JP2013222876A - ワイヤハーネス - Google Patents
ワイヤハーネス Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013222876A JP2013222876A JP2012094446A JP2012094446A JP2013222876A JP 2013222876 A JP2013222876 A JP 2013222876A JP 2012094446 A JP2012094446 A JP 2012094446A JP 2012094446 A JP2012094446 A JP 2012094446A JP 2013222876 A JP2013222876 A JP 2013222876A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- wire
- bracket
- electromagnetic shield
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
【解決手段】ワイヤハーネス1は、並列配置された複数の絶縁電線9の一部を間隔を空けて保持する非導電性のハウジング10と、ハウジング10と一体に組み合わされ、導電性の筐体に連結される構造を有する導電性のブラケット部材20とを備える。さらに、ワイヤハーネス1は、複数の絶縁電線9におけるハウジング10が設けられた部分から末端側以外の部分の周囲を覆うとともにブラケット部材20に接触する電磁シールド部材30を備える。電磁シールド部材30は、導電性及び熱可塑性を有する弾性材料が、複数の絶縁電線9、ハウジング10及びブラケット部材20のセットをインサート部品とするインサート成形により成形されている。
【選択図】図1
Description
(1)第1の構成要素は、複数の絶縁電線である。
(2)第2の構成要素は、並列配置された複数の前記絶縁電線の一部を間隔を空けて保持する非導電性の電線保持部材である。
(3)第3の構成要素は、前記電線保持部材と一体に組み合わされ、導電性の筐体に連結される構造を有する導電性のブラケット部材である。
(4)導電性及び熱可塑性を有する弾性材料が、複数の前記絶縁電線、前記電線保持部材及び前記ブラケット部材のセットをインサート部品とするインサート成形により成形された部材であり、複数の前記絶縁電線における前記電線保持部材が設けられた部分から末端側以外の部分の周囲を覆うとともに前記ブラケット部材に接触する電磁シールド部材である。
まず、図1から図3を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネス1について説明する。なお、図2(a)〜(e)に示されるワイヤハーネス1の端部の正投影図において、図2(a)は平面図、図2(b)は底面図、図2(c)は正面図、図2(d)は背面図、図2(e)は側面図である。
絶縁電線9は、導電材料からなる芯線と、芯線の周囲を覆う絶縁材料からなる絶縁被覆とにより構成されている。絶縁電線9の端部の芯線には、端子金具91が接続されている。なお、図1及び図2に示される例では、ワイヤハーネス1は、並列配置された3本の絶縁電線9を備えている。しかしながら、ワイヤハーネス1が、2本の絶縁電線9又は4本以上の絶縁電線9を備えることも考えられる。
ハウジング10は、非導電性の合成樹脂からなる硬質の部材である。このハウジング10は、並列配置された複数の絶縁電線9の端部付近の一部を間隔を空けて一定の位置関係で保持する。さらに、ハウジング10は、複数の絶縁電線9とハウジング10とを一定の位置関係で保持する。なお、ハウジング10は、電線保持部材の一例である。
ブラケット部材20は、ハウジング10と一体に組み合わされた導電性の部材である。例えば、ブラケット部材20は、ステンレス又は鉄などの金属の部材である。ブラケット部材20の本体部には、絶縁電線9の端子金具91にアクセスするための貫通孔21が形成されている。ハウジング10の開口11は、ブラケット部材20の貫通孔21の内側に形成されている。
電磁シールド部材30は、導電性及び熱可塑性を有する弾性材料がインサート成形により成形された部材である。例えば、電磁シールド部材30が、導電性の繊維もしくは粉体が混入した熱可塑性エラストマー又は加硫ゴムなどによりにより構成されていることが考えられる。導電性の繊維もしくは粉体としては、例えば、カーボン繊維、ステンレス繊維又はカーボンの粉体などが考えられる。
次に、図4を参照しつつ、本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネス1Aについて説明する。このワイヤハーネス1Aは、図1,2に示されるワイヤハーネス1と比較して、電磁シールド部材の一部の構造のみが異なる。図4において、図1〜3に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、ワイヤハーネス1Aにおけるワイヤハーネス1と異なる点についてのみ説明する。
次に、図5を参照しつつ、本発明の第3実施形態に係るワイヤハーネス1Bについて説明する。このワイヤハーネス1Bは、図1,2に示されるワイヤハーネス1と比較して、分岐構造を有する点において異なる。図5において、図1〜3に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、ワイヤハーネス1Bにおけるワイヤハーネス1と異なる点についてのみ説明する。
ワイヤハーネス1,1A,1Bにおいて、電磁シールド部材30,30A,30Bは、インサート成形により形成される。即ち、予め一体化された複数の絶縁電線9の一部、ハウジング10及びブラケット部材20のセットが金型内にセットされ、さらに、導電性及び熱可塑性を有する弾性材料が金型内に射出されるだけで、電磁シールド部材30,30A,30Bが形成される。その際、編組線を絶縁電線9の一方の端部側へ寄せるような煩雑な作業は必要ない。
電磁シールド部材30Bに、電磁シールド部材30Aのスリット321と同様のスリットが形成されていることが考えられる。
7 筐体
9 絶縁電線
10 ハウジング(電線保持部材)
11 ハウジングの開口
20 ブラケット部材
21 貫通孔
22 連結部
23 ネジ用孔
24 突出部
30,30A,30B 電磁シールド部材
31 ブラケット接続部
32,32A 電線被覆部
91 端子金具
241 係止用孔
321 スリット
Claims (3)
- 複数の絶縁電線と、
並列配置された複数の前記絶縁電線の一部を間隔を空けて保持する非導電性の電線保持部材と、
前記電線保持部材と一体に組み合わされ、導電性の筐体に連結される構造を有する導電性のブラケット部材と、
導電性及び熱可塑性を有する弾性材料が、複数の前記絶縁電線、前記電線保持部材及び前記ブラケット部材のセットをインサート部品とするインサート成形により成形された部材であり、複数の前記絶縁電線における前記電線保持部材が設けられた部分から末端側以外の部分の周囲を覆うとともに前記ブラケット部材に接触する電磁シールド部材と、を備えるワイヤハーネス。 - 前記電磁シールド部材に、複数の前記絶縁電線の間を貫通するスリットが形成されている、請求項1に記載のワイヤハーネス。
- 前記ブラケット部材に孔が形成されており、
前記電磁シールド部材は、前記ブラケット部材の孔を埋める状態で成形されている、請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012094446A JP2013222876A (ja) | 2012-04-18 | 2012-04-18 | ワイヤハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012094446A JP2013222876A (ja) | 2012-04-18 | 2012-04-18 | ワイヤハーネス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013222876A true JP2013222876A (ja) | 2013-10-28 |
Family
ID=49593633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012094446A Pending JP2013222876A (ja) | 2012-04-18 | 2012-04-18 | ワイヤハーネス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013222876A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014119404A1 (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-07 | 矢崎総業株式会社 | 電線分岐構造 |
JP2015095357A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 住友電装株式会社 | シールドコネクタ |
JP2015095355A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス |
JP2015153591A (ja) * | 2014-02-13 | 2015-08-24 | 住友電気工業株式会社 | 端子台 |
WO2023090150A1 (ja) * | 2021-11-22 | 2023-05-25 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012005272A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Yazaki Corp | 一体型シールドプロテクタ及びワイヤハーネス |
JP2012048990A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Nanbu Plastics Co Ltd | 電磁波シールド構造 |
-
2012
- 2012-04-18 JP JP2012094446A patent/JP2013222876A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012005272A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Yazaki Corp | 一体型シールドプロテクタ及びワイヤハーネス |
JP2012048990A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Nanbu Plastics Co Ltd | 電磁波シールド構造 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014119404A1 (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-07 | 矢崎総業株式会社 | 電線分岐構造 |
US9414533B2 (en) | 2013-01-30 | 2016-08-09 | Yazaki Corporation | Wire branch structure |
JP2015095357A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 住友電装株式会社 | シールドコネクタ |
JP2015095355A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス |
JP2015153591A (ja) * | 2014-02-13 | 2015-08-24 | 住友電気工業株式会社 | 端子台 |
WO2023090150A1 (ja) * | 2021-11-22 | 2023-05-25 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107834276B (zh) | 密封垫和屏蔽连接器 | |
CN102859802B (zh) | 连接器 | |
KR101555115B1 (ko) | 실드 커넥터 | |
WO2012176897A1 (ja) | コネクタ | |
JP6364434B2 (ja) | シールドコネクタの固定構造 | |
KR20200071948A (ko) | 통합형 다극 커넥터 | |
JPWO2008108300A1 (ja) | シールドシェル | |
JP2013114785A (ja) | ワイヤハーネス | |
US10128621B2 (en) | Cable connector | |
JP2018133837A (ja) | 導電路同士接続部の構造、及びワイヤハーネス | |
JPWO2015108201A1 (ja) | 活電部保護構造及びコネクタ | |
JP2013222876A (ja) | ワイヤハーネス | |
US11955751B2 (en) | Connector | |
CN103959573A (zh) | 具有导电模制产品的屏蔽结构和线束 | |
JP2017175686A (ja) | ワイヤハーネス | |
CN111435777B (zh) | 电连接器 | |
US20150207258A1 (en) | Connecting cable | |
KR101645114B1 (ko) | 와이어 하네스 | |
JP6334359B2 (ja) | シールドコネクタの固定構造 | |
KR20170125883A (ko) | 고-전압 케이블 세트 | |
US11916337B2 (en) | Wire harness | |
JP4976185B2 (ja) | 機器用シールドコネクタ及びワイヤーハーネス | |
JP5985971B2 (ja) | 防水コネクタ | |
CN113904162A (zh) | 连接器 | |
US10389073B2 (en) | Branch connector for vehicle wire harnesses and routing structure for vehicle wire harnesses |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150514 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150630 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150827 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150915 |