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JP2013206444A - プラスチックカバー付き静電容量タッチセンサ - Google Patents

プラスチックカバー付き静電容量タッチセンサ Download PDF

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JP2013206444A JP2012078398A JP2012078398A JP2013206444A JP 2013206444 A JP2013206444 A JP 2013206444A JP 2012078398 A JP2012078398 A JP 2012078398A JP 2012078398 A JP2012078398 A JP 2012078398A JP 2013206444 A JP2013206444 A JP 2013206444A
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和宏 西川
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Abstract

【課題】 検出感度、透過率、剛性に優れたプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサを提供する。
【解決手段】 本発明のプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサは、プラスチック板中に超微細ガラス粒子を分散して含有する透明な保護カバーと、前記保護カバーの裏面に配置された静電容量方式のフィルムセンサと、前記保護カバーと前記フィルムセンサとの間に設けられ、両部材を貼り合わせる接着層と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器の液晶表示部に取り付けられる保護カバーの裏面に静電容量方式のフィルムセンサが貼り合わせられたカバー付き静電容量タッチセンサに関し、とくにプラスチックカバーでありながら検出感度、透過率、剛性に優れたものである。
通常、PDA、ハンディターミナルなど携帯情報端末、コピー機、ファクシミリなどのOA機器、スマートフォン、携帯電話機、携帯ゲーム機器、電子辞書、カーナビシステム、小型PC、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯型MD(PMD)等の電子機器の液晶表示窓には、これを保護するために保護カバーが取り付けられている。従来、この保護カバーは、透明なガラス基板の裏面周縁部に黒色の枠状遮光層が形成されている。
また、上記した電子機器においてはタッチパネルが使用されることが多く、いくつかの方式のタッチパネルの中で、指先で画面を叩く、弾く、摘むという操作で画像を拡大・縮小させるマルチタッチ機能や、視認性、耐久性に優れていることから、静電容量方式のタッチパネルの人気が高い。
静電容量方式のタッチパネルの一例が特許文献1されている。特許文献1において、タッチパネルは、静電容量方式のフィルムセンサの観察者側、すなわち、表示装置とは反対の側に、誘電体として機能する透光性を有した保護カバーをさらに有している。保護カバーは、フィルムセンサ上に接着層を介して接着されている。この保護カバーは、タッチパネルへの入力面(タッチ面、接触面)として機能するようになる。つまり、保護カバーに導体、例えば人間の指を接触させることにより、タッチパネルに対して外部から情報を入力することができるようになっている。
特開2010−198103号公報
しかしながら、カバーガラスの場合、重い(重比重)、衝撃で割れやすい、量産性の点で低価格が難しいという問題があった。一方、プラスチックカバーの場合、これらの問題はないが、代わって誘電率が小さいために検出感度が悪い、透過率が低いために視認性が悪い、剛性がないために撓みやすい、という問題があった。
したがって、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、検出感度、透過率、剛性に優れたプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサを提供することにある。
本発明の第1態様は、プラスチック板中に超微細ガラス粒子を分散して含有する透明な保護カバーと、前記保護カバーの裏面に配置された静電容量方式のフィルムセンサと、前記保護カバーと前記フィルムセンサとの間に設けられ、両部材を貼り合わせる接着層と、を備えたプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサを提供するものである。
また、本発明の第2態様は、前記プラスチック板が、PMMA、PC又はCOPのいずれかの樹脂からなる第1態様のプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサを提供するものである。
また、本発明の第3態様は、前記超微細ガラス粒子が、粒径0.3μm以下である第1態様又は第2態様のプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサを提供するものである。
また、本発明の第4態様は、前記超微細ガラス粒子の分散度合が、5〜30%である第1〜3態様のいずれかのプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサを提供するものである。
また、本発明の第5態様は、前記フィルムセンサの基材フィルムが、PET、PC又はCOPのいずれかの樹脂からなる第1〜4態様のいずれかのプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサを提供するものである。
また、本発明の第6態様は、前記保護カバーが、裏面周縁部に装飾部を有する第1〜5態様のいずれかのプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサを提供するものである。
本発明の構成によれば、プラスチックカバーがプラスチック板中に超微細ガラス粒子を分散して含有するものであるので、誘電率を上昇させることができ、検出感度が上昇した。また、プラスチックカバーの屈折率が小さくなることで透過率が上昇し、その結果、視認性が向上した。さらに、剛性が上がって撓み難くなったり、表面強度が向上したりした。したがって、カバーガラスの利点とプラスチックカバーの利点の両方を備えた保護カバー付き静電容量タッチセンサを得ることができた。
本発明の保護カバー付き静電容量タッチセンサの一例を表示装置ともに示す断面図である。 図1のタッチセンサを示す上面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明に係るプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサの一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すタッチセンサ20は、プラスチック板12a中に超微細ガラス粒子12bを分散して含有する保護カバー12と、前記保護カバー12の裏面に配置された静電容量方式のフィルムセンサ30と、前記保護カバー12と前記フィルムセンサ30との間に設けられ、両部材を貼り合わせる接着層14と、を備えている。
保護カバー12のプラスチック板12aに用いる樹脂としては、例えば、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、環状オレフィンポリマー(COP)、脂環式メタクリレート、HEMAヒドロキシエチルメタクリレート(PHEMA)などの熱で軟化して流動させ型で成形でき、冷却すると固まる熱可塑性樹脂が挙げられる。また、ジエチレングリコールジアリルカーボネート(ADC)、シロキサニルメタクリレート(SiMA)などの熱により網目状分子構造に化学変化する熱硬化性樹脂、紫外線などで常温のまま硬化する光硬化性樹脂なども用いることができる。中でも、PMMA及びPCは、光学用に利用される透明プラスチックの代表例として一般によく知られている。PMMAは透明性が優れ、光学的歪みである複屈折も小さく、PCは耐熱性が高い。また、最近では、透明性、低複屈折性、耐熱性、低吸湿性などを兼ね備えたCOPも多く利用されるようになってきている。プラスチック板2aの厚みは、0.2mm〜2mmである。
プラスチック板12aの成形方法は、射出成形、注型成形、ロール成形、圧縮成形、押出し成形などがある。使用する樹脂材料、作られる形状などによって適切な成形方法が採用される。
また、保護カバー12中の超微細ガラス粒子12bとしては、例えば、(1)酸化鉛、酸化ホウ素、酸化ケイ素(PbO−B−SiO系)の混合物、(2)酸化亜鉛、酸化ホウ素、酸化ケイ素(ZnO−B−SiO系)の混合物、(3)酸化鉛、酸化ホウ素、酸化ケイ素、酸化アルミニウム(PbO−B−SiO−Al系)の混合物、(4)酸化鉛、酸化亜鉛、酸化ホウ素、酸化ケイ素(PbO−ZnO−B−SiO系)の混合物、(5)酸化ビスマス、酸化ホウ素、酸化ケイ素(Bi−B−SiO系)の混合物、(6)酸化亜鉛、酸化リン、酸化ケイ素(ZnO−P−SiO系)の混合物、(7)酸化亜鉛、酸化ホウ素、酸化カリウム(ZnO−B−KO系)の混合物、(8)酸化リン、酸化ホウ素、酸化アルミニウム(P−B−Al系)の混合物、(9)酸化亜鉛、酸化リン、酸化ケイ素、酸化アルミニウム(ZnO−P−SiO−Al系)の混合物、(10)酸化亜鉛、酸化リン、酸化チタン(ZnO−P−TiO系)の混合物、(11)酸化亜鉛、酸化ホウ素、酸化ケイ素、酸化カリウム(ZnO−B−SiO系−KO系)の混合物、(12)酸化亜鉛、酸化ホウ素、酸化ケイ素、酸化カリウム、酸化カルシウム(ZnO−B−SiO−KO−CaO系)の混合物、(13)酸化亜鉛、酸化ホウ素、酸化ケイ素、酸化カリウム、酸化カルシウム、酸化アルミニウム(ZnO−B−SiO−KO−CaO−Al系)の混合物、(14)酸化鉛、酸化亜鉛、酸化ホウ素、酸化バリウム、酸化ケイ素(PbO−ZnO−B−BaO−SiO系)の混合物、(15)酸化バリウム、酸化カルシウム、酸化ケイ素(BaO−CaO−SiO系)の混合物などを挙げることができる。
超微細ガラス粒子12bは、屈折率1.5〜1.65であることが好ましい。一般にガラス材は、1.5〜1.9程度の屈折率を有しているが、本発明のように、プラスチック板12a中に超微細ガラス粒子12bを分散される場合、樹脂成分の平均屈折率が超微細ガラス粒子12bの屈折率と大きく異なる場合は、超微細ガラス粒子12bと樹脂成分の界面での反射・散乱が大きくなり、透明性が悪くなる。一般的な樹脂の屈折率は1.45〜1.7(因みにPMMA:1.49、PC:1.59、COP:1.52)であるため、超微細ガラス粒子12bと樹脂成分の屈折率を整合させるためには、超微細ガラス粒子12bの屈折率を1.5〜1.65にすることが好ましい。
また、超微細ガラス粒子12bの粒径は、光の散乱が発生しないように可視光の波長より小さい、0.3μm以下である。
また、超微細ガラス粒子12bにシランカップリング剤で表面処理をしておくと、重合硬化した樹脂成分と強固に接着し、剛性、耐衝撃性に優れた保護カバー12が得られる。
超微細ガラス粒子12bの分散度合が、5〜30%であるのが好ましい。超微細ガラス粒子12bの分散度合が5%未満では強度、屈折率、誘電率ともにほとんど、従来のプラスチックカバーと変わらず効果がなく、30%を超えると成形加工がし難く、また、耐衝撃性が劣る。
保護カバー12の裏面に静電容量方式のフィルムセンサ30を貼り付けるための接着層14としては、種々の接着性を有した材料からなる層を用いることができる。好ましくはOCA(Optical Clear Adhesive:高透明性接着剤)である。なお、本明細書において、「接着(層)」は粘着(層)をも含む概念として用いる。
保護カバー2の裏面に配置される静電容量方式のフィルムセンサ30について、その一例を以下に説明する。
図1に示すように、フィルムセンサ30は、基材フィルム32と、基材フィルム32の一方の側(観察者側)の面32a上に設けられた第1電極部40と、基材フィルム32の他方の側(表示装置15の側)の面32b上に設けられた第2電極部45と、を有している。第1電極部40は、基材フィルム32の一方の側(観察者側)の面32a上に所定のパターンで配置された第1導電体41を有している。第2電極部45は、基材フィルム32の他方の側(表示装置15の側)の面32b上に所定のパターンで配置された第2導電体46を有している。フィルムセンサ30は、上述したように、表示装置15の表示パネル上に配置されている。基材フィルム32、第1導電体41および第2導電体46は、透光性を有しており、観察者は、これらを介して、表示装置15に表示された映像を観察することができる。
基材フィルム32は、誘電体として機能し、例えば、PET、PC、COP、PVCなどを用いるとよい。とくにCOPフィルムは、光学等方性に優れているだけでなく、寸法安定性、延いては加工精度にも優れている点で好ましい。基材フィルム31の20μm〜3mmの厚みであればよい。
基材フィルム31は、保護カバー2と同等の屈折率であることが好ましい。フィルムセンサ3の基材フィルム31の屈折率が保護カバー2の屈折率と大きく異なる場合は、フィルムセンサ3の基材フィルム31と接着層4との界面、あるいは接着層4と保護カバー2との界面での反射・散乱が大きくなり、透明性が悪くなる。因みに、基材フィルム31の具体例として挙げた前述の樹脂の屈折率は、PET(1.58)、PC(1.59)、COP(1.52)、PVC(1.52)である。
第1導電体41および第2導電体46は、導電性を有した材料(例えば、ITO(酸化インジウムスズ))から形成され、外部導体5の保護カバー12への接触位置を検出するように構成された検出制御部25の検出回路に電気的に接続されている。図2に示すように、第1導電体41は、基材フィルム32のフィルム面に沿った一方向に並べて配列された複数の線状導電体からなっている。また、第2導電体46は、前記一方向と交差する基材フィルム32のフィルム面に沿った他方向に並べて配列された複数の線状導電体からなっている。本実施の形態において、第1導電体41の配列方向である一方向と、第2導電体46の配列方向である他方向と、は基材フィルム32のフィルム面上において直交している。
図2に示すように、第1電極部40に含まれる多数の第1導電体41の各々は、その配列方向(前記一方向)と交差する方向に線状に延びている。同様に、第2電極部45に含まれる多数の第2導電体46の各々は、その配列方向(前記他方向)と交差する方向に線状に延びている。とりわけ図示する例において、第1電極部40に含まれる各第1導電体41は、その配列方向(前記一方向)と直交する方向(前記他方向)に沿って直線状に延びており、第2電極部45に含まれる各第2導電体46は、その配列方向(前記他方向)と直交する方向(前記一方向)に沿って直線状に延びている。
本実施の形態において、第1電極部40に含まれる第1導電体41は、直線状に延びるライン部42と、ライン部42から膨出した膨出部43と、を有している。図示する例において、ライン部42は、第1導電体41の配列方向と交差する方向に沿って直線状に延びている。膨出部43は、基材フィルム32のフィルム面に沿ってライン部42から膨らみ出ている部分である。したがって、第1導電体41の幅は、膨出部43が設けられている部分において太くなっている。図2に示すように、本実施の形態において、第1導電体41は、膨出部43において平面視略正方形形状の外輪郭を有するようになっている。
第2電極部45に含まれる第2導電体46も、第1電極部40に含まれる第1導電体41と同様に構成されている。すなわち、第2電極部45に含まれる第2導電体46は、直線状に延びるライン部47と、ライン部47から膨出した膨出部48と、を有している。図示する例において、ライン部47は、第2導電体46の配列方向と交差する方向に沿って直線状に延びている。膨出部48は、基材フィルム32のフィルム面に沿ってライン部47から膨らみ出ている部分である。したがって、第2導電体46の幅は、膨出部48が設けられている部分において太くなっている。図2に示すように、本実施の形態において、第2導電体46は、膨出部48において平面視略正方形形状の外輪郭を有するようになっている。
なお、図2に示すように、基材フィルム32のフィルム面の法線方向から観察した場合(すなわち、平面視において)、第1電極部40に含まれる各第1導電体41は、第2電極部45に含まれる多数の第2導電体46と交差している。そして、第1電極部40の膨出部43は、第1導電体41上において、隣り合う二つの第2導電体46との交差点の間に配置されている。同様に、基材フィルム32のフィルム面の法線方向から観察した場合、第2電極部45に含まれる各第2導電体46は、第1電極部40に含まれる多数の第1導電体41と交差している。そして、第2電極部45の膨出部48も、第2導電体46上において、隣り合う二つの第1導電体41との交差点の間に配置されている。さらに、本実施の形態において、第1電極部40に含まれる第1導電体41の膨出部43と、第2電極部45に含まれる第2導電体46の膨出部48とは、基材フィルム32のフィルム面の法線方向から観察した場合に重ならないように配置されている。つまり、基材フィルム32のフィルム面の法線方向から観察した場合、第1電極部40に含まれる第1導電体41と第2電極部45に含まれる第2導電体46とは、各導電体41,46のライン部42、47のみにおいて交わっている。
また、基材フィルム32の一方の側の面32aおよび他方の側の面32bに、導電性を有した外部取り出し線36が形成されている。外部取り出し線36は、電極部40,45の各導電体41,46のそれぞれに対し、接触位置の検出方法に応じて一つまたは二つ設けられる。外部取り出し線36は、導電性を有した材料から形成されている。そして、各導電体41,46の両端に、対応する外部取り出し線36の一端がそれぞれ電気的に接続されている(図2参照)。また、各外部取り出し線36は、その他端において、外部導体の表示面12への接触位置を検出するように構成された検出制御部(図示しない)の検出回路に電気的に接続されている。つまり、電極部40,45の導電体41,46は、外部取り出し線36を介して、接触位置を検出する検出回路に電気的に接続されている。なお、外部取り出し線36は、基材フィルム32上において、非表示領域A2内を延びており、表示領域A1内を延びていない。したがって、外部取り出し線36は、透光性を有した材料から形成される必要はなく、高い導電性を有した金属、例えば銀や銅から形成され得る。
[変化例]
なお、本発明は、上記実施形態に限定されない。例えば、保護カバー12が、裏面周縁部に装飾部50を有していてもよい。装飾部50は、フィルムセンサ30の外部取り出し線36を隠蔽したり、製品名ロゴなどを表現したりするものである。装飾部50の形成手段としては、保護カバー12に直接印刷してもよいし、別途フィルムに印刷した加飾フィルムを貼り合せてもよい。また、フィルムセンサ30の一構成としてカラーレジストパターンを設け、これを装飾部50としてもよい。
また、第1実施形態では、第1導電体41および第2導電体46の材料として、ITOが例示されているが、酸化インジウム、アンチモン添加酸化錫、フッ素添加酸化錫、アルミニウム添加酸化亜鉛、カリウム添加酸化亜鉛、シリコン添加酸化亜鉛や、酸化亜鉛−酸化錫系、酸化インジウム−酸化錫系、酸化亜鉛−酸化インジウム−酸化マグネシウム系、酸化亜鉛、スズ酸化膜等の金属酸化物材料、あるいはスズ、銅、アルミニウム、ニッケル、クロムなどの金属材料を挙げることができ、これら2種以上を複合して形成してもよい。
また、第1実施形態では、第1導電体41および第2導電体46の材料として、カーボンナノチューブやカーボンナノホーン、カーボンナノワイヤ、カーボンナノファイバー、グラファイトフィブリルなどの極細導電炭素繊維や銀素材からなる極細導電繊維をバインダーとして機能するポリマー材料に分散させた複合材を用いることができる。ここでポリマー材料としては、ポリアニリン、ポリピロール、ポリアセチレン、ポリチオフェン、ポリフェニレンビニレン、ポリフェニレンスルフィド、ポリp−フェニレン、ポリ複素環ビニレン、PEDOT:poly(3,4−ethylenedioxythiophene)などの導電性ポリマーを採用することができる。また、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)、アクリル、ポリイミド、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、脂肪族環状ポリオレフィン、ノルボルネン系の熱可塑性透明樹脂などの非導電性ポリマーを採用することができる。
また、外部取り出し線36は、第1導電体41および第2導電体46と同じ材料でもよいし、銀ペーストなどを用いて形成してもよい。
また、第1実施形態では、基材フィルム32の両面に第1導電体41および第2導電体46を有しているが、本発明のフィルムセンサ30は、これに限定されない。例えば、片面に第1導電体を有する基材フィルムと、片面に第2導電体を有する別の基材フィルムとを貼り合せてもよい。さらに、基材フィルムの片面に第1導電体および第2導電体を有し、交差領域を絶縁層で絶縁したものでもよい。また、基材フィルムの片面に第1導電体のみ形成したものでもよい。
また、本発明の投影型の静電容量タッチセンサは、自己静電容量(Self Capacitance)方式、相互静電容量(Mutual Capacitance)方式のいずれでもよい。
本発明の技術内容および技術的特徴は上記のように開示したが、本発明が属する技術分野における当業者であれば、本発明の教示および開示に基づいて、本発明の技術的思想に違わない様々な置換および付加を行うことは可能である。したがって、本発明の保護範囲は実施例に開示するものに限定されることなく、本発明に違わない様々な置換および付加が含まれるものであるとともに、別紙の特許請求の範囲に含まれるものである。
5 指
10 入出力装置
12 保護カバー
12a プラスチック板
12b 超微細ガラス粒子
14 接着層
15 表示装置
19 接着層
20 プラスチックカバー付き静電容量タッチセンサ
30 フィルムセンサ
32 基材フィルム
32a 面(一方の側の面)
32b 面(他方の側の面)
36 外部取り出し線
40 第1電極部
41 第1導電体
42 ライン部
43 膨出部
45 第2電極部
46 第2導電体
47 ライン部
48 膨出部
50 装飾部

Claims (6)

  1. プラスチック板中に超微細ガラス粒子を分散して含有する保護カバーと、
    前記保護カバーの裏面に配置された静電容量方式のフィルムセンサと、
    前記保護カバーと前記フィルムセンサとの間に設けられ、両部材を貼り合わせる接着層と、
    を備えたことを特徴とするプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサ。
  2. 前記プラスチック板が、PMMA、PC又はCOPのいずれかの樹脂からなる請求項1記載のプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサ。
  3. 前記超微細ガラス粒子が、粒径0.3μm以下である請求項1又は請求項2のいずれかに記載のプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサ。
  4. 前記超微細ガラス粒子の分散度合が、5〜30%である請求項1〜3のいずれかに記載のプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサ。
  5. 前記フィルムセンサの基材フィルムが、PET、PC又はCOPのいずれかの樹脂からなる請求項1〜4のいずれかに記載のプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサ。
  6. 前記保護カバーが、裏面周縁部に装飾部を有する請求項1〜5のいずれかに記載のプラスチックカバー付き静電容量タッチセンサ。
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