JP2014135933A - 鉄粉被覆種子酸化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大量の鉄粉被覆種子を手間及び時間面で有利に得ることができる鉄粉被覆種子酸化装置を提供する。
【解決手段】種子収容空間2に上下複数段に配備され、鉄粉被覆処理済みの種子を薄く広げて載置して収容させる複数の棚部7を備えている。種子収容空間2を包囲するカバー部3を備えている。種子収容空間2のうちの最下段の棚部7よりも下方に位置する部位に配備され、種子収容空間2に水蒸気を供給する水蒸気発生装置10を備えている。
【選択図】図2
【解決手段】種子収容空間2に上下複数段に配備され、鉄粉被覆処理済みの種子を薄く広げて載置して収容させる複数の棚部7を備えている。種子収容空間2を包囲するカバー部3を備えている。種子収容空間2のうちの最下段の棚部7よりも下方に位置する部位に配備され、種子収容空間2に水蒸気を供給する水蒸気発生装置10を備えている。
【選択図】図2
Description
本発明は、鉄粉被覆種子の製造に使用する鉄粉被覆種子酸化装置に関する。
鉄粉によって被覆することにより、水中で浮かないように比重を高めると共に鳥害を受け難くする稲種子が開発されている。例えば特許文献1に示されるように、種子を入れたドラム容器を回転させて種子を攪拌しながら、種子にコーティング剤を付着させるように構成され、大量の種子を被覆処理することが可能な種子コーティング装置が開発されている。
鉄粉被覆種子を得るには、鉄粉によって被覆する鉄粉被覆処理を終えた後、種子の表面に付着している鉄粉層の鉄粉を酸化させることによって固化させる酸化処理を行う。鉄粉被覆処理に種子コーティング装置を使用しても、鉄粉被覆処理が済んだ種子に水を人為作業によって噴霧するなど、鉄粉を酸化させる酸化処理を人為作業によって行えば、大量の鉄粉被覆種子を得るのに、多大の手間及び時間が掛る。
本発明の目的は、鉄粉被覆種子を大量に得る場合であっても、手間及び時間面で有利に得ることができる鉄粉被覆種子酸化装置を提供することにある。
本発明による鉄粉被覆種子酸化装置は、
鉄粉被覆処理済みの種子を収容する種子収容空間と、
前記種子収容空間に上下複数段に配備され、鉄粉被覆処理済みの種子を薄く広げて載置して収容させる複数の棚部と、
前記種子収容空間を包囲するカバー部と、
前記種子収容空間のうちの最下段の前記棚部よりも下方に位置する部位に配備され、前記種子収容空間に水蒸気を供給する水蒸気発生装置と、を備えることを特徴とする。
鉄粉被覆処理済みの種子を収容する種子収容空間と、
前記種子収容空間に上下複数段に配備され、鉄粉被覆処理済みの種子を薄く広げて載置して収容させる複数の棚部と、
前記種子収容空間を包囲するカバー部と、
前記種子収容空間のうちの最下段の前記棚部よりも下方に位置する部位に配備され、前記種子収容空間に水蒸気を供給する水蒸気発生装置と、を備えることを特徴とする。
本構成によると、鉄粉被覆処理が済んだ種子を上下複数段の棚部に分散させて、かつ各棚部に種子を薄く拡げて載置することによって、種子を種子収容空間に収容するものだから、種子収容空間に収容する種子の全量に比して狭い設置面積の箇所に鉄粉被覆種子酸化装置を設置することができ、かつ種子収容空間に収容する種子の全てに水蒸気が届き易い状態で種子を収容することができる。種子収容空間のうちの最下段の棚部よりも下方の部位から水蒸気発生装置によって水蒸気が供給され、水蒸気発生装置からの水蒸気が最下段の棚部の下方から最上段の棚部に向かって上昇すると共に、種子収容空間がカバー部によって包囲されて、水蒸気が種子収容空間の外部に漏れ出難いことにより、収容した全ての種子に水蒸気が届き易い。
従って、鉄粉被覆処理済みの種子を多量に収容しても、水蒸気発生装置を運転させるだけで、全ての鉄粉被覆種子に供給漏れが無いとかあまり無い状態で水蒸気を供給して、かつ鉄粉の酸化を水蒸気によって促進させながら、種子を被覆している鉄粉を酸化させることができる。
従って、本発明によると、多量の鉄粉被覆種子を得る場合でも、水蒸気発生装置を運転させるだけで操作簡単に鉄粉の酸化処理を迅速に行なわせて安価に得ることができる。
また、鉄粉被覆種子酸化装置を収容可能な種子量に比して狭い設置面積の箇所にコンパクトに設置することができる。
また、鉄粉被覆種子酸化装置を収容可能な種子量に比して狭い設置面積の箇所にコンパクトに設置することができる。
本発明において、前記種子収容空間の内気を前記カバー部の外部に排出する換気扇を備えると好適である。
本構成によると、鉄粉の酸化による発熱によって種子収容空間に発生する熱気を換気扇による排出作用によってカバー部の外部に排出させることができ、種子収容空間に熱気が滞留し難い。
従って、本発明によると、鉄粉の酸化を水蒸気によって促進させることで熱気が発生し易いものでありながら、種子収容空間に熱気が滞留し難く、種子が酸化処理によって備える熱の放出を促進できる。
本発明において、前記換気扇を、前記種子収容空間のうちの最上段の前記棚部よりも上方に位置する部位に配備すると好適である。
本構成によると、上下複数段のいずれの段の棚部において熱気が発生しても、発生箇所よりも上方の部位で換気扇が作用することにより、換気扇によるカバー部外への熱気排出をスムーズに行わせることができる。
従って、本発明によると、種子収容空間に熱気がより滞留し難くて種子の放熱をより促進できる。
本発明において、前記水蒸気発生装置を、水蒸気を噴出する加湿運転と温風を噴出する乾燥運転とに切り換え自在に構成すると好適である。
本構成によると、鉄粉被覆種子の酸化処理を終えると、酸化処理後の鉄粉被覆種子を棚部に載置したままにして、水蒸気発生装置を加湿運転から乾燥運転に切換えることにより、水蒸気発生装置が温風を噴出し、この温風を鉄粉被覆種子にあてて鉄粉被覆種子の乾燥処理を行うことができる。
従って、本発明によると、鉄粉被覆種子が酸化処理前の浸種処理や酸化処理によって備えた水分及び熱を除去する乾燥処理を行うのに、酸化処理後の鉄粉被覆種子を棚部に収容したままにして楽に、かつ水蒸気発生装置を乾燥手段に活用して構造簡単にできる。
本発明において、前記種子収容空間の内気を前記カバー部の外部に排出する換気扇を備え、前記水蒸気発生装置が前記加湿運転を行なうよう前記水蒸気発生装置を制御する酸化モードと、前記水蒸気発生装置が前記乾燥運転を行なうよう前記水蒸気発生装置を制御する乾燥モードとに切り換え自在な制御手段を備え、前記制御手段を、前記乾燥モードにおいて、前記換気扇が運転するように前記換気扇をオン制御するよう構成すると好適である。
本構成によると、乾燥モードの制御手段による制御によって水蒸気発生装置が乾燥運転を行ない、水蒸気発生装置が噴出する風によって酸化処理後の鉄粉被覆種子を乾燥処理する。このとき、制御手段が換気扇をオン制御し、換気扇が自ずと作用して種子収容空間の内気をカバー部の外部にスムーズに排出することにより、鉄粉被覆種子の乾燥処理のために温度や湿度が上昇する種子収容空間の内気をカバー部外にスムーズに排出させて、鉄粉被覆種子の乾燥を促進させることができる。
従って、本発明によると、酸化処理後の鉄粉被覆種子を乾燥処理するのに、水蒸気発生装置を乾燥手段に活用して有利にできるのみならず、換気扇が自ずと作用して楽に、かつ換気扇の強制換気による乾燥促進によって迅速にできる。
本発明において、前記水蒸気発生装置が前記加湿運転を行なうよう前記水蒸気発生装置を制御する酸化モードと、前記水蒸気発生装置が前記乾燥運転を行なうよう前記水蒸気発生装置を制御する乾燥モードとに切り換え自在な制御手段を備え、前記制御手段を、前記水蒸気発生装置が前記加湿運転を開始してから設定酸化時間が経過すると、前記酸化モードから前記乾燥モードに自動的に切り換わるように構成すると好適である。
本構成によると、設定酸化時間を適切に設定しておけば、酸化モードの制御手段による制御により、水蒸気発生装置が加湿運転を行なって鉄粉被覆種子の酸化処理を行わせ、酸化処理を終えると、制御手段が自動的に乾燥モードに切り換わり、乾燥モードに切り換わった制御手段による制御により、水蒸気発生装置が乾燥運転を行なって風を発生させ、酸化処理後の鉄粉被覆種子の乾燥処理を行わせることができる。
従って、本発明によると、酸化処理後の鉄粉被覆種子を乾燥処理するのに、水蒸気発生装置を乾燥手段に活用して有利にできるのみならず、酸化処理から乾燥処理への切り換えを適切なタイミングで自動的に行なわせて楽にできる。
本発明において、前記設定酸化時間を変更自在に設定する酸化時間設定手段を備えると好適である。
本構成によると、鉄粉被覆種子の鉄粉量が異なるなど、酸化処理をさせるべく種子収容空間に収容する鉄粉被覆種子の性状が異なるとか、種子収容空間に収容する鉄粉被覆種子の収容量を変更するなどの場合でも、設定酸化時間を適切に変更して設定することにより、酸化不足や過剰酸化が無い適切な酸化処理を行わせた後に、制御手段が乾燥モードに自動的に切り換わるようにできる。
従って、本発明によると、酸化処理後の鉄粉被覆種子を乾燥処理するのに、水蒸気発生装置を乾燥手段に活用して有利にでき、かつ酸化処理から乾燥処理への切り換えを自動的に行なわせて楽にできるものでありながら、鉄粉被覆種子の性状や収容量の変化や変更にかかわらず、過不足が無い適切な酸化処理を行わせることができる。
本発明において、前記制御手段を、前記乾燥モードにおいて、前記水蒸気発生装置が前記乾燥運転を開始してから設定乾燥時間が経過すると、前記水蒸気発生装置を自動的にオフ制御するように構成すると好適である。
本構成によると、設定乾燥時間を適切に設定しておけば、乾燥モードの制御手段による制御により、水蒸気発生装置が乾燥運転を行なって酸化処理済みの鉄粉被覆種子の乾燥処理を行わせ、乾燥処理を終えると、制御手段が自動的に水蒸気発生装置を停止させて水蒸気発生装置による風発生が停止する。
従って、本発明によると、酸化処理後の鉄粉被覆種子を乾燥処理するのに、水蒸気発生装置が発生させる風によって迅速にできるものでありながら、風発生の停止を適切なタイミングで行なわせて風の過剰供給を回避できる。
本発明において、前記設定乾燥時間を変更自在に設定する乾燥時間設定手段を備えると好適である。
本構成によると、粉被覆種子の性状が異なるとか、収容量を変更するなどの場合でも、設定乾燥時間を適切に設定することにより、乾燥不足や過剰乾燥が無い適切な乾燥処理を行わせた後に、制御手段が水蒸気発生装置を自動的に停止させて水蒸気発生装置による風発生が停止する。
従って、本発明によると、酸化処理後の鉄粉被覆種子を乾燥処理するのに、水蒸気発生装置を乾燥手段に活用して有利にでき、かつ風噴出の停止を自動的に行なわせて楽にできるものでありながら、鉄粉被覆種子の性状や収容量の変化や変更にかかわらず、過不足が無い適切な乾燥処理を行わせることができる。
本発明において、前記複数の棚部それぞれの底板部に前記水蒸気が通り抜ける通気孔を設けると好適である。
本構成によると、最下段の棚部よりも下方に位置する部位において水蒸気発生装置から噴出する水蒸気を最下段の棚部から最上段の棚部に向けて各棚部における通気孔を通り抜けて流動させることができる。
従って、本発明によると、上下複数段の棚部に位置する鉄粉被覆種子に水蒸気を漏れ無く供給して、種子収容空間に収容した全ての鉄粉被覆種子を漏れなく迅速に酸化処理することができる。
本発明において、前記カバー部に開閉自在な換気口を設けると好適である。
本構成によると、換気口を開けることにより、種子収容空間に発生した熱気が換気口から外部に容易に流出して種子収容空間に熱気が滞留し難くなり、鉄粉被覆種子に酸化処理によって発生する熱を放出させ易い。
従って、本発明によると、鉄粉被覆種子の酸化処理による温度上昇を回避し易い。
本発明において、前記換気口を、前記カバー部のうちの下端寄りの部位及び上端寄りの部位に配置すると好適である。
本構成によると、種子収容空間の内気がカバー部の上端寄りの換気口から外部に流出し、カバー部の外気がカバー部の下端寄りの換気口から種子収容空間に流入するように換気させて種子収容空間の熱気滞留をより発生し難くでき、鉄粉被覆種子がより放熱し易くなる。
従って、本発明によると、鉄粉被覆種子の酸化処理による温度上昇をより回避し易い。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係る鉄粉被覆種子酸化装置の全体を示す斜視図である。図2は、本発明の実施例に係る鉄粉被覆種子酸化装置の全体を示す斜視図である。図3は、本発明の実施例に係る鉄粉被覆種子酸化装置の右端部を示す縦断正面図である。図4は、本発明の実施例に係る鉄粉被覆種子酸装置を示す横断平面図である。図1〜4に示すように、本発明の実施例に係る鉄粉被覆種子酸化装置は、左右一対の正面視で縦長の種子収容空間2,2及び左右一対の種子収容空間2,2を一挙に包囲するカバー部3を有した装置本体1と、スタンドポール21及びスタンドポール21によって支持される制御ボックス22を有した運転操作部20とを備えている。
図1は、本発明の実施例に係る鉄粉被覆種子酸化装置の全体を示す斜視図である。図2は、本発明の実施例に係る鉄粉被覆種子酸化装置の全体を示す斜視図である。図3は、本発明の実施例に係る鉄粉被覆種子酸化装置の右端部を示す縦断正面図である。図4は、本発明の実施例に係る鉄粉被覆種子酸装置を示す横断平面図である。図1〜4に示すように、本発明の実施例に係る鉄粉被覆種子酸化装置は、左右一対の正面視で縦長の種子収容空間2,2及び左右一対の種子収容空間2,2を一挙に包囲するカバー部3を有した装置本体1と、スタンドポール21及びスタンドポール21によって支持される制御ボックス22を有した運転操作部20とを備えている。
この鉄粉被覆種子酸化装置は、水稲用の鉄粉被覆種子を製造するものであり、詳しくは、次の如く構成してある。
装置本体1は、装置本体横方向に所定間隔を隔てて並ぶ3つの縦棚枠4と、3つの縦棚枠4の上端部を装置本体前後方向での複数箇所で連結する複数本の上横連結フレーム5と、3つの縦棚枠4の下端部を装置本体前後方向での複数箇所で連結する複数本の下横連結フレーム6とを備えて構成された本体枠を備えている。
左右一対の種子収容空間2,2は、前記本体枠によって形成されている。左右一対の種子収容空間2,2の間に中央の縦棚枠4が位置しているが、縦棚枠4は、上下複数段に設けられた棚板4a、及び棚板4aどうしの間に縦棚枠4を装置本体横方向に貫通する状態で設けられた隙間を備えており、左右一対の種子収容空間2,2は、棚板4aどうしの間の隙間によって連通している。従って、左右一対の種子収容空間2,2は、一方の種子収容空間2から他方の種子収容空間2に後述する水蒸気及び温風が流動する状態で連通している。
左右一対の種子収容空間2,2に上下複数段の棚部7を配備してある。上下複数段の棚部7どうしの間に水蒸気及び温風が流動するように所定間隔を設けてある。左右一対の種子収容空間2,2における上下複数段の棚部7のそれぞれは、中央の縦棚枠4に上下複数段に設けられた棚板4aのうちの一つの棚板4aと、横端の縦棚枠4に上下複数段に設けられた棚板4aのうちの一つの棚板4aとにわたって脱着自在に載置された図2,5の如き育苗箱によって構成してある。一つの棚板4aには、複数の育苗箱を装置本体前後方向に並べて載置できる。
従って、左右一対の種子収容空間2,2における各棚部7は、種子収容空間2に脱着自在に収容される。図2,3に示すように、左右一対の種子収容空間2,2における各棚部7は、底板部7aと底板部7aの全周縁部から立ち上がる周壁部7bとを備えたトレー状に成っており、鉄粉被覆処理が済んだ種子A(以下、鉄粉被覆種子Aと称する。)を底板部7aに装置本体横方向及び前後方向に薄く広げ載置した状態で収容するようになっている。左右一対の種子収容空間2,2における各棚部7は、育苗箱の底板部に設けられた貫通孔を、水蒸気及び乾燥風が通り抜けるように底板部7aに設けた通気孔7cとして備えている。通気孔7cは、装置本体1の横方向及び前後方向に並んでいる。
装置本体1は、左の種子収容空間2の下部と右の種子収容空間2の下部とにわたって設けた水蒸気発生装置10、左及び右の種子収容空間2のうちの水蒸気発生装置10の上方近くに設けた熱拡散板11、及び左の種子収容空間2の上部と右の種子収容空間2の上部とに分散させて設けた左右一対の換気扇12,12を備えている。
水蒸気発生装置10は、左の種子収容空間2のうちの最下段の棚部7よりも下方に位置する部位と、右の種子収容空間2のうちの最下段の棚部7よりも下方に位置する部位とにわたって配備してある。図6に示すように、水蒸気発生装置10は、ヒータ部10aと加湿部10bと送風部10cとを備えている。
水蒸気発生装置10は、加湿運転と乾燥運転とに切り換え自在に構成してある。水蒸気発生装置10は、加湿運転するように運転制御されることにより、加湿部10b及びヒータ部10aを作動させると共に送風部10cを駆動し、加湿部10b及びヒータ部10aによって鉄粉被覆種子Aの鉄粉層を酸化させるための水蒸気を発生させ、発生した水蒸気を、送風部10cからの風によって左右一対の種子収容空間2,2に下部から上部に向けて供給する。
水蒸気発生装置10は、乾燥運転するように運転制御されることにより、ヒータ部10aを作動させると共に送風部10cを駆動し、酸化処理後の鉄粉被覆種子Aを乾燥させるための温風を発生させると共に発生した温風を左右一対の種子収容空間2,2に下部から上部に向けて供給する。
左及び右の種子収容空間2における熱拡散板11は、種子収容空間2のうちの最下段の棚部7よりも下方に位置する部位に配備してある。熱拡散板11は、水蒸気発生装置10からの放熱によって熱拡散板11の全体を昇温させて、水蒸気発生装置10からの放熱を熱拡散板11の全体からの放熱に変更し、水蒸気発生装置10からの放熱が種子収容空間2の狭い範囲に集中して伝わり、種子収容空間2に収容された鉄粉被覆種子Aに酸化ムラや乾燥ムラが発生すること防止する。図4に示すように、熱拡散板11の装置本体前側端とカバー部3のうちの前カバー部3aとの間に、水蒸気発生装置10からの水蒸気及び乾燥風を種子収容空間2における棚部7に上昇させる通路としての前隙間11fを設けてある。熱拡散板11の装置本体後側端とカバー部3のうちの後カバー部3bとの間に、水蒸気発生装置10からの水蒸気及び乾燥風を種子収容空間2における棚部7に上昇させる通路としての後隙間11rを設けてある。
カバー部3は、左右一対の種子収容空間2,2を包囲することにより、水蒸気発生装置10からの水蒸気及び温風の種子収容空間外への漏れ出しを防止する。
カバー部3は、本体枠を全体にわたって被覆する大きさを備え、左右一対の種子収容空間2,2を一挙に包囲するように構成してある。具体的には、カバー部3は、本体枠の前側を覆う樹脂シート製の前カバー部3aと、本体枠の後側を覆う樹脂シート製の後カバー部3bと、本体枠の両横側を覆う樹脂シート製の左右一対の横カバー部3c,3cと、本体枠の上方を覆う樹脂シート製の上カバー部3dとを連結された状態で備えている。
前カバー部3aと左右の横カバー部3cとは分離しており、図2の如く前カバー部3aをたくし上げることにより、左右一対の種子収容空間2,2の前側を開放することができる。従って、前カバー部3aは、種子収容空間2の種子出し入れ口を開閉するドアになっている。
図1,2に示すように、上カバー部3dは、装置本体横方向視での形状が装置本体上方向きに突のアーチ形状となるように構成してある。従って、上カバー部3dの内面側に発生した結露水は、上カバー部3dの湾曲内面に沿って流下して種子収容空間2のうちの装置本体前端寄り及び装置本体後端寄りの部位に落下し、棚部7に落下して鉄粉被覆種子Aを濡らすことがない。
図1,2,3に示すように、右の横カバー部3cのうちの上端寄りの部位に換気口13を設けてある。右側の上端寄りの換気口13は、右の換気扇12に設けた排気筒によって構成してある。右側の上端寄りの換気口13は、排気筒の内部に揺動開閉自在に設けた蓋体14によって開閉できるように構成してある。
左の横カバー部3cに設けた換気口13の図示は省略するが、右の横カバー部3cに設けた換気口13及び蓋体14と同じ構成を備えた換気口13及び蓋体14を、左の横カバー部3cに設けてある。
図1,2,3に示すように、前カバー部3a、後カバー部3b及び左右の横カバー部3cの下端寄りの部位に開閉自在な換気口15を設けてある。具体的には、前カバー部3a、後カバー部3b及び横カバー部3cそれぞれの下端部を、前カバー部3a、後カバー部3b及び横カバー部3cの上側部分を構成する樹脂シートの下端部分で成る外側カバー部3eと、この外側カバー部3eの内側に配備した内側カバー部3fとで成る二重構造に構成し、内側カバー部3fを網目状の通気孔が備えられた部材によって構成してあることにより、内側カバー部3fが換気口15に成っている。前カバー部3a、後カバー部3b及び左右の横カバー部3cそれぞれの下端寄りの換気口15は、外側カバー部3eをたくし上げることによって開くことができ、外側カバー部3eを垂れ下げることによって閉じることができる。
図2,3に示すように、右の換気扇12は、右の種子収容空間2のうちの最上段の棚部7よりも上方に位置する部位に配備してある。右の換気扇12は、右端の縦棚枠4の上部に支持されている。左の換気扇12は、右の換気扇12と同様に、左の種子収容空間2のうちの最上段の棚部7よりも上方に位置する部位に配備してある。左の換気扇12は、左端の縦棚枠4の上部に支持されている。
従って、左右の換気扇12は、運転制御されることにより、種子収容空間2の内気を上端寄りの換気口13からカバー部3の外部に排出する。換気扇12による内気排出に伴い、カバー部3の外気が下端寄りの換気口15から種子収容空間2に流入する。
運転操作部20は、水蒸気発生装置10及び左右の換気扇12に連係され、かつ制御ボックス22に内装された制御装置23(図6参照)を備えている。
図6は、制御系を示すブロック図である。図6に示すように、制御装置23は、マイクロコンピュータを利用して構成してあり、制御手段25、酸化時間記憶部26、乾燥時間記憶部27、換気時間記憶部28、酸化温度記憶部29、乾燥温度記憶部30及び換気温度記憶部31を備えている。制御装置23に、作業選択器32、スタート指令手段33、時間設定器34及び温度設定器35を連係させてある。
従って、鉄粉被覆種子Aを載置した育苗箱を種子収容空間2に収容することによって、鉄粉被覆種子Aを上下複数段の棚部7に分散させた状態で種子収容空間2に収容し、前カバー部3aを閉じてスタート指令手段33を操作することにより、制御手段25が水蒸気発生装置10及び左右の換気扇12を自動的に運転制御し、鉄粉被覆種子Aの鉄粉層を酸化させる酸化処理、及び酸化処理を終えた鉄粉被覆種子Aの乾燥処理を行えるようになっており、詳しくは、次の如く構成してある。
時間設定器34を操作し、鉄粉被覆種子Aの鉄粉量などの性状、及び種子収容空間2に収容する鉄粉被覆種子Aの量に適応した設定酸化時間TS、設定乾燥時間TK及び設定換気時間TAを設定し、設定酸化時間TSを酸化時間記憶部26に記憶させ、設定乾燥時間TKを乾燥時間記憶部27に記憶させ、設定換気時間TAを換気時間記憶部28に記憶させる。
設定酸化時間TSを設定する場合、設定モード切換え手段36の操作によって酸化時間設定モードを選択しておいて時間設定器34を操作する。設定乾燥時間TKを設定する場合、設定モード切換え手段36の操作によって乾燥時間設定モードを選択しておいて時間設定器34を操作する。設定換気時間TAを設定する場合、設定モード切換え手段36の操作によって換気時間設定モードを選択しておいて時間設定器34を操作する。酸化時間記憶部26、乾燥時間記憶部27及び換気時間記憶部28は、時間設定器34の操作によって新たな設定酸化時間TS、設定乾燥時間TK及び設定換気時間TAが設定されると、先に記憶していた旧の設定酸化時間TS、設定乾燥時間TK及び設定換気時間TAを新たな設定酸化時間TS、設定乾燥時間TK及び設定換気時間TAに更新する。従って、時間設定器34と酸化時間記憶部26とにより、設定酸化時間TSを変更自在に設定する酸化時間設定手段37が構成され、時間設定器34と乾燥時間記憶部27とにより、設定乾燥時間TKを変更自在に設定する乾燥時間設定手段38が構成され、時間設定器34と換気時間記憶部28とにより、設定換気時間TAを変更自在に設定する換気時間設定手段39が構成される。
温度設定器35を操作し、鉄粉被覆種子Aの鉄粉量などの性状、及び種子収容空間2に収容する鉄粉被覆種子Aの量に適応した設定酸化温度SS、設定乾燥温度SK及び設定換気温度SAを設定し、設定酸化温度SSを酸化温度記憶部29に記憶させ、設定乾燥温度SKを乾燥温度記憶部30に記憶させ、設定換気温度SAを換気温度記憶部31に記憶させる。
設定酸化温度SSを設定する場合、設定モード切換え手段36の操作によって酸化温度設定モードを選択しておいて温度設定器35を操作する。設定乾燥温度SKを設定する場合、設定モード切換え手段36の操作によって乾燥温度設定モードを選択しておいて温度設定器35を操作する。設定換気温度SAを設定する場合、設定モード切換え手段36の操作によって換気温度設定モードを選択しておいて温度設定器35を操作する。酸化温度記憶部29、乾燥温度記憶部30及び換気温度記憶部31は、温度設定器35の操作によって新たな設定酸化温度SS、設定乾燥温度SK及び設定換気温度SAが設定されると、先に記憶していた旧の設定酸化温度SS、設定乾燥温度SK及び設定換気温度SAを新たな設定酸化温度SS、設定乾燥温度SK及び設定換気温度SAに更新する。
従って、温度設定器35と酸化温度記憶部29とにより、設定酸化温度SSを変更自在に設定する酸化時間設定手段40が構成され、温度設定器35と乾燥温度記憶部30とにより、設定乾燥温度SKを変更自在に設定する乾燥温度設定手段41が構成され、温度設定器35と換気温度記憶部31とにより、設定換気温度SAを変更自在に設定する換気温度設定手段42が構成される。
作業選択器32は、種子製造位置Xと発芽位置Yとに切り換え操作自在に構成されている。作業選択器32は、種子製造位置Xに切り換えられると、酸化処理及び乾燥処理のための制御を行わせる種子製造指令を制御手段25に出力する。作業選択器32は、発芽位置Yに切り換えられると、発芽処理のための制御を行なわせる発芽指令を制御手段25に出力する。
図7は種子製造制御を示すフロー図である。図7に示すように、作業選択器32を種子製造位置Xに切り換え操作し、スタート指令手段33を操作すると、制御手段25は、作業選択器32からの種子製造指令及びスタート指令手段33からの制御開始指令を基に酸化モードに切り換わり、酸化制御及び換気扇制御を行なう。制御手段25は、酸化時間記憶部26に記憶された設定酸化時間TSを基に酸化処理を終えたと判断すると、自動的に乾燥モードに切り換わり、乾燥制御及び換気制御を行なう。
図8は、酸化モードにおける制御手段25の酸化制御を示すフロー図である。図8に示すように、制御手段25は、酸化モードに切り換わると、水蒸気発生装置10を加湿運転するように制御する。このとき、制御手段25は、種子収容空間2に設置した温度センサ43(図6参照)による検出温度を酸化温度として検出し、検出酸化温度が酸化温度記憶部29によって記憶された設定酸化温度SSになるように、水蒸気発生装置10を加湿運転させる。さらに、制御手段25は、後述する換気制御を行なう。制御手段25は、水蒸気発生装置10が加湿運転を開始してからの経過時間を酸化時間として計測し、計測酸化時間TS1が酸化時間記憶部26によって記憶された設定酸化時間TSに達すると、水蒸気発生装置10をオフ制御する。
図9は、乾燥モードにおける制御手段25の乾燥制御を示すフロー図である。図9に示すように、制御手段25は、乾燥モードに切り換わると、水蒸気発生装置10を乾燥運転するように制御する。このとき、制御手段25は、温度センサ43(図6参照)による検出温度を乾燥温度として検出し、検出乾燥温度が乾燥温度記憶部30によって記憶された設定乾燥温度SKになるように、水蒸気発生装置10を乾燥運転させる。さらに、制御手段25は、後述する換気制御を行なう。制御手段25は、水蒸気発生装置10が乾燥運転を開始してからの経過時間を乾燥時間として計測し、計測乾燥時間TK1が乾燥時間記憶部27によって記憶された設定乾燥時間TKに達すると、水蒸気発生装置10をオフ制御する。
図10は、制御手段25が加湿モード及び乾燥モードにおいて行う換気制御を示すフロー図である。図10に示すように、加湿モード及び乾燥モードになった制御手段25は、温度センサ43(図6参照)による検出温度SA1が換気温度記憶部31によって記憶された設定換気温度SA以上になると、左右の換気扇12をオン制御する。制御手段25は、換気扇12をオンにしてからの経過時間を換気時間として計測し、計測換気時間TA1が設定換気時間TAに達すると、換気扇12をオフ制御する。
制御手段25は、作業選択器32から発芽指令を受けると、水蒸気発生装置10を加湿運転するように制御する。すなわち、酸化処理及び乾燥処理を終えた鉄粉被覆種子Aに水蒸気を供給し、鉄粉被覆種子Aの発芽試験を行なうことができる。
〔別実施例〕
(1)上記した実施例では、送風部10cを備えた水蒸気発生装置10を設けた例を示したが、送風部10cを備えずにヒータ部10a及び加湿部10bを備えた水蒸気発生装置10を採用して実施してもよい。この場合、換気扇12による換気によって水蒸気及び温風を種子収容空間2において流動させる。
(1)上記した実施例では、送風部10cを備えた水蒸気発生装置10を設けた例を示したが、送風部10cを備えずにヒータ部10a及び加湿部10bを備えた水蒸気発生装置10を採用して実施してもよい。この場合、換気扇12による換気によって水蒸気及び温風を種子収容空間2において流動させる。
(2)上記した実施例では、乾燥処理の際、水蒸気発生装置10を乾燥運転して水蒸気発生装置10に温風を発生させるよう構成した例を示したが、水蒸気発生装置10を運転せず、換気扇12を運転し、換気扇12による換気によって発生させる乾燥風によって乾燥処理を行うよう構成して実施してもよい。
(3)上記した実施例では、左右一対の種子収容空間2,2を備えた例を示したが、一つだけ、あるいは三つ以上の種子収容空間2を備えるよう構成して実施してもよい。
(4)上記した実施例では、カバー部3を樹脂製シートによって構成した例を示したが、硬質の樹脂板、あるいは木材など各種の材料によって構成して実施してもよい。
(5)上記した実施例では、酸化処理を終えると、制御手段25が酸化モードから乾燥モードに自動的に切り換わるように構成した例を示したが、酸化処理を終えると、制御手段25を酸化モードから乾燥モードに人為操作によって切換えるように構成して実施してもよい。
本発明は、水稲用の種子以外の各種の種子を処理対象とする鉄粉被覆種子酸化装置に利用可能である。
2 種子収容空間
3 カバー部
7 棚部
7a 底板部
7c 通気孔
10 水蒸気発生装置
12 換気扇
13,15 換気口
25 制御手段
37 酸化時間設定手段
38 乾燥時間設定手段
A 種子
TS 設定酸化時間
TK 設定乾燥時間
3 カバー部
7 棚部
7a 底板部
7c 通気孔
10 水蒸気発生装置
12 換気扇
13,15 換気口
25 制御手段
37 酸化時間設定手段
38 乾燥時間設定手段
A 種子
TS 設定酸化時間
TK 設定乾燥時間
Claims (12)
- 鉄粉被覆処理済みの種子を収容する種子収容空間と、
前記種子収容空間に上下複数段に配備され、鉄粉被覆処理済みの種子を薄く広げて載置して収容させる複数の棚部と、
前記種子収容空間を包囲するカバー部と、
前記種子収容空間のうちの最下段の前記棚部よりも下方に位置する部位に配備され、前記種子収容空間に水蒸気を供給する水蒸気発生装置と、を備えた鉄粉被覆種子酸化装置。 - 前記種子収容空間の内気を前記カバー部の外部に排出する換気扇を備えてある請求項1に記載の鉄粉被覆種子酸化装置。
- 前記換気扇を、前記種子収容空間のうちの最上段の前記棚部よりも上方に位置する部位に配備してある請求項2に記載の鉄粉被覆種子酸化装置。
- 前記水蒸気発生装置を、水蒸気を噴出する加湿運転と温風を噴出する乾燥運転とに切り換え自在に構成してある請求項1〜3のいずれか一項に記載の鉄粉被覆種子酸化装置。
- 前記種子収容空間の内気を前記カバー部の外部に排出する換気扇を備え、
前記水蒸気発生装置が前記加湿運転を行なうよう前記水蒸気発生装置を制御する酸化モードと、前記水蒸気発生装置が前記乾燥運転を行なうよう前記水蒸気発生装置を制御する乾燥モードとに切り換え自在な制御手段を備え、
前記制御手段を、前記乾燥モードにおいて、前記換気扇が運転するように前記換気扇をオン制御するよう構成してある請求項4に記載の鉄粉被覆種子酸化装置。 - 前記水蒸気発生装置が前記加湿運転を行なうよう前記水蒸気発生装置を制御する酸化モードと、前記水蒸気発生装置が前記乾燥運転を行なうよう前記水蒸気発生装置を制御する乾燥モードとに切り換え自在な制御手段を備え、
前記制御手段を、前記水蒸気発生装置が前記加湿運転を開始してから設定酸化時間が経過すると、前記酸化モードから前記乾燥モードに自動的に切り換わるように構成してある請求項4又は5に記載の鉄粉被覆種子酸化装置。 - 前記設定酸化時間を変更自在に設定する酸化時間設定手段を備えてある請求項6に記載の鉄粉被覆種子酸化装置。
- 前記制御手段を、前記乾燥モードにおいて、前記水蒸気発生装置が前記乾燥運転を開始してから設定乾燥時間が経過すると、前記水蒸気発生装置を自動的にオフ制御するように構成してある請求項5〜7のいずれか一項に記載の鉄粉被覆種子酸化装置。
- 前記設定乾燥時間を変更自在に設定する乾燥時間設定手段を備えてある請求項8に記載の鉄粉被覆種子酸化装置。
- 前記複数の棚部それぞれの底板部に前記水蒸気が通り抜ける通気孔を設けてある請求項1〜9のいずれか一項に記載の鉄粉被覆種子酸化装置。
- 前記カバー部に開閉自在な換気口を設けてある請求項1〜10のいずれか一項に記載の鉄粉被覆種子酸化装置。
- 前記換気口を、前記カバー部のうちの下端寄りの部位及び上端寄りの部位に配置してある請求項11に記載の鉄粉被覆種子酸化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013006587A JP2014135933A (ja) | 2013-01-17 | 2013-01-17 | 鉄粉被覆種子酸化装置 |
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JP2013006587A JP2014135933A (ja) | 2013-01-17 | 2013-01-17 | 鉄粉被覆種子酸化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014135933A true JP2014135933A (ja) | 2014-07-28 |
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ID=51413813
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JP (1) | JP2014135933A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016129497A (ja) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | 株式会社クボタ | 鉄粉被覆種子酸化調製装置 |
JP2016129498A (ja) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | 株式会社クボタ | 鉄粉被覆種子酸化調製装置 |
KR200485038Y1 (ko) * | 2017-01-11 | 2017-11-22 | 김영윤 | 철분이 코팅된 종자의 산화 및 건조 장치 |
CN115529891A (zh) * | 2022-09-30 | 2022-12-30 | 江苏徐淮地区徐州农业科学研究所(江苏徐州甘薯研究中心) | 一种小麦种子发芽率测试装置 |
-
2013
- 2013-01-17 JP JP2013006587A patent/JP2014135933A/ja active Pending
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