、長いページング・サイクルを有しうる。例として、HRPDが「常時オンという訳ではない(non-always on)」場合、ページング・ウェイクアップ間の時間は長くなりうる(例えば、最大40秒)。したがって、LTE近隣のリストがHRPD RATによってのみ送信される場合、デバイスに関する再選択遅れが増加しうる。したがって、他の基準が満足されている場合(例えば、有効通信範囲のロバストさ、および/または、セル・サイズが、両RATについて類似している場合)、これらRATのうちの1つに、優先度が与えられうる。例えば、この例では、1xは、より短いページング・サイクルを有しているので、LTE近隣リストを送信するために1xネットワークを用いることが好まれうる。
ある態様の場合、オペレータは、1または複数の理由で、複数のRAT(例えば、1xネットワークとDOネットワーク)でLTE近隣リストを送信することを選択しうる。これらの理由は、例えば、いくつかのUEは、非ハイブリッド・モードで動作するという事実を含みうる(そして、両ネットワークでLTE近隣リストを送信することは、これらUEが現在、どのネットワークで通信しているのかに関わらず、これらUEによる受信を保証することに役立ちうる)。さらに、両RATで送信することは、ネットワーク計画を簡略化しうる。なぜなら、各RATは、近隣リストを独立して送信しうるからである。両RATで送信することになりうる別のシナリオは、普遍的な有効通信範囲が1xオンリー・ネットワークでもDOオンリー・ネットワークの何れにおいても保証されない場合に生じうる。いくつかのシナリオでは、オペレータは、電力消費量を低減するために、後述するようなUEベースの解決策を命じうる。
何らかの理由で、LTE隣人リストが1xネットワークとDOネットワークとの両方で送信される場合、UEは、電力消費量を低減しながら、測定を実行するため1または複数の動作を実行するように構成されうる。ある態様によれば、UEは、たとえLTE周波数が1xネットワークとDOネットワークとの両方で通知される場合であっても、ある時間内に一度のみ、LTE周波数を測定するように構成されうる。これは、異なるアプローチにしたがって達成されうる。
例えば、LTE周波数のための測定がなされる回数を制限するための1つのアプローチは、複数のRATで受信された近隣リスト情報を共有することである。1つのアプローチによれば、UEは、近隣リストにおいて、1x RATとDO RATとの両方で受信された情報を、統合リスト内に(例えば、UEにおいて、タイプのメモリに、データ構造形式で)結合しうる。UEは、1x RATまたはDO RATのうちの何れかであるが(例えば、衝突を回避するために)両方ではないページング・サイクル中、ウェイク・アップと連携して再選択評価を実行するために、この統合リストを使用しうる。その後、UEは、測定値を他のRATと共有(例えば、測定値のコピーを、他のRATのスタックに送信)しうる。このアプローチによれば、測定値は(両RATのページング・サイクル中)反復されないので、電力消費量が低減されうる。
図5は、本開示のある態様にしたがう、ユーザ機器のブロック図の例を例示する。例示されるように、UE500は、複数のRAT(例えば、RAT1、RAT2、およびRAT3)をサポートすることが可能でありうる。UEは、第1のRATを経由して第3のRATで近隣基地局のリストを受信し、これら(例えば、RAT1 502で受信したRAT3近隣リスト)を格納しうる。UEはまた、第2のRATを経由して第3のRATで近隣基地局の別のリストを受信し、これら(例えば、RAT2 504で受信したRAT3近隣リスト)を格納しうる。UEは、これら2つの近隣リストを結合し、結合された近隣リストを、統合RAT3近隣リスト506に格納しうる。RAT1スタック508は、そのページング・サイクルにしたがってウェイク・アップした場合、RAT3における測定を実行するために、統合RAT3近隣リストにおける情報を使用し、RAT3への再選択が好適であるか否かを判定する。RAT1スタック508は、同じ周波数における重複した測定を回避するために、これら測定値(例えば、統合近隣リスト514に基づくRAT3測定)を、RAT2スタック510と共有しうる。同様に、RAT2スタック510は、ウェイク・アップして、RAT3における測定を実行し、この測定値を、RAT1スタック508と共有しうる。ある態様の場合、UEは、第3のRATにおける測定を行うためにこれらRATのうちの1つを選択し、結合された情報に基づいて、選択されたRATを用いて、第3のRATにおいて測定を行いうる。UEは、1または複数の基準に基づいて、どのRATスタックが測定を行うべきであるかを決定しうる。例えば、UEは、RAT1とRAT2のページング・サイクル持続期間を比較し、測定を実行するためにより短いページング・サイクルを持つRATを選択しうる。あるいは、UEは、よりロバストな有効通信範囲を有するRATを選択しうる。UEは、これら測定に基づいて、RAT3への再選択(ハンドオーバ)を決定し、RAT3スタック512を使用しうる。
ある態様によれば、UEは、近隣リストが複数のRAT(例えば、1xおよびDO)で送信されるイベントにおいて、電力消費量を低減するために、1または複数の動作を実行するように構成されうる。図6は、複数のRATで受信された近隣リスト情報を結合するために実行されうるUE側動作600の例を例示する。602において、UEは、第3のRAT(例えば、LTE)の基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを、第1のラジオ・アクセス技術(例えば、1x)によって取得する。604において、UEは、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを、第2のRAT(例えば、DO)によって取得する。606において、UEは、第1の近隣リストからの情報と、第2の近隣リストからの情報とを(例えば、統合リストに)結合する。608において、UEは、結合された情報に基づいて、第3のRATにおいて測定を行うか否かを判定する。このように、1つのRATにおいて取得された近隣情報を用いて取得された情報は、選択されていないRATと共有されうる。
異なるリストからの情報がどのようにして結合されるのかは、正確には、特定の態様に依存して変動しうる。例えば、優先度(例えば、あるRATが別のRATよりも好適である)、および/または、しきい値(例えば、LTE測定を実行するか否かを決定するため、周波数に関連付けられた信号レベル)が、両ネットワークにおいて、同じであるか、実質的に同じであるか、または類似している場合、結合プロセスは、比較的単純でありうる。例えば、近隣リストのうちの1つが、リストされた周波数を有していないのであれば、UEは、これは、LTE有効通信範囲を持たないエリアに対応すると仮定し、結合された近隣リストは、ヌル・エントリを有しうる。そうではない場合、結合された近隣リストは、1xRATで受信された近隣リストか、DO RATで受信された近隣リスト(例えば、2つの近隣リストの結合を示す)かの何れかでリストされた周波数を含みうる。
ある態様の場合、優先度および/またはしきい値が同じではない場合、または、両ネットワークにおいて実質的に異なっている場合、より複雑な結合スキームが利用されうる。例えば、UEは、第3のRAT(例えばLTE)を再選択(選択)し、切り換わる確率を高める優先度および/またはしきい値を選択しうる。
例えば、特定の周波数が、第1の近隣リストおよび第2の近隣リストにおいて共通でありうる。さらに、第1のしきい値は、第1の近隣リストにおける共通の周波数に対応し、第2のしきい値は、第2の近隣リストにおける共通の周波数に対応しうる。第1のしきい値が、第3のRATへの再選択の確率を高める場合には、UEは、統合リスト内の共通の周波数に対応する第1のしきい値を選択し、そうではない場合には、UEは、第2のしきい値を選択しうる。
ある態様によれば、これら測定は、2つのネットワークのページング・サイクルが、類似の持続時間を有している場合、DOネットワークにおいて実行されうる。そうではない場合(例えば、DOネットワークが、より長い40秒のページング・サイクルを用いている場合)、測定は、1xネットワークで実行されうる。
ある態様によれば、異なるネットワーク・スタックでなされた周波数測定が共有されうる(例えば、近隣リスト情報を用いてなされた測定が、近隣リスト情報の代わりに、あるいは、近隣リスト情報に加えて、結合されうる)。
図7は、統合リストにおける測定情報に基づいて再選択決定を行うように実行されうるUE側動作700の例を例示する。702において、UEは、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを、第1のラジオ・アクセス技術(RAT)によって取得する。704において、UEは、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを、第2のRATによって取得する。706において、UEは、第1の近隣リストにおける情報に基づいて第3のRATでなされた測定値、または、第2の近隣リストにおける情報に基づいて第3のRATでなされた測定値のうちの少なくとも1つを用いて、中央エンティティを維持する。708において、UEは、中央エンティティにおける測定情報に基づいて、第3のRATへのセル再選択を実行するか否かを決定する。これら動作はもちろん、測定がなされると、統合リストを定期的に更新することを含みうる。
例として、LTE測定は、同じUEで動作している1xスタックとDOスタックとの間で共有されうる。このアプローチによれば、例えば、1x(またはDO)スタックは、LTE測定を実行しなければならない場合、その周波数のために有効な測定がすでにあるか否かを確認するために中央エンティティをチェックしうる。有効な測定が存在する場合、UEは、再選択基準を評価するために、この有効な測定を用いうる。このように、別の(例えば、重複した)測定が同じ周波数で実行されないので、電力消費量が低減されうる。有効な測定が存在しない場合、1x(またはDO)スタックは、新たなLTE測定をスケジュールしうる。UEは、その後、新たなLTE測定を用いて、再選択基準を評価しうる。ある態様によれば、新たなLTE測定がLTEへの再選択をもたらさないのであれば、この測定値は、中央エンティティへ渡されうる。態様では、このような測定値は、有効である間、第1のスタック(例えば、1x)によるLTEへの再選択を引き起こさないかもしれないが、その後、第2のスタック(例えば、DO)によるLTEへの再選択をもたらしうる。
ある態様によれば、UEは、予め定められた期間、所与の周波数の測定値を、有効であると考えうる。したがって、測定値は、予め定められた期間が過ぎた後、中央エンティティから「エイジド(aged)」アウトされうる。例えば、中央エンティティは、(例えば、5.12秒のような適切なデフォルト値を持つ)T_measure_valid 秒の測定値を格納し、T_measure_valid 秒よりも古い測定値を破棄しうる。このアプローチを用いて、1xスタックおよびDOスタックは、LTE近隣リストが両ネットワークで送信されている場合であっても、中央エンティティに、最近の測定値が存在する場合、同じ周波数において測定を実行しない。したがって、UEの電力消費量が低減されうる。ある態様の場合、測定値が有効である時間は、UEの移動速度またはその他の基準に基づいて定義されうる。
図8は、本開示のある態様にしたがうユーザ機器800のブロック図の別の例を例示する。このブロック図は、図5において同じ付番で例示されたUE500と類似したブロックを含んでいる。さらに、UE800は、前述したように、RAT1またはRAT2の何れかによって実行されたRAT3における測定値を格納する統合RAT3測定値ストレージ802を含みうる。統合RAT3測定値ストレージ802は、測定値をタイム・スタンプとともに格納し、T_measure_valid よりも古い測定値を破棄しうる。
特定の実装に依存して、本明細書に記載されたさまざまなアプローチが結合されうる。例えば、複数のRATによって受信された近隣リストからの情報が、統合リスト内で結合され、測定値は、中央エンティティにおいても結合されうる。
前述した図4,6,7の方法で例示されたブロックに対応するさまざまな動作は、さまざまなハードウェア構成要素(単数または複数)および/またはソフトウェア構成要素(単数または複数)および/またはモジュール(単数または複数)によって実行されうる。
例えば、RATの基地局の近隣リストを取得する手段は、(例えば、図2に示される)受信機または任意の適切な受信構成要素によって実行されうる。判定する手段は、(例えば、図2に示される)プロセッサのような任意の適切な処理構成要素によって実行されうる。
さらに、RATの基地局に関する情報を伴う近隣リストを取得する手段は、例えば、図2に例示された受信機254のような任意の適切な受信手段によって実行されうる。情報を結合する手段は、図2に例示されたプロセッサ270のような任意の適切な結合手段によって実行されうる。決定する手段は、例えばプロセッサ270のような任意の適切な決定手段によって実行されうる。中央エンティティを維持する手段は、図2に例示されたメモリ272のような任意の適切な格納手段によって実行されうる。
本開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ信号(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせを用いて実施または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替案では、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本開示に関連して記載される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、あるいは、これらの組み合わせで具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐しうる。使用されうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にわたって分散されうる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合されうる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1または複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに相互に置換されうる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに変更されうる。
記述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体に、1または複数の命令群として格納される。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。本明細書で使用されるようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含んでいる。ここで、diskは通常、データを磁気的に再生する一方、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。
ソフトウェアまたは命令群は、送信媒体を介しても送信される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを了解されたい。例えば、このようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。代替案では、本明細書に記載されたさまざまな方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供され、ユーザ端末および/または基地局は、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を取得しうる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法が利用されうる。
本明細書に記載されるように、項目のリストのうちの「少なくとも1つ」と称する文言は、単数を含むこれら項目のうちの任意の組み合わせを称する。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーすることが意図されている。
特許請求の範囲は、前述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形が、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施されうる。
前述したものは、本開示の実施形態に向けられているが、これら開示のその他およびさらなる実施形態が、本願の基本的な範囲から逸脱することなく考案され、この範囲は、以下に示す特許請求の範囲によって決定される。

Claims (62)

  1. 無線通信のための方法であって、
    第1のラジオ・アクセス技術(RAT)および第2のRATをサポートするネットワークにおいて、第3のRATの基地局の近隣リストを取得することと、
    前記近隣リストを前記第1のRATで送信するか、前記第2のRATで送信するか、または前記第1のRATと前記第2のRATとの両方で送信するかを、1または複数の基準に基づいて判定することと、
    を備える方法。
  2. 前記第1のRATおよび前記第2のRATのうちの少なくとも1つは、符号分割多元接続(CDMA)RATを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のRATおよび前記第2のRATのうちの少なくとも1つは、データ・オプティマイズド(DO)RATを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第3のRATは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)RATを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記1または複数の基準は、前記第1のRATおよび前記第2のRATの相対的なロバストさを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記1または複数の基準は、所望される移動領域について、前記第1のRATと前記第2のRATとの有効通信範囲の相対的な理解を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記1または複数の基準は、前記第1のRATと前記第2のRATとの有効通信範囲エリアの相対的なサイズを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記1または複数の基準は、前記第1のRATと前記第2のRATとの相対的なページング・サイズ・サイクル持続期間を備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記近隣リストを、前記判定に基づいて、前記第1のRATで、前記第2のRATで、または、前記第1のRATと前記第2のRATとの両方で送信すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  10. 前記近隣リストを送信することは、
    前記第3のRATからの有効通信範囲を持たないエリアにおいて、前記近隣リストにおける近隣の数をゼロに設定することと、
    前記近隣リストを送信することと
    を備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記近隣リストを、前記判定に基づいて、前記第1のRATまたは前記第2のRATのうちの1つで送信することと、
    前記送信された近隣リストに基づいて、前記第3のRATで測定が実行されるようにすることと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  12. 無線通信のための方法であって、
    第1のラジオ・アクセス技術(RAT)で、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを取得することと、
    第2のRATで、前記第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを取得することと、
    前記第1の近隣リストからの情報と前記第2の近隣リストからの情報とを結合することと、
    を備える方法。
  13. 前記結合された情報に基づいて、前記第3のRATで測定を行うこと、をさらに備える請求項12に記載の方法。
  14. 前記第3のRATで行われた測定に基づいて、前記第3のRATへのセル再選択を実行するか否かを決定すること、をさらに備える請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1のRATおよび前記第2のRATのうちの少なくとも1つは、符号分割多元接続(CDMA)RATを備える、請求項12に記載の方法。
  16. 前記第1のRATおよび前記第2のRATのうちの少なくとも1つは、データ・オプティマイズド(DO)RATを備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第3のRATは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)RATを備える、請求項12に記載の方法。
  18. 前記結合することは、前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストからの情報を備える統合リストを更新することを備える、請求項12に記載の方法。
  19. 前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストに関連付けられた優先度またはしきい値のうちの少なくとも1つが異なっていないと判定することをさらに備え、
    前記結合することは、
    前記第1の近隣リストまたは前記第2の近隣リストが周波数を含んでいないのであれば、ヌル・リストを生成することと、
    前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストのおのおのが、少なくとも1つの周波数を含んでいるのであれば、前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストからの周波数を含むリストを生成することと
    を備える、請求項12に記載の方法。
  20. 前記統合リストを更新することは、前記第3のRATへの再選択の確率を高めるように前記統合リストを更新することを備える、請求項18に記載の方法。
  21. 前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストに関連付けられた優先度またはしきい値のうちの少なくとも1つが異なっていると判定することをさらに備え、
    前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストに関連付けられた優先度またはしきい値のうちの少なくとも1つが異なっている場合、前記第3のRATへの再選択の確率を高めるように前記統合リストを更新する、請求項20に記載の方法。
  22. 前記統合リストを更新することは、
    第1のしきい値が前記第3のRATへの再選択の確率を高めるのであれば、前記統合リスト内に含めるために、前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストにおいて共通の周波数に対応する前記第1のしきい値を選択すること、そうではない場合には、第2のしきい値を選択することを備え、
    前記第1のしきい値は、前記第1の近隣リストにおける共通の周波数に対応し、前記第2のしきい値は、前記第2の近隣リストにおける共通の周波数に対応する、請求項20に記載の方法。
  23. 前記第3のRATにおいて測定を行うために、前記第1のRATまたは前記第2のRATを選択することと、
    前記結合された情報に基づいて、前記選択されたRATを用いて、前記第3のRATにおいて測定を行うことと、
    をさらに備える請求項12に記載の方法。
  24. 前記第1のRATまたは前記第2のRATを選択することは、少なくとも、前記第1のRATのページング・サイクルに基づく、請求項23に記載の方法。
  25. 前記選択されたRATを用いて行われた測定を、選択されていない他のRATと共有すること、をさらに備える請求項23に記載の方法。
  26. 無線通信のための方法であって、
    第1のラジオ・アクセス技術(RAT)で、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを取得することと、
    第2のRATで、前記第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを取得することと、
    前記第1の近隣リストにおける情報に基づいて前記第3のRATで得られた測定値と、前記第2の近隣リストにおける情報に基づいて前記第3のRATで得られた測定値とのうちの少なくとも1つを用いて、中央エンティティを維持することと、
    を備える方法。
  27. 少なくとも、前記中央エンティティにおける測定値に基づいて、前記第3のRATへのセル再選択を実行するか否かを決定すること、をさらに備える請求項26に記載の方法。
  28. 前記得られた測定値の結果は、前記第3のRATへのセル再選択にはならない、請求項26に記載の方法。
  29. 前記第1のRATは、前記第1の近隣リストにおける情報に基づいて、前記第3のRATにおいて測定を行い、
    前記第2のRATは、前記第2の近隣リストにおける情報に基づいて、前記第3のRATにおいて測定を行う、請求項26に記載の方法。
  30. 前記第1のRATおよび前記第2のRATのうちの少なくとも1つは、符号分割多元接続(CDMA)RATを備える、請求項26に記載の方法。
  31. 前記第1のRATおよび前記第2のRATのうちの少なくとも1つは、データ・オプティマイズド(DO)RATを備える、請求項26に記載の方法。
  32. 前記第3のRATは、ロング・ターム・イボリューション(LTE)RATを備える、請求項26に記載の方法。
  33. その周波数に関する有効な測定値が、前記中央エンティティ内に存在しない場合、前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストのうちの少なくとも1つで取得された情報に基づいて、前記第3のRATの周波数に関する新たな測定を行うこと、をさらに備える請求項26に記載の方法。
  34. 前記維持することは、所与の周波数の測定値を、予め定められた期間、有効であると考慮することを備える、請求項26に記載の方法。
  35. 前記予め定められた期間は、ユーザ機器の移動速度に依存する、請求項26に記載の方法。
  36. 無線通信のための装置であって、
    第1のラジオ・アクセス技術(RAT)および第2のRATをサポートするネットワークにおいて、第3のRATの基地局の近隣リストを取得する手段と、
    前記近隣リストを前記第1のRATで送信するか、前記第2のRATで送信するか、または前記第1のRATと前記第2のRATとの両方で送信するかを、1または複数の基準に基づいて判定する手段と、
    を備える装置。
  37. 前記近隣リストを、前記判定に基づいて、前記第1のRATで、前記第2のRATで、または、前記第1のRATと前記第2のRATとの両方で送信する手段、をさらに備える請求項36に記載の装置。
  38. 前記近隣リストを、前記判定に基づいて、前記第1のRATまたは前記第2のRATのうちの1つで送信する手段と、
    前記送信された近隣リストに基づいて、前記第3のRATで測定が実行されるようにする手段と、
    をさらに備える請求項36に記載の装置。
  39. 無線通信のための装置であって、
    第1のラジオ・アクセス技術(RAT)で、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを取得する手段と、
    第2のRATで、前記第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを取得する手段と、
    前記第1の近隣リストからの情報と前記第2の近隣リストからの情報とを結合する手段と、
    を備える装置。
  40. 前記結合された情報に基づいて、前記第3のRATで測定を行う手段、をさらに備える請求項39に記載の装置。
  41. 前記結合された情報を、統合リストに保持する手段と、
    第1のしきい値が前記第3のRATへの再選択の確率を高めるのであれば、前記統合リスト内に含めるために、前記第1のしきい値を、前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストにおいて共通の周波数に対応するように選択することによって、そうではない場合には、第2のしきい値を選択することによって、前記統合リストを更新する手段と、ここで、前記第1のしきい値は、前記第1の近隣リストにおける共通の周波数に対応し、前記第2のしきい値は、前記第2の近隣リストにおける共通の周波数に対応する、
    をさらに備える請求項39に記載の装置。
  42. 無線通信のための装置であって、
    第1のラジオ・アクセス技術(RAT)で、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを取得する手段と、
    第2のRATで、前記第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを取得する手段と、
    前記第1の近隣リストにおける情報に基づいて前記第3のRATで得られた測定値と、前記第2の近隣リストにおける情報に基づいて前記第3のRATで得られた測定値とのうちの少なくとも1つを用いて、中央エンティティを維持する手段と、
    を備える装置。
  43. 少なくとも、前記中央エンティティにおける測定値に基づいて、前記第3のRATへのセル再選択を実行するか否かを決定する手段、をさらに備える請求項42に記載の装置。
  44. その周波数に関する有効な測定値が、前記中央エンティティ内に存在しない場合、前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストのうちの少なくとも1つで取得された情報に基づいて、前記第3のRATの周波数に関する新たな測定を行う手段、をさらに備える請求項42に記載の装置。
  45. 無線通信のための装置であって、
    第1のラジオ・アクセス技術(RAT)および第2のRATをサポートするネットワークにおいて、第3のRATの基地局の近隣リストを取得し、
    前記近隣リストを前記第1のRATで送信するか、前記第2のRATで送信するか、または前記第1のRATと前記第2のRATとの両方で送信するかを、1または複数の基準に基づいて判定する
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  46. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記近隣リストを、前記判定に基づいて、前記第1のRATで、前記第2のRATで、または、前記第1のRATと前記第2のRATとの両方で送信するように構成された、請求項45に記載の装置。
  47. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    前記近隣リストを、前記判定に基づいて、前記第1のRATまたは前記第2のRATのうちの1つで送信し、
    前記送信された近隣リストに基づいて、前記第3のRATで測定が実行されるようにする
    ように構成された、請求項45に記載の装置。
  48. 無線通信のための装置であって、
    第3のラジオ・アクセス技術(RAT)の基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを第1のRATを介して取得し、
    前記第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを第2のRATを介して取得し、
    前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストからの情報を結合する
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  49. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記結合された情報に基づいて、前記第3のRATで測定を行うように構成された、請求項48に記載の装置。
  50. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    前記結合された情報を、統合リストに保持し、
    第1のしきい値が前記第3のRATへの再選択の確率を高めるのであれば、前記統合リスト内に含めるために、前記第1のしきい値を、前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストにおいて共通の周波数に対応するように選択することによって、そうではない場合には、第2のしきい値を選択することによって、前記統合リストを統合するように構成され、
    前記第1のしきい値は、前記第1の近隣リストにおける共通の周波数に対応し、前記第2のしきい値は、前記第2の近隣リストにおける共通の周波数に対応する、請求項48に記載の装置。
  51. 無線通信のための装置であって、
    第3のラジオ・アクセス技術(RAT)の基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを第1のRATを介して取得し、
    前記第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを第2のRATを介して取得し、
    前記第1の近隣リストにおける情報に基づいて前記第3のRATで得られた測定値と、前記第2の近隣リストにおける情報に基づいて前記第3のRATで得られた測定値とのうちの少なくとも1つを用いて、中央エンティティを維持する
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  52. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、少なくとも、前記中央エンティティにおける測定値に基づいて、前記第3のRATへのセル再選択を実行するか否かを決定するように構成された、請求項51に記載の装置。
  53. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、その周波数に関する有効な測定値が、前記中央エンティティ内に存在しない場合、前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストのうちの少なくとも1つで取得された情報に基づいて、前記第3のRATの周波数に関する新たな測定を行うように構成された、請求項51に記載の装置。
  54. 格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備えるプログラム製品であって、
    前記命令群は、
    第1のラジオ・アクセス技術(RAT)および第2のRATをサポートするネットワークにおいて、第3のRATの基地局の近隣リストを取得することと、
    前記近隣リストを前記第1のRATで送信するか、前記第2のRATで送信するか、または前記第1のRATと前記第2のRATとの両方で送信するかを、1または複数の基準に基づいて判定することと、
    のために1または複数のプロセッサによって実行可能である、プログラム製品。
  55. 前記命令群はさらに、
    前記近隣リストを、前記判定に基づいて、前記第1のRATで、前記第2のRATで、または、前記第1のRATと前記第2のRATとの両方で送信すること
    のために1または複数のプロセッサによって実行可能である、請求項54に記載のプログラム製品。
  56. 前記命令群はさらに、
    前記近隣リストを、前記判定に基づいて、前記第1のRATまたは前記第2のRATのうちの1つで送信することと、
    前記送信された近隣リストに基づいて、前記第3のRATで測定が実行されるようにすることと、
    のために1または複数のプロセッサによって実行可能である、請求項54に記載のプログラム製品。
  57. 格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備えるプログラム製品であって、
    前記命令群は、
    第1のラジオ・アクセス技術(RAT)で、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを取得することと、
    第2のRATで、前記第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを取得することと、
    前記第1の近隣リストからの情報と前記第2の近隣リストからの情報とを結合することと、
    のために1または複数のプロセッサによって実行可能である、プログラム製品。
  58. 前記結合された情報に基づいて、前記第3のRATで測定を行うことのために1または複数のプロセッサによって実行可能である、請求項57に記載のプログラム製品。
  59. 前記命令群はさらに、
    前記結合された情報を、統合リストに保持することと、
    第1のしきい値が前記第3のRATへの再選択の確率を高めるのであれば、前記統合リスト内に含めるために、前記第1のしきい値を、前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストにおいて共通の周波数に対応するように選択することによって、そうではない場合には、第2のしきい値を選択することによって、前記統合リストを更新することと、ここで、前記第1のしきい値は、前記第1の近隣リストにおける共通の周波数に対応し、前記第2のしきい値は、前記第2の近隣リストにおける共通の周波数に対応する、
    のために1または複数のプロセッサによって実行可能である、請求項57に記載のプログラム製品。
  60. 格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備えるプログラム製品であって、
    前記命令群は、
    第1のラジオ・アクセス技術(RAT)で、第3のRATの基地局に関する情報を伴う第1の近隣リストを取得することと、
    第2のRATで、前記第3のRATの基地局に関する情報を伴う第2の近隣リストを取得することと、
    前記第1の近隣リストにおける情報に基づいて前記第3のRATで得られた測定値と、前記第2の近隣リストにおける情報に基づいて前記第3のRATで得られた測定値とのうちの少なくとも1つを用いて、中央エンティティを維持することと、
    のために1または複数のプロセッサによって実行可能である、プログラム製品。
  61. 前記命令群はさらに、少なくとも、前記中央エンティティにおける測定値に基づいて、前記第3のRATへのセル再選択を実行するか否かを決定することのために1または複数のプロセッサによって実行可能である、請求項60に記載のプログラム製品。
  62. 前記命令群はさらに、その周波数に関する有効な測定値が、前記中央エンティティ内に存在しない場合、前記第1の近隣リストおよび前記第2の近隣リストのうちの少なくとも1つで取得された情報に基づいて、前記第3のRATの周波数に関する新たな測定を行うことのために1または複数のプロセッサによって実行可能である、請求項60に記載のプログラム製品。
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