JP2013230658A - 液体吐出装置、及び、熱制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電力の節約を実現する。
【解決手段】媒体2を支持し、かつ、加熱するプラテン33と、前記プラテン33により支持され、かつ、加熱された前記媒体2に液体を吐出するヘッドと、を有する液体吐出装置であって、前記プラテン33は、前記媒体2の互いに異なる部分をそれぞれ支持し、かつ、それぞれ加熱するための、分割された複数の分割支持部を備え、前記複数の分割支持部の各々毎に熱制御を行うコントローラーを有する。
【選択図】図5
【解決手段】媒体2を支持し、かつ、加熱するプラテン33と、前記プラテン33により支持され、かつ、加熱された前記媒体2に液体を吐出するヘッドと、を有する液体吐出装置であって、前記プラテン33は、前記媒体2の互いに異なる部分をそれぞれ支持し、かつ、それぞれ加熱するための、分割された複数の分割支持部を備え、前記複数の分割支持部の各々毎に熱制御を行うコントローラーを有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、液体吐出装置、及び、熱制御方法に関する。
媒体を支持するプラテンと、当該プラテンにより支持された媒体に液体を吐出するヘッドと、を有する液体吐出装置は、既によく知られている。かかる液体吐出装置としては、例えば、インクジェット式プリンターを挙げることができる。
このような液体吐出装置の中には、媒体に着弾された液体を乾燥させるため、媒体を加熱する加熱機能がプラテンに備えられたものがある。
そして、このような液体吐出装置には、かかる加熱機能が存在するため、電力を節約することが要請されていた。
そして、このような液体吐出装置には、かかる加熱機能が存在するため、電力を節約することが要請されていた。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電力の節約を実現することにある。
主たる本発明は、媒体を支持し、かつ、加熱するプラテンと、
前記プラテンにより支持され、かつ、加熱された前記媒体に液体を吐出するヘッドと、を有する液体吐出装置であって、
前記プラテンは、前記媒体の互いに異なる部分をそれぞれ支持し、かつ、それぞれ加熱するための、分割された複数の分割支持部を備え、
前記複数の分割支持部の各々毎に熱制御を行うコントローラーを有することを特徴とする液体吐出装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
前記プラテンにより支持され、かつ、加熱された前記媒体に液体を吐出するヘッドと、を有する液体吐出装置であって、
前記プラテンは、前記媒体の互いに異なる部分をそれぞれ支持し、かつ、それぞれ加熱するための、分割された複数の分割支持部を備え、
前記複数の分割支持部の各々毎に熱制御を行うコントローラーを有することを特徴とする液体吐出装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
媒体を支持し、かつ、加熱するプラテンと、
前記プラテンにより支持され、かつ、加熱された前記媒体に液体を吐出するヘッドと、を有する液体吐出装置であって、
前記プラテンは、前記媒体の互いに異なる部分をそれぞれ支持し、かつ、それぞれ加熱するための、分割された複数の分割支持部を備え、
前記複数の分割支持部の各々毎に熱制御を行うコントローラーを有することを特徴とする液体吐出装置。
かかる液体吐出装置によれば、電力の節約を実現することが可能となる。
前記プラテンにより支持され、かつ、加熱された前記媒体に液体を吐出するヘッドと、を有する液体吐出装置であって、
前記プラテンは、前記媒体の互いに異なる部分をそれぞれ支持し、かつ、それぞれ加熱するための、分割された複数の分割支持部を備え、
前記複数の分割支持部の各々毎に熱制御を行うコントローラーを有することを特徴とする液体吐出装置。
かかる液体吐出装置によれば、電力の節約を実現することが可能となる。
また、前記熱制御は、前記分割支持部を加熱状態とするか否かのオンオフ制御であり、
前記媒体を所定搬送量毎に搬送方向に沿って間欠搬送する搬送部であって、前記所定搬送量の大きさが可変である搬送部を有し、
前記コントローラーは、前記所定搬送量の前記大きさに応じて、前記オンオフ制御を行い、加熱状態の前記分割支持部の数を変化させることとしてもよい。
かかる場合には、媒体の収縮を抑制することが可能となる。
前記媒体を所定搬送量毎に搬送方向に沿って間欠搬送する搬送部であって、前記所定搬送量の大きさが可変である搬送部を有し、
前記コントローラーは、前記所定搬送量の前記大きさに応じて、前記オンオフ制御を行い、加熱状態の前記分割支持部の数を変化させることとしてもよい。
かかる場合には、媒体の収縮を抑制することが可能となる。
また、前記複数の分割支持部の各々は、前記搬送方向に並ぶように設けられており、
前記コントローラーは、前記所定搬送量の前記大きさに応じて、加熱状態の前記分割支持部が前記搬送方向において連続する連続数を変化させることとしてもよい。
かかる場合には、前記所定搬送量の前記大きさに応じた分割支持部のオンオフ制御をスムーズに行うことができる。
前記コントローラーは、前記所定搬送量の前記大きさに応じて、加熱状態の前記分割支持部が前記搬送方向において連続する連続数を変化させることとしてもよい。
かかる場合には、前記所定搬送量の前記大きさに応じた分割支持部のオンオフ制御をスムーズに行うことができる。
また、前記熱制御は、前記分割支持部を加熱状態とするか否かのオンオフ制御であり、
前記コントローラーは、前記媒体の幅方向における長さに応じて、前記オンオフ制御を行い、加熱状態の前記分割支持部の数を変化させることとしてもよい。
かかる場合には、電力の節約を実現することが可能となる。
前記コントローラーは、前記媒体の幅方向における長さに応じて、前記オンオフ制御を行い、加熱状態の前記分割支持部の数を変化させることとしてもよい。
かかる場合には、電力の節約を実現することが可能となる。
また、前記複数の分割支持部の各々は、前記幅方向に並ぶように設けられており、
前記コントローラーは、前記媒体の幅方向における長さに応じて、加熱状態の前記分割支持部が前記幅方向において連続する連続数を変化させることとしてもよい。
かかる場合には、前記媒体の幅方向における長さに応じた分割支持部のオンオフ制御をスムーズに行うことができる。
前記コントローラーは、前記媒体の幅方向における長さに応じて、加熱状態の前記分割支持部が前記幅方向において連続する連続数を変化させることとしてもよい。
かかる場合には、前記媒体の幅方向における長さに応じた分割支持部のオンオフ制御をスムーズに行うことができる。
また、前記プラテンは、前記媒体を該プラテンの支持面に吸着させるための吸着口を備え、
該吸着口は、隣り合う前記分割支持部間に設けられた隙間であることとしてもよい。
かかる場合には、分割支持部に設ける吸着口を少なくすることが可能となる。
該吸着口は、隣り合う前記分割支持部間に設けられた隙間であることとしてもよい。
かかる場合には、分割支持部に設ける吸着口を少なくすることが可能となる。
次に、媒体を支持し、かつ、加熱するプラテンと、
前記プラテンにより支持され、かつ、加熱された前記媒体に液体を吐出するヘッドと、を有し、
前記プラテンは、前記媒体の互いに異なる部分をそれぞれ支持し、かつ、それぞれ加熱するための、分割された複数の分割支持部を備える液体吐出装置を準備することと、
該複数の分割支持部の各々毎に熱制御を行うことと、
を有することを特徴とする熱制御方法。
かかる熱制御方法によれば、電力の節約を実現することが可能となる。
前記プラテンにより支持され、かつ、加熱された前記媒体に液体を吐出するヘッドと、を有し、
前記プラテンは、前記媒体の互いに異なる部分をそれぞれ支持し、かつ、それぞれ加熱するための、分割された複数の分割支持部を備える液体吐出装置を準備することと、
該複数の分割支持部の各々毎に熱制御を行うことと、
を有することを特徴とする熱制御方法。
かかる熱制御方法によれば、電力の節約を実現することが可能となる。
===画像記録装置1の構成例について===
液体吐出装置の一例としての画像記録装置1(本実施の形態においては、インクジェット式プリンター、特に、ラテラルスキャン型のラベル印刷機)の構成例について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、画像記録装置1の概略断面図である。図2は、画像記録装置1のブロック図である。
なお、以下の説明において、「上下方向」、「左右方向」をいう場合は、図1に矢印で示した方向を基準として示すものとする。また、「前後方向」をいう場合は、図1において紙面に直交する方向を示すものとする。
また、本実施の形態においては、画像記録装置1が画像を記録する媒体の一例として、ロール状に巻かれた用紙(以下、ロール紙(連続紙)という)を用いて説明する。
液体吐出装置の一例としての画像記録装置1(本実施の形態においては、インクジェット式プリンター、特に、ラテラルスキャン型のラベル印刷機)の構成例について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、画像記録装置1の概略断面図である。図2は、画像記録装置1のブロック図である。
なお、以下の説明において、「上下方向」、「左右方向」をいう場合は、図1に矢印で示した方向を基準として示すものとする。また、「前後方向」をいう場合は、図1において紙面に直交する方向を示すものとする。
また、本実施の形態においては、画像記録装置1が画像を記録する媒体の一例として、ロール状に巻かれた用紙(以下、ロール紙(連続紙)という)を用いて説明する。
本実施の形態に係る画像記録装置1は、図1及び図2に示すように、搬送部の一例としての搬送ユニット20、及び、該搬送ユニット20がロール紙2を搬送する搬送経路(図1において、当該搬送経路は、ロール紙巻軸18からロール紙巻き取り駆動軸92までの間の、ロール紙2が位置する部分により表されている)に沿って、給送ユニット10、プラテン33、巻き取りユニット90、を有し、さらに、搬送経路上の画像記録領域Rにおいて複数種類の液体の一例としてのインクを吐出して画像記録を行うヘッドユニット30と、インク補給ユニット35と、キャリッジユニット40と、クリーニングユニット43と、プラテン33上のロール紙2に風を送る送風ユニット80と、これらのユニット等を制御し画像記録装置1としての動作を司るコントローラー60と、検出器群50と、を有している。
給送ユニット10は、ロール紙2を搬送ユニット20に給送するものである。この給送ユニット10は、ロール紙2が巻かれ回転可能に支持されるロール紙巻軸18と、ロール紙巻軸18から繰り出されたロール紙2を巻き掛けて搬送ユニット20に導くための中継ローラー19と、を有している。
搬送ユニット20は、給送ユニット10により送られたロール紙2を、予め設定された搬送経路に沿って搬送するものである。この搬送ユニット20は、図1に示すように、中継ローラー19に対して水平右方に位置する中継ローラー21と、中継ローラー21から見て右斜め下方に位置する中継ローラー22と、中継ローラー22から見て右斜め上方(プラテン33から見て搬送方向における左側)に位置する第一搬送ローラー23と、中継ローラー22と第一搬送ローラー23との間に位置するステアリングユニット(舵取りユニット)20aと、第一搬送ローラー23から見て右方(プラテン33から見て搬送方向における右側)に位置する第二搬送ローラー24と、第二搬送ローラー24から見て鉛直下方に位置する反転ローラー25と、反転ローラー25から見て右方に位置する中継ローラー26と、中継ローラー26から見て上方に位置する送り出しローラー27と、を有している。
中継ローラー21は、中継ローラー19から送られたロール紙2を、左方から巻き掛けて下方に向かって弛ませるローラーである。
中継ローラー22は、中継ローラー21から送られたロール紙2を、左方から巻き掛けて右斜め上方に向かって搬送するローラーである。
中継ローラー22は、中継ローラー21から送られたロール紙2を、左方から巻き掛けて右斜め上方に向かって搬送するローラーである。
第一搬送ローラー23は、不図示のモーターにより駆動される第一駆動ローラー23aと、該第一駆動ローラー23aに対してロール紙2を挟んで対向するように配置された第一従動ローラー23bとを有している。この第一搬送ローラー23は、下方に弛ませたロール紙2を上方に引き上げ、プラテン33に対向する画像記録領域Rへ搬送するローラーである。第一搬送ローラー23は、画像記録領域R上のロール紙2の部位に対して画像印刷がなされている期間、一時的に搬送を停止させるようになっている(すなわち、ヘッド31が、停止しているロール紙2の当該部位にインクを吐出することにより、当該部位に1ページ分の画像記録が成されることとなる)。なお、コントローラー60の駆動制御により、第一駆動ローラー23aの回転駆動に伴って第一従動ローラー23bが回転することによって、プラテン33上に位置させるロール紙2の搬送量が調整される。
搬送ユニット20は、上述したとおり、中継ローラー21、22と第一搬送ローラー23との間に巻き掛けたロール紙2の部位を下方に弛ませて搬送する機構を有している。このロール紙2の弛みは、コントローラー60により、不図示の弛み検出用センサーからの検出信号に基づき監視される。具体的には、中継ローラー21、22と第一搬送ローラー23との間において弛ませたロール紙2の部位を、弛み検出用センサーが検出した場合には、該部位に適切な大きさの張力が与えられていることになるため、搬送ユニット20はロール紙2を弛ませた状態で搬送することが可能となる。一方、弛み検出用センサーが弛ませたロール紙2の部位を検出しない場合は、該部位に過剰な大きさの張力が与えられていることになるため、搬送ユニット20によるロール紙2の搬送が一時的に停止され、張力が適切な大きさに調整される。
ステアリングユニット20aは、図1に示すように、傾斜した状態で搬送経路上に位置し、回動することによりロール紙2の幅方向位置(幅方向(図1に示す前後方向)においてロール紙2が位置する位置)を変化させるためのものである。すなわち、ロール紙2が搬送経路に沿って搬送される際、中継ローラー等の軸ずれや組み付け誤差等によりロール紙2に作用する張力が変動すること等に起因して、ロール紙2の幅方向位置が変位する場合がある。そして、当該ステアリングユニット20aは、ロール紙2の当該幅方向位置を調整するためのものである。
第二搬送ローラー24は、不図示のモーターにより駆動される第二駆動ローラー24aと、該第二駆動ローラー24aに対してロール紙2を挟んで対向するように配置された第二従動ローラー24bとを有している。この第二搬送ローラー24は、ヘッドユニット30により画像が記録された後のロール紙2の部位を、プラテン33の支持面33aに沿って水平右方向に搬送した後に鉛直下方に搬送するローラーである。これにより、ロール紙2の方向が転換されることになる。なお、コントローラー60の駆動制御により、第二駆動ローラー24aの回転駆動に伴って第二従動ローラー24bが回転することによって、プラテン33上に位置するロール紙2の部位に対して付与される所定の張力が調整される。
反転ローラー25は、第二搬送ローラー24から送られたロール紙2を、左側上方から巻き掛けて右斜め上方に向かって搬送するローラーである。
中継ローラー26は、反転ローラー25から送られたロール紙2を、左側下方から巻き掛けて上方に向かって搬送するローラーである。
送り出しローラー27は、中継ローラー26から送られたロール紙2を、左側下方から巻き掛けて巻き取りユニット90に送り出すようになっている。
中継ローラー26は、反転ローラー25から送られたロール紙2を、左側下方から巻き掛けて上方に向かって搬送するローラーである。
送り出しローラー27は、中継ローラー26から送られたロール紙2を、左側下方から巻き掛けて巻き取りユニット90に送り出すようになっている。
このように、ロール紙2が各ローラーを順次経由して移動することにより、ロール紙2を搬送するための搬送経路が形成されることになる。そして、搬送ユニット20は、ロール紙2を所定搬送量(本実施の形態においては、前述した1ページ分の搬送量。換言すれば、画像記録領域Rの搬送方向における長さ)毎に当該搬送経路(搬送方向)に沿って間欠搬送する。すなわち、ロール紙2に1ページ分の画像記録(画像記録領域Rにおける画像記録)が成される毎に、当該1ページ分の間欠的な搬送が行なわれる。
ヘッドユニット30は、搬送経路上の画像記録領域Rに位置するロール紙2の部位に画像を記録するためのものである。すなわち、ヘッドユニット30は、搬送ユニット20により搬送経路上の画像記録領域Rに(プラテン33上に)送り込まれたロール紙2の部位に、インク吐出ノズルからインクを吐出して画像を形成する。本実施の形態において、このヘッドユニット30は、M個のヘッド31を有している。
各々のヘッド31は、その下面(すなわち、ノズル面32)に、列方向にインク吐出ノズルが並んだインク吐出ノズル列を有している。本実施の形態においては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)等の色毎にそれぞれ複数のインク吐出ノズル♯1〜♯Nからなるインク吐出ノズル列を有している。各インク吐出ノズル列の各インク吐出ノズル♯1〜♯Nは、ロール紙2の搬送方向に交差する方向(つまり、当該方向が前述した列方向である)に直線状に配列されている。各インク吐出ノズル列は、当該搬送方向に沿って相互に間隔をあけて平行に配置されている。
各インク吐出ノズル♯1〜♯Nには、インク滴を吐出するための駆動素子としてピエゾ素子(不図示)が設けられている。ピエゾ素子は、その両端に設けられた電極間に所定時間幅の電圧を印加すると、電圧の印加時間に応じて伸張し、インクの流路の側壁を変形させる。これによって、インクの流路の体積がピエゾ素子の伸縮に応じて収縮し、この収縮分に相当するインクが、インク滴となって各色の各インク吐出ノズル♯1〜♯Nから吐出される。
そして、かかるヘッド31が、前記列方向においてM個並べられ、このことにより、ヘッドユニット30が形成されている。そのため、ヘッドユニット30は、色毎にM×N個のインク吐出ノズルを有している。
プラテン33は、ロール紙2を支持し、かつ、加熱するためのものである。このプラテン33については、後に詳述する。
インク補給ユニット35は、ヘッド31によるインクの吐出に起因してヘッドユニット30内のインクの量が減った際に、ヘッドユニット30にインクを補給するためのものである。
このインク補給ユニット35は、インクの色毎に設けられている。すなわち、イエロー色のインクを補給するためのイエローインク補給ユニット、マゼンタ色のインクを補給するためのマゼンタインク補給ユニット、シアン色のインクを補給するためのシアンインク補給ユニット、ブラック色のインクを補給するためのブラックインク補給ユニット等が設けられている。
インク補給ユニット35は、インクカートリッジ、インクの流路(通り道)となる多数のチューブ、当該チューブを開閉するための多数のバルブ等から構成されている。なお、当該インクカートリッジが設置されている場所を、図1における符号35で表している。
キャリッジユニット40は、ヘッドユニット30(ヘッド31)を移動させるためのものである。このキャリッジユニット40は、搬送方向(左右方向)に延びるキャリッジガイドレール41と(図1に二点鎖線で示す)、キャリッジガイドレール41に沿って搬送方向(左右方向)へ往復移動可能に支持されたキャリッジ42と、不図示のモーターとを有する。
キャリッジ42には、ヘッドユニット30(ヘッド31)が設けられている。そして、キャリッジ42は、不図示のモーターの駆動により、ヘッドユニット30(ヘッド31)と一体となって搬送方向(左右方向)へ移動するよう構成されている。
クリーニングユニット43は、ヘッド31をクリーニングするためのものである。このクリーニングユニット43は、ホームポジション(以下、HPと呼ぶ。図1参照)に設けられており、キャップと、吸引ポンプ等とを有している。ヘッド31(キャリッジ42)が搬送方向(左右方向)に移動してHPに位置すると、ヘッド31の下面(ノズル面32)に不図示のキャップが密着するようになっている。このようにキャップが密着した状態で吸引ポンプが作動すると、ヘッド31内のインクが、増粘したインクや紙粉と共に吸引される。このようにして、目詰まりしたインク吐出ノズルが不吐出状態から回復することによってヘッド31のクリーニングが完了する。
また、搬送方向(左右方向)におけるHPとプラテン33との間には、フラッシングユニット44が設けられており、ヘッド31(キャリッジ42)が搬送方向(左右方向)に移動してフラッシングユニット44に対向する位置に位置すると、ヘッド31は前記インク吐出ノズル列に属する各インク吐出ノズルからインクを吐出してフラッシングを行なうフラッシング動作を実行する。
送風ユニット80は、プラテン33上のロール紙2に風を送るためのものである。この送風ユニット80は、ファン81とファン81を回転させるモーター(不図示)とを備えている。ファン81は、回転することにより、プラテン33上のロール紙2に風を送り、ロール紙2に着弾されたインクを乾燥させるためのものである。このファン81は、図1に示すように、本体部に設けられた開閉可能なカバー(不図示)に複数設けられている。そして、この各々のファン81は、カバーが閉じた際に、プラテン33の上方に位置して、当該プラテン33の支持面33a(当該プラテン33上のロール紙2)と対向するようになっている。
巻き取りユニット90は、搬送ユニット20により送られたロール紙2(画像記録済みのロール紙)を巻き取るためのものである。この巻き取りユニット90は、送り出しローラー27から送られたロール紙2を、左側上方から巻き掛けて右斜め下方へ搬送するための中継ローラー91と、回転可能に支持され中継ローラー91から送られたロール紙2を巻き取るロール紙巻き取り駆動軸92と、を有している。
コントローラー60は、画像記録装置1の制御を行うための制御ユニットである。このコントローラー60は、図2に示すように、インターフェース部61と、CPU62と、メモリー63と、ユニット制御回路64と、を有している。インターフェース部61は、外部装置であるホストコンピューター110と画像記録装置1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU62は、画像記録装置1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリー63は、CPU62のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものである。CPU62は、メモリー63に格納されているプログラムに従ったユニット制御回路64により各ユニットを制御する。
検出器群50は、画像記録装置1内の状況を監視するものであり、例えば、前述の弛み検出用センサー、搬送ローラーに取り付けられてロール紙2の搬送などの制御に利用されるロータリー式エンコーダー、搬送されるロール紙2の有無を検出する用紙検出センサー、キャリッジ42(又はヘッド31)の搬送方向(左右方向)の位置を検出するためのリニア式エンコーダー、ロール紙2の幅方向における紙端(エッジ)位置を検出する紙端位置検出センサーなどがある。
===プラテン33及び吸着ユニットについて===
次に、プラテン33について、説明する。以下では、先ず、プラテン33の構成例について説明し、これに引き続いて、プラテン33の動作例(特に、加熱動作)について説明する。
次に、プラテン33について、説明する。以下では、先ず、プラテン33の構成例について説明し、これに引き続いて、プラテン33の動作例(特に、加熱動作)について説明する。
<<<プラテン33の構成例について>>>
先ず、プラテン33の構成例について、図3及び図4を用いて説明する。図3は、プラテン33を示した側面模式図である。図4は、プラテン33を示した斜視模式図である。
先ず、プラテン33の構成例について、図3及び図4を用いて説明する。図3は、プラテン33を示した側面模式図である。図4は、プラテン33を示した斜視模式図である。
プラテン33は、前述したとおり、ロール紙2を支持するためのものである。このプラテン33は、図3及び図4に示すように、直方体形状を備えており、図1に示したように、第一搬送ローラー23と第二搬送ローラー24との間の搬送経路に沿った領域に配置されている。
また、本実施の形態に係るプラテン33は、所謂熱プラテンとなっており、ロール紙2に着弾されたインクを乾燥させるために、ロール紙2を加熱する機能を有している。さらに、プラテン33は、ロール紙2をプラテン33の支持面33aに吸着させる機能を有している。このように、プラテン33は、ロール紙2に対し、支持機能、加熱機能、及び、吸着機能を備えている。
プラテン33は、図3及び図4に示すように、分割支持部の一例としてのプラテン熱板200と、メッシュ板金210と、吸引ファン212と、負圧室214と、を有している。
プラテン熱板200は、ロール紙2を支持し(具体的には、後述するメッシュ板金210を介してロール紙2を間接的に支持し)、かつ、加熱する。本実施の形態において、このプラテン熱板200は、図3及び図4に示すように、複数に分割されている(分割された複数の分割支持板となっている)。
より具体的に説明すると、複数に分割された各々のプラテン熱板200は、上下方向に薄い直方体形状を備えている。また、各々のプラテン熱板200は、内部にニクロム線等のヒーター(不図示)を備えており、したがって、各々のプラテン熱板自体が、発熱体となっている。
そして、本実施の形態においては、このようなプラテン熱板200が、図4に示すように、前記搬送方向(左右方向)に四つ並ぶように、また、ロール紙2の幅方向(前後方向)に三つ並ぶように、設けられている。したがって、12個のプラテン熱板200が、搬送方向及び幅方向の各々の方向に規則正しく並んでいる。
そして、複数に分割された各々のプラテン熱板200は、ロール紙2の互いに異なる部分をそれぞれ支持し、かつ、それぞれ加熱するようになっている。すなわち、各々のプラテン熱板200は、ロール紙2のうちの当該各々のプラテン熱板200に対向した部位を支持し、かつ、加熱する。
また、プラテン熱板200については、複数のプラテン熱板200の各々毎に、コントローラー60により熱制御が行われるようになっている。すなわち、複数のプラテン熱板200の各々毎に、加熱状態とするか否か(加熱状態とするか非加熱状態とするか)のオンオフ制御がコントローラー60によりなされる。つまり、各々のプラテン熱板200が、他のプラテン熱板200とは独立して、加熱状態や非加熱状態となり得るようになっている。
このように、コントローラー60は、複数に分割された各々のプラテン熱板200を個別にオンオフ制御することにより、加熱状態のプラテン熱板200の数を変化させることができるようになっている。そして、このことにより、ロール紙2を加熱する加熱領域の範囲を変えることができる。なお、何に基づいて、加熱領域の範囲を変えるかについては、後に詳述する。
メッシュ板金210は、ロール紙2を直接的に支持するためのものである(つまり、メッシュ板金210は、ロール紙2に接触した状態で当該ロール紙2を支持する)。このメッシュ板金210は、メッシュ状(つまり、不図示の細穴が多数ある)の板であり、図3に示すように、プラテン熱板200とは異なり、分割されておらず、一枚の板となっている。また、メッシュ板金210は、厚さ0.3mmの非常に薄い薄板となっている。また、図4に示すように、メッシュ板金210は、複数のプラテン熱板200の全てと接触した状態で、プラテン熱板200の上方に位置している。すなわち、メッシュ板金210は、ロール紙2に直接接触するため、プラテン33の最上部に配置されている。
なお、メッシュ板金210は、一枚の板であり、かつ、プラテン熱板200とロール紙2の間に挟まれることから、隣り合うプラテン熱板200間に設けられた隙間202の跡(溝跡)がロール紙2に付くことがメッシュ板金210により抑止されるようになっている。
また、メッシュ板金210は、非常に薄い薄板となっているため、メッシュ板金210内での熱移動が適切に抑えられるようになっている。つまり、隣り合うプラテン熱板200の一方が加熱状態に他方が非加熱状態になるように制御されているのに、熱が一方からメッシュ板金210を介して他方へ伝わって、非加熱状態のプラテン熱板200(又は、当該非加熱状態のプラテン熱板200の上に載っているメッシュ板金210の部位)が実際には熱を持ってしまうという不都合が生じないように、メッシュ板金210の厚さを非常に薄くしている。
吸引ファン212は、回転することにより空気を吸い出して、負圧室214を負圧にする役割を果たす。この吸引ファン212は、図3に示すように、プラテン33の最下部に配置されており、負圧室214に接続されている。
負圧室214は、図3に示すように、複数のプラテン熱板200の全てと隣接し、当該プラテン熱板200の下方に設けられている。そして、プラテン熱板200やメッシュ板金210に設けられ、ロール紙2をプラテン33の支持面33aに吸着させるための吸着口216を介して、当該負圧室214は、ロール紙2に通じている(つまり、負圧室214とロール紙2は、吸着口216により連通している)。すなわち、吸引ファン212が作動すると、負圧室214と吸着口216の双方が負圧となり、吸着口216に接しているロール紙2がプラテン33に吸着されるようになっている。
なお、メッシュ板金210においては、前述した多数の細穴が、吸着口216の役割を果たしている。その一方で、プラテン熱板200には、図3に示すように、熱板内吸着口216aが多数設けられており、当該熱板内吸着口216aが、プラテン熱板200における吸着口216の役割を果たす。さらに、隣り合うプラテン熱板200間には、前述した隙間202が備えられているが、この隙間202も、熱板内吸着口216aと同様、プラテン熱板200における吸着口216の役割を果たす。このように、負圧室214が細穴及び熱板内吸着口216aを介してロール紙2に通じている部分と、負圧室214が細穴及び隙間202を介してロール紙2に通じている部分とが存在している。
また、負圧室214の中には、プラテン熱板200を支えるための支柱218が多数設けられている。この支柱218は、図3に示すように、プラテン熱板200の底面200aと負圧室214の底部214aの双方に接触した状態で、底面200a、底部214a間に備えられている。そして、プラテン熱板200は、当該支柱218により、メッシュ板金210に押し付けられ、かつ、固定されている。
<<<プラテン33の動作例について>>>
次に、プラテン33の動作例について、特にプラテン33の加熱動作に着目して、図5を用いて説明する。図5は、コントローラー60によるプラテン熱板200のオンオフ制御を説明するための説明模式図である。
次に、プラテン33の動作例について、特にプラテン33の加熱動作に着目して、図5を用いて説明する。図5は、コントローラー60によるプラテン熱板200のオンオフ制御を説明するための説明模式図である。
なお、当該動作は、主として、コントローラー60により実現される。特に、本実施の形態においては、メモリー63に格納されたプログラムをCPU62が処理することにより実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
上述したとおり、搬送ユニット20は、コントローラー60の制御により、ロール紙2を所定搬送量(1ページ分の搬送量。換言すれば、画像記録領域Rの搬送方向における長さ)毎に搬送経路(搬送方向)に沿って間欠搬送する。すなわち、コントローラー60は、ロール紙2を停止する停止処理(かかる停止処理中に、画像記録領域R上のロール紙2の部位に1ページ分の画像が記録される)と、ロール紙2を搬送する搬送処理と、を繰り返す。そして、本実施の形態においては、当該間欠搬送が開始される際に、コントローラー60が、プラテン熱板200のオンオフ制御の実行を試みる(後述するように、実際には、行われない場合もある)。なお、本実施の形態においては、前記所定搬送量の大きさとロール紙2の幅方向における長さ(以下、当該長さを、紙幅と呼ぶ)とに基づいて、コントローラー60が当該オンオフ制御を行う。
これについて、図6を用いて説明する。図6には、プラテン33とロール紙2の水平方向(すなわち、左右方向及び前後方向)における位置関係が表され、画像(ラベル)がプラテン33(プラテン熱板200)により加熱されて乾燥される様子が示されている。なお、図6には、前記所定搬送量(1ページ分の搬送量、画像記録領域Rの搬送方向における長さ)の大きさと紙幅の双方が互いに異なる二つの例が示されている。
上図の例においては、1ページ分の搬送方向における長さが長く、プラテン33の搬送方向における長さ(以下、プラテン搬送方向長さと呼ぶ)と同等となっている。すなわち、画像記録領域Rがプラテン33上の全領域となっており(なお、図1にも、かかる例に基づいた画像記録領域Rを示している)、画像記録領域Rの搬送方向における長さが、プラテン搬送方向長さと同等となっている。そのため、所定搬送量(1ページ分の搬送量)がプラテン搬送方向長さと同じになるように設定されている。
一方、下図の例においては、1ページ分の搬送方向における長さが比較的短く、したがって、プラテン搬送方向長さより短くなっている。すなわち、当該例においては、画像がプラテン33上の全領域に記録されるのではなく、画像が記録される箇所が搬送方向上流側部分のみに限定されており、したがって、画像記録領域Rの搬送方向における長さが、プラテン搬送方向長さよりも短くなっている。そのため、所定搬送量(1ページ分の搬送量)がプラテン搬送方向長さよりも短くなっている。
そして、このことから、以下の相違点が生じている。すなわち、上図の例においては、前記停止処理と搬送処理との繰り返しにより、プラテン33に一度対向した部位が、プラテン33に再度対向することはない。例えば、プラテン33に対向する斜線部A(左側の斜線部A参照)は、次の搬送で移動すると、プラテン33に対向しない位置へ位置することとなる(右側の斜線部A参照)。これに対し、下図の例においては、前記停止処理と搬送処理との繰り返しにより、プラテン33に一度対向した部位が、プラテン33に再度対向する。例えば、プラテン33に対向する斜線部B(左側の斜線部B参照)は、次の搬送で移動しても、依然としてプラテン33に対向したままとなっている(右側の斜線部B参照)。
したがって、下図の例においては、プラテン熱板200のオンオフ制御を行わないと(つまり、全てのプラテン熱板200を加熱状態のままとすると)、加熱状態のプラテン熱板200と複数回対向するロール紙2の部位が生じ得ることとなり、当該部位が複数回加熱され、ロール紙2が過度に収縮してしまう恐れがある。
そこで、本実施の形態に係るコントローラー60は、前記所定搬送量の大きさに応じて、プラテン熱板200のオンオフ制御を行って、加熱状態のプラテン熱板200の数を変化させることにより(換言すれば、加熱状態のプラテン熱板200が搬送方向において連続する連続数を変化させることにより)、加熱領域の搬送方向における長さを変化させる。すなわち、所定搬送量の大きさが短い場合には、加熱状態のプラテン熱板200の数を減らして(換言すれば、加熱領域の搬送方向における長さを短くして)、加熱状態のプラテン熱板200と複数回対向するロール紙2の部位がなるべく生じないようにする(当該部位の存在を0にする必要は必ずしもない)。
なお、図6の下図の例においては、コントローラー60が、所定搬送量(1ページ分の搬送量、画像記録領域Rの搬送方向における長さ)分のプラテン熱板200を加熱状態(図6において、実線が加熱状態のプラテン熱板200を表している)として、それ以外のプラテン熱板200を非加熱状態(図6において、破線が非加熱状態のプラテン熱板200を表している)としている。具体的には、所定搬送量(1ページ分の搬送量、画像記録領域Rの搬送方向における長さ)がプラテン熱板3つ分なので、搬送方向上流側に位置し、搬送方向において3つ並んだプラテン熱板200が、それぞれ加熱状態とされ、搬送方向下流側に位置し、1つ並んだ残りのプラテン熱板200が、非加熱状態とされる。換言すれば、所定搬送量(1ページ分の搬送量、画像記録領域Rの搬送方向における長さ)がプラテン熱板3つ分なので、加熱状態のプラテン熱板200が搬送方向において連続する連続数を(Maxで4のところを)3としている。そのため、図6の上図と同じように、加熱状態のプラテン熱板200と複数回対向するロール紙2の部位が確実に生じないようになっている。
このように、コントローラー60は、所定搬送量の大きさが小さくなるほど、加熱状態のプラテン熱板200の数を減らして、加熱領域の搬送方向における長さを短くする。そして、このことにより、ロール紙2の収縮を抑制することが可能となる。また、さらに、このことにより、電力の節約を実現することも可能となる。
また、本実施の形態に係るコントローラー60は、前述したとおり、上記制御に加え、紙幅に基づいてプラテン熱板200のオンオフ制御を行う。
図6の上図の例においては、紙幅が長く、プラテン33の幅方向における長さ(以下、プラテン幅方向長さと呼ぶ)と同等となっている。その一方で、下図の例においては、紙幅が比較的短く、したがって、プラテン幅方向長さより短くなっている。そして、下図の例においては、プラテン熱板200のオンオフ制御を行わないと(つまり、全てのプラテン熱板200を加熱状態のままとすると)、ロール紙2と対向していないのに加熱状態となっているプラテン熱板200が生じ、電力が無駄に消費されることとなる。
図6の上図の例においては、紙幅が長く、プラテン33の幅方向における長さ(以下、プラテン幅方向長さと呼ぶ)と同等となっている。その一方で、下図の例においては、紙幅が比較的短く、したがって、プラテン幅方向長さより短くなっている。そして、下図の例においては、プラテン熱板200のオンオフ制御を行わないと(つまり、全てのプラテン熱板200を加熱状態のままとすると)、ロール紙2と対向していないのに加熱状態となっているプラテン熱板200が生じ、電力が無駄に消費されることとなる。
そこで、本実施の形態に係るコントローラー60は、紙幅に応じて、プラテン熱板200のオンオフ制御を行って、加熱状態のプラテン熱板200の数を変化させることにより(換言すれば、加熱状態のプラテン熱板200が幅方向において連続する連続数を変化させることにより)、加熱領域の幅方向における長さを変化させる。すなわち、紙幅が短い場合には、加熱状態のプラテン熱板200の数を減らして(換言すれば、加熱領域の幅方向における長さを短くして)、ロール紙2と対向していないのに加熱状態となっているプラテン熱板200がなるべく生じないようにする(このようなプラテン熱板200の存在を0にする必要は必ずしもない)。なお、図6の下図の例においては、幅方向後側に位置し、幅方向において2つ並んだプラテン熱板200が、それぞれ加熱状態とされ、幅方向前側に位置し、1つ並んだ残りのプラテン熱板200が、非加熱状態とされている。換言すれば、加熱状態のプラテン熱板200が幅方向において連続する連続数が(Maxで3のところを)2とされている。
このように、コントローラー60は、紙幅が短くなるほど、加熱状態のプラテン熱板200の数を減らして、加熱領域の幅方向における長さを短くする。そして、このことにより、電力の節約を実現することが可能となる。
そして、このようなオンオフ制御は、前記所定搬送量(1ページ分の搬送量)の大きさや紙幅が変わる毎に実行される(換言すれば、当該大きさや紙幅が変わらない限り、プラテン熱板200のオンオフ状況も変わらない)。すなわち、コントローラー60は、前述したホストコンピューター110を介して印刷データを受信すると、当該印刷データに基づいて、前記所定搬送量(1ページ分の搬送量)を決定する。また、当該印刷データには、紙幅情報が含まれている。そして、当該所定搬送量や紙幅が前回から変わった場合には、前記オンオフ制御を実行する。
===本実施の形態に係る画像記録装置1の有効性について===
上述したとおり、本実施の形態に係る画像記録装置1は、ロール紙2を支持し、かつ、加熱するプラテン33と、プラテン33により支持され、かつ、加熱されたロール紙2にインクを吐出するヘッド31と、を有することとした。そして、当該プラテン33は、ロール紙2の互いに異なる部分をそれぞれ支持し、かつ、それぞれ加熱するための、分割された複数のプラテン熱板200を備え、複数のプラテン熱板200の各々毎に熱制御を行うコントローラー60を有することとした。
上述したとおり、本実施の形態に係る画像記録装置1は、ロール紙2を支持し、かつ、加熱するプラテン33と、プラテン33により支持され、かつ、加熱されたロール紙2にインクを吐出するヘッド31と、を有することとした。そして、当該プラテン33は、ロール紙2の互いに異なる部分をそれぞれ支持し、かつ、それぞれ加熱するための、分割された複数のプラテン熱板200を備え、複数のプラテン熱板200の各々毎に熱制御を行うコントローラー60を有することとした。
したがって、前述したとおり、複数のプラテン熱板200の各々が状況に応じて個別に熱制御されることにより、電力の節約を実現することが可能となる。特に、本実施の形態においては、プラテン熱板200が分割されているため、隣り合うプラテン熱板200の一方から他方へ熱が伝わることが適切に抑えられる。そのため、プラテン熱板200に対する個別の熱制御が、より適切に行われることとなる。
また、本実施の形態において、前記熱制御は、プラテン熱板200を加熱状態とするか否かのオンオフ制御であり、ロール紙2を所定搬送量毎に搬送方向に沿って間欠搬送する搬送ユニット20であって、当該所定搬送量の大きさが可変である搬送ユニット20を有し、コントローラー60は、所定搬送量の大きさに応じて、前記オンオフ制御を行い、加熱状態のプラテン熱板200の数を変化させることとした。
そのため、前述したとおり、ロール紙2の収縮を抑制することが可能となる。
そのため、前述したとおり、ロール紙2の収縮を抑制することが可能となる。
また、本実施の形態において、プラテン33は、ロール紙2をプラテン33の支持面33aに吸着させるための吸着口216を備え、該吸着口216は、隣り合うプラテン熱板200間に設けられた隙間202であることとした。すなわち、プラテン熱板200間の隙間202に吸着口216の機能を持たせることとした。
そのため、プラテン熱板200に設ける吸着口216(熱板内吸着口216a)を少なくする(場合によっては、プラテン熱板200に吸着口216を設けない)ことが可能となる。
そのため、プラテン熱板200に設ける吸着口216(熱板内吸着口216a)を少なくする(場合によっては、プラテン熱板200に吸着口216を設けない)ことが可能となる。
===その他の実施の形態===
上記の実施の形態は、主として液体吐出装置について記載されているが、熱制御方法等の開示も含まれている。また、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
上記の実施の形態は、主として液体吐出装置について記載されているが、熱制御方法等の開示も含まれている。また、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
上記実施の形態においては、液体吐出装置(液体噴射装置)をインクジェット式プリンターに具体化したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用してもよく、微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうち何れか一種の噴射装置に本発明を適用することができる。
また、上記実施の形態においては、媒体としてロール紙2を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、カット紙、フィルム、布であってもよい。
また、上記実施の形態においては、ヘッドユニット30が複数(M個)のヘッド31を有していることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、ヘッドユニット30が、一つのヘッド31からなることとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、コントローラー60は複数のプラテン熱板200の各々毎に熱制御を行い、当該熱制御は、プラテン熱板200を加熱状態とするか否かのオンオフ制御であることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、当該熱制御は、プラテン熱板200を強い加熱状態とするか弱い加熱状態とするかの制御であることとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、複数のプラテン熱板200の各々は、前記搬送方向に並ぶように設けられており、コントローラー60は、前記所定搬送量の大きさに応じて、加熱状態のプラテン熱板200が搬送方向において連続する連続数を変化させることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、複数のプラテン熱板200の各々は、前記搬送方向と角度を有する斜め方向に並んだものであってもよい。
複数のプラテン熱板200の各々が搬送方向に並ぶように設けられ、前記所定搬送量の大きさに応じて、加熱状態のプラテン熱板200が搬送方向において連続する連続数を変化させるようにすれば、所定搬送量の大きさに応じたプラテン熱板200のオンオフ制御をスムーズに行うことができる。なぜならば、所定搬送量の大きさの変化は、常に搬送方向における変化であって、幅方向には変化しないからである。そして、このような点で、上記実施形態の方が望ましい。
また、上記実施の形態において、前記熱制御は、プラテン熱板200を加熱状態とするか否かのオンオフ制御であり、コントローラー60は、紙幅に応じて、オンオフ制御を行い、加熱状態のプラテン熱板200の数を変化させることとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、紙幅に応じたオンオフ制御を行わないこととしてもよい。そして、かかる場合には、図6に示すように、プラテン熱板200が幅方向に分割されていなくてもよい。
ただし、前述したとおり、紙幅に応じたオンオフ制御を行うことで、電力の節約を実現することが可能となる。そして、このような点で、上記実施形態の方が望ましい。
また、上記実施の形態においては、複数のプラテン熱板200の各々は、前記幅方向に並ぶように設けられており、コントローラー60は、紙幅に応じて、加熱状態のプラテン熱板200が幅方向において連続する連続数を変化させることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、複数のプラテン熱板200の各々は、前記幅方向と角度を有する斜め方向に並んだものであってもよい。
複数のプラテン熱板200の各々が幅方向に並ぶように設けられ、紙幅に応じて、加熱状態のプラテン熱板200が幅方向において連続する連続数を変化させるようにすれば、紙幅に応じたプラテン熱板200のオンオフ制御をスムーズに行うことができる。なぜならば、紙幅の変化は、常に幅方向における変化であって、搬送方向には変化しないからである。そして、このような点で、上記実施形態の方が望ましい。
また、上記実施の形態においては、印刷装置としてラテラルスキャン型のラベル印刷機を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、シリアルスキャン型のラージフォーマットプリンターであってもよい。
以下では、当該シリアルスキャン型のラージフォーマットプリンター(以下、インクジェットプリンター501と呼ぶ)について、図7及び図8を用いて説明する。図7は、インクジェットプリンター501の外観模式図である。図8は、インクジェットプリンター501の構成を示す概略図である。
図7及び図8に示すように、インクジェットプリンター501は、プリンター本体502と、プリンター本体502を支持する支持スタンド503と、を備えている。このインクジェットプリンター501は、複数のプラテン熱板を有する不図示のプラテンと、プラテンにより支持され、かつ、加熱されたロール紙521にインクを吐出するインクジェットヘッド541と、コントローラーと、を備えている。
そして、当該インクジェットプリンター501においても、コントローラーは、ロール紙521を所定搬送量(1ページ分の搬送量)毎に搬送方向(図8において、白太矢印で示した方向)に沿って間欠搬送する。すなわち、コントローラーは、ロール紙521を停止する停止処理(かかる停止処理中に、コントローラーは、インクジェットヘッド541をロール紙521に対して移動方向(図8において、黒太矢印で示した方向)に移動させつつインクジェットヘッド541にインクを吐出させて、1ページ分の画像をロール紙521に印刷する)と、ロール紙521を搬送する搬送処理と、を繰り返す。
そして、前述したプラテン熱板の熱制御を、このようなインクジェットプリンター501において行うこととしてもよい。
1 画像記録装置、2 ロール紙
10 給送ユニット
18 ロール紙巻軸、19 中継ローラー
20 搬送ユニット、20a ステアリングユニット
21 中継ローラー、22 中継ローラー
23 第一搬送ローラー、23a 第一駆動ローラー、23b 第一従動ローラー
24 第二搬送ローラー、24a 第二駆動ローラー、24b 第二従動ローラー
25 反転ローラー、26 中継ローラー、27 送り出しローラー
30 ヘッドユニット、31 ヘッド、32 ノズル面
33 プラテン、33a 支持面、35 インク補給ユニット
40 キャリッジユニット、41 ガイドレール、42 キャリッジ
43 クリーニングユニット、44 フラッシングユニット
50 検出器群、60 コントローラー、61 インターフェース部
62 CPU、63 メモリー、64 ユニット制御回路
80 送風ユニット、81 ファン
90 巻き取りユニット、91 中継ローラー、92 ロール紙巻き取り駆動軸
110 ホストコンピューター
200 プラテン熱板、200a 底面、202 隙間
210 メッシュ板金、212 吸引ファン
214 負圧室、214a 底部
216 吸着口、216a 熱板内吸着口
218 支柱
501 インクジェットプリンター、502 プリンター本体、503 支持スタンド
521 ロール紙、541 インクジェットヘッド
10 給送ユニット
18 ロール紙巻軸、19 中継ローラー
20 搬送ユニット、20a ステアリングユニット
21 中継ローラー、22 中継ローラー
23 第一搬送ローラー、23a 第一駆動ローラー、23b 第一従動ローラー
24 第二搬送ローラー、24a 第二駆動ローラー、24b 第二従動ローラー
25 反転ローラー、26 中継ローラー、27 送り出しローラー
30 ヘッドユニット、31 ヘッド、32 ノズル面
33 プラテン、33a 支持面、35 インク補給ユニット
40 キャリッジユニット、41 ガイドレール、42 キャリッジ
43 クリーニングユニット、44 フラッシングユニット
50 検出器群、60 コントローラー、61 インターフェース部
62 CPU、63 メモリー、64 ユニット制御回路
80 送風ユニット、81 ファン
90 巻き取りユニット、91 中継ローラー、92 ロール紙巻き取り駆動軸
110 ホストコンピューター
200 プラテン熱板、200a 底面、202 隙間
210 メッシュ板金、212 吸引ファン
214 負圧室、214a 底部
216 吸着口、216a 熱板内吸着口
218 支柱
501 インクジェットプリンター、502 プリンター本体、503 支持スタンド
521 ロール紙、541 インクジェットヘッド
Claims (7)
- 媒体を支持し、かつ、加熱するプラテンと、
前記プラテンにより支持され、かつ、加熱された前記媒体に液体を吐出するヘッドと、を有する液体吐出装置であって、
前記プラテンは、前記媒体の互いに異なる部分をそれぞれ支持し、かつ、それぞれ加熱するための、分割された複数の分割支持部を備え、
前記複数の分割支持部の各々毎に熱制御を行うコントローラーを有することを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1に記載の液体吐出装置であって、
前記熱制御は、前記分割支持部を加熱状態とするか否かのオンオフ制御であり、
前記媒体を所定搬送量毎に搬送方向に沿って間欠搬送する搬送部であって、前記所定搬送量の大きさが可変である搬送部を有し、
前記コントローラーは、前記所定搬送量の前記大きさに応じて、前記オンオフ制御を行い、加熱状態の前記分割支持部の数を変化させることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項2に記載の液体吐出装置であって、
前記複数の分割支持部の各々は、前記搬送方向に並ぶように設けられており、
前記コントローラーは、前記所定搬送量の前記大きさに応じて、加熱状態の前記分割支持部が前記搬送方向において連続する連続数を変化させることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液体吐出装置であって、
前記熱制御は、前記分割支持部を加熱状態とするか否かのオンオフ制御であり、
前記コントローラーは、前記媒体の幅方向における長さに応じて、前記オンオフ制御を行い、加熱状態の前記分割支持部の数を変化させることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項4に記載の液体吐出装置であって、
前記複数の分割支持部の各々は、前記幅方向に並ぶように設けられており、
前記コントローラーは、前記媒体の幅方向における長さに応じて、加熱状態の前記分割支持部が前記幅方向において連続する連続数を変化させることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の液体吐出装置であって、
前記プラテンは、前記媒体を該プラテンの支持面に吸着させるための吸着口を備え、
該吸着口は、隣り合う前記分割支持部間に設けられた隙間であることを特徴とする液体吐出装置。 - 媒体を支持し、かつ、加熱するプラテンと、
前記プラテンにより支持され、かつ、加熱された前記媒体に液体を吐出するヘッドと、を有し、
前記プラテンは、前記媒体の互いに異なる部分をそれぞれ支持し、かつ、それぞれ加熱するための、分割された複数の分割支持部を備える液体吐出装置を準備することと、
該複数の分割支持部の各々毎に熱制御を行うことと、
を有することを特徴とする熱制御方法。
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