JP2013213897A - 映像表示装置およびマルチ画面表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】映像表示装置およびマルチ画面表示装置において、消費電力の低減を可能とする技術を提供することを目的とする。
【解決手段】映像表示装置100は、各LED11,13,15を発光駆動する光源用駆動回路10,12,14と、n画面(nは1以上の整数)分の映像信号の中から各色ごとに最大信号レベルを検出し、検出された最大信号レベルに基づいて各色ごとの増幅率を算出する。また、映像表示装置100は、消費電力を低減するための省電力モード時に、算出手段により算出された各色ごとの増幅率に基づいて、映像信号の信号レベルを増幅し、増幅手段により増幅された映像信号の信号レベルの増幅分に対応する各LED11,13,15の輝度の増幅分を打ち消すように、光源用駆動回路10,12,14に供給される各LED11,13,15の駆動電流値を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】映像表示装置100は、各LED11,13,15を発光駆動する光源用駆動回路10,12,14と、n画面(nは1以上の整数)分の映像信号の中から各色ごとに最大信号レベルを検出し、検出された最大信号レベルに基づいて各色ごとの増幅率を算出する。また、映像表示装置100は、消費電力を低減するための省電力モード時に、算出手段により算出された各色ごとの増幅率に基づいて、映像信号の信号レベルを増幅し、増幅手段により増幅された映像信号の信号レベルの増幅分に対応する各LED11,13,15の輝度の増幅分を打ち消すように、光源用駆動回路10,12,14に供給される各LED11,13,15の駆動電流値を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、映像表示装置と、映像表示装置を複数組み合わせて構成されたマルチ画面表示装置に関し、特に消費電力の低減に関するものである。
大型映像を表示する表示装置として、複数の投射型映像表示装置の画面を配列してなるマルチ画面表示装置が知られている。従来、投射型映像表示装置における光源としては放電ランプが広く使用されてきたが、技術の進歩により、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)の出力輝度が投射型映像表示装置の光源としての使用に耐えうるようになったことから、近年はLEDが使用されている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、LED光源の出力輝度が投射型映像表示装置の光源として使用に耐えうるようになったことと引き換えに、その消費電力は放電ランプのそれと同等、またはそれ以上となってきている。これと同様に、LED光源を使用した投射型映像表示装置を複数組み合わせたマルチ画面表示装置においても、その消費電力の増加が問題となっている。
また、マルチ画面表示装置においては、主として道路、交通、プラント等の監視ルームに使用される事例が多く、これらの事例では時間帯や表示内容によっては、常時表示する必要のない部分が存在する可能性がある。そのため、消費電力を削減する方法として、マルチ画面表示装置を構成する投射型映像表示装置の一部の電源をOFFする方法が提案されているが、この方法では必要となった時に瞬時に映像を表示することができず、オペレータの業務に支障をきたす恐れがあった。
そこで、本発明は、映像表示装置およびマルチ画面表示装置において、消費電力の低減を可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明に係る映像表示装置は、所定の各色のLED光源から出射された光を映像信号に基づいて強度変調しスクリーン上に投射する映像表示装置であって、各前記LED光源を発光駆動する光源駆動手段と、n画面(nは1以上の整数)分の前記映像信号の中から各色ごとに最大信号レベルを検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記最大信号レベルに基づいて、各色ごとの増幅率を算出する算出手段と、消費電力を低減するための省電力モード時に、前記算出手段により算出された各色ごとの増幅率に基づいて、前記映像信号の信号レベルを増幅する増幅手段と、前記増幅手段により増幅された前記映像信号の信号レベルの増幅分に対応する各前記LED光源の輝度の増幅分を打ち消すように、前記光源駆動手段に供給される各前記LED光源の駆動電流値を制御する制御手段とを備えたものである。
また、本発明のマルチ画面表示装置は、映像表示装置を複数組み合わせて構成されたマルチ画面表示装置であって、複数の前記映像表示装置は、1つのマスター装置とそれ以外のスレーブ装置とを含み、前記省電力モード時に、前記スレーブ装置は、前記各色ごとの増幅率を前記マスター装置に対して送信し、前記マスター装置は、前記スレーブ装置から送信された増幅率の中から前記各色ごとに最小の増幅率を抽出し各前記スレーブ装置に対して送信するものである。
本発明の映像表示装置によれば、省電力モード時に、増幅手段は、各色ごとの増幅率に基づいて映像信号の信号レベルを増幅し、制御手段は、映像信号の信号レベルの増幅分に対応するLED光源の輝度の増幅分を打ち消すように、各LED光源の駆動電流値を制御するため、映像表示装置の最大輝度を低下させることなく、LED光源の駆動電流値を低減することができる。これにより、映像表示装置において消費電力の低減が可能となる。
また、本発明のマルチ画面表示装置によれば、スレーブ装置は、各色ごとの増幅率をマスター装置に対して送信し、マスター装置は、スレーブ装置から送信された増幅率の中から各色ごとに最小の増幅率を抽出し各スレーブ装置に対して送信するため、マルチ画面表示装置を構成する個々の映像表示装置におけるLED光源の駆動電流値を低減するとともに、全ての映像表示装置の輝度を均一に保つことができる。これにより、マルチ画面表示装置において消費電力の低減が可能となる。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1について、図面を用いて以下に説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る映像表示装置100の概略構成図である。映像表示装置100は、送受信部1と、制御部2と、光源回路3と、ライトバルブ4と、投射レンズ5と、スクリーン6と、信号処理部7と、画像入力部8と、メモリ9とを備えている。
本発明の実施の形態1について、図面を用いて以下に説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る映像表示装置100の概略構成図である。映像表示装置100は、送受信部1と、制御部2と、光源回路3と、ライトバルブ4と、投射レンズ5と、スクリーン6と、信号処理部7と、画像入力部8と、メモリ9とを備えている。
光源回路3は、例えばLEDを光源としており、光源回路3の光出力はライトバルブ4に入力される。一方、映像信号が外部から画像入力部8に入力され、画像入力部8は映像信号を信号処理部へ出力する。信号処理部7は、映像信号の信号レベルの変換(増幅)と映像信号の拡大・縮小等の信号処理を行い、ライトバルブ4を駆動するためのドライブ信号に変換しライトバルブ4へ出力する。ライトバルブ4は、光源回路3から出力される光を強度変調しドライブ信号のタイミングで投射レンズ5へ出力することで、映像がスクリーン6に投射される。
また、送受信部1は、例えば外部PCおよび他の映像表示装置と接続され、外部PCおよび他の映像表示装置からの指令を制御部2に受け渡す。制御部2は、外部PCおよび他の映像表示装置からの指令を受けて、通常モードと、消費電力を低減するための省電力モードとに切り替えて各部を制御する。なお、通常モードと省電力モードにおける各部の動作については後述することとする。
次に、光源回路3の詳細と、各モードにおける制御部2の動作について図2を用いて説明する。図2は、光源回路3の概略構成図である。光源回路3は、赤色(R)光を発するR光源用LED11と、R光源用駆動回路10と、緑色(G)光を発するG光源用LED13と、G光源用駆動回路12と、青色(B)光を発するB光源用LED15と、B光源用駆動回路14とを備えている。R光源用LED11は、R光源用駆動回路10からパルス駆動で駆動電流値が制御されて点灯動作する。これと同様に、G光源用LED13はG光源用駆動回路12からパルス駆動で駆動電流値が制御されて点灯動作し、B光源用LED15はB光源用駆動回路14からパルス駆動で駆動電流値が制御されて点灯動作する。
メモリ9には予め生産工程にてR,G,B光源用LED11,13,15の駆動電流値に対する出力輝度値を測定するなどして得られた、LED駆動電流値―出力輝度値特性を示す情報(図3参照)が記憶されている。制御部2は、メモリ9に記憶されているLED駆動電流値―出力輝度値特性を示す情報に基づいて、R,G,B光源用駆動回路10,12,14に供給されるR,G,B光源用LED11,13,15の駆動電流値を制御することで、R,G,B光源用LED11,13,15の輝度調整を行う。
ここで、通常モード時では制御部2は、信号処理部7において画像入力部8に入力される映像信号のレベル変換を行わないように制御すると同時に、R,G,B光源用駆動回路10,12,14が出力する電流値IR0,IG0,IB0をメモリ9に記憶させる。
一方、省電力モード時では制御部2は、信号処理部7において画像入力部8に入力される映像信号のレベル変換を行い信号出力のダイナミックレンジが最大になるように制御を行う。これと同時に、画像入力部8にて検出された信号レベルによりメモリ9に記憶されているLED駆動電流値―出力輝度値特性を示す情報に基づいて、制御部2は、R,G,B光源用LED11,13,15の駆動電流値を制御することで、信号処理部7にて広げられたダイナミックレンジ分の輝度を下げるようにR,G,B光源用LED11,13,15の輝度調整を行う。
具体的な制御例について、図3、図4を用いて説明する。図3(a)は、R光源用LED11のLED駆動電流値−出力輝度値特性の一例を示す図であり、図3(b)は、G光源用LED13のLED駆動電流値−出力輝度値特性の一例を示す図であり、図3(c)は、G光源用LED15のLED駆動電流値−出力輝度値特性の一例を示す図である。
省電力モード時に画像入力部8は、映像信号の信号レベルを検出する。映像信号の1画面ごと、R,G,Bの各色ごとに画面内の最大信号レベルを検出し制御部2へ出力する。制御部2は、最大信号レベルをR,G,Bの各色ごとにn画面分(nは1以上の整数)保持し、その中からさらに最大となる値をR,G,Bの各色ごとに抽出(検出)する。なお、画像入力部8と制御部2が検出手段に相当する。
さらに、制御部2は、抽出されたn画面分の最大信号レベルに基づいて、R,G,B各色の信号レベルをダイナミックレンジ一杯まで使用できる信号レベルへ変換するための変換係数(増幅率)を算出して信号処理部7に出力する。信号処理部7は、変換係数を用いて、画面全体において均一に信号レベル補正(振幅の増幅)を行う。これと同時に制御部2は、変換係数にてレベル変換することで増幅された信号レベルの増幅分に対応する各LED11,13,15の輝度の増幅分を打ち消すために、メモリ9に記憶されたLED駆動電流値−輝度値特性を示す情報に基づいて、各LED11,13,15に対する駆動電流値を低減するように光源回路3を制御する。なお、制御部2が算出手段に相当し、信号処理部7が増幅手段に相当する。
図4(a)は、画像入力部8に入力されるR,G,Bの各映像信号レベルのn画面分における最大信号レベルを示す一例であり、図4(b)は、制御部2の処理により信号の振幅レベルをダイナミックレンジ一杯まで変換された後の最大信号レベルを示す一例である。なお、ここでは一例として信号レベルの最小値を0、最大値を255としている。
図4(a)に示すように、制御部2で検出された映像信号レベルの最大値はそれぞれR:127、G:180、B:150となっている。そこで、信号処理部7は、各色の最大信号レベルが255になるように映像信号レベルを均一に増幅する処理を行う。この場合、Rの信号において1画面内の最大信号レベルは127であるため、変換係数Crは
Cr=(255+1)/(127+1)=2.000
これと同様にG,Bの変換係数Cg,Cbは
Cg=(255+1)/(180+1)=1.414
Cb=(255+1)/(150+1)=1.695
となる。信号処理部7は、本変換係数を用い、画像入力部8から出力されるR,G,Bの映像信号Rin,Gin,Binを
Rout=Cr・Rin
Gout=Cg・Gin
Bout=Cg・Bin
と変換して出力する。例えば同一画面内でRの信号レベルが80の部分は
(80+1)・(2.000)−1=161
の信号レベルに変換される。
Cr=(255+1)/(127+1)=2.000
これと同様にG,Bの変換係数Cg,Cbは
Cg=(255+1)/(180+1)=1.414
Cb=(255+1)/(150+1)=1.695
となる。信号処理部7は、本変換係数を用い、画像入力部8から出力されるR,G,Bの映像信号Rin,Gin,Binを
Rout=Cr・Rin
Gout=Cg・Gin
Bout=Cg・Bin
と変換して出力する。例えば同一画面内でRの信号レベルが80の部分は
(80+1)・(2.000)−1=161
の信号レベルに変換される。
一方、図3に示す例ではR,G,Bの通常モード時のLED駆動電流値はそれぞれIR0,IG0,IB0に設定されている。このときの駆動電流値に対する輝度値をそれぞれYR0,YG0,YB0とすると、信号処理部7は、R,G,Bの信号レベルを変換しているため、R,G,B光源用LED11,13,15の輝度値をそれぞれ
YR1=YR0/Cr=YR0/2.00
YG1=YG0/Cg=YG0/1.414
YB1=YB0/Cb=YB0/1.695
と変換するようにR,G,B光源用LED11,13,15のLED駆動電流値を制御すればよい。すなわち、R光源用LED11の場合はメモリ9に記憶されているR光源用LED11のLED駆動電流値−輝度値特性を示す情報(図3(a)参照)からR光源用LED11の輝度値がYR1となる駆動電流値IR1を求める。これと同様に、G光源用LED13のLED駆動電流値−輝度値特性を示す情報(図3(b)参照)からG光源用LED13の輝度値がYG1となる駆動電流値IG1を求め、B光源用LED15のLED駆動電流値−輝度値特性を示す情報(図3(c)参照)からB光源用LED15の輝度値がYB1となる駆動電流値IB1を求める。
YR1=YR0/Cr=YR0/2.00
YG1=YG0/Cg=YG0/1.414
YB1=YB0/Cb=YB0/1.695
と変換するようにR,G,B光源用LED11,13,15のLED駆動電流値を制御すればよい。すなわち、R光源用LED11の場合はメモリ9に記憶されているR光源用LED11のLED駆動電流値−輝度値特性を示す情報(図3(a)参照)からR光源用LED11の輝度値がYR1となる駆動電流値IR1を求める。これと同様に、G光源用LED13のLED駆動電流値−輝度値特性を示す情報(図3(b)参照)からG光源用LED13の輝度値がYG1となる駆動電流値IG1を求め、B光源用LED15のLED駆動電流値−輝度値特性を示す情報(図3(c)参照)からB光源用LED15の輝度値がYB1となる駆動電流値IB1を求める。
制御部2は、光源回路3内のR光源用駆動回路10の駆動電流値をIR1、G光源用駆動回路12の駆動電流値をIG1、B光源用駆動回路14の駆動電流値をIB1に制御することで、R,G,B光源用LED11,13,15の輝度をそれぞれYR1,YG1,YB1に制御する。
上記処理を行った後、R,G,Bの最大信号レベルは図4(b)に示すように最大値255となる。すなわち、信号処理部7は、入力される映像信号のダイナミックレンジをR,G,B単位で変換すると同時に、信号処理部7で変換され増幅された輝度分をR,G,B光源用LED11,13,15の駆動電流値を制御することで輝度低下させる。これにより、省電力モード時にも通常モード時における最大輝度を維持したまま、R,G,B光源用LED11,13,15の駆動電流値を低減することが可能となり、消費電力の低減を実現できる。
本実施の形態に係る映像表示装置100では、省電力モード時に、信号処理部7は、各色ごとの変換係数に基づいて映像信号の信号レベルを変換し、制御部2は、映像信号の信号レベルの増幅分に対応するLED11,13,15の輝度の増幅分を打ち消すように、各LED11,13,15の駆動電流値を制御するため、映像表示装置100の最大輝度を低下させることなく、R,G,B光源用LED11,13,15の駆動電流値を低減することができる。これにより、映像表示装置100において消費電力の低減が可能となる。換言すると、映像表示装置100においてエネルギー消費量を削減することができる。
なお、本実施の形態では、画像入力部8に入力されるR,G,Bの各色ごとにn画面分の最大信号レベルを検出し、検出された最大信号レベルに基づいて信号処理部7と光源回路3を制御しているが、省電力モード時は表示されている映像にほとんど変化がない場合が多い。したがって、省電力モード時に検出される最初のn画面分の最大信号レベルのみを検出し検出された最大信号レベルに基づいて信号処理部7の変換係数と光源回路3の駆動電流値を決定し、省電力モード時では変換係数と駆動電流値は経時的に固定されてもよい。この場合、画像入力部8の最大値検出回路(図示省略)を停止することができ、さらなる省電力化を図ることが可能である。
また、本実施の形態では、画像入力部8に入力されるR,G,Bの各色ごとの最大信号レベルを使って信号処理部7においてR,G,Bのダイナミックレンジを個別に調整していたが、画像入力部8で検出されるR,G,Bの最大値の中で最も大きな値を使って、変換係数を算出してもよい。例えば、図4(a)の場合、ダイナミックレンジが最も大きいG(180)を選択し、変換係数Cr,Cg,Cbは
Cr=Cg=Cb=(255+1)/(180+1)=1.414
YR1=YR0/Cg=YR0/1.414
YG1=YG0/Cg=YG0/1.414
YB1=YB0/Cg=YB0/1.414
と変換するようにR,G,B光源用LED11,13,15の駆動電流値を制御すればよい。この場合、R,G,Bの各色ごとの変換係数に代えて、各色に共通の変換係数を用いるため、省電力モード時のR,G,Bの色分解能を等しくすることができる。
Cr=Cg=Cb=(255+1)/(180+1)=1.414
YR1=YR0/Cg=YR0/1.414
YG1=YG0/Cg=YG0/1.414
YB1=YB0/Cg=YB0/1.414
と変換するようにR,G,B光源用LED11,13,15の駆動電流値を制御すればよい。この場合、R,G,Bの各色ごとの変換係数に代えて、各色に共通の変換係数を用いるため、省電力モード時のR,G,Bの色分解能を等しくすることができる。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2に係るマルチ画面表示装置120について説明する。図5は、マルチ画面表示装置120の概略構成図である。なお、実施の形態2において、実施の形態1で説明したものと同様構成要素については同一符号を付して説明は省略する。マルチ画面表示装置120は、複数の映像表示装置100を組み合わせてより大きな表示画面(大画面)を構成したものである。マルチ画面表示装置120は、例えば映像表示装置100を3段×3列配列して構成されている。
次に、実施の形態2に係るマルチ画面表示装置120について説明する。図5は、マルチ画面表示装置120の概略構成図である。なお、実施の形態2において、実施の形態1で説明したものと同様構成要素については同一符号を付して説明は省略する。マルチ画面表示装置120は、複数の映像表示装置100を組み合わせてより大きな表示画面(大画面)を構成したものである。マルチ画面表示装置120は、例えば映像表示装置100を3段×3列配列して構成されている。
映像表示装置100は、マスター映像表示装置101と、それ以外のスレーブ映像表示装置102〜109とを含む。マスター映像表示装置101とスレーブ映像表示装置102〜109は概して同じ構成を有する。以下の説明では、マスター映像表示装置101、スレーブ映像表示装置102〜109を「マスター装置101」、「スレーブ装置102〜109」と称する。マスター装置101とスレーブ装置102〜109は図5の矢印で示すように互いに通信ケーブルにて双方向に接続されている。
マスター装置101とスレーブ装置102〜109は、それぞれが独自に映像表示装置100としての機能を発揮することにより、マルチ画面表示装置120全体の消費電力を最小化することが可能となる。
マスター装置101と各スレーブ装置102〜109は、実施の形態1と同様の手順で、画像入力部8に入力される映像信号について1画面ごとにR,G,Bそれぞれの最大信号レベルが検出され、R,G,Bそれぞれの信号レベルをダイナミックレンジ一杯まで使用できる信号レベルへ変換するための変換係数が算出される。
各スレーブ装置102〜109は、マスター装置101に対して変換係数を送信する。マスター装置101はマルチ画面表示装置120を構成するすべての映像表示装置100のR,G,Bそれぞれの変換係数を取得し、R,G,Bの各色ごとに最小の変換係数を抽出する。またマスター装置101は、抽出されたR,G,Bそれぞれの映像信号に対する最小の変換係数を各スレーブ装置102〜109へ送信する。
各映像表示装置100は、実施の形態1と同様に、受信したR,G,Bそれぞれの映像信号に対する最小の変換係数を使用して、信号レベル変換とLED駆動電流値の制御を、R,G,Bの各色ごと、各画面ごとに実施する。
上記手順により、マルチ画面表示装置120を構成するすべての映像表示装置100において、R,G,Bの各色ごとに映像信号レベルのダイナミックレンジ制御とLED駆動電流値制御を行い、個々の映像表示装置100のLED駆動電流値を低減するとともに、マルチ画面全体の輝度を均一に保つことで、画質を劣化させるとこなく、マルチ画面表示装置120において消費電力の低減が可能となる。換言すると、マルチ画面表示装置120においてエネルギー消費量を削減することができる。
また、本実施の形態ではR,G,Bの各色ごとにダイナミックレンジ制御とLED駆動電流値制御を行っているが、マルチ画面表示装置120を構成するすべての映像表示装置100の変換係数のうちの最小の変換係数を使って各映像表示装置100のR,G,Bのダイナミックレンジ制御とLED駆動電流値制御を行ってもよい。この場合、各映像表示装置100のR,G,Bの各色に共通の変換係数を用いるため、省電力モード時におけるマルチ画面表示装置120全体のR,G,Bの色解像度を等しくすることができ、中間色のつながりも劣化することがない。
さらに、マルチ画面表示装置120においてマスター装置101は、キーボード操作および複数の映像表示装置における画像の動きのうちのいずれかに基づいて、省電力モードに移行させてもよい。マルチ画面表示装置120を制御するPC110(以下「制御PC110」と称す)は、接続ケーブル111(例えばLANケーブル、RS232Cケーブル等)によりマスター装置101と接続される。制御PC110からの指令は、マスター装置101を経由して各スレーブ装置102〜109、すなわち、マルチ画面表示装置120を構成するすべての映像表示装置100へ伝達される。制御PC110は、省電力モードへの移行について、マスター装置101を経由して各スレーブ装置102〜109へ指令する。
上記の指令は、例えば予め設定されたスケジュール機能により、時間ごとや曜日ごとに制御を行ってもよい。または一定時間システム全体へのアクセス(PCのマウス操作やキーボード操作等)の有無により自動制御されてもよい。または監視カメラの動き検出機能を使用してもよいし、マルチ画面表示装置120近傍に設置された赤外線カメラによる人物検出を使用してもよい。
このように、場面ごと、時間ごと、といった様々なシチュエーションにおいて要求される画質レベルに合わせて細やかなLED駆動電流値制御を行うことにより、システム全体において常に最適な消費電力にて動作させることが可能となり、積算消費電力量の最小化を実現できる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
2 制御部、6 スクリーン、7 信号処理部、8 画像入力部、10 R光源用駆動回路、11 R光源用LED、12 G光源用駆動回路、13 G光源用LED、14 B光源用駆動回路、15 B光源用LED、100 映像表示装置、101 マスター装置、102〜109 スレーブ装置、120 マルチ画面表示装置。
Claims (5)
- 所定の各色のLED光源から出射された光を映像信号に基づいて強度変調しスクリーン上に投射する映像表示装置であって、
各前記LED光源を発光駆動する光源駆動手段と、
n画面(nは1以上の整数)分の前記映像信号の中から各色ごとに最大信号レベルを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された前記最大信号レベルに基づいて、各色ごとの増幅率を算出する算出手段と、
消費電力を低減するための省電力モード時に、前記算出手段により算出された各色ごとの増幅率に基づいて、前記映像信号の信号レベルを増幅する増幅手段と、
前記増幅手段により増幅された前記映像信号の信号レベルの増幅分に対応する各前記LED光源の輝度の増幅分を打ち消すように、前記光源駆動手段に供給される各前記LED光源の駆動電流値を制御する制御手段と、
を備えた、映像表示装置。 - 前記各色ごとの増幅率に代えて、各色に共通の増幅率を用いる、請求項1記載の映像表示装置。
- 前記各色ごとの増幅率と各前記LED光源の駆動電流値は経時的に固定される、請求項1または請求項2記載の映像表示装置。
- 請求項1〜3のいずれか1つに記載の映像表示装置を複数組み合わせて構成されたマルチ画面表示装置であって、
複数の前記映像表示装置は、1つのマスター装置とそれ以外のスレーブ装置とを含み、
前記省電力モード時に、前記スレーブ装置は、前記各色ごとの増幅率を前記マスター装置に対して送信し、
前記マスター装置は、前記スレーブ装置から送信された増幅率の中から前記各色ごとに最小の増幅率を抽出し各前記スレーブ装置に対して送信する、マルチ画面表示装置。 - 前記マスター装置は、設定時間、キーボード操作および複数の前記映像表示装置における画像の動きのうちのいずれかに基づいて、前記省電力モードに移行させる、請求項4記載のマルチ画面表示装置。
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