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JP2013206497A - 車載用電子機器 - Google Patents

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JP2013206497A
JP2013206497A JP2012073211A JP2012073211A JP2013206497A JP 2013206497 A JP2013206497 A JP 2013206497A JP 2012073211 A JP2012073211 A JP 2012073211A JP 2012073211 A JP2012073211 A JP 2012073211A JP 2013206497 A JP2013206497 A JP 2013206497A
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Keizo Yuki
恵三 結城
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Abstract

【課題】いきなり大音量でコンテンツが再生されることを防止し、使い勝手を向上させた車載用電子機器を提供する。
【解決手段】不正コンテンツ検出部によって不正コンテンツを検出した場合には、表示装置における音声再生規制を実行するとともに、この音声再生規制中に、音量変更操作が実行された時には、前記表示装置に対して、音声再生規制中に音量変更操作が実行されたことを報知する表示をさせる構成としたものであるので、不正コンテンツの再生による音声再生規制が実行されたこと、およびその実行中に音量変更操作も実行されたことが表示されるようになる。このため、次のコンテンツの再生時には、音量の修正を行うことが出来、その結果として、いきなり大音量出力がなされることは無く、使い勝手の良いものとなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置および再生装置を備えた車載用電子機器に関するものである。
この種の車載用電子機器は、例えばワンボックスカーに搭載され、後席において、後席用表示装置により各種コンテンツを視聴することが出来るようになっている。
近年、このような車載用電子機器においても、不正コンテンツの再生規制を行うことが求められるようになっているので、その対策としては、不正コンテンツの再生を検出すると、例えば音声出力を停止する不正コンテンツ対策技術を採用することが検討される(例えば、下記特許文献1)。
国際公開第2009/050884号
前記不正コンテンツ対策技術を車載用電子機器に活用した場合、不正コンテンツの音量再生規制(例えば無音状態化)は確実に行えるのであるが、この場合、次のような課題が発生する。
すなわち、例えばワンボックスカーの後席において、後席用表示装置により各種コンテンツを視聴しているのは、子供達である場合が多く、その場合、子供達は、何故、コンテンツの再生中にいきなり無音状態になったのかが理解できない。
そのため、子供達は、この音声再生規制中に、例えばリモコンにて、音量変更操作(音量を大きくする)を実行することが多くなる。
また、子供達が、運転中の運転手に対して、無音状態になったことを伝え、その対策を運転手に求めることになる。
しかしながら、子供達からの無音状態への対策を求められても、運転手が運転中であれば、後席の状況を確認することができず、結局、運転手も例えばリモコンにて音量変更操作(音量を大きくする)を実行ことになることも多い。
このような状況において、子供達や運転手が音量変更操作(音量を大きくする)を実行しても、音量再生規制(例えば無音状態化)中であるので、音声出力は行われず、その結果として、そのコンテンツを記録した光ディスクが不良であると判断し、次の光ディスクを再生することも良くある。
しかしながら、このときには、音量変更操作(音量を大きくする)が実行されているので、いきなり大音量の音声出力がなされることとなり、子供達や運転手が驚く状態となり、使い勝手の悪いものとなる。
そこで、本発明は、使い勝手を良くすることを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、表示装置と、この表示装置に接続された制御装置と、この制御装置に接続された再生装置と、前記制御装置と再生装置の少なくとも一方に設けた不正コンテンツ検出部とを備え、前記制御装置は、前記不正コンテンツ検出部によって不正コンテンツを検出した場合には、前記表示装置における音声再生規制を実行するとともに、この音声再生規制中に、音量変更操作が実行された時には、前記表示装置に対して、音声再生規制中に音量変更操作が実行されたことを報知する表示をさせる構成とし、これによって所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、表示装置と、この表示装置に接続された制御装置と、この制御装置に接続された再生装置と、前記制御装置と再生装置の少なくとも一方に設けた不正コンテンツ検出部とを備え、前記制御装置は、前記不正コンテンツ検出部によって不正コンテンツを検出した場合には、前記表示装置における音声再生規制を実行するとともに、この音声再生規制中に、音量変更操作が実行された時には、前記表示装置に対して、音声再生規制中に音量変更操作が実行されたことを報知する表示をさせる構成としたものであるので、使い勝手の良いものとなる。
すなわち、本発明においては、前記不正コンテンツ検出部によって不正コンテンツを検出した場合には、前記表示装置における音声再生規制を実行するとともに、この音声再生規制中に、音量変更操作が実行された時には、前記表示装置に対して、音声再生規制中に音量変更操作が実行されたことを報知する表示をさせる構成としたものであるので、不正コンテンツの再生による音声再生規制が実行されたこと、およびその実行中に音量変更操作も実行されたことが表示されるようになる。
このため、次のコンテンツの再生時には、音量の修正を行うことが出来、その結果として、いきなり大音量出力がなされることは無く、使い勝手の良いものとなるのである。
本発明の一実施形態にかかる車載用電子機器を搭載した自動車を示す図 同車載用電子機器操作装置の制御ブロック図 同動作を示す図 同動作フローチャート
以下、本発明の一実施形態を、添付図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1において、1は自動車で、車内2の前方には運転席3と助手席(図示せず)が設けられ、車内2の後方には後席4、5が設けられている。
また、車内2の運転席3前方には前席用電子機器6が配置され、さらに車内2の運転席3と後席4間の天井部分には後席用電子機器7が配置されている。
つまり、前席用電子機器6は、主に運転席3と助手席(図示せず)で、視聴するものであり、また後席用電子機器7は、主に後席4、5で、視聴するものである。
前記前席用電子機器6は図2に示すように、表示部8と、この表示部8に接続されたフロント制御部9と、このフロント制御部9に接続された操作部10、Bluetooth(登録商標)方式の通信部11、増幅器12を備えている。
また、増幅器12には4本のスピーカ13が接続されているが、その内の2本は車内2の運転席3前方に配置され、残りの2本は車内2の後方に配置されている。
一方、後席用電子機器7は、図2に示すように、表示部14と、この表示部14に表示回路15を介して接続されたリア制御部16と、このリア制御部16に接続されたBluetooth(登録商標)方式の通信部17、赤外線送受信部18、再生装置19を備えている。
なお、通信部11、17間では、再生装置19で再生した音声が電送され、これによりスピーカ13から音声出力が行えるようになっている。
また、再生装置19内には不正コンテンツ検出部20が設けられており、これにより不正コンテンツ検出部20は再生装置19と、リア制御部16に接続された状態となっている。
なお、赤外線送受信部18はリモコン21で再生装置19を操作するためと、再生装置19からの音声をヘッドフォン22に送信するための設けられたものである。
た、フロント制御部9は自動車1から車速パルスが供給され、それにて現在走行中か、停車中が判断されるようになっている。
さらに、このフロント制御部9には、自動車1からスイッチ信号が供給され、それにて前席用電子機器6と後席用電子機器7が起動されるようになっている。
さらにまた、フロント制御部9とリア制御部16は、車内2の通信バスによって接続された状態となっている。
以上の構成において、後席4、5にて再生装置19による光ディスク(図示せず)の視聴を行う場合について説明する。
再生装置19に光ディスクを装着し、再生状態にすると(図4のS1)、リア制御部16は先ずは、音量変更操作監視フラグをクリアする(図4のS2)。
続いて、リア制御部16は、光ディスクが再生状態にあるか、否かを判定し(図4のS3)、再生状態にある時には、次に光ディスクの排出ボタン(図示せず)が操作されたか、否かを判定し(図4のS4)、排出ボタン(図示せず)が操作されていなければ、次に不正コンテンツの検出を行う(図4のS5)。
そして、不正コンテンツの検出が行われると、再生を停止するか、否かの判定が行われる(図4のS6)。
この(図4のS6)において、未だ不正コンテンツの再生に気づいていないので、再生停止操作は行われず、その結果、リア制御部16は、次に、不正コンテンツを検出し、かつ音声の停止状態(ミュート状態)か、否かを判定するようにしている(図4のS7)。
そして、音声の停止状態(ミュート状態)ではないと判断した場合には、リア制御部16は、フロント制御部9を介してスピーカ13からの音声出力を停止させてしまう(図4のS8)。
続いて、リア制御部16は、この音声停止状態(ミュート状態)中に、音量変更操作が行われたか、否かを判定し(図4のS9)、変更が実行されると、音量変更操作監視フラグをセットする(図4のS10)。
つまり、音声停止状態での再生が継続的に実行されるのである。
すると、この無音状態の再生に嫌気をさした使用者が再生停止操作を実行することになり(図4のS11)、次に光ディスクの排出操作が実行される(図4のS12)。
すると、光ディスクは排出される(図4のS13)。
続いて、新規の光ディスクが挿入されると(図4のS14)、周知の光ディスクの駆動(図4のS15)、光ディスク種別判別(図4のS16)が実行される。
次に、リア制御部16は、音量変更操作監視フラグがセットされているか、否かの判定を行う(図4のS17)。
(図4のS17)において、音量変更操作監視フラグがセットされていると判定された時には、リア制御部16、およびフロント制御部9によって、表示部8、14に図3に示す表示を行う(図4のS18)。
つまり、不正コンテンツの再生による音声再生規制が実行されたこと、およびその実行中に音量変更操作も実行されたこと、および音量の確認を行うことが表示され、報知される。
また、リア制御部16およびフロント制御部9は、表示部8、14に音量変更操作実行の確認を行う確認操作部23も、上記報知内容とともに、表示させるようにしている。
このため、表示部8、14のいずれか一方の確認操作部23が操作されると(図4のS19)、再生が開始され、(S1)へと戻る(図4のS20)。
(図4のS17)において、音量変更操作監視フラグがセットされていないと判定された時には、光ディスクの再生を開始し(S1)へ戻る。(図4のS20)
そして、今回の光ディスクには不正コンテンツが存在しない場合には、(図4のS4)において、音声再生規制状態の検出へと進み(図4のS21)、音声再生規制を解除する(図4のS22)。
以上のごとく本実施形態においては、不正コンテンツ検出部20によって不正コンテンツを検出した場合には、表示部8、14における音声再生規制を実行するとともに、この音声再生規制中に、音量変更操作が実行された時には、表示部8、14に対して、音声再生規制中に音量変更操作が実行されたことを報知する表示をさせる構成としたものであるので、不正コンテンツの再生による音声再生規制が実行されたこと、およびその実行中に音量変更操作も実行されたことが表示されるようになる。
このため、次のコンテンツの再生時には、音量の修正を行うことが出来、その結果として、いきなり大音量出力がなされることは無く、使い勝手の良いものとなるのである。
以上のように本発明は、不正コンテンツ検出部によって不正コンテンツを検出した場合には、表示装置における音声再生規制を実行するとともに、この音声再生規制中に、音量変更操作が実行された時には、前記表示装置に対して、音声再生規制中に音量変更操作が
実行されたことを報知する表示をさせる構成としたものであるので、不正コンテンツの再生による音声再生規制が実行されたこと、およびその実行中に音量変更操作も実行されたことが表示されるようになる。
このため、次のコンテンツの再生時には、音量の修正を行うことが出来、その結果として、いきなり大音量出力がなされることは無く、使い勝手の良いものとなるのである。
したがって、各種車載用電子機器としての活用が期待されるものとなる。
1 自動車
2 車内
3 運転席
4 後席
5 後席
6 前席用電子機器
7 後席用電子機器
8 表示部
9 フロント制御部
10 操作部
11 通信部
12 増幅器
13 スピーカ
14 表示部
15 表示回路
16 リア制御部
17 通信部
18 赤外線送受信部
19 再生装置
20 不正コンテンツ検出部
21 リモコン
22 ヘッドフォン
23 確認操作部

Claims (5)

  1. 表示装置と、この表示装置に接続された制御装置と、この制御装置に接続された再生装置と、前記制御装置と再生装置の少なくとも一方に設けた不正コンテンツ検出部とを備え、前記制御装置は、前記不正コンテンツ検出部によって不正コンテンツを検出した場合には、前記表示装置における音声再生規制を実行するとともに、この音声再生規制中に、音量変更操作が実行された時には、前記表示装置に対して、音声再生規制中に音量変更操作が実行されたことを報知する表示をさせる構成とした車載用電子機器。
  2. 制御装置は、表示装置に音量変更操作実行表示と、音量変更操作実行の確認を行う確認操作部を表示させる構成とした請求項1に記載の車載用電子機器。
  3. 制御装置は、確認操作部の操作後に、再生動作を開始する構成とした請求項2に記載の車載用電子機器。
  4. 前席用表示装置および後席用表示装置と、これらの前席用表示装置および後席用表示装置に接続された制御装置と、この制御装置に接続された再生装置と、前記制御装置と再生装置の少なくとも一方に設けた不正コンテンツ検出部とを備え、前記制御装置は、前記不正コンテンツ検出部によって不正コンテンツを検出した場合には、前記前席用表示装置および後席用表示装置における音声再生規制を実行するとともに、この音声再生規制中に、音量変更操作が実行された時には、前記前席用表示装置と後席用表示装置のうち、少なくとも前席用表示装置に対して、音量変更操作の実行を報知する音量変更操作実行表示をさせる構成とした請求項1から3のいずれか一つに記載の車載用電子機器。
  5. 制御装置は、前席用表示装置を制御するフロント制御部と、後席用表示装置を制御するリア制御部とにより構成し、これらのフロント制御部とリア制御部を接続するとともに、前記リア制御部に、不正コンテンツ検出部と再生装置を接続した請求項4に記載の車載用電子機器。
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