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JP2013201108A - フラット回路体のコネクタ接続構造 - Google Patents

フラット回路体のコネクタ接続構造 Download PDF

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JP2013201108A
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Abstract

【課題】フラット回路体の接続操作を簡便にすると共に、部品点数を削減して、製造コストの低減を図ることのできるフラット回路体のコネクタ接続構造を提供すること。
【解決手段】フラット回路体10の先端部11に取り付けられるスライダ20は、フラット回路体10の先端部11を挿通させる回路体挿入孔23と、及び回路体挿入孔23に臨む弾性変形部に装備された回路体係止部とを一体形成した単位部品であり、フラット回路体10の先端部11が回路体挿入孔23に挿入された際に、先端部11に形成されているスライダ係合部に回路体係止部が係合することで、フラット回路体10がスライダ20に固定されるフラット回路体のコネクタ接続構造。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数の導体が所定のピッチで平面状に配列されたFPC(Flexible Printed Circuit)やFFC(Flexible Flat Cable)などのフラット回路体をコネクタに装備されている接続端子に接続させるフラット回路体のコネクタ接続構造に関する。
近年、デジタルカメラ、プリンタ、携帯電話機、パソコン等の各種電子機器の内部配線材として、上記のFPCやFFCなどのフラット回路体を使用することが増えている。
図19〜図21は、FPCやFFCなどのフラット回路体をプリント回路基板に搭載されているコネクタに接続するフラット回路体のコネクタ接続構造の従来例を示したものであり、下記特許文献1に開示されたものである。
このフラット回路体のコネクタ接続構造は、複数の導体が所定のピッチで平面状に配列されたフラット回路体110と、フラット回路体110の先端部111の近傍に取り付けられるスライダ120と、スライダ120が接続されるコネクタ130とを備えており、スライダ120を図19に矢印X1で示すようにコネクタ130に挿入してコネクタ130に接続することで、フラット回路体110をコネクタ130に接続する。
フラット回路体110は、図21に示すように、先端部111の下面111aに、複数の接続端子部112が所定の配列ピッチで露出している。
スライダ120は、図20及び図21に示すように、フラット回路体110の先端部111の上面に取り付けられるスライダ本体121と、フラット回路体110の下面側からスライダ本体121に取り付けられるカバー122と、を備えている。このスライダ120は、スライダ本体121とカバー122とでフラット回路体110の先端部111側を挟む形態に、フラット回路体110に取り付けられる。
スライダ本体121は、図20及び図21に示すように、回路体位置決め突起121aと、カバー係止部121bと、ハウジング結合部121cと、を備えている。
回路体位置決め突起121aは、図21に示すように、スライダ本体121の内面に突設された突起で、フラット回路体110の先端部111に形成された位置決め穴113に嵌合する。
回路体位置決め突起121aは、位置決め穴113に嵌合することで、フラット回路体110の幅方向(図21における矢印Y2方向)への移動を規制すると共に、長さ方向(図21における矢印X2方向)への移動を規制する。
カバー係止部121bは、スライダ本体121の幅方向の両端に装備された突起で、カバー122の幅方向の両端に装備された係合片122a上の係合穴122bと係合することで、カバー122を固定する。スライダ本体121に先端部111を位置決めした後、スライダ本体121にカバー122を固定することで、フラット回路体110はその厚み方向への移動も規制される。
ハウジング結合部121cは、図19に示すように、スライダ本体121の外面に延設された係止アーム1211に係止突起1212を突設した構造で、係止突起1212をコネクタ130に装備されたスライダ係止穴131に係合させることで、スライダ120をコネクタ130に固定する。
コネクタ130は、図19に示すように、スライダ120が挿入されるスライダ収容部132と、スライダ収容部132に挿入されたスライダ120上の係止突起1212と係合することによりスライダ120をコネクタ130に固定する前述のスライダ係止穴131と、スライダ収容部132に臨む位置に装備される端子配列部133と、を備えている。
端子配列部133には、複数の接続端子133aが規定の配列ピッチで配列されている。複数の接続端子133aは、スライダ120に取り付けられたフラット回路体110上の各接続端子部112に導通接続させる端子である。
スライダ収容部132は、その幅方向に対向する内側面134によってスライダ本体121の両側面の位置を規制することで、スライダ120の幅方向の位置決めを果たす。
以上に説明した特許文献1におけるフラット回路体のコネクタ接続構造では、フラット回路体110の先端部111に取り付けられたスライダ120をスライダ収容部132に挿入して、スライダ120をコネクタ130に接続することで、フラット回路体110の各導体をコネクタ130における端子配列部133の各接続端子に電気的に接続した状態にする。
特開2006−85989号公報
ところが、特許文献1に開示されたフラット回路体のコネクタ接続構造では、スライダ120がスライダ本体121とカバー122の2部品構成である。そのため、フラット回路体110の先端にスライダ本体121を固定する際には、フラット回路体110の上面側にスライダ本体121を位置決めする工程と、フラット回路体110の下面側にカバー122を位置決めすると共にスライダ本体121とカバー122とを互いに結合状態とする工程との2工程が必要で、構成部品の増加や、組立工程数の増加の原因となって、製造コストの高額化を招くという問題があった。
また、軽量化等を目的として、例えばスライダ120のカバー122の肉厚を薄肉化すると、スライダ120におけるフラット回路体110の接続強度が低下し、カバー122の変形等でコネクタとしての性能が低下するおそれがあった。そのため、スライダ120に対して、薄肉化による軽量化が図り難いという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、フラット回路体の接続工程を簡便にすると共に、部品点数を削減して、製造コストの低減を図ることのできるフラット回路体のコネクタ接続構造を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)複数の導体が所定のピッチで平面状に配列されたフラット回路体と、
前記フラット回路体の先端部に取り付けられるスライダと、
前記スライダが接続されるスライダ収容部と、前記スライダ収容部に臨む位置に装備されて前記スライダに取り付けられた前記フラット回路体上の各導体に接続する複数の接続端子が配列された端子配列部と、を備えてプリント回路基板に搭載される基板用コネクタと、
を備え、
前記スライダ収容部に前記スライダを接続することで、前記フラット回路体の各導体を前記端子配列部の各接続端子に電気的に接続した状態にするフラット回路体のコネクタ接続構造であって、
前記スライダは、
前記フラット回路体の先端部を挿通させる回路体挿入孔と、前記回路体挿入孔に挿通される前記フラット回路体に対して進退可能に前記回路体挿入孔内に臨んで配置される弾性変形部と、前記回路体挿入孔に挿入された前記フラット回路体と係合可能に前記弾性変形部に装備された回路体係止部と、が一体形成により備えられた単一部品であり、
前記フラット回路体の先端部には、前記回路体挿入孔に挿入された際に、前記回路体係止部と係合するスライダ係合部が備えられ、
前記回路体挿入孔に対して前記フラット回路体が挿通途中の状態では、前記弾性変形部が前記フラット回路体の表面又は端部から押圧力を受けて前記フラット回路体から離れる方向に弾性変形することで前記フラット回路体の挿通方向への移動が許容され、前記フラット回路体が挿通完了した状態では、前記弾性変形部の弾性復元力で前記弾性変形部が初期位置に戻ることで前記回路体係止部と前記スライダ係合部とが係合状態となって、前記フラット回路体が前記スライダに固定される
ことを特徴とするフラット回路体のコネクタ接続構造。
(2)前記スライダは、前記回路体挿入孔の一部を構成すると共に前記フラット回路体が挿通途中の状態では前記フラット回路体の端部に押圧されて前記フラット回路体の幅方向外側に弾性変位する前記弾性変形部としての可動部と、該可動部に形成された前記回路体係止部としての回路体係止孔と、を備え、
前記フラット回路体は、前記回路体挿入孔への挿通が完了したときに前記回路体係止孔に係合する前記スライダ係合部としてのスライダ係合突起を備える
ことを特徴とする上記(1)に記載のフラット回路体のコネクタ接続構造。
(3)前記スライダに可撓係止片が一体形成により装備されると共に、前記可撓係止片は、前記回路体挿入孔内に臨む内壁部から前記フラット回路体の挿入方向に沿って延出した前記弾性変形部としての弾性片と、前記弾性片の先端側から前記回路体挿入孔内に突出した前記回路体係止部としての係止突起と、を備え
前記フラット回路体は、スライダ係合部として、前記係止突起が係合するスライダ係合孔を備え、
前記スライダ係合孔と前記係止突起との係合によって、前記フラット回路体が前記スライダに固定されることを特徴とする上記(1)に記載のフラット回路体のコネクタ接続構造。
(4)前記スライダは、前記プリント回路基板に搭載された前記基板用コネクタに接続されると前記プリント回路基板の表面に面接触する底壁を備えると共に、前記底壁の内面が前記回路体挿入孔の内底面となるように前記回路体挿入孔が形成され、前記可撓係止片は前記底壁の内面と対向する内壁部に装備されていることを特徴とする上記(3)に記載のフラット回路体のコネクタ接続構造。
上記(1)の構成によれば、フラット回路体の先端部に取り付けられるスライダは、単一部品であるため、2部品で構成されたスライダを使用する従来のフラット回路体のコネクタ接続構造の場合と比較すると、部品点数を削減することができる。
また、フラット回路体は、その先端部を単一部品であるスライダの回路体挿入孔に挿通させると、挿通操作の完了時には、その先端部に装備されているスライダ係合部が回路体挿入孔内に臨んで配置される弾性変形部に装備された回路体係止部に係止されて、先端部にスライダが固定された状態になる。即ち、フラット回路体の先端部にスライダを固定する工程は、フラット回路体の先端部をスライダの回路体挿入孔に挿通させる1工程だけで良く、フラット回路体へのスライダの固定に2工程必要としていた従来のフラット回路体のコネクタ接続構造の場合と比較すると、組立工程を削減することもできる。
従って、上記(1)の構成によれば、フラット回路体の接続工程を簡便にすると共に、部品点数を削減して、製造コストの低減を図ることができる。
上記(2)の構成によれば、フラット回路体は、その先端部を単一部品であるスライダの回路体挿入孔に挿通させると、その先端部に装備されているスライダ係合部としてのスライダ係合突起が、回路体挿入孔内に臨んで配置されている弾性変形部としての可動部上の回路体係止部としての回路体係止孔に係止されて、先端部にスライダが固定された状態になる。即ち、フラット回路体の先端部にスライダを固定する工程は、フラット回路体の先端部をスライダの回路体挿入孔に挿通させる1工程だけで良く、フラット回路体へのスライダの固定に2工程必要としていた従来のフラット回路体のコネクタ接続構造の場合と比較すると、組立工程を削減することもできる。
上記(3)の構成によれば、フラット回路体は、その先端部を単一部品であるスライダの回路体挿入孔に挿通させると、その先端部にスライダ係合部として装備されているスライダ係合孔が、回路体挿入孔内に臨む内壁部からフラット回路体の挿入方向に沿って延出している弾性変形部としての弾性片上の回路体係止部としての係止突起に係止されて、先端部にスライダが固定された状態になる。即ち、フラット回路体の先端部にスライダを固定する工程は、フラット回路体の先端部をスライダの回路体挿入孔に挿通させる1工程だけで良く、フラット回路体へのスライダの固定に2工程必要としていた従来のフラット回路体のコネクタ接続構造の場合と比較すると、組立工程を削減することもできる。
従って、上記(3)の構成によれば、フラット回路体の接続工程を簡便にすると共に、部品点数を削減して、製造コストの低減を図ることができる。
上記(4)の構成によれば、フラット回路体の先端部に固定されるスライダは、基板用コネクタに接続した状態では、フラット回路体の下面を押さえる内底面を提供する底壁が、前記基板用コネクタを搭載しているプリント回路基板に面接触する。言い換えれば、スライダの底壁は、プリント回路基板が面接触して当該底壁の変形等を抑止する補強部材として機能するため、底壁を薄肉化してもフラット回路体の接続強度の低下を招かない。
従って、フラット回路体の接続強度を低下させずに、スライダにおける肉厚低減による軽量化を図ることができる。
本発明によるフラット回路体のコネクタ接続構造によれば、フラット回路体の先端部に取り付けられるスライダが単一部品であるため、スライダが2部品で構成される従来のフラット回路体のコネクタ接続構造の場合と比較すると、部品点数を削減することができる。また、フラット回路体の先端部をスライダの回路体挿入孔に挿通させる1工程で、フラット回路体の先端部をスライダに固定することができ、スライダの固定に2工程必要であった従来のフラット回路体のコネクタ接続構造の場合と比較すると、組立工程を削減することもできる。
従って、本発明によるフラット回路体のコネクタ接続構造によれば、フラット回路体の接続工程を簡便にすると共に、部品点数を削減して、製造コストの低減を図ることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明に係るフラット回路体のコネクタ接続構造の第1実施形態によってフラット回路体の先端部に固定したスライダがプリント回路基板上の基板用コネクタに接続された状態の斜視図である。 図1に示したスライダと基板用コネクタの分解斜視図である。 図2に示したフラット回路体とスライダの分解斜視図である。 図3のA−Aを断面にした一部断面斜視図である。 図1のB−Bを断面にした一部断面斜視図である。 図5に示した断面部分の拡大図である。 図4に示したフラット回路体の先端部がスライダの回路体挿入孔に挿入されている途中の状態を示す一部断面斜視図である。 フラット回路体の先端部が図7の状態から更に回路体挿入孔に押し込まれて、フラット回路体の先端部がスライダに固定された状態の一部断面斜視図である。 本発明に係るフラット回路体のコネクタ接続構造で使用されるフラット回路体の第2実施形態を示す斜視図である。 本発明に係るフラット回路体のコネクタ接続構造の第3実施形態のスライダとフラット回路体の平面図である。 図10のD矢視図である。 図11のE部拡大斜視図である。 図11のF−F断面図である。 図11のG矢視図である。 図10に示したスライダへのフラット回路体の挿入開始時の状態の平面図である。 図15の弾性変形部周辺の拡大斜視図である。 (a)はフラット回路体のスライダ係合部がスライダの回路体係止部に係合する前の状態を示す平面図、(b)はフラット回路体のスライダ係合部がスライダの回路体係止部に係合した状態の平面図である。 フラット回路体のスライダ係合部とスライダの回路体係止部との係合状態を示す平面図である。 従来のフラット回路体のコネクタ接続構造を採用したスライダとコネクタの分解斜視図である。 図19のスライダの分解斜視図である。 図19に示した各部品を逆側から視た斜視図である。
以下、本発明に係るフラット回路体のコネクタ接続構造の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図8は本発明に係るフラット回路体のコネクタ接続構造の第1実施形態を示したもので、図1は本発明の第1実施形態であるフラット回路体のコネクタ接続構造によってフラット回路体の先端部に固定したスライダがプリント回路基板上の基板用コネクタに接続された状態の斜視図、図2は図1に示したスライダと基板用コネクタの分解斜視図、図3は図2に示したフラット回路体とスライダの分解斜視図、図4は図3のA−Aを断面にした一部断面斜視図、図5は図1のB−Bを断面にした一部断面斜視図、図6は図5に示した断面部分の拡大図、図7は図4に示したフラット回路体の先端部がスライダの回路体挿入孔に挿入されている途中の状態を示す一部断面斜視図、図8はフラット回路体の先端部が図7の状態から更に回路体挿入孔に押し込まれて、フラット回路体の先端部がスライダに固定された状態の一部断面斜視図である。
この第1実施形態のフラット回路体のコネクタ接続構造は、図1〜図3に示すように、複数の導体が所定のピッチで平面状に配列されたフラット回路体10と、フラット回路体10の先端部11に取り付けられるスライダ20と、プリント回路基板30に搭載されてスライダ20が接続される基板用コネクタ40と、を備える。
基板用コネクタ40は、図2に示すように、スライダ20が嵌合接続されるスライダ収容部41と、端子配列部42と、を備えている。端子配列部42は、フラット回路体10上の各導体に接続する複数の接続端子が配列された部位で、スライダ収容部41に臨む位置(スライダ収容部41の内底部)に装備されている。また、基板用コネクタ40は、その上面に、ロック突起43を備えている。このロック突起43は、図1に示すように、スライダ20がスライダ収容部41に嵌合接続された際に、スライダ20の上面に装備されたロックアーム21と係合して、スライダ20を固定する。
この第1実施形態のフラット回路体のコネクタ接続構造は、フラット回路体10の先端に固定されたスライダ20をスライダ収容部41に接続することで、フラット回路体10の各導体を端子配列部42の各接続端子に電気的に接続した状態にする。
次に、本発明の特徴となる構成を有したスライダ20及びフラット回路体10について詳述する。
本実施形態におけるスライダ20は、従来技術欄に記載のスライダ本体121とカバー122の2部品構造と異なり、スライダ本体とカバーが一体成形されており、このスライダ20は、図3〜図6に示すように、底壁22と、回路体挿入孔23と、可撓係止片24と、を備えた単一部品である。
底壁22は、図5及び図6に示すように、スライダ20が基板用コネクタ40に接続されるとプリント回路基板30の表面に面接触する平坦な外壁部である。
回路体挿入孔23は、図4及び図5に示すように、フラット回路体10の先端部11を挿通させる空隙部である。回路体挿入孔23には、フラット回路体10の先端部11が、図3及び図4に矢印Cで示す方向に沿って挿入される。
この回路体挿入孔23は、挿入されたフラット回路体10にガタつきを無くすために、空隙の横断寸法が、フラット回路体10の横断面積に略等しく設定されている。また、回路体挿入孔23は、図4に示すように、底壁22の内面が当該回路体挿入孔23の内底面となるように、形成されている。従って、底壁22の内面は、回路体挿入孔23に挿入されたフラット回路体10の下面に面接触して、フラット回路体10を支える。
可撓係止片24は、図4に示すように、回路体挿入孔23内に臨む内壁部25からフラット回路体10の挿入方向に沿って延出する弾性片24aと、弾性片24aの先端側から回路体挿入孔23内に突出した係止突起24bと、を備えている。また、可撓係止片24が装備される内壁部25は、底壁22の内面と対向する壁部である。
可撓係止片24における弾性片24aは、回路体挿入孔23に挿通されるフラット回路体10に対して進退可能に回路体挿入孔23内に臨んで配置される弾性変形部である。
可撓係止片24における係止突起24bは、回路体挿入孔23に挿入されたフラット回路体10と係合可能に、弾性変形部である弾性片24aに装備された回路体係止部である。
フラット回路体10は、図3に示すように、先端部11にスライダ係合孔13を備えている。このスライダ係合孔13は、フラット回路体10の両側縁の絶縁体部に貫通形成された矩形の孔で、図7及び図8に示すように先端部11が回路体挿入孔23に挿入された際に、回路体係止部である係止突起24bと係合するスライダ係合部である。
本実施形態におけるフラット回路体のコネクタ接続構造では、図7に示すように回路体挿入孔23に対してフラット回路体10が挿通途中の状態では、弾性変形部である弾性片24aがフラット回路体10の表面又は端部から押圧力を受けてフラット回路体10から離れる方向に弾性変形することでフラット回路体10の挿通方向への移動が許容される。また、図8に示すようにフラット回路体10が挿通完了した状態では、弾性変形部である弾性片24aの弾性復元力で弾性片24aが初期位置に戻ることで回路体係止部である係止突起24bとスライダ係合部であるスライダ係合孔13とが係合状態となって、フラット回路体10がスライダ20に固定される。
以上に説明した第1実施形態のフラット回路体のコネクタ接続構造では、フラット回路体10の先端部11に取り付けられるスライダ20は、一体成形により形成される単一部品であるため、2部品で構成されたスライダを使用する従来のフラット回路体のコネクタ接続構造の場合と比較すると、部品点数を削減することができる。
また、フラット回路体10は、その先端部11を単一部品であるスライダ20の回路体挿入孔23に挿通させると、挿通操作の完了時には、その先端部11に装備されているスライダ係合部であるスライダ係合孔13が回路体挿入孔23内に臨んで配置される弾性変形部(弾性片24a)に装備された回路体係止部である係止突起24bに係止されて、先端部11にスライダ20が固定された状態になる。
即ち、フラット回路体10の先端部11にスライダ20を固定する工程は、フラット回路体10の先端部11をスライダの回路体挿入孔23に挿通させる1工程だけで良く、フラット回路体へのスライダの固定に2工程必要としていた従来のフラット回路体のコネクタ接続構造の場合と比較すると、組立工程を削減することもできる。
従って、以上に説明した第1実施形態のフラット回路体のコネクタ接続構造によれば、フラット回路体10の接続工程を簡便にすると共に、部品点数を削減して、製造コストの低減を図ることができる。
更に、以上に説明した第1実施形態のフラット回路体のコネクタ接続構造によれば、フラット回路体10の先端部11に固定されるスライダ20は、基板用コネクタ40に接続した状態では、図6に示したように、フラット回路体10の下面を押さえる内底面を提供する底壁22が、基板用コネクタ40を搭載しているプリント回路基板30に面接触する。言い換えれば、スライダ20の底壁22は、プリント回路基板30が面接触して当該底壁22の変形等を抑止する補強部材として機能するため、底壁22を薄肉化してもフラット回路体10の接続強度の低下を招かない。
従って、フラット回路体10の接続強度を低下させずに、スライダ20における肉厚低減による軽量化を図ることができる。
図9は、本発明に係るフラット回路体のコネクタ接続構造で使用するフラット回路体の第2実施形態を示したものである。
図9に示したフラット回路体10Aは、先端部11の両側縁部に形成するスライダ係合孔13を、貫通孔ではなく、外側に開放した切欠にしたものである。
即ち、本発明において、スライダとの結合のためにフラット回路体の先端部に形成するスライダ係合孔は、外周が閉じている孔、及び一側が開放している切欠、のいずれでも良い。
図10〜図14は本発明に係るフラット回路体のコネクタ接続構造の第3実施形態を示したもので、図10は本発明の第3実施形態におけるスライダとフラット回路体の平面図、図11は図10のD矢視図、図12は図11のE部拡大斜視図、図13は図11のF−F断面図、図14は図11のG矢視図である。
この第3実施形態のフラット回路体のコネクタ接続構造は、図10に示すように。複数の導体が所定のピッチで平面状に配列されたフラット回路体10Bと、フラット回路体10Bの先端部11に取り付けられるスライダ20Bと、を備える。この第3実施形態のフラット回路体のコネクタ接続構造の場合も、第1実施形態の場合と同様に、プリント回路基板30に搭載された基板用コネクタ40(図1及び図2参照)のスライダ収容部41にスライダ20Bを接続することで、フラット回路体10Bの各導体を端子配列部42の各接続端子に電気的に接続した状態にする。
この第3実施形態におけるスライダ20Bは、図11〜図14に示すように、フラット回路体10Bの先端部11を挿通させる回路体挿入孔23Bと、回路体挿入孔23B内に臨んで配置される左右一対の可動部26a,26bと、一対の可動部26a,26bに形成された回路体係止孔27a,27bと、が一体形成により備えられた単一部品である。
本実施形態の回路体挿入孔23Bは、フラット回路体10Bの先端部11の両側縁が挿通する一対の溝部231(図11及び図12参照)を有している。一対の溝部231は、図12に示すように、一対の可動部26a,26bにそれぞれ装備された溝である。これらの一対の溝部231は、フラット回路体10Bの先端部11の両側縁を収容する。
一対の可動部26a,26bは、回路体挿入孔23B内に臨んで、回路体挿入孔23Bの両側部に配置されて、回路体挿入孔23Bの一部を構成する。また、本実施形態における一対の可動部26a,26bは、回路体挿入孔23Bに挿通されるフラット回路体10Bに対して、フラット回路体10Bが挿通途中の状態ではフラット回路体10Bの端部に押圧されて、図10に矢印R1,R2で示すように、フラット回路体10Bの幅方向外側に弾性変位する弾性変形部である。一対の可動部26a,26bは、フラット回路体10Bの挿通が完了すると、弾性復元力で元の位置に復帰する。従って、一対の可動部26a,26bは、弾性により、フラット回路体10Bの幅方向に進退可能に装備されている。
本実施形態における一対の可動部26a,26bは、図10に示すように、スライダ20Bの本体部201への付け根部分261が、弾性変形し易いように細幅化されていて、該付け根部分261の弾性的な曲げ変形により、図10の矢印R1,R2方向への進退動作が可能になっている。
回路体係止孔27a,27bは、回路体挿入孔23Bに挿入されたフラット回路体10Bと係合可能に、弾性変形部である可動部26a,26bに装備された回路体係止部である。
フラット回路体10Bは、図10に示すように、先端部11に、スライダ係合突起15a,15bを備えている。スライダ係合突起15a,15bは、先端部11の左右の両側縁に突設された突起である。これらのスライダ係合突起15a,15bは、回路体挿入孔23Bへの挿通が完了したときに、スライダ20Bの回路体係止部である回路体係止孔27a,27bに係合するスライダ係合部である。
本実施形態の場合、図10に示すように、右側縁のスライダ係合突起15aの先端からの位置L1と、左側縁のスライダ係合突起15bの先端からの位置L2とは、異なる値に設定されている。即ち、左右のスライダ係合突起15a,15bは、装備位置がずらされている。このように、左右のスライダ係合突起15a,15bを、装備位置をずらして装備したことによって、フラット回路体10Bの左右逆転した誤組付けを防止することができる。
以上に説明した第3実施形態のフラット回路体のコネクタ接続構造では、フラット回路体10Bの先端部11にスライダ20Bを固定するには、図15及び図16に矢印Hで示すように、先端部11をスライダ20Bの回路体挿入孔23Bに、挿通させる。
回路体挿入孔23Bに対してフラット回路体10Bが挿通途中の状態では、弾性変形部である一対の可動部26a,26bがフラット回路体10Bの表面又は端部から押圧力を受けて、図17(a)に矢印G1,G2で示すように、フラット回路体10Bから離れる方向(フラット回路体10Bの幅方向外側)に弾性変形することで、フラット回路体10Bの挿通方向への移動が許容される。
また、フラット回路体10Bが挿通完了した状態では、図17(b)に示すように、弾性変形部である一対の可動部26a,26bが弾性復元力で初期位置に戻ることで、図18に示すように、回路体係止部としての回路体係止孔27a,27bとスライダ係合部としての一対のスライダ係合突起15a,15bとが係合状態となって、フラット回路体10Bが前記スライダ20Bに固定される。
以上に説明した第3実施形態におけるフラット回路体のコネクタ接続構造の場合も、フラット回路体10Bの先端部11に取り付けられるスライダ20Bは、単一部品であるため、2部品で構成されたスライダを使用する従来のフラット回路体のコネクタ接続構造の場合と比較すると、部品点数を削減することができる。
また、フラット回路体10Bは、その先端部11を単一部品であるスライダ20Bの回路体挿入孔23Bに挿通させると、挿通操作の完了時には、その先端部11に装備されているスライダ係合部としてのスライダ係合突起15a,15bが、回路体挿入孔23B内に臨んで配置されている弾性変形部としての可動部26上の回路体係止部としての回路体係止孔27a,27bに係止されて、先端部11にスライダ20Bが固定された状態になる。即ち、フラット回路体10Bの先端部11にスライダ20Bを固定する工程は、フラット回路体10Bの先端部11をスライダ20Bの回路体挿入孔23Bに挿通させる1工程だけで良く、フラット回路体10Bへのスライダ20Bの固定に2工程必要としていた従来のフラット回路体10Bのコネクタ接続構造の場合と比較すると、組立工程を削減することもできる。
更に、第3実施形態のフラット回路体のコネクタ接続構造の場合は、左右のスライダ係合突起15a,15bが、装備位置をずらして装備されていることによって、フラット回路体10Bの左右逆転した誤組付けを防止することもできる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るフラット回路体のコネクタ接続構造の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1]複数の導体が所定のピッチで平面状に配列されたフラット回路体(10B)と、
前記フラット回路体(10B)の先端部に取り付けられるスライダ(20B)と、
前記スライダ(20B)が接続されるスライダ収容部(41)と、前記スライダ収容部(41)に臨む位置に装備されて前記スライダ(20B)に取り付けられた前記フラット回路体(10B)上の各導体に接続する複数の接続端子が配列された端子配列部(42)と、を備えてプリント回路基板(30)に搭載される基板用コネクタ(40)と、
を備え、
前記スライダ収容部(41)に前記スライダ(20B)を接続することで、前記フラット回路体(10B)の各導体を前記端子配列部(42)の各接続端子に電気的に接続した状態にするフラット回路体のコネクタ接続構造であって、
前記スライダ(20B)は、
前記フラット回路体(10B)の先端部を挿通させる回路体挿入孔(23B)と、前記回路体挿入孔(23B)に挿通される前記フラット回路体(10B)に対して進退可能に前記回路体挿入孔(23B)内に臨んで配置される弾性変形部(24a)と、前記回路体挿入孔(23B)に挿入された前記フラット回路体(10B)と係合可能に前記弾性変形部に装備された回路体係止部と、が一体形成により備えられた単一部品であり、
前記フラット回路体(10B)の先端部には、前記回路体挿入孔(23B)に挿入された際に、前記回路体係止部と係合するスライダ係合部が備えられ、
前記回路体挿入孔(23B)に対して前記フラット回路体(10B)が挿通途中の状態では、前記弾性変形部が前記フラット回路体(10B)の表面又は端部から押圧力を受けて前記フラット回路体(10B)から離れる方向に弾性変形することで前記フラット回路体(10B)の挿通方向への移動が許容され、前記フラット回路体(10B)が挿通完了した状態では、前記弾性変形部の弾性復元力で前記弾性変形部が初期位置に戻ることで前記回路体係止部(27a,27b)と前記スライダ係合部(13)とが係合状態となって、前記フラット回路体(10B)が前記スライダ(20B)に固定される
ことを特徴とするフラット回路体のコネクタ接続構造。
[2]前記スライダ(20)は、前記回路体挿入孔(23B)の一部を構成すると共に前記フラット回路体(10B)が挿通途中の状態では前記フラット回路体(10B)の端部に押圧されて前記フラット回路体(10B)の幅方向外側に弾性変位する前記弾性変形部としての可動部(26a,26b)と、該可動部に形成された前記回路体係止部としての回路体係止孔(27a,27b)と、を備え、
前記フラット回路体(10B)は、前記回路体挿入孔(23B)への挿通が完了したときに前記回路体係止孔(27a,27b)に係合する前記スライダ係合部としてのスライダ係合突起(15a,15b)を備える
ことを特徴とする上記[1]に記載のフラット回路体のコネクタ接続構造。
[3]前記スライダ(20)に可撓係止片(24)が一体形成により装備されると共に、前記可撓係止片(24)は、前記回路体挿入孔(23)内に臨む内壁部から前記フラット回路体(10B)の挿入方向に沿って延出した前記弾性変形部としての弾性片(24a)と、前記弾性片(24a)の先端側から前記回路体挿入孔(23)内に突出した前記回路体係止部としての係止突起(24b)と、を備え
前記フラット回路体(10B)は、スライダ係合部として、前記係止突起(24b)が係合するスライダ係合孔(13)を備え、
前記スライダ係合孔(13)と前記係止突起(24b)との係合によって、前記フラット回路体(10)が前記スライダ(20)に固定されることを特徴とする上記[1]に記載のフラット回路体のコネクタ接続構造。
[4]前記スライダ(20)は、前記プリント回路基板(30)に搭載された前記基板用コネクタ(40)に接続されると前記プリント回路基板(30)の表面に面接触する底壁(22)を備えると共に、前記底壁(22)の内面が前記回路体挿入孔(23)の内底面となるように前記回路体挿入孔(23)が形成され、前記可撓係止片(24)は前記底壁(22)の内面と対向する内壁部に装備されていることを特徴とする上記[3]に記載のフラット回路体のコネクタ接続構造。
10,10B フラット回路体
11 先端部
13 スライダ係合孔(スライダ係合部)
20,20B スライダ
22 底壁
23,23B 回路体挿入孔
24 可撓係止片
24a 弾性片(弾性変形部)
24b 係止突起(回路体係止部)
25 内壁部
26a,26b 可動部(弾性変形部)
27a,27b 回路体係止孔(回路体係止部)
30 プリント回路基板
40 基板用コネクタ
41 スライダ収容部
42 端子配列部

Claims (4)

  1. 複数の導体が所定のピッチで平面状に配列されたフラット回路体と、
    前記フラット回路体の先端部に取り付けられるスライダと、
    前記スライダが接続されるスライダ収容部と、前記スライダ収容部に臨む位置に装備されて前記スライダに取り付けられた前記フラット回路体上の各導体に接続する複数の接続端子が配列された端子配列部と、を備えてプリント回路基板に搭載される基板用コネクタと、
    を備え、
    前記スライダ収容部に前記スライダを接続することで、前記フラット回路体の各導体を前記端子配列部の各接続端子に電気的に接続した状態にするフラット回路体のコネクタ接続構造であって、
    前記スライダは、
    前記フラット回路体の先端部を挿通させる回路体挿入孔と、前記回路体挿入孔に挿通される前記フラット回路体に対して進退可能に前記回路体挿入孔内に臨んで配置される弾性変形部と、前記回路体挿入孔に挿入された前記フラット回路体と係合可能に前記弾性変形部に装備された回路体係止部と、が一体形成により備えられた単一部品であり、
    前記フラット回路体の先端部には、前記回路体挿入孔に挿入された際に、前記回路体係止部と係合するスライダ係合部が備えられ、
    前記回路体挿入孔に対して前記フラット回路体が挿通途中の状態では、前記弾性変形部が前記フラット回路体の表面又は端部から押圧力を受けて前記フラット回路体から離れる方向に弾性変形することで前記フラット回路体の挿通方向への移動が許容され、前記フラット回路体が挿通完了した状態では、前記弾性変形部の弾性復元力で前記弾性変形部が初期位置に戻ることで前記回路体係止部と前記スライダ係合部とが係合状態となって、前記フラット回路体が前記スライダに固定される
    ことを特徴とするフラット回路体のコネクタ接続構造。
  2. 前記スライダは、前記回路体挿入孔の一部を構成すると共に前記フラット回路体が挿通途中の状態では前記フラット回路体の端部に押圧されて前記フラット回路体の幅方向外側に弾性変位する前記弾性変形部としての可動部と、該可動部に形成された前記回路体係止部としての回路体係止孔と、を備え、
    前記フラット回路体は、前記回路体挿入孔への挿通が完了したときに前記回路体係止孔に係合する前記スライダ係合部としてのスライダ係合突起を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のフラット回路体のコネクタ接続構造。
  3. 前記スライダに可撓係止片が一体形成により装備されると共に、前記可撓係止片は、前記回路体挿入孔内に臨む内壁部から前記フラット回路体の挿入方向に沿って延出した前記弾性変形部としての弾性片と、前記弾性片の先端側から前記回路体挿入孔内に突出した前記回路体係止部としての係止突起と、を備え
    前記フラット回路体は、スライダ係合部として、前記係止突起が係合するスライダ係合孔を備え、
    前記スライダ係合孔と前記係止突起との係合によって、前記フラット回路体が前記スライダに固定されることを特徴とする請求項1に記載のフラット回路体のコネクタ接続構造。
  4. 前記スライダは、前記プリント回路基板に搭載された前記基板用コネクタに接続されると前記プリント回路基板の表面に面接触する底壁を備えると共に、前記底壁の内面が前記回路体挿入孔の内底面となるように前記回路体挿入孔が形成され、前記可撓係止片は前記底壁の内面と対向する内壁部に装備されていることを特徴とする請求項3に記載のフラット回路体のコネクタ接続構造。
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