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JP2014033318A - パケット通信を行うシステムおよび通信方法 - Google Patents

パケット通信を行うシステムおよび通信方法 Download PDF

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JP2014033318A
JP2014033318A JP2012172339A JP2012172339A JP2014033318A JP 2014033318 A JP2014033318 A JP 2014033318A JP 2012172339 A JP2012172339 A JP 2012172339A JP 2012172339 A JP2012172339 A JP 2012172339A JP 2014033318 A JP2014033318 A JP 2014033318A
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Toshihiro Tomosaki
敏宏 友崎
Yoshiki Okumura
嘉樹 奥村
Yutaka Sekino
裕 関野
Naoki Maezawa
直樹 前沢
Chikahiro Deguchi
千佳広 出口
Hiroaki Watanabe
浩章 渡邉
Hideyuki Negi
秀幸 根木
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Fujitsu Ltd
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Abstract

【課題】パケット通信における転送レートの低下を防ぐこと。
【解決手段】パケットを送信する送信装置と、前記送信装置とスイッチ装置を介して接続し、前記パケットを受信する受信装置と、を有するシステムにおいて、前記スイッチ装置は、前記送信装置から受信したトランザクションレイヤパケットの値が予め決められている領域である固定値領域の値と該固定値領域の期待値とを比較し、前記固定値領域の値と前記期待値とが異なっている場合に前記送信装置にエラーを応答する。
【選択図】図4

Description

本発明は、パケット通信を行うシステムおよび通信方法に関する。
モジュール間を通信する際のインタフェース(I/F) として高速シリアルインタフェースの一種であるPeripheral Component Interconnect (PCI)-Express を採用している装置がある。
図1は、従来のPCI-Express I/Fを採用したモジュール間通信を行うシステムの構成図である。
システム1001は、モジュール1011−i(i=1〜12)およびスイッチ1031−j(j=1〜5)を備える。
スイッチ1031−1は、モジュール1011−1、1011−2、1011−3、およびスイッチ1031−3と接続している。
スイッチ1031−2は、モジュール1011−4、1011−5、1011−6、およびスイッチ1031−3と接続している。
スイッチ1031−3は、スイッチ1031−1、1031−2、1031−4、1031−5と接続している。
スイッチ1031−4は、モジュール1011−7、1011−8、1011−9、およびスイッチ1031−3と接続している。
スイッチ1031−5は、モジュール1011−10、1011−11、1011−12、およびスイッチ1031−3と接続している。
また、モジュール1011とスイッチ1031間、およびスイッチ1031間は、PCI-Expressを用いたシリアルバスにより接続されている。
尚、以下の従来技術の説明において、モジュール1011−iは、モジュールiと表記し、スイッチ1031−jは、スイッチjと表記する場合がある。
図1のシステム1001において、モジュール1001同士は直接接続せず、スイッチ1031を介して通信を行っている。モジュール1001間で通信を行う場合、スイッチ1031を介してパケットを転送し、さらに送信先モジュールがエラーを検出し、エラーがあった場合は送信元モジュールに対してエラー応答を返している。
PCI-Expressは規格としてレイヤ構造をしており、レイヤ毎に役割が明確に分割されて送受信が行われ、受信処理を行うモジュール1011のレイヤ毎にエラーチェックが行われている。
パケット通信を仲介するスイッチ1031では、Point-to-Pointでのデータリンクレイヤのエラー処理は行われるが、PCI-Expressの上位レイヤにあたるトランザクションレイヤのエラー処理は行われない。そのため、トランザクションレイヤのエラー処理は、最終段の送信先モジュールで End-to-End でのみトランザクションレイヤのエラー処理が行われている。
図2は、トランザクションレイヤパケットのデータ構造を示す図である。
トランザクションレイヤパケットは、ヘッダー部とペイロード部を含み、さらにパケット全領域に対するデータ保障として、End-to-end Redundancy Check(ECRC)が付与されている。
送信先モジュールがトランザクションレイヤでエラーを検出した際、受信パケットの種類がNon Posted Packetの場合、受信モジュールはCompletion Packet としてエラー応答を送信元モジュールに対して返信する。
図3は、従来のパケット送信処理のシーケンス図である
図3では、送信元モジュール1がスイッチ1、3、4を経由して送信先モジュール7にパケットを送信し、送信先モジュール7でECRCエラーが検出され、エラー応答が返され、エラー応答を受信した送信元モジュール1がエラーしたパケットを再送する場合について説明する。
先ず、モジュール1は、モジュール7へのパケット(送信パケット)をスイッチ1に送信する(ステップS1101)。
スイッチ1は、送信パケットを受信し(ステップS1102)、送信パケットをスイッチ3に転送する。スイッチ3は、送信パケットを受信し、送信パケットをスイッチ4に転送する。スイッチ4は、送信パケットを受信し、送信パケットをモジュール7に送信する(ステップS1103)。
モジュール7は、送信パケットを受信し(ステップS1104)、トランザクションレイヤパケットに対するECRCチェックを行う(ステップS1105)。そして、ECRCエラーが検出され(ステップS1106)、モジュール7は、エラー応答パケットをモジュール1に返信する(ステップS1107)。
スイッチ4は、エラー応答パケットを受信する(ステップS1108)。エラー応答パケットは、スイッチ4からスイッチ3を介してスイッチ1に転送される。
スイッチ1は、エラー応答パケットをモジュール1に送信する(ステップS1109)。
モジュール1は、エラー応答パケットを受信し(ステップS1110)、パケット(再送パケット)をモジュール7へ再送する(ステップS1111)。
スイッチ1は、再送パケットを受信する(ステップS1112)。再送パケットは、スイッチ1からスイッチ3を介してスイッチ4に転送される。
スイッチ4は、再送パケットをモジュール7に送信する(ステップS1113)。
モジュール7は、再送パケットを受信する(ステップS1114)。
特開2006−195870号公報 特開2005−129173号公報 特開2009−290686号公報
従来技術において、通信中に仲介するスイッチ内部でトランザクションレイヤ上のパケット(トランザクションレイヤパケット)のデータが壊れた場合、スイッチではECRCエラー処理は行われず、送信先モジュールのトランザクションレイヤまでECRCエラーチェックが行われることは無い。
このため、壊れたパケットは通常のパケット同様にデータが壊れたスイッチから最終段の送信先モジュールまで転送される。そのため、データが壊れたスイッチと最終段の送信先モジュール間のPCI-Expressの帯域に負荷を掛けてしまい、その帯域では壊れたパケット量分の転送レートが低下する問題がある。
また、最終段の送信先モジュールで受信したトランザクションレイヤパケットに対して、送信先モジュールのトランザクションレイヤでは、全ての領域を対象にECRCエラーチェックを行う。そのため、トランザクションレイヤパケットの内の装置仕様として全てのモジュールで共通な未使用領域のデータが壊れた場合も、そのパケットはエラーパケットとして処理してしまうことになる。このため、そのエラーリカバリとしてパケットの再送が行われ、それによって再送経路のPCI-Expressの帯域に負荷を掛けることになり、装置仕様としては無駄な再送パケット量分の転送レートが低下する問題がある。
本発明の課題は、パケット通信における転送レートの低下を防ぐことである。
実施の形態の通信システムは、パケットを送信する送信装置と、前記送信装置とスイッチ装置を介して接続し、前記パケットを受信する受信装置と、を有する。
前記スイッチ装置は、第1のメモリとスイッチ制御部とを備える。
第1のメモリは、トランザクションレイヤパケットにおいて値が予め決められている領域である固定値領域の期待値を示す第1の期待値情報を格納する。
前記スイッチ制御部と、前記送信装置から受信したトランザクションレイヤパケットの前記固定値領域の値と前記期待値とを比較し、前記固定値領域の値と前記期待値とが異なっている場合に前記送信装置にエラーを応答する
実施の形態の通信システムによれば、パケット通信において転送レートの低下を防ぐことができる。
従来のPCI-Express I/F を採用したモジュール間通信を行うシステムの構成図である。 トランザクションレイヤパケットのデータ構造を示す図である。 従来のパケット送信処理のシーケンス図である。 実施の形態に係るシステムの構成図である。 実施の形態に係るトランザクションレイヤパケットの一例である 実施の形態に係るフィルタパケット情報を示す図である。 実施の形態に係るモジュールの詳細な構成図である。 実施の形態に係るスイッチの詳細な構成図である。 実施の形態に係るシステムの詳細な構成図である。 実施の形態に係るパケット通信処理のフローチャートである。 実施の形態に係るパケット通信処理を示す図である。 実施の形態に係るスイッチのトランザクションレイヤの処理(エラー未検出時)を示す図である。 実施の形態に係るスイッチのトランザクションレイヤの処理(エラー検出時)を示す図である。 従来技術に係るパケット通信を示す図である。 実施の形態に係るパケット通信を示す図である。 従来技術に係るトランザクションレイヤパケットの状態とスイッチの処理を示す図である。 実施の形態に係るトランザクションレイヤパケットの状態とスイッチの処理を示す図である。 実施の形態に係るモジュールのエラーチェック処理を示す図である。 従来技術に係るモジュールのエラーチェック処理を示す図である。 従来技術に係るトランザクションレイヤパケットの状態とモジュールの処理結果を示す図である。 実施の形態に係るトランザクションレイヤパケットの状態とモジュールの処理結果を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施の形態について説明する。
図4は、実施の形態に係るシステムの構成図である。
システム101は、モジュール201−i(i=1〜12)およびスイッチ301−j(j=1〜5)を備える。
モジュール201−iは、例えば、システムボードやI/Oボード等の装置である。モジュール201−iは、フィルタパケット情報202−iを有する。モジュール201−iは、フィルタパケット情報202−iを用いて、トランザクションレイヤパケットの固定値領域の上書きなどの処理を行う。
スイッチ301−jは、パケットのエラーチェックやルーティング処理を行う装置である。スイッチ301−jは、フィルタパケット情報302−iを有する。
スイッチ301−jは、フィルタパケット情報302−iに基づいて、トランザクションレイヤパケットのエラーチェックを行う。
スイッチ301−1は、モジュール201−1、201−2、201−3、およびスイッチ301−3と接続している。
スイッチ301−2は、モジュール201−4、201−5、201−6、およびスイッチ301−3と接続している。
スイッチ301−3は、スイッチ301−1、301−2、301−4、301−5と接続している。
スイッチ301−4は、モジュール201−7、201−8、201−9、およびスイッチ301−3と接続している。
スイッチ301−5は、モジュール201−10、201−11、201−12、およびスイッチ301−3と接続している。
また、モジュール201とスイッチ301間、およびスイッチ301間は、PCI-Expressを用いたシリアルバスにより接続されている。モジュール201とスイッチ301間、およびスイッチ301間のパケット通信は、PCI-Express規格に基づいて行われる。
尚、以下の実施の形態の説明において、モジュール201−iは、モジュールiと表記し、スイッチ301−jは、スイッチjと表記する場合がある。
図5は、実施の形態に係るトランザクションレイヤパケットの一例である。
トランザクションレイヤパケットは、ヘッダー部とペイロード部を含み、さらにパケット全領域に対するデータ保障として、End-to-end Redundancy Check(ECRC)が付与されている。
ヘッダー部は、例えば、レングスサイズ、アドレス、パケットタイプ等の情報が記述されている。
ペイロード部は、ヘッダー部に記述された付加情報等を除いたデータ本体である。
トランザクションレイヤパケットには、装置仕様として可変値で利用する領域(可変値領域)と、装置仕様として固定値で利用する領域(固定値領域)がある。尚、ECRCは可変値であるが、可変値領域および固定値領域のどちらにも含まれないものとして説明する。
図5において、可変値領域は斜線で示し、固定値領域は白で示している。
実施の形態において、トランザクションレイヤパケットのヘッダー部の所定の領域には、装置仕様として予め定められた値(固定値)が記述される。すなわち、固定値領域は、トランザクションレイヤパケットのヘッダー部に含まれている。トランザクションレイヤパケットの固定値領域がどの位置にあるか、および該固定値領域に記述される値が何であるかは、装置仕様として予め決められている。
図6は、実施の形態に係るフィルタパケット情報を示す図である。
図6のフィルタパケット情報402は、図5のトランザクションレイヤパケット401に対応するフィルタパケット情報である。
フィルタパケット情報402は、図4のフィルタパケット情報202、302に対応する。
フィルタパケット情報402は、可変値領域/固定値領域情報テーブル403および固定値領域期待値情報テーブル404を含む。
可変値領域/固定値領域情報テーブル403は、トランザクションレイヤパケット401の固定値領域と可変値領域の位置を示す情報である。
可変値領域/固定値領域情報テーブル403において、固定値領域は“1”、可変値領域は“0”として表されている。
尚、固定値領域はペイロード部には無く、ヘッダー部にのみ存在するので、可変値領域/固定値領域情報テーブル403は、ヘッダー部の固定値領域と可変値領域の位置のみを示し、ペイロード部の可変値領域の位置は省略しても良い。
固定値領域期待値情報テーブル404は、トランザクションレイヤパケット401において、装置仕様として固定値領域に記述される値(期待値)を示す情報である。
固定値領域期待値情報テーブル404において、トランザクションレイヤパケット401の固定値領域に対応する領域には、当該固定値領域の期待値(“0”または“1”)が記述されている。また、固定値領域期待値情報テーブル404において、斜線で示すトランザクションレイヤパケット401の可変値領域に対応する領域には、任意の値を示す“-”が記述されている。
尚、固定値領域はペイロード部には無く、ヘッダー部にのみ存在するので、固定値領域期待値情報テーブル404は、ヘッダー部の固定値領域の期待値および可変値領域の任意の値を示す情報のみを示し、ペイロード部の可変値領域の任意の値を示す情報は省略しても良い。
図7は、実施の形態に係るモジュールの詳細な構成図である。
モジュール201−iは、パケット処理部211−iおよびRead Only Memory(ROM)271−iを備える。
パケット処理部211−iは、TL送信部221−i、TL受信部231−i、メモリ制御部241−i、DL制御部251−i、およびPHY制御部261−iを備える。
パケット処理部211−iは、パケットの生成やエラーチェック等の処理を行う。パケット処理部211−iは、例えば、ハードウェア回路やプロセッサ等により実現される。
TL送信部221−iおよびTL受信部231−iは、トランザクションレイヤの送受信制御を行う。
TL送信部221−iは、TLパケット生成部222−iおよびTLパケット送信制御部224−iを備える。
TLパケット生成部222−iは、ECRC付加回路223−iを備える。
TLパケット生成部222−iは、上位層のソフトウェアレイヤからの新規パケット生成リクエスト、または、応答制御部235−iからの指示に基づいて、トランザクションレイヤパケットを生成する。
ECRC付加回路223−iは、トランザクションレイヤパケットに対するECRCコードを生成し、トランザクションレイヤパケットに付加する。ECRCが付加されたトランザクションレイヤパケットは、TLパケット送信制御部224−iに送信される。
TLパケット送信制御部224−iは、送信パケット記録部225−iを備える。
TLパケット送信制御部224−iは、トランザクションレイヤパケットをDL制御部251−iに送信する。TLパケット送信制御部224−iは、再送制御部236−iから再送指示を受信した場合、送信パケット記録部225−iの情報からトランザクションレイヤパケットを再送する。
送信パケット記録部225−iは、TLパケット生成部222−iから受信したトランザクションレイヤパケットを記録する。
TL受信部231−iは、固定値領域上書き部232−i、ECRCエラーチェック部233−i、受信TLパケット解析部234−i、応答制御部235−i、および再送制御部236−iを備える。
固定値領域上書き部232−iは、メモリ制御部241−iからフィルタパケット情報272−iを受信し、フィルタパケット情報272−iに基づいて、トランザクションレイヤパケットの固定値領域の上書きを行う。詳細には、固定値領域上書き部232−iは、可変値領域/固定値領域情報テーブル403に基づいて、DL制御部251−iから受信したトランザクションレイヤパケットの固定値領域の位置を判別する。そして、固定値領域上書き部232−iは、DL制御部251−iから受信したトランザクションレイヤパケットの固定値領域を固定値領域期待値情報テーブル404の期待値に上書きする。
ECRCエラーチェック部233−iは、固定値領域上書き部232−iから受信したトランザクションレイヤパケットのECRCエラーをチェックする。ECRCエラーチェック部233−iは、トランザクションレイヤパケットとエラーチェックの結果を受信TLパケット解析部234−iに送信する。
受信TLパケット解析部234−iは、ECRCエラーチェック部233−iから受信したトランザクションレイヤパケットを解析し、解析結果に基づいた処理を行う。詳細には、トランザクションレイヤパケットがNon Posted Packetの場合、受信TLパケット解析部234−iは、ECRCエラーチェック部233−iからの結果とトランザクションレイヤパケットの解析結果に基づいて、応答制御部235−iに応答処理を指示する。トランザクションレイヤパケットが応答Completion Packetの場合、受信TLパケット解析部234−iは、ECRCエラーチェック部233−iからの結果がエラー検出であれば、再送制御部236−iに再送処理を指示し、ECRCエラーチェック部233−iからの結果がエラー未検出であれば、上位層のソフトウェアレイヤへ応答内容を送信する。
応答制御部235−iは、受信TLパケット解析部234−iからの指示に基づいて、TLパケット生成部222−iに応答Completion Packetの生成を指示する。
再送制御部236−iは、受信TLパケット解析部234−iからの指示に基づいて、TLパケット送信制御部224−iにパケットの再送を指示する。
メモリ制御部241−iは、ROM271−iからフィルタパケット情報272−iを読み出し、読み出したフィルタパケット情報272−iをフィルタパケット情報格納部242−iに格納する。また、メモリ制御部241−iは、フィルタパケット情報272−iを固定値領域上書き部232−iに出力する。
フィルタパケット情報格納部242−jは、ROM271−iから読み出されたフィルタパケット情報272−iを格納する。
DL制御部251−iは、データリンクレイヤの送受信制御を行う。
PHY制御部261−iは、フィジカルレイヤの送受信制御を行う。
ROM271−iは、フィルタパケット情報272−iを格納する。フィルタパケット情報272−iは、図4のフィルタパケット情報202−i、図6のフィルタパケット情報402に対応する。
ROM271−iは、メモリの一例であり、Random Access Memory(RAM)等を用いても良い。
図8は、実施の形態に係るスイッチの詳細な構成図である。
スイッチ301−jは、スイッチ回路311−jおよびROM371を備える。
スイッチ回路311−jは、ポート321−j−k(k=1〜4)、メモリ制御部351−j、およびルーティング部361−jを備える。
ポート321−j−kは、スイッチ301−jと接続する装置との間のデータの入出力を行うインタフェースである。
ポート321−j−2〜321−j−4は、ポート321−j−1と同様の構成および機能を有するため、図8ではポート321−j−1のみ詳細を記載する。
ポート321−j−1は、PHY制御部322−j−1、DL制御部323−j−1、TL受信部331−j−1、およびTL送信部341−j−1を備える。
PHY制御部322−j−1は、フィジカルレイヤの送受信制御を行う。
DL制御部323−j−1は、データリンクレイヤの送受信制御を行う。
TL受信部331−j−1およびTL送信部341−j−1は、トランザクションレイヤの送受信制御を行う。
TL受信部331−j−1は、固定値領域期待値チェック部332−j−1およびエラー応答制御部333−j−1を備える。
固定値領域期待値チェック部332−j−1は、メモリ制御部351−jからフィルタパケット情報372−jを受信し、フィルタパケット情報372−jに基づいて、トランザクションレイヤパケットの固定値領域の値をチェックする。詳細には、固定値領域期待値チェック部332−j−1は、可変値領域/固定値領域情報テーブル403に基づいて、DL制御部323−j−1から受信したトランザクションレイヤパケットの固定値領域の位置を判別する。そして、固定値領域期待値チェック部332−j−1は、DL制御部323−j−1から受信したトランザクションレイヤパケットの固定値領域の値と固定値領域期待値情報テーブル404の期待値とを比較し、固定値領域の値と期待値とが一致するか否かチェックする(期待値チェック)。
固定値領域の値と期待値とが一致した場合(エラーを検出しなかった場合)、固定値領域期待値チェック部332−j−1は、ルーティング部361−jにトランザクションレイヤパケットを転送する。
固定値領域の値と期待値とが一致しなかった場合(エラーを検出した場合)、固定値領域期待値チェック部332−j−1は、エラー応答制御部333−j−1にエラー応答を指示する。
エラー応答制御部333−j−1は、固定値領域期待値チェック部332−j−1からの指示に応じて、エラー応答パケット生成部342−j−1にエラー応答パケットの生成を指示する。
TL送信部341−j−1は、エラー応答パケット生成部342−j−1およびTLパケット送信制御部343−j−1を備える。
エラー応答パケット生成部342−j−1は、ECRC付加回路344−j−1を備える。
エラー応答パケット生成部342−j−1は、エラー応答制御部333−j−1から指示に基づいて、エラー応答のトランザクションレイヤパケットを生成する。
ECRC付加回路344−j−1は、エラー応答のトランザクションレイヤパケットに対するECRCコードを生成し、トランザクションレイヤパケットに付加する。ECRCが付加されたトランザクションレイヤパケットは、TLパケット送信制御部343−j−1に送信される。
TLパケット送信制御部343−j−1は、受信したトランザクションレイヤパケットをDL制御部323−j−1に送信する。
メモリ制御部351−jは、フィルタパケット情報格納部352−jを備える。
メモリ制御部351−jは、ROM371−iからフィルタパケット情報372−jを読み出し、読み出したフィルタパケット情報372−jをフィルタパケット情報格納部352−jに格納する。また、メモリ制御部351−jは、フィルタパケット情報372−jを各ポート321−j−kの固定値領域期待値チェック部332に出力する。
フィルタパケット情報格納部352−jは、ROM371−iから読み出されたフィルタパケット情報372−jを格納する。
ルーティング部361−jは、各ポート321−j−kのTL受信部331から受信したトランザクションレイヤパケットを解析し、パケットの送信先に該当するポート321−j−kのTL送信部341にパケットをルーティングする。
ROM371−iは、フィルタパケット情報372−iを格納する。フィルタパケット情報372−iは、図4のフィルタパケット情報302−i、図6のフィルタパケット情報402に対応する。
ROM371−iは、メモリの一例であり、RAM等を用いても良い。
図9は、実施の形態に係るシステムの詳細な構成図である。
図9のシステム101においては、モジュール201−1、201−2、201−7、201−8およびスイッチ301−1、301−3、301−4のみ記載し、モジュール201−3〜201−6、201−9〜201−12およびスイッチ301−2、301−5の記載は省略している。また、スイッチ301−3の詳細な構成の記載は省略している。
図10は、実施の形態に係るパケット通信処理のフローチャートである。
ここでは、モジュール201−1(送信元モジュール)からスイッチ301−m(m=1、3、4)を介してモジュール201−7(送信先モジュール)にパケットを送信する場合の処理について説明する。
ステップS501において、モジュール201−1のメモリ制御部241−1は、ROM271−1からフィルタパケット情報272−1を読み出し、フィルタパケット情報272−1に固定値領域上書き部232に送信する。これにより、固定値領域上書き部232は、フィルタパケット情報272−1を認識し、フィルタパケット情報272−1を利用可能となる。
ステップS502において、スイッチ301−mのメモリ制御部351−mは、ROM371−mからフィルタパケット情報372−mを読み出し、固定値領域期待値チェック部332−m−kに送信する。これにより、固定値領域期待値チェック部332−m−kは、フィルタパケット情報372−mを認識し、フィルタパケット情報372−mを利用可能となる。
ステップS503において、モジュール201−7のメモリ制御部241−7は、ROM271−7からフィルタパケット情報272−7を読み出し、フィルタパケット情報272−7に固定値領域上書き部232−7に送信する。これにより、固定値領域上書き部232−7は、フィルタパケット情報272−7を認識し、フィルタパケット情報272−7を利用可能となる。
上述のフィルタパケット情報272−1、272−2、372−mの読み出しは、例えば、それぞれモジュール201−1、201−7またはスイッチ301−mの電源がオンとなったときに実行される。
ステップS504において、モジュール201−1は、モジュール201−7へパケット(送信パケット)を送信する。
ステップS505において、スイッチ301−1は、送信パケットを受信する。そして、TL受信部331−1−1は、PHY制御部322−1−1およびDL制御部323−1−1を介して、トランザクションレイヤパケットを受信する。
ステップS506において、固定値領域期待値チェック部332−1−1は、トランザクションレイヤパケットの固定値領域の値とフィルタパケット情報372−1の固定値領域期待値情報テーブル404の期待値とを比較し、一致するか否かチェックする(期待値チェック)。尚、固定値領域期待値チェック部332−1−1は、トランザクションレイヤパケット401の固定値領域の位置を、フィルタパケット情報372−1の可変値領域/固定値領域情報テーブル403を参照して判断する。固定値領域の値と期待値が一致する場合、すなわちエラー未検出(エラー無し)の場合、制御はステップS510に進み、固定値領域の値と期待値が一致しない場合、すなわちエラー検出(エラー有り)の場合、制御はステップS507に進む。
ステップS507において、固定値領域期待値チェック部332−1−1は、エラー応答制御部333−1−1にエラー応答を指示する。エラー応答制御部333−1−1は、エラー応答パケット生成部342−1−1にエラー応答パケットの生成を指示する。生成されたエラー応答パケットは、スイッチ301−1からモジュール201−1に送信される。
ステップS508において、モジュール201−1は、エラー応答パケットを受信する。
ステップS509において、モジュール201−1は、パケット(再送パケット)を再送する。以下、再送パケットを送信パケットとして、ステップS505以降と同様の処理が実行される。
ステップS510において、固定値領域期待値チェック部332−1−1は、トランザクションレイヤパケットをルーティング部361−1に転送する。トランザクションレイヤパケットは、ルーティング部361−1からポート321−1−4に転送され、ポート321−1−4において、トランザクションレイヤやデータリンクレイヤ等の処理が行われる。そして、ポート321−1−4からスイッチ301−3に送信パケットが送信される。
以下、スイッチ301−3において、スイッチ301−1と同様に、固定値領域の期待値チェック等の処理が行われ、送信パケットは、スイッチ301−4へ転送される。さらに、スイッチ301−4においても、スイッチ301−1と同様に、固定値領域の期待値チェック等の処理が行われ、送信パケットは、モジュール201−7へ転送される。
ステップS511において、モジュール201−7は、送信パケットを受信する。そして、TL受信部231−7は、PHY制御部261−1およびDL制御部251−1を介して、トランザクションパケット401を受信する。
ステップS512において、固定値領域上書き部232−7は、トランザクションパケット401の固定値領域の値をフィルタパケット情報272−7の固定値領域期待値情報テーブル404の期待値で上書きする。尚、固定値領域上書き部232−7は、トランザクションレイヤパケット401の固定値領域の位置を、フィルタパケット情報272−7の可変値領域/固定値領域情報テーブル403を用いて判断する。
ステップS513において、ECRCエラーチェック部233−7は、固定値領域が上書きされたトランザクションパケットに対するエラーをチェックする。エラーが検出された場合、制御はステップS514に進み、エラーが検出されなかった場合、制御はステップS515に進む。
ステップS514において、モジュール201−7は、エラー応答パケットをモジュール201−1に送信する。
ステップS515において、モジュール201−7は、正常応答パケットをモジュール201−1に送信する。
ステップS516において、スイッチ301−4は、応答パケット(正常応答パケットまたはエラー応答パケット)を受信する。そして、TL受信部331−4−1は、PHY制御部322−4−1およびDL制御部323−4−1を介して、トランザクションレイヤパケットを受信する。
ステップS517において、TL受信部331−4−1は、応答パケットのトランザクションレイヤパケットに対する期待値チェックを行う。期待値チェックの処理は、ステップS506と同様であるので説明は省略する。固定値領域の値と期待値が一致する場合、すなわちエラー未検出(エラー無し)の場合、制御はステップS519に進み、固定値領域の値と期待値が一致しない場合、すなわちエラー検出(エラー有り)の場合、制御はステップS518に進む。
ステップS518において、TL送信部341−4−1は、エラー応答パケットを生成する。生成されたエラー応答パケットは、スイッチ301−4からモジュール201−7に送信される。
ステップS519において、固定値領域期待値チェック部332−4−1は、トランザクションレイヤパケットをルーティング部361−4に転送する。トランザクションレイヤパケットは、ルーティング部361−1からポート321−4−4に転送され、ポート321−4−4において、トランザクションレイヤやデータリンクレイヤ等の処理が行われる。そして、ポート321−4−4からスイッチ301−3に応答パケットが送信される。
以下、スイッチ301−3において、スイッチ301−4と同様に、固定値領域の期待値チェック等の処理が行われ、応答パケットは、スイッチ301−1へ転送される。さらに、スイッチ301−1においても、スイッチ301−4と同様に、固定値領域の期待値チェック等の処理が行われ、応答パケットは、モジュール201−1へ転送される。
ステップS520において、モジュール201−1は、応答パケットを受信する。
ステップS521において、モジュール201−1は、ステップS520で受信した応答パケットがエラー応答パケットである場合、パケット(再送パケット)を再送する。以下、再送パケットを送信パケットとして、ステップS505以降と同様の処理が実行される。
図11は、実施の形態に係るパケット通信処理を示す図である。
図11では、モジュール201−1(送信元モジュール)からスイッチ301−m(m=1、3、4)を介してモジュール201−7(送信先モジュール)にパケットを送信する場合の処理について記載している。
モジュール201−1において、トランザクションレイヤは、ソフトウェアレイヤからリクエストを受信し、トランザクションレイヤパケット(TLP)を生成する。トランザクションレイヤパケットは、データリンクレイヤに送られ、データリンクレイヤでデータリンクレイヤパケット(DLLP)が生成される。
データリンクレイヤパケットは、フィジカルレイヤに送られ、フィジカルレイヤでオーダードセットが生成される。
TLP、DLLP、およびオーダードセットを含む送信パケットは、メカニカルレイヤに送られ、スイッチ301−1に送信される。
スイッチ301−1のメカニカルレイヤは送信パケットを受信し、フィジカルレイヤへ送信する。フィジカルレイヤは、データリンクレイヤパケットおよびトランザクションレイヤパケットをデータリンクレイヤに送信する。データリンクレイヤは、トランザクションレイヤパケットをトランザクションレイヤに送信する。
スイッチ301−1のトランザクションレイヤは、フィルタパケット情報に基づいてトランザクションレイヤパケットの期待値チェックを行う。エラーが無い場合、トランザクションレイヤパケットはルーティング部361−1に送信される。
以下、データリンクレイヤでのDLLPの生成やフィジカルレイヤでのオーダードセットの生成が行われ、送信パケットは、スイッチ301−3に送信され、さらにスイッチ301−3からスイッチ301−4を介して、モジュール201−7に送信される。
尚、スイッチ301−3、301−4のトランザクションレイヤでは、スイッチ301−1と同様に、フィルタパケット情報に基づくトランザクションレイヤパケットの期待値チェックが行われる。
モジュール201−7のトランザクションレイヤでは、フィルタパケット情報を用いた固定値領域に対する期待値の上書き、およびECRCエラーチェックが実施される。
次に、トランザクションレイヤパケットの固定値領域のデータが壊れなかった場合(正常ケース)とデータが壊れた場合のスイッチのトランザクションレイヤの処理について説明する。
図12Aは、実施の形態に係るスイッチのトランザクションレイヤの処理(エラー未検出時)を示す図である。
図12Aでは、データが壊れなかった場合のスイッチ301−1のトランザクションレイヤにおける処理を示す。
スイッチ301−1のTL受信部331−1−1は、トランザクションレイヤパケット401を受信する。
固定値領域期待値チェック部332−1−1は、トランザクションレイヤパケット401の固定値領域の値と固定値領域期待値情報テーブル404の期待値とを比較し、一致するか否かチェックする(期待値チェック)。尚、トランザクションレイヤパケット401の固定値領域の位置は、フィルタパケット情報372−1の可変値領域/固定値領域情報テーブル403を参照して判断する。
図12Aでは、トランザクションレイヤパケット401のデータは壊れていないので、トランザクションレイヤパケット401の固定値領域の値と固定値領域期待値情報テーブル404の期待値とは一致し、エラー無しと判定される。
固定値領域期待値チェック部332−1−1は、トランザクションレイヤパケット401をルーティング部361−1に転送する。
図12Bは、実施の形態に係るスイッチのトランザクションレイヤの処理(エラー検出時)を示す図である。
図12Bでは、トランザクションレイヤパケットの固定値領域のデータが壊れた場合のスイッチ301−1のトランザクションレイヤにおける処理を示す。
スイッチ301−1のTL受信部331−1−1は、トランザクションレイヤパケット401を受信する。
ここで、スイッチ301−1内において、トランザクションレイヤパケット401の固定値領域のデータが壊れたものとする。
固定値領域期待値チェック部332−1−1は、トランザクションレイヤパケット401の固定値領域の値と固定値領域期待値情報テーブル404の期待値とを比較し、一致するか否かチェックする(期待値チェック)。尚、トランザクションレイヤパケット401の固定値領域の位置は、フィルタパケット情報372−1の可変値領域/固定値領域情報テーブル403を参照して判断する。
図12Bでは、トランザクションレイヤパケット401の固定値領域のデータは壊れているので、トランザクションレイヤパケット401の固定値領域の値と固定値領域期待値情報テーブル404の期待値とは一致せず、エラー検出と判定される。
固定値領域期待値チェック部332−1−1は、エラー応答制御部333−1−1にエラー応答を指示する。
エラー応答制御部333−3−1は、固定値領域期待値チェック部332−1−1からの指示に応じて、エラー応答パケット生成部342−1−1にエラー応答パケットの生成を指示する。
指示を受けたエラー応答パケット生成部342−1−1は、エラー応答パケットを生成する。
生成されたエラー応答パケットは、送信元モジュールに送信される。
次に、実施の形態と従来技術のトランザクションレイヤパケットの固定値領域のデータが壊れた場合のスイッチの処理について比較する。
図13は、従来技術に係るパケット通信を示す図である。
図13では、モジュール(送信元モジュール)1011−1からモジュール(送信先モジュール)1011−7にパケットを送信する場合について説明する。
先ず、モジュール1011−1は、トランザクションレイヤパケットを含む送信パケットP1を生成し、モジュール1011−7に送信する。
送信パケットP1は、スイッチ1031−1に到着する。
スイッチ1031−1の内部において、送信パケットのトランザクションレイヤパケットの固定値領域のデータが壊れたものとする。
データが壊れた送信パケットP1’は、スイッチ1031−1からスイッチ1031−3に転送され、さらにスイッチ1031−4を介して、モジュール1011−7に到着する。
モジュール1011−7では、データが壊れた送信パケットP1’に対するECRCエラーチェックが行われ、エラーが検出される。モジュール1011−7は、送信元モジュール1011−1にエラー応答Completion Packet(CP)を送信する。
エラー応答CPは、スイッチ1031−4、1031−3、1031−1を介して、モジュール1011−1に到着する。
モジュール1011−1は、エラー応答CPを受信すると、再送パケット(Retry Packet:RP)をモジュール1011−7に送信する。
再送パケットは、スイッチ1031−1、1031−3、1031−4を介してモジュール1011−7に到着する。
図14は、実施の形態に係るパケット通信を示す図である。
図14では、モジュール(送信元モジュール)201−1からモジュール(送信先モジュール)201−7にパケットを送信する場合について説明する。
尚、図14では、モジュール201−4〜201−6、201−10〜201−12の記載は省略している。
先ず、モジュール201−1は、送信パケットP1を生成し、モジュール301−7に送信する。
送信パケットP1は、スイッチ301−1に到着する。
スイッチ301−1の内部において、送信パケットP1のトランザクションレイヤパケットの固定値領域のデータが壊れたものとする。
スイッチ301−1は、データが壊れた送信パケットP1’のトランザクションレイヤパケットの固定値領域の期待値チェックをフィルタパケット情報302−1に基づいて行う。
スイッチ301−1は、期待値エラーを検出し、エラー応答Completion Packet(CP)をモジュール201−1に送信する。
モジュール201−1は、エラー応答CPを受信すると、再送パケット(Retry Packet:RP)をモジュール201−7に送信する。
再送パケットは、スイッチ301−1、301−3、301−4を介してモジュール201−7に到着する。
図13で示す従来のパケット通信では、スイッチ1031−1の内部で壊れたパケットP1’は、スイッチ1031−1から後段の送信先モジュール1011−7まで転送される。そして、モジュール1011−7で初めてECRCエラーが検出され、モジュール1011−7からモジュール1011−1にエラー応答が返される。そして、エラー応答を受信したモジュール1011−1は、パケットを再送する。
それに対し、図14に示す実施の形態のパケット通信では、スイッチ301−1はフィルタパケット情報302−1を用いて、固定値領域の期待値チェックを行い、エラーを検出し、エラー応答をモジュール201−1に応答している。エラー応答を受信したモジュール201−1は、パケットを再送する。
このように、実施の形態のパケット通信では、スイッチ301−1内部で壊れたパケットP1’は、後段のスイッチ301−3、301−4、およびモジュール201−7に転送されないので、後段のネットワークの帯域の転送レートが低下するのを抑止できる。
次に、従来技術と実施の形態におけるデータの壊れ方に対するスイッチの処理について比較する。
図15は、従来技術に係るトランザクションレイヤパケットの状態とスイッチの処理を示す図である。
図16は、実施の形態に係るトランザクションレイヤパケットの状態とスイッチの処理を示す図である。
図15、16は、スイッチが受信したトランザクションレイヤパケットの可変値領域と固定値領域がそれぞれ正常な場合とエラー(異常)がある場合に対するスイッチの処理を示している。
尚、図15はモジュール(送信元モジュール)1011−1からモジュール(送信先モジュール)1011−7への送信パケットを受信したスイッチ1031−1の処理を示し、図16はモジュール(送信元モジュール)201−1からモジュール(送信先モジュール)201−7への送信パケットを受信したスイッチ301−1の処理を示す。
図15、16を参照すると、ケース1(可変値領域が正常、固定値領域が正常)およびケース3(可変値領域が異常、固定値領域が正常)の場合、従来技術および実施の形態において、処理に差異は無い。すなわち、従来技術および実施の形態の両方ともに送信パケットは、送信先モジュールまで転送される。
ケース2(可変値領域が正常、固定値領域が異常)およびケース4(可変値領域が異常、固定値領域が異常)の場合、従来技術では、スイッチ1031−1においてトランザクションレイヤパケットのエラーチェックは行われない。よって、トランザクションレイヤパケットは、スイッチ1031−1からスイッチ1031−3に転送され、さらにスイッチ1031−4を介してモジュール1011−7に到着する。
一方、ケース2(可変値領域が正常、固定値領域が異常)およびケース4(可変値領域が異常、固定値領域が異常)の場合、実施の形態では、スイッチ301−1は、トランザクションレイヤパケットの固定値領域のエラーチェックを行う。そのため、ケース2およびケース4では、スイッチ301−1でエラーが検出され、送信元のモジュール201−1にエラー応答が返送される。すなわち、後段のスイッチ301−3、301−4、およびモジュール201−7には、送信パケットは転送されない。
上述のように、ケース2(可変値領域が正常、固定値領域が異常)およびケース4(可変値領域が異常、固定値領域が異常)の場合、実施の形態では、固定値領域のエラーが検出されたスイッチの後段の装置へ送信パケットは転送されないので、後段のネットワークの帯域の転送レートが低下するのを抑止できる。
次に、実施の形態と従来技術のトランザクションレイヤパケットの固定値領域のデータが壊れた場合のモジュールの処理について比較する。
図17は、実施の形態に係るモジュールのエラーチェック処理を示す図である。
図17では、モジュール(送信元モジュール)201−1からモジュール(送信先モジュール)201−7にパケットを送信する場合について説明する。
先ず、モジュール201−1は、トランザクションレイヤパケット401を生成し、モジュール201−7に送信する。
トランザクションレイヤパケット401は、送信経路の途中で固定値領域のデータが壊れたとする。また、可変値領域のデータは、壊れなかったものとする。尚、送信経路のスイッチ301−1、301−3、301−4において、期待値チェックは行なわれないものとする。
固定値領域のデータが壊れたトランザクションレイヤパケット401’は、モジュール201−7に到着する。
モジュール201−7は、フィルタパケット情報202−7の固定値領域期待値情報テーブル404を用いて、トランザクションレイヤパケット401’の固定値領域を固定値領域期待値情報テーブル404の期待値で上書きする。
それにより、固定値領域のデータが壊れたトランザクションレイヤパケット401’は、正常なトランザクションレイヤパケット401となる。
固定値領域が期待値で上書きされたトランザクションレイヤパケット401に対して、モジュール201−7でECRCエラーチェックが行われ、エラーは検出されず、パケットは正常に受信されたと判断される。
モジュール201−7は、モジュール201−1にCompletion Packet(正常応答パケット)を送信する。
図18は、従来技術に係るモジュールのエラーチェック処理を示す図である。
図18では、モジュール(送信元モジュール)1011−1からモジュール(送信先モジュール)1011−7にパケットを送信する場合について説明する。
先ず、モジュール1011−1は、トランザクションレイヤパケット401を生成し、モジュール1011−7に送信する。
トランザクションレイヤパケット401は、送信経路の途中で固定値領域のデータが壊れたとする。また、可変値領域のデータは、壊れなかったものとする。
固定値領域のデータが壊れたトランザクションレイヤパケット401’は、モジュール1011−7に到着する。
固定値領域のデータが壊れたトランザクションレイヤパケット401’に対して、モジュール1011−7でECRCエラーチェックが行われ、エラーが検出される。
モジュール1011−7は、モジュール1011−1にエラー応答を行い、モジュール1011−1は、パケット(Retry Packet)を再送する。
上述のように、従来の送信先モジュールは装置仕様として固定値で利用する領域(固定値領域)のデータのみが壊れた場合であっても、トランザクションレイヤではパケット全ての領域を対象にECRCエラーチェックを行うため、このパケットをエラーとして処理してしまう。エラー応答を受けた送信元モジュールは再送を行うため、ネットワークに再送処理分の負荷がかかってしまう。
一方、図17の実施の形態では、送信先モジュールは、固定値領域をフィルタパケット情報で定義された期待値に強制的に上書きして修正し、トランザクションレイヤ全体のECRCエラーチェックを行っている。そのため、装置仕様として固定値で利用する領域のデータのみが壊れていた場合でも、結果として正常パケットとして処理されるため、送信元モジュールの再送が実施されなくてすみ、その再送処理分の負荷が軽減される。
次に、従来技術と実施の形態におけるデータの壊れ方に対するモジュールの処理について比較する。
図19は、従来技術に係るトランザクションレイヤパケットの状態とモジュールの処理結果を示す図である。
図20は、実施の形態に係るトランザクションレイヤパケットの状態とモジュールの処理結果を示す図である。
図19、20は、モジュールが受信したトランザクションレイヤパケットの可変値領域と固定値領域がそれぞれ正常な場合とエラー(異常)がある場合に対するモジュールの処理結果を示している。
図19、20を参照すると、ケース1(可変値領域が正常、固定値領域が正常)、ケース3(可変値領域が異常、固定値領域が正常)、およびケース4(可変値領域が異常、固定値領域が異常)の場合、従来技術および実施の形態において、処理結果に差異は無い。
ケース2(可変値領域が正常、固定値領域が異常)の場合、従来技術では、モジュールにおいてECRCエラーが検出され、パケットの再送が行われる。一方、ケース2(可変値領域が正常、固定値領域が異常)の場合、実施の形態では、モジュールが受信したトランザクションレイヤの固定値領域は期待値で上書きされるため、固定値領域の値は正常な値となる。それにより、ECRCエラーは検出されず、正常なパケットの受信処理が行われる。
上述のように、ケース2(可変値領域が正常、固定値領域が異常)の場合、従来技術では、パケットの再送が行われていたが、実施の形態では、パケットの再送が行われないため、転送レートの低下が抑止される。
実施の形態のスイッチによれば、受信したトランザクションレイヤパケットの固定値領域の期待値チェックを行い、エラーが検出された場合に、可変値領域のデータも壊れている可能性があるので、エラー応答を送信元モジュールに応答する。このように、実施の形態のスイッチは、エラーが検出されたパケットを後段の装置に転送しないため、エラーを検出したスイッチと送信先のモジュールとの間の転送レートが低下するのを防ぐことができる。
実施の形態のモジュールによれば、受信したトランザクションレイヤパケットの固定値領域のデータが壊れていたとしても、固定値領域を期待値で上書きするため、エラーが検出されず、パケットの再送が行われない。それにより、転送レートの低下を防ぐことができる。
本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成を取ることができる。
実施の形態のシステムにおいて、実施の形態のモジュールおよびスイッチを同時に用いる構成でなくても良い。例えば、実施の形態のシステムにおいて、モジュールは実施の形態のモジュールを用い、スイッチは従来のスイッチを用いる構成でもよい。また、実施の形態のシステムにおいて、モジュールは従来のモジュールを用い、スイッチは実施の形態のスイッチを用いる構成でも良い。
また、実施の形態のシステムにおいて、送信元モジュールと送信先モジュールをスイッチを介さずに直接接続する構成としても良い。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
パケットを送信する送信装置と、前記送信装置とスイッチ装置を介して接続し、前記パケットを受信する受信装置と、を有するシステムにおいて、
前記スイッチ装置は、
トランザクションレイヤパケットにおいて値が予め決められている領域である固定値領域の期待値を示す第1の期待値情報を格納する第1のメモリと、
前記送信装置から受信したトランザクションレイヤパケットの前記固定値領域の値と前記期待値とを比較し、前記固定値領域の値と前記期待値とが異なっている場合に前記送信装置にエラーを応答するスイッチ制御部と、
を備えることを特徴とするシステム。
(付記2)
前記受信装置は、
前記固定値領域の前記期待値を示す第2の期待値情報を格納する第2のメモリと、
前記スイッチから受信したトランザクションレイヤパケットの固定値領域の値を前記期待値で上書きする上書き部と、
前記期待値で上書きされたトランザクションレイヤパケットのエラーチェックを行うエラーチェック部と、
を備えることを特徴とする付記1記載のシステム。
(付記3)
前記第1のメモリは、前記固定値領域の位置を示す第1の固定値領域情報をさらに格納し、
前記スイッチ制御部は、前記第1の固定値領域情報に基づいて、前記トランザクションレイヤパケットの前記固定値領域の位置を判別することを特徴と付記1または2記載のシステム。
(付記4)
前記第2のメモリは、前記固定値領域の位置を示す第2の固定値領域情報をさらに格納し、
前記上書き部は、前記第2の固定値領域情報に基づいて、前記トランザクションレイヤパケットの前記固定値領域の位置を判別することを特徴と付記2または3記載のシステム。
(付記5)
パケットを送信する送信装置と、前記送信装置とスイッチ装置を介して接続し、前記パケットを受信する受信装置と、を有するシステムが実行する通信方法であって、
前記スイッチ装置は、
トランザクションレイヤパケットにおいて値が予め決められている領域である固定値領域の期待値を示す第1の期待値情報を格納する第1のメモリを備え、
前記送信装置から受信したトランザクションレイヤパケットの前記固定値領域の値と前記期待値とを比較し、
前記固定値領域の値と前記期待値とが異なっている場合に前記送信装置にエラーを応答することを特徴とする通信方法。
(付記6)
前記受信装置は、
前記固定値領域の前記期待値を示す第2の期待値情報を格納する第2のメモリを備え、
前記スイッチから受信したトランザクションレイヤパケットの固定値領域の値を前記期待値で上書きし、
前記期待値で上書きされたトランザクションレイヤパケットのエラーチェックを行うことを特徴とする付記5記載の通信方法。
(付記7)
前記第1のメモリは、前記固定値領域の位置を示す第1の固定値領域情報をさらに格納し、
前記スイッチ装置は、前記第1の固定値領域情報に基づいて、前記トランザクションレイヤパケットの前記固定値領域の位置を判別することを特徴と付記5または6記載の通信方法。
(付記8)
前記第2のメモリは、前記固定値領域の位置を示す第2の固定値領域情報をさらに格納し、
前記受信装置は、前記第2の固定値領域情報に基づいて、前記トランザクションレイヤパケットの前記固定値領域の位置を判別することを特徴と付記6または7記載の通信方法。
101 システム
201 モジュール
202 フィルタパケット情報
211 パケット処理部
221 TL送信部
222 TLパケット生成部
223 ECRC付加回路
224 TLパケット送信制御部
225 送信パケット記録部
231 TL受信部
232 固定値領域上書き部
233 ECRCエラーチェック部
234 受信TLパケット解析部
235 応答制御部
236 再送制御部
241 メモリ制御部
251 DL制御部
261 PHY制御部
271 ROM
301 スイッチ
302 フィルタパケット情報
311 スイッチ回路
321 ポート
322 PHY制御部
323 DL制御部
331 TL受信部
332 固定値領域期待値チェック部
333 エラー応答制御部
341 TL送信部
342 エラー応答パケット生成部
343 TLパケット送信制御部
344 ECRC付加回路
351 メモリ制御部
352 フィルタパケット情報格納部
361 ルーティング部
371 ROM
401 トランザクションレイヤパケット
402 パケットフィルタ情報
403 可変値領域/固定値領域情報テーブル
404 固定値領域期待値情報テーブル
1001 システム
1011 モジュール
1031 スイッチ

Claims (5)

  1. パケットを送信する送信装置と、前記送信装置とスイッチ装置を介して接続し、前記パケットを受信する受信装置と、を有するシステムにおいて、
    前記スイッチ装置は、
    トランザクションレイヤパケットにおいて値が予め決められている領域である固定値領域の期待値を示す第1の期待値情報を格納する第1のメモリと、
    前記送信装置から受信したトランザクションレイヤパケットの前記固定値領域の値と前記期待値とを比較し、前記固定値領域の値と前記期待値とが異なっている場合に前記送信装置にエラーを応答するスイッチ制御部と、
    を備えることを特徴とするシステム。
  2. 前記受信装置は、
    前記固定値領域の前記期待値を示す第2の期待値情報を格納する第2のメモリと、
    前記スイッチから受信したトランザクションレイヤパケットの固定値領域の値を前記期待値で上書きする上書き部と、
    前記期待値で上書きされたトランザクションレイヤパケットのエラーチェックを行うエラーチェック部と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  3. 前記第1のメモリは、前記固定値領域の位置を示す第1の固定値領域情報をさらに格納し、
    前記スイッチ制御部は、前記第1の固定値領域情報に基づいて、前記トランザクションレイヤパケットの前記固定値領域の位置を判別することを特徴と請求項1または2記載のシステム。
  4. 前記第2のメモリは、前記固定値領域の位置を示す第2の固定値領域情報をさらに格納し、
    前記上書き部は、前記第2の固定値領域情報に基づいて、前記トランザクションレイヤパケットの前記固定値領域の位置を判別することを特徴と請求項2または3記載のシステム。
  5. パケットを送信する送信装置と、前記送信装置とスイッチ装置を介して接続し、前記パケットを受信する受信装置と、を有するシステムが実行する通信方法であって、
    前記スイッチ装置は、
    トランザクションレイヤパケットにおいて値が予め決められている領域である固定値領域の期待値を示す第1の期待値情報を格納する第1のメモリを備え、
    前記送信装置から受信したトランザクションレイヤパケットの前記固定値領域の値と前記期待値とを比較し、
    前記固定値領域の値と前記期待値とが異なっている場合に前記送信装置にエラーを応答することを特徴とする通信方法。
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