JP2013257671A - 場所評価システム、装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユーザが滞留した場所を表す滞留地情報とユーザのスケジュール情報とを合成してユーザの4W行動履歴データを生成し、かつこの4W行動履歴データをもとに各滞留地について3R行動データを生成する。この状態で特定ユーザが未知の訪問場所を入力した場合に、この未知の訪問場所に訪問済の他の複数のユーザの当該未知の訪問場所に対する特徴パラメータの平均を算出し、上記特定ユーザが訪問済の複数の場所の中から、その特徴パラメータが上記算出された他のユーザの特徴パラメータの平均と最も近い類似場所を選択して特定ユーザに提示する。そして、上記類似場所の提示後に、上記未知の訪問場所に対する特定ユーザの訪問の有無に応じて上記類似場所に対する評価値を更新する。
【選択図】図3
Description
第1の態様は、サーバ装置が、上記抽出された類似する訪問済の場所を表す情報と共に、当該類似する訪問済の場所に対する評価の入力を促す情報を利用者端末へ送信して利用者に提示する。そして、上記評価の入力を促す情報の提示に応答して利用者が入力した評価を表す情報を利用者端末から受信し、この受信した評価を表す情報をもとに上記類似する訪問済の場所に対する評価値を更新するように構成したものである。
[一実施形態]
(構成)
図1は、この発明の一実施形態に係る場所評価システムの全体構成を示す図である。本実施形態に係る場所評価システムは、サーバ装置SVを備え、それぞれユーザが使用する複数のユーザ端末MS1〜MSnを上記サーバ装置SVとの間で通信ネットワークNWを介して通信可能にしたものである。
未知場所入力処理部14は、Webブラウザを用いてサーバ装置SVの未知の訪問場所を入力するためのページを呼び出し、上記入力デバイス3により入力された未知の訪問場所を表す情報を上記サーバ装置SVへ送信する処理を行う。
すなわち、サーバ装置SVは、中央処理ユニット(CPU)を有する制御ユニット7と、通信ユニット8と、記憶ユニット9を備えている。
通信ユニット8は、上記通信ネットワークNWを介してユーザ端末MS1〜MSnとの間で情報通信を行うもので、通信プロトコルとしては例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が用いられる。
スケジュール管理処理部72は、スケジューラを有し、ユーザ端末MS1〜MSnにおける入力操作に応じて上記スケジューラによりユーザのスケジュール情報を作成し、この作成されたスケジュール情報をユーザIDと関連付けて上記スケジュールDB92に記憶させる処理を行う。
(1)動作の概要
本実施形態に係るシステム及びサーバ装置の動作の理解を容易にするため、具体的な動作説明に先立ち、図4を用いて動作の概要を説明する。
ユーザ端末MS1〜MSnにおいて、周辺に存在する店舗の一覧が表示されている状態、或いはユーザがWebページ上で訪問予定の店舗を選択しているとき、ある未知の店舗「店舗Q」をユーザが選択指定したとする。そうするとサーバ装置SVが、当該ユーザが過去に訪問したことのある店舗群(ライフログ)の中から、上記指定された未知の店舗「店舗Q」と特徴が類似する店舗「カフェB」を選択し、この選択した類似店舗「カフェB」を該当するユーザ端末に送信し表示させる。
なお、上記評価値を該当する店舗に通知することで、例えばユーザが次回「カフェB」に訪問した場合に、「カフェB」からユーザに対し割引サービスや粗品の供与、ポイントの割増といった、二次的なサービスを提供することが可能となる。
日常において、ユーザ端末MS1〜MSn及びサーバ装置SVでは、店舗の評価値を更新するために以下のような事前処理が行われる。図5はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
(2−1)滞在地履歴の管理
ユーザ端末MS1〜MSnでは、それぞれ滞在地計測部11により、予め設定された計測周期で自端末の滞在位置の計測処理が実行される。この滞在位置の計測処理は、GPS受信機5により受信されたGPS信号をもとに自端末の現在位置を表す緯度経度を算出し、この算出された緯度経度を計測日時と関連付けて滞在地DB6に格納することにより行われる。そして、この滞在地DB6に蓄積された滞在履歴情報のうち未送信の情報が、定期的又は任意のタイミングでサーバ装置SVへ送信される。
また、ユーザ端末MS1〜MSnにおいて、ユーザがスケジュールの登録要求操作を行うと、スケジュール入力処理部12の制御の下でWebブラウザが起動し、サーバ装置SVからスケジュール入力画面がダウンロードされる。そして、このスケジュール入力画面においてユーザが自身のスケジュールを入力すると、この入力されたスケジュール情報がサーバ装置SVへ送信される。
サーバ装置SVでは、上記滞在地DB91に新たな滞在地履歴情報が記憶されるごとに、滞留地データ生成処理部73により以下のように滞留地情報の生成処理が行われる。
すなわち、先ずステップS31において、上記滞在地DB91に蓄積された滞在履歴情報をもとに滞留条件を満たす滞在位置が抽出され、条件を満たす滞在位置が抽出された場合にこれが滞留地として認識される。滞留条件としては、例えば「予め指定した半径の円内に予め設定した一定時間以上連続して滞在している」が用いられる。より具体的には、半径20mの円内に連続して3分以上滞在していることが滞留条件として使用される。
なお、この滞留判定処理は、以下の文献に詳しく記載されている。
西野ほか、「滞在地遷移情報からの行動パターン抽出方式の検討」、情報処理学会研究報告、UBI,[ユビキタスコンピューティングシステム]、2008(110), pp.57-64, 2008.
次にステップS32において、緯度経度/住所・ランドマーク変換アプリケーションを用いて、上記滞留地として認識された滞在位置の緯度経度がランドマーク名に変換される。このとき、対応するランドマークが見つからない場合には、上記緯度経度に対応する住所に変換される。なお、上記緯度経度/住所・ランドマーク変換アプリケーションとしては、「knecht」、http://api.knecht.jp/geocoding等の汎用ツールが用いられる。
上記滞留地情報の生成が終了すると、サーバ装置SVではスケジュール・滞留地マッチング処理部74により以下のように4W行動データの生成処理が行われる。
すなわち、ステップS41において、上記滞留地DB93に記憶された滞留地情報の各々について、その滞留開始時刻及び終了時刻により表される時間帯が、スケジュールDB92に記憶された各スケジュール情報に含まれる各イベントの開始時刻及び終了時刻により表される時間帯と照合される。そして、この照合の結果、時間帯が対応する滞留地情報とイベント情報とが合成され、これにより日時(When)、目的(What)、滞留場所(Where)及び同行者(Who)からなる4W行動データが生成されて、4W行動DB94に記憶される(ステップS42)。
上記4W行動データが生成されると、続いてサーバ装置SVでは3R特徴量算出処理部75により3R特徴量の算出処理が行われる。
3R特徴量とは、4W行動DB94に記憶された4W行動データごとに、その目的(R1)、同行者(R2)及び場所(R3)のそれぞれについて定義された特徴パラメータの値のことである。図12はこの3R特徴パラメータとその算出基準を示したもので、R1:「目的」については特徴パラメータとして重要度、公私度及び珍しさ(非日常度)が、R2:「同行者」については特徴パラメータとして親密度と公私度が、またR3:「場所」については特徴パラメータとして馴染み度、重要度及び珍しさ(非日常度)がそれぞれ定義される。
いま、同行者Lとの総同行時間、及び同行者Lとの勤務時間帯の総同行時間長を以下のように定義すると、親密度(親近感)(closeness)、及び公私度(ここでは0をプライベート、1をビジネス度合いとする)(relationship)はそれぞれ下式により算出される。
いま、場所jへの総滞留時間長、ユーザ(利用者)の自宅から場所jまでの距離、場所jへの総滞留回数、現在時刻、場所jへのh回前の滞留日時、及び場所jへの平均滞留間隔をそれぞれ以下のように表すと、馴染み度(familiarity_j)、重要度(importance_j)及び珍しさ(rarely_j)はそれぞれ下式により算出される。
ユーザ端末MS1〜MSnにおいて、ユーザが未知の訪問先を入力すると、以後サーバ装置SV及びユーザ端末MS1〜MSnでは、以下のように訪問場所(例えば店舗)の評価値を更新する処理が行われる。図6はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
いま、例えばユーザ端末MS1において、そのユーザ(特定ユーザ)がWebブラウザを起動させて、店舗の紹介サイト等から店舗の一覧情報をダウンロードし、この店舗一覧において未知の訪問場所となる「店舗Q」を選択指定したとする(ステップS6)。そうすると、この特定ユーザにより未知の訪問場所として選択指定された「店舗Q」を表す情報は、ユーザ端末MS1からサーバ装置SVへ送信される。
サーバ装置SVでは、上記ユーザ端末MS1から未知の訪問場所である「店舗Q」を表す情報が受信されると、ステップS71において他ユーザ相対特徴量平均算出部76が起動され、この他ユーザ相対特徴量平均算出部76の制御の下で以下の処理が行われる。
すなわち、先ず3R行動DB95のR3テーブルから、上記受信された未知の訪問場所である「店舗Q」に対し訪問経験がある他の複数のユーザ(既知ユーザ)群が検索され、その相対特徴量RFj が読み出される。そして、この読み出された相対特徴量RFj について、上記既知ユーザ間の平均値が算出される。図13は、この既知ユーザ群の場所(R3)に関する相対特徴量RFj の平均値を算出する処理の一例を示したものである。
次にサーバ装置SVでは、ステップS72において等価性判定処理部77が起動され、この等価性判定処理部77の制御の下で、未知の「店舗Q」を入力した特定ユーザの訪問済の複数の店舗の中から、上記他ユーザ相対特徴量平均算出部76により算出された既知ユーザ群の相対特徴量RFj ,RFk ,RFL の平均値に対し最も等価性の高い訪問済店舗を選択する処理が、以下のように行われる。
続いてサーバ装置SVでは、類似場所提示処理部78により、上記等価性判定部77により選択された訪問済店舗「店舗P」を表す情報と、当該訪問済店舗「店舗P」に対する評価点の入力を促す情報を含む通知データが生成される。そして、この通知データは通信ユニット8から上記特定ユーザのユーザ端末MS1へ送信される(ステップS73)。ユーザ端末MS1では、上記通知データが受信されると、この通知データが評価入力処理部13の制御の下で表示デバイス4に表示される。
サーバ装置SVでは、上記通知データの送信後に、評価値更新処理部79の制御の下で、通知した訪問済店舗「店舗P」に対する評価値の更新処理が以下のように行われる。
すなわち、サーバ装置SVは上記通知データの送信後所定期間(例えば1週間)が経過した時点で、ステップS81により当該1週間内に特定ユーザの行動履歴データを参照し、特定ユーザが上記未知の訪問場所である「店舗Q」に実際に訪れたか否かを判定する。図17にこの行動発生の有無の判定処理の一例を示す。
以上詳述したように一実施形態では、事前処理として、ユーザ端末MS1〜MSnの滞在地履歴をもとにユーザが滞留した場所を表す滞留地情報を生成して、この滞留地情報とユーザのスケジュール情報とを合成してユーザの4W行動履歴データを生成する。続いてこの4W行動履歴データをもとに、各滞留地について目的(R1)、同行者(R2)及び場所(R3)のそれぞれについて定義された特徴パラメータを算出して3R行動データを生成する。そして、この状態で特定ユーザが未知の訪問場所を入力すると、この未知の訪問場所に訪問済の他の複数のユーザの当該未知の訪問場所に対する特徴パラメータの平均を算出し、上記特定ユーザが訪問済の複数の場所の中から、その特徴パラメータが上記算出された他のユーザの特徴パラメータの平均と最も近い類似場所を選択して、特定ユーザに提示する。そして、上記類似場所の提示後の一定期間に上記未知の訪問場所に対する特定ユーザの訪問の有無を監視し、訪問がなされた場合には上記類似場所に対する評価値を高めるようにしている。
前記一実施形態では、ユーザ端末MS1〜MSnは滞在地履歴情報を計測してこれをサーバ装置SVへ送り、サーバ装置SVがこの滞在地履歴情報をもとに滞留地データを生成し、さらにスケジュール情報を加味して4W行動履歴情報及び3R行動履歴情報を生成するようにした。しかし、これに限定されるものではなく、上記滞在地履歴情報を計測から4W行動履歴情報及び3R行動履歴情報の生成までの一連の事前処理をユーザ端末MS1〜MSnにおいて実行し、これにより生成された4W行動履歴情報及び3R行動履歴情報をサーバ装置SVへ送信するようにしてもよい。また、スケジュール情報についても、サーバ装置SVではなくユーザ端末MS1〜MSnにおいて作成し記憶するようにしてもよい。
Claims (13)
- サーバ装置と、このサーバ装置との間でネットワークを介して通信可能な利用者端末とを具備する場所評価システムであって、
前記利用者端末は、
利用者の行動履歴を表す情報を前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信する手段と、
前記利用者にとって未知の場所を表す情報の入力を受け付け、この受け付けた未知の場所を表す情報を前記ネットワークを介してサーバ装置へ送信する手段と
を備え、
前記サーバ装置は、
前記利用者端末から送信された利用者の行動履歴を表す情報を受信し、この受信された情報に基づく利用者の訪問済の場所を表す情報を利用者別にメモリに蓄積する手段と、
前記利用者端末から送信された前記未知の場所を表す情報を受信する手段と、
前記メモリに蓄積された情報から、前記受信された未知の場所を表す情報と類似する訪問済の場所を表す情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出された類似する訪問済の場所を表す情報を、前記ネットワークを介して利用者端末へ送信し利用者に提示する手段と、
前記類似する訪問場所を表す情報の提示後一定期間に前記利用者端末から送信される利用者の行動履歴を表す情報をもとに、前記未知の場所に対する利用者の訪問の有無を判定し、その判定結果をもとに前記提示した類似する訪問済の場所に対する評価値を更新する第1の更新手段と
を備えることを特徴とする場所評価システム。 - 前記サーバ装置は、
前記抽出された類似する訪問済の場所を表す情報と共に、当該類似する訪問済の場所に対する評価の入力を促す情報を前記ネットワークを介して利用者端末へ送信し、利用者に提示する手段と、
前記評価の入力を促す情報の提示に応答して利用者が入力した評価を表す情報を前記利用者端末から前記ネットワークを介して受信し、この受信した評価を表す情報をもとに前記類似する訪問済の場所に対する評価値を更新する第2の更新手段と
を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載の場所評価システム。 - 前記抽出手段は、
第1の利用者の利用者端末から未知の場所を表す情報を受信した場合に、前記メモリに蓄積された当該第1の利用者の訪問済の場所を表す情報の各々について、当該第1の利用者の訪問行動の特徴を表す情報を算出する第1の特徴算出手段と、
前記メモリに蓄積された他の第2の利用者の訪問済の場所を表す情報をもとに、前記受信された未知の場所を表す情報に対する当該第2の利用者の訪問行動の特徴の平均を表す情報を算出する第2の特徴算出手段と、
前記算出された第1の利用者の訪問行動の特徴を表す情報と、前記算出された第2の利用者の訪問行動の特徴の平均を表す情報とを比較し、その比較結果に基づいて、前記メモリに蓄積された第1の利用者の訪問済の場所を表す情報の中から、訪問行動の特徴を表す情報の類似度合いが最も高い第1の利用者の訪問済の場所を表す情報を選択する手段と
を有することを特徴とする請求項1又は2記載の場所評価システム。 - 前記第1及び第2の特徴算出手段は、
訪問行動の特徴を表すパラメータとして訪問の目的、同行者及び訪問場所の少なくとも一つを定義し、この定義された特徴パラメータについて、前記メモリに蓄積された情報をもとに、発生間隔及び開催場所の重要度に基づく訪問目的の重要度と、勤務時間帯の発生回数に基づく訪問目的の公私度と、発生回数及び発生間隔に基づく訪問目的の非日常度と、同行時間長に基づく同行者との新密度と、勤務時間帯における同行時間長に基づく同行者の公私度と、滞留時間長に基づく訪問場所への馴染みの度合いと、拠点からの距離及び滞留時間長に基づく訪問場所の重要度と、訪問回数及び訪問間隔及び馴染み度に基づく訪問場所の非日常度のうち少なくとも一つを利用することを特徴とする請求項3記載の場所評価システム。 - サーバ装置と、このサーバ装置との間でネットワークを介して通信可能な利用者端末とを具備するシステムにより実行される場所評価方法であって、
前記利用者端末が、利用者の行動履歴を表す情報を前記ネットワークを介して前記サーバ装置へ送信する過程と、
前記利用者端末が、前記利用者にとって未知の場所を表す情報の入力を受け付け、この受け付けた未知の場所を表す情報を前記ネットワークを介してサーバ装置へ送信する過程と、
前記サーバ装置が、前記利用者端末から送信された利用者の行動履歴を表す情報を受信し、この受信された情報に基づく利用者の訪問済の場所を表す情報を利用者別にメモリに蓄積する過程と、
前記サーバ装置が、前記利用者端末から送信された前記未知の場所を表す情報を受信する過程と、
前記サーバ装置が、前記メモリに蓄積された情報から、前記受信された未知の場所を表す情報と類似する訪問済の場所を表す情報を抽出する過程と、
前記サーバ装置が、前記抽出された類似する訪問済の場所を表す情報を、前記ネットワークを介して利用者端末へ送信し利用者に提示する過程と、
前記サーバ装置が、前記類似する訪問場所を表す情報の提示後一定期間に前記利用者端末から送信される利用者の行動履歴を表す情報をもとに、前記未知の場所に対する利用者の訪問の有無を判定し、その判定結果をもとに前記提示した類似する訪問済の場所に対する評価値を更新する第1の更新過程と
を具備することを特徴とする場所評価方法。 - 前記サーバ装置が、前記抽出された類似する訪問済の場所を表す情報と共に、当該類似する訪問済の場所に対する評価の入力を促す情報を前記ネットワークを介して利用者端末へ送信し、利用者に提示する過程と、
前記サーバ装置が、前記評価の入力を促す情報の提示に応答して利用者が入力した評価を表す情報を前記利用者端末から前記ネットワークを介して受信し、この受信した評価を表す情報をもとに前記類似する訪問済の場所に対する評価値を更新する第2の更新過程と
を、さらに具備することを特徴とする請求項5記載の場所評価方法。 - 前記抽出する過程は、
第1の利用者の利用者端末から未知の場所を表す情報を受信した場合に、前記メモリに蓄積された当該第1の利用者の訪問済の場所を表す情報の各々について、当該第1の利用者の訪問行動の特徴を表す情報を算出する第1の特徴算出過程と、
前記メモリに蓄積された他の第2の利用者の訪問済の場所を表す情報をもとに、前記受信された未知の場所を表す情報に対する当該第2の利用者の訪問行動の特徴の平均を表す情報を算出する第2の特徴算出過程と、
前記算出された第1の利用者の訪問行動の特徴を表す情報と、前記算出された第2の利用者の訪問行動の特徴の平均を表す情報とを比較し、その比較結果に基づいて、前記メモリに蓄積された第1の利用者の訪問済の場所を表す情報の中から、訪問行動の特徴を表す情報の類似度合いが最も高い第1の利用者の訪問済の場所を表す情報を選択する過程と
を有する請求項5又は6記載の場所評価方法。 - 前記第1及び第2の特徴算出過程は、
訪問行動の特徴を表すパラメータとして訪問の目的、同行者及び訪問場所の少なくとも一つを定義し、この定義された特徴パラメータについて、前記メモリに蓄積された情報をもとに、発生間隔及び開催場所の重要度に基づく訪問目的の重要度と、勤務時間帯の発生回数に基づく訪問目的の公私度と、発生回数及び発生間隔に基づく訪問目的の非日常度と、同行時間長に基づく同行者との新密度と、勤務時間帯における同行時間長に基づく同行者の公私度と、滞留時間長に基づく訪問場所への馴染みの度合いと、拠点からの距離及び滞留時間長に基づく訪問場所の重要度と、訪問回数及び訪問間隔及び馴染み度に基づく訪問場所の非日常度のうち少なくとも一つを利用することを特徴とする請求項7記載の場所評価方法。 - 利用者の行動履歴を表す情報及び当該利用者により入力された未知の場所を表す情報を送信する機能を備えた利用者端末との間で、ネットワークを介して通信可能なサーバ装置であって、
前記利用者端末から送信された利用者の行動履歴を表す情報を受信し、この受信された情報に基づく利用者の訪問済の場所を表す情報を利用者別にメモリに蓄積する手段と、
前記利用者端末から送信された前記未知の場所を表す情報を受信する手段と、
前記メモリに蓄積された情報から、前記受信された未知の場所を表す情報と類似する訪問済の場所を表す情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出された類似する訪問済の場所を表す情報を、前記ネットワークを介して利用者端末へ送信し利用者に提示する手段と、
前記類似する訪問場所を表す情報の提示後一定期間に前記利用者端末から送信される利用者の行動履歴を表す情報をもとに、前記未知の場所に対する利用者の訪問の有無を判定し、その判定結果をもとに前記提示した類似する訪問済の場所に対する評価値を更新する第1の更新手段と
を具備することを特徴とするサーバ装置。 - 前記抽出された類似する訪問済の場所を表す情報と共に、当該類似する訪問済の場所に対する評価の入力を促す情報を前記ネットワークを介して利用者端末へ送信し、利用者に提示する手段と、
前記評価の入力を促す情報の提示に応答して利用者が入力した評価を表す情報を前記利用者端末から前記ネットワークを介して受信し、この受信した評価を表す情報をもとに前記類似する訪問済の場所に対する評価値を更新する第2の更新手段と
を、さらに具備することを特徴とする請求項9記載のサーバ装置。 - 前記抽出手段は、
第1の利用者の利用者端末から未知の場所を表す情報を受信した場合に、前記メモリに蓄積された当該第1の利用者の訪問済の場所を表す情報の各々について、当該第1の利用者の訪問行動の特徴を表す情報を算出する第1の特徴算出手段と、
前記メモリに蓄積された他の第2の利用者の訪問済の場所を表す情報をもとに、前記受信された未知の場所を表す情報に対する当該第2の利用者の訪問行動の特徴の平均を表す情報を算出する第2の特徴算出手段と、
前記算出された第1の利用者の訪問行動の特徴を表す情報と、前記算出された第2の利用者の訪問行動の特徴の平均を表す情報とを比較し、その比較結果に基づいて、前記メモリに蓄積された第1の利用者の訪問済の場所を表す情報の中から、訪問行動の特徴を表す情報の類似度合いが最も高い第1の利用者の訪問済の場所を表す情報を選択する手段と
を備えることを特徴とする請求項9又は10記載のサーバ装置。 - 前記第1及び第2の特徴算出手段は、
訪問行動の特徴を表すパラメータとして訪問の目的、同行者及び訪問場所の少なくとも一つを定義し、この定義された特徴パラメータについて、前記メモリに蓄積された情報をもとに、発生間隔及び開催場所の重要度に基づく訪問目的の重要度と、勤務時間帯の発生回数に基づく訪問目的の公私度と、発生回数及び発生間隔に基づく訪問目的の非日常度と、同行時間長に基づく同行者との新密度と、勤務時間帯における同行時間長に基づく同行者の公私度と、滞留時間長に基づく訪問場所への馴染みの度合いと、拠点からの距離及び滞留時間長に基づく訪問場所の重要度と、訪問回数及び訪問間隔及び馴染み度に基づく訪問場所の非日常度のうち少なくとも一つを利用することを特徴とする請求項11記載のサーバ装置。 - 請求項9乃至請求項12のいずれかに記載のサーバ装置が具備する各手段が備える処理を、当該サーバ装置が備えるコンピュータに実行させるプログラム。
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