JP2014103808A - 非接触充電監視システム、非接触充電システム、及び非接触充電方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の非接触充電に好適な非接触充電監視システム、非接触充電システム、及び非接触充電方法を提供する。
【解決手段】非接触充電監視システム250は、地面99に設置される送電コイルユニット210の上面210aを向いた少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dと、少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dを用いて検出された温度情報Ta〜Td、Ta1〜Ta8、Tb1〜Tb8、Tc1〜Tc8、Td1〜Td8に基づいて、送電コイルユニット210への電力の供給を停止するかを判定する高温物体検知部50とを具備する。
【選択図】図2
【解決手段】非接触充電監視システム250は、地面99に設置される送電コイルユニット210の上面210aを向いた少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dと、少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dを用いて検出された温度情報Ta〜Td、Ta1〜Ta8、Tb1〜Tb8、Tc1〜Tc8、Td1〜Td8に基づいて、送電コイルユニット210への電力の供給を停止するかを判定する高温物体検知部50とを具備する。
【選択図】図2
Description
本発明は、非接触充電監視システム、非接触充電システム、及び非接触充電方法に関する。
携帯電話や家電機器の非接触充電のような小電力分野における非接触充電では、高周波の磁束による電磁誘導が利用される場合が多い。高周波の磁束は、金属異物にも誘導起電力を発生させるため、渦電流損による金属異物の温度上昇をもたらす。この金属異物に対する誘導加熱を防ぐことが求められている。
特許文献1は、非接触給電システムの金属異物検出装置を開示している。この金属異物検出装置は、給電装置の載置面に形成されたスパイラル形状の金属検知アンテナコイルと、金属検知アンテナコイルに接続された発振回路とを備える。発振回路の構成部品の設計値は、発振回路が安定した振幅の継続的発振を維持できる値ではなく、発振をやっと開始できる値となっている。したがって、発振に関わる電磁気的なパラメータの小さな変化で発振回路の発振振幅が大きく変化する。これによって、金属検知アンテナコイル近傍に小さな金属片が置かれたことによる小さな電磁気特性の変化が、発振回路の発振の有無や発振振幅の大きな変化に変換される。その結果、金属異物検出装置は、小さな金属片を検出することができる。
ここで、上記したように発振回路の構成部品の設計値を発振がやっと開始できる値とするためには、使用条件を考慮して発振回路の構成部品の設計値を精密に設定する必要がある。一方、電気自動車(EV)用の非接触充電システムは、屋外のような使用条件が変動する場所に設置されることが多い。したがって、上記金属異物検出装置を電気自動車用の非接触充電システムに適用することは困難である。更に、上記金属異物検出装置は、金属異物が発熱するものであるか否かにかかわらず金属異物を検出する。屋外に設置された非接触充電システムでは送電コイルと受電コイルの間に金属異物が混入する確率が高いため、発熱するものであるか否かに関わらず金属異物を検出した場合に充電を停止すると充電効率が低下する。
本発明は、このような問題点の少なくとも一つを解決するためになされたものであり、車両の非接触充電に好適な非接触充電監視システム、非接触充電システム、及び非接触充電方法を提供することを目的とする。
本発明による非接触充電監視システムは、地面に設置される送電コイルユニットの上面を向いた少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサと、前記少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサを用いて検出された温度情報に基づいて、前記送電コイルユニットへの電力の供給を停止するかを判定する高温物体検知部とを具備する。
本発明による非接触充電システムは、地面に設置される送電コイルユニットと、前記送電コイルユニットへ電力の供給を制御する制御盤と、非接触充電監視システムとを具備する。前記非接触充電監視システムは、前記送電コイルユニットの上面を向いた少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサと、前記少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサを用いて検出された温度情報に基づいて、前記送電コイルユニットへの電力の供給を停止するかを判定する高温物体検知部とを備える。前記制御盤は、前記高温物体検知部による判定結果に基づいて、前記送電コイルユニットへの電力の供給を停止する。
本発明による非接触充電方法は、地面に設置された送電コイルユニットへ電力を供給するステップと、前記送電コイルユニットが電磁誘導により車両に設けられた受電コイルユニットに起電力を発生させるステップと、前記起電力に基づいて前記車両に搭載されたバッテリを充電するステップと、前記送電コイルユニットの上面を向いた少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサを用いて温度情報を検出するステップと、前記温度情報に基づいて、前記送電コイルユニットへの電力の供給を停止するステップとを具備する。
本発明により、車両の非接触充電に好適な非接触充電監視システム、非接触充電システム、及び非接触充電方法を提供することができる。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1を参照して、実施の形態1にかかる非接触充電システム200は、送電コイルユニット210と、制御盤220と、受電コイルユニット110と、バッテリ120とを備える。送電コイルユニット210は、地面99に設置される。送電コイルユニット210は、プレート形状を有する。受電コイルユニット110は車両100の下部に設置される。受電コイルユニット110が車両100の下部に設置されるため、受電コイルユニット110によって車両100の外観が損なわれない。バッテリ120は、車両100に搭載される。車両100は、例えば、電気自動車又はハイブリッドカーである。車両100は、電動バスであってもよい。送電コイルユニット210及び受電コイルユニット110は、互いに向かい合うように配置される。送電コイルユニット210及び受電コイルユニット110の間には隙間が設けられる。制御盤220が送電コイルユニットに電力を供給することで、バッテリ120が充電される。制御盤220を操作することにより、手動で充電を停止することができる。バッテリ120の満充電時には、制御盤220は自動で充電を停止する。更に、制御盤220は、後述する判定信号Psに基づいて、送電コイルユニット210への電力の供給を制御する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1を参照して、実施の形態1にかかる非接触充電システム200は、送電コイルユニット210と、制御盤220と、受電コイルユニット110と、バッテリ120とを備える。送電コイルユニット210は、地面99に設置される。送電コイルユニット210は、プレート形状を有する。受電コイルユニット110は車両100の下部に設置される。受電コイルユニット110が車両100の下部に設置されるため、受電コイルユニット110によって車両100の外観が損なわれない。バッテリ120は、車両100に搭載される。車両100は、例えば、電気自動車又はハイブリッドカーである。車両100は、電動バスであってもよい。送電コイルユニット210及び受電コイルユニット110は、互いに向かい合うように配置される。送電コイルユニット210及び受電コイルユニット110の間には隙間が設けられる。制御盤220が送電コイルユニットに電力を供給することで、バッテリ120が充電される。制御盤220を操作することにより、手動で充電を停止することができる。バッテリ120の満充電時には、制御盤220は自動で充電を停止する。更に、制御盤220は、後述する判定信号Psに基づいて、送電コイルユニット210への電力の供給を制御する。
図2を参照して、非接触充電システム200は、非接触充電監視システム250を備える。非接触充電監視システム250は、サーモパイル型赤外線センサ1Aと、高温物体検知部50とを備える。サーモパイル型赤外線センサ1Aは、送電コイルユニット210の上面210aを向く。サーモパイル型赤外線センサ1Aは、サーモパイルが発生する電圧Vaと、サーモパイル型赤外線センサ1Aの温度情報THaとを出力する。高温物体検知部50は、電圧Va及び温度情報THaに基づいてサーモパイル型赤外線センサ1Aの視野に存在する物体の温度を反映した温度情報を検出する。言い換えると、高温物体検知部50は、サーモパイル型赤外線センサ1Aを用いて温度情報を検出する。この検出温度情報は、サーモパイル型赤外線センサ1Aの視野に高温物体が存在すると高い値を示す。高温物体検知部50は、検出温度情報に基づいて判定信号Psを出力する。
実施の形態1にかかる非接触充電方法を説明する。制御盤220は、送電コイルユニット210に電力を供給する。送電コイルユニット210は、電磁誘導により受電コイルユニット110に起電力を発生させる。車両100に搭載された電源回路(不図示)が、起電力に基づいてバッテリ120を充電する。高温物体検知部50は、サーモパイル型赤外線センサ1Aを用いて温度を検出する。高温物体検知部50は、その検出温度に基づいて、送電コイルユニット210への電力の供給を停止するかを判定する。高温物体検知部50は、判定結果を示す判定信号Psを出力する。ここで、送電コイルユニット210の上に金属異物が存在すると、金属異物が誘導加熱により発熱する。すると、検出温度が高い値を示す。高温物体検知部50は、検出温度が所定の閾値温度より高くなった場合に送電コイルユニット210への電力の供給を停止することを判定し、供給停止を示す判定信号Psを出力する。制御盤220は、供給停止を示す判定信号Psに基づいて、送電コイルユニット210への電力の供給を停止する。
非接触充電監視システム250、非接触充電システム200、及び非接触充電方法によれば、屋外でも無人状態で車両100に搭載されたバッテリ120を充電することができる。非接触充電システム200が屋外に設置されている場合、充電中の送電コイルユニット210上に様々な金属異物が入ってくる可能性がある。特に、空き缶や金属片が充電中の送電コイルユニット210上に留まると、誘導加熱により空き缶や金属片が発熱する。この発熱を自動検知して充電を自動停止することができる。充電中の送電コイルユニット210上に金属異物が存在しても、その金属異物が発熱しない場合は、充電を継続することで不要な充電停止を回避する。
ここで、上記した発振回路では使用条件を考慮して構成部品の設計値を厳密に設定する必要があるが、サーモパイル型赤外線センサ1Aではその必要がない。温度に基づいて充電を停止するかどうかを判定するため、金属異物が発熱しない場合に充電を停止することが防がれる。送電コイルユニット210が地面99に設置されるため、車両100の下部に設けられた受電コイルユニット110に対する非接触電力伝送を効率的に行うことができる。したがって、非接触充電監視システム250、非接触充電システム200、及び非接触充電方法は、車両100の非接触充電に好適である。
サーモパイル型赤外線センサ1Aは、小型且つ軽量である。高温物体検知部50は、電圧Va及び温度情報THaから検出温度を求める機能と、検出温度に基づいて送電コイルユニット210への電力の供給を停止するかを判定する機能を備えていればよい。したがって、非接触充電監視システム250を安価に実現でき、非接触充電監視システム250が小型化される。非接触充電監視システム250、非接触充電システム200、及び非接触充電方法によれば、送電コイルユニット210上に高温物体が存在すると、自動で充電を停止することができる。更に、人為的な操作を必要とせずに充電を自動停止することができるため、人為的なミスが防止される。
更に、送電コイルユニット210上にサーモパイル型赤外線センサ1Aを設置することとすれば、非接触充電システム200の機器構成を簡素化でき、監視用に別の機器を増設する必要がない。高温物体検知部50を送電コイルユニット210又は制御盤220に設置すれば、非接触充電システム200の機器構成が更に簡素化される。
図3及び図4を参照して、サーモパイル型赤外線センサ1Aを説明する。サーモパイル型赤外線センサ1Aは、レンズ11と、可視カットフィルタ12と、サーミスタ13と、センサ素子20とを備える。サーモパイル型赤外線センサ1Aは、単素子センサとして構成されている。レンズ11には、AR(Anti−Reflective)コートが施されている。可視カットフィルタ12は、近赤外線のみを透過する。センサ素子20は、レンズ11及び可視カットフィルタ12を通過した光を受ける受光部と、サーモパイルとを備える。サーモパイルの温接点は受光部に配置される。サーミスタ13は、サーモパイル型赤外線センサ1A内の温度(例えば、サーモパイルの冷接点の温度)を温度情報THaとして検出する。センサ素子20は、サーモパイルの熱起電力を電圧Vaとして出力する。電圧Vaは、温接点と冷接点の温度差に対応している。更に、電圧Vaは、センサ素子20が受ける放射エネルギーに対応している。センサ素子20は、受光素子と称される場合がある。尚、サーミスタ13のかわりに他の温度センサを用いてもよい。温度情報THaは、送電コイルユニット210の周囲温度を示していると考えられる。
ここで、レンズ11にARコートが施されているため、サーモパイル型赤外線センサ1Aに入射した金属異物からの放射エネルギーがレンズ11で反射することが防止される。そのため、サーモパイル型赤外線センサ1Aに入射した金属異物からの放射エネルギーの大部分がセンサ素子20に到達する。したがって、反射による検知性能の低下が防がれる。
更に、近赤外線のみを透過する可視カットフィルタ12により、検知性能が向上する。その理由を以下に説明する。金属の反射作用により、金属異物からの可視光の波長帯における放射エネルギーは、金属異物と同温度の黒体からの可視光の波長帯における放射エネルギーより小さい。更に、金属の反射率は金属の組成によって異なる。そのため、金属異物の温度を正しく検出することは一般的に難しい。近赤外線のみを透過する可視カットフィルタ12により可視光をカットすることにより、金属の反射作用による影響を抑えて検知性能を向上することができる。
(実施の形態2)
以下に実施の形態2にかかる非接触充電監視システム250を説明する。以下の説明において、実施の形態1に係る非接触充電監視システム250と共通する事項の説明を省略する。
以下に実施の形態2にかかる非接触充電監視システム250を説明する。以下の説明において、実施の形態1に係る非接触充電監視システム250と共通する事項の説明を省略する。
図5を参照して、実施の形態2に係る非接触充電監視システム250は、サーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dと、高温物体検知部50とを備える。高温物体検知部50は、電圧補正回路2と、温度計算回路3と、最適値演算部4と、判定部5とを備える。サーモパイル型赤外線センサ1Aの構成及び動作は、実施の形態1で説明したとおりである。サーモパイル型赤外線センサ1B〜1Dの構成及び動作は、サーモパイル型赤外線センサ1Aの構成及び動作と同様である。温度計算回路3として、電気的消去可能プログラマブルROM(Read−Only Memory)を用いることができる。最適値演算部4は、最適値演算回路と称される場合がある。判定部5は、充電監視回路と称される場合がある。
図6を参照して、送電コイルユニット210は、制御盤220から電力が供給される送電コイル211を備える。送電コイル211の外形は四角形である。サーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dは、送電コイル211を囲む四角形の4つの頂点にそれぞれ配置される。サーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dは、送電コイルユニット210の上面210aを向いている。より具体的には、送電コイルユニット210の上面210aは、サーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dによって監視される監視エリア60を備える。監視エリア60は、送電コイル211を囲む四角形のエリアである。監視エリア60の外形は、送電コイル211の外形に一致していてもよく、送電コイル211の外形より大きくてもよい。監視エリア60は、その対角線によって4つの監視エリア61〜64に分割される。監視エリア61及び62は、サーモパイル型赤外線センサ1Aの視野に含まれる。監視エリア62及び63は、サーモパイル型赤外線センサ1Bの視野に含まれる。監視エリア63及び64は、サーモパイル型赤外線センサ1Cの視野に含まれる。監視エリア64及び61は、サーモパイル型赤外線センサ1Dの視野に含まれる。監視エリア61〜64の各々は、複数のサーモパイル型赤外線センサによって異なる方向から監視される。
図7を参照して、送電コイル211の全域において、サーモパイル型赤外線センサ1Aの視野71の上端の上面210aからの高さHは、数センチ以下であることが好ましい。その理由は、高さHが大きいと、送電コイル211の上に高さの低い金属片が載っている場合に金属片以外の背景が視野71に占める割合が高くなり、検知精度が低下するためである。サーモパイル型赤外線センサ1Aの高さを低くすることを考えると、高さHは1〜2cmであることが好ましい。このことは、サーモパイル型赤外線センサ1B〜1Dの視野についても同様である。
図8を参照して、監視エリア61に発熱した金属異物90が存在する場合を考える。この場合、金属異物90に最も近いサーモパイル型赤外線センサ1Aが検出する温度情報が最も高温になる確率が高い。しかし、金属異物90の表面における温度や反射率の分布状態によっては、サーモパイル型赤外線センサ1B〜1Dのいずれかが検出する温度情報が最も高温になる場合がある。複数のサーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dを用いて監視エリア60を監視することで、サーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dのそれぞれの視野角を狭くすることができる。そのため、サーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dの少なくとも一つについては、金属異物90が視野の大部分を占める確率が高くなる。そのため、金属異物90を確実に検知することができる。複数のサーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dが異なる位置に配置されているため、金属異物90の表面に温度や反射率の分布がある場合であっても、確実に金属異物90を検知することができる。
図5を参照して、サーモパイル型赤外線センサ1Aは、サーモパイルが発生する電圧Vaと、サーモパイル型赤外線センサ1Aの温度情報THaとを出力する。同様に、サーモパイル型赤外線センサ1Bは電圧Vb及び温度情報THbを出力し、サーモパイル型赤外線センサ1Cは電圧Vc及び温度情報THcを出力し、サーモパイル型赤外線センサ1Dは電圧Vd及び温度情報THdを出力する。電圧補正回路2は、電圧Va〜Vdを補正(増幅)して補正後電圧Vaa〜Vddを出力する。温度計算部3は、補正後電圧Vaa及び温度情報THaに基づいて温度情報Taを出力する。同様に、温度計算部3は、補正後電圧Vbb〜Vdd及び温度情報THb〜THdに基づいて温度情報Tb〜Tdを出力する。言い換えると、温度計算部3は、サーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dを用いて温度情報Ta〜Tdを検出する。温度情報Ta〜Tdは、サーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dの視野に存在する物体の温度を反映している。例えば、温度計算部3は、温度情報THa〜THdに対応した変換テーブルを用いて、補正後電圧Vaa〜Vddを温度情報Ta〜Tdに変換する。
最適値演算部4は、温度情報Ta〜Tdに基づいて判定用温度情報Txを出力する。ここで、判定用温度情報Txは、温度情報Ta〜Tdの最大値である。判定部5は、判定用温度情報Txを閾値温度Tt1及びTt2と比較し、その比較に基づいて送電コイルユニット210への電力の供給を停止するかを判定する。閾値温度Tt1は、外気温と所定の温度(例えば30℃)との和である。外気温として、温度情報THa〜THdのいずれか、温度情報THa〜THdの平均値、又は、他の温度センサで測定した温度を用いることができる。閾値温度Tt2は、所定の温度(例えば80℃)である。判定部5は、判定用温度情報Txが閾値温度Tt1及びTt2の少なくとも一方より高い場合に、送電コイルユニット210への電力の供給停止を判定する。判定部5は、そうでない場合に、送電コイルユニット210への電力の供給継続を判定する。判定部5は、判定結果を示す判定信号Psを出力する。制御盤220は、供給停止を示す判定信号Psに基づいて、送電コイルユニット210への電力の供給を停止する。制御盤220は、供給継続を示す判定信号Psに基づいて、送電コイルユニット210への電力の供給を継続する。
実施の形態2では、複数の温度情報Ta〜Tdの最大値に基づいて送電コイルユニット210への電力の供給を停止するかを判定するため、送電コイルユニット210上に高温物体が存在する場合に確実に充電を停止することができる。
サーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dは、小型且つ軽量である。最適値演算部4は、CPU(Central Processing Unit)により実現できる。したがって、実施の形態2にかかる非接触充電監視システム250を安価に実現でき、非接触充電監視システム250が小型化される。更に、送電コイルユニット210上にサーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dを設置することとすれば、非接触充電システム200の機器構成を簡素化でき、監視用に別の機器を増設する必要がない。電圧補正回路2、温度計算回路3、最適値演算部4、及び判定部5を送電コイルユニット210又は制御盤220に設置すれば、非接触充電システム200の機器構成が更に簡素化される。
(実施の形態3)
以下に実施の形態3にかかる非接触充電監視システム250を説明する。以下の説明において、実施の形態2にかかる非接触充電監視システム250と共通する事項の説明を省略する。
以下に実施の形態3にかかる非接触充電監視システム250を説明する。以下の説明において、実施の形態2にかかる非接触充電監視システム250と共通する事項の説明を省略する。
図9を参照して、実施の形態3にかかる非接触充電監視システム250は、サーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dと、高温物体検知部50とを備える。高温物体検知部50は、電圧補正回路2と、温度計算回路3と、最適値演算部4と、判定部5とを備える。ここで、サーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dは、複数のセンサ素子を備える多素子センサとして構成されている。
図10を参照して、実施の形態3にかかるサーモパイル型赤外線センサ1Aは、センサ素子20のかわりにセンサ素子21〜28を備える点が実施の形態2にかかるサーモパイル型赤外線センサ1Aと異なる。センサ素子21〜28は、水平に配置されている。センサ素子21は、レンズ11及び可視カットフィルタ12を通過した光を受ける受光部と、サーモパイルとを備える。サーモパイルの温接点は受光部に配置される。サーミスタ13は、サーモパイル型赤外線センサ1A内の温度を温度情報THaとして検出する。センサ素子21は、サーモパイルの熱起電力を電圧Va1として出力する。電圧Va1は、温接点と冷接点の温度差に対応している。更に、電圧Va1は、センサ素子21が受ける放射エネルギーに対応している。センサ素子22〜28も、センサ素子21と同様に構成されている。センサ素子22〜28は、それぞれ電圧Va2〜Va8を出力する。サーモパイル型赤外線センサ1B〜1Dの構成及び動作は、サーモパイル型赤外線センサ1Aの構成及び動作と同様である。
図11は、実施の形態3にかかるサーモパイル型赤外線センサ1Aの視野71の平面図を示す。実施の形態3においては、サーモパイル型赤外線センサ1Aの視野71は、センサ素子21〜28の視野711〜718を含んでいる。一方、実施の形態2においては、サーモパイル型赤外線センサ1Aの視野71は、センサ素子20の視野に一致している。したがって、センサ素子21〜28の視野角は、センサ素子20の視野角より狭い。同様に、サーモパイル型赤外線センサ1B〜1Dのセンサ素子の視野角も狭い。そのため、実施の形態3では、サーモパイル型赤外線センサ1A〜1Dのセンサ素子の少なくとも一つについては、発熱した金属異物90が視野の大部分を占める確率が高くなる。そのため、金属異物90を確実に検知することができる。
図9を参照して、サーモパイル型赤外線センサ1Aは、センサ素子21〜28が発生する電圧Va1〜Va8と、サーモパイル型赤外線センサ1Aの温度情報THaとを出力する。同様に、サーモパイル型赤外線センサ1Bは電圧Vb1〜Vb8及び温度情報THbを出力し、サーモパイル型赤外線センサ1Cは電圧Vc1〜Vc8及び温度情報THcを出力し、サーモパイル型赤外線センサ1Dは電圧Vd1〜Vd8及び温度情報THdを出力する。電圧補正回路2は、電圧Va1〜Va8、Vb1〜Vb8、Vc1〜Vc8、及びVd1〜Vd8を補正(増幅)して補正後電圧Vaa1〜Vaa8、Vbb1〜Vbb8、Vcc1〜Vcc8、及びVdd1〜Vdd8を出力する。温度計算部3は、補正後電圧Vaa1及び温度情報THaに基づいて温度情報Ta1を出力する。同様に、温度計算部3は、補正後電圧Vaa2〜Vaa8及び温度情報THaに基づいて温度情報Ta2〜Ta8を出力する。温度計算部3は、補正後電圧Vbb1〜Vbb8及び温度情報THbに基づいて温度情報Tb1〜Tb8を出力し、補正後電圧Vcc1〜Vcc8及び温度情報THcに基づいて温度情報Tc1〜Tc8を出力し、補正後電圧Vdd1〜Vdd8及び温度情報THdに基づいて温度情報Td1〜Td8を出力する。
最適値演算部4は、温度情報Ta1〜Ta8、Tb1〜Tb8、Tc1〜Tc8、及びTd1〜Td8に基づいて、判定用温度情報Txを出力する。ここで、最適値演算部4は、温度情報Ta1〜Ta8、Tb1〜Tb8、Tc1〜Tc8、及びTd1〜Td8を判別分析法の分離度が最大になるように高温度クラスと低温度クラスとに分ける。分離度は、クラス間分散とクラス内分散との比である。分離度が最大になるように分けたときの高温度クラスは、監視エリア60に存在する高温物体の温度を反映していると考えられる。判定用温度情報Txは、分離度が最大になるように分けたときの高温度クラスの平均値又は中間値である。判定部5及び制御盤220の動作は実施の形態2における動作と同じである。
実施の形態3では、複数の温度情報Ta1〜Ta8、Tb1〜Tb8、Tc1〜Tc8、及びTd1〜Td8を分離度が最大になるように高温度クラスと低温度クラスとに分けたときの高温度クラスの平均値又は中間値に基づいて送電コイルユニット210への電力の供給を停止するかを判定する。そのため、測定エラーにより温度情報Ta1〜Ta8、Tb1〜Tb8、Tc1〜Tc8、及びTd1〜Td8の一つが異常に高い値を示した場合に、誤って充電が停止されることが防がれる。
尚、クラス間分散がクラス内分散より大きいとき分離度は1より大きく、クラス間分散がクラス内分散より小さいとき分離度は1より小さい。温度情報Ta1〜Ta8、Tb1〜Tb8、Tc1〜Tc8、及びTd1〜Td8を分離度が最大になるように分けたときの分離度が1を超えない場合、監視エリア60全体を占める大きな高温物体が存在するか、又は監視エリア60に高温物体が存在しないと考えられるため、最適値演算部4は次の処理を実行してもよい。最適値演算部4は、温度情報Ta1〜Ta8、Tb1〜Tb8、Tc1〜Tc8、Td1〜Td8、及びTh1〜Th8を判別分析法の分離度が最大になるように高温度クラスと低温度クラスとに分ける。最適値演算部4は、このときの高温度クラスの平均値又は中間値を判定用温度情報Txとして出力する。
図12は、監視エリア60に高温物体が存在しない場合における温度情報Ta1〜Ta8、及びThaを示す。図13は、監視エリア60全体を占める大きな高温物体が存在する場合における温度情報Ta1〜Ta8、及びThaを示す。図14は、センサ素子22及び23のみが検出できる大きさの高温物体が存在する場合における温度情報Ta1〜Ta8、及びThaを示す。図15は、図8に示す発熱した金属異物90が存在する場合における温度情報Ta1〜Ta8、及びThaを示す。尚、図12〜15のグラフの縦軸はセ氏温度である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、非接触充電監視システム250が備えるサーモパイル型赤外線センサの数や一つのサーモパイル型赤外線センサが備えるセンサ素子の数は上述の例に限定されない。更に、実施の形態どうしを組み合わせることが可能である。
100 車両
110 受電コイルユニット
120 バッテリ
200 非接触充電システム
210 送電コイルユニット
210a 上面
211 送電コイル
220 制御盤
250 非接触充電監視システム
1A〜1D サーモパイル型赤外線センサ
12 可視カットフィルタ
20〜28 センサ素子
50 高温物体検知部
4 最適値演算部
5 判定部
99 地面
Ta〜Td、Ta1〜Ta8、Tb1〜Tb8、Tc1〜Tc8、Td1〜Td8 温度情報
Tx 判定用温度情報
110 受電コイルユニット
120 バッテリ
200 非接触充電システム
210 送電コイルユニット
210a 上面
211 送電コイル
220 制御盤
250 非接触充電監視システム
1A〜1D サーモパイル型赤外線センサ
12 可視カットフィルタ
20〜28 センサ素子
50 高温物体検知部
4 最適値演算部
5 判定部
99 地面
Ta〜Td、Ta1〜Ta8、Tb1〜Tb8、Tc1〜Tc8、Td1〜Td8 温度情報
Tx 判定用温度情報
Claims (10)
- 地面に設置される送電コイルユニットの上面を向いた少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサと、
前記少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサを用いて検出された温度情報に基づいて、前記送電コイルユニットへの電力の供給を停止するかを判定する高温物体検知部と
を具備する
非接触充電監視システム。 - 請求項1に記載の非接触充電監視システムであって、
前記少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサは、異なる位置に配置された複数のサーモパイル型赤外線センサである
非接触充電監視システム。 - 請求項1又は2に記載の非接触充電監視システムであって、
前記少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサは、前記送電コイルユニットが備える送電コイルを囲む四角形の4つの頂点にそれぞれ配置される第1乃至第4サーモパイル型赤外線センサを含む
非接触充電監視システム。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の非接触充電監視システムであって、
前記少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサの各々は、水平に配置された複数のセンサ素子を備える
非接触充電監視システム。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の非接触充電監視システムであって、
前記少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサは、前記送電コイルユニット上に設けられる
非接触充電監視システム。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の非接触充電監視システムであって、
前記少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサは、近赤外線のみを透過する可視カットフィルタを備える
非接触充電監視システム。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の非接触充電監視システムであって、
前記高温物体検知部は、
前記少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサを用いて検出された複数の温度情報に基づいて判定用温度情報を出力する演算部と、
前記判定用温度情報と閾値温度との比較に基づいて前記送電コイルユニットへの電力の供給を停止するかを判定する判定部と
を備え、
前記判定用温度情報は、前記複数の温度情報の最大値である
非接触充電監視システム。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の非接触充電監視システムであって、
前記高温物体検知部は、
前記少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサを用いて検出された複数の温度情報に基づいて判定用温度情報を出力する演算部と、
前記判定用温度情報と閾値温度との比較に基づいて前記送電コイルユニットへの電力の供給を停止するかを判定する判定部と
を備え、
前記判定用温度情報は、前記複数の温度情報を判別分析法の分離度が最大になるように高温度クラスと低温度クラスとに分けたときの高温度クラスの平均値又は中間値である
非接触充電監視システム。 - 地面に設置される送電コイルユニットと、
前記送電コイルユニットへ電力の供給を制御する制御盤と、
非接触充電監視システムと
を具備し、
前記非接触充電監視システムは、
前記送電コイルユニットの上面を向いた少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサと、
前記少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサを用いて検出された温度情報に基づいて、前記送電コイルユニットへの電力の供給を停止するかを判定する高温物体検知部と
を備え、
前記制御盤は、前記高温物体検知部による判定結果に基づいて、前記送電コイルユニットへの電力の供給を停止する
非接触充電システム。 - 地面に設置された送電コイルユニットへ電力を供給するステップと、
前記送電コイルユニットが電磁誘導により車両に設けられた受電コイルユニットに起電力を発生させるステップと、
前記起電力に基づいて前記車両に搭載されたバッテリを充電するステップと、
前記送電コイルユニットの上面を向いた少なくとも一つのサーモパイル型赤外線センサを用いて温度情報を検出するステップと、
前記温度情報に基づいて、前記送電コイルユニットへの電力の供給を停止するステップと
を具備する
非接触充電方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012255238A JP2014103808A (ja) | 2012-11-21 | 2012-11-21 | 非接触充電監視システム、非接触充電システム、及び非接触充電方法 |
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JP2012255238A JP2014103808A (ja) | 2012-11-21 | 2012-11-21 | 非接触充電監視システム、非接触充電システム、及び非接触充電方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2014103808A true JP2014103808A (ja) | 2014-06-05 |
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ID=51025859
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012255238A Pending JP2014103808A (ja) | 2012-11-21 | 2012-11-21 | 非接触充電監視システム、非接触充電システム、及び非接触充電方法 |
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