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JP2014133295A - グラインダ - Google Patents

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JP2014133295A
JP2014133295A JP2013004032A JP2013004032A JP2014133295A JP 2014133295 A JP2014133295 A JP 2014133295A JP 2013004032 A JP2013004032 A JP 2013004032A JP 2013004032 A JP2013004032 A JP 2013004032A JP 2014133295 A JP2014133295 A JP 2014133295A
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Hironori Ikuta
洋規 生田
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Makita Corp
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B55/00Safety devices for grinding or polishing machines; Accessories fitted to grinding or polishing machines for keeping tools or parts of the machine in good working condition
    • B24B55/04Protective covers for the grinding wheel
    • B24B55/05Protective covers for the grinding wheel specially designed for portable grinding machines
    • B24B55/052Protective covers for the grinding wheel specially designed for portable grinding machines with rotating tools

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

【課題】ホイルカバーの合理的な取付構造に関する改良技術を提供する。
【解決手段】環状部62を有する本体部と、環状部62に取付可能なホイルカバー40とを有するグラインダが構成される。ホイルカバー40は、環状部62の外周に取付けられる環状の円筒部42を有する。環状部62は、基部62aと先端部62bで構成されており、先端部62bはホイルカバー40の円筒部の硬度以上の硬度を有する。ホイルカバー40が回動する際の円筒部42の摩耗を抑制する効果がある。
【選択図】図4

Description

本発明は、ホイルカバーを備えたグラインダに関する。
米国特許出願公開第2005/215186号公報には、防護カバーを有するアングルグラインダが開示されている。この防護カバーは、円周状の頸部に取り付けられるように構成されている。また、保護カバーは、回転位置においてノッチレバーによって固定されるように構成されている。
米国特許出願公開第2005/215186号公報
米国特許出願公開第2005/215186号公報に記載されたグラインダは、保護カバーが円周状の頸部の外側を摺動するため、保護カバーと円周状の頸部に摩擦が生じる。そのため、保護カバーと円周状の頸部が摩擦により破損する可能性があり改良の余地がある。そこで本発明は、上記に鑑み、ホイルカバーの取付構造に関する改良技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るグラインダの好ましい形態によれば、カラーを有する本体部と、カラーの外周に取付可能なホイルカバーとを有するグラインダが構成される。ホイルカバーは、カラーの外周に取付けられる環状の取付部を有する。取付部は、カラーに対して回動可能に構成されている。そして、カラーの少なくとも一部の硬度は、取付部の硬度以上の硬度で形成されている。硬度が異なればカラーの少なくとも一部の材料と取付部の材料は同じ材料であっても異なる材料であってもよい。例えば、カラーの少なくとも一部と取付部は鉄で形成されていてもよく、一方でカラーの少なくとも一部が鉄で構成されており、取付部が他の金属や樹脂で形成されていてもよい。
本発明によれば、取付部がカラーに対して回動することで、取付部とカラーの間に摩擦が生じる。摩擦によって低硬度である取付部に摩耗が生じるように構成されるため、グラインダの本体部であるカラーの摩耗を抑制することができる。これにより、グラインダの本体部が長寿命化される。
本発明に係るグラインダの更なる形態によれば、カラーは、第1部材と、カラーの軸方向に関して第1部材よりもカラーの先端側に配置された第2部材を有している。そして、第2部材の硬度は、取付部の硬度以上の硬度で形成されている。
本形態によれば、第2部材の硬度が取付部の硬度以上の硬度であるため、取付部が回動する際における第2部材の摩耗を抑制することができる。すなわち、グラインダの本体部であるカラーの摩耗を抑制することができる。
本発明に係るグラインダの更なる形態によれば、カラーは、周方向に延在する第1係合部を有している。また、取付部は、第1係合部と係合可能な第2係合部を有している。第1係合部は、第1部材の第1外壁と第2部材の第2外壁とで構成されている。そして、第2部材の硬度は、第2係合部の硬度以上の硬度で形成されている。なお、第1係合部と第2係合部は、一方が凸部で他方が凹部で形成されていることが好ましく、典型的には第1係合部は、溝として形成されており、第2係合部は、溝と係合可能な凸部として形成されていることが好ましい。
本形態によれば、第1係合部が第1部材と第2部材で構成されているため、第2係合部と係合した状態で取付部がカラーに対して回動した際に、第1係合部を構成する第2部分の摩耗を抑制することができる。第1係合部が溝として形成されている場合には、溝の摩耗を抑制できる。すなわち、取付部の回動によって溝の幅が広くなることを抑制することができる。
本発明に係るグラインダの更なる形態によれば、第2部材は、焼き入れされた鉄で形成されており、第2係合部は、焼き入れされていない鉄で形成されている。
本形態によれば、第2部材を焼き入れされた鉄で形成することで、焼き入れされていない鉄で形成された第2係合部よりも高硬度にすることができる。
本発明に係るグラインダの更なる形態によれば、カラーの軸方向に関して当該カラーの先端側に向かって、ホイルカバーを付勢する付勢部材を有する。
本形態によれば、ホイルカバーをカラーの軸方向に付勢する付勢部材を有することで、取付部がカラーに対して回動する際のホイルカバーの姿勢を保持することができる。その結果、ホイルカバーをスムーズに回動させることができる。また、付勢部材を有することで、第2係合部が第2部材に当接した状態でホイルカバーが回動するため、第2部材の硬度を第2係合部の硬度よりも高くする必要性が高くなる。
本発明に係るグラインダの更なる形態によれば、ホイルカバーを固定状に保持可能な保持機構を有する。そして、ホイルカバーは、取付部がカラーに対して回動することによって、互いに異なる複数の回動位置に選択的に配置可能に構成されており、複数の回動位置のうちから選択された回動位置において保持機構によって保持されるように構成されている。
本形態によれば、保持機構を有することで、ホイルカバーを複数の回動位置で固定的に保持することができる。すなわち、作業者の作業態様に応じてホイルカバーの位置を変えることができる。
本発明に係るグラインダの更なる形態によれば、保持機構は、取付部と係合可能な係合部と、係合部を移動させる係合部操作部とを有する。係合部操作部は、係合部を移動させることで、取付部と係合部が係合された係合状態と、取付部と係合部の係合が解除された係合解除状態とを切り換え可能に構成されている。そして、係合部操作部は、所定方向における取付部の中心を通る第1の直線から離隔した第1の直線に平行な第2の直線上を直線移動するように構成されている。
本形態によれば、係合部操作部は、第1の直線から離隔した第1の直線に平行な第2の直線上を直線移動するため、第1の直線上で直線移動する構成に比べて、ホイルカバーと保持部材とを含めたホイルカバー保持機構の大きさを小型化することができる。すなわち、係合部操作部が第1の直線上を直線移動する場合には、第1の直線が延在する所定方向のホイルカバー保持機構の長さは、取付部の最大外径の長さと係合部操作部の可動領域の長さを足した長さになる。一方、本形態では、係合部操作部が第1の直線から離隔した第1の直線に平行な第2の直線上を直線移動するため、所定方向のホイルカバー保持機構の長さは、係合部操作部材が配置される部分における取付部の当該所定方向の長さと、取付部の直径との差だけ短くなる。このようなホイルカバー保持機構の配置により、グラインダ全体の大きさを小型化することができる。
本発明に係るグラインダの更なる形態によれば、係合部は、第1の直線と平行な取付部の中心領域を通る直線上に位置する取付部の外端部と係合するように構成されている。
本形態によれば、係合部操作部と係合部の移動方向が一致する場合には、取付部の中心領域を通る係合部操作部の移動方向に平行な直線と取付部が交差する取付部の部分に係合部が係合することで、係合部と取付部を安定的に係合させることができる。すなわち、係合部の移動方向を取付部の法線方向に近づけることにより、係合部と取付部と安定的に係合させることができる。
本発明によれば、ホイルカバーの取付構造に関する改良技術を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るグラインダの全体構成を示す断面図である。 ホイルカバーの平面図である。 ホイルカバーの取付構造の全体構成を示す斜視図である。 図3の分解斜視図である。 ホイルカバー取付部の平面図である。 ホイルカバー取付部の側面図である。 図1の部分拡大図である。 図7のVIII-VIII線断面図である。 図7のIX-IX線断面図である。 図9のスライド部材と押圧部材を移動させた状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るホイルカバーの取付構造の全体構成を示す斜視図である。 図11の分解斜視図である。 ホイルカバー取付部の斜視図である。 ホイルカバー取付部の平面図である。 ホイルカバー取付部の側面図である。 図15においてホイルカバーをホイルカバー取付部に取り付けた状態を示す側面図である。 図16のXVII-XVII線断面図である。 図17の係合部材を移動させた状態を示す断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態につき、図1〜図10を参照して詳細に説明する。この第1実施形態は、グラインダに本発明を適用した例である。このグラインダは、研削工具や研磨工具などの砥石や、切断工具等を回転させて、被加工材に対して研削や研磨および切断等を行う作業工具である。
図1に示すように、グラインダ1は、メインハウジング10とギアハウジング20とリアハウジング30とホイルカバー40等を主体として構成されている。
メインハウジング10は、略円筒形状のハウジングであり、モータ100を収容している。モータ100の回転軸101は、ギアハウジング20に向かって突出するように配置されている。
ギアハウジング20は、メインハウジング10の一方側に設けられている。ギアハウジング20は、主に第1べベルギア200、第2べベルギア201、スピンドル202、ベアリング203,204等を収容している。第1べベルギア200は、モータ100の回転軸101に外装されている。第2べベルギア201は、第1べベルギア200と噛合するよう配置されている。また、第2べベルギア201は、スピンドル202と連接しており、第2べベルギア201とスピンドル202は一体になって回転する。このスピンドル202は、2つのベアリング203,204に保持されている。これにより、モータ100の回転出力は、回転軸101と直交するスピンドル202の軸周りの回転に変換される。スピンドル202の先端部には、インナフランジ205がスピンドル202と一体に設けられている。また、スピンドル202の先端部にはネジが形成されており、アウタフランジ206が着脱可能に螺合する。このインナフランジ205とアフタフランジ206の間に砥石2が着脱可能に挟持される。
リアハウジング30は、メインハウジング10のギアハウジング20と反対側に設けられている。このリアハウジング30は、電源配線部300を収容している。この電源配線部300は、モータ100に電気的に接続されている。電源配線部300には、外部の電源から電流を供給する電源コード301と、グラインダ1の駆動のON/OFFを切り替えるスイッチ302が設けられている。
図2に示すように、ホイルカバー40は、平面視で略半円形状の部材である。このホイルカバー40は、カバー部41と円筒部42で構成されている。このホイルカバー40は、焼き入れされていない鉄で形成されている。円筒部42には、径方向内側に突出する3つの凸部43が形成されている。また、図3および図4に示すように、円筒部42には、周方向において12か所に等間隔に係合凹部44が形成されている。このホイルカバー40は、図1に示すように、円筒部42がホイルカバー取付部50に対して着脱可能に取り付けられる。これにより、カバー部41は、砥石2の外側を半周覆うように配置される。その結果、ホイルカバー40は、砥石2によって加工された被加工材の破片の飛散を抑制するとともに、図2に関する反時計回りに回転する砥石2からユーザを保護することができる。このホイルカバー40が、本発明における「ホイルカバー」に対応する実施構成例である。
次に、ホイルカバー40と、当該ホイルカバー40が取り付けられるホイルカバー取付部50について、図3〜図10を参照して、詳細に説明する。なお、図3〜図10においては、ホイルカバー40とホイルカバー取付部50以外の部材は、便宜上図示を省略する。さらに、図5,図6においては、ホイルカバー40の図示を便宜上省略する。図5,図6に示すように、ホイルカバー取付部50は、ホイルカバー係合部材60とホイルカバー保持部材70等を主体として構成されている。
図4に示すように、ホイルカバー係合部材60は、ベース61と当該ベース61から突出した円筒状の環状部62を主体として構成されている。環状部62は、基部62aと先端部62bを主体として構成されている。先端部62bは、環状部62の軸方向における基部62aの先端側にボルト62cで固定されている。この環状部62は、焼き入れされた鉄で形成されている。すなわち、環状部62は、ホイルカバー40より硬度が高い材料で形成されている。環状部62の中心には、スピンドル202が貫通するスピンドル貫通孔63が形成されている。この基部62a、先端部62bはそれぞれ、本発明における「第1部材」、「第2部材」に対応する実施構成例である。
図4,図5に示すように、環状部62の先端部62bには、ホイルカバー40の3つの凸部43を案内する案内溝64が形成されている。また、環状部62の基部62aの外周には、図4,図6に示すように、凹部65aが環状部62の周方向に延在するように全周に形成されている。これにより、第1係合溝65が、先端部62bの下面(基部62a側の面)と基部62aに形成された凹部65aで構成される。すなわち、第1係合溝65は、基部62aの外壁と先端部62bの外壁とで形成されている。この第1係合溝65は、案内溝64に連接するように構成されている。この基部62aの外壁、先端部62bの外壁がそれぞれ、本発明における「第1外壁」、「第2外壁」に対応する実施構成例である。また、第1係合溝65が、本発明における「第1係合部」に対応する実施構成例である。
図4に示すように、ベース61と環状部62の連接部分には、第2係合溝66が環状部62の周方向に延在するように全周に形成されている。さらに、環状部62の外周には、ホイルカバー保持部材70の係合凸部74aが係合可能な係合溝67が形成されている。そして、このホイルカバー係合部材60は4本のボルト68でギアハウジング20に固定されている。この環状部62が、本発明における「カラー」に対応する実施構成例である。
図4に示すように、ホイルカバー保持部材70は、スライド部材71、および押圧部材90を主体として構成されている。このホイルカバー保持部材70が、本発明における「保持機構」に対応する実施構成例である。
図4,図5に示すように、スライド部材71は、環状部62の外周部を略半周囲うように配置された略平板状の平板部72を有する。平板部72は、ベース61から突出した2本のボルト68の頭部に対応する位置に形成された2つの切欠き部73を有している。また、図4,図5に示すように、スライド部材71は、平板部72から突出した2つの係合凸部74a,74bを有している。係合凸部74aの側面には、テーパ面77が形成されている。図5に示すように、テーパ面77は、平面視で係合凸部74aの幅が環状部62の中心に向かって大きくなるように形成されている。2つの係合凸部74a,74bは、連結部75で連結されている。連結部75の内側側面75aは、環状部62の外周面に対向して円弧状に形成されている。また、図4に示すように、平板部72には、2本のねじ97が貫通する2つの貫通孔76が形成されている。
また、図4〜図6に示すように、リーフスプリング80は、平面視で略U字状の板状の金属部材で構成されている。このリーフスプリング80は、平板状の基部81と、基部81に対して折り曲げられて形成された付勢部82で構成されている。基部81には、ボルト68が挿通される貫通孔81aが形成されている。これにより、リーフスプリング80は、ボルト68によってベース61に固定される。
図4,図5に示すように、押圧部材90は、押圧部91を押圧することによって、押圧部91に連結されたスライド部材71をベース61に対して摺動させるように構成されている。押圧部91は、略L字状の部材である。この押圧部91は、図5に示す直線L2に沿って配置されている。換言すると、この押圧部91は、直線L1に平行な環状部62の接線近傍の接線領域に配置されている。押圧部91の端部には、コイルスプリング92が配置されている。このコイルスプリング92は、ギアハウジング20に固定されたスプリング当接部93に当接している。また、スプリング当接部93には、ガイドロッド94が配置されている。そして、ガイドロッド94がコイルスプリング92の内部に挿通されており、これによりコイルスプリング92が図6における第2の直線L2に沿って伸縮するとともに、押圧部91が直線L2の延在する方向に移動するように構成されている。このスプリング当接部93は、ボルト95によってワッシャ96を介してギアハウジング20に固定されている。また、押圧部91は、2本のねじ97が螺合するように構成されている。そして、ねじ97が貫通孔76に貫通した状態で押圧部91と螺合することでスライド部材71と押圧部91は一体に構成される。この直線L1および直線L2がそれぞれ、本発明における「第1の直線」および「第2の直線」に対応する実施構成例である。
以上の通り構成されたホイルカバー保持部材70は、図5〜図8に示すように組み付けられる。すなわち、スライド部材71がベース61に対して摺動可能に組み付けられる。具体的には、図7、図8に示すように、スライド部材71が、環状部62の第2係合溝66に保持され、ベース61に対して、図8の左右方向に摺動可能に配置される。このとき、図7に示すように、リーフスプリング80の付勢部82はホイルカバー40の円筒部42を図7の上方に向かって付勢している。このリーフスプリング80が、本発明における「付勢部材」に対応する実施構成例である。
以上のホイルカバー保持部材70は、図9に示すように、コイルスプリング92は、押圧部91とギアハウジング20に固定されたスプリング当接部93との間に圧縮された状態で保持されている。これにより、押圧部材90およびスライド部材71は、コイルスプリング92によって直線L2に沿って図9の上方に向かって付勢されている。すなわち、コイルスプリング92は、環状部62の中心を通る直線L1から離隔した直線L1に平行な直線L2に沿って配置され、これにより押圧部材90は、直線L1に平行な環状部62の接線近傍の接線領域を直線L2の延在する方向に直線移動可能となっている。なお、図5に示すように、ホイルカバー40が取り付けられていない状態では、係合凸部74bが環状部62に当接して、押圧部材90およびスライド部材71の図5の上方への移動を規制している。
一方、図10に示すように、押圧部91がコイルスプリング92の付勢力に抗して押圧されてスライド部材71が移動されると、係合凸部74aが直線L1上を直線移動し、係合凸部74bが直線L3上を直線移動する。このとき、平板部72が環状部62の第2係合溝66に当接して、スライド部材71の図10の下方への移動が規制される。
次に、ホイルカバー40がホイルカバー取付部50に保持される構造について、詳細に説明する。ホイルカバー40は、ホイルカバー取付部50に対して着脱可能に装着される。さらに、ホイルカバー40は、ホイルカバー取付部50に対して複数の回動位置に位置して装着される。具体的には、ホイルカバー40は、円筒部42が環状部62に篏合状に係合するように構成されており、さらに、ホイルカバー40は、ホイルカバー取付部50の周方向に回動可能に構成されている。これにより、カバー部41がホイルカバー取付部50およびギアハウジング20に対して、所定の角度を有する複数の回動位置に位置可能に構成されている。換言すると、ホイルカバー40は、ホイルカバー取付部50に対して回動し、互いに異なる複数の回動位置に位置可能である。これにより、ホイルカバー40は複数の回動位置から選択された回動位置に位置される。したがって、ホイルカバー40は、複数の回動位置から選択された任意の回動位置でホイルカバー取付部50に取付可能に構成されている。
ホイルカバー40を装着する際は、図10に示すように、押圧部材90を押圧して係合凸部74a,74bを移動させた状態で、ホイルカバー40の円筒部42を環状部62に係合させる。このとき、ホイルカバー40の3つの凸部43を環状部62の案内溝64の位置に合わせる。その後、ホイルカバー40を環状部62に対して環状部62の軸方向に移動させることで、円筒部42は、環状部62と連結部75の間に配置される。円筒部42は、スライド部材71の平板部72に当接して軸方向への移動が規制される。このとき、凸部43は、案内溝64を通過して第1係合溝65内に位置する。これにより、凸部43が第1係合溝65内に環状部62の周方向に回動可能に保持される。またこのとき、リーフスプリング80の付勢部82は、円筒部42を環状部62の軸方向に関する上方に付勢している。これにより、凸部43が、第1係合溝65の上面に当接する。換言すると、凸部43が先端部62bに当接する。この円筒部42が環状部62に係合する構造は、いわゆるバヨネット構造と称される。この円筒部42が、本発明における「取付部」に対応する実施構成例である。また、凸部43が、本発明における「第2係合部」に対応する実施構成例である。
ホイルカバー40の複数の回動位置のうちから一つの回動位置を決定した後、押圧部材90の押圧を解除すると、コイルスプリング92の付勢力によって、図9に示す位置に、押圧部91とともにスライド部材71が移動する。これにより、係合凸部74a,74bが円筒部42の係合凹部44と係合し、さらに、係合凸部74aは係合溝67と係合する。その結果、ホイルカバー40を環状部62に対して回動不能に保持する。このとき、円筒部42の外周は、連結部75の内側側面75aに当接して、押圧部材90およびスライド部材71の図9の上方への移動を規制している。なお、係合凸部74aのテーパ面77は、係合凹部44の側面に対して傾斜するように配置される。この係合凸部74a,74bが、本発明における「係合部」に対応する実施構成例である。また、押圧部91が、本発明における「係合部操作部」に対応する実施構成例である。
ホイルカバー40の回動位置を変更する場合には、図10に示すように、押圧部材90を押圧して係合凸部74a,74bを移動させる。このとき、係合凸部74a,74bは、環状部62の中心から外側に向かう方向に移動する。これにより、係合凸部74a,74bと係合凹部44の係合を解除する。その後、ホイルカバー40を所定の回動位置になるまで環状部62に対して回動させる。その後、押圧部材90の押圧を解除することで、係合凸部74a,74bが係合凹部44と再び係合する。これにより、ホイルカバー40が所定の回動位置で保持される。
以上の第1実施形態によれば、スライド部材71を移動させる押圧部材90が、環状部62の中心を通る直線L1に平行な環状部62の接線の近傍の領域を当該接線に平行な直線L2上を直線移動するため、押圧部材90が中心を通る直線L1上で直線移動する構成に比べて、ホイルカバー取付部50の大きさを小型化することができる。例えば、押圧部材90が中心を通る直線L1上を直線移動する場合には、直線L1が延在する方向のホイルカバー取付部50の長さは、環状部62の最大外径の長さ(環状部62の直径)と押圧部材90の可動領域の長さ(押圧部91からスプリング当接部93までの長さ)の合計の長さである。一方、第1実施形態では、押圧部材90が環状部62の中心を通る直線L1に平行な環状部62の接線の近傍の領域を直線移動するため、直線L1が延在する方向のホイルカバー取付部50の長さは、押圧部材90の可動領域の長さのみとなる。このようなホイルカバー取付部50の構成により、グラインダ1の大きさを小型化することができる。
また、第1実施形態によれば、スライド部材71および押圧部材90が直線移動するため、直線移動しない構成に比べて、スライド部材71および押圧部材90の耐久性が向上する。すなわち、直線移動することにより、スライド部材71および押圧部材90が全体として摺動する。そのため、スライド部材71と押圧部材90を構成する各構成部材は、摩耗等の観点において、ほぼ一様な条件下に置かれる。一方で、直線移動しない構成においては、各構成部材に回転やねじり等が生じるため、各構成部材の移動量が異なる。そのため、特定の箇所に応力集中が生じる。したがって、耐久性等の観点において、特定の構成部材のみが劣化や消耗が大きくなる。しかしながら、第1実施形態では、スライド部材71および押圧部材90が直線移動するため、スライド部材71および押圧部材90の各部品の寿命が長くすることができる。
また、第1実施形態によれば、円筒部42の外周が連結部75に当接して、円筒部42が環状部62に保持されている。そのため、グラインダ1が駆動する際の振動によって、ホイルカバー40の保持が不安定になることを抑制できる。
また、第1実施形態によれば、環状部62の周方向に第2係合溝66が形成されており、第2係合溝66にスライド部材71が係合しているため、スライド部材71が環状部62の軸方向に移動することを抑制することができる。したがって、スライド部材71をベース61に対して安定的に摺動させることができる。また、スライド部材71にはボルト68に対応する位置に切欠き部73が形成されているため、ボルト68の頭部によってスライド部材71が環状部62から外れることを防止できる。
また、第1実施形態によれば、テーパ面77が形成されていることで、係合凸部74aの幅が環状部62の中心に向かって大きくなるように構成されている。これにより、グラインダ1が駆動中に、ホイルカバー40が回動するような外力が不用意に作用した場合に、円筒部42がホイルカバー40の径方向外側に変形する。すなわち、図9においてホイルカバー40が外力によって反時計回りに回転した場合には、テーパ面77が形成されているため、係合凹部44が形成されている円筒部42がテーパ面77に沿ってホイルカバー40の径方向外側に変形する。したがって、外力によるエネルギは、円筒部42の変形に変換される。一方、テーパ面77が形成されていない場合には、ホイルカバー40が外力によって反時計回りに回転した場合には、円筒部42がホイルカバー40の径方向外側に変形することができず、係合凸部74aが円筒部42に押圧されて反時計回りに回転する。これにより、係合凸部74aが円筒部42に押圧されて、係合凸部74aが形成されたスライド部材71がボルト68の頭部に当接する。したがって、平板部72および/またはボルト68が損傷するおそれがある。すなわち、外力によるエネルギは、ホイルカバー取付部50の部分的な変形に変換される。以上の通り、第1実施形態においては、テーパ面77が形成されていることで、ホイルカバー40が回動するような外力が不用意に作用した場合に、ホイルカバー40の変形を生じさせることで、グラインダ1の本体側部材であるホイルカバー取付部50の損傷を抑制することができる。
また、第1実施形態によれば、ホイルカバー40の円筒部42が環状部62に対して回動することで、円筒部42と環状部62の間に摩擦が生じる。円筒部42は、環状部62の硬度よりも低い硬度であるため、摩擦によって低硬度である円筒部42に摩耗が生じる。すなわち、グラインダ1の本体側部材である環状部62の摩耗を抑制することができる。したがって、取り替え可能なホイルカバー40を摩耗させることで、グラインダ1の本体部が長寿命化される。
また、円筒部42は、リーフスプリング80によって環状部62の軸方向に付勢されている。そのため、ホイルカバー40を回動させる際に、第1係合溝65内に配置された円筒部42の凸部43が先端部62bに当接する。したがって、第1実施形態によれば、凸部43と先端部62bの間に摩擦が生じる場合であっても、グラインダ1の本体側部材である先端部62bの摩耗を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態につき、図11〜図18を参照して説明する。第2実施形態においては、第1実施形態と同じ構成を有するものについては同じ符号を付し、適宜その説明を省略する。
図11,図12に示すように、ホイルカバー140は、カバー部141と円筒部142で構成されている。このホイルカバー140は、焼き入れされていない鉄で形成されている。カバー部141には、複数の係合孔144が等間隔に形成されている。また、円筒部142には、径方向内側に突出する3つの凸部143が形成されている。このホイルカバー140が、本発明における「ホイルカバー」に対応する実施構成例である。
次に、ホイルカバー140と、当該ホイルカバー140が取り付けられるホイルカバー取付部150について、図11〜図18を参照して、詳細に説明する。なお、図11〜図18においては、ホイルカバー140とホイルカバー取付部150以外の部材は、便宜上図示を省略する。さらに、図13〜図15においては、ホイルカバー140の図示を便宜上省略する。図12に示すように、ホイルカバー取付部150は、ホイルカバー係合部材160とホイルカバー保持部材170等を主体として構成されている。
図12に示すように、ホイルカバー係合部材160は、ベース161と当該ベース161から突出した円筒状の環状部162を主体として構成されている。このホイルカバー係合部材160は4本のボルト168でギアハウジング20に固定されている。環状部162は、基部162aと先端部162bを主体として構成されている。先端部162bは、環状部162の軸方向における基部162aの先端側にボルト162cで固定されている。環状部162は焼き入れされた鉄で形成されている。すなわち、環状部162は、ホイルカバー140より硬度が高い材料で形成されている。環状部162の中心には、スピンドル202が貫通するスピンドル貫通孔163が形成されている。この基部162a、先端部162bはそれぞれ、本発明における「第1部材」、「第2部材」に対応する実施構成例である。
図12〜図14に示すように、環状部162の先端部162bには、ホイルカバー140の3つの凸部143を案内する案内溝164が形成されている。また、環状部162の基部162aの外周には、図12に示すように、凹部165aが環状部162の周方向に延在するように全周に形成されている。これにより、係合溝165が、先端部162bの下面(基部162a側の面)と基部162aに形成された凹部165aで構成される。この基部162aの外壁、先端部162bの外壁がそれぞれ、本発明における「第1外壁」、「第2外壁」に対応する実施構成例である。また、環状部162が、本発明における「カラー」に対応する実施構成例である。また、係合溝165が、本発明における「第1係合部」に対応する実施構成例である。
図12に示すように、ホイルカバー保持部材170は、係合部材171、コイルスプリング172、ボルト173、およびワッシャ174を主体として構成されている。このホイルカバー保持部材170が、本発明における「保持機構」に対応する実施構成例である。
係合部材171には、第1凸部175、貫通孔176、第2凸部177、押圧部178、および係合凸部179が形成されている。係合部材171は、第1凸部175がコイルスプリング172に挿入され、貫通孔176にボルト173が挿入されてワッシャ174を介してギアハウジング20に対して回動可能に保持される。係合部材171の貫通孔176側には、第1凸部175と同じ方向に延在する第2凸部177が設けられている。一方、貫通孔176とは反対側の係合部材171の先端部には、作業者によって押圧される押圧部178が形成されている。また、係合部材171の上部には、係合孔144と係合可能な係合凸部179が設けられている。
図12〜図14に示すように、リーフスプリング180は、板状の金属部材で構成されている。このリーフスプリング180は、平板状の基部181と、基部181に対して折り曲げられて形成された4つの付勢部182で構成されている。基部181には、ボルト168が挿通される貫通孔181aが形成されている。これにより、リーフスプリング180は、ボルト168によってベース161に固定される。
以上の通り構成されたホイルカバー保持部材170は、図13〜図15に示すように組み付けられる。すなわち、係合部材171は、コイルスプリング172の付勢力に抗して押圧部178が押圧されることによって、ボルト173を中心として回動するように構成されている。なお、リーフスプリング180の付勢部182は、図16に示すように、ホイルカバー140が取り付けられた状態で、ホイルカバー140の円筒部42を図16の上方に付勢するように構成されている。このリーフスプリング180が、本発明における「付勢部材」に対応する実施構成例である。
ホイルカバー140は、第1実施形態と同様にホイルカバー取付部150に対して回動可能に構成されており、これによりホイルカバー140は、ホイルカバー取付部150に対して複数の回動位置から選択された回動位置で取り付けられる。
ホイルカバー140を装着する際は、ホイルカバー140の3つの凸部143を環状部162の案内溝164の位置に合わせた状態で環状部162の軸方向に移動させることで、図16に示すように、ホイルカバー140の円筒部142を環状部162に係合させる。円筒部142は、リーフスプリング180の付勢部182に当接して軸方向への移動が規制される。このとき、凸部143は、案内溝164を通過して係合溝165内に位置する。これにより、凸部143が係合溝165内に環状部162の周方向に回動可能に保持される。このとき、リーフスプリング180の付勢部182は、円筒部142を環状部162の軸方向に関する上方に付勢している。これにより、凸部143が、係合溝165の上面に当接する。換言すると、凸部143が先端部162bに当接する。この円筒部142が環状部162に係合する構造は、いわゆるバヨネット構造と称される。この円筒部142が、本発明における「取付部」に対応する実施構成例である。また、凸部143が、本発明における「第2係合部」に対応する実施構成例である。
ホイルカバー140を回動させることで、図17に示すように、係合凸部179が複数の係合孔144のうちの一つの係合孔144と係合する。これにより、ホイルカバー140がギアハウジング20に対して所定の回動位置で保持される。ホイルカバー140の回動位置を変更する場合には、図18に示すように、押圧部178を押圧することで、係合凸部179と係合孔144の係合を解除する。これにより、ホイルカバー140を所定の回動位置になるまで回動させることができる。その後、押圧部178に対する押圧を解除することで、係合凸部179と係合孔144が再び係合する。これにより、ホイルカバー140が所定の回動位置で保持される。
以上の第2実施形態によれば、上述の第1実施形態と同様に、円筒部142は、環状部162の硬度よりも低い硬度であるため、グラインダ1の本体側部材である環状部162の摩耗を抑制することができる。したがって、取り替え可能なホイルカバー140を摩耗させることで、グラインダ1の本体部が長寿命化される。また、リーフスプリング180によって付勢されていることにより、凸部143と先端部162bの間に摩擦が生じる場合であっても、グラインダ1の本体側部材である先端部162bの摩耗を抑制することができる。
以上の第1実施形態および第2実施形態においては、ホイルカバー40,140は焼き入れされていない鉄で形成されており、環状部62,162は焼き入れされた鉄で形成されていたが、これには限られない。環状部62,162がホイルカバー40,140の硬度よりも高い硬度の材料で形成されていれば、鉄以外のマグネシウムやチタンなどの金属や繊維強化プラスチックなどの樹脂などの材料で形成されていてもよい。
また、以上においては、環状部62,162が基部61a,161aと先端部62b,162bの2部材で構成されていたが、これには限られない。例えば、環状部62,162は、1部材で構成されていてもよく、また3部材以上の部材で構成されていてもよい。
また、以上においては、ホイルカバー40,140は、リーフスプリング80,180に付勢されているため、ホイルカバー40,140が回動する際には、凸部43,143と先端部62b,162bが当接する。そのため、先端部62b,162bが凸部43,143の硬度よりも高い硬度の材料で形成されていることが好ましい。すなわち、先端部62b,162bが凸部43,143の硬度よりも高い硬度の材料で形成されていれば、先端部62b,162bと基部61a,161aは異なる材料で形成されていてもよい。また、凸部43,143はホイルカバー40、140の他の部分とは異なる材料で形成されていてもよい。
また、以上においては、ホイルカバー40,140は、複数の回動位置のうち選択された回動位置において保持されるように構成されていたが、これには限られない。例えば、ホイルカバー40,140を取り付ける際に、ホイルカバー係合部材60,160に対してホイルカバー40,140が回動するように構成されていれば、回動位置は1つのみ設定されていてもよい。また、リーフスプリング80,180は配置されていなくてもよい。
また、以上においては、環状部62,162にそれぞれ、係合溝として第1係合溝65、係合溝165が形成され、ホイルカバー40,140に凸部43,143が形成されていたが、これには限られない。例えば、ホイルカバー40,140に係合溝が形成されており、環状部62,162に凸部が形成されていてもよい。
また、以上においては、係合溝として第1係合溝65、係合溝165が形成され、ホイルカバー40,140に凸部43,143が形成されていたが、これには限られない。ホイルカバー40,140が環状部62,162に対して回動するように構成されていれば、係合溝や凸部は形成されていなくてもよい。
以上の発明の趣旨に鑑み、本発明に係るグラインダは、下記の態様が構成可能である。
(態様1)
「カラーを有する本体部と、
前記カラーの外周に取付可能なホイルカバーと、を有するグラインダであって、
前記ホイルカバーは、前記カラーの外周に取り付けられる環状の取付部を有し、
前記取付部は、前記カラーに対して回動可能に構成されており、
前記カラーの少なくとも一部は、前記取付部の硬度以上の硬度を有する材料で形成されていることを特徴とするグラインダ。」
(態様2)
「請求項7〜9のいずれか1項に記載のグラインダであって、
前記保持部材は、前記取付部と係合可能な係合部を有し、
前記取付部は、前記係合部と係合可能な複数の被係合部を有し、
それぞれの前記被係合部は、前記ホイルカバーが回動する方向に対して交差する互いに対向する2つの面を有しており、
前記係合部は、少なくとも一方の前記面に対して傾斜したテーパ面を有していることを特徴とするグラインダ。」
(態様3)
「請求項7に記載のグラインダであって、
前記保持機構は、前記取付部と係合可能な複数の係合要素と、前記複数の係合要素を連結する連結部を有しており、
前記連結部は、前記取付部に当接可能に構成されており、
前記カラーと前記連結部で前記取付部を保持するように構成されていることを特徴とするグラインダ。」
(本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係)
本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係を以下の通り示す。なお、本実施形態は、本発明を実施するための形態の一例を示すものであり、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。
環状部62,162は、本発明の「カラー」に対応する構成の一例である。
ホイルカバー40,140は、本発明の「ホイルカバー」に対応する構成の一例である。
円筒部42,142は、本発明の「取付部」に対応する構成の一例である。
基部62a,162aは、本発明の「第1部材」に対応する構成の一例である。
先端部62b,162bは、本発明の「第2部材」に対応する構成の一例である。
第1係合溝65は、本発明の「第1係合部」に対応する構成の一例である。
係合溝165は、本発明の「第1係合部」に対応する構成の一例である。
凸部43,143は、本発明の「第2係合部」に対応する構成の一例である。
リーフスプリング80,180は、本発明の「付勢部材」に対応する構成の一例である。
ホイルカバー保持部材70,170は、本発明の「保持機構」に対応する構成の一例である。
スライド部材71は、本発明の「係合部」に対応する構成の一例である。
押圧部91は、本発明の「係合部操作部」に対応する構成の一例である。
直線L1は、本発明の「第1の直線」に対応する構成の一例である。
直線L2は、本発明の「第2の直線」に対応する構成の一例である。
1 グラインダ
2 砥石
10 メインハウジング
20 ギアハウジング
30 リアハウジング
40 ホイルカバー
41 カバー部
42 円筒部
43 凸部
44 係合凹部
50 ホイルカバー取付部
60 ホイルカバー係合部材
61 ベース
62 環状部
62a 基部
62b 先端部
62c ボルト
63 スピンドル貫通孔
64 案内溝
65 第1係合溝
65a 凹部
66 第2係合溝
67 係合溝
68 ボルト
70 ホイルカバー保持部材
71 スライド部材
72 平板部
73 切欠き部
74a,74b 係合凸部
75 連結部
75a 内側側面
76 貫通孔
77 テーパ面
80 リーフスプリング
81 基部
81a 貫通孔
82 付勢部
90 押圧部材
91 押圧部
92 コイルスプリング
93 スプリング当接部
94 ガイドロッド
95 ボルト
96 ワッシャ
97 ねじ
100 モータ
101 回転軸
140 ホイルカバー
141 カバー部
142 円筒部
143 凸部
144 係合孔
150 ホイルカバー取付部
160 ホイルカバー係合部材
161 ベース
162 環状部
162a 基部
162b 先端部
163 スピンドル貫通孔
164 案内溝
165 係合溝
165a 凹部
170 ホイルカバー保持部材170
171 係合部材
172 コイルスプリング
173 ボルト
174 ワッシャ174
175 第1凸部
176 貫通孔
177 第2凸部
178 押圧部
179 係合凸部
180 リーフスプリング
181 基部
181a 貫通孔
182 付勢部
200 第1べベルギア
201 第2べベルギア
202 スピンドル
300 電源配線部
L1〜L3 直線

Claims (9)

  1. カラーを有する本体部と、
    前記カラーの外周に取付可能なホイルカバーと、を有するグラインダであって、
    前記ホイルカバーは、前記カラーの外周に取り付けられる環状の取付部を有し、
    前記取付部は、前記カラーに対して回動可能に構成されており、
    前記カラーの少なくとも一部の硬度は、前記取付部の硬度以上の硬度であることを特徴とするグラインダ。
  2. 請求項1に記載のグラインダであって、
    前記カラーは、第1部材と、前記カラーの軸方向に関して前記第1部材よりも当該カラーの先端側に配置された第2部材を有しており、
    前記第2部材の硬度は、前記取付部の硬度以上の硬度であることを特徴とするグラインダ。
  3. 請求項2に記載のグラインダであって、
    前記カラーは、周方向に延在する第1係合部を有しており、
    前記取付部は、前記第1係合部と係合可能な第2係合部を有しており、
    前記第1係合部は、前記第1部材の第1外壁と前記第2部材の第2外壁とで構成されており、
    前記第2部材の硬度は、前記第2係合部の硬度以上の硬度であることを特徴とするグラインダ。
  4. 請求項3に記載のグラインダであって、
    前記第1係合部は、溝として形成されており、
    前記第2係合部は、前記溝と係合可能な凸部として形成されていることを特徴とするグラインダ。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載のグラインダであって、
    前記第2部材は、焼き入れされた鉄で形成されており、
    前記第2係合部は、焼き入れされていない鉄で形成されていることを特徴とするグラインダ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のグラインダであって、
    前記カラーの軸方向に関して当該カラーの先端側に向かって、前記ホイルカバーを付勢する付勢部材を有することを特徴とするグラインダ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のグラインダであって、
    前記ホイルカバーを固定状に保持可能な保持機構を有し、
    前記ホイルカバーは、前記取付部が前記カラーに対して回動することによって、互いに異なる複数の回動位置に選択的に配置可能に構成されており、前記複数の回動位置のうちから選択された回動位置において前記保持機構によって保持されるように構成されているグラインダ。
  8. 請求項7に記載のグラインダであって、
    前記保持機構は、前記取付部と係合可能な係合部と、前記係合部を移動させる係合部操作部とを有し、
    前記係合部操作部は、前記係合部を移動させることで、前記取付部と前記係合部が係合された係合状態と、前記取付部と前記係合部の係合が解除された係合解除状態とを切り換え可能に構成されており、
    前記係合部操作部は、所定方向における前記取付部の中心を通る第1の直線から離隔した前記第1の直線に平行な第2の直線上を直線移動するように構成されていることを特徴とするグラインダ。
  9. 請求項8に記載のグラインダであって、
    前記係合部は、前記第1の直線と平行な前記取付部の中心領域を通る直線上に位置する前記取付部の外端部と係合するように構成されていることを特徴とするグラインダ。
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