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JP2014136716A - インク及びインクジェット記録方法 - Google Patents

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JP2014136716A
JP2014136716A JP2013004967A JP2013004967A JP2014136716A JP 2014136716 A JP2014136716 A JP 2014136716A JP 2013004967 A JP2013004967 A JP 2013004967A JP 2013004967 A JP2013004967 A JP 2013004967A JP 2014136716 A JP2014136716 A JP 2014136716A
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勝 大西
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Abstract

【課題】白ボケが生じにくく、光学濃度が高いインク被膜を形成するインクを提供する。
【解決手段】本発明に係るインクは、分散溶媒と、着色剤1と、分散溶媒に乳濁又は懸濁するバインダ樹脂粒子2とを含み、着色剤1はバインダ樹脂粒子2外にあり、バインダ樹脂粒子2が、顔料又は染料により着色されている。
【選択図】図1

Description

本発明はインク及びインクジェット記録方法に関する。
インクジェット記録装置において使用するインクとして、特許文献1及び2に記載されたような、無着色の樹脂粒子と着色剤とを溶媒中に分散させたインクが知られている。
特表2010−526887号公報(2010年8月5日公開) 特開2005−220352号公報(2005年8月18日公開)
特許文献1及び2に記載されるようなインクは、無着色の樹脂粒子を含んでいるため、印刷媒体上に形成されたインク被膜の表面に樹脂が位置することによって、樹脂において光が散乱してインク被膜が白っぽく見える白ボケが生じる場合がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は光の散乱による白ボケが生じにくく、光学濃度が高いインクを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、分散溶媒と、着色剤と、上記分散溶媒に乳濁又は懸濁するバインダ樹脂の粒子とを含み、上記着色剤は上記バインダ樹脂の粒子外にあり、上記バインダ樹脂の粒子が、顔料又は染料により着色されていることを特徴としている。
上記構成によれば、バインダ樹脂の粒子は、顔料又は染料により着色されている。したがって、印刷媒体上にインク被膜を形成した時に、インク被膜の表面に着色されていないバインダ樹脂の粒子が存在しない。これにより、バインダ樹脂において散乱した光によって、インク被膜が白っぽく見える白ボケの発生を防ぐことができる。さらに、バインダ樹脂の粒子を着色剤と略同色に着色すれば、着色していないバインダ樹脂に由来するインク被膜の光学濃度の低下を抑えることができる。
また、バインダ樹脂の粒子の内部のみならず、バインダ樹脂の粒子外にも着色剤が存在するため、より効率よく印刷媒体上に着色剤を定着させることができる。これにより、印刷媒体上により多くの着色剤を定着させることが可能であり、光学濃度の高いインク被膜を形成することができる。
本発明に係るインクにおいて、上記バインダ樹脂の粒子は、上記着色剤との色差ΔEが13.0以内となるように顔料又は染料により着色されていることが好ましい。
上記構成によれば、着色剤とバインダ樹脂との色差を当該範囲内とすることによって、バインダ樹脂への顔料又は染料の含有量を増加させることができる。このため、より好適に白ボケを抑制することができる。
本発明に係るインクにおいて、上記分散溶媒は、上記着色剤を上記分散溶媒に対して、30重量%以上、90重量%以下含有していることが好ましい。
上記構成によれば、分散溶媒中に着色剤を好適に分散させることができる。このため、光学濃度が高く、安定性に優れたインクを提供することができる。
本発明に係るインクにおいて、上記分散溶媒は、水及び親水性溶剤の少なくとも一方であることが好ましい。これにより、環境に配慮したインクを提供することができる。
本発明に係るインクジェット記録方法は、上記いずれかのインクを印刷媒体に吐出する吐出工程と、上記印刷媒体に着弾したインクを加熱する加熱工程とを包含することを特徴としている。これにより、本発明に係るインクと同様の効果を奏する。
本発明のインクによれば、分散溶媒中に、着色剤と、顔料又は染料によって着色されたバインダ樹脂の粒子とを含むため、得られるインク被膜における白ボケの発生を抑え、光学濃度の高い印刷物を得るとこができる。
本発明の一実施形態に係るインクにより形成したインク被膜の例を示す模式図である。
〔インク〕
本発明に係るインクは、分散溶媒と、着色剤と、分散溶媒に乳濁又は懸濁するバインダ樹脂の粒子とを含み、着色剤はバインダ樹脂の粒子外にあり、バインダ樹脂の粒子が、顔料又は染料によって着色されている。
以下、説明の便宜上、本明細書では、バインダ樹脂の粒子を「バインダ樹脂粒子」と称する。また、本明細書において「インク」とは、印刷媒体を着色するための有色の液体のみならず、印刷媒体をコーティングするためのコーティング剤等をも包含し、透明な液体であってもよい。
本発明の一実施形態に係るインクの構成について、図1を参照して以下に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るインクにより形成したインク被膜の例を示す模式図である。図1に示すように、バインダ樹脂粒子2は顔料又は染料により着色されている。印刷前の状態では、インク中において、着色剤1は分散溶媒中に含まれ、バインダ樹脂粒子2は分散溶媒中に乳濁又は懸濁している。
(分散溶媒)
分散溶媒は、着色剤1を含有し、バインダ樹脂粒子2が乳濁又は懸濁する溶媒である。分散溶媒としては、バインダ樹脂を溶解しないものである限り限定されず、目的に応じて様々な分散溶媒を採用することができる。
分散溶媒としては、水及び親水性溶剤の少なくとも一方であることが好ましい。このような水及び親水性溶剤の少なくとも一方である分散溶媒に、バインダ樹脂粒子2が乳濁又は懸濁しているインクを、水性ラテックスインクと称することもある。このように、水及び親水性溶剤の少なくとも一方である分散溶媒を用いることによって、環境に配慮したインクを提供することができる。
分散溶媒としての水は安全性が高く環境汚染がないという利点から、一般に使用されるインクジェットプリンタ用のインク等の用途に好適に用いることができる。水単独では乾燥速度が速く、インクジェットヘッドのノズル詰りの原因となるため、水に保湿剤を添加することがより好ましく、また、印刷媒体上においてヒータによる加熱ですばやく分散溶媒を蒸発させ、インクが滲むことを防止するために水に有機溶剤を添加することがより好ましい。
分散溶媒の配合量は、インク全体に対して、30重量%以上、90重量%以下であることが好ましい。分散溶媒の配合量が当該範囲内であることで、好適な膜厚のインク被膜3を形成することができ、かつ、吐出安定性に優れたインクを得ることができる。
(着色剤1)
着色剤1は、分散溶媒中に含まれ、バインダ樹脂粒子2の粒子外に存在する。着色剤1としては、目的に応じて様々な着色剤を採用することができる。着色剤1の例としては、顔料と染料が挙げられる。着色剤1としての顔料は、分散溶媒中に分散している。着色剤1としての染料は、分散溶媒中において溶解せずに分散しているものであってもよいし、分散溶媒中において溶解していてもよい。
顔料としては、例えば、有機顔料、無機顔料、酸化チタン、磁性粒子、アルミナ、シリカ、セラミック、カーボンブラック、金属ナノ粒子及び有機金属よりなる群から選ばれる少なくとも一種の粒子が挙げられる。金属ナノ粒子の材料としては、例えば、金、銀、銅、アルミニウム等が挙げられる。なお、酸化チタンの場合は、白色の塗料として好適に用いることができる。また、染料としては、例えば、分散染料、酸化染料、反応染料等が挙げられる。また、顔料は顔料単独あるいはマイクロカプセル化されたものを用いてもよい。
分散溶媒に対する着色剤の含有量は、1重量%以上、20重量%以下であることが好ましく、2重量%以上、10重量%以下であることがより好ましく、3重量%以上、7重量%以下であることが最も好ましい。これにより、分散溶媒中に着色剤を好適に含有させることができる。このため、安定性に優れ、光学濃度の高いインクを提供することができる。
着色剤1は、ポリアクリル酸のようなポリマー系分散剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩のようなアニオン系分散剤、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルのようなノニオン系分散剤を用いて分散溶媒中に分散することができる。
(バインダ樹脂粒子2)
バインダ樹脂粒子2は、分散溶媒に乳濁又は懸濁されており、かつ、顔料又は染料によりに着色されている。バインダ樹脂粒子2は、バインダ樹脂が分散溶媒中において粒子状に乳濁又は懸濁したものであり得る。バインダ樹脂粒子2は、図1に示すように、染料によりバインダ樹脂が染色されたものであってもよいし、バインダ樹脂粒子2中に顔料又は染料が分散しているものであってもよい。
バインダ樹脂粒子2を着色する顔料又は染料としては、着色剤1と同様の着色剤を用いることができるが、ナノ粒子化した顔料又は染料であることが好ましい。着色剤が小径であるほどバインダ樹脂粒子2が着色しやすいため好ましい。バインダ樹脂粒子2を顔料又は染料により着色する方法としては、例えば、分散染料を内包させたポリエステル樹脂を加熱して分散染料を溶解させ、分散染料により樹脂を染色する方法、並びに、酸性染料又は反応染料を混ぜたナイロン樹脂を加熱して染料を溶解させ、酸性染料又は反応染料により樹脂を染色する方法等が挙げられる。
バインダ樹脂粒子2を着色する顔料又は染料は、着色剤1と同じ着色剤であってもよいが、異なる着色剤であってよい。また、着色剤1と略同色にバインダ樹脂粒子2を着色する顔料又は染料であってもよい。バインダ樹脂粒子2は、着色剤1と同じ又は近似した波長の光を放出するように着色されもよい。また、バインダ樹脂粒子2は、着色剤1と同じ光学濃度に着色されていることが好ましいが、着色剤1と略同色に着色されていれば光学濃度が異なっていてもよい。
また、本明細書において、着色剤1とバインダ樹脂粒子2とが略同色に着色されるとは、着色剤1とバインダ樹脂粒子2との色差ΔEが13.0(C級許容値上限)以下、好ましくは6.5(B級許容値上限)以下、最も好ましくは3.2以下の範囲内であることをいう。ここで、ΔEとは、L表色系のことをいい、以下の式で表される。
ΔE=〔(ΔL+(Δa+(Δb1/2
ここでLは明度を表し、aは赤から緑に関する色度を表し、bは黄から青に関する色度を表す。なお、Δは、着色剤1とバインダン樹脂粒子2の各パラメータの差であることを意味する。
このように、バインダ樹脂粒子2が着色されていることによって、形成されたインク被膜3の表面において、着色されていないバインダ樹脂において反射した白色の光が生じず、インク被膜3の白ボケを抑制することができる。したがって、より光学濃度の高い印刷物を得ることができる。ここで、白ボケとは、インク被膜3の表面において反射した白色の光により、インク被膜3が白っぽく見える状態を意味している。なお、バインダ樹脂粒子2は、着色剤1と同色に着色されていなくても顔料又は染料の含有量を適宜調整することによりオリジナルの色を変えない、略同色の範囲でインク被膜の白ボケを抑制してもよい。ただし、略同色の範囲とは、色差ΔEが13.0以下、さらに好ましくは6.5以下、最も好ましくは3.2以下の範囲内である。着色剤1とバインダ樹脂粒子2との色差の減少に伴って、バインダ樹脂に含有させる着色剤の含有量を増加させることができるので、効果的に白ボケを抑制することができる。
バインダ樹脂粒子2における、バインダ樹脂とバインダ樹脂粒子2を着色する着色剤との平均含有比率は、重量比で、2:8以上、9:1以下であることが好ましく、3:7以上、8:2以下であることがより好ましく、6:4以上、8:2以下であることが最も好ましい。バインダ樹脂とバインダ樹脂粒子2を着色する着色剤との平均含有比率とは、分散溶媒中に分散する複数のバインダ樹脂粒子2における、バインダ樹脂とバインダ樹脂粒子2を着色する着色剤との含有比率の平均を意味している。バインダ樹脂とバインダ樹脂粒子2を着色する着色剤との平均含有比率は、乳化重合法、懸濁重合法、溶解懸濁法、及び、エステル伸長重合法等によりバインダ樹脂粒子2を形成するときの、重合条件を変更することによって、調整することができる。
また、分散溶媒中における、着色剤1とバインダ樹脂粒子2との平均含有比率は、重量比で、1:9以上、9:1以下であることが好ましく、2:8以上、7:3以下であることがより好ましく、3:7以上、4:6以下であることが最も好ましい。着色剤1とバインダ樹脂粒子2との含有比率が上記範囲内であることによって、インクの着色性を維持しつつ、インク中での粒子の沈殿を防ぐことができる。
バインダ樹脂粒子2を形成するバインダ樹脂の具体的な材料としては、ビヒクルに溶けないものであれば特に限定されないが、光若しくは熱で重合して硬化するか又は硬化した高分子化合物から選ばれる少なくとも一種の樹脂であることが好ましく、紫外線、電子線、放射線等のエネルギー線の照射又は熱により重合反応して硬化するモノマー、オリゴマー及び低分子量樹脂であってもよい。ここで、「ビヒクル」とは、本発明に係るインクにおいて、バインダ樹脂粒子2及び着色剤1以外の成分をいい、後述の分散溶媒、添加物、共溶媒等が意図される。
バインダ樹脂の例としては、水溶性のビニル系樹脂、アクリル系樹脂、アルキッド系樹脂、ポリエステル系樹脂、スチレン−アクリル樹脂、ポリウレタン系樹脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノキシ系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等、及びこれらの変性樹脂等が挙げられる。この中でも、より好ましくは、アクリル系樹脂、水溶性ポリウレタン系樹脂、水溶性ポリエステル系樹脂、水溶性アクリル系樹脂であり、特に好ましくはアクリル系樹脂である。
また、バインダ樹脂の他の例として、天然ゴムラテックス、スチレンブタジエンラテックス、スチレン−アクリルラテックス、ポリウレタンラテックス等が挙げられる。バインダ樹脂として、例えば、これらの樹脂の原液、当該原液が乳化重合反応したものを採用すれば、重合前の低粘度液状樹脂が水中で分散したときに球形になりやすいため、より好ましい。バインダ樹脂としてこれらの樹脂を採用する場合、分散剤が必要な高分子分散型であっても、自己分散型(参考文献:特開2001−152063号公報を参照)であってもよい。
また、硬化した高分子化合物としては下記表1に挙げるものを例示できる。これらは、単独又は組み合わせて使用することができる。さらに、被記録体との密着性や、低温加熱での定着性を向上させるために、ガラス転移点(TG)の小さな樹脂とTGの大きな堅牢度の高い樹脂を組み合わせて用いることが好ましい。
Figure 2014136716
バインダ樹脂としては、紫外線、電子線、放射線等のエネルギー線の照射により重合反応して硬化するオリゴマーを用いてもよい。このようなオリゴマーとしては、例えば、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート等の紫外線硬化型のオリゴマーが例として挙げられる。これら紫外線硬化型のオリゴマーに対して共重合可能な疎水性モノマー及び親水性モノマーを配合したものを、紫外線硬化型のバインダ樹脂として使用することもできる。
上記紫外線硬化型のバインダ樹脂には、アシルフォスフィンオキサイドのような公知の光重合開始剤を配合するとよい。また、必要に応じて、紫外線吸収剤、増感剤、重合禁止剤、及び乳化剤を含んでもよい。
上記のような紫外線硬化型のバインダ樹脂を上述の分散溶媒に乳濁又は懸濁することによって、耐擦過性に優れ、環境負荷の少ない水性のインクを得ることができる。
(その他)
本発明に係るインクが水性ラテックスインクであるとき、水又は親水性有機溶媒以外に、親水性有機溶媒に親和性がある非親水性有機溶媒を含有していてもよい。インクが、水性ラテックスインクの場合、バインダ樹脂による水性エマルション又は水性サスペンションが形成されているともいえる。水性ラテックスインクは、バインダ樹脂を乳濁又は懸濁させるための乳化剤をさらに含んでいてもよい。
本発明に係るインクは、着色剤1、バインダ樹脂粒子2及び分散溶媒の他に、添加物を含んでいてもよい。添加物の種類としては、目的に応じて適宜選択すればよく、例えば、界面活性剤、カップリング剤、緩衝剤、殺生物剤、金属イオン封止剤、粘度修正剤、溶剤等が挙げられる。また、添加物は、バインダ樹脂粒子2の中に分散していてもよく、バインダ樹脂粒子2外であって分散溶媒内に存在していてもよい。
本発明のインクにおいて、分散溶媒は、バインダ樹脂を乳濁又は懸濁させるための乳化剤をさらに含んでいてもよい。また、分散溶媒は、乳濁又は懸濁しているバインダ樹脂の他に、分散溶媒に溶解している別の溶解樹脂を含んでもよい。別の樹脂は分散溶媒に溶解しており、インクの粘度調整をするものであり得る。
また、乾燥によって水分が飛ぶと、乳濁又は懸濁しているバインダ樹脂同士の結合により皮膜化する際に、当該別の樹脂が結着材として、乳濁又は懸濁しているバインダ樹脂同士をさらに強力に結合させる機能を有するものであり得る。このような結着材として機能する別の樹脂として、PVA、ポリビニルピロリドン、ロジン、塩酢ビ、アクリル等を使用可能である。当該別の樹脂を結着剤として、バインダ樹脂同士を強力に結合させることによって、印刷媒体上におけるインクの滲みを防ぐことができる。
上述したように、本発明に係るインクによれば、バインダ樹脂粒子2が顔料又は染料により着色されているため、着色されていないバインダ樹脂粒子に入射した光の散乱によるインク被膜3の白ボケを抑制することができる。
本発明に係るインクは、インク被膜3の表面に存在するバインダ樹脂粒子2を顔料又は染料により着色するため、バインダ樹脂に由来するインク被膜の光学濃度の低下を抑えることができる。
よって、分散溶媒中に着色剤1を分散するのみの場合及びバインダ樹脂粒子2を着色するのみの場合と比較しても、バインダ樹脂により多くの着色剤を定着させることができ、光学濃度の高いインク被膜3の形成が可能となる。このため、高い光学濃度を求められるオフセット印刷のような場合においても、着色性にすぐれた鮮明な印刷を行うことができる。
(インクの製造方法)
本発明に係るインクの製造方法の一実施形態は、分散溶媒に着色剤1を分散させる分散工程、バインダ樹脂の材料を着色するバインダ樹脂着色工程、着色したバインダ樹脂の材料を、着色剤1を含む分散溶媒に乳濁又は懸濁させる乳化工程を包含する。なお、分散工程とバインダ樹脂着色工程は、乳化工程の前であれば順序は限定されない。
上記乳化工程は、乳化重合法や懸濁重合法、溶解懸濁法、エステル伸長重合法等によりバインダ樹脂粒子2の粒子径を制御する工程であるが、例として乳化重合法による工程について以下に記載する。
バインダ樹脂粒子2に用いるバインダ樹脂の材料としては、上述のバインダ樹脂の材料が使用できる。乳化工程において、バインダ樹脂は液状であることが好ましい。よって、バインダ樹脂が固体である場合、加温によって融解しておくか、又は溶媒によって溶解しておくことが好ましい。また、重合してバインダ樹脂となるモノマーをバインダ樹脂の材料とし、乳化工程において、乳濁させつつ重合反応させることもできる。
(分散工程)
分散工程は、分散溶媒に着色剤1を分散又は溶解する工程である。分散溶媒に着色剤1を分散又は溶解する機器としては、ロールミル、ビーズミル、ボールミル、及びジェットミル等を使用することができる。また、着色剤1の分散に際して、分散剤を使用することによって着色剤1の分散性を向上させることができる。
(バインダ樹脂着色工程)
バインダ樹脂着色工程は、バインダ樹脂の材料を着色する工程である。バインダ樹脂の材料を着色する方法としては、バインダ樹脂中に着色剤を分散又は溶解する方法が例として挙げられる。着色剤が顔料である場合、分散剤を使用することによって顔料の分散性を向上させることができる。また、染料を使用する場合、染料の溶解性に優れる溶媒をバインダ樹脂の材料に配合して溶解してもよい。なお、ラジカル重合するオリゴマー及びモノマーをバインダ樹脂の材料とする場合、窒素条件下において着色剤の分散又は溶解する工程を行うことが好ましい。
(乳化工程)
乳化工程は、着色したバインダ樹脂粒子2の材料を、着色剤1を含む分散溶媒に乳濁又は懸濁させる工程である。バインダ樹脂粒子2の粒子径の調整は、乳化重合法における機械的条件及び化学的条件を調整することにより行うことができる。なお、乳化工程において、着色剤1を含まない分散溶媒中でバインダ樹脂を乳化し、その後、着色剤1を分散した分散溶媒と混合することもできる。
なお、分散工程を行わずに、乳化工程において分散溶媒中でバインダ樹脂を乳化した後に、着色剤1を分散溶媒中に分散してもよい。また、バインダ樹脂着色工程を行わずに、乳化工程において作製したバインダ樹脂粒子2を着色剤によりコーティングすることによって、バインダ樹脂粒子2を着色してもよい。
乳化工程における撹拌機としては、ディゾルバー、ホモミキサー、ホモジナイジザー及び超音波撹拌等を使用することができる。これら撹拌機の撹拌速度、撹拌時間、及びバインダ樹脂の材料の投入速度といった機械的条件等を調整することによって、バインダ樹脂粒子2の粒子径を調整することができる。
ラジカル重合するモノマーをバインダ樹脂の材料とする場合、分散溶媒中に重合開始剤を配合し、窒素条件下において、上記撹拌機により撹拌しながらバインダ樹脂の材料を投入するとよい。によって、モノマーを重合反応させつつ、バインダ樹脂粒子2の粒子径を制御することができる。また、バインダ樹脂の材料に乳化剤を配合することによってバインダ樹脂粒子2の粒子径を制御することもできる。
バインダ樹脂の材料を投入した分散溶媒を高速撹拌すると、バインダ樹脂の表面張力によりバインダ樹脂粒子2が略球形状又は略楕円形状になる。従来のインクにおいては、樹脂間の鎖が絡み合って吐出が不安定になり、分散溶媒への溶解性も劣るため、高分子の樹脂を用いることが困難であった。しかしながら、本発明のインクの製造方法によれば、バインダ樹脂の液体、及び、バインダ樹脂の材料の液体を含む分散溶媒を高速撹拌して乳化又は懸濁するので、バインダ樹脂粒子2が略球形状又は略楕円形状になり、樹脂間の鎖が絡み合わない。その結果、インクの吐出安定性が向上し、安定性に優れるインクを得ることができる。
〔インクジェット記録方法〕
本発明のインクを用いて印刷媒体上に印刷するインクジェット記録方法について説明する。本発明のインクジェット記録方法は、上記本発明のインクを印刷媒体に吐出する吐出工程と、上記印刷媒体に着弾したインクを、上記分散溶媒を蒸発させる温度で加熱する予備加熱工程とを包含する。また、本発明のインクジェット記録方法は、バインダ樹脂が、熱で硬化する高分子化合物であるとき、上記予備加熱工程の後に、上記印刷媒体に着弾したインクを、上記バインダ樹脂を溶解させる温度で加熱する後加熱工程をさらに包含していてもよい。また、紫外線硬化型のバインダ樹脂を含むインクを用いた場合、後加熱工程に替えて、紫外線照射工程を包含することもできる。
本発明のインクジェット記録方法において、バインダ樹脂粒子2に用いるバインダ樹脂として、TGの低い樹脂か、TGの高い樹脂にTGの低い樹脂を混合したものを使用することによって、予備加熱工程のみとすることもできるし、後加熱工程の加熱温度を低温化できるという利点がある。
メディア(印刷媒体)に着弾する前は、バインダ樹脂粒子2は分散溶媒に分散している。図1に示すように、メディアに吐出されてメディア上に着弾した直後のインクは、着色されたバインダ樹脂粒子2が着色剤1を表面に定着させつつ、メディア上に積層してインク被膜3を形成する(吐出工程)。ここで、メディアに吐出するインクは、ノズルから吐出することができるが、インクに含まれるバインダ樹脂粒子2の平均粒子径は、インクを吐出するノズルのノズル径の1/10以下であることが好ましい。これにより、ノズルからの吐出安定性がより向上する。
次に、分散溶媒中の水分(溶媒)を蒸発させる温度でインクを加熱する(予備加熱工程)。予備加熱工程における加熱手段は、メディア上のインク被膜3を加熱し、溶媒を蒸発させることが可能な温度にすることが好ましい。
予備加熱工程では、上述した形態に限定されず、メディアのインクが着弾した面に、赤外線又は遠赤外線を照射する、電磁誘導加熱する、温風を当てるなどにより加熱するものであってもよい。また、加熱手段の設置位置としては、本発明のインクジェット記録方法に用いるプリンタにおいて、メディアを載置するプラテンの近傍であってもよいが、プラテンの前後に設置されてもよいし、プリンタに外付けされていてもよい。結果として溶媒を蒸発させてインク被膜3を乾燥、重合、溶融等させ定着させることができれば、その設置位置は限定されない。
印刷の目的によっては、状態からインクを加熱して分散溶媒を除去するだけでも、印刷の終了とすることができる。すなわち、バインダ樹脂粒子2の表面が溶媒により膨潤又は部分的に溶解しているため溶媒の乾燥によって互いの表面が融着する場合、又は分散溶媒中に溶解しているような溶解樹脂が多量に配合されている場合、予備加熱工程のみで、メディア上にインクを定着させることができる。この場合、後加熱工程により、着色剤1をバインダ樹脂中に分散又は溶解させるためにインクを高温で加熱するという従来のインクに必要な工程を経る必要がない。
バインダ樹脂として、室温以上の熱で融解する高分子化合物又は熱で硬化する高分子化合物を用いている場合、メディア上のインクを、バインダ樹脂を融解又は硬化する温度でさらに加熱する(後加熱工程)。加熱されて融解又は反応したバインダ樹脂が一体化することにより、バインダ樹脂がしっかりとメディアに定着する。
バインダ樹脂として、紫外線硬化型のバインダ樹脂を用いている場合、後加熱工程に替えて、メタルハライドランプやLEDランプといった紫外線照射装置によって紫外線を照射する(紫外線照射工程)。紫外線照射されて反応したバインダ樹脂が一体化するとこにより、バインダ樹脂がしっかりとメディアに定着する。
(オフセット印刷方法)
本発明に係るインクは、メディアに直接印刷する方法のみならず、オフセット印刷用インクとしても好適に使用できる。オフセット印刷による記録方法は、インクジェット記録方法における吐出工程、予備加熱工程、及び後加熱工程に加え、転写工程を包含する。また、インクジェット記録方法の場合と同様に、後加熱工程に替えて紫外線照射工程を包含させることもできる。
本発明に係るインクをインクジェットヘッドによって転写媒体上に吐出してインク被膜3を形成する(吐出工程)。ついで、転写媒体上に吐出されたインク被膜3が含んでいる分散溶媒中の水分(溶媒)を、加熱することによって蒸発させる(予備加熱工程)。分散溶媒を蒸発することによって適度な粘度に調整されたインク被膜3を、ローラを用いて押圧することによってメディア上に転写する(転写工程)。
バインダ樹脂として、室温以上の熱で融解する高分子化合物又は熱で硬化する高分子化合物を用いている場合、後加熱工程により、バインダ樹脂がしっかりとメディアに定着する。また、バインダ樹脂として、紫外線硬化型のバインダ樹脂を用いている場合、紫外線を照射することにより、バインダ樹脂が反応することによってしっかりとメディアに定着する(紫外線照射工程)。
本発明に係るインクは、分散溶媒中に着色剤1が分散又は溶解しており、さらにバインダ樹脂粒子2が、顔料又は染料により着色されている。よって、インクの光学濃度が高いため、オフセット印刷のような転写媒体を介してメディアに印刷する方法においても高い着色性を維持することができ、鮮明な印刷を行うことができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
<付記事項>
以上のように本発明の一実施形態に係るインクは、分散溶媒と、着色剤1と、分散溶媒に乳濁又は懸濁するバインダ樹脂粒子2とを含み、着色剤1はバインダ樹脂粒子2外にあり、バインダ樹脂粒子2が、顔料又は染料により着色されている。
上記構成によれば、バインダ樹脂粒子2は、顔料又は染料によって着色されている。したがって、印刷媒体上にインク被膜3を形成した時に、インク被膜3の表面に着色されていないバインダ樹脂粒子2が存在しない。これにより、バインダ樹脂において散乱した光によって、インク被膜3が白っぽく見える白ボケの発生を防ぐことができる。さらに、バインダ樹脂粒子2を着色剤1と略同色に着色すれば、着色していないバインダ樹脂に由来するインク被膜の光学濃度の低下を抑えることができる。
また、バインダ樹脂粒子2の内部のみならず、バインダ樹脂粒子2外にも着色剤1が存在するため、より効率よく印刷媒体上に着色剤を定着させることができる。これにより、印刷媒体上により多くの着色剤を定着させることが可能であり、光学濃度の高いインク被膜3を形成することができる。
本発明に係るインクにおいて、バインダ樹脂粒子2は、着色剤1との色差ΔEが13.0以内となるように顔料又は染料により着色されている。
上記構成によれば、着色剤とバインダ樹脂との色差を当該範囲内とすることによって、バインダ樹脂への顔料又は染料の含有量を増加させることができる。このため、より好適に白ボケを抑制することができる。
本発明に係るインクにおいて、分散溶媒は、着色剤1を分散溶媒に対して、30重量%以上、90重量%以下含有している。
上記構成によれば、分散溶媒中に含まれる着色剤1を好適に分散させることができる。このため、光学濃度が高く、安定性に優れたインクを提供することができる。
本発明に係るインクにおいて、分散溶媒は、水及び親水性溶剤の少なくとも一方である。これにより、環境に配慮したインクを提供することができる。
本発明に係るインクジェット記録方法は、上記いずれかのインクを印刷媒体に吐出する吐出工程と、上記印刷媒体に着弾したインクを加熱する加熱工程とを包含するこれにより、本発明に係るインクと同様の効果を奏する。
本発明は、染料及びコーティング剤等のインクに好適に利用することができる。
1 着色剤
2 バインダ樹脂粒子(バインダ樹脂の粒子)
3 インク被膜

Claims (5)

  1. 分散溶媒と、着色剤と、上記分散溶媒に乳濁又は懸濁するバインダ樹脂の粒子とを含み、
    上記着色剤は上記バインダ樹脂の粒子外にあり、
    上記バインダ樹脂の粒子が、顔料又は染料により着色されていることを特徴とするインク。
  2. 上記バインダ樹脂の粒子は、上記着色剤との色差ΔEが13.0以内となるように顔料又は染料により着色されていることを特徴とする請求項1に記載のインク。
  3. 上記分散溶媒は、上記着色剤を上記分散溶媒に対して、30重量%以上、90重量%以下含有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のインク。
  4. 上記分散溶媒は、水及び親水性溶剤の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインク。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクを印刷媒体に吐出する吐出工程と、
    上記印刷媒体に着弾したインクを加熱する加熱工程と、を包含することを特徴とするインクジェット記録方法。
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