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JP2014167237A - 電池収容構造 - Google Patents

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JP2014167237A
JP2014167237A JP2013039611A JP2013039611A JP2014167237A JP 2014167237 A JP2014167237 A JP 2014167237A JP 2013039611 A JP2013039611 A JP 2013039611A JP 2013039611 A JP2013039611 A JP 2013039611A JP 2014167237 A JP2014167237 A JP 2014167237A
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battery
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Sumihiro Kuchino
純洋 口野
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Abstract

【課題】電池の交換作業を容易に行うことができると共に適切に電気的な接続状態を維持することができる電池収容構造を提供する。
【解決手段】
本発明は、扉2の壁面に取り付けられる室内側ハンドル3に設けられる電池式の電気錠の電池収容構造31等であって、電池32を縦向きに収容する電池収容部36が形成されるカートリッジ33と、カートリッジ33を内設する電源空間S2が形成される室内側ハンドル3の室内下側台座14と、を備え、カートリッジ33は、電源空間S2から外側に回動可能なように上下いずれか一端側が室内下側台座14に支持されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、電池式の電気錠に好適に用いられる電池収容構造に関する。
近年、商業施設、集合住宅等の出入口や一般住宅の玄関等では、ICカード等をリーダにかざすことによりデッドボルトを電気的に駆動させて施解錠を行う電気錠が設置されている。このような電気錠の電源として電池を用いたものが、一般的に知られている。
例えば、特許文献1には、デッドボルトを進退させるモータ等の電源となる2本の電池を保持する電池ボックスを、電気錠の容器内に固定する技術が開示されている。
特開2003−269018号公報
しかしながら、従来の技術では、容器内に固定された電池ボックスの電池を交換する場合、作業者は容器内の狭い空間において電池ボックスに対する電池の着脱作業を行うことを余儀なくされていた。このため、電池の交換作業を容易に行うことができないという問題があった。特に、複数の電池を交換する場合、交換作業にかかる手間と時間が増し、作業効率の大幅な低下を招いていた。
また、電池の着脱の際には、電池ボックスとモータ等の駆動回路との配線に負荷がかかるため、当該配線が損傷する可能性(コネクタ接続の場合にはコネクタ抜けの可能性)もあった。
本発明は、電池の交換作業を容易に行うことができると共に適切に電気的な接続状態を維持することができる電池収容構造を提供することを目的とする。
本発明の電池収容構造は、扉の壁面に取り付けられるハンドルに設けられる電池式の電気錠の電池収容構造であって、電池を縦向きに収容する電池収容部が形成されるカートリッジと、前記カートリッジを内設する空間が形成される前記ハンドルの台座と、を備え、前記カートリッジは、前記空間から外側に回動可能なように上下いずれか一端側が前記台座に支持されていることを特徴とする。
この構成によれば、カートリッジを回動させて傾けることにより、電池の交換作業を行い易い外部にカートリッジを移動させることができる、これにより、電池の交換作業を容易に行うことができる。特に、複数の電池を交換する場合には、交換作業にかかる手間と時間を有効に削減することができ、作業効率を大幅に向上させることができる。
この場合、前記台座は、前記空間を開閉可能なカバーを有し、前記カバーは、前記台座に着脱可能に設けられ、前記カートリッジが、前記台座に回動可能に支持されていることを特徴とする。
この構成によれば、台座からカバーを取り外した後に、カートリッジを回動させて傾けることにより、カートリッジを台座の外側に露出させることができる。これにより、電池の交換作業を容易に行うことができる。
また、他の場合、前記台座は、前記空間を開閉可能なカバーを有し、前記カバーは、前記カートリッジと一体に前記台座に回動可能に支持されていることを特徴とする。
この構成によれば、カバーとカートリッジとを一体として回動(傾動)させることができる。これにより、カバーの開放動作に連動してカートリッジを台座の外部に引き出すことができるため、電池の交換作業にかかる工程を簡素化することができる。
これら場合、前記カートリッジは、前記電池収容部が内設され、前記空間から外側に回動可能なように上下いずれか一端側が支持されるカートリッジ本体と、前記電池収容部に収容された前記電池の上下いずれか他端に対し離接可能に設けられるカートリッジ蓋部と、を含んで構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、例えば、カートリッジ本体を回動させて台座の外側に露出させ、その後、カートリッジ蓋部を開放することにより、電池収容部の電池を交換することができるようになる。なお、カートリッジ本体の回動に先立ちカートリッジ蓋部を開放してもよい。この場合、電池の交換作業は、電池を軸方向に挿脱させることで行われる。これにより、電池の交換作業を簡単に且つ迅速に行うことができる。また、電池の挿脱(交換)時にカートリッジに無理な力が作用することが防止されるため、例えば、カートリッジから延出する電源ケーブル等に負荷がかかることがなく、電源ケーブルの損傷や、電源ケーブルの接続部分であるコネクタの離脱等を有効に抑制することができる。なお、カートリッジの回動中心を下端側に設けた場合には、電池の自重を利用して、電池を上方から滑らすようにカートリッジ本体内に挿入することで装着を完了することができる。一方、回動中心を上端側に設けた場合には、カートリッジ蓋部を開放すると、電池は自重により脱落するため、容易に電池を取り出すことができる。
この場合、前記カートリッジ蓋部は、前記カートリッジ本体に対し回動可能に支持されていることを特徴とする。
この構成によれば、カートリッジ蓋部により電池収容部を閉塞した状態で、カートリッジ本体を回動させることができる。これにより、回動させている途中で電池が脱落することを防止することができる。この構成は、回動中心が上端側に設けられた場合に、特に有効である。
これらの場合、前記カートリッジは、下端側で回動可能なように支持され、前記カートリッジには、外側への回動を規制するストッパが設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、カートリッジの下端側に回動中心があるため、カートリッジは自重により外側に回動しようとするが、ストッパによりカートリッジの回動が規制され、カートリッジの傾動角度が維持される。これにより、カートリッジが意図せず過剰に外側に回動することを防止することができる。
また、これらの場合、前記カートリッジは、上端側で回動可能なように支持されていることを特徴とする。
この構成によれば、カートリッジの上端側に回動中心があるため、自重によるカートリッジの過剰な回動を防止することができる。これにより、自重によるカートリッジの回動を規制する部材を省略することができる。
本発明によれば、電池の交換作業を容易に行うことができると共に適切に電気的な接続状態を維持することができる電池収容構造を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る電気錠システムを示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る電気錠システムの室内側ハンドルおよび室外側ハンドルを示す側断面図である。 本発明の第1実施形態に係る電池収容構造を示す斜視図であり、(a)はカバーを取り外した状態を示し、(b)は電力供給装置を回動させた状態を示している。 本発明の第1実施形態に係る電池収容構造を示す側断面図であり、(a)はカバーを取り付けた状態を示し、(b)は電力供給装置を回動させた状態を示している。 本発明の第1実施形態に係る電力供給装置を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る電池収容構造を示す斜視図であり、(a)はカバーを取り付けた状態を示し、(b)はカバーおよび電力供給装置を回動させた状態を示している。 本発明の第2実施形態に係る電池収容構造を示す側断面図である。 本発明の第3実施形態に係る電池収容構造を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る電池収容構造を示す側断面図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る電池収容構造を備えた電気錠システムについて説明する。ここで、図1は第1実施形態に係る電気錠システムを示す概略図、図2は室内側ハンドルおよび室外側ハンドルを示す側断面図である。図3は電池収容構造を示す斜視図であり、(a)はカバーを取り外した状態を示し、(b)は電力供給装置を回動させた状態を示している。図4は電池収容構造を示す側断面図であり、(a)はカバーを取り付けた状態を示し、(b)は電力供給装置を回動させた状態を示している。なお、以降、説明の便宜のため、特に指定のない限り、図2において、扉の室外側である左側を正面(前)とし、扉の室内側である右側を背面(後)と規定する。
図1および図2に示すように、電気錠システム1は、扉2の室内外の両壁面にそれぞれ固定される室内側ハンドル3および室外側ハンドル4と、各ハンドル3,4にそれぞれ回転可能に支持される室内側操作レバー5および室外側操作レバー6と、各操作レバー5,6の回転に伴って扉2の木口2aに対してラッチボルト7aが進退可能に設けられるラッチ錠7と、室外側ハンドル4に設置される施解錠操作装置8と、施解錠操作装置8から送られる信号に基づいてデッドボルト9a,10aをそれぞれ駆動させる主電気錠9および副電気錠10と、扉2の内部に設けられる制御装置11と、施解錠操作装置8、各電気錠9,10および制御装置11に電力を供給する電力供給装置12と、を備えて概略構成されている。
図2に良く示されるように、室内側ハンドル3は、扉2の室内側壁面に上下に離間して固定される室内上側台座13および室内下側台座14と、各台座13,14を連結するように延設される室内側連結部15と、を有し、全体として背面側(室内側)に僅かに湾曲したアーチ状に形成されている。
室内上側台座13から室内側連結部15の上下方向中央に亘る部分の正面側(前側)には、室内側操作レバー5が設けられる操作レバー挿入部16が凹状に形成されている。
室内上側台座13の下側は中空状を成し、配設空間S1が形成されている。この配設空間S1の上部に設けられた回転軸部17には、捩りコイルバネ18によって前方に付勢された状態で室内側操作レバー5が前後方向に回動可能に支持されている。室内側操作レバー5の上部には室内側ラッチバー19が固定され、その先端の突起部19aが、ラッチ錠7を作動させる作動片(図示せず)に当接するように扉2内に延設されている。
室内下側台座14の上側には、電源空間S2を形成する凹部14aが前側に窪んで設けられている。凹部14aの開口部14bは、室内下側台座14の背面側が開放されると共に、左右両側壁が前後方向中途まで切り込まれて形成されている(図3参照)。また、室内下側台座14は、電源空間S2を開閉可能なカバー20を有しており、カバー20は、凹部14aに対し着脱可能に取り付けられている。室内下側台座14は、カバー20が電源空間S2(開口部14b)を閉塞した状態で、室内上側台座13を上下反転させたような外観を成すようになっている。
図3(a)に示すように、カバー20は、室内側ハンドル3の外観と一体を成すように湾曲する背面部20aと、背面部20aから前方に延出する左右一対の側面部20bと、により一体形成されている。カバー20は、背面視で上下方向に長い矩形状に、側面視で略三角形状に、上下方向から見て略U字状に形成されている。また、各側面部20bの前端部には、室内下側台座14の左右両側壁に設けられたフック係合部14cに係合するフック部20cが前方に向かって延設されている。
詳細は後述するが、凹部14a(電源空間S2)の下端側には、電力供給装置12を回動可能に支持する電源回動軸部21が設けられている。電源回動軸部21の左右両端面は、室内下側台座14の左右両側壁面に略水平に固定されている。なお、凹部14aの下端部には、電源空間S2と扉2内部とを連通させる配線孔14dが開口している。
また、図4に良く示されるように、凹部14a(電源空間S2)の上端側には、電力供給装置12の上端部に係合するロックレバー22が設けられている。ロックレバー22は、正面側(前側)で上下方向に略180°折れ曲がり下方に付勢力を作用させる板バネ部22aと、板バネ部22aの上側後端から上方に延出しネジB1により凹部14aの上端部に固定される固定部22bと、板バネ部22aの下側後端部から下方に突出する係合突起22cと、を有している。
なお、室内上側台座13の上部および室内下側台座14の下部には、それぞれサムターン開口部3aが貫通形成されている。また、室内上側台座13の下端部および配設空間S1とサムターン開口部3aとの間には、上下一対のネジ挿通孔3bが開口している。同様に、室内下側台座14の上下両端部にも上下一対のネジ挿通孔3bが開口している。
続いて、図2に示すように、室外側ハンドル4は、上記した室内側ハンドル3と同様に構成されており、扉2の室外側壁面に上下に離間して固定される室外上側台座23および室外下側台座24と、各台座23,24を連結するように延設される室外側連結部25と、を有し、全体として正面側(室外側)に僅かに湾曲したアーチ状に形成されている。
室外上側台座23から室外側連結部25の上下方向中央に亘る部分の背面側(後側)には、室外側操作レバー6が設けられる操作レバー挿入部26が凹状に形成されている。
室外上側台座23の下側に形成された配設空間S3内には、室外側操作レバー6が、捩りコイルバネ28により後方に付勢された状態で回転軸部27に回動可能に支持されている。室外側操作レバー6の上部には、扉2内に延設された突起部29aを有する室外側ラッチバー29が固定されている。
なお、室外下側台座24の下側は中空状に形成されている。室内上側台座13の上部および室内下側台座14の下部には、それぞれシリンダ開口部4aが貫通形成されている。
また、各台座23,24には、各ネジ挿通孔3bに対応する位置に、それぞれ上下一対のネジ孔4bが設けられている。室外上側台座23および室外下側台座24は、それぞれ上記した室内上側台座13および室内下側台座14との間に扉2を挟むように配置され、各ネジ挿通孔3bに挿入して扉2を貫通させたネジB2の先端部を各ネジ孔4bに螺合させることで扉2に固定される。
上記の構成おいて室外から扉2を開放するには、室外側ハンドル4を把持して、室外側操作レバー6を前方に押圧する(室外側に引く)と、室外側操作レバー6と共に室外側ラッチバー29が回転軸部27を中心に前方に回動し、室外側ラッチバー29の突起部29aが下方に移動する。そして、突起部29aが作動片を押下げることにより、ラッチボルト7aの係止が解除され、ラッチボルト7aが扉2の木口2aから退避可能となる。なお、室内側ハンドル3の室内側操作レバー5を押圧操作した場合の作用は、上記した作用と同様であるため、その説明を省略する。
施解錠操作装置8は、例えば、非接触型ICカード、キーヘッド、タグ若しくは指等で接触するタッチキー、テンキーまたは指紋等の生体認証式等のリーダ(図示せず)を備えている。
図1および図2に示すように、主電気錠9は、室内上側台座13および室外上側台座23の上部において木口2aに沿うように扉2の内部に設けられている。主電気錠9には、扉2の木口2aに対してデッドボルト9a進退させるモータやソレノイド等の駆動手段や駆動手段を制御する電気基板(いずれも図示せず)等が内設されている。主電気錠9には、手動でデッドボルト9aを進退操作するためのサムターン(図示せず)が、室内上側台座13のサムターン開口部3aから室内に露出するように設けられている。さらに、主電気錠9には、機械的キーが挿入されて施解錠が行われるシリンダ錠(図示せず)が、室外上側台座23のシリンダ開口部4aから室外に露出するように設けられている。
副電気錠10は、主電気錠9と同様に、室内下側台座14および室外下側台座24の下部において木口2aに沿うように扉2の内部に設けられ、デッドボルト10aを進退させる駆動手段や電気基板等(図示せず)を備えている。また、副電気錠10には、室内下側台座14のサムターン開口部3aから室内に露出するサムターンと、室外下側台座24のシリンダ開口部4aから室外に露出するシリンダ錠と、が設けられている(いずれも図示せず)。
図1に示すように、制御装置11は、主電気錠9の上方において扉2の内部に設けられており、CPU、ROMおよびRAM等を有するマイクロコンピュータ(図示せず)により構成されている。制御装置11は、施解錠操作装置8(のリーダ)で読み取って送信された認証情報が正しい認証情報であるか否かを判別する機能等を有している。また、制御装置11は、主電気錠9を施錠した場合に副電気錠10も同時に施錠する施錠追従機能や、2つの電気錠9,10のうち一方のみを解錠し、一定時間内に他方の電気錠を解錠しない場合に解錠した一方の電気錠を再び自動で施錠する施錠復帰機能を有している。
上記した制御装置11による各種機能を実現するために、制御装置11は、施解錠操作装置8と、主電気錠9と、副電気錠10とに対し、それぞれケーブル30を介して電気的に接続されている。すなわち、ケーブル30を通じて制御情報等の伝送が行われている。
次に、上記した電気錠システム1の動作について簡単に説明する。なお、施解錠操作装置8、各電気錠9,10、制御装置11には、電力供給装置12から電力が供給されているものとする。
先ず、室外側から入室しようとする者がICカード等を施解錠操作装置8にかざすと、認証情報が制御装置11に送信される。制御装置11では、受信した認証情報が予め記憶された特定の認証情報と合致するか否かが判別される。この結果、合致すると判別された場合、制御装置11から主電気錠9に解錠信号が出力され、主電気錠9が解錠される。また、主電気錠9の解錠に連動して、制御装置11から解錠信号が出力され、副電気錠10が解錠される。一方、合致せずと判別された場合には、主電気錠9の解錠は行われない。
次に、図3ないし図5を参照して、第1実施形態に係る電池収容構造について詳細に説明する。図5は、電力供給装置12を示す斜視図である。なお、以降の説明では、前後方向を「奥行方向」とも呼ぶこととし、正面側を「奥側」とも呼び、背面側を「手前側」とも呼ぶこととする。
電池収容構造31は、扉2の内壁面に取り付けられる室内側ハンドル3に設けられるものであり、電力供給装置12と、室内下側台座14およびカバー20と、を含んで構成されている。
図3ないし図5に示すように、電力供給装置12は、上記した室内側ハンドル3の室内下側台座14に形成された電源空間S2(凹部14a内)に配設されており、複数の電池32と、各電池32を保持するカートリッジ33と、を備えて構成されている。なお、第1実施形態では複数の電池32として、円筒型の乾電池を4本使用している。
カートリッジ33は、主要な外観を成すカートリッジ本体34と、カートリッジ本体34の上端に設けられるカートリッジ蓋部35と、を備えている。
カートリッジ本体34は、各電池32を縦向きに収容可能な電池収容部36と、電池収容部36の下端に固定されるカートリッジ基部37と、電池収容部36の上下方向中間に取り付けられるストッパ38(図4参照)と、を有し、絶縁性の樹脂材料により一体形成されている。
図3および図5に良く示されるように、電池収容部36は、平面視で、正方形の4つの角部分が円形にくり抜かれたような略十字状に形成されている。この4つのくり抜かれた部分が、各電池32を収容する収容空間S4となっている。したがって、4つの収容空間S4は、平面視で2行2列の格子状に形成されている。また、各収容空間S4は、上下方向の長さ(高さ)が電池32の軸方向の長さと略同一となる半円筒形状に形成されている。なお、電池収容部36の左右両側面には、それぞれリード金具40(図5参照)が上下方向に延設されている。
カートリッジ基部37は、平板状に形成される板状部41と、板状部41の下面から下方に突設される左右一対の回動軸支部42と、により一体形成されている。
板状部41の上面には、左右方向に長い矩形状の第1接続端子44(金属等の導電材料)、奥行方向に2つ並設されている。各第1接続端子44は、各収容空間S4に収容した各電池32の軸方向一端(下端)側に設けられた第1電極32a(第1実施形態では負極)に接触するようになっている。
また、奥側の第1接続端子44(負極)および図5において左側のリード金具40(正極)の下端部には、電源ケーブル43が接続されている。電源ケーブル43は、電源空間S2から配線孔14dを通って扉2内に延出し、その先端にはレセプタクルコネクタ45が取り付けられている。レセプタクルコネクタ45は、ケーブル30に取り付けられたプラグコネクタ30aに接続されている。これにより、電力供給装置12は、電源ケーブル43およびケーブル30を介して、施解錠操作装置8、主電気錠9、副電気錠10、制御装置11等に電源を供給するようになっている(図1参照)。なお、ケーブル30は制御線の他に電力線等を含んで構成されている。
各回動軸支部42は、平板形状を成し、左右方向に並設され、電源空間S2に設けられた電源回動軸部21に軸支されている。すなわち、カートリッジ33は、室内下側台座14に対して回動可能に支持されている。これにより、カートリッジ本体34は、電源回動軸部21を中心に前後方向に回動するようになっている。
図4に良く示されるように、ストッパ38は、絶縁性の樹脂材料により可撓性を有する帯状に形成されている。ストッパ38の奥側端は、凹部14aの底面(正面側)の上下方向略中央に固定され、その手前側端は、電池収容部36の左側面の上下方向略中央に固定されている。
続いて、カートリッジ蓋部35は、絶縁性の樹脂材料で平板状に形成されており、その前端部で左右方向略中央に設けられた蓋ヒンジ部46を介して電池収容部36の上端に取り付けられている。カートリッジ蓋部35は、蓋ヒンジ部46の軸心を中心に前後方向に回動可能に支持されており、電池収容部36の各収容空間S4を開閉することができるようになっている。
カートリッジ蓋部35の下面には、左右方向に長い矩形状の第2接続端子47(金属等の導電材料)が、奥行方向に2つ並設されている。各第2接続端子47は、各電池32を収容した各収容空間S4を閉塞した状態で、各電池32の軸方向他端(上端)側に設けられた第2電極32b(第1実施形態では正極)に接触するようになっている。また、奥側の第2接続端子47は、図5において右側のリード金具40を介して手前側の第1接続端子44に接続され、手前側の第2接続端子47は、図5において左側のリード金具40を介して電源ケーブル43に接続されるようになっている。すなわち、各リード金具40、各第1接続端子44および各第2接続端子47は、適正な電気回路を形成するように電気的に接続されている。
次に、上記した電池収容構造31における電池32の交換作業手順について説明する。
まず、作業者は、フック係合部14cに対するフック部20cの係合を解除し、室内下側台座14からカバー20を取り外して、電源空間S2内の電力供給装置12を露出させる。この状態では、カートリッジ蓋部35は、ロックレバー22の板バネ部22aにより下方に向かって付勢されている。また、カートリッジ蓋部35の背面側端面には、ロックレバー22の係合突起22cが係合した状態となっている。さらに、ストッパ38は、撓んで自重により下方に垂れ下がっている(いずれも図3(a)および図4(a)参照)。
続いて、作業者は、ロックレバー22の板バネ部22aを上方に撓ませてカートリッジ蓋部35と係合突起22cとの係合を解除し、電源回動軸部21を中心としてカートリッジ33を手前側に回動させる。カートリッジ33の回動が進むと、ストッパ38が張った状態となり、カートリッジ33の回動が規制される(図3(b)および図4(b)参照)。すなわち、カートリッジ33は所定角度(例えば、扉2の内壁面に対して30°程度)まで傾動し、この所定角度が維持される。これにより、カートリッジ本体34が意図せず過剰に外側に回動することを防止することができる。なお、ストッパ38は、所定角度(傾き)となるように、その長さが設定されている。このようなストッパ38を設ける構成は、第1実施形態に係る電池収容構造31のようにカートリッジ本体34の下側に回動中心がある場合に、特に有効である。
このようにカートリッジ33が手前側に傾いた状態で、作業者は、カートリッジ蓋部35を奥側に跳ね上げるようにして回動させる(例えば、電池収容部36の上面に対して90°程度)。これにより、電池収容部36の各収容空間S4が開放される(図3(b)参照)。そして、上端面が露出した各電池32を軸方向に沿って斜め上方に向かって引き抜いた後、新しい電池32を斜め上方から各収容空間S4に挿し込むことにより、電池32の交換が行われる。第1実施形態に係る電池収容構造31では、電源回動軸部21および回動軸支部42が、カートリッジ33の下端部に設けられているため、各電池32の自重を利用して、各電池32を上方から滑らすようにカートリッジ本体34内に挿入することで装着(交換)を完了することができる。
次に、作業者は、再びカートリッジ蓋部35を手前側に回動させ、各収容空間S4を閉塞し、カートリッジ33を奥側に回動させる。カートリッジ33の回動が進むと、ストッパ38が撓んで折り畳まれると共に、ロックレバー22の係合突起22cがカートリッジ蓋部35の上面に摺接し始め、板バネ部22aが上方に撓曲して行く。さらに、カートリッジ33の回動が進むと、板バネ部22aの復元力により、係合突起22cがカートリッジ蓋部35の手前側端面に係止される。この状態で、カートリッジ33は、室内下側台座14の凹部14a(電源空間S2)に不動に保持されている。また、カートリッジ蓋部35は、ロックレバー22の板バネ部22aにより下方に付勢され、カートリッジ33の各接続端子44,47は、電池32の各電極32a,32bに当接した状態となっている。
以上の第1実施形態に係る電池収容構造31によれば、カートリッジ本体34を回動させることにより傾けて、カートリッジ本体34を室内下側台座14の外側に露出させ、その後、カートリッジ蓋部35を開放することにより、カートリッジ本体34内の各電池32を交換することができるようになる。この交換作業は、電池32を軸方向に挿脱させることで行われる。これにより、電池32の交換作業を簡単に且つ迅速に行うことができる。また、電池32の挿脱(交換)時にカートリッジ33に無理な力が作用することを防止することができる。したがって、カートリッジ33から延出する電源ケーブル43に負荷がかかることがなく、電源ケーブル43の損傷やレセプタクルコネクタ45の離脱等を有効に抑制することができる。特に、複数の電池32を交換する場合には、交換作業にかかる手間と時間を有効に削減することができ、作業効率を大幅に向上させることができる。
なお、電源回動軸部21および回動軸支部42に代えて、可撓性を有する樹脂からなる所謂樹脂ヒンジを用いてもよい。この場合、カートリッジ基部37の下面から下方に延出させた部分を凹部14aの下端部に固定し、この固定した部分とカートリッジ基部37との間に樹脂ヒンジを設けることにより、樹脂ヒンジを中心としてカートリッジ33が回動する。また、蓋ヒンジ部46を樹脂ヒンジで構成してもよい。
<第2実施形態>
次に、図6および図7を参照し、本発明の第2実施形態に係る電池収容構造について説明する。図6は電池収容構造を示す斜視図であり、(a)はカバーを取り付けた状態を示し、(b)はカバーおよび電力供給装置12を回動させた状態を示している。図7は、電池収容構造を示す側断面図であり、カバーおよび電力供給装置12を回動させた状態を示している。なお、以降、上記した第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
上記した第1実施形態に係る電池収容構造31では、室内下側台座14からカバー20が完全に取り外されるように構成されていたが、第2実施形態に係る電池収容構造50では、カバー51は、室内下側台座14の下端側に設けられたカバーヒンジ部52により回動可能に支持されている。また、第2実施形態に係る電池収容構造50では、上記した室内下側台座14の電源回動軸部21およびカートリッジ基部37の回動軸支部42が省略され、カートリッジ33(電力供給装置12)はカバー51の内側に固定されている。
具体的には、カバー51は、電源空間S2(開口部14b)を閉塞可能に形成されるカバー本体53と、開口部14bの下端縁部に取り付けられたカバーヒンジ部52を介してカバー本体53に接続されるカバー固定部54と、を有し、絶縁性の樹脂材料により一体形成されている。
カバー本体53は、第1実施形態に係るカバー20と略同様に背面部53aおよび左右一対の側面部53bを有しているが、フック部20cに代えて、その上端部にカバーロック係合部55が形成されている。カバーロック係合部55には、室内下側台座14の開口部14bの上端縁部に設けられたカバーロックノブ56が係合するようになっている。なお、カバーロックノブ56は、図示を省略するバネにより常時下方に付勢されており、カバーロックノブ56を上方にスライドさせることにより、カバーロック係合部55との係合が解除されるようになっている。
図7に良く示されるように、カバー固定部54は、カバー本体53の下端から電源空間S2内に延出し、奥側端部で上方に屈曲して形成されている。カバー固定部54は、この屈曲した部分で凹部14aの下端部にネジB3により固定されている。
カバーヒンジ部52は、カバー本体53およびカバー固定部54よりも薄肉で、可撓性を有する樹脂により形成されている(所謂樹脂ヒンジ)。これにより、カバー本体53は、カバー固定部54に対し、カバーヒンジ部52を中心として回動可能に支持される。
カートリッジ33は、第1実施形態に係るものと略同一であり、カバー本体53の背面部53aより小さく形成されている。カートリッジ33は、背面視で背面部53aから、はみ出さないように、背面部53aの内側(開口部14bを閉塞した状態で電源空間S2側)に固定されている。したがって、カートリッジ33は、背面部53aと各側面部53bとで囲まれる空間内に臨み、カバー本体53を回動させて電源空間S2を閉塞した時に、電源空間S2内に臨むようになっている。なお、カバー本体53(背面部53a)に対するカートリッジ33の固定方法は、ネジ留め、接着剤、その他係合機構等の任意の手段を用いることができる。
また、カバー本体53が電源空間S2を閉塞した状態では、カートリッジ33のカートリッジ蓋部35は、凹部14aの上端部に設けられたロックレバー57(係合突起22cが省略されている。)に押圧されており、カートリッジ33の各接続端子44,47は、電池32の各電極32a,32bに当接した状態となっている。これにより、電力供給装置12において適正な電気回路が形成される。
次に、上記した電池収容構造50における電池32の交換手順について説明する。
作業者は、カバーロックノブ56を押し上げ、カバーロック係合部55との係合を解除した後、カバーヒンジ部52を中心として、カバー51と共にカートリッジ33を手前側に回動させる。ストッパ38により回動が規制されると、カバー51およびカートリッジ33は所定角度に維持される(図6(b)および図7参照)。
次に、作業者はカートリッジ蓋部35を回動させて電池収容部36を開放することにより、各収容空間S4内に収容された各電池32の交換が行われる。その後、上記とは逆の手順により、カートリッジ33が電源空間S2内に収められると共にカバー51により開口部14bが閉塞される。
以上の第2実施形態に係る電池収容構造50によれば、カバー51とカートリッジ33とを一体として回動(傾動)させることができる。これにより、カバー51の開放動作に連動して傾動させ、カートリッジ蓋部35で閉塞された状態のカートリッジ本体34を室内下側台座14の外部に臨ませることができる。これにより、カートリッジ本体34を容易に室内下側台座14(開口部14b)の外部に引き出すことができるため、電池32の交換作業にかかる工程を簡素化することができる。つまり、電池32の交換作業を迅速且つ容易に行うことができる。なお、電池収容構造50では、カバーヒンジ部52が下端部に設けられているため、各電池32の自重を利用して、各電池32を上方から滑らすようにカートリッジ本体34内に挿入することで装着(交換)を完了することができる。
なお、樹脂から成るカバーヒンジ部52に代えて、第1実施形態に係るものと同様に、電源回動軸部21を設けてカバー51を軸支させるようにしてもよい。
なお、上記した第1および第2実施形態に係るカートリッジ33では、カートリッジ蓋部35は、カートリッジ本体34に取り付けられていたが、これに代えて、蓋ヒンジ部46を介して室内下側台座14(凹部14a)に取り付けられていてもよい。この場合、電源空間S2にカートリッジ33を収容した状態において、カートリッジ蓋部35が電池収容部36を閉塞しており、交換作業に伴うカートリッジ本体34の回動(傾動)に先立ってカートリッジ蓋部35を回動させ電池収容部36が開放される。また他にも、カートリッジ蓋部35がカバー20,51に取り付けられていてもよいし、カートリッジ本体34の回動(傾動)に連動してカートリッジ蓋部35を回動させる機構を備えていてもよい。
<第3実施形態>
次に、図8を参照し、本発明の第3実施形態に係る電池収容構造について説明する。図8は電池収容構造を示す斜視図であり、電力供給装置12を回動させた状態を示している。なお、以降、上記した第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
第3実施形態に係る電池収容構造60のカートリッジ61では、カートリッジ蓋部35が省略され、各第2接続端子47がカートリッジ本体62に設けられている。
詳細には、カートリッジ本体62は、絶縁性の樹脂材料により、左右方向に貫通して開口を有する枠状に一体形成されており、前後両端面を形成する一対の保持面部63と、上下両端面を形成する一対の端子形成部64と、から構成されている。
各保持面部63と各端子形成部64とにより囲まれた空間に電池32が前後左右に2本ずつ並んで収容されるようになっている。また、図示は省略するが、下側の端子形成部64の上面には2つの第1接続端子44が設けられ、上側の端子形成部64の下面には2つの第2接続端子47が設けられている。さらに、下側の端子形成部64の下面には、電源空間S2の電源回動軸部21に軸支される回動軸支部42が設けられている。上側の端子形成部64の上面には、凹部14a(電源空間S2)のロックレバー22に係合する係合片部65が設けられている。なお、電源回動軸部21および回動軸支部42に代えて、可撓性を有する樹脂からなる所謂樹脂ヒンジを用いてもよい。
上記した電池収容構造60において各電池32を交換するには、まず、カバー20を完全に取り外した後、ロックレバー22と係合片部65との係合を解除し、電源回動軸部21を中心としてカートリッジ61を、ストッパ38により規制されるまで手前側に回動させる。そして、カートリッジ本体62の左右両側面から、それぞれ電池32が2本ずつ取り出される。その後、新たな電池32を装着し、上記とは逆の手順により、カートリッジ61(カートリッジ本体62)が電源空間S2内に回動され、カバー20が室内下側台座14に取り付けられる。
以上の第3実施形態に係る電池収容構造60によれば、カートリッジ61を回動させて傾けることにより、電池32の交換作業を行い易い外部にカートリッジ61を移動させることができる、これにより、電池32の交換作業を容易に行うことができる。
<第4実施形態>
次に、図9を参照し、本発明の第4実施形態に係る電池収容構造について説明する。図9は電池収容構造を示す側断面図であり、電力供給装置12を回動させた状態を示している。なお、以降、上記した第1ないし第3実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
上記した第1ないし第3実施形態に係る電池収容構造31,50,60では、カートリッジ33,61等の回動中心が下側に設けられていたが、第4実施形態に係る電池収容構造70では、カートリッジ71の回動中心が上側に設けられている。
例えば、電池収容構造70のカートリッジ71は、その上端部手前側に設けられた樹脂ヒンジ72を介して上方に延出するカートリッジ固定部73を有している。カートリッジ固定部73は、室内下側台座14の上端部にネジB4により固定されている。これにより、カートリッジ71は、樹脂ヒンジ72を中心に前後方向に回動するように電源空間S2内で吊り下げられた状態となる。この場合、ロックレバー22は、凹部14a(電源空間S2)の下部に配設され、カートリッジ71の下面には、ロックレバー22に係合する係合片部74が設けられている。
なお、樹脂ヒンジ72に代えて、第1実施形態等と同様に、上端側に配設した電源回動軸部21に回動軸支部42を介してカートリッジ71を軸支させてもよい。また、第2実施形態に係るカバーヒンジ部52を室内下側台座14の上端側(開口部14bの上端縁部)に設け、カバー51を吊り下げられるように構成してもよい。
以上の第4実施形態に係る電池収容構造70のように、カートリッジ71の回動中心を上端側に設けた場合には、例えば、カートリッジ蓋部35を開放すると、各電池32は自重により脱落するため、各電池32を容易に取り出すことができる。なお、カートリッジ蓋部35により電池収容部36を閉塞した状態でカートリッジ本体34を回動させることができるため、回動途中で各電池32が脱落することを防止することができる。
また、カートリッジ71は上端部から吊り下げられた状態であるため、ロックレバー22等を解除しても、自重により過剰に回動することがない。このため、ストッパ38を省略することができ、電池収容構造70をより簡易な構成とすることができる。
なお、上記した第1ないし第4実施形態に係る電力供給装置12では、4本の円筒型の電池32を用いたが、電池32の個数(本数)は1個(本)以上であればよく、また、例えば直方体型や平型の電池32を用いてもよい。また、電池32は、1次電池であってもよいし、2次電池であってもよい。さらに、電池32の各電極32a,32bの向きも上記に限定されるものではない。また、収容空間S4の形成数は、電池32の収容数に応じて設定すればよい。例えば、前後左右それぞれの方向に2以上の収容空間S4が並設されていてもよいし、収容空間S4を千鳥状に配設してもよい。
なお、ストッパ38は、電池収容部36の左右両側面に設けてもよいし、その前端を電池収容部36の上部またはカートリッジ蓋部35に固定して設けてもよい。また、第2実施形態に係る電池収容構造50の場合にはストッパ38の後端をカバー51に固定してもよい。また、可撓性を有する帯状のストッパ38に代えて、複数の剛体を用いたリンク機構をストッパ38として用いてもよい。さらに、ストッパ38を省略してもよい。
なお、上記した第1ないし第4実施形態に係る電力供給装置12は、室内下側台座14に内設されていたが、これに代えて、室内上側台座13や室内側連結部15、或いは室外側ハンドル4のいずれかに内設するようにしてもよい。
なお、上記した本発明の各実施形態およびその変形例の説明は、本発明に係る電池収容構造31,50,60,70における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。さらに、上記した本発明の実施形態等における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施形態等の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
2 扉
3 室内側ハンドル(ハンドル)
14 室内下側台座(台座)
14b 開口部
20,51 カバー
21 電源回動軸部(回動軸部)
31,50,60,70 電池収容構造
32 電池
33,61,71 カートリッジ
34,62 カートリッジ本体
35 カートリッジ蓋部
36 電池収容部
38 ストッパ
46 蓋ヒンジ部
52 カバーヒンジ部
S2 電源空間

Claims (7)

  1. 扉の壁面に取り付けられるハンドルに設けられる電池式の電気錠の電池収容構造であって、
    電池を縦向きに収容する電池収容部が形成されるカートリッジと、
    前記カートリッジを内設する空間が形成される前記ハンドルの台座と、を備え、
    前記カートリッジは、前記空間から外側に回動可能なように上下いずれか一端側が前記台座に支持されていることを特徴とする電池収容構造。
  2. 前記台座は、前記空間を開閉可能なカバーを有し、
    前記カバーは、前記台座に着脱可能に設けられ、
    前記カートリッジが、前記台座に回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の電池収容構造。
  3. 前記台座は、前記空間を開閉可能なカバーを有し、
    前記カバーは、前記カートリッジと一体に前記台座に回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の電池収容構造。
  4. 前記カートリッジは、前記電池収容部が内設され、前記空間から外側に回動可能なように上下いずれか一端側が支持されるカートリッジ本体と、前記電池収容部に収容された前記電池の上下いずれか他端に対し離接可能に設けられるカートリッジ蓋部と、を含んで構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電池収容構造。
  5. 前記カートリッジ蓋部は、前記カートリッジ本体に対し回動可能に支持されていることを特徴とする請求項4に記載の電池収容構造。
  6. 前記カートリッジは、下端側で回動可能なように支持され、
    前記カートリッジには、外側への回動を規制するストッパが設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電池収容構造。
  7. 前記カートリッジは、上端側で回動可能なように支持されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電池収容構造。
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