JP2013207598A - アンテナ構造体及び通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】筐体アンテナによりアンテナアレイを形成する。
【解決手段】アンテナ構造体は、1つの回路基板5に分割して形成される複数の第1接地導体膜11a及び12aと、他の回路基板6に形成される第2接地導体膜31と、複数の第1接地導体膜11a及び12aを1つずつ給電部7に接続する複数の第1給電線21a及び22aと、第2接地導体膜31を給電部7に接続する第2給電線32と、複数の第1接地導体膜11a及び12a間を接続するチョークコイル14を備える。
【選択図】図4
【解決手段】アンテナ構造体は、1つの回路基板5に分割して形成される複数の第1接地導体膜11a及び12aと、他の回路基板6に形成される第2接地導体膜31と、複数の第1接地導体膜11a及び12aを1つずつ給電部7に接続する複数の第1給電線21a及び22aと、第2接地導体膜31を給電部7に接続する第2給電線32と、複数の第1接地導体膜11a及び12a間を接続するチョークコイル14を備える。
【選択図】図4
Description
本明細書で論じられる実施態様は、アンテナの構造に関する。
携帯端末に内蔵されるアンテナに関する従来技術として、アンテナと第一及び第二の筐体と、これら第一及び第二の筐体にそれぞれ収容された第一及び第二の回路部を含む携帯端末が知られている。この携帯端末は、第一の回路部と第二の回路部とをダイポールアンテナの一対の放射素子として動作させる。
また複数のアンテナ素子を組み合わせて電波の送受信を行う折り畳み式携帯無線機が知られている。この折り畳み式携帯無線機には、アンテナ素子である複数の板状導体の1つが上ケース内の表示部の裏面に配置され、他の板状導体が表示部の裏面から隔てて上ケースの裏面の反対面に配置される。
近年の携帯端末には、送受信用のアンテナアレイを備えるものがある。このようなアンテナアレイを使用する無線通信技術の一つに、例えば携帯電話の通信規格であるLTE (Long Term Evolution)で採用されるMIMO(Multiple Input Multiple Output)がある。従来技術のようにアンテナアレイとなる複数の導体部品を同じ筐体内に近接して内蔵すると、アンテナ間干渉により放射効率の低下や相関係数の増大などの性能劣化を招く。
開示の装置及び方法は、筐体アンテナによりアンテナアレイを形成することを目的とする。
装置の一観点によれば、1つの回路基板に分割して形成される複数の第1接地導体膜と、他の回路基板に形成される第2接地導体膜を備えるアンテナ構造体が与えられる。アンテナ構造体は、複数の第1接地導体膜を1つずつ給電部に接続する複数の第1給電線と、第2接地導体膜を給電部に接続する第2給電線と、複数の第1接地導体膜間を接続するチョークコイルを備える。
装置の他の一観点によれば、第1回路基板と、通信回路を備える第2回路基板を備える通信装置が与えられる。通信装置は、第1回路基板に、分割して形成される複数の第1接地導体膜と、第2回路基板に形成される第2接地導体膜と、複数の第1接地導体膜に1つずつ接続され通信回路が送受信する無線周波数信号を伝送する複数の第1給電線を備える。通信装置は、第2接地導体膜に接続され通信回路が送受信する無線周波数信号を伝送する第2給電線と、複数の第1接地導体膜間を接続するチョークコイルを備える。
本件開示の装置又は方法によれば、筐体アンテナによりアンテナアレイを形成することが可能となる。
<1.第1実施例>
<1.1.携帯端末の構成>
以下、添付する図面を参照して好ましい実施例について説明する。本明細書に記載される通信装置は、通信のためのアンテナアレイを備える装置であればどのような装置であってもよい。本明細書に記載される通信装置は、例えば、携帯電話や、携帯情報端末、携帯音楽プレイヤー、ゲーム装置、携帯パーソナルコンピュータ、携帯テレビ、携帯ナビゲーション装置などであってよい。以下では、固定筐体と可動筐体とを折りたたむことができる折り畳み式の携帯電話の例示により通信装置の説明を行う。
<1.1.携帯端末の構成>
以下、添付する図面を参照して好ましい実施例について説明する。本明細書に記載される通信装置は、通信のためのアンテナアレイを備える装置であればどのような装置であってもよい。本明細書に記載される通信装置は、例えば、携帯電話や、携帯情報端末、携帯音楽プレイヤー、ゲーム装置、携帯パーソナルコンピュータ、携帯テレビ、携帯ナビゲーション装置などであってよい。以下では、固定筐体と可動筐体とを折りたたむことができる折り畳み式の携帯電話の例示により通信装置の説明を行う。
図1は、携帯電話の一例の透視斜視図である。携帯電話1は、可動筐体2及び固定筐体3に分割されている2つの筐体を有する開閉式の構造を有する。可動筐体2及び固定筐体3は、ヒンジ機構4により枢動可能に接続されている。可動筐体2及び固定筐体3の内部には、それぞれ電気回路が搭載された第1基板5と第2基板6が格納されている。
第2基板6には、携帯電話1にて送受信する無線周波数信号を処理するための送受信回路7を備える。第1基板5上の電気回路と第2基板6と電気回路とは、フレキシブル基板で形成された接続モジュールであるフレキシブル配線板8によって電気的に接続される。他の実施例では、送受信回路7が第1基板5側に設けられてもよい。
図2の(A)は、第1基板5の一例の模式図である。第1基板5は多層回路基板であり、複数の配線層10a、10b…10cを有する。図2の(A)では3層の配線層が表されているが、第1基板5の配線層の数は2でもよく4以上であってもよい。これらの配線層10a、10b…10cのうちのいずれかであるグランド面10aのパターンは、グランドとして使用される導体膜のグランドパターン11a及び12aのみを含む。以下の説明でグランドを「GND」と表記することがある。
GND面10aのGNDパターン11a及び12aは、パターン間を隔てるGND抜きライン13によって分離されており、GNDパターン11a及び12aの間は無線周波数信号の通過を抑制するためのチョークコイルによって接続されている。第1基板5のうち、電気回路の信号線が形成される配線層10cにもGNDパターン11c及び12cが形成され、GNDパターン11c及び12c以外の領域15に信号線の配線パターンが形成される。
配線層10cに形成されるGNDパターン11c及び12cもそれぞれ分離されている。そして、配線層10cの一方のGNDパターン11cがGND面10aの一方のGNDパターン11aにビア等で接続され、配線層10cの他方のGNDパターン12cがGND面10aの他方のGNDパターン12aにビア等で接続される。本実施例では、各層の分離されたこれらGNDパターンがGND面10aのGNDパターン11a及び12aにおいてチョークコイルで接続されるが、他の実施例では他の配線層10cのGNDパターン11c及び12cをチョークコイルで接続してもよい。
図2の(B)は、第2基板6の一例の模式図である。同様に第2基板6も多層回路基板であり、複数の配線層16a、16b…のうち何れかであるグランド面10aのパターンは、GNDパターンとして使用される導体膜のGNDパターン31のみを含む。なお、図2の(B)では2層の配線層が表されているが、第2基板6の配線層の数は3以上であってもよい。
図3は、フレキシブル配線板8の一例の模式図である。フレキシブル配線板8は、信号線20aと、第1基板5上の電気回路の信号接点を信号線20aに接続するための信号接点20bと、第2基板6上の電気回路の信号接点を信号線20aに接続するための信号接点20cを備える。
また、フレキシブル配線板8は、送受信回路7とGNDパターン11aとの間及び送受信回路7とGNDパターン12aとの間で、送受信回路7が入出力する無線周波数信号をそれぞれ伝送する給電線21a及び給電線22aを備える。フレキシブル配線板8は、整合回路を介して給電線21aとGNDパターン11aを接続するための接点21bと、無線周波数信号を運ぶ第2基板6上の配線パターンを給電線21aに接続するための接点21cを備える。フレキシブル配線板8は、整合回路を介して給電線22aとGNDパターン12aを接続するための接点22bと、無線周波数信号を運ぶ第2基板6上の配線パターンを給電線22aに接続するための接点22cを備える。
<1.2.アンテナアレイの構成>
次に、GNDパターン11a、12a及び31により形成されるアンテナアレイの構成について説明する。図4は、アンテナアレイ30の第1例の説明図である。第2基板6上の送受信回路7の無線回路に接続された給電線32は、第2基板6のGNDパターン31に接続される。一方で、送受信回路7の無線回路に接続された給電線21a及び22aは、ヒンジ機構4内を通り、整合回路33a及び33bを介してGNDパターン11a及び12aに接続される。
次に、GNDパターン11a、12a及び31により形成されるアンテナアレイの構成について説明する。図4は、アンテナアレイ30の第1例の説明図である。第2基板6上の送受信回路7の無線回路に接続された給電線32は、第2基板6のGNDパターン31に接続される。一方で、送受信回路7の無線回路に接続された給電線21a及び22aは、ヒンジ機構4内を通り、整合回路33a及び33bを介してGNDパターン11a及び12aに接続される。
GNDパターン11a及び12aを接続するチョークコイル14は、分離されたGNDパターン11a及び12aを直流的に同電位にする一方で、GNDパターン11aと12aとの間の無線周波数信号の通過を抑制する。チョークコイル14のインダクタンス値は、アンテナアレイ30にて送受信する無線信号の搬送周波数に基づいて、チョークコイル14のインピーダンスの抵抗成分が、十分に大きくなるように選択される。例えば、チョークコイル14のインピーダンスの抵抗成分は、アンテナ入力の特性インピーダンスに比べて十分に大きくなるように選択される。例えばチョークコイル14のインピーダンスの抵抗成分は、特性インピーダンスに比べて10倍以上であってよい。
例えば、インダクタンスのインピーダンスの抵抗成分の値が、特性インピーダンスである50Ωに比べて10倍以上となるようなコイルをチョークコイルとして使用する。例えば搬送周波数が880MHzである場合に100nHのコイルを使用すれば、インピーダンスの抵抗成分の値は649Ωとなり、50Ωの十倍より大きくなる。
このような構成によって、第1基板5の2つのGNDパターン11a及び12aと、第2基板6の1つのGNDパターン31によって、2個の筐体アンテナを形成することができる。かつ、チョークコイル14でGNDパターン11a及び12aを接続して第1基板5の接地電位を基板全面で直流的に一致させることにより、第1基板5上で直流電力で動作する機能素子の誤動作を防ぐことができる。
<1.3.実施例の効果>
続いて、具体的なモデルを用いて、本明細書に記載のアンテナアレイの電磁界シミュレーション結果を示す。シミュレーションで使用するアンテナアレイの寸法を以下に示す。
第1基板5及び第2基板6の基板長L=88mm
第1基板5及び第2基板6の基板幅W=44mm
ヒンジ機構4による第1基板5及び第2基板6の離間幅HG=10mm
GND抜きライン13の幅LW=可変(1mm、4mm、12mm)
整合回路33a及び33bである整合用コンデンサの容量=0.5pF
チョークコイルのインダクタンス値=100nH
測定周波数=880MHz
続いて、具体的なモデルを用いて、本明細書に記載のアンテナアレイの電磁界シミュレーション結果を示す。シミュレーションで使用するアンテナアレイの寸法を以下に示す。
第1基板5及び第2基板6の基板長L=88mm
第1基板5及び第2基板6の基板幅W=44mm
ヒンジ機構4による第1基板5及び第2基板6の離間幅HG=10mm
GND抜きライン13の幅LW=可変(1mm、4mm、12mm)
整合回路33a及び33bである整合用コンデンサの容量=0.5pF
チョークコイルのインダクタンス値=100nH
測定周波数=880MHz
以下、GNDパターン11a及び31によって形成されるアンテナをANT1と表記し、GNDパターン12a及び31によって形成されるアンテナをANT2と表記する。なお、シミュレーションでは、本明細書に記載のアンテナ使用による条件の相違が放射パターンに現れる筐体2及び3の正面から見た場合の垂直偏波成分のみを検討する。すなわち、図5のように筐体2及び3の上下方向をZ軸、前後方向をY軸、残りをX軸とする座標系を想定し、XZ平面内の回転方向をθ方向としXY平面内の回転方向をφ方向とする場合に、φ=0°であるXZ平面のθ方向について電界パターンを検討する。
図6の(A)、図6の(B)及び図7は、GND抜きライン13の幅LWをそれぞれ1mm、4mm及び12mmとした場合のアンテナアレイ30の放射パターンを示す。破線101及び一点鎖線102はそれぞれアンテナANT1及びANT2の放射パターンを示す。これらの図に示す通り、アンテナANT1及びANT2の放射パターンは左右対称となり、GND抜きライン13の幅LWが太くなるにつれ両者のヌル方向を結ぶ角度103が広がることが判る。これによりヌル点での利得の低下を相互にカバーしていることがわかる。
GND抜きライン13の幅LWをそれぞれ1mm、4mm及び12mmとした場合の放射効率η及び相関係数は以下の通りである。
幅LW=1mmの場合に、放射効率η=−4.0dB、相関係数ρ=0.60
幅LW=4mmの場合に、放射効率η=−3.5dB、相関係数ρ=0.46
幅LW=12mmの場合に、放射効率η=−3.0dB、相関係数ρ=0.31
幅LW=1mmの場合に、放射効率η=−4.0dB、相関係数ρ=0.60
幅LW=4mmの場合に、放射効率η=−3.5dB、相関係数ρ=0.46
幅LW=12mmの場合に、放射効率η=−3.0dB、相関係数ρ=0.31
ここで、このとき放射効率ηは下記の式から算出される。
η=Pr/Pin=Pant/Pdip
Prは全放射電力であり、Pinは入力電力である。また、Pant及びPdipは次式により算出される、被測定アンテナ及び半波長ダイポールアンテナの放射電力である。
η=Pr/Pin=Pant/Pdip
Prは全放射電力であり、Pinは入力電力である。また、Pant及びPdipは次式により算出される、被測定アンテナ及び半波長ダイポールアンテナの放射電力である。
また、相関係数ρは下記の式から算出される。
GND抜きライン13の幅LWが太くなるにつれ放射効率η及び相関係数ρが改善されることが判る。現実的な太さである幅LW=4mmの場合に放射効率ηが−3.5dB、相関係数ρが0.5以下となり、良好な特性が得られる。
以上のとおり、本実施例によれば良好な特性を持つアンテナアレイを形成できることがシミュレーションから判明した。
<2.第2実施例>
続いてアンテナアレイの他の実施例について説明する。図8は、アンテナアレイ30の第2例の説明図である。本実施例の第1基板5のGND面10aのGNDパターンは、第1基板5の長手方向に延びる2本のGND抜きライン13によって3つのパターン11a、12a及び17に分離される。GNDパターン11aと17、及びGNDパターン17と12aは、長手方向中央でチョークコイル34a及び34bで接続される。給電線21a及び22aは、短手方向に並ぶ両端のGNDパターン11a及び12aに整合回路33a及び33bを介して接続される。すなわち、アンテナ素子となるGNDパターン11a及び12aの間に、給電線に接続されず高周波的に浮いたGNDパターン17が配置される。
続いてアンテナアレイの他の実施例について説明する。図8は、アンテナアレイ30の第2例の説明図である。本実施例の第1基板5のGND面10aのGNDパターンは、第1基板5の長手方向に延びる2本のGND抜きライン13によって3つのパターン11a、12a及び17に分離される。GNDパターン11aと17、及びGNDパターン17と12aは、長手方向中央でチョークコイル34a及び34bで接続される。給電線21a及び22aは、短手方向に並ぶ両端のGNDパターン11a及び12aに整合回路33a及び33bを介して接続される。すなわち、アンテナ素子となるGNDパターン11a及び12aの間に、給電線に接続されず高周波的に浮いたGNDパターン17が配置される。
第1実施例と同様に、具体的なモデルを用いて、本明細書に記載のアンテナアレイの電磁界シミュレーション結果を示す。シミュレーションで使用するアンテナアレイの寸法を以下に示す。
第1基板5及び第2基板6の基板長L=88mm
第1基板5及び第2基板6の基板幅W=44mm
GNDパターン11a及び12aの幅W2=8mm
ヒンジ機構4による第1基板5及び第2基板6の離間幅HG=10mm
GND抜きライン13の幅LW=可変(1mm、4mm、12mm)
整合回路33a及び33bである整合用コンデンサの容量=0.5pF
チョークコイルのインダクタンス値=100nH
測定周波数=880MHz
第1基板5及び第2基板6の基板長L=88mm
第1基板5及び第2基板6の基板幅W=44mm
GNDパターン11a及び12aの幅W2=8mm
ヒンジ機構4による第1基板5及び第2基板6の離間幅HG=10mm
GND抜きライン13の幅LW=可変(1mm、4mm、12mm)
整合回路33a及び33bである整合用コンデンサの容量=0.5pF
チョークコイルのインダクタンス値=100nH
測定周波数=880MHz
図9の(A)、図9の(B)及び図10は、GND抜きライン13の幅LWをそれぞれ1mm、4mm及び12mmとした場合のアンテナアレイ30の放射パターンを示す。破線101及び一点鎖線102はそれぞれアンテナANT1及びANT2の放射パターンを示す。これらの図に示す通り、アンテナANT1及びANT2の放射パターンは左右対称となり、GND抜きライン13の幅LWが太くなるにつれ両者のヌル方向を結ぶ角度103が広がることが判る。これによりヌル点での利得の低下を相互にカバーしていることがわかる。
GND抜きライン13の幅LWをそれぞれ1mm、4mm及び12mmとした場合の放射効率η及び相関係数は以下の通りである。
幅LW=1mmの場合に、放射効率η=−4.7dB、相関係数ρ=0.46
幅LW=4mmの場合に、放射効率η=−3.1dB、相関係数ρ=0.41
幅LW=12mmの場合に、放射効率η=−3.8dB、相関係数ρ=0.34
幅LW=1mmの場合に、放射効率η=−4.7dB、相関係数ρ=0.46
幅LW=4mmの場合に、放射効率η=−3.1dB、相関係数ρ=0.41
幅LW=12mmの場合に、放射効率η=−3.8dB、相関係数ρ=0.34
GND抜きライン13の幅LWが太くなるにつれ放射効率η及び相関係数ρが改善されることが判る。第1実施例と比較すると、幅LW=1mm及び4mmの場合に放射効率ηが若干減少するが相関係数が改善される。すなわち、第2実施例によれば−5dB程度の放射効率が許容できれば、GNDパターンの面積を増やすためにGND抜きライン13ののべ幅を4mmから1×2=2mmへ減らしても、0.5以下の相関係数を実現することができることが判る。このとおり、第2実施例でも、良好な特性を持つアンテナアレイを形成できることがシミュレーションから判明した。
1 携帯電話
2 可動筐体
3 固定筐体
5 第1基板
6 第2基板
7 送受信回路
8 フレキシブル配線板
11a、12a、31 GNDパターン
14 チョークコイル
32、21a、22a 給電線
33a、33b 整合回路
2 可動筐体
3 固定筐体
5 第1基板
6 第2基板
7 送受信回路
8 フレキシブル配線板
11a、12a、31 GNDパターン
14 チョークコイル
32、21a、22a 給電線
33a、33b 整合回路
Claims (5)
- 1つの回路基板に分割して形成される複数の第1接地導体膜と、
前記1つの回路基板以外の他の回路基板に形成される第2接地導体膜と、
前記複数の第1接地導体膜を1つずつ給電部に接続する複数の第1給電線と
前記第2接地導体膜を前記給電部に接続する第2給電線と、
前記複数の第1接地導体膜間を接続するチョークコイルと、
を備えるアンテナ構造体。 - 前記第1接地導体膜は少なくとも3つに分割され、前記第1給電線に接続されないいずれかの前記第1接地導体膜が、前記第1給電線に接続される他の前記第1接地導体膜の間に配置されることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ構造体。
- 前記第1接地導体膜が形成される回路基板は、前記第1接地導体膜が形成される層と他の配線層を備える多層回路基板であり、
前記他の配線層には前記複数の第1接地導体膜に接続される接地パターンが形成され、
前記接地パターンは、接続される第1接地導体膜毎に分割して形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ構造体。 - 第1回路基板と、
通信回路を備える第2回路基板と、
前記第1回路基板に分割して形成される複数の第1接地導体膜と、
前記第2回路基板に形成される第2接地導体膜と、
前記複数の第1接地導体膜に1つずつ接続され前記通信回路が送受信する無線周波数信号を伝送する複数の第1給電線と
前記第2接地導体膜に接続され前記通信回路が送受信する無線周波数信号を伝送する第2給電線と、
前記複数の第1接地導体膜間を接続するチョークコイルと、
を備える通信装置。 - 前記第1回路基板を収容する第1筐体と、
前記第2回路基板を収容する第2筐体と、
前記第1筐体及び前記第2筐体を、前記第1筐体に対する前記第2筐体の枢動により折りたたみ開閉可能に接続するヒンジ機構と、
前記第1給電線を含むフレキシブル配線板と、
を備える請求項4に記載の通信装置。
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