JP2014209291A - Touch sensor device and portable terminal - Google Patents
Touch sensor device and portable terminal Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014209291A JP2014209291A JP2013086111A JP2013086111A JP2014209291A JP 2014209291 A JP2014209291 A JP 2014209291A JP 2013086111 A JP2013086111 A JP 2013086111A JP 2013086111 A JP2013086111 A JP 2013086111A JP 2014209291 A JP2014209291 A JP 2014209291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- pen
- input mode
- detected
- sensor device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
Description
本発明は、ペン入力および手入力を検出可能なタッチセンサ装置に関する。 The present invention relates to a touch sensor device capable of detecting pen input and manual input.
従来の指またはペンによって入力可能な静電容量方式タッチパネル装置は、指またはペンの接触により静電容量が変化する座標を、接触位置として検出している。このため、例えば、タッチペンを用いてタッチパネルに文字入力を行う場合、タッチペンを持つ手の一部がタッチパネルに接触する、いわゆる「お手つき」をしてしまうことがある。「お手つき」をしてしまった場合、本来、検出すべきタッチペンの接触位置の他に「お手つき」による持ち手の一部の接触位置が誤検出され、タッチパネル装置が誤動作するという問題が知られている。 A conventional capacitive touch panel device that can be input with a finger or a pen detects coordinates where the capacitance changes due to the contact of the finger or pen as a contact position. For this reason, for example, when inputting characters on a touch panel using a touch pen, a part of a hand holding the touch pen may come into contact with the touch panel, so-called “hand touch” may occur. In the case of "hand touch", there is a known problem that the touch panel device malfunctions because the touch position of the handle due to "hand touch" is erroneously detected in addition to the touch position of the touch pen that should be detected. Yes.
そこで、「お手つき」による誤動作を防止するための技術が、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1のタッチパネル装置は、タッチパネル面に物体がタッチした場合、タッチ領域を検出するタッチ領域検出手段と、タッチ領域検出手段で2つのタッチ領域が検出された場合、両タッチ領域の面積を比較し、小面積のタッチ領域を有効とし、大面積のタッチ領域を無効とする判定手段とを備える。
Therefore, for example,
特許文献1では、ペンによる接触と「お手つき」による接触とがほぼ同時に発生することを前提としている。しかしながら、「お手つき」による接触、および、ペンによる接触の2つのイベントが時間差をもって発生する場合がある。例えば、「お手つき」による接触のイベントがペンによる接触のイベントよりも後に発生する場合、特許文献1の技術では「お手つき」による接触を誤検出してしまうという問題がある。
In
本発明の一態様に係るタッチセンサ装置によれば、ペン入力および手入力の2つのイベントが時間差を有して発生する場合でも適切に入力を受け付けることができる。 According to the touch sensor device of one embodiment of the present invention, it is possible to appropriately accept input even when two events of pen input and manual input occur with a time difference.
なお、ここでタッチパネルによる接触の認識を「イベント」と表現する。また、「お手つき」とは、指または手の一部等が触れることにより発生する、利用者(入力者)が意図しない接触を指す。 Here, the recognition of contact by the touch panel is expressed as “event”. Further, the “hand touch” refers to a contact that is generated when a finger or a part of the hand touches and is not intended by the user (input person).
本発明の一態様に係るタッチセンサ装置は、複数の静電容量を有するタッチパネルと、上記複数の静電容量の値の分布から、上記タッチパネルへのペンによるペン入力と、手による手入力とを区別して検出する入力検出部と、上記ペン入力の検出に応じて、入力モードを通常入力モードからペン入力モードに切り替える入力モード切替部と、上記ペン入力モードでは、上記ペン入力を有効とし、上記手入力を無効とする有効判定部とを備えるという特徴を有する。 A touch sensor device according to an aspect of the present invention includes a touch panel having a plurality of capacitances, and pen input by a pen to the touch panel and manual input by hands based on a distribution of the plurality of capacitance values. An input detection unit that detects and distinguishes, an input mode switching unit that switches the input mode from the normal input mode to the pen input mode according to the detection of the pen input, and the pen input mode, the pen input is enabled, A validity determination unit that invalidates manual input.
本発明の一態様によれば、利用者が手の一部をタッチパネルに接触させてペンで入力を行う場合であっても、手の接触に起因する誤動作を防止することができる。それゆえ、タッチセンサ装置は、利用者が意図したペン入力を適切に受け付けることができる。また、利用者は、入力モードの切り替え操作を必要とせず、入力モードを意識せずに入力を行うことができる。 According to one embodiment of the present invention, even when a user makes a part of a hand touch a touch panel and performs input with a pen, malfunction due to contact with the hand can be prevented. Therefore, the touch sensor device can appropriately accept pen input intended by the user. Also, the user does not need to switch the input mode, and can input without being aware of the input mode.
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態に係るタッチセンサ装置について、詳細に説明する。
Hereinafter, a touch sensor device according to an embodiment of the present invention will be described in detail.
(タッチセンサ装置1の構成)
図1は、実施形態1に係るタッチセンサ装置1の構成を示すブロック図である。タッチセンサ装置1は、タッチパネル2と静電容量値分布検出回路3とを備える。タッチパネル2は、水平方向に沿って互いに平行に配置されたドライブラインHL1〜HLnと、垂直方向に沿って互いに平行に配置されたセンスラインVL1〜VLmと、マトリクス状に配置された複数の静電容量とを備える。複数の静電容量は、ドライブラインHL1〜HLnとセンスラインVL1〜VLmとの交点にそれぞれ形成される。
(Configuration of touch sensor device 1)
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration of the
静電容量値分布検出回路3は、タイミングジェネレータ4、ドライバ5、センスアンプ6、AD変換器7、容量分布計算部8、入力検出部9、入力モード切替部10、および有効判定部11を備えている。
The capacitance value
タイミングジェネレータ4は、ドライバ5の動作を規定する信号と、センスアンプ6の動作を規定する信号と、AD変換器7の動作を規定する信号とを生成して、それぞれドライバ5、センスアンプ6、およびAD変換器7に供給する。
The timing generator 4 generates a signal that defines the operation of the
ドライバ5は、符号系列に基づいてドライブラインHL1〜HLnに電圧を印加して各静電容量を駆動する。センスアンプ6は、ドライバ5により駆動された各静電容量に対応する電圧の線形和を、センスラインVL1〜VLmを通して読み出して、AD変換器7に供給する。AD変換器7は、センスラインVL1〜VLmを通して読み出した各静電容量に対応する電圧の線形和をAD変換して容量分布計算部8に供給する。
The
容量分布計算部8は、AD変換器7から供給された各静電容量に対応する電圧の線形和と符号系列とに基づいて、タッチパネル2上の静電容量の値(容量値を示す信号の強度)の分布を示す静電容量分布を計算する。容量分布計算部8は、得られた静電容量分布を、入力検出部9に供給する。
The capacitance distribution calculation unit 8 determines the capacitance value (a signal indicating the capacitance value) on the
入力検出部9は、静電容量分布から、タッチパネル2へのペンによるペン入力と、指を含む手による手入力とを区別して検出する。ペン入力は、スタイラスペン等の尖った指示体がタッチパネル2に接触することよってなされた入力を指す。手入力は、ペン程には尖っていない指または手がタッチパネル2に接触することによってなされた入力を指す。入力検出部9は、検出結果を入力モード切替部10に供給する。
The input detection unit 9 distinguishes and detects pen input by a pen on the
入力モード切替部10は、検出結果に応じて、入力モードを通常入力モードとペン入力モードとの間で切り替える。入力モード切替部10は、設定した入力モードを有効判定部11に指示する。また、入力モード切替部10は、入力検出部9の検出結果を有効判定部11に供給する。
The input
有効判定部11は、指示された入力モードに基づいて、検出されたタッチパネル2への入力が有効であるか無効であるかを判定する。有効判定部11は、有効と判定した入力(タッチ入力)の座標値を、タッチセンサ装置1の外部に接続されたホスト装置13に出力する。
The
ホスト装置13は、タッチセンサ装置1から受け取ったタッチ入力の座標値に基づいて、ホスト装置13が有するアプリケーションソフトに応じた処理を実行する。
Based on the coordinate value of the touch input received from the
図2は、利用者がタッチパネル2にペンによって入力する様子を示す図である。図2は、ドライブラインn本およびセンスラインm本を有するタッチパネル2上に、手15をつきながらペン14で文字を書く様子を模式的に示している。このように入力する場合、ペン14が接触した位置とは離れた位置において、手15の一部がタッチパネル2に接触することがある。
FIG. 2 is a diagram illustrating a state in which a user inputs to the
本実施形態においては、タッチパネル2への入力が所定の条件を満たした場合、タッチセンサ装置1は手入力を無効な入力とみなすペン入力モードに移行する。これにより、ペン入力を行う場合に手15の接触を誤検出することを防止する。
In the present embodiment, when the input to the
(通常入力モードの動作)
図3は、本実施形態に係るタッチセンサ装置1の通常入力モードの動作を示すフローチャートである。タッチセンサ装置1は、所定の間隔でドライバ5およびセンスアンプ6の駆動を行い、静電容量分布を得る。入力検出部9は、静電容量分布から、ペン入力または手入力を検出し、検出された入力をイベントとして認識する。また、入力検出部9は、検出された入力の座標(指示体の接触位置)を特定する。
(Normal input mode operation)
FIG. 3 is a flowchart showing the operation in the normal input mode of the
イベントが検出されなかった場合(ステップS1でNo)、所定の期間後に改めてドライバ5およびセンスアンプ6の駆動を行う(S1に戻る)。
If no event is detected (No in step S1), the
一方、イベントが検出された場合(S1でYes)、入力モード切替部10は当該イベントE1がペン入力であるか否かを判定する。
On the other hand, when an event is detected (Yes in S1), the input
検出されたイベントE1がペン入力である場合(S2でYes)、入力モード切替部10は、入力モードをペン入力モードに切り替える(S3)。そして、有効判定部11は、検出されたイベント(ペン入力)E1を有効と判定する(S4)。有効判定部11は、検出されたイベントの座標をホスト装置13に出力する。以後、タッチセンサ装置1は、ペン入力モードで動作する。
When the detected event E1 is a pen input (Yes in S2), the input
一方、検出されたイベントE1がペン入力ではない場合(例えば手入力である場合)(S2でNo)、有効判定部11は、検出されたイベント(手入力)E1の座標を記憶しておく(S5)。その後、有効判定部11は、手入力のイベントE1を検出してから所定の第1期間内に他のイベントE2を検出したか否かを判定する(S6)。
On the other hand, when the detected event E1 is not a pen input (for example, a manual input) (No in S2), the
第1期間内に他のイベントE2が検出されなかった場合(S6でNo)、有効判定部11は、第1期間の前に検出した手入力のイベントE1を有効であると判定する(S7)。有効判定部11は、検出されたイベントE1の座標をホスト装置13に出力する(S1に戻る)。
When no other event E2 is detected within the first period (No in S6), the
一方、第1期間内に他のイベントE2が検出された場合(S6でYes)、有効判定部11は、第1期間内に検出された他のイベントE2がペン入力であるか否かを判定する(S8)。
On the other hand, when another event E2 is detected within the first period (Yes in S6), the
第1期間内に検出された他のイベントE2がペン入力ではない(すなわち手入力である)場合(S8でNo)、有効判定部11は、第1期間の前に検出した手入力のイベントE1を有効であると判定する(S7)。例えば、手入力のイベントE1後の第1期間内に複数の他のイベントが検出された場合、第1期間内の全ての他のイベントがペン入力ではない場合に、有効判定部11は、第1期間の前に検出した手入力のイベントE1を有効であると判定する。また、異なる時刻に複数の手入力のイベントが検出された場合、それぞれのイベントが検出されてから第1期間内に他のペン入力が検出されなかったイベント(手入力)は、有効と見なされる。
When the other event E2 detected within the first period is not a pen input (that is, a manual input) (No in S8), the
一方、第1期間内に検出された他のイベントE2がペン入力である場合(S8でYes)、有効判定部11は、第1期間の前に検出した手入力のイベントE1を無効であると判定する(S9)。また、有効判定部11は、記憶していた手入力のイベントE1の座標を消去する。そして、入力モード切替部10は、入力モードをペン入力モードに切り替える(S3)。また、有効判定部11は、第1期間内に検出された他のイベント(ペン入力)E2を有効と判定する(S4)。
On the other hand, when the other event E2 detected within the first period is a pen input (Yes in S8), the
このように、タッチセンサ装置1は、ペン入力を検出すると、ペン入力モードに移行する。
As described above, when the
(ペン入力モードの動作)
図4は、本実施形態に係るタッチセンサ装置1のペン入力モードの動作を示すフローチャートである。ペン入力モードにおいても、タッチセンサ装置1は、所定の間隔でドライバ5およびセンスアンプ6の駆動を行い、得られた静電容量分布から検出された入力の座標を特定する。
(Pen input mode operation)
FIG. 4 is a flowchart showing an operation in the pen input mode of the
最後にイベントE3(ペン入力または手入力)が検出されてから所定の第2期間の間に他のイベントE4(ペン入力または手入力)が検出されなかった場合(S21でNo)、入力モード切替部10は、入力モードを通常入力モードに切り替える(S22)。
When no other event E4 (pen input or manual input) is detected during the predetermined second period after event E3 (pen input or manual input) is detected last (No in S21), the input mode is switched. The
最後にイベントE3が検出されてから第2期間内に他の(次の)イベントE4が検出された場合(S21でYes)、有効判定部11は、第2期間内に検出された他のイベントE4がペン入力であるか否かを判定する(S23)。
When the other (next) event E4 is detected within the second period since the event E3 was detected last (Yes in S21), the
第2期間内に検出された他のイベントE4がペン入力である場合(S23でYes)、有効判定部11は、第2期間内に検出された他のイベント(ペン入力)E4を有効とする(S24)。処理はS21に戻る。
When the other event E4 detected within the second period is a pen input (Yes in S23), the
一方、第2期間内に検出された他のイベントE4がペン入力ではない(すなわち手入力である)場合(S23でNo)、有効判定部11は、第2期間内に検出された他のイベント(手入力)E4を無効とする(S25)。処理はS21に戻る。
On the other hand, when the other event E4 detected in the second period is not pen input (that is, manual input) (No in S23), the
第1期間は、例えば0.5から1秒程度に設定することができ、第2期間は、例えば0.5秒から2秒程度に設定することができる。ただし、第1期間および第2期間はこれに限らず任意に設定することができる。 The first period can be set to about 0.5 to 1 second, for example, and the second period can be set to about 0.5 to 2 seconds, for example. However, the first period and the second period are not limited to this and can be arbitrarily set.
(タッチセンサ装置1の効果)
利用者がタッチパネルに対して入力を行うとき、入力する目的に応じてペン入力と手入力とを使い分けることがよくある。例えば、文字または絵を書くときにはペンが主に使用され、項目の選択、ウィンドウサイズの変更、または画面スクロールのときには指(手)が主に使用される。
(Effect of touch sensor device 1)
When a user performs input on a touch panel, pen input and manual input are often used according to the input purpose. For example, a pen is mainly used when writing a character or a picture, and a finger (hand) is mainly used when selecting an item, changing a window size, or scrolling a screen.
本実施形態において、通常入力モードでは、手入力およびペン入力の両方の入力が有効となる。ただし、通常入力モードにおいて、手入力がされてから第1期間内にペン入力がされた場合、該手入力は無効になる。通常入力モードにおいて、ペン入力が検出されると、タッチセンサ装置1はペン入力のみを有効とするペン入力モードに移行する。一旦ペン入力モードに移行すると、入力が所定の期間(第2期間)を空けずに続けられている限り、ペン入力モードが維持される。そしてペン入力モードにおいては、ペン入力を有効とし、手入力を無効とする。
In this embodiment, in the normal input mode, both manual input and pen input are valid. However, in the normal input mode, if the pen input is made within the first period after the manual input, the manual input becomes invalid. When a pen input is detected in the normal input mode, the
そのため、利用者がペン入力をする際に手の一部をタッチパネル2についたとしても、ペン入力のみが有効と見なされる。それゆえ、タッチセンサ装置1は、利用者がペン入力をする際に手入力を誤検出することがなく、ペン入力中に手がタッチパネル2に接触することに起因する誤動作を防止することができる。また、通常入力モードにおいても、ペン入力の前の第1期間以内にあった手入力は無効とされる。そのため、タッチセンサ装置1は、利用者がタッチパネル2に手をついてからペン入力をし始めた場合であっても、ペン入力の直前の手による接触に起因する誤動作を防止することができる。
Therefore, even if a user puts a part of his hand on the
タッチセンサ装置1は、利用者の入力手段(ペンまたは手)を自動で判断し、入力手段に応じて入力モードを切り替えることにより、ペン入力および手入力の両方の入力を適切に受け付けることができる。そのため、タッチセンサ装置1では、利用者は意図的に入力モードを切り替える操作を行う必要がない。それゆえ、利用者は入力モードを意識することなくペン入力および手入力を行うことができるので、タッチセンサ装置1は利用者の利便性を高めることができる。
The
なお、タッチセンサ装置1は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、または携帯ゲーム機等の携帯端末に、指示入力部として設けることができる。携帯端末は、ホスト装置13も備える。
The
(ペン入力および手入力の検出フロー)
図5は、入力検出部9がペン入力および手入力を検出する処理を示すフローチャートである。入力検出部9は静電容量分布から、ペン入力および手入力を区別して検出する。タッチパネル2におけるj列i行(座標(j、i))の静電容量の容量値(静電容量値信号の強度)をC[j][i]とする。
(Pen input and manual input detection flow)
FIG. 5 is a flowchart illustrating processing in which the input detection unit 9 detects pen input and manual input. The input detection unit 9 detects pen input and manual input separately from the capacitance distribution. The capacitance value of the capacitance (intensity of the capacitance value signal) at j columns and i rows (coordinates (j, i)) on the
まず、図5に示すフローチャートの説明で使用するパラメータの意義は、以下に示すとおりである。
m:センスライン数、
n:ドライブライン数、
PEN_THRESH:入力(タッチ)があるか否かを判断するための強度閾値、
PEN_THRESH2:指による入力か否かを判断するための強度閾値、
FOOT_THRESH:静電容量分布のピークの周辺の静電容量値信号の値の大きさを判断するための周辺閾値、
AREA_THRESH:静電容量分布のピークの周辺において静電容量値信号の値が周辺閾値FOOT_THRESHを超えた周辺領域(の静電容量)の数を判断するための領域閾値、
とする。
First, the significance of the parameters used in the description of the flowchart shown in FIG. 5 is as shown below.
m: number of sense lines,
n: number of drive lines,
PEN_THRESH: an intensity threshold for determining whether or not there is an input (touch),
PEN_THRESH2: intensity threshold for determining whether or not the input is performed with a finger
FOOT_THRESH: a peripheral threshold value for determining the magnitude of the value of the capacitance value signal around the peak of the capacitance distribution;
AREA_THRESH: a region threshold value for determining the number of peripheral regions (capacitance thereof) where the value of the capacitance value signal exceeds the peripheral threshold value FOOT_THRESH around the peak of the capacitance distribution;
And
また、Flag[j][i]は、座標(j、i)における入力(ペン入力「1」、手入力「2」、またはタッチなし「0」)を示す変数(配列)であり、countは、座標(q、p)の容量値C[q][p]が周辺閾値FOOT_THRESHを超える周辺領域(の静電容量)の数を数えるためのカウンタである。 Flag [j] [i] is a variable (array) indicating an input (pen input “1”, manual input “2”, or no touch “0”) at coordinates (j, i), and count is , A counter for counting the number of peripheral areas (capacitance thereof) in which the capacitance value C [q] [p] of the coordinates (q, p) exceeds the peripheral threshold FOOT_THRESH.
入力検出部9は、全て座標(0≦j≦m、0≦i≦n)について、ループL1の処理を繰り返し行う。ループL1は、ステップS31〜S40の処理を含む。 The input detection unit 9 repeats the process of the loop L1 for all coordinates (0 ≦ j ≦ m, 0 ≦ i ≦ n). The loop L1 includes the processes of steps S31 to S40.
ループL1では、まず入力検出部9は、容量値C[j][i]が強度閾値PEN_THRESHより大きいか否かを判定する(S31)。 In the loop L1, the input detection unit 9 first determines whether or not the capacitance value C [j] [i] is larger than the intensity threshold value PEN_THRESH (S31).
容量値C[j][i]が強度閾値PEN_THRESH以下である場合(S31でNo)、入力検出部9は、座標(j、i)にはタッチがないと判断し、Flag[j][i]の値を0にする(S32)。 When the capacitance value C [j] [i] is equal to or less than the intensity threshold value PEN_THRESH (No in S31), the input detection unit 9 determines that there is no touch on the coordinates (j, i), and Flag [j] [i ] Is set to 0 (S32).
一方、容量値C[j][i]が強度閾値PEN_THRESHより大きい場合(S31でYes)、入力検出部9は、次に容量値C[j][i]が強度閾値PEN_THRESH2より大きいか否かを判定する(S33)。 On the other hand, when the capacitance value C [j] [i] is greater than the intensity threshold value PEN_THRESH (Yes in S31), the input detection unit 9 next determines whether the capacitance value C [j] [i] is greater than the intensity threshold value PEN_THRESH2. Is determined (S33).
容量値C[j][i]が強度閾値PEN_THRESH2より大きい場合(S33でYes)、入力検出部9は、座標(j、i)にはペンではなく手(指)がタッチしていると判断し、Flag[j][i]の値を2にする(S34)。 When the capacitance value C [j] [i] is larger than the intensity threshold value PEN_THRESH2 (Yes in S33), the input detection unit 9 determines that the hand (finger) is touching the coordinate (j, i) instead of the pen. Then, the value of Flag [j] [i] is set to 2 (S34).
一方、容量値C[j][i]が強度閾値PEN_THRESHより大きく、かつ、強度閾値PEN_THRESH2以下である場合(S33でNo)、入力検出部9は、座標(j、i)にペンまたは手(指)がタッチしていると判断する。入力検出部9は、カウンタcountの値を0に初期化する(S35)。そして、入力検出部9は、入力がペン入力か手入力かを特定するために、所定の範囲(第1範囲)の座標(q、p)について、ループL2の処理を繰り返し行う。ループL2は、S36〜S38の処理を含む。 On the other hand, when the capacitance value C [j] [i] is larger than the intensity threshold value PEN_THRESH and equal to or less than the intensity threshold value PEN_THRESH2 (No in S33), the input detection unit 9 uses a pen or hand at coordinates (j, i) ( It is determined that (finger) is touching. The input detection unit 9 initializes the value of the counter count to 0 (S35). Then, the input detection unit 9 repeatedly performs the process of the loop L2 for the coordinates (q, p) of a predetermined range (first range) in order to specify whether the input is a pen input or a manual input. The loop L2 includes the processes of S36 to S38.
ここで第1範囲の座標(q、p)は、
j − dm1 ≦ q ≦ j + dp1、
i − sm1 ≦ p ≦ i + sp1
を満たす座標である。
Here, the coordinates (q, p) of the first range are
j−dm1 ≦ q ≦ j + dp1,
i−sm1 ≦ p ≦ i + sp1
Coordinates that satisfy
ループL2ではまず、座標(q、p)が、
j − dm2 ≦ q ≦ j + dp2、
i − sm2 ≦ p ≦ i + sp2
を満たす第2範囲の座標であるか否かを判定する(S36)。ここで、第2範囲は第1範囲に包含される。すなわち、dm1>dm2>0、dp1>dp2>0、sm1>sm2>0、かつsp1>sp2>0である。
In the loop L2, first, the coordinates (q, p) are
j−dm2 ≦ q ≦ j + dp2,
i−sm2 ≦ p ≦ i + sp2
It is determined whether or not the coordinates of the second range satisfy the condition (S36). Here, the second range is included in the first range. That is, dm1>dm2> 0, dp1>dp2> 0, sm1>sm2> 0, and sp1>sp2> 0.
座標(q、p)が第2範囲内にある場合(S36でYes)、ループL2におけるS37およびS38の処理はスキップされる。 When the coordinates (q, p) are within the second range (Yes in S36), the processes in S37 and S38 in the loop L2 are skipped.
一方、座標(q、p)が第2範囲外にある場合(S36でNo)、入力検出部9は、容量値C[q][p]が周辺閾値FOOT_THRESHより大きいか否かを判定する(S37)。 On the other hand, when the coordinates (q, p) are outside the second range (No in S36), the input detection unit 9 determines whether or not the capacitance value C [q] [p] is larger than the peripheral threshold value FOOT_THRESH ( S37).
容量値C[q][p]が周辺閾値FOOT_THRESHより大きい場合(S37でYes)、入力検出部9は、カウンタcountの値を1増加させる(S38)。 When the capacitance value C [q] [p] is larger than the peripheral threshold value FOOT_THRESH (Yes in S37), the input detection unit 9 increases the value of the counter count by 1 (S38).
一方、容量値C[q][p]が周辺閾値FOOT_THRESH以下である場合(S37でNo)、ループL2におけるS38の処理はスキップされる。 On the other hand, when the capacitance value C [q] [p] is equal to or smaller than the peripheral threshold FOOT_THRESH (No in S37), the process of S38 in the loop L2 is skipped.
すなわち、第1範囲のうちの第2範囲外の領域は、座標(j、i)の周辺領域を示す。カウンタcountは、周辺領域のうち、容量値Cが周辺閾値FOOT_THRESHを超える座標の数を示す。 That is, the area outside the second range in the first range indicates the peripheral area of the coordinates (j, i). The counter count indicates the number of coordinates in the peripheral area where the capacitance value C exceeds the peripheral threshold value FOOT_THRESH.
ループL2の処理が終了すると、入力検出部9は、カウンタcountの値が領域閾値AREA_THRESHより大きいか否かを判定する(S39)。 When the processing of the loop L2 ends, the input detection unit 9 determines whether or not the value of the counter count is larger than the area threshold value AREA_THRESH (S39).
カウンタcountの値が領域閾値AREA_THRESHより大きい場合(S39でYes)、指示体による接触面積が大きいと考えられる。そのため、入力検出部9は、座標(j、i)にはペンではなく手(指)がタッチしていると判断し、Flag[j][i]の値を2にする(S34)。 When the value of the counter count is larger than the area threshold value AREA_THRESH (Yes in S39), it is considered that the contact area by the indicator is large. Therefore, the input detection unit 9 determines that the coordinate (j, i) is touched by a hand (finger) instead of a pen, and sets the value of Flag [j] [i] to 2 (S34).
一方、カウンタcountの値が領域閾値AREA_THRESH以下である場合(S39でNo)、指示体による接触面積が小さいと考えられる。そのため、入力検出部9は、座標(j、i)にはペンがタッチしていると判断し、Flag[j][i]の値を1にする(S40)。 On the other hand, when the value of the counter count is equal to or smaller than the area threshold value AREA_THRESH (No in S39), it is considered that the contact area by the indicator is small. Therefore, the input detection unit 9 determines that the pen is touching the coordinates (j, i), and sets the value of Flag [j] [i] to 1 (S40).
入力検出部9は、ループL1の処理を、m列n行の静電容量分布の各座標について行う。このようにして、入力検出部9は、ペン入力または手入力を区別して検出する。入力モード切替部10および有効判定部11は、Flag[j][i]の値を参照することにより、各座標の入力がペン入力であるか手入力であるか入力無しであるかを認識することが可能である。
The input detection unit 9 performs the process of the loop L1 for each coordinate of the capacitance distribution of m columns and n rows. In this way, the input detection unit 9 distinguishes and detects pen input or manual input. The input
(検出領域R1、周辺領域R2、および中間領域R3の関係)
図6は、図5に示すアルゴリズムを理解し易くするために、座標(j、i)と第1範囲および第2範囲を規定するパラメータとの関係を示す図である。検出領域R1は座標(j、i)であり、中間領域R3は座標(j、i)を除いた第2範囲内であり、周辺領域R2は、第2範囲を除いた第1範囲内である。
(Relationship between detection region R1, peripheral region R2, and intermediate region R3)
FIG. 6 is a diagram illustrating a relationship between coordinates (j, i) and parameters defining the first range and the second range in order to facilitate understanding of the algorithm illustrated in FIG. The detection region R1 is the coordinates (j, i), the intermediate region R3 is in the second range excluding the coordinates (j, i), and the peripheral region R2 is in the first range excluding the second range. .
ペンまたは手による入力か否かを判定するために静電容量値信号の強度を判定する検出領域R1は、座標(i、j)を有している。検出領域R1は、ドーナッツ状の形状を構成している複数の座標を含む周辺領域R2によって囲まれている。検出領域R1と周辺領域R2との間に中間領域R3が配置されている。 The detection region R1 for determining the strength of the capacitance value signal to determine whether the input is performed with a pen or a hand has coordinates (i, j). The detection region R1 is surrounded by a peripheral region R2 including a plurality of coordinates constituting a donut shape. An intermediate region R3 is disposed between the detection region R1 and the peripheral region R2.
周辺領域R2の左上端の座標は(j−dm1、i−sm1)である。周辺領域R2の左下端の座標は(j−dm1、i+sp1)である。周辺領域R2の右上端の座標は(j+dp1、i−sm1)である。周辺領域R2の右下端の座標は(j+dp1、i+sp1)である。 The coordinates of the upper left corner of the peripheral region R2 are (j-dm1, i-sm1). The coordinates of the lower left corner of the peripheral region R2 are (j−dm1, i + sp1). The coordinates of the upper right end of the peripheral region R2 are (j + dp1, i−sm1). The coordinates of the lower right corner of the peripheral region R2 are (j + dp1, i + sp1).
中間領域R3の左上端の座標は(j−dm2、i−sm2)である。中間領域R3の左下端の座標は(j−dm2、i+sp2)である。中間領域R3の右上端の座標は(j+dp2、i−sm2)である。中間領域R3の右下端の座標は(j+dp2、i+sp2)である。 The coordinates of the upper left corner of the intermediate region R3 are (j-dm2, i-sm2). The coordinates of the lower left corner of the intermediate region R3 are (j−dm2, i + sp2). The coordinates of the upper right end of the intermediate region R3 are (j + dp2, i−sm2). The coordinates of the lower right corner of the intermediate region R3 are (j + dp2, i + sp2).
入力検出部9は、周辺領域R2における静電容量値信号の強度が周辺閾値FOOT_THRESHより大きい座標の数に基づいて、指示体の接触面積を判定する。そして入力検出部9は、接触面積が大きい(カウンタcountが領域閾値AREA_THRESHより大きい)場合、指示体をペンではなく手(指)であると判定する。 The input detection unit 9 determines the contact area of the indicator based on the number of coordinates where the intensity of the capacitance value signal in the peripheral region R2 is greater than the peripheral threshold value FOOT_THRESH. When the contact area is large (the counter count is larger than the area threshold AREA_THRESH), the input detection unit 9 determines that the indicator is a hand (finger) instead of a pen.
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上述の実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[Embodiment 2]
Another embodiment of the present invention will be described below. For convenience of explanation, members having the same functions as those described in the above-described embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
本実施形態のタッチセンサ装置1では、ペン入力モードから通常入力モードへ切り替わる条件が、実施形態1(図4)とは異なる。実施形態1では、S21〜S22にあるように、最後にイベントE3(ペン入力または手入力)が検出されてから所定の第2期間の間にペン入力も手入力も検出されない場合に、入力モードがペン入力モードから通常入力モードに切り替えられる。この場合、第2期間内に手入力があるとペン入力モードが継続される。
In the
本実施形態では、ペン入力モードにおいて、最後にペン入力のイベントが検出されてから所定の第2期間内に他のペン入力のイベントが検出されなかった場合、入力モード切替部10は、入力モードを通常入力モードに切り替える。すなわち、ペン入力モードにおいて手入力が続いていた場合であっても、第2期間の間ペン入力が無ければ、ペン入力モードは解除され、通常入力モードに移行する。
In the present embodiment, in the pen input mode, when no other pen input event is detected within a predetermined second period after the last pen input event is detected, the input
本実施形態では、利用者がペン入力に続けて手入力を行う場合、ペン入力後の第2期間に手入力がされていたとしても、タッチセンサ装置1は第2期間後に通常入力モードに移行する。それゆえ、タッチセンサ装置1では、利用者が手入力を行いたい場合にペン入力モードが解除されないということがない。それゆえ、利用者の利便性を損なうことがない。
In the present embodiment, when the user performs manual input following the pen input, even if the manual input is performed in the second period after the pen input, the
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るタッチセンサ装置(1)は、複数の静電容量を有するタッチパネル(2)と、上記複数の静電容量の値の分布から、上記タッチパネルへのペンによるペン入力と、手による手入力とを区別して検出する入力検出部(9)と、上記ペン入力の検出に応じて、入力モードを通常入力モードからペン入力モードに切り替える入力モード切替部(10)と、上記ペン入力モードでは、上記ペン入力を有効とし、上記手入力を無効とする有効判定部(11)とを備える。
[Summary]
The touch sensor device (1) according to the first aspect of the present invention includes a touch panel (2) having a plurality of capacitances, and pen input to the touch panel from a distribution of values of the plurality of capacitances. An input detection unit (9) that distinguishes and detects manual input by hand, an input mode switching unit (10) that switches the input mode from the normal input mode to the pen input mode in response to detection of the pen input, and the pen The input mode includes an validity determination unit (11) that validates the pen input and invalidates the manual input.
上記の構成によれば、ペン入力を検出すると、ペン入力モードに移行する。ペン入力モードでは手入力は無効とされるので、利用者が手の一部をタッチパネルに接触させてペンで入力を行う場合であっても、手の接触に起因する誤動作を防止することができる。それゆえ、タッチセンサ装置は、利用者が意図したペン入力を適切に受け付けることができる。また、利用者は、入力モードの切り替え操作を必要とせず、入力モードを意識せずに入力を行うことができる。 According to the above configuration, when pen input is detected, the pen input mode is entered. Since manual input is disabled in the pen input mode, even when the user touches a part of the hand with the touch panel and performs input with the pen, it is possible to prevent malfunction caused by hand contact. . Therefore, the touch sensor device can appropriately accept pen input intended by the user. Also, the user does not need to switch the input mode, and can input without being aware of the input mode.
本発明の態様2に係るタッチセンサ装置では、態様1において、上記通常入力モードでは、上記有効判定部は、上記手入力が検出されてから所定の第1期間内に上記ペン入力が検出された場合、該手入力を無効とする構成であってもよい。
In the touch sensor device according to
上記の構成によれば、ペン入力に先立って手をタッチパネルにつくといった、利用者が意図しない手入力があった場合でも、ペン入力に先立って行われた手入力を無効とし、手の接触に起因する誤動作を防止することができる。それゆえ、タッチセンサ装置は、利用者が意図したペン入力を適切に受け付けることができる。 According to the above configuration, even if there is an unintended manual input such as putting a hand on the touch panel prior to the pen input, the manual input performed prior to the pen input is invalidated and the hand touch. It is possible to prevent the malfunction caused by it. Therefore, the touch sensor device can appropriately accept pen input intended by the user.
本発明の態様3に係るタッチセンサ装置では、態様2において、上記通常入力モードでは、上記有効判定部は、上記手入力が検出されてから上記第1期間内に上記ペン入力が検出されなかった場合、該手入力を有効とする構成であってもよい。
In the touch sensor device according to
手入力の後にペン入力がない場合、該手入力は利用者が意図した入力であると考えられる。上記の構成によれば、手入力の後の第1期間内にペン入力がない場合、該手入力を有効とする。それゆえ、利用者の意図した手入力を適切に受け付けることができる。 When there is no pen input after manual input, the manual input is considered to be an input intended by the user. According to said structure, when there is no pen input within the 1st period after manual input, this manual input is validated. Therefore, it is possible to appropriately accept the manual input intended by the user.
本発明の態様4に係るタッチセンサ装置では、態様1から3において、上記入力モード切替部は、上記通常入力モードにおいて上記ペン入力が検出されると、入力モードを上記ペン入力モードに切り替え、上記ペン入力モードにおいて最後に上記ペン入力または手入力が検出されてから所定の第2期間の間にペン入力も手入力も検出されない場合、入力モードを上記通常入力モードに切り替える構成であってもよい。
In the touch sensor device according to aspect 4 of the present invention, in
上記の構成によれば、第2期間に渡ってペン入力も手入力もない場合に、ペン入力が完了したと判断し、手入力を有効とする通常入力モードに移行することができる。それゆえ、利用者は入力モードの切り替えを意識することなく、ペン入力の後に手入力を行うことができる。また、ペン入力後に利用者がタッチパネルに手をついたままの場合でも、ペン入力モードが継続されるので、手をついていることに起因する誤動作を防止することができる。 According to the above configuration, when there is no pen input or manual input over the second period, it is determined that the pen input has been completed, and the mode can be shifted to the normal input mode in which the manual input is valid. Therefore, the user can perform manual input after pen input without being aware of switching of input modes. Further, even when the user keeps a hand on the touch panel after pen input, the pen input mode is continued, so that it is possible to prevent malfunction caused by the hand being touched.
本発明の態様5に係るタッチセンサ装置では、態様1から3において、上記入力モード切替部は、上記通常入力モードにおいて上記ペン入力が検出されると、入力モードを上記ペン入力モードに切り替え、上記ペン入力モードにおいて最後に上記ペン入力が検出されてから所定の第2期間内に他のペン入力が検出されない場合、入力モードを上記通常入力モードに切り替える構成であってもよい。
In the touch sensor device according to
上記の構成によれば、第2期間に渡ってペン入力がない場合に、ペン入力が完了したと判断し、手入力を有効とする通常入力モードに移行することができる。なお、利用者がペン入力に続けて手入力を行う場合、ペン入力後の第2期間に手入力がされていたとしても、タッチセンサ装置は第2期間後に通常入力モードに移行する。それゆえ、上記の構成によれば、利用者が手入力を行いたい場合にペン入力モードが解除されないということがない。 According to said structure, when there is no pen input over a 2nd period, it can be judged that pen input was completed and it can transfer to the normal input mode which validates manual input. When the user performs manual input following the pen input, the touch sensor device shifts to the normal input mode after the second period even if the manual input is performed in the second period after the pen input. Therefore, according to the above configuration, the pen input mode is not canceled when the user wants to perform manual input.
本発明の態様6に係る携帯端末は、態様1から5のいずれかのタッチセンサ装置を、指示入力部として備える。
The portable terminal which concerns on
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications are possible within the scope shown in the claims, and embodiments obtained by appropriately combining technical means disclosed in different embodiments. Is also included in the technical scope of the present invention. Furthermore, a new technical feature can be formed by combining the technical means disclosed in each embodiment.
本発明は、マトリックス状に配置された複数の静電容量を有するタッチパネルに入力されたペンおよび指入力を検出するタッチセンサ装置に適用することができる。 The present invention can be applied to a touch sensor device that detects pen and finger input input to a touch panel having a plurality of capacitances arranged in a matrix.
1 タッチセンサ装置
2 タッチパネル
8 容量分布計算部
9 入力検出部
10 入力モード切替部
11 有効判定部
DESCRIPTION OF
Claims (6)
上記複数の静電容量の値の分布から、上記タッチパネルへのペンによるペン入力と、手による手入力とを区別して検出する入力検出部と、
上記ペン入力の検出に応じて、入力モードを通常入力モードからペン入力モードに切り替える入力モード切替部と、
上記ペン入力モードでは、上記ペン入力を有効とし、上記手入力を無効とする有効判定部とを備えることを特徴とするタッチセンサ装置。 A touch panel having a plurality of capacitances;
From the distribution of the values of the plurality of capacitances, an input detection unit that detects and detects pen input by a pen on the touch panel and manual input by a hand;
An input mode switching unit that switches the input mode from the normal input mode to the pen input mode in response to detection of the pen input;
In the pen input mode, the touch sensor device includes an validity determination unit that validates the pen input and invalidates the manual input.
上記通常入力モードにおいて上記ペン入力が検出されると、入力モードを上記ペン入力モードに切り替え、
上記ペン入力モードにおいて最後に上記ペン入力または上記手入力が検出されてから所定の第2期間の間に他のペン入力も手入力も検出されない場合、入力モードを上記通常入力モードに切り替えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のタッチセンサ装置。 The input mode switching unit is
When the pen input is detected in the normal input mode, the input mode is switched to the pen input mode,
When no other pen input or manual input is detected during a predetermined second period after the pen input or the manual input was last detected in the pen input mode, the input mode is switched to the normal input mode. The touch sensor device according to claim 1, wherein the touch sensor device is a touch sensor device.
上記通常入力モードにおいて上記ペン入力が検出されると、入力モードを上記ペン入力モードに切り替え、
上記ペン入力モードにおいて最後に上記ペン入力が検出されてから所定の第2期間内に他のペン入力が検出されない場合、入力モードを上記通常入力モードに切り替えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のタッチセンサ装置。 The input mode switching unit is
When the pen input is detected in the normal input mode, the input mode is switched to the pen input mode,
The input mode is switched to the normal input mode when no other pen input is detected within a predetermined second period since the pen input was last detected in the pen input mode. The touch sensor device according to any one of the above.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013086111A JP2014209291A (en) | 2013-04-16 | 2013-04-16 | Touch sensor device and portable terminal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013086111A JP2014209291A (en) | 2013-04-16 | 2013-04-16 | Touch sensor device and portable terminal |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014209291A true JP2014209291A (en) | 2014-11-06 |
Family
ID=51903489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013086111A Pending JP2014209291A (en) | 2013-04-16 | 2013-04-16 | Touch sensor device and portable terminal |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014209291A (en) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017058980A (en) * | 2015-09-16 | 2017-03-23 | 三洋テクノソリューションズ鳥取株式会社 | Information terminal device |
JP2017156823A (en) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | アルプス電気株式会社 | Determination device and determination method |
JP6220429B1 (en) * | 2016-08-25 | 2017-10-25 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | Information processing apparatus, touch panel sensitivity control method, and program |
US10209816B2 (en) | 2013-07-04 | 2019-02-19 | Samsung Electronics Co., Ltd | Coordinate measuring apparatus for measuring input position of a touch and a coordinate indicating apparatus and driving method thereof |
JP2019061728A (en) * | 2019-01-28 | 2019-04-18 | シャープ株式会社 | Input display device and input display method |
CN109696985A (en) * | 2017-10-20 | 2019-04-30 | 夏普株式会社 | Input unit and program |
JP2020021518A (en) * | 2019-01-25 | 2020-02-06 | 株式会社ワコム | Method for detecting position of active pen, and sensor controller |
US11340728B2 (en) | 2017-06-08 | 2022-05-24 | Wacom Co., Ltd. | Pointer position detection method |
-
2013
- 2013-04-16 JP JP2013086111A patent/JP2014209291A/en active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10209816B2 (en) | 2013-07-04 | 2019-02-19 | Samsung Electronics Co., Ltd | Coordinate measuring apparatus for measuring input position of a touch and a coordinate indicating apparatus and driving method thereof |
US10747357B2 (en) | 2013-07-04 | 2020-08-18 | Samsung Electronics Co., Ltd | Coordinate measuring apparatus for measuring input position of a touch and a coordinate indicating apparatus and driving method thereof |
JP2017058980A (en) * | 2015-09-16 | 2017-03-23 | 三洋テクノソリューションズ鳥取株式会社 | Information terminal device |
JP2017156823A (en) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | アルプス電気株式会社 | Determination device and determination method |
JP2018032251A (en) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | Information processing device, method of controlling touch panel sensitivity, and program |
JP6220429B1 (en) * | 2016-08-25 | 2017-10-25 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | Information processing apparatus, touch panel sensitivity control method, and program |
US11340728B2 (en) | 2017-06-08 | 2022-05-24 | Wacom Co., Ltd. | Pointer position detection method |
US11726604B2 (en) | 2017-06-08 | 2023-08-15 | Wacom Co., Ltd. | Pointer position detection method |
US12014002B2 (en) | 2017-06-08 | 2024-06-18 | Wacom Co., Ltd. | Pointer position detection method |
CN109696985A (en) * | 2017-10-20 | 2019-04-30 | 夏普株式会社 | Input unit and program |
JP2019079094A (en) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | シャープ株式会社 | Input apparatus and program |
CN109696985B (en) * | 2017-10-20 | 2022-03-29 | 夏普株式会社 | Input device and program |
JP2020021518A (en) * | 2019-01-25 | 2020-02-06 | 株式会社ワコム | Method for detecting position of active pen, and sensor controller |
JP2019061728A (en) * | 2019-01-28 | 2019-04-18 | シャープ株式会社 | Input display device and input display method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014209291A (en) | Touch sensor device and portable terminal | |
JP5832784B2 (en) | Touch panel system and electronic device using the same | |
JP5957834B2 (en) | Portable information terminal, touch operation control method, and program | |
US9671893B2 (en) | Information processing device having touch screen with varying sensitivity regions | |
US10209885B2 (en) | Method and device for building virtual keyboard | |
KR101803948B1 (en) | Touch-sensitive button with two levels | |
KR101378237B1 (en) | Touch panel | |
CN103699326A (en) | Touch processing method and terminal device | |
US10169633B2 (en) | Driving circuit, driving method, display apparatus and electronic apparatus | |
CN104428746A (en) | Information processing device, information processing device control method, control program, and computer-readable recording medium | |
CN105404423A (en) | Touch display device and pressure sensing touch method therefor | |
JP2016006609A (en) | Electronic apparatus | |
JP6661013B2 (en) | Touch panel control device and electronic equipment | |
JP2016128992A (en) | Electronic equipment, control method and program thereof and recording medium | |
CN104793824B (en) | A kind of wake-up of mobile terminal and unlocking method and mobile terminal | |
CN106230069B (en) | A kind of charging method and terminal | |
JP5492627B2 (en) | Information display device and information display method | |
JP2015230693A (en) | Information processing device, input method, computer program, and recording medium | |
US9477397B2 (en) | Electronic device | |
US10895935B2 (en) | Touch panel device, touch panel device control method, program, and storage medium storing the program | |
US20150277624A1 (en) | Sensing Method and Related Touch Panel | |
JP2016066254A (en) | Electronic device with touch detection apparatus | |
JP2015053034A (en) | Input device | |
JP6308528B2 (en) | Capacitive input device | |
CN103713840B (en) | Portable apparatus and its key hit area adjustment method |