JP2014169928A - 検査用ソケット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】検査用ソケットは、回転軸を有して回転動作が自在とされており、一端が被検査対象である電子部品に接触する接触子と、接触子に係合する係合部を有して並進動作が自在とされており、係合部に接触子が係合した状態で並進動作をすることにより、接触子を電子部品に対して回転動作させる係合部材とを備えて構成される。
【選択図】図4
Description
図1は、本実施形態による検査用ソケットの概略構成を示す断面図である。図2は、図1の検査用ソケットをより詳細に示す斜視図である。図3は、図2のA方向から見た検査用ソケットを示す断面図である。図4は、図2のB方向から見た検査用ソケットを示す断面図である。
DUTガイド1は、被検査対象(DUT)である電子部品、ここでは半導体デバイス10が設置されるものであり、半導体デバイス10の設置部1aと、後述するレバー押し込みピン16が挿通するピン挿通口1bとが形成されている。
DUT押さえ部材2は、DUTガイド1に設置された半導体デバイス10を検査するため、半導体デバイス10を押圧する蓋状の部材である。
本実施形態では、図6に示すように、DUTガイド1において、半導体デバイス10の複数の端子10aに対応して、各列ごとに複数(図示の例では夫々5つ)の接触子12が配設された2列が形成されている。
カム作動レバー15は、その一端がカム14と接続されており、その他端にバネ22が配置されている。
レバー押し込みピン16は、その一端がDUTガイド1のピン挿通口1bから突出し、その他端がカム作動レバー15の他端に当接自在とされている。
先ず、半導体デバイス10を検査用ソケットに設置する(ステップS1)。
詳細には、被検査対象(DUT)である半導体デバイス10を、DUTガイド1の設置部1aに配置する。
詳細には、DUT押さえ部材2をDUTガイド1に当接させ、半導体デバイス10を図2中において矢印A1で示す方向に押圧する。これにより、接触子12は、その一端12aで半導体デバイス10の端子10aと接触すると共に、その他端12bでプリント基板20の配線パターン20aと接触する。このとき、レバー押し込みピン16は、DUT押さえ部材2による半導体デバイス10の押圧動作に連動して下方(図3及び図4中において矢印A2で示す方向)に押され、レバー押し込みピン16の先端部分がカム作動レバー15の他端に当接する。これにより、カム14は、カム作動レバー15を介して押圧動作の力を受けて、図4中において矢印A3で示す方向に回転動作する。カム14の回転動作により、可動セパレータ13は、図4中において矢印A4で示す方向に並進動作する。可動セパレータ13の並進動作により、各接触子12は、屈曲部12Aで係合溝13aにおいて力を受け、図4、図5、図7(a)中において矢印A5で示す方向に回転動作する。各接触子12は、半導体デバイス10の端子10aに当接した状態で当該回転動作する。可動セパレータ13の並進動作により、半導体デバイス10の一列に並列する各端子10aに対応した各接触子12は、互いにショートすることなく同時に回転動作する。なお、当該回転動作は、大きな回転角とする必要はなく、通常は僅かな所定の回転角(例えば、10°程度〜15°程度)となるように調節される。この回転動作により、端子10aの表面に形成された酸化皮膜が破られ、接触子12の一端12aと端子10aとが確実に電気的接触する。
詳細には、各接触子12を介して半導体デバイス10の各端子10aとプリント基板20の各配線パターン20aが電気的に接触した状態で、半導体デバイス10の電気的な評価が行われる。
しかる後、半導体デバイス10について、コンタクト試験に続く各種の試験が行われる(ステップS4)。
図9(a)には、半導体デバイス10のパッド状の端子10aに対応するように、ガイド部23を調節した場合を例示する。図9(b)には、半導体デバイス30の端子30aに対応するように、ガイド部23を調節した場合を例示する。端子30aは、チップ枠の外側に突出した構成の端子である。図9(c)には、半導体デバイス40の端子40aに対応するように、ガイド部23を調節した場合を例示する。端子40aは、チップ表面から下方へ突出したバンプ状の端子である。
以下、本実施形態の諸変形例について説明する。なお、本実施形態に対応する構成部材等については同符号を付して詳しい説明を省略する。
本例では、本実施形態と同様に検査用ソケットを開示するが、その可動セパレータ13の形態が異なる点で本実施形態と相違する。図14は、本実施形態における変形例1の検査用ソケットの可動セパレータ部分を示す概略平面図である。
可動セパレータ31,32は、以下のように同時に並進動作する。
レバー押し込みピン16が半導体デバイス10の押圧動作に連動して押されると、レバー押し込みピン16の先端部分がカム作動レバー15の他端に当接する。これにより、カム14は、カム作動レバー15を介して押圧動作の力を受けて回転動作する。カム14の回転動作により、可動セパレータ31は、図14中において矢印B1で示す方向に並進動作する。
レバー押し込みピン16が半導体デバイス10の押圧動作に連動して押されると、レバー押し込みピン16の先端部分がカム作動レバー15の他端に当接する。これにより、カム14は、カム作動レバー15を介して押圧動作の力を受けて回転動作する。カム14の回転動作により、可動セパレータ32は、図14中において矢印B2で示す方向に並進動作する。
本例では、本実施形態と同様に検査用ソケットを開示するが、更にアクチュエータ機能を有する点で本実施形態と相違する。図15は、本実施形態における変形例2の検査用ソケットの概略構成を示す断面図であり、本実施形態の図4に対応している。
先ず、半導体デバイス10を検査用ソケットに設置する(ステップS1)。
詳細には、被検査対象(DUT)である半導体デバイス10を、DUTガイド1の設置部1aに配置する。
詳細には、DUT押さえ部材2をDUTガイド1に当接させ、半導体デバイス10を押圧する。これにより、接触子12は、その一端12aで半導体デバイス10の端子10aと接触すると共に、その他端12bでプリント基板20の配線パターン20aと接触する。このとき、レバー押し込みピン16は、DUT押さえ部材2による半導体デバイス10の押圧動作に連動して下方(図14中において矢印A2で示す方向)に押され、レバー押し込みピン16の先端部分がカム作動レバー15の他端に当接する。これにより、カム14は、カム作動レバー15を介して押圧動作の力を受けて、図15中において矢印A3で示す方向に回転動作する。カム14の回転動作により、可動セパレータ13は、図15中において矢印A4で示す方向に並進動作する。可動セパレータ13の並進動作により、各接触子12は、屈曲部12Aで係合溝13aにおいて力を受け、図15中において矢印A5で示す方向に回転動作する。各接触子12は、半導体デバイス10の端子10aに当接した状態で当該回転動作する。可動セパレータ13の並進動作により、半導体デバイス10の一列に並列する各端子10aに対応した各接触子12は、互いにショートすることなく同時に回転動作する。
詳細には、各接触子12を介して半導体デバイス10の各端子10aとプリント基板20の各配線パターン20aが電気的に接触した状態で、半導体デバイス10の電気的な評価が行われる。
コンタクト試験の結果が良好である場合には、半導体デバイス10について、コンタクト試験に続く各種の試験が行われる(ステップS4)。
コンタクト試験の結果が良好となれば、半導体デバイス10について、コンタクト試験に続く各種の試験が行われる(ステップS4)。
回転軸を有して回転動作が自在とされており、一端が被検査対象である前記電子部品に接触する接触子と、
前記接触子に係合する係合部を有して並進動作が自在とされており、前記係合部に前記接触子が係合した状態で並進動作をすることにより、前記接触子を前記電子部品に対して回転動作させる係合部材と
を含むことを特徴とする検査用ソケット。
前記係合部材は、複数の前記接触子に夫々対応した複数の前記係合部を有しており、
前記係合部材は、並進動作により、複数の前記接触子を同時に回転動作させることを特徴とする付記1に記載の検査用ソケット。
一方の前記係合部材は一対の第1の辺に複数の前記係合部を夫々有し、他方の前記係合部材は前記第1の辺と直交する一対の第2の辺に複数の前記係合部を夫々有していることを特徴とする付記3に記載の検査用ソケット。
前記係合部材に設けられており、前記可動部材が当接自在とされた作動部材と
を更に含み、
前記係合部材は、前記可動部材が前記設置動作に連動して前記作動部材を押圧することにより並進動作することを特徴とする付記1〜5のいずれか1項に記載の検査用ソケット。
前記接触子は、他端が前記受け部材の他端に接触することを特徴とする付記1〜8のいずれか1項に記載の検査用ソケット。
1a 設置部
1b ピン挿通口
2 DUT押さえ部材
3 ソケットハウジング
10 半導体デバイス
10a 端子
11 筐体
11a,11b 挿通口
12 接触子
12A,12B,12C,12D 屈曲部
12E 突起部
12a,12d 一端
12b,12c,12e 他端
13,31,32 可動セパレータ
13a,31a,21b,32a,32b 係合溝
13b 当接部
14 カム
15 カム作動レバー
16 レバー押し込みピン
20 プリント基板
20a 配線パターン
20b スルーホール
23 ガイド部
21,22 バネ
24 楔状ピン
25 波状ピン
26 梃子状ピン
27 受け部材
41 アクチュエータ
Claims (8)
- 電子部品の検査用ソケットであって、
回転軸を有して回転動作が自在とされており、一端が被検査対象である前記電子部品に接触する接触子と、
前記接触子に係合する係合部を有して並進動作が自在とされており、前記係合部に前記接触子が係合した状態で並進動作をすることにより、前記接触子を前記電子部品に対して回転動作させる係合部材と
を含むことを特徴とする検査用ソケット。 - 前記接触子は複数設けられており、
前記係合部材は、複数の前記接触子に夫々対応した複数の前記係合部を有しており、
前記係合部材は、並進動作により、複数の前記接触子を同時に回転動作させることを特徴とする請求項1に記載の検査用ソケット。 - 前記係合部材は、矩形の枠状であって、対向する一対の辺に複数の前記係合部を夫々有しており、前記一対の辺に沿った並進動作により、複数の前記接触子を同時に回転動作させることを特徴とする請求項2に記載の検査用ソケット。
- 前記係合部材は2つ設けられており、
一方の前記係合部材は一対の第1の辺に複数の前記係合部を夫々有し、他方の前記係合部材は前記第1の辺と直交する一対の第2の辺に複数の前記係合部を夫々有していることを特徴とする請求項3に記載の検査用ソケット。 - 前記接触子は、前記係合部と当接する部分が湾曲していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の検査用ソケット。
- 前記電子部品の設置動作と連動する可動部材と、
前記係合部材に設けられており、前記可動部材が当接自在とされた作動部材と
を更に含み、
前記係合部材は、前記可動部材が前記設置動作に連動して前記作動部材を押圧することにより並進動作することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の検査用ソケット。 - 前記係合部材に並進動作の力を及ぼすアクチュエータを更に含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の検査用ソケット。
- 固定配置されており、一端が基板に接触する受け部材を更に含み、
前記接触子は、他端が前記受け部材の他端に接触することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の検査用ソケット。
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- 2013-03-04 JP JP2013042082A patent/JP2014169928A/ja active Pending
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