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JP2014029945A - 部品実装システム - Google Patents

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Abstract

【課題】基板に新規に実装される部品が部品実装装置に補給された場合であっても部品検査装置における検査時間の短縮化を図ることが可能な部品実装システムを提供する。
【解決手段】この部品実装システム100は、部品2および3を基板1に実装する部品実装装置30と、部品実装装置30による部品2の基板1への実装状態を検査する部品外観検査装置40とを備える。そして、部品実装装置30に部品2および3が補給された場合に、補給された部品2および3の中で基板1に初めて実装される初品2aおよび3aに対して部品外観検査装置40により初品2aおよび3aの基板1への実装状態を検査するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、部品実装システムに関し、特に、部品実装装置と部品検査装置とを備えた部品実装システムに関する。
従来、部品実装装置と部品検査装置とを備えた部品実装システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、部品実装装置と実装基板検査装置(部品検査装置)とを備えた部品実装システム、および、この部品実装システムに適用される実装基板検査方法が開示されている。この部品実装システムに適用される実装基板検査方法においては、まず、シリアル番号などの識別情報が付された基板が順次搬入される部品実装装置において各基板に対して電子部品が実装される。その後、各基板に実装された部品情報(部品名称、部品番号、部品の形状などの個々の電子部品が特定可能な情報)が基板の識別情報とともに実装基板検査装置に送信される。そして、実装基板検査装置では、受信した個々の基板の識別情報および部品情報に基づいて、1つの基板に実装される部品毎に検査プログラムを切り換えながら順次実行して全ての実装部品の外観検査が行われるように構成されている。また、このような検査は、検査ラインを流れる全ての基板に対して繰り返し行われる。
特許第3673552号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された部品実装システムに適用される実装基板検査方法では、実装基板検査装置(部品検査装置)においては、生産ラインを流れる全ての基板(実装部品)の外観検査が行われるため、同じ種類の部品が複数枚の基板に亘って実装される場合でも、基板毎に全ての実装部品が検査されると考えられる。この場合、部品実装装置におけるオペレータによる同一部品の追加補充や新規部品への切り替え作業に伴う部品の補給が生じても、これに関係なく部品検査装置においては、補給部品の1つ目が実装された先頭の基板のみならず、補給部品の2つ目以降が実装された基板に対しても全ての補給部品が同じように検査されるため、検査時間が増大するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、基板に新規に実装される部品が部品実装装置に補給された場合であっても、部品検査装置における検査時間の短縮化を図ることが可能な部品実装システムを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面における部品実装システムは、部品を基板に実装する部品実装装置と、部品実装装置による部品の基板への実装状態を検査する部品検査装置とを備え、部品実装装置に部品が補給された場合に、補給された部品の中で基板に初めて実装される初品に対して部品検査装置により初品の基板への実装状態を検査するように構成されている。
この発明の一の局面による部品実装システムでは、上記のように、部品実装装置と部品検査装置とを備え、部品実装装置に部品が補給された場合に、補給された部品の中で基板に初めて実装される初品に対して部品検査装置により初品の基板への実装状態を検査するように構成することによって、部品検査装置においては、補給された部品の中で基板に初めて実装される初品を対象とした基板への実装状態の検査のみが実施されるので、初品を含めた基板へ実装される全ての部品を対象とした実装状態の検査が実施されない分、検査時間が省かれる。すなわち、基板に新規に実装される部品が部品実装装置に補給された場合であっても、部品検査装置における検査時間の短縮化を図ることができる。
上記一の局面による部品実装システムにおいて、好ましくは、部品実装装置に補給される部品の情報が部品の補給時に部品実装装置に記憶可能に構成されており、部品実装装置に記憶された部品の情報に基づいて初品を判定するとともに、部品検査装置により初品の基板への実装状態を検査するように構成されている。このように構成すれば、部品の補給時に部品実装装置に記憶された部品の情報を有効に利用して、初品に対する基板への実装状態の検査実施の有無を容易に判別することができる。
上記一の局面による部品実装システムにおいて、好ましくは、部品の実装状態を撮像する撮像部をさらに備え、部品検査装置は、撮像部により撮像された初品の基板への実装状態の撮像結果に基づいて、初品の基板への実装状態を検査するように構成されている。このように構成すれば、基板に実装された初品の実装状態(外観)を撮像部を用いて撮像した結果に基づいて、初品の基板への実装状態の良否を容易に検査することができる。
上記一の局面による部品実装システムにおいて、好ましくは、部品実装装置において基板に初品が実装された際、初品および初品の実装位置に関する初品実装情報が部品検査装置に送信されるように構成されており、部品検査装置は、部品実装装置から送信された初品実装情報に基づいて、初品の基板への実装状態を検査するように構成されている。このように構成すれば、部品検査装置においては、初品実装情報に基づいて初品が実装された基板と、この基板における初品の実装位置とを確実に特定した状態で、初品の基板への実装状態(外観)を検査することができる。
上記一の局面による部品実装システムにおいて、好ましくは、部品実装装置は、部品の実装状態を撮像する撮像部を含み、部品実装装置において基板に初品が実装された場合に、撮像部により撮像された初品の基板への実装状態の撮像結果に基づいて、部品検査装置において初品の基板への実装状態を検査するように構成されている。このように構成すれば、部品実装装置において基板に初品が実装された時点で部品実装装置の撮像部を用いて初品の基板への実装状態を撮像することができるので、初品が実装された基板が部品実装装置から部品検査装置に移動された後に部品検査装置において撮像されるなどして初品の基板への実装状態が検査される場合と比較して、部品検査装置においては初品が実装された基板を搬入せずとも部品実装装置による実装状態の撮像結果に基づいた初品の実装状態の検査(良否判定)のみを行わせることができる。この結果、検査時間の短縮化を一層図ることができる。また、部品実装装置において初品の基板への実装状態が撮像された後、直ちに部品実装装置による実装状態の撮像結果に基づいた初品の実装状態の検査(良否判定)が部品検査装置において行われて実装不良が発見された場合に、実装不良が発見された時点で生産ライン(部品実装装置による実装動作)を停止させることができる。したがって、初品が実装された基板の後続の基板に対して、部品の実装不良が繰り返されることを即座に回避することができる。これによっても、実装不良を有する基板が連続して製造されない分、生産ラインの生産性を向上させることができる。
この場合、好ましくは、撮像部により撮像された初品の基板への実装状態の画像データが部品実装装置から部品検査装置に送信されるように構成されており、部品検査装置は、部品実装装置から送信された画像データに基づいて、初品の基板への実装状態を検査するように構成されている。このように構成すれば、部品検査装置においては、部品実装装置から送信された画像データに基づいた初品の基板への実装状態の検査(良否判定)を容易に行うことができる。
本発明によれば、上記のように、基板に新規に実装される部品が部品実装装置に補給された場合であっても部品検査装置における検査時間の短縮化を図ることができる。
本発明の第1実施形態による部品実装システムの構成を示したシステム図である。 本発明の第1実施形態による部品実装システムに適用される部品実装装置の構成を示した平面図である。 本発明の第1実施形態による部品実装システムに適用される部品実装装置を奥行方向(Y2方向)に沿って見た場合の側面図である。 本発明の第1実施形態による部品実装システムにおいて生産される部品実装された基板を示した平面図である。 本発明の第1実施形態による部品実装システムに適用される部品外観検査装置の構成を示した平面図である。 本発明の第1実施形態による部品実装システムに適用される部品実装装置においてオペレータが部品補給に関する段取り作業を行った際の制御部の制御処理フローを示した図である。 本発明の第1実施形態による部品実装システムに適用される部品実装装置において基板への部品の実装動作が行われる際の制御部の制御処理フローを示した図である。 本発明の第1実施形態による部品実装システムに適用される部品外観検査装置において、実装状態の検査(外観検査)が行われる際の制御部の制御処理フローを示した図である。 本発明の第2実施形態による部品実装システムに適用される部品実装装置において基板への部品の実装動作が行われる際の制御部の制御処理フローを示した図である。 本発明の第2実施形態による部品実装システムに適用される部品外観検査装置において、実装状態の検査(外観検査)が行われる際の制御部の制御処理フローを示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態による部品実装システム100の構成について説明する。
本発明の第1実施形態による部品実装システム100では、図1に示すように、回路基板製造ライン101の上流側(X1側)から下流側(X2側)に向かって、ローダ10と、印刷機20と、部品実装装置30と、部品外観検査装置40と、リフロー炉50と、アンローダ60とがこの順に配置されている。また、部品実装システム100は、ローダ10、印刷機20、部品実装装置30、部品外観検査装置40、リフロー炉50およびアンローダ60の各装置にネットワークハブ70を介して通信可能に接続された管理コンピュータ80を備えている。なお、部品外観検査装置40は、本発明の「部品検査装置」の一例である。
また、部品実装システム100を構成する各装置(ローダ10、印刷機20、部品実装装置30、部品外観検査装置40、リフロー炉50およびアンローダ60)は、各々が制御部10a〜60aを有する自立型の装置であり、各装置の動作は、各々の制御部10a〜60aにより個別に制御されている。また、管理コンピュータ80は、制御部80aと記憶部80bとを備えている。管理コンピュータ80は、制御プログラム(生産プログラム)を実行して部品実装システム100全体を統括する役割を有しており、記憶部80bには、部品実装システム100の生産に関する生産管理情報が記憶されている。すなわち、管理コンピュータ80(制御部80a)と各装置(制御部10a〜60a)とが生産計画に関する情報を随時送受信することにより、部品実装システム100において部品2および3が実装された基板1の生産が行われるように構成されている。
次に、部品実装システム100を構成する各装置の構成について説明を行う。なお、以下の説明では、部品実装装置30および部品外観検査装置40について詳細な説明を行い、ローダ10、印刷機20、リフロー炉50およびアンローダ60についての詳細な説明は省略する。
ローダ10(図1参照)は、部品2および3などが実装される前の基板(配線基板)1を保持するとともに回路基板製造ライン101に搬入する役割を有する。ここで、部品2(3)とは、LSI、IC、トランジスタ、コンデンサおよび抵抗器などの小片状の電子部品を示す。また、印刷機20は、スクリーン印刷機であり、クリーム半田を基板1の表面上に塗布する機能を有する。
部品実装装置30(図1参照)は、クリーム半田が印刷された基板1の所定の実装位置に複数の部品2を実装(搭載)する機能を有する。具体的には、部品実装装置30は、図2に示すように、基台31と、基台31上(紙面手前側)に設けられた基板搬送部32と、基板搬送部32の上方(紙面手前側)をX−Y平面に沿って移動可能なヘッドユニット33とを備えている。基板搬送部32の両側(Y1側およびY2側)には、多数列(複数)のテープフィーダ34が配置されている。各テープフィーダ34は、複数の部品2を所定の間隔を隔てて保持したテープが巻回されたリール(図示せず)を保持している。そして、リールが回転されてテープが送出されることにより、先端部から部品2が供給されるように構成されている。
また、基板搬送部32の側方(Y2側)には、テープフィーダ34に加えて、半導体パッケージ等の大型のパッケージ部品からなる部品3が複数個載置されたトレイ部35が配置されている。ここで、トレイ部35には、部品3の情報に対応付けられて作成されたバーコード35aが付されている。そして、ヘッドユニット33は、テープフィーダ34およびトレイ部35の各々から部品2および3を取得するとともに、所定の実装プログラムに基づいて基板1にこれらの部品2および3を個々に実装する機能を有している。
したがって、図4に示すように、部品実装装置30を通過した基板1には、様々な大きさ(形状)を有する複数の部品2および3が、基板1の配線パターンに従って所定の向きに向けられた状態で実装される。
また、図1に示すように、部品外観検査装置40は、光学検査装置であり、複数の部品2および3が実装されたリフロー前の基板1(図4参照)の実装状態(基板1および基板1に実装された部品2および3の外観)を、可視光を用いて検査する機能を有する。これにより、実装不良の有無が判定されて実装不良がある場合には直ちにオペレータに知らされるように構成されている。
ここで、第1実施形態では、稼動中の部品実装装置30にオペレータの段取り作業により部品2および3が補給された場合に、補給された部品2および3の中で基板1に初めて実装される初品2aおよび3a(初品部品)に対して、部品外観検査装置40によって、この初品2aおよび3aの基板1への実装状態が検査されるように構成されている。図4を参照して説明すると、たとえば、部品実装装置30により基板1に実装された部品2のうち、部品2aがこの基板1に対して初めて実装された初品2a(初品部品)であった場合に、この初品2aの実装状態のみが部品外観検査装置40において検査される。同様に、基板1に実装された部品3のうち、部品3aがこの基板1に対して初めて実装された初品3aであった場合に、この初品3aの実装状態のみが部品外観検査装置40において検査される。したがって、初品2a(3a)以外の他の複数の部品2b(3b)は、この基板1においては初めて実装される「初品」には該当しないので、部品外観検査装置40による検査が行われない。反対に、過去の生産時点において1つ目の部品2bや部品3bが初品扱いで実装された基板1が部品実装装置30を通過した際は、この点が部品実装装置30側で認識されてその時点での基板1に実装された部品2bや部品3bが、部品外観検査装置40における検査対象部品(初品部品)に指定される。
なお、オペレータより稼動中の部品実装装置30に部品2および3が補給される場合とは、たとえば、空になったテープフィーダ34(図2参照)を取り外して複数の部品2が保持された新しいテープフィーダ34に掛け替えたり、同じテープフィーダ34において部品2の残り少なくなったテープ部品に新しいテープ部品を繋ぎ合わせるスプライシングを行ったり、空になったトレイ部35(図2参照)から複数の部品3が載置された新しいトレイ部35に置き換えたりして、実装予定の部品2および3を部品実装装置30に補充することを意味している。したがって、たとえば同じ品種のICチップであっても、オペレータが部品実装装置30に新たに補給したICチップの1つ目が基板1に実装される際には、この1つ目のICチップの検査が部品外観検査装置40で行われる。この際、補給前のICチップと補給後のICチップの基板1における実装位置が同じ場所であっても、補給後に初実装となる1つ目のICチップは「初品」に該当する。このように、部品2aや3aなど、基板1に対して初めて実装される初品のみが部品外観検査装置40での外観検査の対象とされるので、たとえ検査結果に誤判定(虚報)が発生しても、オペレータが逐一対応する回数が減らされる。また、検査プログラム(検査データ)が精度不足であったとしても、オペレータの対応頻度は低いので、この検査方法を運用しても不都合は生じない。
また、第1実施形態では、部品実装装置30に補給される部品2や部品3の情報が部品の補給時に部品実装装置30に個別に記憶可能に構成されている。たとえば、オペレータがトレイ部35に載置された新規の部品3を部品実装装置30に補給する際、事前にバーコードリーダ301(図2参照)を用いてトレイ部35のバーコード35a(図2参照)を読み取らせることによって、補給される部品3の情報が部品実装装置30に記憶されるように構成されている。テープフィーダ34の掛け替え(交換)やテープスプライシング時も同様であり、バーコードリーダ301を用いてテープフィーダ34に付されたバーコード(図示せず)を読み取って補給される部品2の情報が記憶されるように構成されている。また、補給される部品の情報は、管理コンピュータ80側でも管理されている。そして、部品実装装置30に記憶された部品2や部品3の情報と、部品実装装置30に搬入された基板1の情報(基板ID)とに基づいて、各部品が上記した「初品」に該当するか否かが判定される。また、部品実装装置30での判別結果に基づいて、部品外観検査装置40により「初品」と認識された初品2a(3a)の基板1への実装状態が検査されるように構成されている。
また、部品実装装置30は、図2に示すように、ヘッドユニット33をX方向に移動可能に支持する支持部36と、支持部36全体をY方向に移動させる移動機構部37とを備える。ヘッドユニット33は、ボールナット(図示せず)が取り付けられたスライド部33aを有する。支持部36には、X方向に延びるボールネジ軸36aと、サーボモータ36bと、ボールネジ軸36aに沿って延びるガイド部36cとが設けられている。これにより、ヘッドユニット33は、スライド部33aがガイド部36cにガイドされながらボールネジ軸36aの回転とともにX方向に移動される。また、支持部36には、ボールナット36d(破線)が取り付けられるとともに、移動機構部37には、Y方向に延びるボールネジ軸37aとサーボモータ37bとが設けられている。これにより、支持部36は、ボールネジ軸37aの回転とともにボールネジ軸37aに螺合されるボールナット36dとともにY方向に移動される。したがって、ヘッドユニット33は、ボールネジ軸36aおよび37aがそれぞれ回転されて、基台31上をX−Y平面に沿って任意の位置に移動することが可能に構成されている。
また、ヘッドユニット33は、図3に示すように、スライド部33aに固定されたヘッド部33bと、ヘッド部33bの端部(X2側)に取り付けられた撮像部38とを有する。また、ヘッド部33bは、基板1と対向する下面側(Z1側)に設けられX方向に配列された複数(6個)の吸着ノズル33cをさらに有する。各々の吸着ノズル33cは、負圧発生機(図示せず)によりノズル先端部に発生させた負圧によって部品2および3を吸着して保持する機能を有する。また、基台32上には、吸着ノズル33cへの部品2の吸着状態を下方から撮像する撮像部39が搭載されている。
また、部品実装装置30は、図2に示すように、操作部300を備えている。操作部300には、上記したバーコードリーダ301が設けられており、操作部300は、キーボード302による情報入力に加えて、バーコードリーダ301により読み取った情報を入力することが可能に構成されている。また、部品実装装置30の制御部30aは、管理コンピュータ80から配信される生産プログラムおよび自己の実装プログラムに基づいて、サーボモータ36b、サーボモータ37b、吸着ノズル33cを駆動するとともに、吸着ノズル33cの負圧発生機構(図示せず)および撮像部38および39などを制御する。
また、部品実装装置30には、図3に示すように、カバー306が基台31上に設けられたケーシング307に取り付けられている。カバー306は、ケーシング307に対して上方(矢印U方向)に回動可能であり、オペレータが基板搬送部32にアクセス可能に構成されている。
部品外観検査装置40は、図5に示すように、基台41と、基台41上(紙面手前側)に設けられた基板搬送部42と、基板搬送部42の上方をX−Y平面に沿って移動可能な撮像部43とを備えている。撮像部43は、基板搬送部42上に固定された基板1に所定位置に実装(仮実装)された部品2を撮像して部品2の外観検査を行う機能を有する。
ここで、第1実施形態では、補給された部品2および3の中で基板1に初めて実装される初品2aおよび3a(初品部品)の実装状態が部品外観検査装置40によって検査される際、撮像部43により撮像された初品2aおよび3aの基板1への実装状態の撮像結果(画像データ)に基づいて、初品2aおよび3aの実装状態が検査されるように構成されている。
また、第1実施形態では、部品実装装置30において基板1に初品2aおよび3aが実装された際、初品2aおよび3a、および、基板1への初品2aおよび3aの実装位置に関する「初品実装情報」が、部品外観検査装置40に送信されるように構成されている。そして、部品外観検査装置40においては、部品実装装置30から送信された「初品実装情報」に基づいて、初品2aおよび3aの基板1への実装状態が検査されるように構成されている。
この点を具体的に説明する。すなわち、図4に示すように、各々の基板1には、バーコード1eが付されている。このバーコード1eには、基板1が有するシリアル番号などの基板IDに相当する情報が含まれている。この場合、基板1は、割り基板1a〜1dを含み、割り基板1a〜1dは、各々が互いに異なる配線パターンを有するといったような情報がバーコード1eに含まれている。そして、部品実装装置30では、生産プログラムに基づき、搬入された基板1毎に基板IDが認識されるように構成されている。さらに、部品実装装置30では、上述のように、実装される部品2および3が個々に識別されるので、基板IDに基づき認識された個々の基板1に実装される全ての部品2および3の内容が予め特定されるように構成されている。
したがって、部品実装装置30では、基板1(割り基板1a〜1d)のどの箇所にどの部品が実装されたか(実装予定か)が、基板搬入等を含む実装動作とともに把握される。すなわち、基板1(割り基板1a)の所定の位置に初品2aおよび3aが実装された場合、これが基板1への初品2aおよび3aの実装位置に関する「初品実装情報」となって、部品外観検査装置40に送信されるように構成されている。図4の例では、初品としての2種類の初品2aおよび3aが、割り基板1aの図中に示す位置にそれぞれ1個づつ実装されたという「初品実装情報」が生成される。また、このような「初品実装情報」は、管理コンピュータ80(図1参照)の記憶部80bに対しても随時記憶(更新)される。
したがって、部品外観検査装置40においては、部品実装装置30から送信された「初品実装情報」に基づいて、初品2aおよび3aの基板1への実装状態が検査されるように構成されている。実装済みの基板1が搬入され、かつ、この基板1に「初品実装情報」が付随していた場合、図5に示すように、部品外観検査装置40の撮像部43が初品2aおよび3aの上方の位置まで移動されて各々の部品の識別マーク「0831」および「1036」(図4参照)を含む初品2aおよび3aの外観を撮像する。そして、撮像された画像データに基づき、割り基板1aに初品2aおよび3aとして扱われた部品が、部品自体を間違えることなく実装されているか否かの部品正誤判定や、割り基板1aに対する実装の向き(X方向、Y方向)の正誤判定などが行われる。
また、図4に示すように、部品外観検査装置40における基板搬送部42は、部品実装後の基板1を搬入する搬入用コンベア42aと、検査後の基板1を搬出する搬出用コンベア42bと、搬入用コンベア42aと搬出用コンベア42bとの間に設けられた検査用コンベア42cとを有する。検査用コンベア42cには、ボールナット(図示せず)と、Y方向に延びるボールネジ軸42dとサーボモータ42eとが設けられている。これにより、検査用コンベア42cは、ボールネジ軸42dの回転とともにボールネジ軸42dに螺合されるボールナットとともにY方向に移動される。
また、部品外観検査装置40は、撮像部43をX方向に移動可能に支持する支持部44を備える。支持部44には、ボールナット(図示せず)と、X方向に延びるボールネジ軸44aとサーボモータ44bとが設けられている。これにより、撮像部43は、ボールネジ軸44aの回転とともにボールネジ軸44aに螺合されるボールナットとともにX方向に移動される。したがって、部品外観検査装置40では、サーボモータ42eおよびサーボモータ44bが回転駆動されることにより撮像部43が検査用コンベア42cに対して相対的にXY方向に移動される。これにより、上記したように、撮像部43により基板1(割り基板1a)の初品2aおよび3aが実装された部分の外観画像が順次撮像されて、その撮像画像に基づいて実装部分の外観検査が行われる。
また、部品外観検査装置40の制御部40aは、管理コンピュータ80から配信される生産プログラムおよび自己の検査プログラムに基づいて、サーボモータ42e、サーボモータ44bおよび撮像部43などを制御するように構成されている。
リフロー炉50は、図1に示すように、加熱処理を行うことにより半田を溶融させて部品2を基板1上の電極部に接合する役割を有する。また、アンローダ60は、部品2が実装された後の基板1を回路基板製造ライン101から排出する役割を有する。このようにして、第1実施形態における部品実装システム100は構成されている。
次に、図2および図6を参照して、部品実装装置30に対してオペレータが基板1に実装する部品2の段取り作業(掛け替え作業)を行う際の制御部30a(図1参照)の制御処理フローについて説明する。
本制御フローは、オペレータによる部品2(図2参照)などの段取り作業(掛け替え作業)とともに実行される。たとえば、オペレータが、空になったトレイ部35(図2参照)を部品実装装置30(図2参照)から一旦取り出して、新しい部品3(図2参照)を載置したトレイ部35を部品実装装置30の所定位置にセットする。この際、オペレータは、バーコードリーダ301(図2参照)を使用してトレイ部35に付されたバーコード35a(図2参照)を読み取る。このようなオペレータの段取り作業を前提として、以下の制御フローが実行される。
具体的には、図6に示すように、まず、ステップS1では、制御部30a(図1参照)により部品3(図2参照)の掛け替え(詰め替え)があったか否かが判断される。なお、バーコードリーダ301(図2参照)を使用した掛け替え部品のバーコード35aの読み取りが行われず、オペレータによる部品3の掛け替えがないと判断された場合(No判定)には、本制御は終了される。
ステップS1において、部品3の掛け替えが行われたと判断された場合(Yes判定)には、ステップS2に進む。すなわち、オペレータが新しい部品3を複数載置したトレイ部35を部品実装装置30にセットする際に、バーコードリーダ301を使用して読み取られたバーコード35aの情報が部品実装装置30に受け付けられた場合に、部品3の掛け替えが行われたと判断される。
そして、ステップS2では、読み取られたバーコード35aに対応するトレイ部35の部品3の情報が、制御部30aの指令に基づいて部品実装装置30に記憶されて本制御は終了される。部品実装装置30では、このようにして、掛け替えが行われた部品3に関する情報が、実装動作前に登録される。
次に、図1、図2、図4および図7を参照して、部品実装装置30において部品2および3の実装動作が行われる際の制御部30a(図1参照)の制御処理フローについて説明する。
図7に示すように、ステップS21では、制御部30a(図1参照)により基板搬送部32(図2参照)が駆動されて、印刷後の基板1(図1参照)が部品実装装置30(図2参照)内の実装位置まで搬入される。そして、ステップS22では、生産プログラム(実装プログラム)にしたがって部品2および3(図4参照)の実装動作が行われる。
ここで、第1実施形態では、ステップS23において、複数の部品2および3の中で、基板1に初めて実装される部品(初品2aおよび3a(図4参照))が存在するか否かが判断される。すなわち、部品実装装置30においては、部品実装装置30に搬入された基板1が有する基板IDと、この基板1に実装される予定の部品2および3の内容(部品情報)とが管理コンピュータ80(図1参照)が管理する生産プログラムに基づいて予め把握されるので、この基板1に初めて実装される初品2aおよび3aが存在する場合には、「初品実装情報」が生成される。したがって、制御部30aにおいては、「初品実装情報」に基づいて、ステップS23の判断が行われる。なお、基板1に初めて実装される初品2aおよび3aが存在しないと判断された場合(No判定)には、ステップS26に進み、基板搬送部32が駆動されて、いずれも初品には該当しない複数の部品2(2b)および部品3(3b)のみが実装された実装後の基板1(図1参照)が搬出される。そして、本制御は終了される。
また、ステップS23において、「初品実装情報」に基づき、複数の部品2および3の中で基板1に初めて実装される初品2aおよび3aが存在すると判断された場合(Yes判定)には、ステップS24では、ステップS23で生成された「初品実装情報」が、部品実装装置30に記憶される。
その後、ステップS25では、初品実装情報の更新処理が行われる。すなわち、「初品実装情報」を有する基板1の次(後)に部品実装装置30に搬入される基板1に対しては、先(前)の基板1で実装された初品2aおよび3a(図4参照)が「この基板1では、もはや初品ではない(検査済みの部品2bおよび3b扱いとなる)」という情報を付加するデータ処理が行われる。これにより、次(後)の基板1については、先(前)の基板1に付随する初品実装情報は生成されない。その後、ステップS26に進み、基板搬送部32が駆動されて、初品2a(3a)を含む複数の部品2および3が実装された実装後の基板1が搬出される。これにより、本制御は終了される。
次に、図1、図4、図5および図8を参照して、部品外観検査装置40において部品の実装状態の外観検査が行われる際の制御部40a(図1参照)の制御処理フローについて説明する。
図8に示すように、ステップS31では、制御部40a(図1参照)により、複数の部品2および3(図4参照)が実装された基板1(図4参照)が検査位置まで搬入される。そして、ステップS32では、部品実装装置30(図1参照)が生成した「初品実装情報」が、ネットワークハブ70(図1参照)を介して部品外観検査装置40(図5参照)に読み込まれる。
ここで、第1実施形態では、ステップS33において、制御部40aにより、この基板1に関する「初品実装情報」に基づき、複数の部品2および3の中で、基板1に初めて実装される初品2aおよび3aが存在するか否かが判断される。なお、基板1に初めて実装される初品2aおよび3aが存在しないと判断された場合(No判定)には、ステップS35に進み、基板搬送部42(搬出用コンベア42b)が駆動されて、複数の部品2および3が実装された実装後の基板1が搬出される。すなわち、基板1は、実装状態の検査(外観検査)が行われずに部品外観検査装置40から搬出される。そして、本制御は終了される。
また、ステップS33において、初品実装情報に基づき、複数の部品2および3の中で基板1に初めて実装される初品2aおよび3aが存在すると判断された場合(Yes判定)には、ステップS34では、生産プログラム(検査プログラム)にしたがって初品2aおよび3aの実装状態の検査(外観検査)が行われる。すなわち、部品外観検査装置40では、サーボモータ42e(図5参照)およびサーボモータ44b(図5参照)が回転駆動されることにより撮像部43(図5参照)が検査用コンベア42c(図5参照)に対して相対的にXY方向に移動されて撮像部43により基板1の初品2aおよび3aが実装された箇所の外観が順次撮像されて、その撮像画像データに基づいて実装部品(初品部品)の外観検査が行われる。そして、ステップS35に進み、基板搬送部42(搬出用コンベア42b)が駆動されて、初品2a(3a)を含む複数の部品2および3が実装された実装後の基板1が搬出される。これにより、本制御は終了される。
第1実施形態では、上記のように、部品実装装置30と部品外観検査装置40とを備え、部品実装装置30に部品2および3が補給された場合に、補給された部品2および3の中で基板1に初めて実装される初品2aおよび3aに対して部品外観検査装置40により初品2aおよび3aの基板1への実装状態を検査するように構成することによって、部品外観検査装置40においては、補給された部品2および3の中で基板1に初めて実装される初品2aおよび3aを対象とした基板1への実装状態の検査のみが実施されるので、初品2aおよび3aを含めた基板1へ実装される全ての部品2および3を対象とした実装状態の検査が実施されない分、検査時間が省かれる。すなわち、基板1に新規に実装される複数の部品2および3が部品実装装置30に補給された場合であっても、部品外観検査装置40における検査時間の短縮化を図ることができる。
また、第1実施形態では、部品実装装置30に補給される部品2および3の情報が部品2および3の補給時に部品実装装置30に記憶可能に構成されており、部品実装装置30に記憶された部品2および3の情報に基づいて初品2aおよび3aを判定するとともに、部品外観検査装置40により初品2aおよび3aの基板1への実装状態を検査するように構成されている。これにより、部品2および3の補給時に部品実装装置30に記憶された部品2および3の情報を有効に利用して、初品2aおよび3aに対する基板1への実装状態の検査実施の有無を容易に判別することができる。
また、第1実施形態では、部品外観検査装置40は、部品2および3の実装状態を撮像する撮像部43を備えており、撮像部43により撮像された初品2aおよび3aの基板1への実装状態の撮像結果に基づいて、初品2aおよび3aの基板1への実装状態を検査するように構成されている。これにより、基板1に実装された初品2aおよび3aの実装状態(外観)を撮像部43を用いて撮像した結果に基づいて、初品2aおよび3aの基板1への実装状態の良否を容易に検査することができる。
また、第1実施形態では、部品実装装置30において基板1に初品2aおよび3aが実装された際、初品2aおよび3aおよび初品2aおよび3aの実装位置に関する「初品実装情報」が部品外観検査装置40に送信されるように構成されており、部品外観検査装置40は、部品実装装置30から送信された「初品実装情報」に基づいて、初品2aおよび3aの基板1への実装状態を検査するように構成されている。これにより、部品外観検査装置40においては、初品実装情報に基づいて初品が実装された基板1と、この基板1における初品2aおよび3aの実装位置とを確実に特定した状態で、初品の基板1への実装状態(外観)を検査することができる。
(第2実施形態)
次に、図1、図2、図4、図5、図9および図10を参照して、第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態による部品実装システム200では、上記第1実施形態と異なり、部品実装装置30による実装段階で「初品」と判断された場合に部品実装装置30自体でその部品の外観(実装状態)を撮像して画像データを部品外観検査装置40に転送するとともに、部品外観検査装置40で画像データに対する実装状態の良否判定を行って初品部品の検査が行われるように構成されている。なお、図中において、上記第1実施形態と同様の構成には、第1実施形態と同じ符号を付して図示している。
本発明の第2実施形態における部品実装システム200(図1参照)においては、部品実装装置30のヘッドユニット33に取り付けられた撮像部38(図2参照)を使用して、実装段階で「初品」と判断された初品2aおよび3a(図4参照)の基板1に対する実装状態を撮像するように構成している。これにより、上記第1実施形態のように部品実装装置30から搬出された基板1が部品外観検査装置40に搬入されて部品外観検査装置40の撮像部43(図5参照)を使用して初品の検査を行うまでもなく、部品実装装置30で撮像された初品2aおよび3aの外観に関する画像データのみがネットワークハブ70(図1参照)を介して部品外観検査装置40(図1参照)へ転送されて、部品外観検査装置40でこの転送された画像データに基づく初品2aおよび3aの検査が実施されるように構成されている。したがって、基板1が部品実装装置30から搬出され部品外観検査装置40に搬入される時間を必要とすることなく、初品2aおよび3aの実装状態の検査を行うことが可能とされている。
まず、図1、図2、図4および図9を参照して、部品実装装置30において部品2および3の実装動作が行われる際の制御部30a(図1参照)の制御処理フローについて説明する。
図9に示すように、ステップS51では、制御部30a(図1参照)により基板搬送部32(図2参照)が駆動されて、印刷後の基板1(図1参照)が実装位置まで搬入される。そして、ステップS52では、生産プログラム(実装プログラム)にしたがって部品2および3の実装動作が行われる。そして、ステップS53では、複数の部品2および3の中で、基板1に初めて実装される初品2aおよび3a(図4参照)が存在するか否かが判断される。なお、基板1に初めて実装される初品2aおよび3aが存在しないと判断された場合(No判定)には、ステップS59に進み、基板搬送部32が駆動されて、いずれも初品には該当しない複数の部品2(2b)および部品3(3b)が実装された実装後の基板1が搬出される。これにより、本制御は終了される。
ここで、第2実施形態では、ステップS53において、「初品実装情報」に基づき、複数の部品2および3の中で基板1に初めて実装される初品2aおよび3aが存在すると判断された場合(Yes判定)には、ステップS54では、制御部30a(図1参照)によりヘッドユニット33に取り付けられた撮像部38(図2参照)が駆動されて基板1に実装済みの初品2aおよび3aの実装状態の撮像が行われる。
そして、ステップS55では、撮像部38により撮像された初品2aおよび3a(図4参照)の画像データを部品外観検査装置40(図1参照)に送信するとともに、部品外観検査装置40に対してこの画像データに関する外観検査の依頼が行われる。
その後、ステップS56では、制御部30aにより部品外観検査装置40から検査結果が取得される。そして、ステップS57では、検査結果が合格か否かが判断される。ステップS57において不合格と判断された場合(No判定)、ステップS58では、警報音や警報色のランプなどを作動させるとともに、生産プログラム(実装プログラム)が停止される。これにより、後続の基板1への部品2および3の実装動作が中止される。そして、ステップS59に進み、基板搬送部32が駆動されて、実装状態が不良な初品2aおよび3aを含む複数の部品2および3が実装された実装後の基板1(不良品)が搬出される。これにより、本制御は終了される。
また、ステップS57において合格と判断された場合(Yes判定)、ステップS59に進み、基板搬送部32が駆動されて、実装状態が良好な初品2aおよび3aを含む他の複数の部品2および3が実装された実装後の基板1(検査合格品)が搬出される。これにより、本制御は終了される。
次に、図1、図4、図5および図10を参照して、部品外観検査装置40において部品の実装状態の外観検査が行われる際の制御部40a(図1参照)の制御処理フローについて説明する。
図10に示すように、ステップS61では、制御部40a(図1参照)により、部品実装装置30(図1参照)から実装状態の検査(外観検査)の依頼が受信されたか否かが判断されるとともに、部品実装装置30から外観検査の依頼が受信されたと判断されるまでこの判断が繰り返される。
ステップS61において部品実装装置30から外観検査の依頼が受信されたと判断された場合、ステップS62では、部品実装装置30から初品2aおよび3aの画像データを取得する。そして、ステップS63では、生産プログラム(検査プログラム)にしたがって画像データに基づく初品2aおよび3aの実装状態の検査が行われる。そして、ステップS64では、検査結果を部品実装装置30に送信する処理が行われて、本制御は終了される。
第2実施形態では、上記のように、部品実装装置30は、部品2の実装状態を撮像する撮像部38を含み、部品実装装置30において基板1に初品2aおよび3aが実装された場合に、撮像部38により撮像された初品2aおよび3aの基板1への実装状態の撮像結果に基づいて、部品外観検査装置40において初品2aおよび3aの基板1への実装状態を検査するように構成されている。これにより、部品実装装置30において基板1に初品2aおよび3aが実装された時点で部品実装装置30の撮像部38を用いて初品2aおよび3aの基板1への実装状態を撮像することができるので、初品2aおよび3aが実装された基板1が部品実装装置30から部品外観検査装置40に移動された後に部品外観検査装置40において撮像されるなどして初品2aおよび3aの基板1への実装状態が検査される場合と比較して、部品外観検査装置40においては初品2aおよび3aが実装された基板1を搬入せずとも部品実装装置30による実装状態の撮像結果に基づいた初品2aおよび3aの実装状態の検査(良否判定)のみを行わせることができる。この結果、検査時間の短縮化を一層図ることができる。
また、第2実施形態では、部品実装装置30において初品2aおよび3aの基板1への実装状態が撮像された後、直ちに部品実装装置30による実装状態の撮像結果に基づいた初品2aおよび3aの実装状態の検査(良否判定)が部品外観検査装置40において行われて実装不良が発見された場合に、実装不良が発見された時点で回路基板製造ライン101(部品実装装置30による実装動作)を停止させることができる。したがって、初品2aおよび3aが実装された基板1の後続の基板1に対して、初品2aおよび3aが実装された位置と同じ位置の部品2bおよび3b(図4参照)の実装不良が繰り返されることを即座に回避することができる。これによっても、実装不良を有する基板1が連続して製造されない分、回路基板製造ライン101の生産性を向上させることができる。
また、第2実施形態では、撮像部38により撮像された初品2aおよび3aの基板1への実装状態の画像データが部品実装装置30から部品外観検査装置40に送信されるように構成されており、部品外観検査装置40は、部品実装装置30から送信された画像データに基づいて、初品2aおよび3aの基板1への実装状態(外観)を検査するように構成されている。これにより、部品外観検査装置40においては、部品実装装置30から送信された画像データに基づいた初品2aおよび3aの基板1への実装状態の検査(良否判定)を容易に行うことができる。なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、部品外観検査装置40を部品実装装置30のすぐ下流側に隣接して配置した例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、本発明の「部品検査装置」を、部品実装システム100におけるリフロー炉50の下流側に配置してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、管理コンピュータ80により部品実装システム100内の各装置を統括制御する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、管理コンピュータを設けなくてもよく、部品実装装置30(制御部30a)と部品外観検査装置40(制御部40a)との相互通信に基づいて基板1に初めて実装される初品2aおよび3aの実装状態の検査を行うように構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、補給する部品3の情報を部品実装装置30に記憶させる際に、たとえばトレイ部35に付されたバーコード35aを読み取らせる例について示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、QRコード(登録商標)などの2次元コードを使用して、補給する部品3の情報を部品実装装置30に記憶させてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、実装対象となる基板1が割り基板1a〜1dを含む例について示したが、本発明はこれに限られない。割り基板ではない1枚ものの基板に部品2および3を実装する際にも、本発明を適用することが可能である。
また、上記第2実施形態では、基板1に対する部品2および3の実装動作を完了した後に、ヘッドユニット33に取り付けられた撮像部38を初品2aおよび3aの上方に移動させて初品2aおよび3aを撮像した例について示したが、本発明はこれに限られない。部品2および3の実装中に初品2aおよび3aを実装した時点で、初品2aおよび3aを実装した吸着ノズル33cの位置に撮像部38を即座に移動させて初品2aおよび3aを撮像してもよい。そして、撮像後の画像データに基づいて部品外観検査装置40において即座に外観検査を行うことが可能となるので、初品2aおよび3aではない他の部品2bおよび3bの実装動作が完了するまでもなく、実装動作と初品2aおよび3aの実装状態の検査とを並行することができる分、検査時間(サイクルタイム)をより一層短縮化することができる。
また、上記第2実施形態では、実装後の初品2aおよび3aを撮像する際、部品実装装置30のヘッドユニット33を駆動させて撮像部38を移動させて初品2aおよび3aを撮像する例について示したが、本発明はこれに限られない。撮像部38をヘッドユニット33とは異なる独立した移動機構部に取り付けて実装後の初品2aおよび3aを撮像するように構成してもよい。すなわち、ヘッドユニット33により初品2aおよび3aを実装した直後に、別な移動機構部により駆動された撮像部38を即座に初品2aおよび3aの上方に移動させて初品を撮像することが可能となる。そして、撮像後の画像データに基づいて部品外観検査装置40において即座に外観検査を行うことが可能となるので、他の部品2bおよび3bの実装動作が完了するまでもなく、実装動作と初品2aおよび3aの実装状態の検査とを並行することができる分、検査時間(サイクルタイム)をより一層短縮化することができる。
また、上記第1および第2実施形態では、説明の便宜上、部品実装装置30の制御部30aの制御処理および部品外観検査装置40の制御部40aの制御処理を、処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明した例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、制御部30aおよび40aの制御処理を、イベント単位で処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
1 基板
2、3 部品
2a、3a 初品
2b、3b 部品
30 部品実装装置
38、39 撮像部
40 部品外観検査装置(部品検査装置)
100、200 部品実装システム

Claims (6)

  1. 部品を基板に実装する部品実装装置と、
    前記部品実装装置による前記部品の前記基板への実装状態を検査する部品検査装置とを備え、
    前記部品実装装置に前記部品が補給された場合に、補給された前記部品の中で前記基板に初めて実装される初品に対して前記部品検査装置により前記初品の前記基板への実装状態を検査するように構成されている、部品実装システム。
  2. 前記部品実装装置に補給される前記部品の情報が前記部品の補給時に前記部品実装装置に記憶可能に構成されており、
    前記部品実装装置に記憶された前記部品の情報に基づいて前記初品を判定するとともに、前記部品検査装置により前記初品の前記基板への実装状態を検査するように構成されている、請求項1に記載の部品実装システム。
  3. 前記部品の実装状態を撮像する撮像部をさらに備え、
    前記部品検査装置は、前記撮像部により撮像された前記初品の前記基板への実装状態の撮像結果に基づいて、前記初品の前記基板への実装状態を検査するように構成されている、請求項1または2に記載の部品実装システム。
  4. 前記部品実装装置において前記基板に前記初品が実装された際、前記初品および前記初品の実装位置に関する初品実装情報が前記部品検査装置に送信されるように構成されており、
    前記部品検査装置は、前記部品実装装置から送信された前記初品実装情報に基づいて、前記初品の前記基板への実装状態を検査するように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の部品実装システム。
  5. 前記部品実装装置は、前記部品の実装状態を撮像する撮像部を含み、
    前記部品実装装置において前記基板に前記初品が実装された場合に、前記撮像部により撮像された前記初品の前記基板への実装状態の撮像結果に基づいて、前記部品検査装置において前記初品の前記基板への実装状態を検査するように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の部品実装システム。
  6. 前記撮像部により撮像された前記初品の前記基板への実装状態の画像データが前記部品実装装置から前記部品検査装置に送信されるように構成されており、
    前記部品検査装置は、前記部品実装装置から送信された前記画像データに基づいて、前記初品の前記基板への実装状態を検査するように構成されている、請求項5に記載の部品実装システム。
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