JP2014137178A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】室内熱交換器264を通過させた空気を送風するメインファン265と、メインファン265の両側の少なくとも一方に室内熱交換器264を通過させない空気を送風する左右ファンユニット261、262とを有し、メインファン265からの風向を上下左右方向に変えるメイン風向変更手段と、左右ファンユニット261、262からの風向を上下左右方向に変えるサイド風向変更手段と、メインファン265の風向と左右ファンユニット261、262の風向とを組み合わせて気流制御を行う気流制御手段とを備え、暖房運転モードあるいは冷房運転モードに対応させて、メイン風向変更手段とサイド風向変更手段とを組み合わせる収束気流モードと拡散気流モードとを備えている。
【選択図】図2
Description
図5−1は、運転モードが冷房、除湿、送風の時に使われる第1収束気流モードの気流状態を示している。メインファン気流301の上下方向の風向は、水平固定とする。メインファン気流301の左右方向の風向は、室内機20を壁面70の中央据付け時に中央とし、左袖壁据付け時にやや右とし、右袖壁据付け時にやや左とする。図5−2は、中央据付け時の左右方向への風の吹き出し角度を示している。左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421は、メインファン気流301に対して左右方向で10°ずつ内側を向くように吹き出されている。図5−1に示すように、メインファン気流301が水平固定であるのに対して、左ファンユニット261および右ファンユニット262を水平方向から下向きに30°程度回動させることで、左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421を下向きに吹き出している。このように、第1収束気流モードは、メインファン気流301を水平固定とすることで、冷気を人72に直接当てることなく、部屋全体に冷気を行き渡らせることができる。左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421は、室内空気を収束させる方向にそのまま吹き出すため、室内空気の流れを人72に集中して送風することから、使用者は適度な涼感が得られる。なお左ファンユニット261および右ファンユニット262の上下方向の風向は、左サイドファン筐体331および右サイドファン筐体332の回動角度を変更することにより、適宜変更することができる。
図6−1は、運転モードが冷房、除湿、送風の時に使われる第1拡散気流モードの気流状態を示している。メインファン気流301の上下方向の風向は、水平固定とする。メインファン気流301の左右方向の風向は、室内機20を壁面70の中央据付け時に中央とし、左袖壁据付け時にやや右とし、右袖壁据付け時にやや左とする。図6−2は、中央据付け時の左右方向への風の吹き出し角度を示している。左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421は、メインファン気流301に対して左右方向で20°ずつ外側を向くように吹き出されている。図6−1に示すように、メインファン気流301が水平固定であるのに対して、左ファンユニット261および右ファンユニット262を水平方向から下向きに30°程度回動させることで、左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421を下向きに吹き出している。このように、第1拡散気流モードは、メインファン気流301を水平固定とすることで、冷気を人72に直接当てることなく、部屋全体に冷気を行き渡らせることができる。左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421は、室内空気を拡散させる方向にそのまま吹き出すため、室内空気を人72に直接当てずに包み込むような空気の流れを作ることから、使用者は適度な涼感が得られる。なお左ファンユニット261および右ファンユニット262の上下方向の風向は、左サイドファン筐体331および右サイドファン筐体332の回動角度を変更することにより、適宜変更することができる。
図7−1は、運転モードが冷房、除湿、送風の時に使われる第1首振り気流モードの気流状態を示している。メインファン気流301の上下方向の風向は、水平固定とする。メインファン気流301の左右方向の風向は、室内機20を壁面70の中央据付け時に中央とし、左袖壁据付け時にやや右とし、右袖壁据付け時にやや左とする。図7−2は、中央据付け時の左右方向への風の吹き出し角度を示している。第1首振り気流モードでは、メインファン気流301の左右方向の風向を固定とし、左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421を連動させて左右方向にスイングさせるようにする。図7−1に示すように、メインファン気流301が水平固定であるのに対して、左ファンユニット261および右ファンユニット262を水平方向から下向きに30°程度回動させることで、左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421を下向きに吹き出している。このように、第1首振り気流モードは、メインファン気流301を水平固定とすることで、冷気を人72に直接当てることなく、部屋全体に冷気を行き渡らせることができる。左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421は、室内空気を収束させる方向でそのまま吹き出し、左右方向にスイングさせるものである。本実施例では、スイングさせた風を確実に部屋の隅まで届けるために、5箇所の定位置(左、やや左、正面、やや右、右)で30秒ずつ停止させてスイングさせている。このように、第1首振り気流モードは、広範囲に風を送ることで部屋全体に風の流れを作り出すことが可能となり、自然な涼感が得られる。なお左ファンユニット261および右ファンユニット262の上下方向の風向は、左サイドファン筐体331および右サイドファン筐体332の回動角度を変更することにより、適宜変更することができる。
図8は、運転モードが暖房の時に使われる第2収束気流モードの気流状態を示している。メインファン気流301の上下方向の風向は、床面71に暖気を供給するように、下向きに吹き出す。メインファン気流301の左右方向の風向は、室内機20を壁面70の中央据付け時に中央とし、左袖壁据付け時にやや右とし、右袖壁据付け時にやや左とする。中央据付け時の左右方向への風の吹き出し角度は、図5−2と同様である。つまり、左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421は、メインファン気流301に対して左右方向で10°ずつ内側を向くように吹き出される。図8に示すように、暖気であるメインファン気流301を下向きに吹き出し、メインファン気流301を上から抑え込むように、左ファンユニット261および右ファンユニット262を水平方向から下向きに45°程度回動させることで、左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421を下向きかつメインファン気流301よりも少し上に吹き出している。このように、第2収束気流モードは、メインファン気流301を下向きに吹き出し、左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421とがメインファン気流301に対して左右方向で10°ずつ内側を向き、メインファン気流301よりも温度の低い空気を上から抑え込むように吹き出すことから、暖気の上昇を抑えて人72などが居る特定の位置を中心に暖気を広げることで床面71付近を温めることができると共に、暖気を対流させることができる。
図9−1は、運転モードが暖房の時に使われる第2首振り気流モードの気流状態を示している。メインファン気流301の上下方向の風向は、床面71に暖気を供給するように、下向きに吹き出す。メインファン気流301の左右方向の風向は、左右方向にスイングさせる。また、左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421は、スイングするメインファン気流301に対して左右方向で10°ずつ内側を向くように吹き出される。図9−1に示すように、暖気であるメインファン気流301を下向きに吹き出し、メインファン気流301を上から抑え込むように、左ファンユニット261および右ファンユニット262を水平方向から下向きに45°程度回動させることで、左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421を下向きかつメインファン気流301よりも少し上に吹き出している。つまり、第2首振り気流モードは、左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421がメインファン気流301に対して10°ずつ内側に向いた状態を維持したまま、メインファン気流301、左サイドファン気流3411、右サイドファン気流3421が連動して左右方向にスイングするものである。このように、第2首振り気流モードでは、メインファン気流301を下向きに吹き出し、左サイドファン気流3411と右サイドファン気流3421とがメインファン気流301に対して左右方向で10°ずつ内側を向き、メインファン気流301よりも温度の低い空気を上から抑え込むように吹き出しながら連動してスイングさせるため、暖気が上昇するのを抑えつつ、広範囲に暖気を広げて床面71付近を温め、暖気を対流させることで部屋全体を温めることができる。本実施例では、第2首振り気流モードでスイングさせた暖気を確実に部屋の隅まで届けるために、5箇所の定位置で30秒ずつ停止させてスイングさせている。
20 室内機
21 制御ユニット
211 冷暖房確立部
212 本体ユニット制御ブロック
2121 メインファン制御部
2122 上下風向板制御部
2123 左右風向板制御部
213 ファンユニット制御ブロック
2131 サイドファン制御部
2132 筐体姿勢制御部
2133 左右風向板制御部
22 メインファン駆動源
23 上下風向板駆動源
24 左右風向板駆動源
27 主筐体
28 筐体本体
29 外装パネル
30 中央吹出口
301 メインファン気流
30a 前端
30b 後端
31a、31b 上下風向板
32a、32b、35 水平軸線
36 サイドパネル
37 側面吸込口
40 室外機
41 冷凍回路
42 四方弁
42a 第1口
42b 第2口
42c 第3口
42d 第4口
43 圧縮機
43a、43b 吐出管
44 室外熱交換器
45 膨張弁
46 室外ファン
50 冷媒管
61 受光センサ
62 室温センサ
63 人感センサ
64 内装パネル
70 壁面
71 床面
72 人
261 左ファンユニット
2611 左サイドファン駆動源
2612 ファン筐体駆動源
2613 左右風向板駆動源
262 右ファンユニット
2621 右サイドファン駆動源
2622 ファン筐体駆動源
2623 左右風向板駆動源
263 本体ユニット
264 室内熱交換器
265 メインファン
266 サイドファン
331 左サイドファン筐体
332 右サイドファン筐体
341 左吹出口
341a 左右風向板
3411 左サイドファン気流
342 右吹出口
342a 左右風向板
3421 右サイドファン気流
Claims (3)
- 熱交換器を通過させた室内空気を送風するメインファンと、該メインファンの両側の少なくとも一方に熱交換器を通過させない室内空気を送風するサイドファンとを有する空気調和機であって、
前記メインファンからの風向を上下左右方向に変えるメイン風向変更手段と、
前記サイドファンからの風向を上下左右方向に変えるサイド風向変更手段と、
前記メイン風向変更手段による前記メインファンの風向と、前記サイド風向変更手段による前記サイドファンの風向とを組み合わせて気流制御を行う気流制御手段と、
を備え、
前記気流制御手段は、前記空気調和機の暖房運転モードあるいは冷房運転モードに対応させて、
前記メインファンから吹出される気流に対し前記サイドファンから吹出される気流を干渉させる方向へ吹き出す収束気流モードと、
前記メインファンから吹出される気流に対し前記サイドファンから吹出される気流を干渉させない方向へ吹き出す拡散気流モードと、
を備えていることを特徴とする空気調和機。 - 前記気流制御手段は、前記暖房運転モード時は前記収束気流モードで運転し、前記冷房運転モード時は前記収束気流モードと前記拡散気流モードのいずれかで運転できることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記気流モードには、前記メインファンから吹出される気流に対し少なくとも前記サイドファンから吹出される気流を左右方向に振って広範囲に風を行き渡らせる首振り気流モードをさらに備え、
前記気流制御手段は、前記暖房運転モード時は前記収束気流モードと前記首振り気流モードのいずれかで運転でき、前記冷房運転モード時は、前記収束気流モードと前記首振り気流モードと前記拡散気流モードのいずれかで運転できることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
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- 2013-01-16 JP JP2013005821A patent/JP6163762B2/ja active Active
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