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JP2014123204A - 情報処理システム、及び携帯情報端末と無線端末、ロック解除方法 - Google Patents

情報処理システム、及び携帯情報端末と無線端末、ロック解除方法 Download PDF

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JP2014123204A
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芳治 北條
Kazuko Hayashi
加寿子 林
Koji Yamamoto
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Abstract

【課題】セキュリティを確保しつつ、携帯情報端末の使用時における利便性を向上させる。
【解決手段】スマートフォンと腕時計型のリスト端末とからなる情報処理システムにおいて、両者が相互認証された後、スマートフォンがセキュリティロック状態となった後(SA109)、ユーザがリスト端末に対してロック解除操作を行うと(SB103:YES)、リスト端末がロック解除命令をスマートフォンへ送信する(SB104)。係るロック解除命令をスマートフォンが受信すると、スマートフォンがセキュリティロック状態を解除する(SA112)。スマートフォンのセキュリティロック状態の解除に際し、スマートフォンでのパスワード等の入力操作が不要となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、携帯情報端末におけるセキュリティロック状態を解除する技術に関するものである。
従来、携帯情報端末のセキュリティを確保するための技術として、例えば下記特許文献1に記載のシステムが知られている。すなわち携帯情報端末とキーユニットとが互いに認証されている間、つまり通信可能状態では、問題なく携帯情報端末を操作することができるが、認証が正常に行われなかった場合、あるいは通信不能状態となった場合には、携帯情報端末の操作に制限がかかり、キーユニットが警報を発するシステムである。
一方、現在、携帯情報端末として一般に普及しているスマートフォンにおいては、セキュリティを確保するための機能として、各種のアプリケーションの起動、及び通話(110番通話等の例外を除く)を含めた全ての機能の使用を制限するセキュリティロック状態とするロック機能が設けられている。なお、セキュリティロック状態への移行は、ユーザの手動操作(スリープモードへの移行操作)によって行われたり、一定時間操作が行われなかった場合等に自動的に行われたりする。
特開平11−88499号公報
しかしながら、前述したスマートフォンにおけるセキュリティロック状態を解除するためには、例えばパスワードを入力してホーム画面(アプリケーションに対応するアイコン等が表示された画面)を表示させる必要がある。したがって、ロック機能を使用している間においては、ユーザがスマートフォンをカバンやポケット等から取り出して使用する際には、いちいちパスワード等を入力しなければならない。
より具体的には、スマートフォンをポケットに入れている場合には、例えば図6(a)に示したようにスマートフォン1の(1)取り出し、(2)スリープ解除、(3)パスワード入力、といった手順を経なければホーム画面の表示に到らず、スマートフォン1が使用できない。なお、(2)スリープ解除は、パスワード入力画面を表示させるための操作である。
したがって、ロック機能を使用している間においては、セキュリティが確保できる反面、使用時の利便性が大きく低下する。逆に、使用時の利便性を確保するためには、ロック機能の利用を中止しなければならないという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、セキュリティを確保しつつ、携帯情報端末の使用時における利便性を向上させる情報処理システム、及び携帯情報端末と無線端末、ロック解除方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、第1の観点に係る発明にあっては、携帯情報端末、及び該携帯情報端末と無線通信する無線端末を含む情報処理システムにおいて、前記無線端末は、無線信号を送受信して前記携帯情報端末との間で相互認証を行う認証手段と、前記認証手段による認証済みのセキュリティロック状態にある前記携帯情報端末に認証された状態で、所定の操作を検出すると、前記携帯情報端末に対してセキュリティロック状態の解除を指示する解除信号を送信する指示手段とを含み、前記携帯情報端末は、無線信号を送受信して前記無線端末との間で相互認証を行う認証手段と、前記認証手段による認証済みの前記無線端末から前記解除信号を受信するとセキュリティロック状態を解除する解除手段とを含むことを特徴とする。
また、第2の観点に係る発明にあっては、携帯情報端末、及び該携帯情報端末と無線通信する無線端末を含む情報処理システムにおける無線端末において、無線信号を送受信して前記携帯情報端末との間で相互認証を行う認証手段と、前記認証手段による認証済みのセキュリティロック状態にある前記携帯情報端末に認証された状態で、所定の操作を検出すると、前記携帯情報端末に対してセキュリティロック状態の解除を指示する解除信号を送信する指示手段と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、セキュリティを確保しつつ、携帯情報端末の使用時における利便性を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態を示す図であって、スマートフォンとリスト端末を示す平面図であるとともに、ペアリング処理の説明図である。 スマートフォンの回路構成を示す概略ブロック図である。 リスト端末の回路構成を示す概略ブロック図である。 スマートフォンとリスト端末とのペアリング処理を示すフローチャートである。 ペアリング後の待機状態でのスマートフォンとリスト端末との動作示すフローチャートである。 ロック状態にあるスマートフォンの使用手順を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用したスマートフォン1、及びこのスマートフォン1とブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等の近距離無線通信で無線接続されてデータ交換が可能なリスト端末2を示した平面図である。
スマートフォン1は、周知のように縦長上の装置本体101と、この装置本体101上に配置された同様に縦長上の表示部102及びタッチパネル103とを有している。リスト端末2は、人体の手首に装着可能な腕時計型であり、ケース201と、このケース201上に配置された表示部202とタッチパネル203、及びケース201の両端部に装着されたリストバンド204とで構成されている。
図2は、スマートフォン1の回路構成を示す概略ブロック図である。102は、前記表示部であり、前述のように配置されたLCDと、これを駆動する駆動回路等から構成されている。104は、表示制御部であり表示部102の表示状態を制御する。105は、入力部であり、各種キーやスイッチを有して構成されており、また、前記タッチパネル103も含まれる。
106は、CPUであり、スマートフォン1全体を制御する。107はプログラムメモリであり、制御プログラム1071及び、ペアリングプログラム1072が予め記憶されているとともに、各種のアプリケーションプログラム1073等が記憶される。
制御プログラム1071はスマートフォン1全体を制御する基本的な制御プログラムであり、ペアリングプログラム1072は任意のリスト端末2とのペアリング(認証手続)を成立させるためのプログラムである。
108はリスト端末2との間で、近距離無線通信によるデータの送受信を行う無線I/Fである。109はWi−Fiなどでインターネット上の各種サーバ等とのリンクを行う通信I/Fである。各種サーバには各種のアプリケーションプログラムを提供するサーバ(所謂アプリストア)が含まれ、プログラムメモリ107には、係るサーバからダウンロードされたアプリケーションプログラムが含まれる。
なお、スマートフォン1は、電話通信を行うため、入力された音声を変調して送信する音声入力回路、送信回路、及び受信した音声信号を受信して復号再生する受信回路、再生回路等を有するが、これら周知の回路については、図示及び説明を省略する。
図3は、リスト端末2の回路構成を示す概略ブロック図である。リスト端末2は、時計部211を有する点以外は、スマートフォン1とほぼ同様の構成である。すなわち、202は、前記表示部でありLCDとこれを駆動する駆動回路等から構成されている。204は、表示部202の表示状態を制御する表示制御部である。205は、入力部であり、各種キーやスイッチを有して構成され、また、前記タッチパネル203も含まれる。
206は、CPUであり、リスト端末2全体を制御する。207はプログラムメモリであり、制御プログラム2071及びペアリングプログラム2072が予め記憶されている。制御プログラム2071はリスト端末2全体を制御する基本的な制御プログラムであり、ペアリングプログラム2072はスマートフォン1とのペアリング成立させるためのプログラムである。208はスマートフォン1との間で、前記無線によるリンクを行う無線I/Fである。
次に、本実施の形態の動作についてフローチャート等に基づき説明する。なお、以下の説明においては、スマートフォンを便宜上「スマホ」と表記する。
図4は、スマホ1とリスト端末2との間におけるブルートゥースによるペアリング処理を示すフローチャートである。ペアリング処理は、双方のCPU106,206がそれぞれペアリングプログラム1072,2072に従った処理を実行することにより行われる。本実施の形態におけるスマホ1とリスト端末2とのペアリング処理を同図のフローチャート及び図1の説明図に基づき説明する。
同図(a)に示すように、スマホ1は、ブルートゥース(もしくはWi−Fi)が環境設定されて、近接無線が可能な状態において、直近のリスト端末2を探索する(ステップSA1)。一方、リスト端末2は、同図(b)に示すようにブルートゥース(もしくはWi−Fi)が環境設定されて、近接無線が可能な状態において、近くのスマホを探索する(ステップSB1)。この時、ペアリングされていない当該ユーザのスマホ1とリスト端末2とが近接していると、スマホ1とリスト端末2とは、それぞれ近接無線での送信と受信とを繰り返し、近くの相手機器を探索する。
近くの相手機器の探索を完了したならば、スマホ1はリスト端末2に接続要求を送信し(ステップSA2、図1(1))、リスト端末2はスマホ1に接続要求を送信する(ステップSB2、図1(2))。そして、これら各機器から接続要求による相互通信が確立したか否かをそれぞれ判断する(ステップSA3,SB3)。接続要求による相互通信が確立したならば(ステップSA3:YES)、スマホ1はリスト端末2にペアリング完了通知を発行する(ステップSA4、図1(3))。リスト端末2は、スマホ1からのペアリング完了通知の受信の有無を判断する(ステップSB4)。
リスト端末2は、スマホ1との相互通信が確立した後(ステップSB3:YES)、ペアリング完了通知を受信したならば(ステップSB4:YES)、パスキーを生成して表示部202に、例えば30秒間表示する(ステップSB5、図1(4))。スマホ1及びリスト端末2のユーザは、このリスト端末2の表示部202に表示されたパスキーを視認して、スマホ1の入力部105が有するキーを操作し、パスキーを入力する。これにより、スマホ1の入力部105は操作されたキーに応じたパスキーをCPU106に入力する(ステップSA5)。
引き続き、スマホ1は、入力されたパスキーが入力条件を満たしているか否かを判断する。ここで、入力条件とは、図1(5)に記載したように、例えば発行されたパスキーを30秒以内に入力したかである。なお、入力制限回数は3回までである。そして、これらの入力条件を満たしていない場合には(ステップSA6:NO)、ステップSA1に戻る。
一方、入力条件を満たしている場合には(ステップSA6:YES)、接続完了し(ステップSA7)、これによりパスキーを識別情報として、ペアリング(相互認証)されたスマホ1とリスト端末2とが互いに通信接続可能なように通信設定が自動的に行われる。なお、ペアリングが行われた後、スマホ1とリスト端末2とは通信を停止するとともに、必要に応じて通信が行われる待機状態となる。
次に、本発明に係るスマホ1の動作について説明する。図5は、前述したペアリング処理後に、CPU106が制御プログラム1071を実行することにより行われるスマホ1の動作と、それに応じたリスト端末2の動作を示したフローチャートである。
図5(a)に示したように、ペアリングが行われて待機状態となった後、スマホ1は、ユーザによるスリープ操作(スリープモードへの移行操作)の有無、及び一定時間操作が無かったかをそれぞれ確認しており、ユーザによるスリープ操作があった場合(ステップSA101:YES)、又は一定時間操作が無かった場合には(ステップSA102:YES)、直ちに全機能をロックしたロック状態、すなわちセキュリティロック状態に移行する(ステップSA109)。
さらに、待機状態においてスマホ1は、ロック状態に移行していない間には、予め決められている一定時間毎の確認タイミングが到来する毎に(ステップSA103:YES)、リスト端末2へ通信を開始するための接続要求を行う(ステップSA104)。なお、本実施形態において上記の一定時間が1分であるものとする。
一方、図5(b)に示したように、リスト端末2は、上記の待機状態においてスマホ1から接続要求の有無を随時確認しており、接続要求があれば(ステップSB101:YES)、直ちにそれに応答する(ステップSB102)。
そして、スマホ1は、リスト端末2からの応答が確認できた時(ステップSA105:YES)、つまりリスト端末2と通信可能であることが確認できた時には、直ちに通信を終了するとともに、確認回数Nをゼロにリセットした後(ステップSA106)、ステップSA101の処理へ戻る。この確認回数Nは、後述するようにリスト端末2からの応答が確認できなかった回数である。
また、スマホ1は、リスト端末2へ通信を開始するための接続要求を行った後、リスト端末2からの応答が確認できなかった時(ステップSA105:NO)、つまりリスト端末2と通信不能であることが確認できた時には、直ちに通信を終了するとともに、確認回数Nをインクリメントする(ステップSA107)。
引き続き、スマホ1は、確認回数Nが5回となったか否かを確認する(ステップSA108)。つまりリスト端末2と通信不能である状態が所定時間(ここでは少なくとも4分間以上)継続して確認できたか否かを確認する。そして、スマホ1は、確認回数Nが5回に達していなければ(ステップSA108:NO)、そのままステップSA101の処理へ戻り、前述した動作を繰り返す。
なお、その間においても、前述したように、リスト端末2からの応答が確認できた時には(ステップSA105:YES)、その時点で確認回数Nをゼロにリセットする(ステップSA106)。
そして、上記の処理を繰り返す間に確認回数Nが5回に達した場合(ステップSA108:YES)、スマホ1は、直ちに前述したロック状態(セキュリティロック状態)に移行する(ステップSA109)。
一方、リスト端末2は、ペアリングが行われて待機状態にある間、前述したステップSB101,ステップSB102の動作とは別に、ユーザによるロック解除操作の有無を随時確認する(ステップSB103)。ここで、ユーザによるロック解除操作はタッチパネル203をワンタッチすることにより行われる(図6(b)の(1)参照)。
ユーザによるロック解除操作があった場合、リスト端末2は、スマホ1に対してロック解除命令を示す解除信号を送信する(ステップSB104)。引き続き、リスト端末2は、当該ロック解除命令に対するスマホ1からの応答の有無を確認し、応答があれば(ステップSB105:YES)、そのままステップSB101へ戻る。
また、リスト端末2は、応答がなかった場合においては(ステップSB105:NO)、その旨を知らせるエラーメッセージを表示部202に表示した後(ステップSB106)、ステップSB101の処理へ戻る。なお、応答がない場合は、スマホ1と通信不能な状態であるか、又はスマホ1がロック状態に移行していない場合である。
他方、ロック状態にある間、スマホ1においては、前述したリスト端末2からのロック解除命令(解除信号)の受信の有無を逐次確認し、ロック解除命令を受信するまで(ステップSA110:NO)、ロック状態を維持する。そして、スマホ1は、ロック解除命令を受信したら(ステップSA110:YES)、それに応答するとともに(ステップSB111)、その時点でロック状態を解除し(ステップSA112)、ステップSA101に戻り、前述した動作を繰り返す。
以上のように本実施形態において、スマホ1は、ユーザによるスリープ操作があった場合、又は一定時間操作が無かった場合、さらにリスト端末2と通信不能である状態が所定時間継続した場合には、使用可能な全機能を制限したロック状態に移行する。
そして、係るスマホ1のロック状態は、ユーザがリスト端末2をタッチするだけで、極めて容易に解除することができる。つまりユーザはスマホ1にロック解除用の暗証番号等を入力するといった煩雑な作業を行うことなく、簡単、かつ瞬時にロック状態を解除することができる。
したがって、スマホ1をポケットに入れている場合、ユーザにおいては、例えば図6(b)に示したように、(1)リスト端末2へのワンタッチ操作、(2)スマホ1の取り出し、だけを行えば直ちにスマホ1を使用することができる。
よって、本実施形態のシステムによれば、セキュリティを確保しつつ、スマホ1の使用時における利便性を向上させることができる。
同時に、ロック解除操作に際して暗証番号等が悪意を持った第三者に覗き見られるといった心配がなく、他人による不正使用に対するセキュリティを確実に確保することができる。
加えて本実施形態においては、例えばスマホ1の置き忘れや盗難によって、リスト端末2を装着しているユーザとスマホ1との位置が大きく離れ、スマホ1とリスト端末2とが通信不能な距離となり、係る状態が所定時間経過した場合には、スマホ1が自動的にロック状態となるため、他人による不正使用を確実に防止することもできる。
なお、以上の説明においては、スマホ1が、プログラムメモリ107に予め記憶されているペアリングプログラム1072に従って動作することによりリスト端末2とペアリングされ、かつ制御プログラム1071に従って動作することにより、リスト端末2からの遠隔操作によってロック状態を解除するものについて説明した。
しかし、スマホ1における上記の動作は、ユーザによってプログラムメモリ107に適宜記憶された所定のアプリケーションプログラム1073、すなわちインターネット上の任意の商用のダウンロードサイトからダウンロードされ、インストールされたアプリケーションプログラムによるものであっても構わない。
その場合、スマホ1として、上記の制御プログラム1071やペアリングプログラム1072が予め用意されていない既存のものを用いたとしても本発明を実施することができる。さらに、スマホ1とリスト端末2とを、汎用的でない独自の通信方式を含む任意の通信方式を用いてペアリングさせることができ、使用可能なリスト端末2の幅を広げることができる。
また、以上の説明においては、本発明の携帯情報端末としてスマホ1を例示し、かつ本発明の無線端末としてリスト端末2を例示したが、本発明においては、例えば前述したスマホ1が、ノート型のパーソナルコンピュータ等の他の携帯情報端末であってもよいし、さらに、その場合においては前述したリスト端末2がスマートフォンを含む他の無線端末であっても構わない。但し、リスト端末2等の無線端末については、ユーザが身に着けて使用するものが望ましい。
また、本実施形態においては、所定の操作であるロック解除操作をワンタッチ操作としたが、これに限ることなく、ロック解除操作は、例えばリスト端末での指紋認証やパスワード入力であってもよい。
以上、本発明の実施形態、及びその変形例について説明したが、これらは本発明の作用効果が得られる範囲内であれば適宜変更が可能であり、変更後の実施形態も特許請求の範囲に記載された発明、及びその発明と均等の発明の範囲に含まれる。
以下に、本出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
携帯情報端末、及び該携帯情報端末と無線通信する無線端末を含む情報処理システムにおいて、前記無線端末は、無線信号を送受信して前記携帯情報端末との間で相互認証を行う認証手段と、前記認証手段による認証済みのセキュリティロック状態にある前記携帯情報端末に認証された状態で、所定の操作を検出すると、前記携帯情報端末に対してセキュリティロック状態の解除を指示する解除信号を送信する指示手段とを含み、前記携帯情報端末は、無線信号を送受信して前記無線端末との間で相互認証を行う認証手段と、前記認証手段による認証済みの前記無線端末から前記解除信号を受信するとセキュリティロック状態を解除する解除手段とを含むことを特徴とする情報処理システム。
[請求項2]
前記携帯情報端末は、前記無線端末と通信可能か否かの状態を繰り返し確認する確認手段と、前記確認手段により前記無線端末と通信が所定時間不能であることが確認された場合に、動作状態をセキュリティロック状態とするロック手段とをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
[請求項3]
前記携帯情報端末のセキュリティロック状態は、ロック解除操作を除く操作を禁止する動作状態であることを特徴とする請求項1または2記載の情報処理システム。
[請求項4]
前記携帯情報端末の確認手段は、認証済みの前記無線端末から一定時間毎に行われる接続要求の受信の有無により前記無線端末と通信可能か否かの状態を確認することを特徴とする請求項2または3記載の情報処理システム。
[請求項5]
携帯情報端末、及び該携帯情報端末と無線通信する無線端末を含む情報処理システムにおける無線端末において、無線信号を送受信して前記携帯情報端末との間で相互認証を行う認証手段と、前記認証手段による認証済みのセキュリティロック状態にある前記携帯情報端末に認証された状態で、所定の操作を検出すると、前記携帯情報端末に対してセキュリティロック状態の解除を指示する解除信号を送信する指示手段と、を含むことを特徴とする無線端末。
[請求項6]
前記所定の操作は、当該無線端末に対するワンタッチ操作であることを特徴とする請求項5記載の無線端末。
[請求項7]
前記所定の操作は、当該無線端末に対するパスワードの入力操作であることを特徴とする請求項5記載の無線端末。
[請求項8]
当該無線端末は、腕時計型であることを特徴とする請求項5または6,7記載の無線端末。
[請求項9]
携帯情報端末に、該携帯情報端末と無線通信する無線端末を認証させる工程と、前記無線端末に、所定の操作を検出することによって、セキュリティロック状態にある前記携帯情報端末に対してセキュリティロック状態の解除を指示する解除信号を送信させる工程と、前記携帯情報端末に、前記無線端末から前記解除信号を受信するとセキュリティロック状態を解除させる工程と、を含むことを特徴とするロック解除方法。
[請求項10]
携帯情報端末、及び該携帯情報端末と無線通信する無線端末を含む情報処理システムにおける前記携帯情報端末が有するコンピュータを、無線信号を送受信して前記無線端末との間で相互認証を行う認証手段と、携帯情報端末がセキュリティロック状態にある間に、前記認証手段による認証済みの前記無線端末から、所定の操作を検出することにより送信された前記セキュリティロック状態の解除を指示する解除信号を受信すると前記セキュリティロック状態を解除する解除手段と、して機能させることを特徴とするプログラム。
1 スマートフォン(スマホ)
2 リスト端末
102 表示部
103 タッチパネル
105 入力部
106 CPU
202 表示部
203 タッチパネル
205 入力部
211 時計部
1071 制御プログラム
1072 ペアリングプログラム
1073 アプリケーションプログラム
2071 制御プログラム
2072 ペアリングプログラム

Claims (10)

  1. 携帯情報端末、及び該携帯情報端末と無線通信する無線端末を含む情報処理システムにおいて、
    前記無線端末は、
    無線信号を送受信して前記携帯情報端末との間で相互認証を行う認証手段と、
    前記認証手段による認証済みのセキュリティロック状態にある前記携帯情報端末に認証された状態で、所定の操作を検出すると、前記携帯情報端末に対してセキュリティロック状態の解除を指示する解除信号を送信する指示手段と
    を含み、
    前記携帯情報端末は、
    無線信号を送受信して前記無線端末との間で相互認証を行う認証手段と、
    前記認証手段による認証済みの前記無線端末から前記解除信号を受信するとセキュリティロック状態を解除する解除手段とを含む
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記携帯情報端末は、
    前記無線端末と通信可能か否かの状態を繰り返し確認する確認手段と、
    前記確認手段により前記無線端末と通信が所定時間不能であることが確認された場合に、動作状態をセキュリティロック状態とするロック手段と
    をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記携帯情報端末のセキュリティロック状態は、ロック解除操作を除く操作を禁止する動作状態であることを特徴とする請求項1または2記載の情報処理システム。
  4. 前記携帯情報端末の確認手段は、認証済みの前記無線端末から一定時間毎に行われる接続要求の受信の有無により前記無線端末と通信可能か否かの状態を確認することを特徴とする請求項2または3記載の情報処理システム。
  5. 携帯情報端末、及び該携帯情報端末と無線通信する無線端末を含む情報処理システムにおける無線端末において、
    無線信号を送受信して前記携帯情報端末との間で相互認証を行う認証手段と、
    前記認証手段による認証済みのセキュリティロック状態にある前記携帯情報端末に認証された状態で、所定の操作を検出すると、前記携帯情報端末に対してセキュリティロック状態の解除を指示する解除信号を送信する指示手段と、
    を含むことを特徴とする無線端末。
  6. 前記所定の操作は、当該無線端末に対するワンタッチ操作であることを特徴とする請求項5記載の無線端末。
  7. 前記所定の操作は、当該無線端末に対するパスワードの入力操作であることを特徴とする請求項5記載の無線端末。
  8. 当該無線端末は、腕時計型であることを特徴とする請求項5または6,7記載の無線端末。
  9. 携帯情報端末に、該携帯情報端末と無線通信する無線端末を認証させる工程と、
    前記無線端末に、所定の操作を検出することによって、セキュリティロック状態にある前記携帯情報端末に対してセキュリティロック状態の解除を指示する解除信号を送信させる工程と、
    前記携帯情報端末に、前記無線端末から前記解除信号を受信するとセキュリティロック状態を解除させる工程と、
    を含むことを特徴とするロック解除方法。
  10. 携帯情報端末、及び該携帯情報端末と無線通信する無線端末を含む情報処理システムにおける前記携帯情報端末が有するコンピュータを、
    無線信号を送受信して前記無線端末との間で相互認証を行う認証手段と、
    携帯情報端末がセキュリティロック状態にある間に、前記認証手段による認証済みの前記無線端末から、所定の操作を検出することにより送信された前記セキュリティロック状態の解除を指示する解除信号を受信すると前記セキュリティロック状態を解除する解除手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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