JP2014026385A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】一例として、より不都合の生じにくい新規な構成を有した変形可能な電子機器を得る。
【解決手段】実施形態にかかる電子機器で、ディスプレイは、画像を見ることができる前面と当該前面の反対側の後面とを有し、屈曲可能である。第一の支持部は、ディスプレイの一端側を支持するとともに、ディスプレイが略平坦な状態では当該ディスプレイの一端側から他端側に亘ってディスプレイの後面側に位置された。第二の支持部は、ディスプレイの他端側を支持するとともに、ディスプレイと第一の支持部との間に位置された。ヒンジ部は、第一の支持部と第二の支持部とを回動可能に接続した。電子機器は、第一の支持部と第二の支持部とが近接してディスプレイが略平坦な第一の状態と、第一の支持部と第二の支持部とが離間してディスプレイが一端側と他端側との間で屈曲された第二の状態と、をとり得る。
【選択図】図2
【解決手段】実施形態にかかる電子機器で、ディスプレイは、画像を見ることができる前面と当該前面の反対側の後面とを有し、屈曲可能である。第一の支持部は、ディスプレイの一端側を支持するとともに、ディスプレイが略平坦な状態では当該ディスプレイの一端側から他端側に亘ってディスプレイの後面側に位置された。第二の支持部は、ディスプレイの他端側を支持するとともに、ディスプレイと第一の支持部との間に位置された。ヒンジ部は、第一の支持部と第二の支持部とを回動可能に接続した。電子機器は、第一の支持部と第二の支持部とが近接してディスプレイが略平坦な第一の状態と、第一の支持部と第二の支持部とが離間してディスプレイが一端側と他端側との間で屈曲された第二の状態と、をとり得る。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、電子機器に関する。
従来、フレキシブルディスプレイを有した変形可能な電子機器が知られている。
従来の変形可能な電子機器では、例えば、折り畳まれた筐体同士が重なると厚さが増大し、例えば入れ物に入りにくくなる等の問題が生じる場合があった。
そこで、本発明の実施形態は、一例として、より不都合の生じにくい新規な構成を有した変形可能な電子機器を得ることを、目的の一つとする。
本発明の実施形態にかかる電子機器は、ディスプレイと、第一の支持部と、第二の支持部と、ヒンジ部と、を備える。ディスプレイは、画像を見ることができる前面と当該前面の反対側の後面とを有し、屈曲可能である。第一の支持部は、ディスプレイの一端側を支持するとともに、ディスプレイが略平坦な状態では当該ディスプレイの一端側から他端側に亘ってディスプレイの後面側に位置された。第二の支持部は、ディスプレイの他端側を支持するとともに、ディスプレイと第一の支持部との間に位置された。ヒンジ部は、第一の支持部と第二の支持部とを回動可能に接続した。電子機器は、第一の支持部と第二の支持部とが近接してディスプレイが略平坦な第一の状態と、第一の支持部と第二の支持部とが離間してディスプレイが一端側と他端側との間で屈曲された第二の状態と、をとり得る。
以下の例示的な実施形態や変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が省略される。
また、以下の実施形態や変形例では、電子機器がパーソナルコンピュータとして構成された場合が例示されるが、本実施形態にかかる電子機器は、これには限定されない。本実施形態にかかる電子機器は、テレビジョン受像機や、携帯電話機、スマートフォン、PDA(personal digital assistant)、事務機器、電子辞書装置、ゲーム装置、映像表示装置、映像再生装置等として構成することができる。
<第1実施形態>
本実施形態では、一例として、図1〜6に示されるように、電子機器1は、第一の支持部2(第一の筐体、第一の部分)と第二の支持部3(第二の筐体、第二の部分)とを備える。第一の支持部2および第二の支持部3は、ディスプレイ5を支持する。第一の支持部2は、厚さ方向に薄い扁平な直方体状に構成されている。第一の支持部2は、厚さ方向の視線(平面視)では四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)の外観を呈している。第二の支持部3は、四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)かつ板状に構成されている。図3に示されるように、第一の支持部2の長手方向の中間部分2r(中央部分)と第二の支持部3の端部3eとが、ヒンジ部4を介して回動軸Ax回りに回動可能に接続されている。第二の支持部3の厚さ方向の視線(平面視)での大きさは、第一の支持部2の厚さ方向の視線での大きさの略半分である。第二の支持部3は、第一の支持部2から起立した所定の位置(本実施形態では、一例として第一の支持部2と略90°の角度をなす位置、第一の支持部2と直交する位置、第一の支持部2から離間した姿勢、第二の姿勢、第二の状態)と、端部2c側へ倒れた位置(第一の支持部2に沿った位置、第一の支持部2に近接した位置、第一の姿勢、第一の状態)との間で、回動する(移動する)ことができる。第二の支持部3は、当該所定の位置から端部2cとは反対側の端部2e側へは倒れる(回動する、移動する)ことができない。また、図2に示されるように、第一の支持部2の面2a(壁部2k)の、中間部分2rと端部2cとの間には、凹部2s(開口部)が設けられている。第二の支持部3は、図1,3,5に示される端部2c側に倒れた位置では、凹部2s内に収容される。第一の状態で、第二の支持部3の面3b(図5,6参照)は、第一の支持部2に覆われ、第一の支持部2と第二の支持部3とがそれらの厚さ方向に重なる。なお、電子機器1は、第一の支持部2と第二の支持部3との間に抵抗トルク(回動抵抗力)を生じさせる抵抗要素(例えば皿ばね等、図示されず)が設けられている。抵抗要素は、第一の支持部2と第二の支持部3との角度を維持する。操作者が、第一の支持部2と第二の支持部3との間に当該抵抗トルクを超えた回動トルクを与えた場合には、第一の支持部2と第二の支持部3とは回動する(姿勢を変化させる)ことができる。抵抗トルクの大きさは、自重や加振等では第一の支持部2と第二の支持部3等が回動しないように設定されている。
本実施形態では、一例として、図1〜6に示されるように、電子機器1は、第一の支持部2(第一の筐体、第一の部分)と第二の支持部3(第二の筐体、第二の部分)とを備える。第一の支持部2および第二の支持部3は、ディスプレイ5を支持する。第一の支持部2は、厚さ方向に薄い扁平な直方体状に構成されている。第一の支持部2は、厚さ方向の視線(平面視)では四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)の外観を呈している。第二の支持部3は、四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)かつ板状に構成されている。図3に示されるように、第一の支持部2の長手方向の中間部分2r(中央部分)と第二の支持部3の端部3eとが、ヒンジ部4を介して回動軸Ax回りに回動可能に接続されている。第二の支持部3の厚さ方向の視線(平面視)での大きさは、第一の支持部2の厚さ方向の視線での大きさの略半分である。第二の支持部3は、第一の支持部2から起立した所定の位置(本実施形態では、一例として第一の支持部2と略90°の角度をなす位置、第一の支持部2と直交する位置、第一の支持部2から離間した姿勢、第二の姿勢、第二の状態)と、端部2c側へ倒れた位置(第一の支持部2に沿った位置、第一の支持部2に近接した位置、第一の姿勢、第一の状態)との間で、回動する(移動する)ことができる。第二の支持部3は、当該所定の位置から端部2cとは反対側の端部2e側へは倒れる(回動する、移動する)ことができない。また、図2に示されるように、第一の支持部2の面2a(壁部2k)の、中間部分2rと端部2cとの間には、凹部2s(開口部)が設けられている。第二の支持部3は、図1,3,5に示される端部2c側に倒れた位置では、凹部2s内に収容される。第一の状態で、第二の支持部3の面3b(図5,6参照)は、第一の支持部2に覆われ、第一の支持部2と第二の支持部3とがそれらの厚さ方向に重なる。なお、電子機器1は、第一の支持部2と第二の支持部3との間に抵抗トルク(回動抵抗力)を生じさせる抵抗要素(例えば皿ばね等、図示されず)が設けられている。抵抗要素は、第一の支持部2と第二の支持部3との角度を維持する。操作者が、第一の支持部2と第二の支持部3との間に当該抵抗トルクを超えた回動トルクを与えた場合には、第一の支持部2と第二の支持部3とは回動する(姿勢を変化させる)ことができる。抵抗トルクの大きさは、自重や加振等では第一の支持部2と第二の支持部3等が回動しないように設定されている。
第一の支持部2は、本実施形態では、一例として、図5,6に示されるように、面2a(前面、上面、正面、面部)とこの反対側の面2b(後面、下面、背面、面部)と、を有する。面2aおよび面2bは、いずれも、第一の支持部2の厚さ方向と交叉する方向(本実施形態では、一例として直交する方向)に沿って延びている(拡がっている)。面2aと面2bとは略平行である。また、図1〜4に示されるように、第一の支持部2は、平面視では、四つの端部2c〜2f(辺部、縁部)と、四つの角部2g〜2j(尖部、曲部、端部)と、を有する。端部2c,2eは、短辺部の一例である。また、端部2d,2fは、長辺部の一例である。
また、第一の支持部2は、一例として、図5,6に示されるように、面2aを有する壁部2k(部分、プレート、フレーム、前壁部、表壁部、天壁部)と、面2bを有する壁部2m(部分、プレート、後壁部、裏壁部、底壁部)と、を有する。壁部2k,2mは、厚さ方向の視線(平面視)では四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)の外観を呈する。壁部2kと壁部2mとは、互いに離間して設けられている。また、第一の支持部2は、壁部2kと壁部2mとの間に亘った面2p(側面、周面)を有する四つの壁部2n(部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部)を有する。第一の支持部2の内部には空間2v(図12,13等参照)が設けられている。空間2vは、壁部2k,2m,2nによって囲まれ、壁部2kと壁部2mとの間に位置され、端部2cと端部2eとの間に亘り、端部2dと端部2fとの間に亘っている。空間2vには、例えば、バッテリや、基板(回路基板、制御基板、サブ基板)、各種モジュール、ODD(optical disk drive)、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、アンテナ、カメラモジュール、スピーカユニット、コネクタユニット、操作部ユニット(スイッチ)、センサユニット等の各種部品が、収容されることができる。本実施形態では、一例として、ヒンジ部4が設けられた中間部分2rを跨いで空間2vが設けられているため、比較的大型の(広い)部品が収容されやすい。
また、本実施形態では、空間2v内に設けられる基板には、例えば、CPU(central processing unit)や、グラフィックコントローラ、電源回路部品、PCH(platform controller hub)、メモリスロットコネクタ、LCDコネクタ、I/O(input/output)コネクタ、電源コイル、素子、コネクタ等の複数の部品(図示されず)を実装することができる。また、制御回路は、例えば、映像信号処理回路や、チューナ部、HDMI(high-definition multimedia interface)信号処理部、AV(audio video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)等)、音声信号処理回路等を、含むことができる。制御回路は、ディスプレイ5の表示画面(面5a)での映像(動画や静止画等)の出力や、スピーカ(図示されず)での音声の出力、LED(light emitting diode、図示されず)での発光等を制御する。ディスプレイ5や、スピーカ、LED等は、出力部の一例である。
また、第一の支持部2は、複数の部品(分割体)が組み合わせられて構成されることができる。第一の支持部2は、本実施形態では、一例として、図5,6に示されるように、少なくとも壁部2kを含む部材21(前側部材、マスク、マスク部、カバー、フロントカバー、カバー部、部分、領域)と、少なくとも壁部2mを含む部材22(後側部材、ベース、ベース部、ボトム、ボトム部、カバー、リヤカバー、カバー部、部分、領域)とを有する。壁部2nは、部材21および部材22のうち少なくともいずれか一方(例えば、部材22)に含まれる。また、第一の支持部2は、部材21と部材22との間に位置した別の部材(中間部材、隔部材、障壁部材、壁部材、介在部材、覆部材、インナプレート、ミドルプレート、ミドルフレーム、シールド、部分、領域、図示されず)を有することができる。第一の支持部2は、金属材料や、合成樹脂材料等で構成されることができる。一例としては、部材21を合成樹脂材料で構成し、部材22を金属材料で構成することができる。あるいは、部材21を金属材料で構成し、部材22を合成樹脂材料で構成することができる。また、部材21および部材22は、同じ材料で構成されることができるし、それぞれ部分的に異なる材料を含むことができる。なお、部材21や部材22の第一の支持部2内側には、リブ等の壁部(突出部、突出壁部、図示されず)が設けられることができる。これら壁部により、第一の支持部2の剛性が高まりやすい。
第二の支持部3は、本実施形態では、一例として、面3aおよび面3bを有する壁部3mを有する。壁部3mは、四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。また、第二の支持部3は、図3,4に示されるように、平面視では、四つの端部3c〜3f(辺部、縁部)と、四つの角部3g〜3j(尖部、曲部、端部)と、を有する。端部3c,3eは、長辺部の一例である。また、端部3d,3fは、短辺部の一例である。また、第二の支持部3の端部3cには、先端側に突出した突出部3xが設けられている。よって、本実施形態によれば、一例としては、操作者は、突出部3xを把持して第二の支持部3を回動させることができる。突出部3xは、第一の状態では、ディスプレイ5の端部5cよりヒンジ部4から遠い側で露出している。
また、図7に示されるように、端部3d,3fには、壁部3mの面3aから突出した壁部3nが設けられている。また、壁部3nの突端には、他方の端部3f,3d側に向けて壁部3mと平行に張り出したフランジ状の壁部3rが設けられている。壁部3mと壁部3rとの間には、隙間3sが設けられている。隙間3s内には、ディスプレイ5の端部5d,5fが収容される。すなわち、端部5d,5fは、壁部3m,3n,3rによって囲まれている。
ディスプレイ5(表示部、表示装置、部品)は、本実施形態では、一例として、可撓性で、柔軟で、屈曲可能で、薄く、かつシート状(膜状)である。ディスプレイ5は、例えば、LCD(liquid crystal display)やOELD(organic electroluminescent display)等である。ディスプレイ5は、厚さ方向の視線(平面視)で四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)に構成されている。ディスプレイ5は、画像を見ることができる面5a(前面、正面、上面、表面、表示面、表示画面)とその反対側の面5b(後面、背面、下面、裏面、図7,12参照)とを有する。また、ディスプレイ5は、平面視では、四つの端部5c〜5f(辺部、縁部)と、四つの角部5g〜5j(尖部、曲部、端部)と、を有する。端部5c,5eは、短辺部の一例である。また、端部5d,5fは、長辺部の一例である。
本実施形態では、一例として、ディスプレイ5は、第一の支持部2の面2aならびに第二の支持部3の面3aを覆っている。すなわち、ディスプレイ5は、面2a上ならびに面3a上に位置されている。換言すれば、第一の支持部2ならびに第二の支持部3は、ディスプレイ5の面5bを覆っている。また、ディスプレイ5は、第一の支持部2および第二の支持部3に支持されている。第一の支持部2の長手方向一方側(本実施形態では、一例として、中間部分2rより端部2e側)の部分は、ディスプレイ5の長手方向一方側(本実施形態では、一例として端部5e側)の領域5nを支持し、第二の支持部3は、ディスプレイ5の長手方向他方側(本実施形態では、一例として端部5c側)の領域5mを支持している。なお、ディスプレイ5の周縁部(端部5c〜5f)には、帯状の非表示領域5pが設けられている。
また、本実施形態では、一例として、ディスプレイ5の端部5eを含む領域5nは第一の支持部2に固定され、ディスプレイ5の端部5cを含む領域5mは第一の支持部2にスライド可能(移動可能)に支持されている。ここで、本実施形態では、一例として、図3,4に示されるように、第一の支持部2の、ディスプレイ5が固定される固定部2t(接続部、支持部、取付部)のヒンジ部4側の端部2uは、ヒンジ部4から離間している。また、第二の支持部3の壁部3rのヒンジ部4側の端部3wは、ヒンジ部4から離間している。端部2uのヒンジ部4からの距離と、端部3wのヒンジ部4からの距離とは、ほぼ同じである。このような構成では、第一の支持部2と第二の支持部3とがヒンジ部4を介して屈曲された状態(第二の状態)において、ディスプレイ5は、端部5cと端部5eとの間の中間部分5k(長手方向の中間部分、ヒンジ部4と重なる部分、曲がった部分)で曲げられる。このとき、ディスプレイ5は、弾性を有するため、図2,13に示されるように、端部2uと端部3wとの間でヒンジ部4から離間した状態で曲がる。一方、第二の支持部3が倒れて第一の支持部2の端部2c側の領域に近接するとともに端部2e側の領域と連なって平らに広がった状態(第一の状態)において、ディスプレイ5は、図12に示されるように、ヒンジ部4に近接する。すなわち、本実施形態では、このようなヒンジ部4の近傍におけるディスプレイ5の変形によって、図9に示される第二の状態では、図8に示される第一の状態に比べて、ディスプレイ5の端部5c側の領域5mが、第二の支持部3の先端側に位置する。すなわち、ディスプレイ5の領域5mは、第一の支持部2と第二の支持部3との屈曲に応じて、第二の支持部3に沿ってスライド(移動)する。よって、壁部3m,3n,3rは、ディスプレイ5の領域5mの端部5d,5fをスライド(移動)可能に支持する第三の支持部6の一例である。また、ディスプレイ5の端部5d,5fの長手方向の中間位置(ヒンジ部4に対応した位置、ヒンジ部4とほぼ重なる位置)には、互いに対向した切欠5rが設けられている。ディスプレイ5が曲がった際には切欠5rが設けられた部分で応力が大きくなるため、ディスプレイ5は切欠5rが設けられた部分で曲がりやすい。よって、本実施形態では、一例としては、切欠5rが設けられたことによって、ディスプレイ5の屈曲位置や屈曲形状等が定まりやすい。
また、本実施形態では、第一の支持部2と第二の支持部3とが屈曲されるのに伴って、ディスプレイ5が第二の支持部3に沿ってより円滑にスライドするよう、ディスプレイ5と第二の支持部3との間に、摩擦低減部7が設けられている。摩擦低減部7は、一例としては、図7に示されるように、ディスプレイ5と壁部3m,3n,3rとの間に位置される。摩擦低減部7は、ディスプレイ5の面5bと、端部5c,5d,5fと、ディスプレイ5の面5aの周縁部(ただし、端部5c,5d,5fに対応する部分)とに、設けられている。摩擦低減部7は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(polytetrafluoroethylene)等、比較的滑りやすい(摩擦係数の低い)合成樹脂材料で構成することができる。摩擦低減部7は、ディスプレイ5に塗布されたり、接着されたりして、設けられることができる。なお、摩擦低減部7の厚さや硬さ等のスペックを適宜に設定することにより、摩擦低減部7をディスプレイ5の補強部材として用いることができる。
また、本実施形態では、一例として、ディスプレイ5には、タッチセンサ5t(図11参照)が設けられている。タッチセンサ5tは、無色透明であり、ディスプレイ5を構成する層内あるいはディスプレイ5の面5aを覆う層に位置されることができる。
また、本実施形態では、一例として、図5,6に示されるように、第一の支持部2および第二の支持部3のうち少なくとも一方には、第一の支持部2と第二の支持部3とが近接あるいは離間したことを検出可能なセンサ8aが設けられている。本実施形態では、一例として、第一の支持部2にセンサ8a(例えば、ホール素子)が設けられ、第二の支持部3のセンサ8aと対向する位置に検出対象部8b(検出対象物、被検出部、被検出物、例えば、磁石)が設けられている。このような構成では、検出対象部8bがセンサ8aから所定距離以上離間した場合と、検出対象部8bとセンサ8aとが近接した場合とでセンサ8aの出力が変化する。よって、制御部9は、センサ8aの検出結果により、第一の支持部2と第二の支持部3との屈曲状態、ひいてはディスプレイ5が曲がったことを検出することができる。すなわち、センサ8aは、ディスプレイ5が曲がったことを検出可能なセンサの一例である。
本実施形態では、一例として、図11に示されるように、電子機器1は、制御部9や、ディスプレイ5(表示部)、タッチセンサ5t、センサ8a、記憶部10(例えば、RAM,ROM,SSD等)を備える。制御部9は、例えば、記憶部10(例えば、ROMやSSD等の不揮発性の記憶部)にインストールされたプログラムを読み出し、当該読み出したプログラムにしたがって各種の演算処理(処理)を実行することができる。また、制御部9は、センサ8aの検出結果(検出信号)によって、第一の支持部2と第二の支持部3とが屈曲された状態(第二の状態)にあるか否か、すなわち、ディスプレイ5が曲がった状態であるか否かを判断(判別)することができる。また、制御部9は、第一の支持部2と第二の支持部3とが屈曲された状態、すなわち、ディスプレイ5が曲がった状態にある場合には、ディスプレイ5の端部5e側の領域5nには、文字入力用の画像(例えば、キーボードや文字入力用フレーム等の画像、図示されず)を表示することができ、さらに、当該表示と対応したタッチセンサ5tの検出結果に応じた入力信号を取得することができる。
また、制御部9は、第一の支持部2と第二の支持部3とが屈曲された状態、すなわち、ディスプレイ5が曲がった状態にある場合には、ディスプレイ5の曲がった中間部分5kを含む領域5s(ヒンジ部4と対応した領域、ヒンジ部4と重なった領域、ヒンジ部4と近い領域、一例としては帯状の領域、図2参照)では、タッチセンサ5tからの検出信号に基づく演算処理を実行しない。すなわち、制御部9は、当該領域5sでのタッチセンサ5tの入力を(無視する)無効にする。よって、本実施形態によれば、一例としては、操作者によるタッチセンサ5tへの入力操作に基づかないディスプレイ5が曲がったことによるタッチセンサ5tの検出結果(誤検出)に基づいて制御部9で演算処理(処理)が実行されるのを、抑制することができる。
さらに、本実施形態では、一例として、図5,6に示されるように、第二の支持部3にはカメラモジュール11が設けられている。また、第一の支持部2には、カメラモジュール11に対応した開口部2x(例えば、貫通孔や切欠等)が設けられている。開口部2xは、本実施形態では、一例として、第一の支持部2を厚さ方向に貫通する貫通孔として設けられている。そして、第一の状態で、カメラモジュール11は、図5,10に示されるように、開口部2xに挿入され、第一の支持部2のディスプレイ5とは反対側の領域(図5で第一の支持部2より下側の領域)を撮像することができる。また、第二の状態では、カメラモジュール11は、第二の支持部3のディスプレイ5とは反対側の領域(図6で第二の支持部3より右側の領域)を撮像することができる。
また、本実施形態では、一例として、図12に示されるように、電子機器1には、第一の回動抑制部12aが設けられている。第一の回動抑制部12aは、一例として、第二の支持部3の壁部3mに当接する壁部2k(突出部、リブ、凸部、段差部、支持部)である。回動された第二の支持部3が第一の回動抑制部12aに当接することにより、図12に示された位置(角度)より図12の時計回り方向へ回動するのが抑制される。すなわち、第一の回動抑制部12aは、第一の支持部2と第二の支持部3とがディスプレイ5の領域5s(中間部分5k)が面5a(表示面)の上方(前方、正面)側に向けて凸となる状態に回動するのを、抑制する。
さらに、本実施形態では、一例として、図13に示されるように、電子機器1には、第二の回動抑制部12bが設けられている。第二の回動抑制部12bは、一例として、第一の支持部2の壁部2mに設けられ、空間2v内で壁部2k側に突出し、第二の支持部3の壁部3mに設けられたアーム部3tに当接する突出部2y(壁部、リブ、凸部、段差部、支持部)である。回動された第二の支持部3が第二の回動抑制部12bに当接することにより、第二の支持部3が図13に示された位置(角度)より図13の反時計回り方向へ回動するのが抑制される。すなわち、第二の回動抑制部12bは、第一の支持部2と第二の支持部3とがディスプレイ5の領域5sが面5aの下方(後方、背後)側に向けて凸となった図13の位置(角度、状態)から、面5aの一端側(端部5e側、図13の左方側)と他端側(端部5c側、図13の上方側)とが互いに面する方向に回動するのを、抑制する。すなわち、ディスプレイ5がより大きく折り曲げられるのが抑制される。
以上、説明したように、本実施形態では、一例として、電子機器1は、第一の支持部2と第二の支持部3とが近接してディスプレイ5が略平坦な第一の状態と、第一の支持部2と第二の支持部3とが離間してディスプレイ5が一端側(端部5e側)と他端側(端部5c側)との間で曲がった第二の状態と、をとり得る。よって、本実施形態によれば、一例としては、タブレット構造およびクラムシェル構造の双方に変形可能な電子機器1において、支持部(筐体)がディスプレイ5の端部5cと端部5eとが互いに面する状態に折り畳まれない(互いに重ならない)ので、電子機器1の厚さがより薄くなりやすい。また、可撓性のディスプレイ5をより大きく曲げずに済むため、一例としては、ディスプレイ5の信頼性がより高まりやすく、ディスプレイ5や電子機器1等がより安価に製造されやすい。また、第一の状態で第二の支持部3が第一の支持部2によってより安定的に支持されやすい。なお、電子機器1は、第一の状態で、第一の支持部2と第二の支持部3とを弾性的に着脱するスナップフィット機構(図示されず)を備えることができる。
また、本実施形態では、一例として、第二の支持部3は、ディスプレイ5の端部5cと端部5eとに亘る方向と交叉した方向の端部5d,5fをスライド可能に支持した第三の支持部6を有している。よって、第一の支持部2と第二の支持部3との屈曲角度によらず、ディスプレイ5がより安定的に支持されることができる。
また、本実施形態では、一例として、第三の支持部6(壁部3rのヒンジ部4側の端部3w)はヒンジ部4と離間して設けられている。よって、本実施形態によれば、一例としては、ディスプレイ5がより大きな曲率半径で曲がりやすい。よって、一例としては、ディスプレイ5の信頼性がより高まりやすい。
また、本実施形態では、一例として、ディスプレイ5と第二の支持部3との間に、ディスプレイ5と第二の支持部3との摩擦を減らす摩擦低減部7が設けられている。よって、本実施形態によれば、一例としては、ディスプレイ5がスライドする際に第二の支持部3に引っ掛かるのが抑制されやすい。よって、一例としては、ディスプレイ5がスライドする際に第二の支持部3に引っ掛かることによる不都合が生じにくい。
また、本実施形態では、一例として、摩擦低減部7はディスプレイ5の面5b(後面)に設けられている。よって、本実施形態によれば、一例としては、摩擦低減部7がより容易に設けられやすい。また、一例としては、摩擦低減部7によってディスプレイ5が補強されやすい。また、ディスプレイ5の面5aの周縁部に設けられた摩擦低減部7は、ディスプレイ5の面5a(表示面、表示画面)の非表示領域として用いられうる。
また、本実施形態では、一例として、電子機器1は、ディスプレイ5が曲がったことを検出可能なセンサ8aを備えている。よって、本実施形態によれば、一例としては、センサ8aの検出結果に応じてディスプレイ5の表示を切り替えることができる。
また、本実施形態では、一例として、制御部9は、ディスプレイ5が曲がったことが検出された場合には、ディスプレイ5の曲がった中間部分5kを含む領域5sに対応したタッチセンサ5tの検出結果に応じた処理を実行しない。よって、本実施形態によれば、一例としては、制御部9で、ディスプレイ5が曲がったことによるタッチセンサ5tの誤検出に基づく誤った演算処理が実行されるのが、抑制されやすい。
また、本実施形態では、一例として、第二の支持部3にカメラモジュール11が設けられ、第一の支持部2に、第一の状態でカメラモジュール11による当該第一の支持部2のディスプレイ5とは反対側の領域の撮像を可能とする開口部2xが設けられている。よって、本実施形態によれば、一例としては、カメラモジュール11を、第一の状態と第二の状態との双方で用いることができる。
また、本実施形態では、一例として、第一の支持部2(筐体)内に、端部2c側から端部2e側に亘った空間2vが設けられた。よって、本実施形態によれば、一例としては、ヒンジ部4で筐体と筐体とが分割された構成に比べて、第一の支持部2内の空間2vがより大きくなりやすい。よって、一例としては、より大きなバッテリが収容されやすい。
また、本実施形態では、一例として、電子機器1は、第一の回動抑制部12aおよび第二の回動抑制部12bを備えている。よって、本実施形態によれば、一例としては、電子機器1およびディスプレイ5を、平坦に拡がった姿勢(タブレット構造)と、折り畳まれて互いに厚さ方向に重ならない所定角度で屈曲された姿勢(クラムシェル構造)との間で使用することができる。よって、一例としては、折り畳まれて重ならない分、電子機器1の厚さをより薄くできるとともに、ディスプレイ5の信頼性がより向上されやすい。
<第1変形例>
図14に示される本変形例にかかる第二の支持部3Aは、上記第1実施形態にかかる電子機器1の第二の支持部3に替えて用いることができる。本変形例では、一例として、第二の支持部3Aには、その厚さ方向の視線(平面視)で多角形状(本変形例では、一例として六角形状)の開口部3u(貫通孔や有底の凹部等、本変形例では、一例として貫通孔)が設けられている。開口部3uは、同じ姿勢で並べられ、複数の開口部3u間には、フレーム3vが配置されている。本変形例によれば、一例としては、第二の支持部3Aがより軽量化され、ひいては、電子機器1がより軽量化されやすい。
図14に示される本変形例にかかる第二の支持部3Aは、上記第1実施形態にかかる電子機器1の第二の支持部3に替えて用いることができる。本変形例では、一例として、第二の支持部3Aには、その厚さ方向の視線(平面視)で多角形状(本変形例では、一例として六角形状)の開口部3u(貫通孔や有底の凹部等、本変形例では、一例として貫通孔)が設けられている。開口部3uは、同じ姿勢で並べられ、複数の開口部3u間には、フレーム3vが配置されている。本変形例によれば、一例としては、第二の支持部3Aがより軽量化され、ひいては、電子機器1がより軽量化されやすい。
<第2変形例>
図15に示される本変形例にかかる第二の支持部3Bは、上記第1実施形態にかかる電子機器1の第二の支持部3に替えて用いることができる。本変形例では、一例として、第二の支持部3Bには、その厚さ方向の視線(平面視)で円形状の開口部3u(貫通孔や有底の凹部等、本変形例では、一例として貫通孔)が設けられている。本変形例によっても、一例としては、第二の支持部3Bがより軽量化され、ひいては、電子機器1がより軽量化されやすい。
図15に示される本変形例にかかる第二の支持部3Bは、上記第1実施形態にかかる電子機器1の第二の支持部3に替えて用いることができる。本変形例では、一例として、第二の支持部3Bには、その厚さ方向の視線(平面視)で円形状の開口部3u(貫通孔や有底の凹部等、本変形例では、一例として貫通孔)が設けられている。本変形例によっても、一例としては、第二の支持部3Bがより軽量化され、ひいては、電子機器1がより軽量化されやすい。
<第3変形例>
図16〜18に示される本変形例にかかる電子機器1Cは、第一の支持部2に対して第二の支持部3を支持した第四の支持部13を備えている。本変形例では、一例として、第四の支持部13は、第二の支持部3の面3b側に設けられ、第二の支持部3に回動可能に支持されている。第四の支持部13は、第一の状態では、第二の支持部3の面3bに沿った状態に折り畳んで収容することができる。第四の支持部13の回動軸Ax1は、ヒンジ部4の回動軸Axと平行である。第四の支持部13は板状あるいはフレーム状に構成されている。第四の支持部13の端部13a(上端部、一端部)が第二の支持部3に回動可能に接続される。第四の支持部13の端部13aとは反対側の端部13b(下端部、他端部)が第一の支持部2に支持される。第一の支持部2には、端部13bを異なる支持位置A1〜A4で支持する可変支持部14(支持部)が設けられている。支持位置A1〜A4のヒンジ部4からの距離がそれぞれ異なっている。可変支持部14は、第一の支持部2の壁部2kに、段差部あるいは凹部として構成されうる。よって、本変形例によれば、第四の支持部13によって、第二の支持部3が第一の支持部2に対してより強固に支持されやすい。また、本変形例によれば、第四の支持部13の支持位置A1〜A4を変化させることで、図18に示されるように、第二の支持部3の角度を可変設定することができる。
図16〜18に示される本変形例にかかる電子機器1Cは、第一の支持部2に対して第二の支持部3を支持した第四の支持部13を備えている。本変形例では、一例として、第四の支持部13は、第二の支持部3の面3b側に設けられ、第二の支持部3に回動可能に支持されている。第四の支持部13は、第一の状態では、第二の支持部3の面3bに沿った状態に折り畳んで収容することができる。第四の支持部13の回動軸Ax1は、ヒンジ部4の回動軸Axと平行である。第四の支持部13は板状あるいはフレーム状に構成されている。第四の支持部13の端部13a(上端部、一端部)が第二の支持部3に回動可能に接続される。第四の支持部13の端部13aとは反対側の端部13b(下端部、他端部)が第一の支持部2に支持される。第一の支持部2には、端部13bを異なる支持位置A1〜A4で支持する可変支持部14(支持部)が設けられている。支持位置A1〜A4のヒンジ部4からの距離がそれぞれ異なっている。可変支持部14は、第一の支持部2の壁部2kに、段差部あるいは凹部として構成されうる。よって、本変形例によれば、第四の支持部13によって、第二の支持部3が第一の支持部2に対してより強固に支持されやすい。また、本変形例によれば、第四の支持部13の支持位置A1〜A4を変化させることで、図18に示されるように、第二の支持部3の角度を可変設定することができる。
以上、本発明の実施形態および変形例を例示したが、上記実施形態および変形例はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態および変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。これら実施形態および変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、各実施形態および変形例の構成や形状は、部分的に入れ替えて実施することも可能である。また、各構成や形状等のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。また、上記実施形態および変形例では、ディスプレイは第二の支持部に固定され、第一の支持部にスライド(移動)可能に支持されてもよい。また、第一の支持部と第二の支持部との屈曲位置(接続位置)や、屈曲数、屈曲方向等も適宜に変更することが可能である。例えば、電子機器は長手方向に沿った屈曲位置(屈曲線、境界線)で短手方向に屈曲される(折り畳み可能な)構成とすることができる。また、本発明の実施形態にかかる発明は、第一の筐体(第一の支持部)および第二の筐体(第二の支持部)のそれぞれに別個のディスプレイ(部品、例えば非可撓性のガラスパネルを有した比較的硬質のディスプレイパネル等)が支持され(設けられ)、第一の回動抑制部と第二の回動抑制部とが設けられた電子機器としても、実施することができ、当該電子機器によっても同様の構成に基づく同様の効果が得られる。
1,1C…電子機器、2…第一の支持部、2v…空間、2x…開口部、3,3A,3B…第二の支持部、4…ヒンジ部、5…ディスプレイ(部品)、5a…面(前面、表示面)、5b…面(後面)、5c…端部(他端)、5d,5f…(交叉した方向の)端部、5e…端部(一端)、5k…中間部分(曲がった部分)、5s…領域、5t…タッチセンサ、7…摩擦低減部、8a…センサ、9…制御部、11…カメラモジュール、12a…第一の回動抑制部、12b…第二の回動抑制部、13…第四の支持部。
Claims (13)
- 画像を見ることができる前面と当該前面の反対側の後面とを有し屈曲可能なディスプレイと、
前記ディスプレイの一端側を支持するとともに、前記ディスプレイが略平坦な状態では当該ディスプレイの一端側から他端側に亘って前記ディスプレイの前記後面側に位置された第一の支持部と、
前記ディスプレイの他端側を支持するとともに、前記ディスプレイと前記第一の支持部との間に位置された第二の支持部と、
前記第一の支持部と前記第二の支持部とを回動可能に接続したヒンジ部と、
を備え、
前記第一の支持部と前記第二の支持部とが近接して前記ディスプレイが略平坦な第一の状態と、前記第一の支持部と前記第二の支持部とが離間して前記ディスプレイが前記一端側と前記他端側との間で曲がった第二の状態と、をとり得る電子機器。 - 前記第一の支持部および前記第二の支持部のうち少なくとも一方は、前記ディスプレイの前記一端部と前記他端部とに亘る方向と交叉した方向の端部をスライド可能に支持した第三の支持部を有した、請求項1に記載の電子機器。
- 前記第三の支持部は前記ヒンジ部と離間して設けられた、請求項2に記載の電子機器。
- 前記ディスプレイと前記第二の支持部との間に、前記ディスプレイと前記第二の支持部との摩擦を減らす摩擦低減部が設けられた、請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の電子機器。
- 前記摩擦低減部は前記後面に設けられた、請求項4に記載の電子機器。
- 前記ディスプレイが曲がったことを検出可能なセンサを備えた、請求項1〜5のうちいずれか一つに記載の電子機器。
- 前記前面での入力操作を検出するタッチセンサと、
前記タッチセンサの検出結果に応じた処理を実行する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記ディスプレイが曲がったことが検出された場合には、当該ディスプレイの曲がった部分を含む領域に対応した前記タッチセンサの検出結果に応じた処理を実行しない、請求項6に記載の電子機器。 - 前記第二の支持部にカメラモジュールが設けられ、
前記第一の支持部に、前記第一の状態で前記カメラモジュールによる当該第一の支持部の前記ディスプレイとは反対側の領域の撮像を可能とする開口部が設けられた、請求項1〜7のうちいずれか一つに記載の電子機器。 - 前記第一の支持部内に前記一端側から前記他端側に亘った空間が設けられた、請求項1〜8のうちいずれか一つに記載の電子機器。
- 前記第一の支持部に対して前記第二の支持部を支持した第四の支持部を備えた、請求項1〜9のうちいずれか一つに記載の電子機器。
- 表示面を有した可撓性のディスプレイと、
前記表示面の一端側で当該表示面の裏側に位置された第一の支持部と、
前記表示面の他端側で当該表示面の裏側に位置された第二の支持部と、
前記第一の支持部と前記第二の支持部とを回動可能に接続したヒンジ部と、
前記第一の支持部および前記第二の支持部のうち一方に固定され、前記ディスプレイの前記表示面の前記一端側と前記他端側との間の中間部分が当該表示面の前方側に向けて凸となる状態に他方が回動するのを抑制する第一の回動抑制部と、
前記第一の支持部および前記第二の支持部のうち一方に固定され、他方を支持することにより、前記第一の支持部および前記第二の支持部が、前記ディスプレイの前記中間部分が前記表示面の後方側に凸となる状態に曲がった所定角度から、前記ディスプレイの前記表示面の前記一端側と前記他端側とが互いに面する方向に回動するのを抑制する第二の回動抑制部と、
を備えた、電子機器。 - 表示面を有した部品を支持した第一の支持部と、
表示面を有した部品を支持した第二の支持部と、
前記第一の支持部と前記第二の支持部とを回動可能に接続したヒンジ部と、
前記第一の支持部および前記第二の支持部のうち一方に固定され、他方を支持することにより、前記一方と前記他方とが、前記ヒンジ部で前記第一の支持部ならびに前記第二の支持部の前記表示面の前方側に突出した状態に曲がるのを抑制する第一の回動抑制部と、
前記第一の支持部および前記第二の支持部のうち一方に固定され、他方を支持することにより、前記一方と前記他方とが、所定角度で曲がった状態から、前記一方および前記他方の前記表示面同士が近接する方向に回動するのを抑制する第二の回動抑制部と、
を備えた、電子機器。 - 前記第一の回動抑制部が、前記他方の前記表示面とは反対側を全体的に覆う、請求項12に記載の電子機器。
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